公開日 2014年09月05日
〔清水正治君登壇〕
○清水正治君
12月度の本会議におきまして、提出の通告書に従って、大綱2点について質問をさせていただきます。
大綱の1は建築検査についてであります。大綱の2、男女共同参画社会の推進について、2点についてお伺いをいたします。
大綱の1の建築検査につきまして、今御承知のとおりテレビでも報道をされておりますが、全国で大変騒がれている住宅建築に対する耐震化問題、ここに住まれる住民の皆さんが大変困っておられます。一部の人間による間違った考え方が世間を騒がせ、住民の方々に迷惑をかけております。
我が八幡浜市においても、最近高い建物ができ、心配をしているところでありますが、私は今まで学校の耐震問題について質問をしてきましたが、今回はこの一般の住宅について建築許可申請の書類審査とか建築中の現場への立入検査など、また完成後の検査といったようなものに対してどのような方法で実施をされているのか、お尋ねをいたします。
それから、大綱の2点目、男女共同参画社会の推進についてでありますが、現在国においても担当大臣が就任され、愛媛県でも加戸知事のもとで大きく進められております。特に女性の場合、教育の問題とか現場の対応、また福祉に関する心配り、サービスの面といったすばらしい才能を持っておられると思います。我が八幡浜市において、この問題について理事者はどのようなお考えか、お聞かせをいただきたいと思います。
以上で私の質問を終わります。
○議長(宮本明裕君) 市長。
○市長(高橋英吾君)
清水議員の大綱2、男女共同参画社会の推進についてお答えをいたします。
21世紀の真に豊かな社会を築くためには、男女がイコールパートナーとして家庭、職場、地域、政策決定の場など、あらゆる分野に平等に共同して参画し、ともに社会の発展を支えていくような男女共同参画社会の形成は欠くことのできない要件であり、清水議員の御指摘のとおり、男女共同参画社会を推進し、女性の才能を生かしたまちづくりを進めることは重要なことと認識をしております。
現在、市には女性団体連絡協議会がございまして、29の女性団体が加入、活動されております。行政としては各団体の自主的活動を補佐し、団体間の連携強化、ネットワーク化に努めているところでもございます。このような活動を通じて人材の育成を図るとともに、審議会委員等への登用、また市役所内での管理職への登用などを積極的に推進してまいりたいと思っております。
また、先般は八幡浜市特定事業主行動計画を策定し、市が率先して次世代育成支援、男女共同参画の推進に努めているところでございます。
今後は、現在策定作業を進めております総合計画策定にあわせて、平成18年度には男女共同参画計画策定及び男女共同参画推進条例制定に向け取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
その他の問題に関しては、担当課長より答弁をさせます。
○議長(宮本明裕君) 監理開発課長。
○監理開発課長(國本 進君)
清水議員の御質問にお答えをいたします。
八幡浜市における建築確認事務でございますが、市は建築確認関係の受付事務を行っておりますが、建築主事は置いておりません。したがいまして、建築基準法の内容審査は、愛媛県または認可された業務範囲において指定確認審査機関が実施いたしております。
なお、県内自治体で建築主事を置くのは、松山市、今治市、新居浜市、宇和島市の4市でございます。市は、建築主事へ判断資料の提供を行い、また建築確認対象法令として都市計画法、下水道法、港湾法及び農地法等に関する各課への事前協議を行っております。
建築中への現場への立入検査としては、完了申請に基づく完了検査と住宅用途を含む3階建て以上の建物に対する中間検査が建築主事により行われております。
そのほか、年1回の建築パトロール時には、抽出した建築中の物件について、地方局、消防、市の3者、または建築関連団体を加えた4者による現場検査を行っている状況でございます。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 清水正治君。
今答弁をいただきましたが、市の方では対応はちょっと難しいというようなお話でございました。
ちなみに、この高い3階建て以上の建物についてはよくわかりましたが、1点お伺いをしておきたいと思います。最近木造住宅も結構市内の方で建築が進められておりますが、こういった分についての立入検査とかそういったものについてはどのようになっておりますか、お尋ねをいたします。
○議長(宮本明裕君) 監理開発課長。
○監理開発課長(國本 進君)
ただいまの再質問でございますが、木造に関しましても建築主事の方で確認検査をいたしておりまして、市の方では検査する権限は今のところございません。