公開日 2024年10月24日
※これは速報版で、校正前原稿のため、正式な会議録ではありません。
令和6年八幡浜市議会9月定例会会議録第1号【速報版】
議事日程 第1号
令和6年9月2日(月) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
会期の決定
第3
報告第15号 令和5年度八幡浜市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
報告第16号 専決処分の報告について(令和6年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号))
報告第17号 専決処分の報告について(八幡浜市保内町川之石地区内において発生した落石事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
認定第 1号 令和5年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 令和5年度八幡浜市下水道事業会計決算の認定について
認定第 3号 令和5年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について
認定第 4号 令和5年度八幡浜市簡易水道事業会計決算の認定について
認定第 5号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について
議案第56号 八幡浜地区施設事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び八幡浜地区施設事務組合規約の変更について
議案第57号 八幡浜地区施設事務組合の財産処分に関する協議について
議案第58号 愛媛地方税滞納整理機構の共同処理する事務の変更及び規約の変更について
議案第59号 愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
議案第60号 松蔭地区公民館建設工事(建築主体工事)請負契約の締結について
議案第61号 八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第62号 八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第63号 八幡浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第64号 八幡浜市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について
議案第65号 令和6年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)
議案第66号 令和6年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第67号 令和6年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第68号 令和6年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第69号 令和6年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号)
議案第70号 令和6年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)
(提出者の説明)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期の決定
日程第3
報告第15号~報告第17号、認定第1号~認定第5号、議案第56号~議案第70号
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出席議員(16名)
1番 井 上 剛 君
2番 攝 津 眞 澄 君
3番 平 野 良 哉 君
4番 田 中 繁 則 君
5番 遠 藤 綾 君
6番 菊 池 彰 君
7番 西 山 一 規 君
8番 佐 々 木 加 代 子 君
9番 竹 内 秀 明 君
10番 平 家 恭 治 君
11番 石 崎 久 次 君
12番 樋 田 都 君
13番 新 宮 康 史 君
14番 上 田 浩 志 君
15番 宮 本 明 裕 君
16番 山 本 儀 夫 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 菊 池 司 郎 君
教育長 井 上 靖 君
代表監査委員 若 宮 髙 治 君
総務企画部長 藤 堂 耕 治 君
市民福祉部長 福 岡 勝 明 君
産業建設部長 垣 内 千代紀 君
市立病院事務局長 井 上 耕 二 君
総務課長 宇都宮 久 昭 君
税務課長 田 本 憲一郎 君
政策推進課長 松 良 喜 郎 君
財政課長 松 野 好 眞 君
社会福祉課長 二 宮 恭 子 君
子育て支援課長 河 野 光 徳 君
市民課長 倭 村 祥 孝 君
保内庁舎管理課長 二 宮 万裕美 君
生活環境課長 岡 本 正 洋 君
保健センター所長 明 禮 英 和 君
人権啓発課長 菊 池 和 幸 君
水産港湾課長 宮 岡 昭 彰 君
建設課長 宮 下 栄 司 君
農林課長 松 本 有 加 君
商工観光課長 萩 森 久 人 君
下水道課長 菊 池 利 夫 君
水道課長 山 本 覚 君
会計管理者 河 野 久 志 君
学校教育課長 梶 本 敎 仁 君
生涯学習課長 山 中 貞 則 君
監査事務局長 坂 井 浩 二 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 水 岡 能 成 君
事務局次長兼議事係長 窪 田 安 真 君
調査係長 黒 田 昌 利 君
書記 北 本 真紗美 君
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午前10時04分 開会
○議長(樋田 都君) おはようございます。
開会に先立ちまして、去る8月1日付で人事異動がありましたので、この際、新任課長の自己紹介をいたします。
(新任課長の自己紹介)
○議長(樋田 都君) 以上で新任課長の自己紹介を終わります。
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○議長(樋田 都君) ただいまより令和6年第4回八幡浜市議会定例会を開会いたします。
市長から今議会招集の挨拶があります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日、令和6年第4回市議会定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集賜り、厚くお礼を申し上げます。
初めに、大型の台風10号につきまして、この災害によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
本市においても大きな被害が予想されていましたが、現時点では人命に関わる被害の報告はなく、ひとまず安堵しているところです。
さて、去る8月12日には、八幡浜みなっとを舞台に第37回てやてやウエーブが開催されました。今回は、小・中学生の部から一般の部まで約1,280人の参加があり、来春に統合する旧市内の3中学校も熱いダンスを披露してくれました。中学生の部の優勝インタビューでは、松柏中学校の生徒会長が感極まっているシーンもあり、青春している子供たちの姿が印象に残っています。
また、8月15日には、真夏の夜の風物詩である第54回八幡浜みなと花火大会が開催され、約3,500発の花火が夜空を彩りました。八幡浜みなっと第2駐車場には屋台を楽しむ方の姿があふれており、夏の一大イベントを満喫いただいたものと思っています。
次に、去る8月19日から3日間、八幡市・八幡浜市交流事業として、市内の中学生18名が京都府八幡市を訪問しました。この八幡市は、飛行機の父・二宮忠八翁や八幡という地名でも当市と縁が深い市です。平成25年の開始以降、9回目を迎えた今回は、二宮忠八翁が創建した飛行神社の視察をはじめ、国宝石清水八幡宮の視察、八幡市の特産である竹を活用した竹あかりづくり体験などで交流を深めました。
