公開日 2014年09月05日
〔上脇和代君登壇〕
○上脇和代君
私は、通告書に従いまして、大綱4について、市長及び関係理事者の誠意ある御答弁をお願いいたします。
まず大綱1は、国民健康保険税と介護保険料についてであります。
平成18年度に入り、国民健康保険税、介護保険料が医療費の増加や制度の改正によって増税となり、市民の生活を圧迫しています。八幡浜市は平成18年8月1日現在、総人口4万1,760人のうち65歳以上が1万2,188人とさらに少子・高齢化が進み、しかも高校を卒業すると同時に大学や他県に就職を求めて若者の流出が後を絶たず、人口減と高齢化に拍車をかけており、増税の原因の一つでもあります。これ以上増税につながらないよう、行政と市民が一体となった取り組みが急務であると考えます。
そこでまず、国民健康保険税についてお伺いをいたします。
質問の1は、国民健康保険税の改正の知らせでは、3年前に比べ1人当たりの医療費が旧八幡浜市では2万4,000円増加していました。保険税抑制のためにどのような対策をとってこられたかについてお伺いをいたします。
質問の2は、早期発見早期治療は医療費の軽減の一つと考えますが、合併前には八幡浜保健所管内の市町の中でも八幡浜市の健診率は一番低い位置にありましたが、平成17年度では40歳以上の基本健康診査受診率が25.6%となっており、大変低い数値であると思います。この数値をどのように考えておられますか。また、受診率を上げるためにどのような対策をとってこられたか、お伺いをいたします。
質問の3は、9月5日のマスコミ報道によると、愛媛地方税滞納整理機構が市町村税、個人県民税滞納縮減に取り組んで、設立の4月1日から8月末までの5カ月間の徴収額が2億2,016万円と初年度の目標の2億円を突破したと記載されておりました。国民健康保険税の滞納者数、金額はどのようになっているか、その対応についてお伺いいたします。
また、滞納者の中の一部を整理機構に移管されましたが、移管された件数、金額、その成果はどのようになっているかについてもお伺いをいたします。
質問4は、以前にも国民健康保険証のカード化を提案いたしましたが、合併の中で考えていきたいという答弁でありました。現在はどのようなお考えでしょうか。近隣では宇和島市、伊方町が合併と同時にカード化されております。
質問の5は、国の方では住民の生活習慣病予防のため、市町村の国民健康保険へ助成して国保ヘルスアップ事業を進めていますが、申請されているかどうか、また活用されるお考えがあるかどうかについてお伺いをいたします。
次に、介護保険料についてであります。
介護保険制度は、高齢者が安心して介護サービスを受けることができるように社会全体で支えていこうという制度ですが、高齢者にとっては、年金が減額される中で介護保険料の増税、介護保険の利用料や医療費の負担など大変厳しいという声をよく耳にいたします。
そこで、質問の1は、65歳以上と65歳以下の要介護認定者数と介護サービス利用者の状況はどのようになっているか、お伺いをいたします。
質問の2は、介護保険料についても滞納者があると伺いましたが、どのようになっているか。また、低所得者への対応はどのようにされているか、お伺いをいたします。
質問の3は、高齢者になっても介護を受けないで健康に過ごせることが市民にとって幸せなことであり、保険料の軽減につながることだと思いますが、市として介護予防への考え方、予防のためにどのような対応をされているか、お伺いをいたします。
大綱2は、健康づくりについてであります。
大綱1にも関連いたしますが、去る8月28日、八幡浜市総合計画基本構想案が答申され今議会に上程されました。中でも、健康づくり推進が一番さきに取り上げられており、大きな課題であると思います。食育基本法や介護予防などによっていろいろな立場で健康づくりが進められておりますが、市民全体が自分のこととしての認識にはまだ至っていないのではないかと思います。私も健康づくり推進に携わっている者の一人として、市民総ぐるみの健康づくりが必要であると強く感じております。すべての市民が心身ともに健康で明るい生活を送り安心して暮らすためにも健康づくりは重要であり、医療費の抑制、税源対策の一つでもあります。西予市や大洲市では保健・福祉・医療、学校、市民、ボランティアなど関係者がプロジェクトを立ち上げ、連携して健康づくりが進められていると伺っております。
そこで、質問ですが、八幡浜市においても、基本構想が机上のもので終わらないように、行政と市民が一体となった健康づくり推進が必要であると思いますが、お考えをお伺いいたします。
