公開日 2014年09月04日
(質問事項)
1 地域における高齢者福祉サービスについて
2 子育て支援と保育サービスについて
3 市民参画と活動支援について
〔樋田 都君登壇〕
○樋田 都君
本日の一般質問通告者最後になると思いますが、よろしくお願い申し上げます。なるであろうと思われます樋田 都でございます。
私は、通告書に従いまして、大綱3点につきましてお伺いいたします。市長並びに関係理事者の明快な答弁をお願いいたします。
現在、八幡浜市の総人口の3分の1が65歳以上の高齢者であり、そのうちの2分の1強が75歳以上の後期高齢者であります。昨年の9月議会の一般質問でも取り上げさせていただき、集落ごとの住民と連携し、高齢者の触れ合いの場づくりとしてのサロン活動の説明をいただきました。早速私の地元で、農休日を利用し、いきいき健康教室を開催し、楽しく昼食を囲み、その後グループに分かれ、今一番何を望んでますかを自由に話し合っていただきました。
その結果、家族への気遣いのない交通の便が欲しいとの要望が強く、利用しているタクシーの金額や月の利用状況を踏まえた最低限度の回数などを話し合い、ことしの6月より料金1回500円、月2回の外出便であるおとめタクシーと名づけた発起人7名の乗り合いタクシーを民間タクシー会社の協力を得て行っています。この活動を社会実験と言わせていただくならば、山間部が多く、中心市街地から遠く、バス路線の廃止地域には一番必要とされ、そして心から喜ばれる高齢者への福祉サービスではないでしょうか。
それでは、高齢者外出支援について質問させていただきます。
新居浜市では、バス路線のない地域に路線バスとタクシーの両方の特徴を備えた公共交通システム、ディマンドタクシーを導入することを決め、来年の1月から試験運行を始めることになりました。県内では四国中央市が既に導入されています。新居浜市は9月議会で補正予算案としておよそ636万円を盛り込む予定で、実施主体となる市地域公共交通活性化協議会への負担金として計上され、公共交通を確保し、市民の利便性を向上させたいと取り組んでおられます。
八幡浜市では、高齢者福祉タクシー利用助成金として1,425万6,000円の予算計上がされ、6月現在1,261名に対し年間一律1万3,200円の支援アップを行い、チケット利用率は7割程度とお聞きいたしました。この事業は、対象者に条件があり、満たしている方のみの支援であります。しかし、対象者は今後年々増加していくに違いないと思われます。八幡浜市ものんびり和気あいあいの予約型乗り合いタクシー、ディマンドタクシーの運行の検討に取り組むべきと考えますが、お伺いいたします。
ことしの3月、子どもも親も地域もみんなが輝きあう八幡浜を理念に次世代育成支援地域行動計画後期計画がまとめられました。この計画の基本目標の一つとして、子育てを応援する子育てサービスの充実したまちと定義し、すべての子育て家庭が子供を安心して産み育てることができるよう、必要な保育サービスや相談、情報提供サービスなどのさまざまな子育て支援サービスを充実した地域が積極的に子育てができる環境づくりを推進する目標を掲げています。
近年のライフスタイルの多様化に伴い女性の就業率が拡大し、共働きの家庭が増加しており、さまざまな就労形態に対応できる柔軟な保育サービスが求められています。現在、通常保育事業は15カ所であり、10名を切っている保育所は3カ所となり、入所児童数が減少しているものの、入所希望者の待機はなく、ニーズは100%に満たしていることには感謝しなくてはなりません。
しかし、21年度末の入所児童者数に対しての職員数の状況を見るとき、再編計画を立てる必要があるのではないかと思われます。施設の老朽化や保護者の送迎車両の駐車場問題など、統合や建てかえの必要をも求められてきます。
昨年の新型インフルエンザが猛威を振るい、多くの子供たちは体力を奪われ、また入院を余儀なくされ、親たちは心も体も消耗し、仕事の板挟みに途方に暮れていた現実を目の当たりにしたとき、病児・病後児保育室があればどれだけ負担から解消できたことかと痛感させられました。また、先月、1年越しではありましたが、看護師1名の確保が実り、市立病院で楽しく仕事をしているようですが、子供の病気への不安が心細く見え隠れしています。共働きで子育てをした私も、働きたいために預けたはずが、発熱や体調不良で迎えに来るようにと連絡があり、困り果てたありさまは忘れることのできない事実です。だからこそ、出生数の減少は安心してできる子育て支援を待っています。次の世代を担う八幡浜市の後継者のニーズに対応する保育サービスの確保に病児・病後児保育室の設置はどうか、お伺いいたします。
