公開日 2014年09月17日
議事日程 第1号
平成17年6月13日(月) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
会期の決定
第3
八幡浜市議会活性化等特別委員長の中間報告
(質疑)
第4
報告第27号 専決処分の報告について(北浜立体駐車場利用者との和解及び損害賠償額の決定について)
報告第28号 専決処分の報告について(八幡浜市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第29号 平成16年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書
報告第30号 平成16年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書
諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第 2号 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合規約の変更について
議案第 3号 八幡浜地区施設事務組合規約の変更について
議案第 4号 八・西衛生事務組合規約の変更について
議案第 5号 南予水道企業団を組織する地方公共団体の数の減少及び同企業団規約の変更について
議案第 6号 南予地方水道水質検査協議会を組織する地方公共団体の数の減少について
議案第 7号 南予地方水道水質検査協議会を組織する地方公共団体の数の増加について
議案第 8号 南予地方水道水質検査協議会規約の変更について
議案第 9号 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第10号 八幡浜市及び保内町の廃置分合に伴う八幡浜市国民健康保険税条例の適用の経過措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第11号 八幡浜市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について
議案第12号 八幡浜市立学校体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第13号 平成17年度八幡浜市一般会計予算
議案第14号 平成17年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計予算
議案第15号 平成17年度八幡浜市老人保健特別会計予算
議案第16号 平成17年度八幡浜市介護保険特別会計予算
議案第17号 平成17年度八幡浜市介護サービス事業特別会計予算
議案第18号 平成17年度八幡浜市日土財産区特別会計予算
議案第19号 平成17年度八幡浜市駐車場事業特別会計予算
議案第20号 平成17年度八幡浜市簡易水道事業特別会計予算
議案第21号 平成17年度八幡浜市公共下水道事業特別会計予算
議案第22号 平成17年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算
議案第23号 平成17年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計予算
議案第24号 平成17年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計予算
議案第25号 平成17年度八幡浜市港湾整備事業特別会計予算
議案第26号 平成17年度八幡浜市水道事業会計予算
議案第27号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計予算
(提案者の説明)
第5
議員提出議案第7号 八幡浜市議会解散に関する決議
———————————————————————————————————————
本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期の決定
日程第3
八幡浜市議会活性化等特別委員長の中間報告
(質疑)
日程追加
議員提出議案第8号 平成17年6月定例会最終日をもって議会を解散する決議について
(提案者の説明、質疑)
日程第4
報告第27号 専決処分の報告について(北浜立体駐車場利用者との和解及び損害賠償額の決定について)
報告第28号 専決処分の報告について(八幡浜市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第29号 平成16年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書
報告第30号 平成16年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書
諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第 2号 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合規約の変更について
議案第 3号 八幡浜地区施設事務組合規約の変更について
議案第 4号 八・西衛生事務組合規約の変更について
議案第 5号 南予水道企業団を組織する地方公共団体の数の減少及び同企業団規約の変更について
議案第 6号 南予地方水道水質検査協議会を組織する地方公共団体の数の減少について
議案第 7号 南予地方水道水質検査協議会を組織する地方公共団体の数の増加について
議案第 8号 南予地方水道水質検査協議会規約の変更について
議案第 9号 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第10号 八幡浜市及び保内町の廃置分合に伴う八幡浜市国民健康保険税条例の適用の経過措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第11号 八幡浜市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について
