公開日 2014年09月03日
質 問 事 項 | |
1 | 病院建設計画の経緯とその後について |
2 | 八幡浜市の都市計画について |
3 | 身近な環境問題について |
〔岩田功次君登壇〕
○岩田功次君
私は原発は要りません。ふるさとを捨てなくてはならないような危険性のある原子力発電所は要りません。多くの市民の皆様の声もそうだと思います。多くの国民の皆様の声も同じだと思います。世界的にはチェルノブイリ原子力発電所の痛ましい事故などありましたが、日本では日本人なら大丈夫だろうと信じていました。原発反対も我慢して自粛していたのでありますが、もうだめです。福島の状況は他人事ではないのであります。関係各者に早期の廃炉計画の実施と原子力に頼らない未来計画を強く要望し、もう一度ふるさとを捨てなくてはならないような危険性のある、少しでも危険性のある原子力発電所は要りません。要らない宣言をして、9月議会最後の一般質問に臨みます。どうかよろしくお願いします。
1、震災の前のことですが、そもそも北浜に病院建設を決めた経緯を伺います。
2は、津波災害の後、あの状況を見て候補地案の変更を検討されたのかどうか伺います。
3、私は市立八幡浜総合病院建設特別委員会の委員になって以来、標高10メートルから20メートル以上の場所で市立病院建設の適地を探しました。なぜ探したのか。理事者が選んだ候補地では4カ所とも建設できないと考えたからです。唯一すぐにでも建設可能な市有地の土地で、候補地とは別の場所の提案と対策も一般質問でしましたが、理事者に拒否されたのであります。新しい病院は早急に要ります。しかし、建設する場所がないということで市議会議員が八幡浜じゅうを探し回ったのであります。フジの交差点から救急車で1分以内の場所から八幡浜市の隅々まで、津波災害には問題の少ない場所で建設可能な場所を8カ所見つけました。民地や農地開発、学校などのいろいろな問題があり、時間はかかりそうですが、病院建設の可能性の高い場所はありました。理事者が安全な場所、高台での建設予定地を探したかどうか、伺います。
4、市立八幡浜総合病院建設特別委員会の北浜建設反対により、現在地も含め海岸、低地での病院建設は不可能になったと感じました。東北の津波災害のあの悲惨な被害状況を見た市民の皆様も議会も安全・安心を選んだのであります。安全な小高い場所で市街地に近い便利な場所の病院が必要です。特別委員会での北浜建設反対を受け、その後の進展はどうか、理事者の見解を伺います。
今回の新しい病院建設や高速道路などの道路建設、港開発など5年、10年、20年と長期の時間のかかる大型事業に対して、高い完成度を求めるのは難しいことです。市長も含め理事者もかわるのであります。いま一度都市計画法に基づく組織の見直しを求めます。町の大小に関係なく、都市計画を担当する部署は必要なのであります。建設部長と1人の職員程度の少ない定員でもいいです。理事者の前向きな方針を伺います。
2は、産業通りの渋滞問題の解決であります。この問題は、八幡浜市の都市計画にとって重要な問題であり、20年以上も解決できない問題です。解決方法について理事者の見解を伺います。
1、双岩地区の公園整備と周辺環境について。周辺環境に配慮した工事、照明設計になっているのか、状況を伺います。
2、ごみを拾う人、捨てる人、捨ててないんです。先日、台風12号の暴風警報の出ているときに港の様子を見に行きました。被害が出ていないか、いろいろな安全確認のパトロールと高潮の確認でした。魚市場に着いた瞬間にボコボコボコボコとすごい音がして、大量の発泡スチロールの大きな箱が雪が降るごとく真っ白になって諏訪崎のほうに飛んでいくんです。一瞬のうちに飛び去っていきました。諏訪崎を愛する会の応援で、ここにおられる方も参加したと思われますが、ことしも暑い中、多くの方がごみ拾いに参加しました。このようなことでは切りがない。地球上にあるプラスチックの破片が生態系を壊しています。漁業関係者が、海の環境を守らなければいけない方が何事か。考えていただきたい問題なのであります。台風でも発泡スチロールの物入れが飛ばないようにしてほしい。理事者の関係者に対する指導と対策を伺います。
以上、大綱3点、理事者の誠意ある答弁を求めます。終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(宇都宮富夫君) 市長。
○市長(大城一郎君)
岩田議員御質問の大綱1の2、津波被害の状況を見て候補地の検討を行ったのかについてお答えをいたします。
津波被害の状況につきましては、大震災発生後の新聞、テレビ等では確認しておりましたが、被災された現地を具体的に見てその惨状には驚くばかりでした。ただし、この大震災が貞観地震以来の1,000年に一回の大規模なものであったことなどを勘案したとき、当地においてどの程度の津波を想定した建てかえ案とすべきかについて、さらにその他の要素も踏まえ総合的に再検討したところであります。