価値観やライフスタイルの多様化、行政の守備範囲の相対的縮小などにより従来の行政主導のまちづくりの仕組みは限界に来ており、行政だけでは解決できない多種多様な要望に対応するため、これからのまちづくりは市民と行政がともに学習し合い、話し合い、明確な将来目標を共有していくことが大切であり、施策の計画段階から市民参画や市民との対話が必要であります。このたびの市政懇談会の実施は、市民目線で地域の特徴が見える大切で意義ある取り組みであると思われます。小さな声に寄り添い、いろんな角度からの意見に大いに答えていただきたいものです。
それでは、市民が行事やイベントの企画や運営に積極的に参画を図るための活動支援について質問させていただきます。
まず1つは、目安箱の設置であります。
市民は血税である税金がどのように使われ、どのように自分たちに返っているのか、ガラス張りの姿を待っておられます。声のキャッチボールのためにも設置の実施や設置の場所を大いに検討していただき、また回答の迅速さや方法も市民から答えをいただいてほしいと思いますが、いかがでしょうか。
2つ目は、イベントの必要性であります。
晴れやかに装って旅立つ日を迎える成人式から秋のてやてや踊りまでの1年間には数々のイベントが繰り広げられています。特に真夏の祭典である花火大会や女子大学生のソフトボール大会、てやてやウエーブと、ことしは猛暑の中、ボランティアの市民の皆さんと市の職員の皆さんの活躍には心からの感謝であります。八幡浜市のマンパワーを感じ、どれをとっても継続していかなければならないイベントになっています。それに、ことしは日大生のかまぼこカーテンが完成し、アートのまち八幡浜をアピールしてくれました。この製作をいかに我が町のものにしていくかは重大責任です。寂しくたたずますことのなく、市民からのアイデアをいただき、大切に守っていかなければならないと思いますが、いかがでしょうか。
3つ目は、全国初の港弁への協力であります。
八幡浜港みなとまちづくり協議会のワーキンググループの有志がハモを主役とした港弁、試作弁当に取り組んでいます。これは今秋の11月、八幡浜市で開催される第6回みなとまちづくり研究会行事で、全国40港から来浜する参加者に披露し、その後市民から全国へとつないで、八幡浜の味を普及していこうと挑戦しているものです。今月の末には第1号が完成します。市長を初め職員の皆さんの協力を得て試食をしていただき、アンケートで改良を求めていきたいと思いますので、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
これをもちまして私の一般質問とさせていただきます。
○議長(萩森良房君) 市長。
○市長(大城一郎君)
樋田議員御質問の大綱2、子育て支援と保育サービスについてお答えをいたします。
樋田議員も御承知のように、子どもも親も地域もみんなが輝きあう八幡浜プランを基本理念として八幡浜市次世代育成支援地域行動計画後期計画が本年3月に策定されたところであります。この行動計画の基本目標として、子育てを応援する子育てサービスの充実したまちなど7つの基本目標を掲げております。近年は女性の社会進出に伴い共稼ぎの世帯が増加傾向にあることからも、この計画の目標達成のため、保護者のニーズに対応した多様な保育サービスの提供の推進が求められております。
議員御提案の病児・病後児保育室でございますが、県内でも松山市など実施している市町もありますが、ほとんどが小児科医などの病院で実施しているものでございます。元来、保育所は健康な子供を預かる形態であり、またこの事業の実施には実施する場所や看護師、提携する病院などの確保が必要となり、現時点ではなかなか大変ではないかと考えております。
