公開日 2014年09月05日
〔石崎久次君登壇〕
○石崎久次君
私は、質問通告書に従いまして、大綱3点について質問いたします。市長並びに関係理事者の誠意ある御答弁を求めます。
大綱1、農水産業の振興について。
一昨年のリーマン・ショック以来、我が国の経済は不況から立ち直れない状況が続いてまいりましたが、昨今の新聞報道では、多少なりとも立ち直りの兆しが見えてきたという発表もありますが、この八幡浜市で本当にそう感じられているのでしょうか。
八幡浜市の主要産品であるミカンを生産されている農家の方々からは、平成21年度の出荷したミカンの価格がずっと低迷を続け、二度にわたる出荷調整を余儀なくされ、実際の手取り金額が前年よりも3割から4割減ったと嘆かられている声を耳にしました。また、ことし3月27日の異常低温により、当八幡浜市五反田地区、国木地区を中心にカキの霜被害が報告されております。ミカンもまた低温被害の影響か、春に咲く花が咲かなかったとか、落下して実がついていないとかというお話も聞いております。今農家の方々は全国有数のミカン産地であるにもかかわらず、ミカンで今後生活していけるのだろうかという不安を持ちながら日々の農作業に頑張っておられるのです。
県の対策としましては、先ほど述べました3月27日の霜被害に対し素早い対応をとられたようにお伺いしております。その内容は主に農業支払い金の緩和措置、肥料や花粉の費用支援、技術指導等であります。
八幡浜市としましては、この霜被害への対応や主要産品であるミカンの価格低迷に対する支援等につきまして、今後どのような施策を考えておられるのかをお伺いいたします。
大綱1の2、次に、6月1日付の愛媛新聞に八幡浜市と愛媛大学が水産振興と医療福祉の向上などを軸にした社会連携協定を結ばれたという記事が報道されておりました。これは、市長以下皆様の御尽力の成果のたまものであると推察しますとともに、この協定はこれからの八幡浜市のために大変意義深く、喜ばしいことであると思います。魚市場に揚がった練り製品にも使えないような雑魚を、県、市、業界関係者との協力で、保冷食品とか病院食事への利用ができないかと開発が進められるともお伺いしております。
八幡浜市総合計画の中にあります後継者の確保、育成のためにも、まず魚価を上げ、漁業従事者である方たちの手取りをふやすことがまさに再び魚のまち八幡浜を取り戻す第一のステップと考えます。そのような点からも、今回結ばれた協定をもとに、八幡浜市の水産業の発展を今後どのように進められようとしているのか、お伺いいたします。
大綱2、道路拡幅に伴う公衆浴場存続問題について。
県道八幡浜保内線、旧裁判所通りあたりですが、この道路拡幅工事が進められております。3月議会において同僚議員質問の工事進捗状況の確認の中で、平成23年度末をもって用地買収を終了する予定であると明確な回答をいただきました。つまり平成24年3月末には予定地は更地となるわけであります。
私は、その予定地の中にあって、八幡浜市に2軒しかない公衆浴場の今後の存続が気になりました。公衆浴場は市民生活、特に御家庭におふろが備えつけられていない方々、またはお車などの交通手段が特になく、遠くまで行くことのできない高齢者の方々のために絶対不可欠な施設でないかと思われます。このため、国としても公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律を制定し、その中で地方公共団体においても公衆浴場の安定を図る必要な措置を講じ、住民の公衆浴場の利用の機会の確保に努めなければならないと定められているところであります。市長は政策の3つの柱の中でも、安全・安心なまちづくりを一番に取り上げられておりますが、このような方々のための安全で安心なまち八幡浜には公衆浴場の施設の確保も必要なことではないかと考えますが、いかがお考えか、お伺いいたします。
大綱3、子宮頸がんワクチン接種公費負担のあり方について。
子宮頸がんという病名とそれに対するワクチンについて最近よく新聞紙面等でも目にすることが多くなり、私ごとではありますが、3人の女の子を持つ父親でありますので、気になりまして、内科医の先生にお話をお伺いに行きました。昔は子宮がんという総称で、子宮体がんと子宮頸がんが一緒に扱われ、死亡数も正確にどちらがどれだけという統計も不明でありました。今では子宮頸がんはヒトパピローマウイルスで感染するからワクチン接種で防ぐことができるようであります。