その他の質問に対しましては、副市長並びに担当部課長から答弁をさせます。
○議長(宇都宮富夫君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君)
それでは、岩田議員御質問のうち、大綱1、病院建設計画の経緯とその後についての中で、2以外の部分についてお答えをさせていただきます。
最初に、北浜公園を建設予定地とした理由についてですけれども、本年3月議会の市議会協議会において説明させていただきましたように、まず今後の患者数、人口の推移、また現実的な医師数などを判断して病院規模の見直しを行い、面積的に北浜公園で建設できると判断したこと、次に利便性がよいこと、次に一度に工事が可能になることによる工期の短縮、工事費の軽減ができること、さらに工事振動や騒音等の工事に伴う入院患者、外来患者、また医療従事者への負担軽減が図れること、医療収益の減少を抑えることができるなどの理由で決定したものであります。
次に、大綱1の3、高台で安全かつ便利な場所の候補地を探したかについてですけれども、建設予定地については、土地の購入費が要らない市所有地の中から選定すべきと考えており、4候補地以外の可能性についても、話題にはなりましたけれども、早期完成の必要性あるいは土地の造成に伴う経費面などの問題から、現時点では適当な候補地はないものと判断をいたしました。
次に、特別委員会で反対を受けた後の進展についてですけれども、現在市政懇談会で病院建てかえについて市民の皆さんから御意見をお伺いしており、そうした御意見を踏まえながら、また現在地での現実的な建設の可能性を検討する中で最終的な対応を考えていきたいと思っております。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君)
大綱2、八幡浜市の都市計画についての1点目、都市計画課の設立についてお答えをいたします。
岩田議員からの御提言等もあり、本市では都市計画を遵守したまちづくりを進めていく必要性にかんがみ、本年4月の機構改革で建設課内に職員4名から成る都市デザイン室を設置したところであります。本市では、行政改革大綱推進計画に基づき組織の簡素化を進めている中、都市計画課を今すぐ設置することは難しいと考えますが、組織上、室は課に準じるものでありますので、今後は建設課内にとどまらず、港湾・漁港、農林、商工、上下水道などのプロジェクトにも、産業建設部長の指示のもとで加わっていくなど連携体制を強化したいと考えております。
さらには、産業建設部内だけにとどまらず、市政の重要施策立案の際には組織としてかかわっていく仕組みも必要ではないかと思っており、これまでも市立病院の建てかえ等重要プロジェクトにおいては都市計画の立場で参画してきましたが、さらに今後は防災計画の見直しなどソフト面も含め検討していきたいと考えております。
また、都市計画は一朝一夕でできるものではなく、担当する職員の専門的な知識、技能も要求されますので、職員の人材育成が最も大切であると考えております。都市デザイン室においては、本市の都市計画、将来ビジョンについて確固たる戦略を担える人材を育成すべく職員の研修にも重きを置いていきたいと考えております。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 建設課長。
○建設課長(宮本雅三君)
岩田議員の御質問、大綱2、八幡浜市の都市計画について、2、産業通りの渋滞問題の解消についてお答えいたします。
議員が常日ごろ心配をされている産業通りの渋滞問題につきましては、市としても重要な問題であると考えております。産業通りの渋滞問題の解消の一つとして、祇園橋から古町方面に迂回する車の流れをスムーズにするために、平成17年度に矢野脳神経外科付近の市道矢野町五反田線道路改良工事を行いました。
また、今年度祇園橋付近の車の離合ができない区間約100メートルの拡幅工事を行い、完成すれば祇園橋から古町方面に迂回する車の流れがスムーズになり、産業通りの渋滞がある程度緩和されるものと考えております。
また、愛媛県におきまして、地域高規格道路大洲・八幡浜道路の整備を進めていただいております。郷から大平間の八幡浜道路が完成すれば、車の流れが変わり、八幡浜港及び大平方面から江戸岡交差点に向かう車の流れが減少することが予想され、産業通りの渋滞がかなり緩和できるものと考えております。
以上でございます。
○議長(宇都宮富夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(大森幸二君)
岩田議員御質問の大綱3、身近な環境問題の1、双岩地区の公園整備と周辺環境についてお答えいたします。