また、今回の交流事業には私も同行し、昨年11月に市長に就任された八幡市の川田翔子市長にも御挨拶することができました。今後も文化交流等を通じて相互の魅力や価値を高め、両市の友好の翼をさらに広げていきたいと考えております。
それでは、定例会について申し上げます。
本定例会におきましては、報告3件、認定5件、条例4件、予算6件、その他5件、合わせて23件の御審議をいただくものでございます。
なお、先般の市幹部職員による不祥事についてですが、私は市の最高責任者として、副市長は職員の統括者として、教育長は直属の上司に当たる者として、それぞれ道義的責任を明確にする必要があると考えており、給料月額の10分の1、1か月分を減額する条例改正案を今議会に上程しております。
諸議案の内容等につきましては、後ほど御説明しますが、何とぞ慎重審議賜りまして御賛同いただきますようお願い申し上げます。
なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、弓道場建設事業の進捗状況についてほか2件について御説明申し上げ、議員の皆様の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願いします。
以上、申し述べまして、招集の挨拶とします。
○議長(樋田 都君) 議長において、この際、諸般の報告を行います。
6月定例会閉会後における諸般の報告については、タブレットにデータ配付しております報告書を持ってこれに代えます。
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○議長(樋田 都君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、タブレットにデータ配付してあるとおりであります。
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○議長(樋田 都君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において2番 攝津眞澄議員、15番 宮本明裕議員を指名いたします。
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○議長(樋田 都君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から10月7日までの36日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から10月7日までの36日間と決定いたしました。
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○議長(樋田 都君) 日程第3 報告第15号 令和5年度八幡浜市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてないし報告第17号 専決処分の報告について(八幡浜市保内町川之石地区において発生した落石事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、認定第1号 令和5年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の承認についてないし認定第5号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について、議案第56号 八幡浜地区施設事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び八幡浜地区施設事務組合規約の変更についてないし議案第70号 令和6年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)、以上23件を一括議題といたします。
初めに、市長より総括説明を願います。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 本日ここに、令和6年第4回市議会定例会を招集いたしまして、補正予算案をはじめ、当面する市政の重要案件について御審議をいただくわけであります。
各案件にわたります詳細につきましては、審議の過程で副市長並びに担当部課長から御説明申し上げることといたしまして、私はその概要と今の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様に一層の御理解と御協力をお願いする次第であります。
6月末から7月にかけて梅雨前線などによる大雨によって各地で災害が頻発しました。当市においても、梅雨末期の大雨の影響で、多くの地区で土砂の崩落や落石などが発生したことから、8月6日付で応急復旧のための予算を専決処分させていただいたところです。
秋田県、山形県など東北地方では、7月24日から27日頃にかけての大雨により、広い範囲で土砂災害や河川の氾濫などが発生し、死者・行方不明者4名、全壊や床上浸水など合わせて1,300棟以上の住宅被害が報告され、多くの道路、橋梁が破損するなど、甚大な被害が発生しました。
また、愛媛県内では、局地的な大雨により、7月12日未明に発生した松山城北側の斜面の一部が崩壊する災害で3名の方の命が失われ、付近の住宅にも土砂が流れ込み、多くの住民が避難生活を余儀なくされました。被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
これからの季節は、台風の接近による対策が必要となります。8月に発生した台風第5号においては、青森県や岩手県で記録的な総雨量を観測しており、土砂災害や洪水による浸水等の被害が発生しています。
市街地に土砂災害警戒区域等を多く抱える当市においても、同様な災害に対するより一層の警戒が必要であると強く感じたところです。
さて、今年の夏は7月の月平均気温が統計開始以降最も高かった昨年を上回る猛暑となり、9月に入ってもまだまだ暑い日が続いています。
テレビなどでも連日のように熱中症に対する注意喚起が行われていますが、今年度から過去に例のない危険な暑さ等により、熱中症による重大な健康被害が生ずるおそれがある場合に熱中症特別警戒アラートが発表されることとなりました。
熱中症特別警戒アラート発表期間中には、市町村が定めた指定暑熱避難施設クーリングシェルターを開放することとなっており、当市においても八幡浜庁舎をはじめ公共施設15か所、民間施設4か所を指定しています。
クーリングシェルターは、熱中症特別警戒アラートの発表時以外でも、屋外等で危険な暑さを感じた場合には、市民の皆様が避難する場所として利用できますので、熱中症予防に活用していただきたいと思います。
また、当市では、大塚製薬株式会社と締結した包括連携協定による官民協働事業の一環として、今年5月に八幡浜市熱中症対策健康会議を開催し、熱中症予防のための普及啓発について行政と民間が一緒に取り組むことなどを確認するとともに、市内の各施設へのポスター掲示のほか、学校や市の職員78名が熱中症対策アンバサダーの資格を取得し、熱中症予防啓発に取り組んでいます。
9月も熱中症に注意を要することから、市民の皆様におかれましても、熱中症について正しい理解を深めていただくとともに、熱中症警戒アラートが発表された場合には、屋外での活動を控え、小まめな水分補給や適切なエアコン使用など、積極的な予防行動と地域での高齢者や子供、障害がある方などへの声がけについて一層の御協力をお願いします。
近年の豪雨災害や猛暑など異常気象の頻発は世界規模となっており、温室効果ガスの排出量の増大による地球温暖化がその一因と言われています。
当市では、令和4年6月にゼロカーボンシティ宣言を行い、2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルの達成を目指して、これまで新エネルギー設備の導入に対する補助や市民スポーツセンターへの地中熱システムの導入など取組を進めてきました。
