大規模盛土造成地について

2019年度		大規模造成地マップの作成（国土交通省）	・・・	航空写真等により調査
2019年	12月	社会資本総合整備計画の提出
2020年	3月	大規模造成地マップの公表	・・・	市HPにて公表
2020年	6月	第二次スクリーニング計画作成開始 （造成年代調査、宅地カルテ作成等）	・・・	対象地の安全性を把握
2020年	12月	宅地カルテ等の作成
		第二次スクリーニング計画の公表	・・・	優先度を市HPにて公表
2022年	1月	社会資本総合整備計画の提出
2022年	3月	社会資本総合整備計画の変更（定量的指標の変更）
2022年	6月	第二次スクリーニングの実施 （地盤調査、安定計算等）	・・・	対象地の現地調査
2024年	6月	第二次スクリーニング結果の公表	・・・	対象地の調査結果を公表
2024年度	以降	対策工事の実施（予定）	・・・	所有者の判断により実施

 

大規模盛土造成地マップの公表について

 

1.背景・目的

阪神・淡路大震災や東日本大震災において、盛土の地すべり的変動が生じ宅地への被害が多く発生しました。「大規模盛土造成地マップ」は、南海トラフ巨大地震などから市民の皆様の生命・財産を守るため、大規模盛土造成地が身近にあることを知っていただき、防災意識の向上及び災害の未然防止につなげることを目的に公表するものです。

なお、このマップは造成前後の地形図などを重ね合わせることにより大規模盛土造成地の概ねの位置と規模を示したものであり、マップに示す箇所が、全て地震に危険だということを示したものではありません。

 

2.今後の方針

国土交通省が作成した大規模盛土造成地マップにより明らかになった大規模盛土造成地について、八幡浜市ではR2年度より変動予測調査等を実施して、対象造成地の安全性を把握しました。
所定の安定度を満足しない造成地に関しては、所有者と協議の上、対策工事を検討します。

 

３．大規模盛土造成地とは

盛土造成地のうち以下の要件に該当するものを「大規模盛土造成地」と呼びます。
 

1）谷埋め型大規模盛土造成地

盛土の面積が3,000m²以上

2）腹付け型大規模盛土造成地

盛土する前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛土の高さが5ｍ以上
 

（出典：国土交通省）

 

4.大規模盛土造成地マップ

市内全域における大規模盛土造成地の分布状況は、下記より確認できます。

大規模盛土造成地マップ（1/25,000)

 

第二次スクリーニング計画の公表について

第一次スクリーニングにより明らかになった大規模盛土造成地について、対象地の変動予測調査（造成年代調査、現地調査、優先度評価）を実施し、第二次スクリーニング計画（優先度一覧）を作成しました。本計画により優先度順位の高い方から第二次スクリーニングを実施していきます。

本計画は、下記よりご覧いただけます。

第二次スクリーニング計画（優先度一覧）

社会資本総合整備計画R2年度（宅地耐震化推進事業）

事後評価R2年度（社会資本総合整備計画）

 

第二次スクリーニング結果の公表について

第一次スクリーニングにより明らかになった大規模盛土造成地（４地域）について、令和４年度から令和５年度にかけて、第二次スクリーニング（ガイドラインに基づいた測量・地盤調査、安定計算）を実施し、対象造成地の安全性を把握しました。
引き続き、対象造成地の経過観察を実施していきます。

調査結果は、下記よりご覧いただけます。

第二次スクリーニング結果（一覧表）

社会資本総合整備計画R4年度（宅地耐震化推進事業）

事後評価R4年度（社会資本総合整備計画）

 

この記事に関するお問い合わせ

産業建設部　建設課
郵便番号：796-0202
住所：愛媛県八幡浜市保内町宮内1番耕地260番地
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