朝日新聞紙面に学会の発表内容が掲載されておりましたが、1950年代は子宮頸がんが9割を超え、2000年代には子宮頸がんと子宮体がんの比率が2対1になったとあります。昨今、この比率的に多いとされる子宮頸がんに対するワクチンが開発され、各自治体の中からもワクチン接種に対し個別に公費が助成されているところがあると聞かされております。
また、再度私ごとでございますが、私の妻はことし初めて八幡浜市より子宮頸がん検診の無料券をいただいたことを大変ありがたいと喜んでおりました。だからこそ、その一歩先を行くワクチン接種に対しての公費助成はなお意義のあることではないかと思われます。愛媛県議会の答弁の中にも、子宮頸がんワクチン公費助成を国に求めていくということがあります。それも結構なことでございますが、安心・安全なまちづくりを目指す八幡浜市として、いち早く独自の公費助成をするお考えがあるかをお伺いして、質問を終わります。
○議長(萩森良房君)
市長。
○市長(大城一郎君)
石崎議員御質問の大綱1、農水産業の振興についての(2)水産業の振興についてお答えをいたします。
御案内のとおり、5月31日に当市と愛媛大学との間で、産業及び地域の活性化や医療・福祉の向上などの事項について官学連携協定を締結したところでございます。
まずは、将来の水産振興の指針となる水産振興基本計画の策定を行いたいと考えており、今回の補正予算にも関連経費を計上させていただいているところであります。
今後は、策定検討委員の選任作業を行いますが、選任に当たっては、特に団体、企業の代表者ということにはこだわらず、あすの水産業を担う若い関係者を委員に迎えてはどうかと検討をしているところであります。魚市場における取扱量や取扱金額の減少、また漁業者の減少や高齢化、それと後継者問題など既知の問題はもとより、策定作業を関係者と官学の連携で行うことで、潜在的課題なども明らかにし、解決の方策をみんなで考えてまいりたいと思っております。
その他の問題につきましては、担当課長から答弁をさせます。
○議長(萩森良房君)
保健センター所長。
○保健センター所長(松本常美君)
石崎議員御質問の大綱3、子宮頸がんワクチン接種公費負担のあり方についてお答えをいたします。
子宮頸がんの予防及び早期発見を行うことは、特に20歳から40歳代の女性の健康問題の大きな課題です。議員御指摘のように、子宮頸がん発症率の高いヒトパピローマウイルス16型、18型に対するワクチンが承認されています。性的接触による感染を受ける前にワクチンを3回接種することが有効と言われて、小学校6年生から中学生女子へのワクチン接種の助成を行う自治体も全国的に数カ所見られております。
八幡浜市といたしましても、若い女性の子宮頸がん対策として早期発見のための子宮頸がん検診を受けることができる無料のクーポン券を20歳から40歳の5歳ごとの年齢の方に送付をしております。
また、ヒトパピローマウイルスワクチン接種については、予防接種として安全に接種できる体制や財源の確保など、実際に公費負担をする場合の課題がありますが、前向きに検討しているところでございます。
6年生の女子にワクチンを接種するとしたら、毎年約760万円程度必要となり、ワクチン接種やがん検診の経費は市単独事業として財源の確保を行うことは困難となります。特に、20歳から30歳代の子宮頸がんの罹患率が急激に増加している中、これらの対策は少子化対策の一環として国の公費による支援も必要と考え、国からの財政措置を強く要望するため、県を通して要望書を提出する準備をしているところであります。
以上でございます。
○議長(萩森良房君)
生活環境課長。
○生活環境課長(大森幸二君)
それでは、石崎議員御質問の大綱2、道路拡幅に伴う公衆浴場存続問題についてお答えいたします。
家ぶろの普及によりまして公衆浴場が減少し、今後施設の老朽化や後継者の問題等でさらに減少することが予想されます。議員御指摘のとおり、公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律によりまして、国及び地方公共団体は住民の公衆浴場の利用の機会の確保に努めなければならないと定められております。