大綱3は、地元のジュースを学校給食にであります。
地元のミカンとジュースの活用については、平成17年3月の議会にも質問させていただきましたが、ミカンについては市内の選果場のミカンを順番に使っていただき、子供たちにも大変好評であり、学校では食育にも活用されていると聞いております。
ジュースについては、価格の面で難しいとのことでしたが、今月の7日に八幡浜地方局において愛媛県地産地消・愛あるサポーター交流促進商談会が開かれ、私も参加いたしました。管内の特産品が展示してある中に、八幡浜からもオリジナルのミカンジュースが出品されており、大変味わいのあるおいしいジュースができ上がっておりました。
今子供たちは自販機で甘味料の入ったジュースをおいしいと感じて飲んでいる子が多いのです。無添加で安全な本当においしいジュースの味を知ってもらい、選ぶ力をつけることも食育であり、生活習慣病の予防の一環でもあります。
価格や容器についても、現在使われているジュースと同じような対応ができるのではないかと伺っております。地元のミカンを使ったオリジナルな商品ができることは、ミカン産地の活性化と刺激にもなり、後継者育成にもつながると考えます。
そこで、ぜひ地元のジュースを学校給食に活用していただきたいと思いますが、いかがでしょう、お伺いをいたします。
大綱4は、八幡浜市にも温泉施設をであります。
八幡浜市は以前温泉を掘られましたが、その後湯量が少ないということで閉鎖されました経緯があります。市民の夢は消えましたが、その後も温泉施設が欲しいという声は後を絶ちません。市民の中には、大洲市や西予市、伊方町などの温泉を利用している人も多く、八幡浜市の入浴施設が少なくなっていく中で、生活していく上でどうしても必要な人もあって、温泉は出なくても、海水を利用した塩湯温泉など工夫次第でできるのではないかという声や、他市には何カ所もあるのに八幡浜市にはなぜできないのかという声もよく聞きます。西予市では、5カ所の温泉施設をバスが巡回しており、今では観光よりも住民の健康づくりに活用されております。
そこで、質問ですが、8月の広報で夢ある「みなと」づくりにアイデアを求められておりますが、市民の健康づくりのためにも、その一角にぜひ温泉施設の検討をされてはと思いますが、いかがでしょう、お伺いをいたします。
以上、質問を終わります。
○議長(宮本明裕君) 市長。
○市長(高橋英吾君)
上脇議員の大綱4の八幡浜市にも温泉施設をということでお答えしたいと思います。
市民参加型の港まちづくりを基本理念として、八幡浜港みなとまちづくり協議会では、港を拠点としたにぎわいあるまちづくりの実現のために日々御活躍をいただいており、市といたしましても感謝いたしているところでございます。
この協議会におきまして、現在港町八幡浜の活性化に向けた有効な施設活用方法について全国公募のコンペを実施いたしております。各方面より多種多様な御提案をいただけるものと期待をしております。この提案をもとに、施設整備のあり方、管理運営方法等十分検討してまいりたいと考えておりますので、温泉施設のみならず市民からの強い御要望がございましたら、ぜひとも御提案いただければと思っております。
現在いろいろなところからお話をいただいておるんですけれど、温泉施設とそれから回転ずしという話があるんですけれど、回転ずしは相当賛否両論があるようです。温泉は皆さん方つくってくれと言うんですけれど、この前中部国際空港へ行きまして、その外側だけを見てたんですけれど、やっぱり入り口は女性と子供がいっぱいであったというふうに記憶しております。あそこはふろに入りながら飛行機を見るということですが、私どもは船を見ると、ミカン山を見ると、非常に絶景の場所ではないかと思います。最後のとどめは夕日を見ると、このように私個人は描いておるんですけれど、みなとまちづくり委員会がどのように提案するのか。
そういうことで、私もおふろはつくりたいなと思っております。既に魚市場で働いている人は五、六百人おります。そして、フェリーの九州との関係は現在49万人、伊方町三崎では大体40万人、そういうことで、この人たちをどうとめるかと、このように思っておりますので、経営的には私は何とかやっていけるような気がいたします。そういうことで、ぜひ今後ともその他の問題がありましたら御提案していただきたいと思います。
その他の問題は、各担当課長より答弁をさせます。
○議長(宮本明裕君) 税務課長。
○税務課長(市川芳和君)
大綱1、国民健康保険税についての質問3、滞納者数、金額及び滞納整理機構に移管された件数、金額、その成果はどのようになっているのかについてお答えいたします。