議案第12号 八幡浜市立学校体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第13号 平成17年度八幡浜市一般会計予算
議案第14号 平成17年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計予算
議案第15号 平成17年度八幡浜市老人保健特別会計予算
議案第16号 平成17年度八幡浜市介護保険特別会計予算
議案第17号 平成17年度八幡浜市介護サービス事業特別会計予算
議案第18号 平成17年度八幡浜市日土財産区特別会計予算
議案第19号 平成17年度八幡浜市駐車場事業特別会計予算
議案第20号 平成17年度八幡浜市簡易水道事業特別会計予算
議案第21号 平成17年度八幡浜市公共下水道事業特別会計予算
議案第22号 平成17年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算
議案第23号 平成17年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計予算
議案第24号 平成17年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計予算
議案第25号 平成17年度八幡浜市港湾整備事業特別会計予算
議案第26号 平成17年度八幡浜市水道事業会計予算
議案第27号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計予算
(提案者の説明)
日程第5
議員提出議案第7号 八幡浜市議会解散に関する決議
日程追加
岩切優憲君の議員辞職願いについて
———————————————————————————————————————
出席議員(33名)
1番 大 城 一 郎 君
2番 樋 田 都 君
3番 欠 番
4番 三 好 辰 彦 君
5番 竹 岡 修 君
6番 井 上 和 浩 君
7番 梅 田 末 廣 君
8番 上 脇 和 代 君
9番 菊 池 明 君
10番 矢 野 忠 士 君
11番 魚 崎 清 則 君
12番 山 中 隆 徳 君
13番 二 宮 雅 男 君
14番 遠 藤 素 子 君
15番 武 田 成 幸 君
16番 清 水 正 治 君
17番 兵 頭 孝 健 君
18番 清 家 修 一 君
19番 上 田 竹 則 君
20番 松 本 昭 子 君
21番 宮 竹 萬 治 郎 君
22番 住 和 信 君
23番 井 上 正 俊 君
24番 宮 崎 幸 弘 君
25番 上 野 和 重 君
26番 中 岡 庸 治 君
27番 楠 本 正 則 君
28番 宮 本 明 裕 君
29番 岩 切 優 憲 君
30番 河 野 茂 君
31番 大 山 政 司 君
32番 萩 森 良 房 君
33番 舛 田 尚 鶴 君
34番 山 本 儀 夫 君
———————————————————————————————————————
欠席議員(なし)
———————————————————————————————————————
説明のため出席した者の職氏名
市長 高 橋 英 吾 君
政策推進課長 谷 口 治 正 君
総務課長 柏 木 幸 雄 君
財政課長 山 本 一 夫 君
税務課長 市 川 芳 和 君
市民課長 清 水 浩 君
生活環境課長 坂 田 秀 雄 君
福祉事務所長 小 西 宇佐男 君
保健センター所長 永 井 俊 明 君
人権啓発課長 田 中 良 三 君
水産港湾課長 上 甲 眞 喜 君
建設課長 石 田 修 君
監理開発課長 國 本 進 君
農林課長 菊 池 敏 和 君
商工観光課長 田 中 正 憲 君
下水道課長 河 野 裕 保 君
保内庁舎管理課長 竹 内 茂 君
水道課長 松 本 俊 一 君
市立病院事務局長 高 田 圭 一 君
会計課長 横 田 昌 弘 君
教育委員会委員長 平 田 悦 三 君
教育長 井 上 傳一郎 君
学校教育課長 清 水 義 明 君
生涯学習課長 谷 口 光 一 君
文化振興課長 水 野 省 三 君
監査事務局長 菅 原 茂 雄 君
農業委員会事務局長 上 甲 康 薫 君
———————————————————————————————————————
会議に出席した議会事務局職員
事務局長 谷 明 則 君
事務局次長兼議事係長 山 本 健 二 君
調査係長 田 本 憲一郎 君
書記 鎌 田 恭 廣 君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時00分 開会
○議長(山本儀夫君) ただいまより平成17年第2回八幡浜市議会定例会を開会いたします。
市長から今議会招集のごあいさつがあります。
市長。
〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君) 開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
本日、平成17年第2回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては公私まことに御多忙のところ御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。
私は、さきの市長選挙におきまして、皆様方の力強い御支援と温かい御厚情によりまして無投票当選の栄に浴し、新生八幡浜市の初代市長に就任させていただきました。改めてその責務の重大さを心に刻み、現在旧八幡浜市、保内町の融和を図りながら、1番として財政の健全化、2番として八幡浜港・港湾漁港振興ビジョンの推進、3番といたしまして地域高規格道路大洲・八幡浜自動車道の整備、促進、4番目として公共下水道事業の推進、5番目として市立八幡浜総合病院の整備、充実、6番目として防災対策の推進、以上6項目を重要施策に掲げ、市民と行政が一体となったまちづくりを目指し、全力で取り組んでいるところでございます。どうか議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。