しかしながら、保育中の児童が発熱など体調不良となった場合、勤務中の保護者にとってすぐに迎えに行くのが困難であるとの声も承知をしております。このような場合に、保育所において、保護者が迎えに来るまでの間、看護師等が医務室で緊急に対応するといった体調不良型の病児・病後児保育事業の実施も含め、今後他市町の事例などを参考にして検討していきたいと考えておりますので、御理解のほどお願いをいたします。
その他の質問に対しましては、副市長並びに担当課長から答弁をさせます。
○議長(萩森良房君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君)
それでは、樋田議員御質問のうち、大綱3の3、全国初の港弁への協力についての項についてお答えをします。
7月20日に八幡浜港みなとまちづくり協議会総会に私もお招きをいただき、ワーキンググループ有志で全国初の港弁を開発し、来る11月13日、14日の両日、当市で開催されます、先ほどお話しの第6回みなとまちづくり研究会において全国発信していくという計画をその場でお聞きをしました。ボランティアで集まった有志の皆さんが研究と試行錯誤を重ねて八幡浜市の特産品を全国に紹介していこうという姿勢には頭が下がる思いであります。
また、先日は港弁の第一弾として魚市場に揚がるハモを主役にしたものになると、そういう新聞報道がありました。八幡浜漁港はハモの水揚げでは全国屈指の量を誇り、主に京阪神へ活魚として出荷される一方、活魚が鮮魚になると取引がやや安くなってしまう場合があると、そういうふうに聞いております。今回の取り組みによってハモに注目が集まり、地域における消費拡大にもつながれば一石二鳥であると思っております。今お話のありました試食とアンケート調査、ぜひ御協力をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをします。
○議長(萩森良房君) 政策推進課長。
○政策推進課長(中榮忠敏君)
樋田議員の大綱1、地域における高齢者福祉サービスについてのうち、ディマンドタクシーの運行の検討についてお答えをいたします。
樋田議員の御尽力により運行されていると聞いておりますおとめタクシーにつきましては、バス路線が廃止された地区における、高齢者、交通弱者の移動手段を確保する一つの方法として市としても注視をしているところでございます。
御承知のとおり、マイカーの普及や過疎化に伴う利用者の減少などによりバス路線が全国で相次いで廃止となり、全国の自治体においては、市営バスあるいは福祉有償バスなどさまざまな取り組みがなされているところであります。また、県内におきましても、四国中央市、伊方町で導入済みでございまして、さらに新居浜市におきましても来年度からディマンドタクシーの導入を目指した動きがあるなど、公共交通機関がなくなった地区における地域住民の移動手段を確保するため、さまざまな取り組みがなされております。
樋田議員から御提案をいただきましたディマンドタクシーにつきましては、その利便性の高さから幅広い住民ニーズに対応可能なシステムとして、福祉の向上、住民生活の質の向上に有効であると認識をしております。御承知のとおり、本市日土地区では平成20年6月からNPO法人にこにこ日土により過疎地有償運送事業に取り組んでおられます。この地域住民が直面している危機を乗り越えようとNPO法人を立ち上げ、交通空白地区における地域住民の移動手段を確保する取り組みは、全国的に見ましても先例的な事例であるとともに、住民との協働が図られ、地域の活性化や自立効果が期待できるモデル的な事業であると認識をしております。
今後も高齢化が進む中で高齢者の移動手段を確保することは重要な行政課題であり、ディマンドタクシーの導入等につきましても潜在的な需要や将来の需要予測等に加え、国、県の支援などについても的確にとらえ、今後本市における公共交通体系の総合的な研究を行う中で調査検討してまいりたいと考えております。
続きまして、大綱3、市民の参画と活動支援についての1点目、目安箱の設置についてお答えをいたします。