双岩コミュニティ公園は、市民の健康づくり、生涯学習活動及びコミュニティー活動の推進を図るため、スポーツ、レクリエーション交流施設として整備を進めており、本年11月末に完成予定であります。
なお、関係条例の整備につきましては今議会に上程をしており、御審議をいただく運びとなっております。
さて、御質問の公園整備と周辺環境でございますが、本施設の建設地は五反田川と西光川の合流地にあり、護岸は石積みで、山里の原風景にふさわしい景観を醸しています。また、6月には蛍が飛び交い、地域住民の憩いの場ともなっております。このような現状から、施設の造成と建設に当たりましては、蛍の生育と環境に考慮し、護岸については現状のまま残し、造成によってできるのり面は植生シートによって保護した上でより自然に近いものとしていくとともに、屋外に設置する街路灯2基は極力明るさを落としたものとするなどの配慮をいたしました。
なお、今後とも造成と工事を行っていく過程では極力自然環境の保護に努めるよう努力してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 水産港湾課長。
○水産港湾課長(滝本真一君)
議員御質問の大綱3、身近な環境問題についてのうちの、発泡スチロールの飛散防止対策についてお答えいたします。
魚市場関係者が使用する発泡スチロール製のトロ箱は、安価軽量で保温性にすぐれるため、水産関係者を初め幅広く利用されております。廃棄物として発生するトロ箱については、集積所に設置してある減容機で溶解処理するため飛散しないものの、作業の途中であったり、廃棄物集積所に搬入される前の仮置きしているものについては強風時に飛散するケースがあります。現在の仮設魚市場は、簡易な構造のため、飛散を防止するような設備面での対応にはなっておりませんが、平成24年度末に整備する高度衛生管理型荷さばき所は、飛散施設開口部をシャッターで閉鎖可能なため、施設内の衛生管理だけでなく、飛散等による周辺の環境への影響を防ぐことができます。
なお、現在の仮設魚市場においても、強風時には関係者に資材の飛散防止に努めるよう場内マイク放送等により呼びかけるなどの対応を考えてまいります。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 岩田功次君。
○岩田功次君
何点か再質問させていただきます。
まず、大綱3点のほうからいきます。
蛍がたくさん出る場所で、地域の人がそこを守ってるというふうな場所があの双岩のコミュニティ公園の建設予定地であります。
そこで、周りの環境に配慮した整備をされているというふうなことで安心したのでありますが、成虫の繁殖シーズン、このあたりでは5月初旬から6月の末ぐらいまでで、その成虫が卵を産んでから大体1カ月が周辺の草で卵があってかえるのが1カ月ほど、合計5月から8月まで、近所の草刈りは8月になってからするというふうなそのことをお願いするとともに、繁殖時期ですね、これ外灯がつくと言ってますので、繁殖時期のその蛍のほのかな光を邪魔しないような、光の害がないように地域の人で努めていただきたいし、公園自体の外灯も消灯していただきたいっていうふうなことをお願いしておきます。
発泡スチロールのごみに関しては、これはもうおとついも佐島に行きましたが、もうこれはひどい状態ですね。生態系が変わって、このようなとてつもない集中豪雨などが起こるというようなことも、例えばこのような小さなことから起こってるように思えます。ぜひ徹底して、捨ててないと言っても、そのもとの持ち主には拾っていただきたいところでありますが、この件に関しては強く要望しておきます。
都市デザイン室の話になります。
都市計画担当ですね、別に課じゃなくてもよろしいですが、これはまさに人の育成の問題になります。優秀な人材を育てていただきたい。仕組み的な問題はいろいろありますが、仕組みをどう変えても実は人の問題です。優秀な人がいれば、どんな仕組みでもうまいこといく。今回都市デザイン室は保内町の建設課の一部に入っております。ところが、部長は本庁におられます。本庁のすぐ近くでそういうふうなデザイン室がいて仕事をするような状況になければ、幾ら今情報の手段があったとしてもうまく機能するとは思えないのであります。これはぜひ産業建設部はワンフロアもしくは上と下になるような状況をつくっていただかないと機能しない。人材育成は部長がおられる間にする。もう何年かたつとおられなくなる。市長も副市長も部長さんも課長さんも10年たったらいなくなる。あっ、済みません、市長さんはずっとおられるかもしれませんが、そういうふうな、長がかわっても市の方針、長期の都市計画は継続していけるっていうふうな仕組みは絶対に必要です。人材育成も兼ねて、今の都市デザイン室がさらに機能するようにしてください。これに対しての意気込みは質問いたします、聞かせてください。 それでは、大問題の病院の問題です。