今年度は、生活環境課内に脱炭素推進室を設置し、推進体制を強化するとともに、令和5年度に策定した地球温暖化対策実行計画に基づき、公共施設の照明のLED化やEV充電インフラの整備、地区公民館のZEB化など、脱炭素社会の実現に向けて様々な事業に取り組んでいます。
また、先月の広報8月号において、環境をテーマに特集を掲載し、市民一人一人ができることなどの普及啓発を行ったところです。
これからも持続可能な地域社会の実現に向け、市民、事業者の皆様と協働して脱炭素化に取り組んでいきますので、次世代の子供たちによりよい地球環境を残していくために、皆様一人一人が少しずつでも環境に配慮した取組に御協力いただきますようお願いいたします。
さて、8月には、4年に1度のスポーツの祭典オリンピックがフランス・パリで開催され、世界中のトップアスリートたちによる熱戦が繰り広げられました。
今大会では、体操や柔道、レスリングなど、これまでにも実績のある競技だけでなく、フェンシング、やり投げ、馬術や新たに採用されたブレイキンなど、ふだんあまりなじみのない競技でも日本人選手のすばらしい活躍が相次ぎ、連日、日本中が大きく盛り上がりました。
また、スケートボード競技で大技に挑戦し、失敗した選手にも、皆が称賛の拍手を送り、爽やかに選手同士が交流する姿に象徴されるように、勝敗や順位といった結果以上に、国籍を問わず全ての選手が目標に向かってひたむきに努力し、全力で挑戦する姿にとても感動させられました。
八幡浜市から個人種目としては初のオリンピック出場を目指していた110メートルハードルの野本周成選手は、国内での最終選考レースで2位以内に入れず、惜しくも出場はかないませんでした。しかしながら、この種目で日本代表を争った選手が、本大会の決勝レースで5位に入賞するという非常にレベルの高い争いの中で、オリンピック出場まであと一歩というところまで迫ったことは、八幡浜市民として大変誇りに思います。決して恵まれた練習環境とは言えない中で、懸命に夢を追いかけてきた野本選手の挑戦に、心から賛辞を贈るとともに、今後のさらなる活躍をお祈りしたいと思います。
当市では、これまで市民ミュージカル公演を3回実施するとともに、市民が主体となって結成した劇団に対する支援など、文化・芸術活動を通じたシビックプライドの醸成や市民活動の活性化を図ってきました。
去る7月28日には、東温市の坊っちゃん劇場とネーミングライツのスポンサー契約を結ばれた株式会社TREASURY様から、観劇料と交通費の支援をいただき、同劇場にて公演中である日台野球交流100周年記念ミュージカルKANOの八幡浜市民貸切り公演を実施することができました。
この公演は、株式会社TREASURYの代表取締役社長である山下誠路様が八幡浜市の御出身であるという御縁から実現したもので、公演当日は173名の市民が観劇しました。中には初めてミュージカルを見たという方もおられ、出演者の歌やダンスのうまさ、声量の迫力などに多くの方が感銘を受け、ストーリーやお芝居の魅力だけでなく、ミュージカルならではの舞台との一体感に大変感動したといった感想もいただきました。私自身も2度目の観劇でしたが、見るたびに新たな発見や気づきがあり、本当にすばらしい公演であったと思います。八幡浜市民に対してこのような貴重な機会を御提供いただきましたことに、心より感謝を申し上げます。
次に、無電柱化プロジェクトについてであります。
JR八幡浜駅から八幡浜みなっと及び八幡浜港から八幡浜インターチェンジまでの無電柱化事業については、私の4期目の公約として、わくわくする八幡浜を実現するための未来を拓くプロジェクトの一つに位置づけ、重点的に推進を図ってきましたが、JR八幡浜駅から八幡浜みなっとの区間について、先般いよいよ本格的な工事が始まったところです。
今年度は、国道197号の八幡浜駅付近から旧丸栄かまぼこ付近及び県道八幡浜港線の江戸岡フジから三原産業付近での工事が予定されています。どちらも南側の車道や歩道にマンホールや電線管を埋設する工事を実施しますが、通行の安全を確保するため、当面は通行量の少ない夜間の工事が中心となります。
無電柱化が実現することで、地震発生時の電柱の倒壊による交通遮断や垂れ下がった電線による火災の発生を防止するなど、災害に強くなるだけでなく、歩道のスペースが広がり、快適性の高い空間となることや、町の景観が美しくなることによって地域の魅力向上、にぎわい創出など、経済の活性化にもつながることが期待されます。
この区間全体の完成までには、予算の都合にもよりますが、おおむね10年近くの非常に長い時間を要する見込みです。工事期間中は、交通規制や騒音の発生など、市民の皆様に御不便、御迷惑をおかけすることがあると思いますが、八幡浜市の未来のために重要な施策でありますので、御理解、御協力をお願いいたします。
それでは、今回提案の9月補正予算の主なものについて順次御説明します。
最初に、安全・安心なまちづくりについてであります。
元日の能登半島地震、4月17日の豊後水道を震源とする地震など、各地で地震の発生が相次ぐ中、8月8日に発生した日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震では、南海トラフ地震臨時情報、巨大地震注意が令和元年5月の運用開始以降初めて発表されました。
この臨時情報は、南海トラフ沿いの大規模地震発生の可能性が平常時に比べて相対的に高まったことを示し、大規模地震への備えを呼びかける情報となります。
市としましても、市民に対し、市のホームページや公式SNSで呼びかけを行いました。
その後、現在まで大規模な地震は発生しておりませんが、南海トラフ地震が発生する確率は依然として高い状態にあり、いつ地震が発生してもおかしくないことに変わりはありません。
地震発生時には、家具の転倒や収容物の落下によりけがをする事例が多く、さらには死亡につながる場合もあります。
また、避難や救助の妨げにもなることから、家具等の転倒防止は減災の面で非常に重要とされています。
そのため、当市ではこれまでも高齢者や障害者向けに家具等の固定器具の設置に関する補助を実施してきましたが、今回県と協調し、補助対象や内容を拡充し、新たな補助事業を創設することで市民の地震に対する備えを支援していきます。
また、神越ポンプ場建設工事に伴う残土の受入れなどにより、第2建設残土処理場の残土受け量が増加するため、工事費を増加するほか、向灘地区の農道の一部において数年前から地滑りの兆候があり、緩やかに沈下している箇所があるため、緊急地震災害防止対策事業債を活用し、地滑り対策工事を実施します。
次に、暮らしやすいまちづくりについてであります。
八幡浜港みらいプロジェクト関連の事業として、アウトドアブームをきっかけにニーズが高まりつつあるキャンピングカー用の有料駐車場を八幡浜みなっと内に整備し、さらなる交流人口の増加を図ります。
近年、道の駅やサービスエリア等でのお金のかからない車中泊から、有料でも便利で快適なRVパークの利用に傾向が変わってきており、駐車区画には100ボルトの電源を整備し、快適に安心して車中泊ができる場所として周知するため、日本RV協会が認定するRVパークとして施設登録します。
また、四国電力跡地プロジェクトについては、11月頃のオープンを目指し、マクドナルド八幡浜店の工事が着々と進んでいるところです。
隣接する旧松蔭保育所跡地には、栗野浦の八幡浜児童センターを移転新築する計画としており、今年度は地質調査や基本設計などの建設検討業務委託を行うとともに、旧松蔭保育所解体に係るアスベスト含有調査を実施します。
なお、令和7年度に旧松蔭保育所解体工事及び実施設計、令和8年度に本体工事を実施し、供用開始は令和9年4月を予定しています。
そのほか、八代中学校、愛宕中学校、松柏中学校の3校が統合し、令和7年4月に新たに誕生する八幡浜中学校については、新2・3年生に体操服やリボンなどを支給するとともに、校内各所にある校名や校章などの表記や表示をそれぞれ新たなものに修正するほか、生徒数の増加に伴う普通教室の空調設備やWi-Fi設備などの移設を行います。
次に、産業振興の取組についてであります。