さて、本定例会におきましては、御報告申し上げるもの4件、諮問するもの1件、条例案4件、予算案15件、その他7件合わせて31件の御審議をお願い申し上げるものでございます。
また、最終日には、人事案件の提出を予定いたしております。
諸議案の内容につきましては、後ほど御説明をさせていただきたいと存じますが、何とぞ慎重審議を賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。
以上、申し述べまして、招集のごあいさつといたします。ありがとうございました。
○議長(山本儀夫君) 去る5月26日、緒方健太郎君から一身上の理由により議員を辞職したい旨の願い出がありましたので、地方自治法第126条の規定により同日これを許可いたしましたから、御報告をいたします。
議長においてこの際、諸般の報告を行います。
去る4月臨時会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付しております報告書をもってこれにかえます。
会議に先立ち、去る5月25日開催されました第81回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けられました松本昭子君ほか1名に対し、表彰状の伝達を行います。
○議会事務局長(谷 明則君) それでは、ただいまから表彰状の伝達式を行います。
第81回全国市議会議長会定期総会において、議員在職10年以上で表彰を受けられました方々のお名前を申し上げますので、自席で御起立をお願いいたします。
上田竹則議員、松本昭子議員、以上2名を代表して松本昭子議員に受領をお願いいたします。演壇の方へお願いいたします。
○議長(山本儀夫君)
表彰状
八幡浜市 松本昭子 殿
あなたは市議会議員として10年市勢の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第81回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。
平成17年5月25日
全国市議会議長会会長 国松 誠
(表 彰 状 授 与)
(拍 手)
○議長(山本儀夫君) ただいまの表彰に対し、市長から祝辞があります。
市長。
〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君) ただいま表彰されました議員各位に対しまして、一言お祝いを申し上げます。
去る5月25日、東京都で開催されました全国市議会議長会において上田竹則議員、松本昭子議員に市議会議員在職10年以上の表彰がございました。
上田竹則議員におかれましては、平成7年5月より市議会議員の職につかれ、総務委員長等を歴任された後、現在新市議会では厚生委員長、議会運営委員、市議会活性化等特別委員として御活躍をいただいております。
また、松本昭子議員におかれましても、同じく平成7年5月より市議会議員の職につかれ、決算審査特別委員長、第24代副議長等を歴任された後、現在新市市議会では産業文教委員、市議会活性化等特別委員として御活躍をいただいております。
ここに市民を代表いたしまして、心から感謝を申し上げますとともに、このたびの受賞を心よりお祝い申し上げる次第でございます。
どうかお二方におかれましては、今後とも御自愛の上、これまでの豊かな経験をもとに、さらなる市勢の進展と市民福祉増進のため、一層の御活躍を賜りますよう切にお願い申し上げまして、お祝いの言葉にかえさせていただきます。まことにおめでとうございました。
○議長(山本儀夫君) 被表彰者を代表して松本昭子君から謝辞があります。
松本昭子君。
〔松本昭子君登壇〕
○松本昭子君 受賞者を代表いたしまして、一言お礼の言葉を述べさせていただきます。
今ほどは全国市議会議長会から私どもに対しまして、名誉ある表彰状の授与伝達を受けましたこと、大変ありがたく、喜びと感謝の気持ちでいっぱいでございます。
さらに、市長より身に余る御祝辞を賜り、光栄に思いますと同時に、責任の重さを痛感し、恐縮いたしております。
市政に参画させていただき10年という節目の年に、保内町と八幡浜市が合併し、新八幡浜市が誕生した記念すべき年でもございます。
浅学非才な私どもでございますが、この表彰を契機として、議員としての職責を全うできるよう努力、精進し、八幡浜市の発展と市民福祉の向上に努めたいと思っております。
どうか皆様方のより一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げ、簡単ではございますが、お礼のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。
———————————————————————————————————————
○議長(山本儀夫君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
———————————————————————————————————————
○議長(山本儀夫君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において2番 樋田 都君、18番 清家修一君を指名いたします。
———————————————————————————————————————
○議長(山本儀夫君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から6月28日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山本儀夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。
