記事番号: 1-160
公開日 2014年07月28日
認知症になっても安心して暮らせる八幡浜市に!! |
~目指せ!認知症サポーター4,000人!~ |
(平成26年1月1日現在 4,860人)
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はじめに
認知症とは、老化に伴う物忘れとは違い、正常であった脳の知的な働きが、後天的な(生まれてからしばらくたってから起きた)いろいろな病気によって、持続的に低下した状態のことです。
認知症になると、物忘れが激しくなったり、時間・場所の見当がつかなくなったり、理解・判断力等に支障が出てきます。
認知症の方は症状が進むにつれ一人で日常生活を送れない場合もあり、家族をはじめ周りの人の心温まる見守りや支援が必要となってきます。
85歳以上の4人に1人が認知症と言われるくらい、認知症はありふれた「病気」です。平成24年現在の認知症の人は462万人、認知機能の低下はあるが日常生活は送れる方(軽度認知症機能障害=MCI:放置すれば5年後には半数が認知症に移行するといわれる。)が400万人、今後もその増大が予測され、認知症対策は緊急かつ重要な課題のひとつになっています。
認知症の人は、ちょっとした手助けがあれば在宅生活を続けることが可能ですが、まだまだ偏見が残っており、本人や家族が苦しんでいることも珍しくありません。
認知症サポーター
そこで、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る「認知症サポーター」を、地域で一人でも多く増やしていくことが望まれます。
(認知症サポーターには何かを特別にやってもらうものではなく、自分のできる範囲で活動してもらいます。友人や家族にその知識を伝える、隣人あるいは商店・交通機関等、まちで働く人として手助けをするなど。サポーターには認知症を支援する目印「オレンジリング」をつけてもらいます。)
八幡浜市では(H18~H21)に人口の1割のサポーター養成を目標として、養成講座を開催してきました。平成21年9月に目標の4000人を達成し、現在、5000人近くのサポーターが誕生しております。今後もサポーターの増加をめざし、認知症になっても安心して暮せる街づくりを目指していきます。
認知症キャラバン・メイト
「認知症サポーター」を育成するためには、認知症の基礎知識を伝える講師役が必要です。
「キャラバン・メイト」は、「認知症サポーター」養成講座(1時間程度で「認知症の基礎知識」を学んでもらい、認知症を正しく理解してもらう講座)の講師役であり、住民とともに勉強する会から、認知症に関するイベントといった比較的大きな催しまで、さまざまな形でサポーター養成講座の開催等を行います。
平成17年度
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5名
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平成18年度
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18名
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平成19年度
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70名
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平成22年度
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1名
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平成24年度
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5名
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合計
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99名
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認知症サポーター養成講座
「認知症サポーター養成講座」を受講した方が、「認知症サポーター」になります。
「認知症サポーター養成講座」とは、1時間から1時間30分程度での講座で、認知症の基礎知識を学んでもらい、認知症を正しく理解していただきます。
講座修了者には、認知症を支援する目印のブレスレッド「オレンジリング」が授与されます。
講座修了者には、認知症を支援する目印のブレスレッド「オレンジリング」が授与されます。
認知症サポーター養成講座の申込
日時
場所
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申込者が指定する日時・場所で、キャラバン・メイト(認知症サポーター養成講座の講師役)が訪問し、講座を実施します。お気軽にお問い合わせ下さい。
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受講料
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無料
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内容
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「認知症を理解する」、「認知症サポーターとは」など1時間~1時間30分程度
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対象者
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地域住民(地域組織、各種団体など)、職域(企業、団体、公共サービス機関など)、学校関係(小・中・高等学校生徒、教職員、PTAなど)
※3名以上から受付いたします。
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申込書
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FAX・Mailでの申し込み可。
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備考
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講座に必要なテキスト等は、すべて用意いたしますが、準備の都合上、希望日時の2週間前までにご連絡ください。この講座を受講したことによって、特別な業務等を強制されることはありません。
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問合先
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八幡浜市保健センター地域包括支援センター
TEL 24-3918 FAX 24-6652
Mail:yawatahama-houkatu@city.yawatahama.ehime.jp
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開催計画表・実施報告書(キャラバン・メイト用)
認知症サポーター養成講座「開催計画表」
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認知症サポーター養成講座「実施報告書」
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リンク
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この記事に関するお問い合わせ
市民福祉部 保健センター
郵便番号:796-0010
住所:愛媛県八幡浜市松柏乙1101
TEL:0894-24-6626
FAX:0894-24-6652
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