国木地区においては、農地が急峻な上に、園内道が整備されておらず、効率的な農作業の妨げとなっていることから、県営事業により防除、運搬などの機械化を目指した区画整理や園内道の整備を行うための実施計画を策定します。これにより、耕作条件を改善し、優良園地の確保を図るとともに、農地の集積・集約化を推進することで担い手の確保につなげていきます。
舌田漁港区域内にある物揚げ場については、建設後約30年が経過しており、塩害等により著しい腐食が見られる状況であることから、漁業活動に支障を来さないよう対策工事を実施します。
八幡浜のにぎわい創出・観光誘客のツールとして令和4年度に販売を開始し、昨年度リニューアルを実施した八幡浜ちゃんぽんカップ麺ですが、展開していく中で、八幡浜、八幡浜ちゃんぽんの知名度向上がやはり課題であるということを再確認しました。そのため、昨年度同様に、主に県外を対象とした販促活動及びSNSを活用したキャンペーンを実施することで、八幡浜の知名度を向上させ、さらには全国から本場の味を求め八幡浜に来てもらえるような流れをつくります。
また、令和3年11月より、地域活性化起業人として日本航空株式会社から派遣されている職員1名については、八幡浜ちゃんぽんカップ麺の商品化やメディアを通じたPR活動、首都圏デパートでの大八幡浜展の開催、さらには現在計画中の八幡浜港みらいプロジェクトや四国電力跡地プロジェクトにも携わり、大きな成果を上げていただいていますが、当初の派遣期間が本年10月末で満了を迎えます。そのため、日本航空株式会社に派遣の延長を依頼した結果、令和7年3月31日までの5か月間の延長が決まりましたので、引き続きプロジェクト推進の中心として業務に当たっていただきます。
以上が9月補正予算案の概要であります。
この結果、一般会計6億6,059万8,000円の追加、特別会計3会計で5,154万9,000円の追加、企業会計2会期は収入の補正及び債務負担行為の設定のみで合計7億1,214万7,000円の追加を御提案申し上げるものです。
これらの財源としましては、前年度繰越金、地方交付税をはじめ、国県支出金、市債等、それぞれの事業施策に対応する額を計上しています。
以上、御説明申し上げました補正予算案等につきまして、慎重審議を賜りまして御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(樋田 都君) これより順次説明を求めます。
総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君) 議案書の1ページをお願いします。
報告第15号 令和5年度八幡浜市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について説明します。
これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、令和5年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を別冊になっております監査委員の審査意見をつけて報告するものです。
まず、1、健全化判断比率について説明します。
表の縦列の区分のうち、健全化判断比率は、本市の決算に基づく比率を示す項目であり、次の早期健全化基準は、この数値を超えると財政の早期健全化団体に入り、財政健全化が求められる基準です。
次の財政再生基準は、早期健全化基準よりさらに悪化した財政状況の基準で、旧法における財政再建団体となり、国などの強力な関与により確実な再生を図ることとなる基準です。
健全化判断比率は4つの指標から成ります。
実質赤字比率は、一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、5年度は実質赤字額がないため、ハイフンで表示しております。この比率の早期健全化基準は13.07%、財政再生基準は20%です。
次の連結実質赤字比率は、市の全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、5年度は連結実質赤字額がないため、ハイフンで表示しております。この比率の早期健全化基準は18.07%、財政再生基準は30%です。
次の実質公債費比率は、一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率で、3か年の平均値で算出します。令和4年度は9.4%でしたが、5年度は少し悪化して10.0%となりました。なお、この比率の早期健全化基準は25%、財政再生基準は35%です。
次の将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、令和4年度は48.8%でしたが、5年度は33.2%と、こちらの指標については大きく改善しました。なお、この比率の早期健全化基準は350%です。
続きまして、2、公営企業の資金不足比率について説明します。
資金不足比率は、公営企業ごとに算定する資金不足額の事業規模に対する比率であり、5年度は全ての公営企業会計で資金の不足額はないため、ハイフンで表示しており、この比率の経営健全化基準は20%です。なお、別冊で監査委員による審査意見書を配付していますので、御参照のほどお願いします。
以上でございます。
○議長(樋田 都君) 財政課長。
○財政課長(松野好眞君) 議案書3ページをお願いします。
報告第16号 専決処分の報告について御説明いたします。
本件は、令和6年6月から7月にかけての梅雨前線による大雨で被災した公共土木施設のうち、危険箇所の応急復旧や本復旧のために早急な対応が必要となる災害復旧関連の予算について補正する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により、令和6年8月6日付で専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。
データで配付しております令和6年度補正予算資料(8月専決・9月補正)の資料のほうで説明いたします。
資料の4ページをお願いします。
8月専決予算は、一般会計のみの補正で、一番上の行の真ん中あたり、今回補正額の欄にありますように、1,360万円を追加し、累計では、その右の合計欄のとおり、264億8,542万9,000円、一番下の行となりますが、全ての会計を合わせた予算総額は479億2,078万円となります。
5ページをお願いします。
補正予算の事業の概要について説明いたします。
道路災害復旧事業は、道路施設に係る災害復旧工事を行うもので、単独事業として、市道大平高野地線ほか25件において、道路上に堆積した崩土、落石等の撤去、測量設計業務等を行うものです。
6ページをお願いします。
8月専決予算に関する災害復旧事業の一覧表です。全て建設課所管分です。26件となります。
7ページから8ページには、今回の災害の被災箇所のうち、被害の大きかった箇所や特徴的な被害箇所の被災状況の写真を添付しております。先ほどの6ページのそれぞれの表の左端の番号と対応していますので、御参照ください。
説明は以上でございます。
○議長(樋田 都君) 産業建設部長。
○産業建設部長(垣内千代紀君) 議案書21ページをお願いします。
報告第17号 専決処分の報告について御説明します。
23ページをお願いします。
専決第10号 八幡浜市保内町川之石地区内において発生した落石事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により、令和6年8月21日に専決処分しましたので、同条第2項の規定により、これを報告します。
今回の事案は、令和5年8月14日午後1時頃、八幡浜市保内町川之石9番耕地11番地1の付近、市道和田町伊方線の路上において、走行中の相手方普通自動二輪車に市道脇斜面上で発生した落石が接触し、同車両が転倒したことで相手方が左足を負傷しました。このため、治療費、その他の通院などに係る損害賠償費用の全額を市が相手方に支払うこととした示談書の締結を行い、市の負担として24万6,409円の損害賠償額が決定したものです。なお、この損害賠償は、道路賠償責任保険で全額補填されます。
また、この事故に係る物損部分の車両修理代は、既に本年1月、相手方との間で示談が成立し、39万6,330円の損害賠償金を支払い済みで、2月の市議会臨時会において専決処分の報告を行っております。