目安箱につきましては、7月1日から始めました市政懇談会を契機に、市民の皆様方の率直なお気持ち、お考えを把握する手段の一つとして設置をしたものでございます。広報等でもお知らせをしておりますが、現在17地区公民館と中央公民館の計18カ所に設置をいたしております。議員の御指摘もございました設置の場所につきましては、目安箱設置の試みがまだスタートしたばかりでございますので、今後の利用状況等も踏まえながら十分検討を加えてまいりたいというふうに思っております。
また、回答の迅速さや方法についてでございますが、各担当課での検討、回答とある程度の時間は必要かと思いますが、基本的には住所、氏名がはっきりしておられる要望等につきましては、本人あて、できるだけ迅速に回答をし、また無記名の要望、提言等も含め、ある程度まとめた形で広報等でお知らせする方法をとるなど考えてまいりたいと思いますので、御理解のほどお願いをいたします。
続きまして、大綱3の2点目、イベントの必要性についてお答えをいたします。
イベントに対する市の取り組みについてでございますが、基本的な姿勢としましては、市民が熱い思いを持ってみずから発案するようなものにつきましては、要請がございましたら市としてできる限り支援をし、市民とともに汗を流し、まちづくり活動の推進、機運の盛り上がりへつなげていきたいと考えております。
かまぼこカーテン製作の取り組みもまさにこうした取り組みの一つでございますが、議員もおっしゃられましたとおり、完成とともにこれからどのように守り、活用していくかという課題が生まれたのも事実でございます。今後、かまぼこカーテンの周りには緑地公園、さらには交流拠点施設を整備してまいります。より多くの方に来ていただき、憩いのスペースとして活用していただくことに努めることはもちろんでございますが、港湾エリア一体のにぎわいにつながるようなユニークな活用策についてもぜひ検討、実施をしていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
○議長(萩森良房君) 保健センター所長。
○保健センター所長(松本常美君)
樋田議員御質問の大綱1の地域における高齢者福祉サービスについてのうち、(1)高齢者外出支援事業の利用状況についてお答えをいたします。
この事業は、広く高齢者の社会参加の促進、在宅福祉の増進に寄与することを目的に行っている事業であり、対象者は市内に住所を有する75歳以上の高齢者で、65歳以上の者のみで構成している世帯ほかの条件を満たすものとなっております。また、最近3年間の実利用人数と決算額は、平成19年度1,238名、1,093万6,000円、平成20年度は1,289名、1,173万1,000円、21年度におきましては1,299人、1,186万6,000円であり、議員御指摘のとおり年々増加している状況であります。
また、今後とも高齢者が増加していく中で対象者は年々増加していくものと思われます。今後は、御提案のディマンドタクシーを含め、高齢者の移動手段の確保についてどのような方策がふさわしいものであるか、関係課と連携して検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(萩森良房君) 樋田 都君。
○樋田 都君
明快な御答弁ありがとうございました。
答弁していただきました順番から質問させていただきますが、病児・病後児保育室の設置は大変保護者も必要としておられ、これがあればどれほどに安心して仕事に打ち込めれるかっていうことの思いを込めて質問させていただきました。今の答弁では、小児科での設置ということで聞きましたが、当市にも立派な市立病院がありますので、病院の中での設置が可能ではないかというような思いもありますが、今事務局長が手を振りました。
院内保育所のことに対しても9月に言わせていただきましたが、ぜひこの体調不良型の事業としてまずは検討していただき、発熱があるとか体調が不良ですよという子供たちからまずは受け取っていただいて、この事業として保育サービスにつなげていただきたいと思いますが、この点について病院ではだめなのか、市立病院ではだめなんだろうかということに対して、市長、よろしくお願いいたします。