当市では、現在公衆浴場の経営の合理化及び安定化を促進し、市民の保健衛生の向上を図ることを目的に、施設の更新に対しましては八幡浜市公衆浴場設備改善事業補助金交付要綱により、また下水道使用料に対しましては八幡浜市公衆浴場振興対策事業補助金交付要綱により補助金を交付いたしております。また、同法では、日本政策金融公庫等の資金貸し付けや国、地方公共団体の助成についても配慮するように定めてありますので、今後公衆浴場が新設をされるという場合には、資金的な支援等を含め、当市も積極的に関与していきたいというふうに考えております。
なお、県道八幡浜保内線道路拡張工事の対象となる公衆浴場の経営者には、今後経営を継続されるのかどうかなどの意向調査を行いたいと考えております。
以上でございます。
○議長(萩森良房君)
農林課長。
○農林課長(二宮嘉彦君)
大綱1の1、農業の振興についてお答えをいたします。
3月27日の霜被害については、八幡浜市において富士柿を中心に、施設のデコポン、せとかに被害が出ております。被害の程度は違いますが、全体で10.5ヘクタール、金額にして7,300万円の被害報告を県にいたしております。今年の収穫が見込めない園地もありますが、枯死した樹木は今のところ見受けられず、来年の影響も含め、状況を調査、観察していくことにいたしております。
6月16日、昨日ですが、県の被害対策の説明会があり、今後関係機関と協議の上、支援を実施することにいたしております。
一方、ミカンの価格低迷による農家の生産意欲の低下とそれに伴う後継者の減少は、八幡浜市のミカン産業の将来の危機的状況であると言えます。今こそもうかる農業の構築が必要であります。その一つとして流通システムの改善があり、先般JAと懇談を行ったところです。今後ともやる気のある生産者が直接消費者とかかわることのできるような広範な販売ルートを関係機関と模索してまいりたいと思います。
さらに、加工品の開発がございます。かんきつを生で出荷するのではなく、加工して付加価値を加えることができないか、多くの方々の知恵と御理解をいただく必要があることではございますが、ぜひ検討してまいりたいと思っております。
また、新たな埋立地に建設される産直施設におきましても、加工品の開発、販売の支援ができるよう検討してまいりますので、御理解、御支援をいただきますようお願いいたします。
以上です。
○議長(萩森良房君)
石崎久次君。
○石崎久次君
それでは、再質問をさせていただきます。
まず、最近の農家の現状をちょっとお話ししますね。私も真穴地区の人間です。四、五年前までは後継者が毎年帰っておりました。ここ四、五年、4年前から全く帰っておりません。それで、本来帰るべき子供たちを持ってる農家の方々、私より大体5歳から10歳ぐらい上の方々とお話ししますと、やっぱり一番は収入減、全く収入がふえる見込みがない、ここ3年ぐらい収入は毎年減っているという、この現状がある以上、子供たちをそういう学校に行かせて、何年間は外におらせて、何年したら帰ってこいよという話をしてたんだけど、今帰らせて先が見える状況にないっていうのが現状だから帰すことができないというお話を聞きました。
それと、私の年代はもう子供たちが受験生になっております。子供たちを、今までは高校の受験の方やったら園芸科とか、高校を卒業すれば愛媛県の農業大学校とか、そちらに大体進まさないかんのじゃないかっていう農家の方々のお話がありました。けれど、今は同級生一緒に夜会うことが多いんですが、私より5歳ぐらい下の子も一緒ですけれど、全く子供たちにそういう学校へ進ませる意識はないと、そういう現状が今、そういうこのミカンの産地である真穴に対してもそれだけ不安が残ってると。
私は、この後10年、20年したら、先ほど言われましたミカンと魚のまちっていう言葉すら死語になってしまうんじゃないか、後継者がいないってことは、すなわち産業自体が廃れると。ミカンも魚もそうですけれど、今まですべて1次産業の方たちが一生懸命頑張ってこられて、そういう稼いだお金で商店やとかいろんなところで買い物をされて、その上に、その方たちがいろんなものを買うことによって市も潤っていたわけですね。その1次産業に手を厚く伸べてない今までの現状とかそういうのを考えますと、今こそもう一度本腰を入れて取り組んでいかなければならないことじゃないかと思います。
