一般質問 H22. 12 岩田功次 議員

公開日 2014年09月03日

質 問 事 項
八幡浜市全体が元気になる為に!港開発に求める事
理事者の仕事について
地域自治・自治組織活動の振興について

 


 

〔岩田功次君登壇〕

○岩田功次君 
 厳しい社会情勢の中で力強く頑張って生きている皆様、おはようございます。

 

 毎回一般質問をしておりますが、6回目の登場です。どうかよろしくお願いします。

 

 質問に入る前に、関連があることなので、大切な命の話をしたいと思います。かけがえのない命の話です。

 

 私の命も皆様の命も、それは死んでしまえばなくなってしまいます。終わってしまいます。でも、命のつながりは終わりません。命と命のつながりで物事を考えると社会はうまくいくようです。私たちは悲しい人権問題もいまだに背負って生きています。環境問題、生物多様性に対応した社会づくりもまだまだであります。明るい社会づくりは私たちの仕事です。命という文字を仕事に置きかえてみてください。任期と定年で退職ですが、私たちの仕事は仕事つながりでつながっていきます。命のある限り精いっぱい、元気に、八幡浜市のために命も仕事も大切にしていきましょう。

 

 それでは、大綱1、八幡浜市全体が元気になるために港開発に求めること。

 

 1、商業施設での物品販売について。

 

 商品の質などの制限はありますが、八幡浜市民ならだれでも参加できる、そういった仕組みが必要です。どのように考えておられるか、お聞かせください。

 

 2、商業施設で自分たちのつくった商品を自分たちで売るということは、地域自治組織の設立など地域コミュニティー育成の場所にもなります。八幡浜市の至るところから商品が集まる、このような方法の採用を望みます。考えをお聞かせください。

 

 この12のことをわかりやすく説明いたします。

 

 今民設のコンペで動いています。施設のことを言っているのでありません。その運営会社と市民、そして行政のかかわりについての提言です。市民全員に港の商業施設の組合員の権利をつくるという仕組みです。

 

 例えば、日土や宮内、国木の山の上のおじいさんのおいしいサツマイモがある。でも、そのおじいさんは独居老人で自分で芋を出荷できない。そこで、地域自治組織が協力して出荷を手伝うのです。その芋がすごくすごくおいしい芋だったら、はね芋は、地域のおばあちゃんたちの力をかりて、芋ようかん、かんころ、芋アイス、芋ケンピに加工して、加工品として出店するのです。食堂、レストランにもおろします。おいしい芋だけでも地域コミュニティーができるのです。おじいちゃんも近所のおばあちゃんたちも収入になり、生きがいが生まれます。町の中でも、端々の方でも、だれでもが参加できる豊かになれる仕組みが要るのです。

 

 私たちのふるさとには魅力がいっぱいあります。おいしいミカン、おいしいてんぷら、おいしい豚肉、おいしい魚、漁師の嫁がつくったアジの開き、段々畑の野菜、果物、おいしいだんご、おいしいまんじゅう、ちゃんぽん、何ぼでもある。大きな駐車場と雨風が防げる程度の大きな店舗さえあればうまくいきます。あとはPOSシステムと地元企業、地域自治組織、運営会社、運営組合などの仕組みで何ぼでもできる、そう思いませんか。

 

 民間のコンペ参加団体の皆様、ぜひとも市民のよいブランドが生かされて、それぞれが豊かになれるようなプランの提案をお願い申し上げます。

 

 それでは、大綱13に戻ります。

 

 民間の商業施設では、大規模店舗法の制限があり、公設なら大きな店舗も研修施設などの名目申請で建設できる可能性があります。この点についての検討をはどうだったのか、お聞かせください。

 

 4、公設でも民設でも市民が豊かになる仕組みが必要です。コンペの審査は大変重要なポイントですが、心配です、大丈夫でしょうか。民設でよい案が出なかった場合にはどのようにするのですか。

 

 大綱2は、理事者の仕事について。

 

 1、組織構成、2、すぐにすること、3、先送り、45は質の向上であります。

 

 1、理事者の組織構成について。

 

 今のままの組織構成でよいのかどうか。私は、人材の問題もありますが、仕組みも悪いと感じております。今後スムーズな質の高い行政運営をする機構改革が必要だと思っています。今の組織の問題と今後の方針をお答えください。

 

 2、安全な水。

 

 水道ビジョンについてはすぐにでもやっていただきたい事業ですが、大変な予算と時間が必要であり、難しい問題です。今後の方針をお聞かせください。

 

