一般質問 H21. 6 清水正治 議員

公開日 2014年09月05日

〔清水正治君登壇〕

○清水正治君 
 皆様お疲れのことだろうと思いますが、提出しております通告書に従って、私の一般質問をさせていただきます。例のごとくでごく簡単に申し上げますので、よろしくお願いをいたします。

 大綱3点、第1が妊婦健診の助成について、それから大綱の2、中学3年生までの医療費の助成について、大綱の3、市長の政治姿勢について、もうはや既にこの件についてはお三方が質問をされておりますが、私も私なりの質問をしてみたいと、このように思います。

 まず、大綱1の妊婦健診助成についてお尋ねをいたします。

 国は、妊婦健診の無料化をうたって、出産までに必要とされる14回の公費助成を実施されておりますが、我が八幡浜市では、一昨年4月より四国で先駆の市独自の取り組みを実施して、全国の模範として注目されたところでありますが、昨年4月から国が助成することとなり、市独自の負担が軽減されたところであります。この1年間で使われた八幡浜市の1人当たりの健診費用はどのぐらいかかったのか、ちょっと教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 大綱の2、中学校3年生までの医療費助成についてお尋ねをいたします。

 最近の経済不況による一般家庭における生活苦は特に厳しさを増している現状です。少子化の進む我が八幡浜市でも、健全な子供の育成のために家庭の負担を軽くして、伸び伸びと子育てができるように、せめて義務教育の終わるまで医療費の助成をしてはと思うのですが、理事者のお考えはいかがでしょうか、お伺いをいたします。

 最後に、大綱の3、新市長の政治姿勢についてお尋ねをいたします。

 まず最初に、新市長就任まことにおめでとうございます。

 最近、八幡浜市ではいろいろな怪文書なるものが出回っているやに聞き及んでおります。合併前も盛んに出ましたが、今回はかなり厳しい内容のように思います。公約を掲げて激戦を突破された現在、これからの市長の政治姿勢をお聞かせいただきたいと思います。

 公約は断じて守る、これが政治家にとって最も大切なことだと私は思います。市民の皆様は大きな期待をされております。4万市民の長として立派に八幡浜市のかじ取りをしていただきたいと強く要望をし、期待しております。いかがでしょうか、御存念をお聞かせ願いたい。

 以上で私の一般質問を終わります。

○議長(上田竹則君) 
 市長。

○市長(大城一郎君) 
 清水議員の大綱
3、市長の政治姿勢について、選挙公約を初めとした具体的な政策につきましては、他の議員さんの一般質問でお答えしておりますので、私の基本的な政治理念についてお答えをさせていただきたいと思います。

 八幡浜市の現状は、1次産業を初めとした地場産業の低迷、中心商店街の衰退、公共事業の縮小、人口流出と高齢化など、全国衰退都市ランキングで上位に位置づけされるほど活気を失った状態であります。

 しかし、反面、旬彩市や駅中浜っ子産直市、先月開催されたてやてやよろずマーケット等の新たな市の創設、商工会議所青年部の八幡浜ちゃんぽん事業と八幡浜いとなみ観光事業、全国的にも珍しいNPO法人による過疎地有償運送事業、かんきつ栽培における新品種への取り組みなど、町を見渡せば元気の源が数え切れないほど存在しているのも事実であります。私は、これまで八幡浜市を元気にしたい一心で、元気、勇気、根気をモットーに活動してまいりました。今後は町に無数に存在する元気の源を集め、それにかかわる皆さんを初めとした市民皆さんの声を根気強く聞いて、市政に反映することにより笑顔があふれる町、市民の皆さんが誇れるふるさと八幡浜を目指して勇気を持って全力を挙げて取り組んでまいる所存でありますので、議員各位の御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 他の件については担当の課長より答弁させます。

○議長(上田竹則君) 
 市民課長。

○市民課長(柏木幸雄君) 
 大綱
2の義務教育課程の終わる中学3年生までの医療費助成の考え方についてお答えをいたします。

 今議会の総括説明で所信を述べさせていただきました、政策の基本理念の安全・安心なまちづくりの中で、子育てしやすいまちづくりを推進するため、乳幼児医療制度の拡充などを検討することを表明いたしております。

 現在の乳幼児医療制度は、医療費をゼロ歳児から小学校就学前までの未就学児を対象として、外来・入院医療費の自己負担分を無料化しており、県下の全市町が足並みをそろえております。

 御質問の中学修了までを対象にした場合の児童・生徒数は、今年51日現在で、小学生1,933人、中学生1,135人で、3,068人が対象となりまして、現在の乳幼児医療対象者約1,900人が4,900人に、2.6倍となるものでございます。20年度の乳幼児医療決算で約5,450万円を助成をしておりまして、単純にはいきませんけども、多額の一般財源が必要になると思われます。