以上です。
○議長(樋田 都君) 総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君) 議案書25ページをお願いします。
認定第1号 令和5年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について説明します。
本件は、地方自治法第233条第3項の規定により、一般会計及び特別会計8会計の歳入歳出決算について、監査委員の意見をつけて市議会の認定に付するものです。
別冊でお配りしております令和5年度主要な施策の成果説明書をお願いします。
まず、2ページないし3ページをお開き願います。
第1表各会計及び款別予算状況の一番上の区分欄を御覧ください。
一般会計については、通常の年であれば当初予算編成後は定例議会である6月補正、9月補正、12月補正、3月補正予算と、年間で4回程度の補正予算計上となりますが、令和5年度につきましても、エネルギー価格、物価高騰対策などのため、そこにありますように、専決処分、臨時議会等により補正予算を編成させていただいた結果、令和2年度の13回、3年度の12回、4年度の9回に続いて10回の補正予算措置を講じたところです。
次の4ページをお願いします。
第2表令和5年度各会計決算額で説明します。
まず、一般会計は、一番上の行にありますように、予算額247億5,609万円に対して、歳入総額234億2,514万4,000円、執行率94.6%、歳出総額222億5,660万4,000円、執行率89.9%で、収支差引き11億6,854万円となっております。
また、下の第3表実質収支と単年度収支の一番上の行にありますように、B欄の翌年度へ繰り越すべき財源1億5,610万9,000円を差し引いた実質収支は、その右のC欄のとおり、10億1,243万1,000円の黒字決算となっております。
次に、特別会計8会計について説明します。
また、上の第2表をお願いします。
第2表の下から2行目の特別会計小計欄にありますように、予算額107億9,745万6,000円に対して、歳入総額99億2,096万1,000円、執行率91.9%、歳出総額98億2,916万1,000円、執行率91.0%となっております。
収支差引きは、右から2列目のD欄の上から4つ目となりますが、国民健康保険事業2,765万4,000円、その下、後期高齢者医療1,895万5,000円、その下、介護保険4,519万1,000円となっており、それ以外の特別会計は収支差引きゼロとなっております。
また、その右の列の備考欄については、一般会計からの繰入金を記載しており、国民健康保険事業など5会計で総額13億4,679万5,000円となっております。
なお、詳細な決算内容につきましては、この主要な施策の成果説明書のほか、別冊でお配りしております令和5年度歳入歳出決算書及び監査委員による決算審査意見書を御参照願います。
以上でございます。
○議長(樋田 都君) 産業建設部長。
○産業建設部長(垣内千代紀君) 議案書の27ページをお開き願います。
認定第2号 令和5年度八幡浜市下水道事業会計決算の認定について御説明します。
別冊でお配りしております八幡浜市下水道事業会計決算書を御覧ください。
1ページをお開き願います。
まず、(1)収益的収入及び支出について御説明します。
収入の部、下水道事業収益は、予算額16億6,701万9,000円に対し、決算額16億7,489万5,308円、執行率は100.5%です。
一方、支出の部、下水道事業費用は、予算額16億3,403万円に対し、決算額16億392万9,582円、執行率は98.2%です。
なお、収支状況の対前年度比較を33ページと34ページに掲載していますので、後ほど御参照願います。
2ページをお願いします。
続きまして、(2)資本的収入及び支出について御説明します。
資本的収入は、予算額8億4,818万8,000円に対し、決算額6億2,243万1,354円、翌年度への繰越分を除いた実質的な執行率は98.1%です。
次に、資本的支出は、予算額14億67万1,000円に対し、決算額11億7,443万1,818円、翌年度への繰越分を除いた実質的な執行率は99.0%です。
なお、令和5年度に実施した主な事業は、管路及び八幡浜浄化センターのストックマネジメント事業、神越ポンプ場建設工事などです。
また、欄外に記載のとおり、収入の不足は当年度分損益勘定留保資金などで補填しています。
次に、3ページの損益計算書について御説明します。
下から3行目、当年度純利益は6,348万1,139円で、前年度に比べ大きく減少していますが、これは経営状況の明確化を目的に、一般会計繰入金の一部を収益的収入から資本的収入に振り替えたためです。
この当年度純利益に、その下の前年度繰越利益剰余金1億615万4,197円を加えた当年度未処分利益剰余金は、一番下の行のとおり、1億6,963万5,336円となります。
なお、1ページ、2ページの決算報告書は、予算に合わせて消費税込みの金額ですが、3ページ以降は消費税抜きの金額となっていますので、御留意願います。
また、4ページ以降には、剰余金計算書、貸借対照表などを添付していますので、別添の公営企業決算審査意見書と併せて御参照願います。
続きまして、議案書の29ページをお開き願います。
認定第3号 令和5年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について御説明します。
別冊でお配りしております八幡浜市水道事業会計決算書を御覧ください。
1ページをお開き願います。
まず、(1)収益的収入及び支出について御説明します。
収入の部、水道事業収益は、予算額9億2,291万1,000円に対し、決算額9億1,544万4,560円、執行率は99.2%です。
一方、支出の部、水道事業費用は、予算額8億9,526万5,000円に対し、決算額8億1,176万6,160円、執行率は90.7%です。
なお、収支状況の対前年度比較を26ページと27ページに掲載していますので、後ほど御参照願います。
2ページをお願いします。
続きまして、(2)資本的収入及び支出について御説明します。
資本的収入は、予算額8億9,769万円に対し、決算額4億6,513万780円、翌年度への繰越分を除いた実質的な執行率は99.3%です。
次に、資本的支出は、予算額10億9,805万9,000円に対し、決算額4億4,497万579円、翌年度への繰越分を除いた実質的な執行率は93.7%です。
なお、令和5年度に実施した主な事業は、上水道老朽管等更新事業、高野地地区未普及地域等解消事業、愛宕第4配水池整備事業などです。
また、欄外に記載のとおり、収入の不足は過年度分損益勘定留保資金などで補填しています。
次に、3ページの損益計算書について御説明します。
下から3行目、当年度純利益は8,906万4,113円で、給水人口の減少に伴い厳しい経営状況が続いていますが、経費節減に努めた結果、令和5年度も黒字決算を維持することができました。
この当年度純利益に、その下の前年度繰越利益剰余金5,711万3,145円を加えた当年度未処分利益剰余金は、一番下の行のとおり、1億4,617万7,258円となります。
なお、1ページ、2ページの決算報告書は、予算に合わせて消費税込みの金額ですが、3ページ以降は消費税抜きの金額となっていますので、御留意願います。
また、4ページ以降には、剰余金計算書、貸借対照表などを添付していますので、別添の公営企業決算審査意見書と併せて御参照願います。
続きまして、議案書の31ページをお開き願います。
認定第4号 令和5年度八幡浜市簡易水道事業会計決算の認定について御説明します。
こちらも別冊でお配りしております八幡浜市簡易水道事業会計決算書を御覧ください。
1ページをお開き願います。
まず、(1)収益的収入及び支出について御説明します。
収入の部、簡易水道事業収益は、予算額2,239万3,000円に対し、決算額2,194万4,698円、執行率は98.0%です。
一方、支出の部、簡易水道事業費用は、予算額2,239万3,000円に対し、決算額1,942万2,661円、執行率は86.7%です。