 3、ごみ袋の値段は見直し時期の先送りにより今の担当課が苦労しています。ごみを減らすことは環境保全の観点からも大賛成ですし、私も応援したいことであります。しかし、市議会協議会でも言いましたように、市民の不公平感があります。双岩地区は、すべての市民が負担すべきものであるごみ袋が無料なのです。この問題は、合併時のことや、当時の理事者や地元も議会も承認していることなので、今となっては仕方がありません。このことは今回のごみの値上げとは別問題ですが、納得はできないのは多くの市民の声です。身近な問題の先送りはいろいろな問題を引き起こしています。この問題の経緯と今後の解決方法をお聞かせください。

 

 4、景観計画の制作ですが、関係者様は本当に御苦労さまでした。計画案はできましたが、景観計画は進化していく計画です。通常一、二年で改正版の制作が必要になるのですが、今回はコンサルに取りまとめを任せた事業でした。市役所職員の技術の蓄積になったのかどうか、改正版は外注しなくても作成できるのでしょうか、どうでしょう。

 

 5、仕事の質の向上について。

 

 例えばいろいろな場面で特殊な専門職員の育成が必要だなあと感じることがあります。いろいろな分野で地元の企業も頑張っています。地元のプロ、福祉業、製造業、サービス業、物販、農業、漁業、設計、建設会社、土木会社、印刷、デザイン会社、庭師、造船業などとの情報や技術の交流は、市役所職員の仕事の質の向上にもなります。どのような情報、技術交流を行っているのか、お聞かせください。どこかのコンサル会社よりも郷土愛のあるほうがふるさとにはよいものが生まれそうです。どうでしょうか。

 

 大綱3、地域自治、自治組織活動の振興について。

 

 八幡浜市の総合計画の中に自治会活動の推進の項目があります。内容は、従来の行政主導型から自分たちの町は自分たちでつくるという自立型の自治組織活動を目指すもので、それぞれの地域住民が主体となってまちづくりが進められるように支援していくとあります。現在までにどのような取り組みがされたのか、お答えください。

 

 これで質問は終わりですが、最初の命の話は何やったんやですが、それは自分だけがよかったらええがよではなく、自分もいいけど、みんながよくなる、自分もいいけど、未来がよくなるでいきませんかということです。理事者の誠意ある答弁を求めます。

 

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君) 
 岩田議員の質問、大綱
2の理事者の仕事についての①理事者の組織構成についてお答えをいたします。

 

 行政の仕事は、適切な組織とやる気のある人材があって初めて有効的に機能すると思っております。現在は市長、副市長のもとに24の課が直結しておる状態で、十分把握、チェックし切れてないところがあり、他市の状況などを見ても適切とは言いかねる状態ではないかと思っております。例えば都市計画なども含め多くの課に関係する横断的な事案に対しても、もう少し機動的な対応ができないかと感じているところもあります。

 

 このためには再度部制を導入し、最適任者を部長に任命し、課を超えたより広い範囲で一貫した政策が立案実施できるよう、事務事業の点検、確認、発案などができるような体制を整備することが一つの対応策ではないかと考えております。今後、来年度に向け、いい仕組みができるよう十分検討していきたいと考えております。

 

 その他の問題につきましては、副市長初め各担当課長から答弁をさせます。

 

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君) 
 それでは、岩田議員御質問のうち、大綱
3、地域自治、自治組織活動の振興についての部分についてお答えをします。

 

 地域住民が主体となって地域まちづくりを進めていくためにどのような支援を行っているのかという御質問でしたけれども、現在市で最も力を入れているのが自主防災組織の充実ということです。御承知のように、今年度はすべての地域におきまして防災フェスティバルを実施していただきました。これは、地域住民の防災意識の向上を図るとともに、住民相互の連携による避難、救助活動について実践的に学んでいただくことを目的としており、地域の方々の自発的な企画運営を基本に実施していただくことで、少なからず地域コミュニティーの推進に役立ったのではないかと、そういうふうに考えております。

 

 今後も引き続き地域のきずなを深める取り組みとして積極的に支援をしていきたいと、そういうふうに思っております。

 

 そのほか、日ごろから各公民館や集落におきまして特色ある地域イベントや奉仕活動などを積極的に行っていただいており、市においても必要に応じ、できる範囲ではありますけれども、支援をさせていただいております。

 

 また、ことしは市政懇談会を実施しましたけれども、地域にとってより身近な要望、これもたくさんお聞きをいたしました。こうした地域の声に一つでも多く答えていきながら、地域まちづくりを今後とも支援してまいりたいと、そういうふうに思っています。