 なお、県下では今治市が小学6年生までの入院費無料化へ向け、今6月議会で条例改正を提案していると伺ってございます。

 当市といたしましても具体化に向け検討してまいりますが、先ほど遠藤議員にもお答えしましたが、拡大することによる財政負担への影響を初め制度拡大の範囲、また実施時期の問題など、財源策として県助成制度の拡充要望など課題が多くございます。これらを分析、影響額などの試算を行い、市全体の施策の中で拡充が可能かどうか、検討をしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君) 
 保健センター所長。

○保健センター所長(松本常美君) 
 清水議員御質問の大綱
1、妊婦一般健康診査の助成についてお答えいたします。

 八幡浜市では子育て支援の一環として、安心して妊娠、出産ができる体制を確保するため、妊娠期間中の健康診査に係る費用の一部公費負担を14回に拡充し、1人当たり45,680円の予算化をしておりました。平成20年度の実績は、妊婦一般健康診査委託料総額で1,0603,000円を支出しております。これは、妊婦さんお一人に対し約41,100円の助成をしたことになります。

 なお、平成21年度は国の妊婦健康診査臨時特例交付金を受け、158,710円の270人分、総額1,6106,000円を予算化し、さらに妊婦健診の自己負担の軽減を図ってまいります。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君) 
 清水正治君。

○清水正治君 
 議長も少し疲れとるようでございますので、申しわけございませんが、ちょっと再質問をさせていただきます。

 今妊婦健診につきまして所長のほうからお伺いをいたしました。この58,710円、3月度の答弁でもお伺いをしております。現在国のほうでは、各行政、自治体に対して大体1人当たり118,000円の出費をしとるというふうなことが出ておりますので、何とかこの差額を利用していただいて、かつて八幡浜市が取り組んでおりました前期、後期のエコー検診の2回ぐらいは取り組んでいただけないかなと、こういうふうに思っております。

 それから、中学校3年生までの助成については、今子供さんが非常に活発な、特に中学生なんかになりますと非常に激しい活動をします。そういって大きな事故になった場合、家庭の負担を軽くするためにはやっぱり何とか助成をしてあげればいいんじゃないかと、このように思うわけです。理事者はどのようにお考えかわかりませんが、ひとつ御配慮をいただければなと、このように思っております。

 それから、市長に政治姿勢についてちょっとお伺いをいたしましたが、ここで市長にちょっとお尋ねをしなきゃなりませんが、514日の話の中で、じゃあ私も行こうかと、こういうふうな御返事をいただいたわけです。ところが、残念ながら、一晩たちますと、もう私は行かれないと、こういうふうな御返事を議長のほうにあったと、こういうふうに聞きました。残念だなと思ったんですけれども、これはいろいろ市長は市長の理由があっただろうと思います。しかし、私はきちんと説明をしたつもりです。政府がおいでなさいと、このように声をかけてくださったんです。それをあなたは、言葉は悪いですが、け飛ばしたわけです、一晩で。どのように思っておられるのか私はわかりません。こういった問題で、これから政府、国に対してどのような請願をなさっていくかわかりませんが、私にはそのあなたのお気持ちがわかりません。残念です。そのことで、もし御存念があれば、一言で結構です、聞かせてください。

 今までお三人の方の質問の中にもございましたけれども、今後出処進退についてはあなた御自身がお考えになることですから私はとやかくは申しませんが、この政府の意見をけ飛ばしたあなたのその心情だけは一口聞かせていただければありがたいなと私は思います。

 以上です。

○議長(上田竹則君) 
 市長。

○市長(大城一郎君) 
 
514日の件につきましては、私もいろいろと考えて、熟慮に熟慮をした結果、現在の私も新市長になったばかりでありまして、市の公務いろいろ入っておりまして、抜けられない状況でありましたので、御辞退をさせていただきました。

○議長(上田竹則君) 
 清水正治君。

○清水正治君 
 公務お忙しいことはよくわかります。しかし、それだけでは私ちょっと理由がわからないんですよ。どういう公務だったかは私は説明を受けておりませんけれども、やはりこれは、この医師問題というのは今までもう皆さんがずっと質問をされました。今八幡浜市にとって、八幡浜市民の
4万市民、また近隣の伊方町とか旧三瓶町とか、そういった方々の住民に対してのこの八幡浜市の市立病院の問題というのは今重大な時期に来ておるわけです。ですから、私はそのことをきちんと提言をいたしましてお声をかけたわけでありますけれども、公務公務で退けられたわけでございますから、これ以上は追求はいたしませんが、ひとつこれからしっかりとへその緒を締めて頑張っていただければと、このように思います。先ほど申し上げましたとおり、出処進退はあなたがお決めになってください。

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