なお、収支状況の対前年度比較を18ページと19ページに掲載していますので、後ほど御参照願います。
2ページをお願いします。
続きまして、(2)資本的収入及び支出について御説明します。
資本的収入は、予算額2,474万9,000円に対し、決算額1,139万7,160円、翌年度への繰越分を除いた実質的な執行率は98.7%です。
次に、資本的支出は、予算額2,474万9,000円に対し、決算額1,147万7,160円、翌年度への繰越分を除いた実質的な執行率は100%です。
なお、令和5年度に実施した主な事業は、高野地地区管路布設工事です。
また、欄外に記載のとおり、収入の不足は過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填しています。
次に、3ページの損益計算書について御説明します。
下から3行目、当年度純利益は175万4,230円で、これは主に他会計補助金と支出額の差によるものです。
この当年度純利益に、その下の前年度繰越利益剰余金45万8,103円を加えた当年度未処分利益剰余金は、一番下の行のとおり、221万2,333円となります。
なお、1ページ、2ページの決算報告書は、予算に合わせて消費税込みの金額ですが、3ページ以降は消費税抜きの金額となっておりますので、御留意願います。
また、4ページ以降には、剰余金計算書、貸借対照表などを添付していますので、別添の公営企業決算審査意見書と併せて御参照願います。
以上です。
○議長(樋田 都君) 市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(井上耕二君) 議案書33ページをお開き願います。
認定第5号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について説明します。
別冊でお配りしております市立八幡浜総合病院事業会計決算書を御覧ください。
1ページをお願いします。
収益的収入及び支出について説明します。
収入の部、病院事業収益は、予算額52億3,101万7,000円に対し、決算額47億3,758万3,469円、執行率は90.6%です。
次に、支出の部、病院事業費用は、予算額50億8,141万円に対し、決算額47億7,115万5,919円、執行率は93.9%です。
なお、収支状況の対前年度比較を28ページと29ページに掲載していますので、後ほど御参照願います。
2ページをお願いします。
資本的収入及び支出について説明します。
資本的収入は、予算額12億6,200万4,000円に対し、決算額7億8,788万7,000円、翌年度への繰越分を除いた実質的な執行率は100.6%です。
次に、資本的支出は、予算額14億767万3,400円に対し、決算額9億2,318万8,017円、翌年度への繰越分を除いた実質的な執行率は99.4%です。
また、欄外に記載のとおり、収入の不足は当年度分損益勘定留保資金などで補填しています。
3ページをお願いします。
損益計算書について説明します。
下から4行目、当年度純損益につきましては、3,435万1,956円の赤字となっております。収益が前年度から大幅な減少となりましたが、これは患者数の減少及び新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬の特例措置の縮小、廃止そして新型コロナウイルス感染症が2類から5類に移行したことに伴い、国からの病床確保料補助金が縮小したことなどが主な要因です。
なお、1ページ、2ページの決算報告書は、予算に合わせて消費税込みの金額ですが、3ページ以降は消費税抜きの金額となっていますので、御留意願います。
5ページをお願いします。
欠損金処理計算書案です。
一番右の列の一番上になりますが、令和5年度の当年度純損失3,435万1,956円が未処理欠損金となりますが、これについては、下から2行目のとおり、剰余金の処分等に関する条例に基づき利益積立金をもって埋めることで、一番下、繰越欠損金はゼロとなります。
6ページ以降には、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書などを添付していますので、別添の公営企業決算審査意見書と併せて御参照願います。
以上です。
○議長(樋田 都君) 休憩いたします。
午前11時05分 休憩
―――――――――――――――――――――
午前11時16分 再開
○議長(樋田 都君) 再開いたします。
総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君) 議案書35ページをお願いします。
議案第56号 八幡浜地区施設事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び八幡浜地区施設事務組合規約の変更について説明します。
本件は、令和7年3月31日をもって八幡浜地区施設事務組合の構成団体である西予市を脱退させ、それに基づく同組合規約を変更するためには、地方自治法第290条の規定により、関係地方公共団体の議会の議決を経る必要があることから、本議案を提案するものです。
37ページをお願いします。
改正の内容について説明します。
第2条の改正は、組合を組織する地方公共団体から西予市を除くための改正です。
第3条の改正は、三瓶地区に関するただし書を削除し、第3号で医療法の改正に伴う診療所定義の条ずれを改めるものです。
第5条の改正は、議員定数について、総数を1人減の14人とし、市町ごとの内訳については、伊方町を1人増の5人に改めるものです。
38ページをお願いします。
別表は、各事業における八幡浜市、伊方町の負担割合を改正するものです。
第2項第1号特別養護老人ホームと第2号1次救急休日・夜間診療所は人口割とし、第3項の消防事業については、経常経費と事業費1,000万円以上の投資的経費で均等割と基準財政需要額割の比率を変えております。
また、その下の備考の第1項で人口割の定義を、第2項で基準財政需要額割の定義を定めております。
なお、39ページ、附則において、施行期日と適用区分を定めております。
続きまして、議案書41ページをお願いします。
議案第57号 八幡浜地区施設事務組合の財産処分に関する協議について説明します。
本件は、令和7年3月31日をもって西予市が八幡浜地区施設事務組合を脱退することに伴う財産処分について、関係市町との協議の上定めるためには、地方自治法第290条の規定により、関係地方公共団体の議会の議決を経る必要があることから、本議案を提案するものです。
43ページをお願いします。
八幡浜地区施設事務組合の財産のうち、西予市に帰属させるものは、1、建物として消防署第三分署庁舎を、2、現金として、(1)令和5年度の特別養護老人ホーム事業特別会計に係る負担金のうち、西予市が負担した金額、(2)令和6年度消防事業特別会計に係る負担金のうち、高規格救急自動車、高度救命用資機材購入費、仮称ではありますが、伊方署建設工事と第一分署移転先改修工事に要した費用として西予市が負担した金額としております。
続きまして、議案書45ページをお願いします。
議案第58号 愛媛地方税滞納整理機構の共同処理する事務の変更及び規約の変更について説明します。
本件は、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律の施行に伴い、愛媛地方税滞納整理機構の共同処理する事務を変更し、同機構規約を変更するためには、地方自治法第290条の規定により、関係地方公共団体の議会の議決を経る必要があることから、本議案を提案するものです。
47ページをお願いします。
改正の内容は、改正後の第3条第1号のとおり、愛媛地方税滞納整理機構の共同処理する事務に森林環境税の滞納処分などを加えるものです。
なお、附則において、この規約は愛媛県知事の許可のあった日から施行することとしております。
以上でございます。
○議長(樋田 都君) 市民福祉部長。
○市民福祉部長(福岡勝明君) 議案書49ページをお願いします。
議案第59号 愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更について説明します。