平成17年度で国民健康保険税の滞納世帯数は778世帯、金額で8,299万8,000円の滞納があります。徴収率で94.7%、前年度比較では0.13%のアップとなっております。この要因としましては、滞納整理機構立ち上げに伴う移管予告催告書送付による滞納世帯の納税意識の変化ではないかと思います。
滞納整理機構関連でございますが、市税全体で整理機構に移管した件数は40件、金額で4,789万8,000円を移管し、8月末現在で1,100万円が徴収されました。国民健康保険税に限れば、34件、2,577万3,000円の移管で171万8,000円徴収されております。
以上です。
○議長(宮本明裕君) 市民課長。
○市民課長(谷 明則君)
上脇議員御質問の大綱1の1、国民健康保険税についてのうち保険税抑制のためどのような対策をとってきたか、国民健康保険証のカード化の考えは、国保ヘルスアップ事業の活用の考えはどうかについて、順次一括してお答えをいたします。
まず、保険税抑制のためどのような対策をとってきたかとの質問にお答えをいたします。
国保の事業といたしましては、医療費の給付事業のほかに医療費並びに保険税抑制策の一環として保健事業を行ってきております。この施策といたしましては、保健センターと連携を取りながら、生活習慣病を早期に発見すべく健診事業、新たに70歳になった人へのミニ健診、健康相談等に補助を行ってきております。
また、国保連合会より、月のうち診療日数が一定以上の受診者、同一診療科への重複受診者の報告がありますので、これらを活用し、保健センターの保健師と連携の上訪問指導を行っておりますが、これらの事業によります目に見える成果はなかなかあらわれないのが現状でございます。
そのほか、人間ドック、レセプト点検の実施、税務課との連携によります滞納者対策等施策も実施をいたしておりまして、保険税抑制、医療費抑制に努めているところでございます。
こういった中で、先般医療制度改革関連法案が成立をいたしまして、医療保険各法の改正が示され、その中心に医療費適正化の総合的な推進が掲げられております。平成20年度から生活習慣病等の抑制のための事業が義務化をされましたところでございます。当市におきましても、国、県の動向を踏まえ、この事業によります医療費抑制のための体制づくりを行ってまいりたいと考えているところでございます。
次に、国民健康保険証のカード化の考えはについてお答えをいたします。
国民健康保険被保険者証のカード化につきましては、平成13年2月の国民健康保険法施行規則の改正によりまして、平成13年4月から準備の整った保険者から順次実施することとされておりまして、現在は現行の様式と個人カードの併存状態となっております。
県内におきましては、現在20市町中8市町が個人カードの実施済みとなってございます。
当市におきましても、過去施行規則の改正された時点、また合併時には検討を重ねてまいりましたけれども、システム構築、経費の問題等によりまして実施には至っていないのが現状でございます。
被保険者の利便性を図るためにはカード化は推進するべきと考えておりますが、今ほどの経費的な問題等を含め、費用対効果、国保財政への影響及びメリット・デメリット等先進地を参考にし、また平成20年度からは県内20市町で組織します広域連合で、現在の老人保健制度にかわります後期高齢者医療制度が発足をいたします。この制度も視野に入れまして、できるだけ早い時期の実施に向け検討をしてまいりたいと考えております。
次に、国保ヘルスアップ事業の活用の考えはどうかについてお答えをいたします。
国保ヘルスアップ事業につきましては、生活習慣病の一次予防を中心に位置づけられておりまして、平成14年度より実施された厚生労働省の事業でございますが、当初平成16年度までの3年間は都道府県に1カ所の市町村を指定してのモデル事業でございまして、当市は指定されておりませんでした。平成17年度より一般の事業となりましたけれども、現在の職員体制では事業実施は困難であるというふうな理由で申請は見送っておるところでございます。
先ほどの医療費抑制策の中で申し上げましたけれども、平成20年度からは医療費適正化事業が義務化をされますので、職員配置等協議の上、この事業の活用について検討をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 保健センター所長。
○保健センター所長(永井俊明君)