今農林課長からありましたように加工品をつくって流通、確かにそのとおりだと思います。新しい収入が得れる、1次産品は市場の価格によっていろいろ変わりますけど、社会全般にいつでもある、例えば医薬品とかサプリメントとか、そういういろんなところにやっていくと、またジュースもそうですね、コンビニ行って、そのジュース安うしてくれっていうことはまずないと思います、そういう別の角度で持っていかないと、今後ますます農業後継者、漁業後継者もそうだと思いますけれど、育っていかないし、育っていかせてあげれないというふうに感じております。ぜひそういう形をどうやってもう一度考えていくのか。具体的なもんがあれば本当はいいんですけれど、先ほど市長言われましたように、今後進んでいくであろうということは確かだと思いますが、その速度を極端に早く、今すぐそういう行動に移していただくようにお願いしながら、また答弁をいただきたいと思います。
それと、水産業に関してでありますが、先ほど私は魚価の値段を上げることがやっぱり後継者育成、そこのおうちが稼げば、先ほどミカンとも一緒ですが、子供たちを帰してその職につけたいわけですよね、だけどその未来がないから子供たちを帰せない。
この現状を踏まえまして、1点、魚をとる量が少なかったら魚価は上がります。市場の値段、いっぱいあると魚価が下がる、これ市場の原理なんですけれど。ただ、昔に比べまして、漁師をしよるにしても、魚の量が減っているこの現状はだれしも数字的にもわかってるわけですね。この魚に対しましてどういうふうにして資源をふやすのか。今港湾課長言われましたけど、なかなか温暖化の影響ってありますけれど、過去に魚の種類によってとか、何かだったら実際に全国でやられてるケースがあるんですね。四国だったらサワラの一時的な禁漁期間を決めるとか、秋田県だったらハタハタを3年間禁漁にして、数十年前の量より実際に調べた調査による魚の量がふえてるという現状があります。
八幡浜市独自ではこの宇和海全域をカバーできませんから、八幡浜市独自で県や国にその禁漁とかというお話はできないかと思いますが、このトロールに見られますように、5月から8月の末までこの禁漁期間を決めてるように、たしかこの南予の西予市や宇和島市に期成同盟とか南予の協議会とかあると思うんですね。その中に皆さんの中に提案していただきたいのが、この宇和海に対して、今漁業いろんなことがあると思うんですが、資源確保という面はとらなかったら一番ふえるんですよ。とらない規制を県にお願いし、県から国に上げていただいて、ただしその間我慢していただく、漁師の方には補償を若干させていただく。ただし、2年、3年、もしそういうことができましたら、必ず今までの実績からいっても魚の量は自然にふえてるわけです。それを強く市長のほうから、その関係、市町村の首長の方にお話しいただいて、市、県のほうに八幡浜市が中心となって上げていただきたいと思います。
もう一点は、養殖で魚をふやすっていうことですね。皆さん普通の養殖はしてるんですが、各養殖業者さんすべて新しい魚種に、いろんなところにないかって自分で養殖の稚魚を飼ってやってます。過去に全滅したとか、2年間飼ってみたけど、これはお金になる魚でなかったとか、いろんな反省をしながら今もやってます。
先ほど愛媛県との連携もありましたが、全国的にはこの水温が上がってる状況ですから、いろんな大学が、例えば10年したら、この八幡浜の水温が東北地方の水温になる可能性だってあるわけですね。ということは、向こうの大学の方たちもこういう地域に出てきたい、こういう地域で今のうちに勉強しときたいという考えは、発想はあるんです。これなぜかというと、たまたま1カ月半ぐらい前に商社の支店長の方と会うことがありまして、いろんな話をしている中にこの大学の問題があって、私も今回5月31日締結できたということをまだ知りませんでしたので、そういう話をしてましたら、いろんな大学がいろんなところに出ていきたがってる、研究したがってるのはいっぱいありますよと。そういうことを市のほうからこういう、例えば研究施設に対して、そのとき聞いたのは、空き家があればいいです、船一つ、二つあればいいです、生けすを貸してもらえばいいです、それぐらいのことで発信すれば、いろんなとこから多分要望が来ますよという、そういう話もありました。一応そういう場所がないか検討いただいて、発信をしていただきたいと思います。