今回の議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、本年12月2日以降、現行の被保険者証は廃止され、新たに発行されなくなることから、被保険者証等の用語を使用している当広域連合規約を変更するものです。
なお、当広域連合規約の変更を行う場合には、地方自治法第291条の11の規定により、関係地方公共団体の議会の議決を経る必要があることから、今議会に議案として提出するものです。
51ページをお願いします。
規約改正の内容については、広域連合規約第4条において規定する広域連合が処理する事務を高齢者の医療の確保に関する法律及び同法に基づく命令に基づき後期高齢者医療広域連合が行うものとされた後期高齢者医療の事務及びそれに付随する事務に改め、市長の処理する事務を定めている別表第1を削除します。
また、第17条第2項中の別表第2を別表に改めます。
なお、附則において、この規約は令和6年12月2日から施行するものとしています。
説明は以上です。
○議長(樋田 都君) 総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君) 議案書53ページをお願いします。
議案第60号 松蔭地区公民館建設工事(建築主体工事)請負契約の締結について説明します。
本件は、去る8月20日、松蔭地区公民館建設工事(建築主体工事)の一般競争入札を執行し、その結果、5億8,575万円、落札率99.8%で八幡浜市郷1番耕地12番地1、堀田建設株式会社が落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものです。
それでは、タブレットのほうへデータでお送りしております議案説明資料を御準備願います。
1ページをお願いします。
参考資料としまして、1ページに工事概要、2ページに入札結果調書、3ページに敷地配置図及び付近見取図、4ページから6ページにかけて1階、2階、屋上の平面図、7ページに外観イメージ図を添付しておりますので、御参照願います。
1ページにお戻り願います。
まず、この工事は、8、工事概要のところにありますように、松蔭地区公民館と附帯する陶芸室、倉庫棟の建設工事に係る建築主体工事です。
公民館部分はRC造2階建て、延べ床面積1,121.98平方メートル、陶芸室は木造平家建て、延べ床面積47.32平方メートル、倉庫棟は木造平家建て、延べ床面積48.37平方メートルとなっています。
なお、その下の9、全体工事のところに参考として載せておりますが、この建築主体工事のほかに電気設備工事、機械設備工事を別途実施する予定です。
続きまして、議案書55ページをお願いします。
議案第61号 八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
この改正は、令和6年6月4日に、器物損壊と住居侵入の疑いで逮捕された市幹部職員による不祥事により、市政に対する市民の信頼を著しく損なう結果を招いたことに鑑み、市の最高責任者である市長、職員の統括者である副市長並びに教育委員会の直属の上司である教育長の道義的責任を明確にするため、改正後の附則第3項のとおり、令和6年10月1日から令和6年10月31日までの1か月間の給料をそれぞれ100分の10減額するものです。
以上でございます。
○議長(樋田 都君) 市民福祉部長。
○市民福祉部長(福岡勝明君) 議案書57ページをお願いします。
議案第62号 八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
今回の条例改正は、本年12月2日以降、現行の被保険者証が廃止されることに伴い、国民健康保険法第127条第1項から被保険者証の返還に応じない者に対する過料の規定が削られることとなったため、同項に基づく条例第12条からも対応する箇所を削除するよう変更するものです。
なお、附則第1項において、この条例は令和6年12月2日から施行するものとし、第2項で経過措置として、施行日前にした行為に対する罰則の適用、また12月2日時点で現に被保険者証を交付されている者が保険税を納付しない場合における被保険者証の返還、それに応じない場合の罰則の適用については、なお従前の例によることと規定しています。
続きまして、議案書59ページをお願いします。
議案第63号 八幡浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
この条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第9条第2項の規定に基づく個人番号の利用に関し必要な事項を定めるものです。
前提としまして、市の単独事務においてマイナンバーを利用した情報連携を行うためには、その事務を独自利用事務としてこの条例に規定する必要があり、条例改正後、個人情報保護委員会へ届出を行うことで情報連携が可能となります。
現在市民課が所管しております子ども医療費助成などの各種医療費助成の手続の際には、健康保険証を利用して保険情報の確認を行っておりますが、本年12月2日をもって健康保険証の新規発行が廃止されることに伴い、今後はマイナンバーを利用した情報連携により保険情報を確認する必要があります。
60ページをお願いします。
今回子ども医療費助成に関する事務、独り親家庭医療費助成に関する事務、重度心身障害者医療費助成に関する事務、不妊治療費等に係る費用の助成に関する事務の4つの事務を独自利用事務として別表第1に追加するものです。
また、別表第2において、同一期間内で特定個人情報の授受を行う庁内連携についても条例で規定する必要がありますので、関連する事務と特定個人情報について追加しています。
なお、附則において、この条例は公布の日から施行します。
説明は以上です。
○議長(樋田 都君) 学校教育課長。
○学校教育課長(梶本敎仁君) 議案書63ページをお願いいたします。
議案第64号 八幡浜市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
本年3月29日に愛宕中学校、八代中学校及び松柏中学校の統合合意書調印式を行い、令和7年4月1日から八幡浜中学校を新設するために改正を行うものです。
八幡浜市立学校設置条例の別表第2中、八幡浜市立愛宕中学校、八幡浜市立八代中学校及び八幡浜市立松柏中学校の項を削り、新たに八幡浜市立八幡浜中学校の項を加えるものです。これにより、市内の中学校数は4校から2校となります。
なお、附則において、この条例は令和7年4月1日より施行することとしています。
説明は以上です。
○議長(樋田 都君) 財政課長。
○財政課長(松野好眞君) 議案書65ページから160ページ、令和6年度八幡浜市一般会計及び各特別会計補正予算案、議案第65号から第68号までを一括してデータで配付しております令和6年度補正予算資料(8月専決・9月補正)のほうで説明いたします。
資料の16ページをお願いします。
今回の補正は、一般会計では、一番上の行の真ん中あたり、今回補正額の欄にありますように、6億6,059万8,000円を追加し、その右のとおり、予算総額を271億4,602万7,000円とするもので、前年度同期に比べ18.2%の増となります。
次に、特別会計は、8会計中、国民健康保険事業、後期高齢者医療、介護保険の3会計の補正で、真ん中あたりの行となりますが、特別会計合計欄にありますように、合わせて5,154万9,000円を追加するものです。
企業会計は、下水道事業、病院事業の2会計の補正ですが、下水道事業は収入のみの補正、病院事業については債務負担行為の設定のみで、支出の追加補正はありません。
全ての会計における今回の補正は、一番下の総合計欄のとおり、7億1,214万7,000円を追加し、累計では、その右の合計欄のとおり、予算総額を486億3,292万7,000円とするもので、前年度同期に比べ7.7%の増となります。
次の17ページに今回の補正予算の主な事業一覧表を、18ページから21ページにそれぞれの事業の概要を記載しています。
18ページをお願いします。
それでは、9月補正予算の主要な事業の概要について順次説明いたします。
まず、安全・安心なまちづくりです。