 

 なお、質問大綱1の中で、港にできる商業施設を地域コミュニティー育成の場にといったお話もありましたけれども、こうした取り組みに対する支援策や連携策につきましても、要望があれはぜひ検討して取り組んでいきたいと、そういうふうに思っています。

 

 以上です。

 

○議長(萩森良房君)  政策推進課長。

○政策推進課長(中榮忠敏君) 
 岩田議員御質問の大綱
1、八幡浜市全体が元気になるために港開発に求めることについてお答えをいたします。

 

 まず、商業施設での物品販売につきましては、八幡浜市民ならだれでも参加できる仕組みが必要ではないか、また地域コミュニティー育成の場所にして、市の至るところから商品が集まるような方法の採用をすべきではないかということでございますが、市といたしましても、議員さんおっしゃるとおりそのような方向を目指しております。現在商業施設の事業運営者を決定するためのコンペを実施をいたしておりますが、参入に当たっての要求事項、期待事項におきましても、例えば市民参画の手法を取り入れることについて検討してください、あるいはバーコードを利用した納入者が販売価格を決定できるシステムを導入してくださいなどといった文言を盛り込んでおります。事業運営者が決まりましたら、さらに具体的な内容、仕組みについて協議をしてまいりたいと考えております。

 

 次に、大店立地法の制限に関する検討についてでございますが、この法律の適用を受けるとなりますと、周辺住民に対する説明会の実施や生活環境に十分配慮した施設整備、事業運営を行わなければならないなど、各種手続を踏み、かつ場合によっては適切な措置を講じる必要性が生じることは承知をしておりますが、現在の大店立地法は店舗規模の制限を目的としていたかつての大店法とは異なり、大型店舗と地域社会の融和を主眼に置いたものであります。仮に今回港に整備をする商業施設がこの法律の適用を受けるような規模、売り場面積1,000平米以上でございますが、そういう規模になったとしましても、十分対応が可能であるというふうに考えております。

 

 次に、コンペの審査についてでございますが、基本的には公表をしております参入者募集要項に基づき、市が目指す方向性により合致する事業者を選定したいと考えており、安定的な経営をしていただくことはもちろんでありますが、公的役割を踏まえた提案であるか、そして岩田議員御指摘のように市民が豊かになる仕組みが盛り込まれた提案であるか、そのあたりを十分に見きわめながら、公平公正に審査を行いたいと思っております。

 

 なお、よい案が出なかった場合の対応でございますが、現時点ではすばらしい提案がいただけるものと期待をしているところでございます。しかし、万一市の意向に沿う提案がなければ、募集要項のほうでも記述をしておりますが、該当者なしという結論も選択肢としては排除しているわけではありません。そのような場合には、公設民営方式も含め再度あらゆる角度から検討を加えるなど、見直し作業をしていくことが必要になってこようかと考えております。

 

 以上でございます。

 

○議長(萩森良房君)  総務課長。

○総務課長(都築眞一君) 
 岩田議員さんの大綱
2、理事者の仕事についての5、仕事の質の向上対策についてお答えします。

 

 議員の御提案にもございますように、近年の行政ニーズの多様化により職員に対して専門的な知識、技術が要求されてきており、職員の育成については市としても必要性を十分に感じているところであります。

 

 議員御質問の地元の専門家、プロとの情報交換についてでありますが、農業、漁業部門においては各種協議会における地元農業者、漁業者との意見、情報交換、農協、漁協、各種団体との連携による知識、技術の向上を図っております。

 

 次に、建設、設計、土木会社についてでございますが、当市の建築技師は建築士会に所属しており、その中で民間の建築士との勉強会や情報交換を行うことにより民間と行政の連携について研究しております。また、設計の段階におきましても、鉄工所、電気、塗装職人さんとのやりとりの中でデザイン的なものに対してのアドバイス等をいただくことも多いようで、職員としても設計にそれらのアドバイスを盛り込むことで仕事の質の向上につながっていると感じることも多いようです。このように個々の部署、職員において、地元における個々の専門分野の方々との情報交換、技術の交流を図っているところでありますが、今後も議員御指摘のとおり、これらの交流が職員の質の向上、さらには市役所の仕事の質の向上につながるものと考えておりますので、今後も継続していきたいと考えております。

 

 以上です。

 

○議長(萩森良房君)  生活環境課長。

○生活環境課長(大森幸二君) 
 岩田議員御質問の大綱
2、理事者の仕事についての2、双岩地区へごみ袋を無料配布していることに対する不公平感についてお答えします。