それから、港弁の協力について副市長から今御協力のお気持ちを聞かせていただきました。この港弁は私たち長年の夢でありまして、この振興ビジョンができましたときに私たちのメンバーは集まりまして、何か八幡浜から発信できるものということでありましたけれども、いつの間にか発信するものが作業部会というところに行ってしまいまして、私たちのワーキンググループからのお仕事が2年ぐらい私たちがのけものになったようになっておりましたが、ワーキンググループも今回自分たちで何かを八幡浜から発信しようということでこの港弁に思いをはせております。きのう、初めてハモを使った料理を弁当箱に入れまして、それで皆さんに届けようというそのチラシを本日からつくり始めます。
こういうことで、協力を市の皆さんだけではなく警察も初め農協職員の皆さんということで頭を下げてまいりますので、まずこの試食は、先言っておかなければなりませんが、ただではありません。まずは購入していただきまして、それによってその金額が妥当なのかというようなことからアンケートに答えていただきたく思いますので、その点はよろしくお願いいたします。
そして、ディマンド型タクシーの件なんですけれども、確かにこれは私も簡単におとめタクシーを思いつきまして、そしてこんなにタクシー会社との間で乗り合いタクシーが難しいものかということに直接目の前に壁がありました。国交省の担当の方といろいろ話し合いながら、民間のタクシー会社の方と話し合いながら、今初めて6回を経験させていただきました。月に2回ということですので、二三が六ということで、きょうで7回目というようなことで始めておりますが、確かに高齢者の皆さん、おとめの皆さんは80歳に近い方ばかりですけれども、なぜこれを私がし続けたいかなと思いますと、一日も長く元気でおってほしいということと、デイサービスでもなく、老人保健施設でもなく、地元の我が家で元気に過ごしてほしいということで、1回目は病院ツアーということで病院を回っていただきます。2回目はおしゃれツアーということで、やはり女性ですので、最後までおしゃれで、そしてすてきなばあちゃんであってほしいということで、この2回を目標として1カ月動いております。今9名が頑張って活動しておりますが、もう私の手から離れたようで、お年寄り同士で何日でというような声をかけ合いながら、このおとめタクシーに乗って元気に帰ってきていただいてます。
何が一番私のネックかといいますと、この私のやっている事業が灰色であるということです。国の制度の中にこの乗り合いタクシーがどんなに難しいことであるかということを本当今回つくづく勉強させていただきながら、今回国交省も、もう停留所も要らないし、今のように料金をタクシーにつけて走ればいいというようなことで少し緩和措置をいただきながら、私の胸の中も黒かったのが灰色になったような状態ですので、やっぱりディマンドタクシーはお年寄りの人の皆さんの心から願っている思いでございます。
今説明があったように、にこにこ日土のように日土の皆さんが立ち上がって、あの広範囲の日土の中でこれをやられたことということは大変すばらしいことですけれども、八幡浜市にはまだまだ深い山の中があります。やはり病院に行きたい、そして買い物に行きたい、そういう皆さんの声をやっぱりつなげるためにも、このディマンド型の乗り合いのタクシーでやってほしい。
そしてまた、センター長から言われたように、今支援として1人に1万3,200円で1回550円のチケットが福祉タクシーとして75歳以上や、そして65歳以上の世帯にということで今配られておられるようですけれども、このディマンド型にすれば、お金は結局その大勢の中から使っていく今の結果とすると1,200万円ぐらいのお金からまた違った形のお金が流れていくし、ただではないということですので、乗られる方も300円なり500円なりという金額を自分で出していかれるのではないだろうかと思いますので、支援されている福祉タクシーとともども両方で走っていただく、検討していただく、そういうようなことをぜひとも前向きに、そして私もともに入れていただいて、これだけは私の始めたことですので、最後までやり遂げたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