それと最後に、公衆浴場の件なんですが、課長今言われましたように、いろいろ現在あるところに対しての支援とか、新規に対して支援をしていくということがありましたが、今回の場合は県の公共工事による廃止っていう状況なわけですから、普通の場合と違うんですね。個人的にやってて、苦しくなってどうこうじゃなくって、もう道広げますから一律には出ていってくださいという、この立場のということをわかっていただいて、もう一度今経営されてる方にこちらから御相談に乗るという、そういうスタンスで、聞きに行くというんじゃなくて、御相談に乗って、何とか今後もどっかで続けられないかとか、そういうこちらからの提案型的な発想で接していただきたいと思いますが、その辺をあわせて再度御答弁お願いいたします。
○議長(萩森良房君)
市長。
○市長(大城一郎君)
何点か私のほうで答弁をさせていただきます。
1番目の農業振興についてでございますが、今までも市としてもいろいろな手段をとってきていると思われます。今後、やはり早急な対応が必要となってくると思います。それには今石崎議員さんが言われたようにいろんな人の言葉、意見が必要かと思います。これから後、地区別懇談会も予定しておりますし、そういった場所でも農業後継者の方とも十分に話し合いをしながら意見を十分聞きまして、先ほど言われたような医薬品に活用できないか、サプリメントあるいはジュース、そういったところでJAとも協議をしていい方向になるように取り組んでいきたいと思います。
続いて、水産業の振興について、宇和海の資源の確保という観点から貴重な提言をいただいたと思います。各漁協間との意思の疎通が必要だと思いますので、これも市役所としてどう対応するべきか、内部でも十分検討した上で、しかるべき場所で提案が、私としての提案ができるように前向きに検討をしていきたいと思います。
その他のことは各担当から答弁させます。
○議長(萩森良房君)
生活環境課長。
○生活環境課長(大森幸二君)
公衆浴場の確保に向けまして、今議員から御指摘がありましたことを頭に入れまして、早い段階で経営者の方と早急にお話をさせていただきたいというふうに思います。
○議長(萩森良房君)
副市長。
○副市長(橋本顯治君)
先ほど再質問された中で、特に宇和海の資源が非常に少なくなっているというお話がありました。これは、実際に魚市場に行きましてもそんなお話をいただくことがよくあります、現に数字にもあらわれております。ただ、なぜこの宇和海の魚が昔ほどとれなくなったとかというのはいろんな要因がふくそうしてるのかという気がいたします。これはこのまま放置しておいていいのかどうかということは、確かに議員言われるとおり何らかの対応が必要な時期に来ているのかもしれないという気もします。これはただ一概に断定できませんので、また県の水産試験場とか愛大の水産学科、そんなところの知恵もかりながら、何か対応ができんか、あるいは休漁をみんながすることで回復できるんか、そんなことも含めてちょっと一緒に研究、こちらからも提言していく必要があるのかなというふうに思っております。
以上です。
○議長(萩森良房君)
石崎久次君。
○石崎久次君
御答弁ありがとうございました。
最後に、市長に1つお願いといいますか、八幡浜の若い人、特にこれから後継者になろうという人たちは特に不安を持っておられます。きのうもたまたま漁業関係の方と一緒に3時間ぐらいいたんですが、たたき網の方だったですかね、その方も物すごく心配しておられた。結局、先に明るい見通しというか、見通しをつくれというのは難しいんですよ、これを示しなさいというのも難しいんですけど、例えば私が今お願いするのは、とにかく若い人たちに、今の従事者の方に対して一生懸命これから取り組んでいきますっていう力強いバックアップのお言葉をいただいたら、やはりここの場合、マスコミもいらっしゃいますので、そういうことを本当に八幡浜市挙げてやろうとしてるっていうことを最後にお願いして、答弁をいただいて、私の質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(萩森良房君)
市長。
○市長(大城一郎君)
ありがとうございます。
漁師の方、私も同級生あるいはそれ以下の方とも話をすることがありまして、いろいろと相談を受けたりもします。やはり八幡浜市にとりましてミカンと魚のまち、漁業が本当に市の顔となる第1次産業を担っとります。八幡浜市の魚をさばくいろんな関係者にとりましても、一番はその魚をとってきていただく漁師の方がいなければこの町の繁栄はないと思っておりますので、私としましても、その魚を含めて漁師の方、今後本当希望が持てるような政策が打てるように自分自身精いっぱい頑張っていきます。
以上です。