 

 ごみの広域処理は、平成12925日付で締結をいたしました八幡浜市環境センター焼却処理施設の利用範囲等の変更に関する確約書に基づき実施されたもので、受け入れに当たって公民館活動助成としてごみ袋を配布することの項目が入っております。市としては、この合意をもとに、平成13年度以降現在に至るまで、確約事項を遵守していく中で、環境整備事業の一環としてごみ袋中30リットルを1世帯当たり年間100枚配布しているものであり、引き続き平成24年度までは継続していくことが必要であると思っております。

 

 今後につきましては、平成25年度以降の協議のテーブルの場において、地元の意向をお聞きしながら協議を進めてまいりたいと考えます。

 

○議長(萩森良房君)  建設課長。

○建設課長(菊池賢造君) 
 大綱
2、理事者の仕事について、(4)景観計画について御説明いたします。

 

 市役所職員の技術の蓄積になったのかどうか、改正版は外注しなくて作成ができるのでしょうか、2点について一括してお答えいたします。

 

 1点目の市役所職員の技術の蓄積になったのかどうかにつきましては、景観計画案の内容を検討する中で、庁内の検討委員や民間の検討委員さんに御参加いただいていろいろな御意見の集約を図ることによりまして技術の蓄積ができたのではないかと考えております。

 

 2点目の改正版は外注しなくて作成できるのでしょうかにつきましては、今後景観計画区域を拡大するなどの景観計画の内容に変更が生じたときや、上位計画である八幡浜市都市計画マスタープランが改正された後が景観計画を改正する時期だと考えております。改正版の作成につきましては、データの蓄積や今回の経験がございますので、基本的には市職員で対応することが可能と考えております。

 

 以上です。

 

○議長(萩森良房君)  水道課長。

○水道課長(菊池正康君) 
 岩田議員御質問の大綱
22点目、水道ビジョンの今後の方針についてお答えをいたします。

 

 厚生労働省では平成16年に指針を示し、各水道事業者に地域水道ビジョンを策定し、中・長期計画に基づき順次改修及び耐震化を進めるよう促しております。当市では、昭和5年に給水開始した後、随時拡張を続け、市民生活に欠かせないライフラインとしての機能を維持発展してきましたが、今後施設の老朽化に伴い大規模な更新が必要になると予想され、安全、快適な水の供給の確保や、災害時にも安定的な給水を行うための施設水準の向上等に向けた取り組みが求められています。

 

 これらの課題に適切に対処していくため、今後の進むべき方向と具体的な施策を示す指針となる八幡浜市水道事業基本計画、いわゆる八幡浜市水道ビジョンを第三者委員会で策定中であり、パブリックコメントを経て今年度末までに市長へ報告を行い、議会にも御説明させていただく予定です。

 

 今後は水道ビジョンで策定した基本目標の具体的な施策の実現に向けて整備計画や財政計画を策定していくことになりますが、再構築には多大な費用がかかり、また水道事業は独立採算を基本とする公営企業であり、事業を進める上で料金にも影響が出てきます。まずは市民の皆様に水道の現状と整備の必要性を丁寧に御説明いたし、御理解を得ながら事業を進めていきたいと考えております。

 

 以上です。

 

○議長(萩森良房君)  岩田功次君。

○岩田功次君 
 答弁ありがとうございました。

 

 ここで再質問をさせていただきます。

 

 まず初めに、この平成19年につくられた八幡浜市総合計画、これがちょっと今わからないんですが、予算が幾らかかったのかというのを教えてください、時間がかかるので一番最初に言いましたが。

 

 実はこの計画書ができたらそれでおしまいっていうふうな感じがしました。自主防災会のことをやられてるっていうふうな地域自主組織の説明でしたが、実はこの中に入っている地域自治組織のことに関しては、今行われている事業とはもっと違う、深いことをこの委員会の人たちは組織づくりをしたいということでつくられたというふうな思いがあると私は感じていました。地域に予算を出して、そこの地域でしてもらうことは地域でしてくださいっていうふうなのがこの中には含まれているのではないか。市役所が考えてするんじゃなくて、地域でしてくださいよっていうことで予算を出すっていうふうなことだと思っていたのですが、自主防災会でも役所主導型ですし、そういうふうなのも大切なことですけど、本来の中に入ってる地域自治組織のっていうふうなのをいま一度考え直して、いいことであれば、ぜひ早期にでもやっていただきたい。特に港の開発、地域コミュニティーの育成の場所にするっていうふうなことに対しては、これはきちんとしていただきたいと要望しますので、これはぜひ行ってください。