それでは、上脇議員の大綱1の1、国民健康保険税についての中の基本健康診査受診率についてお答えをいたします。
老人保健事業における40歳以上の方を対象とした基本健康診査における平成17年度の愛媛県の平均受診率は29%であります。八幡浜市では3,112名が受診し、受診率は議員御指摘のとおり25.6%と低い傾向にあります。その中で、八幡浜市の特徴といたしまして、40歳からの5歳ごとの節目の総合健診に重点を置いているため、65歳以下の若い人の受診率は高くなっております。また、65歳、70歳、75歳の前期高齢者に対しましては、機能低下を発見するために検査内容を変更しているため、基本健診以外のミニ健診として458名が受診をいたしております。
今後も40歳から50歳代の働き盛りの方の受診を働きかけるとともに、高齢者の機能低下チェックをする予防健診を強化するととともに、何らかの健診が受けることができる体制を整えていきたいと考えております。
続きまして、大綱1の2の介護保険料について、3点ありますので、順次御説明をいたします。
まず最初に、要介護認定者数と介護サービス利用者数についてでございます。
平成18年8月の実績でお答えをいたします。要介護認定者は、65歳未満が55人、65歳以上が1,915人の計1,970人でございます。そのうち、介護サービスを利用している数でございますが、65歳未満が41人、65歳以上が1,511人、計1,552名の方が利用をされております。
続きまして、滞納者の実情及び低所得者への対応についてでございます。
介護保険料につきましては、徴収方法により特別徴収と普通徴収に分かれます。特別徴収は年金からの天引きにより保険料を納付するもので、普通徴収とは年金天引き以外の方法によるもので、市から送付した納付書により直接金融機関等に納付するものを言います。原則特別徴収につきましては、年金からの天引きであるため保険料の滞納は発生しませんが、普通徴収につきましては、口座振替を除きみずからが金融機関等に納付する必要があるため滞納が発生する可能性があります。
滞納者に対しましては、各納期ごとに督促状を、また年4回催告書を発送し納付を促しております。また、滞納者のほとんどが低所得者であるため、電話、訪問等により個別相談を行いながら、分納等により納付の促進を図っております。平成18年度の介護保険料改定では低所得者に対する配慮を行い、保険料が昨年度より安くなる被保険者もいることから、滞納者の減少に効果があるものと考えております。
介護保険料は、介護保険制度を運営していく上で不可欠な財源であるため、今後も滞納者の減少に努めてまいりたいと考えております。
3番目ですが、介護予防への考え方、予防のための対応についてでございます。
市では、平成18年度より、介護予防を始めようと65歳以上の方に広くPRを始めております。介護予防は、病気の予防だけでなく老化のサインをいち早く発見し、適切な対策を行うことによって元気で生き生きした生活を維持していくことを目的といたしております。
介護予防事業には、高齢者を対象とした一般高齢者施策と機能低下が顕著に見られる特定高齢者のための介護予防事業の2本立てとなっております。一般の高齢者へは、機能低下のチェックや介護予防の知識の普及啓発活動を行い、地域で自主的に介護予防を行うグループの支援やリーダーの育成を行うため、高齢者節目ミニ健診や介護予防出前講座、地域のリーダー研修などを実施いたしております。重点的な介護予防が必要な特定高齢者につきましては、機能低下の内容に応じた通所事業や訪問事業を実施しているところでございます。
次に、大綱2の健康づくりについてでございます。
八幡浜市の総合計画では、安心、希望に満ちた温かなまちづくりとして健康づくりの推進を掲げております。議員御指摘のように、高齢化が進んでいる八幡浜市にとって、とりわけ健康づくりや生きがいづくりには積極的に取り組むことで疾病予防や介護予防につながることが保健センターの重要な役割と考えております。
市民一人一人あるいは地域や職場、老人クラブや食生活改善推進協議会などの組織ぐるみで各年代に応じた健康づくりを推進していくよう、八幡浜市健康づくり計画の策定を進めていきたいと考えております。
なお、上脇議員におかれましては、健康づくりの指導者として御活躍をされておりますので、今後とも御協力をお願いいたします。
以上で終わります。
○議長(宮本明裕君) 学校教育課長。
○学校教育課長(三堂嗣夫君)
上脇議員御質問の大綱3、地元のジュースを学校給食についてをお答えいたします。