これはもう建設する場所がない。北浜はだめですよと議会が言った理由は、もう災害が起きる、津波災害が起きるような場所ではだめですよというふうな提言をしたのであります。市長も副市長も悲惨な東北の現場を見てこられましたが、北浜と大平の差はほとんどないんですね。水は回り込んで何ぼでも行く。海の面がどおんと上へ上がったらどこでも回り込んでいくのであります。
そこで、あの状況を見ても、候補地の変更を検討したけど、結果はどうか伺ってないですし、現在地で計画をしようとしている。これ否定したけど現在地でしてるっていうことに対しては、市の意思決定する機関に対してちょっと不満を感じますね。市長、副市長、部長のこの質問に対しての答弁を求めます。
ただ、病院は必要なんですが、今の現在地でっていうのはもうだめだっていうふうに私は思ったんですが、これ皆さんそう。まさに北浜がだめだっていうのはそういう理由だと私は考えますが、これは特別委員会でそこまで突き詰めていってなかったんですが。
済みません、今のはあやふやですが、候補地の変更について、高い場所を探したけどもう現在地でいいと考えたっていうふうなことに対しては、やっぱり意思決定できてないというふうに思います。何か調べてみるだけ調べる、可能性を考えるっていうふうなことに対してはもっと貪欲にやっていただきたい。今すぐにできなくても、できる場所はありました。今、本当はここで図面出して言いたいとこですけど、まさに市有地の問題とかいろいろな問題があって、すぐにできるような場所ではない。先ほどの都市計画っていうのはきちんと機能していてやっと、過去にできてたらやっとできるような状況ですが、今からでも遅くはないかもしれない。あきらめずに努力をしていただきたいのであります。いろいろありますが、その病院を建てるっていうふうなことに対しての意欲をここでひとつ見せていただきたいのであります。
もう建てる場所っていうのは、ちょっと場所のことは言いませんが、もうこれないので、ないですよね。それでは、書いとるやつ読みましょう。
候補地の変更について、結果は今のようなことでありましたが、あのすさまじい映像を見た後の、現在地の視察も終えた後に変更しなかったっていうのは、現在の部長制、意思決定する機関の問題であると考えます。できましたら、今の段階でその意思決定をする機関の市長、副市長、部長の意見を聞かせていただきたい。
この病院建設に関しましては、特別委員会の活動は北浜建設反対により終わりましたが、市民ともども議会も関心の高いところであります。その点につきまして、意思決定機関の皆様の意見をお伺いします。
以上。
○議長(宇都宮富夫君) 市長。
○市長(大城一郎君)
病院の建設場所については触れないというようなことがありましたので、私は意欲だけを答弁させていただきます。
病院で働く医師、看護師、コメディカル、そして入院患者、外来患者を初めすべての関係者のためにも早期な病院の建てかえをするつもりでおります。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君)
今の特別委員会の議決に関して少し御質問がありました。
特別委員会は北浜でだめだ、北浜ではいけないということについて賛否をとられたというふうに理解をしておりまして、北浜での建設は圧倒的多数でだめだという結論をいただいたというふうに理解をしております。
愛媛大学のアドバイスの中でも、北浜よりは現在地のほうが少しでも高いのならそのほうがいいのではないかというアドバイスもありました。先ほど答弁しましたように、これから市政懇談会をやっていきますので、その中で市民の皆さんからの御意見も聞いて、かつ本当に候補の一つである現在地で現実的な建てかえが可能なのかどうか、それをきちっと検証して、最終的にどうするか方針を出していきたいと思います。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君)
産業建設部長と建設課が同じ八幡浜庁舎で一緒に仕事をするべきではないかということについて、その他都市デザイン室の人材育成の件についても含めてお答えをいたします。
ことし3月の機構改革の際にも、産業建設部長ができた場合にその建設課の位置についていろんな議論を市長、副市長のほうともさせていただきました。例えば、今4階にその産業建設部が主体となる課がほぼ備わっておりますが、一部今財政課としての活用もさせていただいておりますが、建設課を持ってくることを当時としてはなかなか難しい面があったということでございまして、やはり八幡浜庁舎だけですべての課を賄い切ることができない、いわゆる分庁方式が基本としてどうしても現状の体制の中では必要でございまして、いろいろ検討した中で建設課がそのまま保内庁舎に残ったと、部長は八幡浜庁舎の4階となりました。この点については、今後も防災の面とかいろんな形の面での考慮もございますので、引き続いて検討してまいりたいと思っております。