家具等固定加速化事業は、能登半島地震や豊後水道、日向灘の地震により、市民の地震への備えの重要性に対する意識が高まっていることから、家具等の固定器具等の購入、設置に対して県と協調して補助するもので300万円、第二建設残土処理場築造事業は、神越ポンプ場建設工事に伴う残土の受入れ及び市発注による建設工事の残土受け量が増加する見込みがあるため、工事費の増額を行うもので980万円、農道矢野崎東1号線地すべり対策事業は、向灘地区農道矢野崎東1号線において沈下が確認されているため、安全・安心な営農活動ができるよう地滑り対策工事を実施するもので3,500万円。
19ページをお願いします。
次に、暮らしやすいまちづくりです。
RVパーク整備事業は、八幡浜港みらいプロジェクト事業の一つとして、アウトドアブームをきっかけにニーズが高まりつつあるキャンピングカー等が車中泊に利用できる有料駐車場を八幡浜みなっと内に整備するもので696万円、未熟児養育医療費助成事業は、未熟児に対する治療にかかる医療費の助成について、例年に比べ執行率が高く、扶助費等の不足が見込まれるため、予算措置を行うもので100万2,000円、八幡浜児童センター整備事業は、四国電力跡地プロジェクトの一つとして、現在栗野浦にある八幡浜児童センターを旧松蔭保育所跡地に移転新築するもので、本年度は基本設計及び旧松蔭保育所解体に係るアスベスト分析調査費用として合わせて693万円を計上します。
新生八幡浜中学校統合関係事業は、令和7年4月に八代、愛宕、松柏の3中学校を統合し、八幡浜中学校として新設することに伴い、必要となる改修等の関連予算を計上するもので3,146万5,000円です。
20ページをお願いします。
次に、産業振興の取組です。
県営農地中間管理機構関連農地整備事業(国木地区)は、県が実施する国木地区の農地整備事業に対する受益自治体の負担金で62万5,000円、舌田漁港仮設物揚場更新事業は、合田地区にある新防波堤横に設置されている物揚げ場について、塩害により構成部分が腐食していることから、施設の更新を行うもので3,000万円、ちゃんぽんカップ麺を活用した八幡浜PR事業は、令和5年度に引き続き、主に県外を対象とした販促活動及びSNSを活用したキャンペーンなどで八幡浜の知名度を向上させ、さらにちゃんぽんを食べた宿泊客等へのプレゼントなどを実施し、誘客につなげるもので260万9,000円、八幡浜港みらいプロジェクト等に伴う人材派遣負担金は、令和6年10月末をもって期間満了となる地域活性化企業人として日本航空株式会社から派遣されている職員について、令和7年3月末までの5か月間の派遣期間の延長が決定したことから、派遣に要する負担金を増額するもので337万円です。
21ページをお願いします。
次に、その他の取組です。
財政調整基金積立金は、前年度決算剰余金10億1,243万1,000の2分の1を下らない額を積み立てるもので5億1,000万円。
なお、令和5年度末時点の基金残高は40億4,349万9,000円です。
22ページをお願いします。
次に、特別会計補正予算について説明いたします。
まず、国民健康保険事業は、会計年度任用職員人件費の整理などで187万4,000円を追加するものです。
歳入では、今年度の国保税の税額及び前年度繰越額の確定に伴い、繰越金等を予算計上するほか、基金繰入金を増額し、収支を調整しています。
次に、後期高齢者医療は、前年度繰越額の確定による繰越金150万7,000円を追加したことに伴い、予備費を増額し、収支を調整しています。
次に、介護保険は、4,816万8,000円を追加するもので、会計年度任用職員の人件費の整理及び決算処理に伴い前年度に交付された介護給付費負担金等の精算に伴う償還金を計上するものです。
歳入では、介護保険事業費補助金等の国庫支出金、前年度繰越額の確定による繰越金を計上するほか、基金繰入金を減額して収支を調整しています。
企業会計補正予算につきましては、この後、議案第69号から第70号で説明しますので、ここでは省略させていただきます。
23ページをお願いします。
債務負担行為の補正について説明いたします。
一般会計の追加として、公共施設照明LED化事業(令和6年度契約分)は、地球温暖化対策実行計画に基づき、市庁舎や小・中学校などの照明をLED化するため、令和6年度から令和12年度まで3億6,713万3,000円を限度額として債務負担行為を設定するものです。
国民健康保険事業特別会計の八幡浜市国保保健指導事業(八幡浜市特定健康診査受診率向上事業委託業務)は、特定健康診査受診率向上事業について業務委託するため、令和6年度から9年度まで1,485万円を限度額として債務負担行為を設定するものです。
次の市立八幡浜総合病院事業会計につきましては、先ほども申し上げましたが、この後、市立病院事務局長より説明いたします。
なお、24ページに一般会計における投資的事業の一覧について、25ページ、26ページに一般会計歳入歳出の状況を記載しておりますので、御参照のほどお願いいたします。
説明は以上でございます。
○議長(樋田 都君) 産業建設部長。
○産業建設部長(垣内千代紀君) 議案書161ページをお願いします。
議案第69号 令和6年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明します。
まず、第2条の資本的収入及び支出ですが、今回補正するのは収入のみで、収入の第1款資本的収入について、第1項企業債を9,860万円増額、第3項補助金を1億1,435万円減額し、総額を12億6,516万3,000円とします。
これは、国の防災・安全交付金の交付決定額に合わせ補助金を減額するとともに、建設改良費の財源不足を補うため、企業債を増額するものです。
次に、第3条の企業債については、162ページの別表1のとおり、起債の目的ごとに限度額を変更しています。
なお、163ページ以降に補正予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書などの資料を添付していますので、御参照願います。
以上です。
○議長(樋田 都君) 市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(井上耕二君) 議案書169ページをお願いします。
議案第70号 令和6年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)について説明します。
次のページをお願いします。
今回の補正予算は、別表1に記載のとおり、八幡浜市地球温暖化対策実行計画に基づき、病院建物内の全ての照明をLED化することにより、地球温暖化対策として環境に与える負荷の低減及び経費の削減を図るものです。
この事業は、病院内の照明のLED化に関する調査、施工及び維持管理業務を行うもので、期間は令和6年度から令和12年度まで、金額は1億2,439万1,000円を限度額として債務負担行為を設定するものです。
なお、171ページ以降に予定キャッシュ・フロー計算書等を添付していますので、御参照願います。
以上です。
○議長(樋田 都君) ただいま議題となっております23件についての本日の審議はこの程度にとどめます。
お諮りいたします。
議事の都合により、明日3日から8日までの6日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) 御異議なしと認めます。よって、明日3日から8日までの6日間は休会することに決しました。
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○議長(樋田 都君) これにて本日の会議を閉じます。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
明日3日から8日までの6日間は休会であります。
9日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。
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○議長(樋田 都君) 本日はこれで散会いたします。
午前11時48分 散会