議員御指摘のとおり、学校給食においては地産地消を考慮することは大切だととらえております。給食センターにおきましても積極的に地場産物使用推進に努めているところでございます。
地元のオリジナルのミカンジュースを学校給食に使用してはどうかとの御指摘でございます。現在愛媛飲料のポンジュースを月に2回程度使用してございます。オリジナルのジュースを学校給食に使用する場合、加工場の衛生基準、容量125㏄の紙カップ容器、価格面とクリアしなければならない問題が数多くございます。これらのすべての問題が対応できる品物であれば、早急に比較検討をして導入したいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 上脇和代議員。
○上脇和代君
ただいま大変適切なそれぞれに対して御答弁をいただきました。八幡浜市が健康づくりについても、健康保険税の問題とか介護保険の問題について、いろんな角度から対応されているのはよくわかりました。私も今回こういう税の問題と健康づくりをセットに提案いたしましたのも、やはり総合的に考えていかなければ、現在のこれだけしていただいてもまだやはり医療費がふえている、そういう現状を何とか食いとめていかなければ、やっぱり財政的にも市民の生活についてもまだまだ不安が、これからどんなに上がっていくんだろうという市民の声もございます。
そのためには、やはりいろんな条件があると思います。やっぱり企業がなくて若者がいないということもそうですし、高齢化が進んで子供が少なくなって将来にもそういう不安もあります。私が思いますのは、やっぱり健診にいたしましても、もっともっと徹底して、職場においても、私は今健康づくりの推進にかかわっておりますが、高齢者とか子供とか一般的に時間の対応のある方には接していろんな活動に参加していただく機会があるわけですけれども、働いている人、そういう人の健康づくり、最近よく若年層で亡くなられた方を見ますと、ああまた若い方が亡くなられているというふうに強く感じるわけですが、職場の健康づくり、それをするためには、そういうところにまで健康づくりを推進するためには、先ほど言いましたようにいろんな立場の方の連携が必要であろうと思います。それに対応するということでございましたので、ぜひそういうことにしていただきたいと思いますし、この健康づくりだけでは解決できない問題はありますけれども、保険料とか国民健康保険税、そういうのがもう軽減されるのが実際に数字としてあらわれなければ、やっぱりいろんな努力しても結果的に増税につながっていくということでございますので、そこら辺の今後考え方を市長にお伺いいたしますが、そういうことをどのようにお考えでしょうか。
それから、市長にもう一点お伺いいたしますが、介護保険税が始まって6年目で保険料の滞納があるということは、大変私は厳しい問題だと思います。そういう対象者ということは、先ほども高齢者であろうと言われましたが、非常に厳しい条件の中におられる方ではないかと私は思うんです。普通の方は、年金とか給料から引かれるわけですからその問題はないわけですが、そういうふうに滞納していくという方は、高齢者であったりとか、医療費が重なったり、介護保険料が要ったり、利用料が要ったり、本当に厳しいところにある方だと思いますが、そういう方に対して支援する方法はないものでしょうか、お伺いをいたします。
それから、おふろについては、市長のお考え、大変私はうれしく受けとめております。他市においては入浴施設を使って脳卒中の方のリハビリにも使っている、利用しているというところもございます。これからは八幡浜市にとっても高齢化を迎え、本当に一人一人が健康であるためにも入浴施設はぜひ設置していただきたい。公募をされていることですが、市長がそういうお気持ちであったら私は絶対できると、していただけると確信をするんですけれども、これも皆さんの希望がなければ実現しないかもしれません。公募だけでなくて、市民にアンケートをとるという方法はお考えはございませんか。
以上について質問をさせていただきます。
○議長(宮本明裕君) 市長。
○市長(高橋英吾君)
最初のちょっと質問がよくつかめなかったんですけど、とにかく健康法であって、余り病気にならないようにという方法という意味でしょうかね。
個人個人の健康というのはやっぱりまず自分で自覚しなければいけないし、私は早寝早起きをし出してから非常に健康になったということは事実です。これは規則正しいというリズムですか、朝行くと、回りますと知った人と、最初はあいさつしなかったんですけれど、だんだん私があいさつすると向こうもわかって非常にあいさつの仕方によっても精神的にいいと。ラジオを聞いておりますと、朝の日を浴びるということがまず基本的に体、目を覚ますということで、早寝早起きということだと思うんですけれど。要はいろいろな施策で、各課で健康的な問題はそれぞれ我々ができるサポートはしていこうということですけど、まず本人の自覚によるのが一番いいんではないかと思います。