それと、人材育成につきましては、当然都市計画の部門だけではなしに市全般のさまざまな分野で人材育成は当然必要でございますので、その点につきましては全体的な中でより職員の人材育成が図られるような努力をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 市民福祉部長。
○市民福祉部長(本橋祐一君)
岩田議員にお答えいたします。
先ほども副市長が答弁いたしましたとおり、私も市議会の特別委員会では北浜公園での建設には反対であるというふうに判断されたものというふうに理解をしておりまして、今後は現在地、大平での建てかえが本当に可能かどうか。前に私建設特別委員会のほうでは可能という前提でお話をさせていただいたこともありますけれども、具体的にどういうふうに可能なのかというのを今後検討してまいりたいと思いますし、また市政懇談会、まだ8カ所残っております。市民の皆様の意見を聞きながら判断をしてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 産業建設部長。
○産業建設部長(菊池賢造君)
まず、都市計画について若干、将来私のほうがやめた以降も同じような方向性でいけるかっていうことですけど、都市計画はまさに昨年つくりました景観計画とか、今つくっております都市計画マスタープラン、こういうものが一つのベースとしてこれから逸脱しない形で進んでいくというのをつくっていこうと、それに沿ってしていけば統一した話になるかなと思います。
人材育成に関しましては、私のおる間、精いっぱい指導していきたいと思っております。
それと、病院の建てかえの場所ということですけれども、議員の取り組み、多分地図を相当見られて、穴があくぐらい見られて、そして現地も行かれてやられたんだろうと思います。大変すばらしいと評価させていただきます。私も日の浦団地、元城団地、愛宕山団地といろいろ過去にそういう造成事業に携わってきた関係がございますので、市内にそういう場所がないかということは考えておりましたし、なかなか難しい、過去の経緯からして難しいなということは感じておりまして、そのことは市長、副市長にも申し上げておるということでございます。よろしくお願いします。
○議長(宇都宮富夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(大森幸二君)
それでは、大綱3の1、公園整備と周辺環境についての再質問についてお答えをいたします。
議員御指摘のように、蛍の繁殖期におきましては街路灯の照明が大きく影響を与えますので、御指摘どおり消灯を行う等の措置をとりたいというふうに思います。また、6月から7月の卵の時期には、水辺を踏み荒らさないよう水際の草を残すなどの措置も必要かと思われます。今後も生育環境を守るため、生態に詳しい方々の指導を仰ぎながら周辺環境の整備を進めてまいりたいというふうに思います。
○議長(宇都宮富夫君) 岩田功次君。
○岩田功次君
最後の質問になります。
マスタープランとか景観計画っていうなのとか、八幡浜市の総合計画すべて内部でつくられたのであれば、それはそれが一番いいことであります。その人材育成もほとんどの今つくった景観計画も進化していくのであります。その過程において、それを、職員を含めて八幡浜の人がきちんとつくり上げていくっていうふうなことになるように人材を育成していただきたい。要望しときます。
あと、市議会の特別委員会が北浜はだめだと、北浜だけがだめだっていうふうに言ったっていうのは、これは間違いです。皆さんどうかわからないけど、私はあの災害が起こるような地域ではもう建設はだめですよっていうふうな意味で手を挙げました。これはあのとき動議とかっていうのがありまして、まさに多数決になったんですけど、できましたらこういうふうな場所で、僕はいつ動議を出していいのかちょっとわからないんですけど、議会のタイミングで皆さんに諮っていただきたいのですが、そういうふうなことまでも考えて僕は否定したつもりであったので、否定するだけではだめだということでいろんな場所を探してみたのであります。今の状況ではもう建てる場所がない。もちろん王子の森はいろんな問題があって建たない。神越も同じです。4カ所の中で建つ場所がない。だから、北浜の反対はもうそういうふうなとこ以外でしなさいよという市民の意見だと思って私は手を挙げました。
これは市の意思決定をする機関がちょっとおかしいと感じますね。きちんと判断していただきたい。過去300年ぐらいに津波は、そんなのはすごいのは来なかった。それより前の前例はわからない。東北で起こった地震の深海での縦揺れの構造と同じ地震が南海でも起こるのです。だから、いつ起こるかわからない災害でも東北のことをよく見て、それに少しでも対応した安全な町をつくっていただきたい。これはもう仕方ない、要望しておしまいにします。