それから、目安箱の設置ですけれども、私も13日の日に千丈公民館の市政懇談会に行かせていただいたときに、机の端に目安箱というのを見させていただいたときに、目安箱はこれででき上がったのかなって、ここに置いてあるのやからもう私の一般質問から少しと思いよったんですけれども、私も市民の皆さんから私たちの声が聞こえないと言われて目安箱のことを伝えていただいておりましたので、このことを再度、つくっておられる市長さんには大変失礼ですけれども、もう一度質問ということにさせていただきましたが、確かにキャッチボールは素早くキャッチボールで返してあげていただかなければ目安箱にも目安箱の意味がなくなると思いますので、市民の皆様が待っておられるその体制づくりの中でしっかりとした答えを返してあげてください。これは本当に要望させていただきます。
それから、イベントの必要性のお答えもいただきました。確かにイベントは最高の市民の盛り上がりであり、夏の風物詩も待っておられます。こういうイベントは皆さんの力で、市民のボランティアや職員の皆様で一生懸命つくり上げた姿を今回私も見させていただきました。このイベントをなくしては八幡浜市のやはり市民の姿は活性化できないんではないかなと思っております。
もう一つ、ここで質問させて、提案型ですけれども言わせていただければ、花火大会の今回開放しました、市民に見ていただきましたあの広い土地の一角に、やはり寄附をしていただきました皆さんも御招待していただいたら今までにないお返しができるのではないかなと思いますので、来年そういうことを踏まえながら、寄附していただいておられる皆さんにもその一席でも御招待の席があればどうでしょうかねと思いますので、提案しておきます。
以上、質問と提案とでございますが、よろしくお願いいたします。
○議長(萩森良房君) 市長。
○市長(大城一郎君)
樋田議員の再質問に対してお答えをいたします。
病児・病後児保育の確保ということで強く御要望がありました。現在、市立病院でというような話があったわけなんですが、市立病院で院内託児所の計画を進めております。それと同時に、市立病院内で病児・病後児保育をやったらどうかというようなことも考えてみました。そして、今後看護師の現在の状況を踏まえながらこれは十分に可能かどうか今調査中ですが、病院のほうとも連携をとって検討をさせていただきます。
それと同時に、市内のその他の小児科に対しましてもお声がけをさせていただきまして、市のほうからも病児・病後児保育に興味を持たれている小児科の方々に対しまして働きかけをしていきたいと思いますので、どうか御理解のほどよろしくお願いします。
○議長(萩森良房君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君)
それでは、樋田議員再質問のうち、港弁の部分についてまずお答えをさせていただきます。
港弁につきましては、ハモということですけれども、これ非常においしいものでありまして、私の前の職場にもそのファンがおりまして、愛媛県の中では八幡浜のものが一番おいしいということで、私も時々送らされるというなこともあります。非常に評判がいいという状況であります。
今お話の中で有料ということでありましたけれども、ハモというのは普通京都、大阪へ行けば非常な高級料理で何万円もするというふうなことも聞いたことがあります。ぜひこのくらいの値段で八幡浜では食べれるんかということが発信できれば、またそれなりの価値が出てくると思いますので、有料でありましてもぜひ御協力をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それから、ディマンドタクシー、今実際やられて非常に御苦労されているというお話でした。高齢者の移動手段の確保につきましては、目安箱とか市政懇談会でいろんな御意見をいただいております。地区のほうからもぜひしてほしいという意見、いろんな形でいただくことがあります。今は高齢者外出支援事業一本ですけれども、今言われたように、これ両立させて何かうまいことできないかなと。
ただ、ディマンドタクシーを市が100%かぶる形じゃなしに、地域の活力をいただいて、そのような中で市が何らかの形で支援、お金も含めて支援させていただく、国の支援も取りつけるとか、そういう形で実現できれば一番いいかなと思いますので、これも何とか実現したいと思っております。
以上です。
(樋田 都君「ありません。以上です」と呼ぶ)