そのことに関して、漏れた点があったら各担当課長より答弁させます。
それから、温泉についてはもう既にアンケートをとって、そのときに出たのが温泉と、いわゆるおすし屋さん、それが出ました。
ただし、これはまちづくり委員会がやっておるんですけど、温泉をやる場合は建物を建てなければいけないという大きな問題があります。しかし、基本的に先ほど申しましたように魚市場で働いている人がやっぱり500人か600人、これは午前中お客さんとして大事なことだと思いますし、午後からは市民も、それからフェリーに乗る客、時間があれば入っていただくと。駐車場も今基本計画では500台ということですけど、まだはっきりした数字を見ておりませんけれど、どこから来てもやると。余り調子がいいと、近辺の温泉がおかしくなるんじゃないかということも心配するわけでありますが、事実的には八幡浜市民が側へ行ってるということはこれ事実です、八幡浜の人は本当に温泉が好きだなと、ゴルフ場も大体半分が八幡浜の人ということで、私どもがつくるということ。それよりかは、その温泉を利用して魚市場の魚を食べていただくということも大事だし、日本一のミカン。
今非常におくれておるのが、八幡浜市には野菜づくりがないんです。今磯津地区にお願いしてJA通じてやっておるんですけれど、野菜が自分とこでないと、大洲とか西予市からいただいておるというのは事実であります。そういうことも一つの港まちづくりについて第1次産業を野菜づくりにも向けるということも大事だと思いますので、そういうことを総合的にして、メーンはおふろで、その他ミカンと魚と野菜を食べていただくと、こういうことにねらいを定めております。
その他の問題は担当課長より答弁をさせます。
(「休憩お願いします」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 休憩いたします。
午後 1時35分 休憩
午後 1時35分 再開
○議長(宮本明裕君) 再開いたします。
保健センター所長。
○保健センター所長(永井俊明君)
介護保険料の滞納の件なんですが、一応先ほども御説明しましたが、今年度より低所得者に対する配慮ということも実施をいたしております。それで、実際低所得者に対する滞納の後の処理なんですが、分納とかそういう形できめ細かく相談をしながら対応をしていきたいと考えております。
以上です。
○議長(宮本明裕君) 上脇和代君。
○上脇和代君
職場の健康づくりということを先ほど申し上げましたが、八幡浜市の職員に対する健康づくりはどのような方法でされておるか。
そして、3時にラジオ体操が流されておりますが、これはどういう目的なのか、実践されてるのかどうか、お伺いいたします。
それから、ジュースについて、先ほど御回答いただきましたが、代表者の方と会っていただけるのかどうか、そこを確認させていただきたいと思います。
○議長(宮本明裕君) 総務課長。
○総務課長(山本一夫君)
上脇議員の再々質問についてお答えをいたします。
職員の健康づくりにつきましては、年に数回程度職場衛生委員会を通じまして、諸問題について特に生活習慣病等について協議をして、市立病院等の先生の御意見を聞くとか、そういう講習を行っております。
それと、3時の体操の件でございますけれども、これは実際は流してはおるんですけれども、周知徹底も行き届かないところがありまして、御存じのとおり体操をしてない職員が多数見受けられるということは事実でございますので、この件につきましては総務課の方から徹底するように周知をしたいと考えております。
以上であります。
○議長(宮本明裕君) 学校教育課長。
○学校教育課長(三堂嗣夫君)
ジュースの件でございますが、ただいま問題をいただきましたので、これからの検討事項として進めてまいりたいということでお願いします。
○議長(宮本明裕君) 上脇和代君。
○上脇和代君 検討するということでございますので、ジュースをつくっている人の代表者とお会いしていただけるかどうか、そのジュース、今使っていらっしゃるジュースと対応ができるかどうかのお話し合いができればと言よんですが。
○議長(宮本明裕君) 学校教育課長。
○学校教育課長(三堂嗣夫君)
会うのはお願いしたいと思います。
以上です。