公開日 2014年09月05日
〔清水正治君登壇〕
○清水正治君
新八幡浜市発足最初の本会議において、通告書に基づき一般質問をいたします。
大綱の1、市営火葬場の件について、大綱の2で市営住宅階段手すりの件についてをお尋ねをいたします。
1番の火葬場の件につきましては、市民の間でもいろいろとお話をお聞きいたします。いつか私もお世話になるであろうという大事な施設でありますが、現在のこの施設については、理事者の方々は既に理解なされていることと思いますので、説明はいたしません。今後、この施設の移転移築のお考えはおありなのか、お伺いをいたします。
大綱の2で、市営住宅の手すり取りつけの件につきまして、新しく建設をされました市営住宅にはエレベーターもついて便利な住宅ができております。古い住宅には、エレベーターを取りつけるような構造にはなっておりません。また、古い住宅に住んでおられる高齢者の人にとって、階段の上り下りは大変だと思われます。中には、手すりのついていない住宅もあります。ひどいところでは、2階までは手すりがついていて、そこから上はない状態の住宅もあります。
全市営住宅の総点検を実施していただいて、高齢者や足の不自由な人たちのために、せめて手すりを取りつけることはできないものか、お伺いをいたします。
以上です。
○議長(山本儀夫君) 市長。
○市長(高橋英吾君)
清水議員の大綱1、火葬場の件についてお答えいたします。
八幡浜市火葬場は、昭和の初めに開設され、建て屋及び火葬炉とも老朽化し、ばい煙、悪臭が周辺環境を著しく悪化させていたため、平成8年度に鉄骨づくり平家建て、火葬炉3基を持つ施設として改築し運営しているところでございます。
議員御案内のように、当火葬場は、現在新築されている他の市町等の火葬場に比べ手狭でありまして、また火葬場への進入路もかなり狭く、近隣の住民初め利用者に御不便をかけている次第であります。
以上のことを踏まえ、新八幡浜市といたしましては、合併協議での新市建設事業計画に沿って、人にやさしい、自然にやさしい施設の移転新築を図りたいと考えております。
ただいま、担当課においていろいろあちらこちらと探しておりますが、近々結論が出るもんと確信しております。
以上でございます。その他の問題に関しては、担当課長より答弁をさせます。
○議長(山本儀夫君) 監理開発課長。
○監理開発課長(國本 進君)
清水正治議員の御質問の大綱2、市営住宅の階段手すりの取りつけについてお答えをいたします。
市営住宅は、住宅不足の解消に対応するため、供給されてきましたが、量的な充足を第1目標に掲げていたこともあり、古い時代に建築された住宅については、質的には高くない小規模な住宅が中心に供給されているのが現状でございます。そのため、近年のライフスタイルの変化に対応していないものも多く、今後、高齢化への対応や若者の定住促進のために家屋の改善が必要であります。
旧八幡浜市におきましては、老朽化した市営住宅の建てかえに当たっては、高齢化社会に対応するため、バリアフリー住宅を基本とし、高齢者などに配慮した市営住宅の整備を推進しております。また、既存住宅のエレベーター設置や手すりの取りつけなど、居住環境の改善を推進しているところでございます。
議員御指摘の高齢者や足の不自由な人たちに配慮した階段手すりの取りつけについては、重要な課題と認識をいたしております。早速、点検調査をいたしまして、共用の階段がある住宅は、65棟ございます。そのうち、階段手すりのついていないのは13棟で、設置費用は約1,000万円程度必要と見込まれます。
今後の対応といたしまして、年次計画を立て、順次改善を図っていきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
以上でございます。