 

 2点目、理事者の組織構成について。

 

 部長制を復活させるっていうふうなことで伺いましたが、組織の拡大っていうのはちょっと反対なんです、拡大。減らす減らすっていうふうなことに関して、やっぱりこれまたふやすんじゃないのっていうふうなことで、減らす傾向なんだけど、仕組みづくりをしていただきたいなあっていうふうなことで私は思っておりました。

 

 9月の一般質問でも言いましたが、法律的にも都市計画法っていう法律があって、その下に河川や港湾建設っていうふうなのになっています。ですから、今の政策推進課がその部署をまとめてるように、都市計画課があって、それがほかの課のまとめ役をする。その政策推進と都市計画課がそのまま部長になるかどうかっていうのはちょっとよくわからないことなんだけど、副市長、市長が幹部3部長、部長じゃなくて3課長に話したら、そのまま仕事がスムーズにいくっていうふうな仕組みはどうかな。部長をふやすっていうんではなくって、9月に言った、景観、都市計画課の設置みたいなやつをできたらっていうふうに考えておりました。スムーズな議会、役所の運営っていうのは、そういうふうなことで拡大せずに、人はそんなにふやさずに、仕組みだけでどうにかならないものかというふうなことであります。

 

 もっと別なことで言うと、八幡浜全体の方向性はこういうふうにしたいっていうふうな、都市計画だったら都市計画で役所が決めていると、例えば市長とか副市長がかわったとしても、そういうふうな目標に向かっていくっていうふうな仕組みも必要ではないかっていうふうなことであります。

 

 この2点再質問します。よろしくお願いします。

 

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君) 
 それでは、岩田議員から今御質問いただいたもののうち、理事者の組織構成の点についてお答えしたいと思います。

 

 今岩田議員言われた中で、人をふやさないで仕組みだけでどうにかならないかということと、特に都市計画のことを例に挙げて言われました。人をふやさないで仕組みでやるシステムとしては、例えば都市計画、今回景観計画出ましたけれども、これは特定の仕事でいろんなところに関係をしていきます、農林にも関係してくる、商工にも関係してくる。それで、例えばこれは組織をふやさないで継続的にやるためには、この間ちゃんぽん担当というのをつくりましたけれども、例えばその知見のある職員に都市計画担当ということで都市計画の仕事を担わすということも可能かなと思います。これ今ちょっと思いつきでお話ししたわけですけれども、そういう格好で、組織をふやさないで部局間にわたることを特定の職員に担当させる仕組みというのは、やり方によっては可能かなと思います。これと、部長制の話が出ましたけれども、部制の分はまたちょっと別の話になると思いますけれども、例えば農林課とか商工課とか、ある程度の課を一つのセットにくくって、関係あるものを部の中でやっていくと、これは一つのやり方かなというふうに思っております。

 

 以上です。

 

○議長(萩森良房君)  政策推進課長。

○政策推進課長(中榮忠敏君) 
 岩田議員さんの御質問にお答えをいたします。

 

 この総合計画の策定の経費でございますが、これは業者のほうに委託をして作成をしております。18年度でございます。420万円の経費がかかっております。

 

 以上でございます。

 

○議長(萩森良房君)  岩田功次君。

○岩田功次君 
 ありがとうございました。

 

 総合計画の業者に任せたっていうのもわかりました。ただ、中にはいろんな委員の方が知恵を絞って本当にこれメンバー見てもたくさんの方が毎日毎日これ会議してつくられたものだと思いますが、やっぱりこれができたらおしまいっていうふうな風潮かなんかがあるようです、思ったんですが。景観計画も同じようにできたからおしまいではなくって、実は景観計画なんかは、まさに魚市場の建設だったり、港の建設にまさに景観がそのまま物の形になっていくというふうなことになります。ですので、その点を十分考えられて、こういうふうに、できたらおしまいではなくって、ちゃんとやっていただくように要望いたします。

 

 あと、部長制の話、仕組みの話はいろいろと考えてやられているのだなというふうなことを感じましたが、実はチェック機能ではなくって、その組織が次の世代の人が勉強できるような、質が上がるような、そういうふうな仕組みでそれをつくっていただきたい。ただ、チェックして、いいこと悪いことってぶうっていうふうな、立派な人がどんといるんじゃなくって、いや、そういうふうな人もいて、なおかつ周りの人が育つような、その立派な人が退職しても次が育つような仕組みをつくるようにぜひお願いして、再質問を終わります。

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