———————————————————————————————————————
○議長(山本儀夫君) 日程第3 八幡浜市議会活性化等特別委員長の中間報告についてを議題といたします。
八幡浜市議会活性化等特別委員会に付託中の八幡浜市議会の活性化等及び八幡浜市議会議員の在任特例等についての調査研究については、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。
住 和信八幡浜市議会活性化等特別委員長。
〔八幡浜市議会活性化等特別委員長 住 和信君登壇〕
○八幡浜市議会活性化等特別委員長(住 和信君) 八幡浜市議会活性化等特別委員会の御報告を申し上げます。
なお、詳細につきましては、第6回分までの委員会会議録を議員各位に送付いたしておりますので、熟読、御理解いただいておることと思いますので、委員長としては簡略かつ誠意ある報告をさせていただきます。
去る4月14日の臨時議会において設置されました当特別委員会は、4月22日第2回目の委員会を開催し、今後の進め方について協議し、活性化については、まず会派の設置について、次に一般質問の方法について、さらに議会広報についてを今後調査研究を進めるということで一致いたしました。
次に、在任特例については、法定合併協議会において全会一致で決まったことに対して両議会が議決したものであるが、市民に対しての説明が不十分ではないかとの意見があり、今後市内各種団体の代表者との意見交換会を開催し、議会活性化在任特例についてを説明し、また各種団体からの意見を拝聴して、今後特別委員会の結論を見出す上での参考にしたいということで、意見の一致を見ました。
それを受け、4月27日第3回目、5月6日に第4回目の特別委員会を開催し、各種団体との意見交換、議会活性化等懇談会の具体的な方法等について検討し、代表者からの意見が出やすい形でということで、分科会方式で行うことに決定いたしました。
また、5月6日には八幡浜市議会解散の請求代表者証明書交付がされ、同日告示されたことに対する対応については、議会活性化等懇談会で出された意見も踏まえて議論をしていく、さらに特別委員会の在任特例についての最終報告を6月定例議会に出せるよう努力するということで確認をいたしました。
次に、5月11日、当特別委員会は議会活性化等懇談会という名称で第5回目を開催し、参加をお願いした18団体のうち15団体の代表者、またオブザーバーとして法定合併協議会の元会長である二宮通明元保内町長、元副会長の高橋英吾八幡浜市長にも出席をいただき、全体会を開き、法定合併協議会における合併までの報告、特別委員会の経過報告等を行った後、3分科会に分かれ、議会の活性化等在任特例についての意見交換をいたしました。
出席者の中には、在任特例に一定の理解を示され、今後の議会に期待をしているというような意見もありましたが、大方の意見としては、解散請求を真摯に受けとめ、在任特例については再考すべきであるという意見でありました。
次に、5月23日、当特別委員会は第6回目を開催し、前回の懇談会の意見を受け、今後の対応について協議をいたしました。議会活性化については、市民の目線に立った議会の情報の伝達等をしっかりとやっていくために、今後とも調査研究を継続していくことを確認いたしました。
また、在任特例に関しては、委員から在任特例1年1カ月は法定合併協議会における決定事項ではあるが、市民に対する説明不足ということもあり、現在の住民運動の盛り上がりを見たとき、方向転換もやむなし、住民投票は避けるべきであり、自主解散も視野に入れた議論が必要ではないかとの意見が述べられ、種々検討した結果、在任特例1年1カ月を見直し、今後の方向性としては、自主解散の方向について議論していくという結論に至りました。
次に、去る6月10日、当特別委員会は第7回目を開催し、委員会として在任特例についての最終判断をするため、各委員の意見を聴取した結果、6月定例会会期末をもって当八幡浜市議会は自主解散すべきという結論に至りました。
なお、当特別委員会におきましては、短期間での集中した審議、しかも真剣にかつお互いの身分の問題であるだけに、極めて慎重に取り扱いをしていただき、在任特例に関して最終結論を導いた委員の皆様、そして多くの議員の皆様からお寄せいただいた御助言に対しまして、感謝とお礼を申し上げます。
以上、審査の経過と概要を申し上げまして、八幡浜市議会活性化等特別委員会の中間報告といたします。
○議長(山本儀夫君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
大山政司君。
○大山政司君 質疑というよりは、私の思いを語らさせていただきます。
住委員長初め委員の方には、第6回の会議を開いて、6月最終日に自主解散という一定の方向を決めていただきましたことについて、まずその御労苦に対して感謝を申し上げる次第でございます。
私は、この特別委員会設置の折に、まず在任特例については全員協議会を開いて、それぞれ議員の忌憚のない意見を聞いて、その後意見が一致しないことについて特別委員会に委託しようじゃないかということで発言をしたわけなんですが、議長が急施を要する事項であるので特別委員会を設置するということで賛成多数で設置した経過については御案内のとおりでありますが、ただ、本日そういう結果が出たわけなんですが、私はこの在任特例等について特別委員会に全権を委任したつもりはさらさらありません。したがいまして、この特別委員会の委員長の報告を今後我々特別委員以外の議員はどのような方向で審議の計画なり措置を議長さん考えられているのか、その点についてぜひお尋ねいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(山本儀夫君) 休憩いたします。
午前10時21分 休憩
———————————————————————————————————————
午前10時46分 再開
○議長(山本儀夫君) 再開いたします。
清家修一君。
○清家修一君 少し委員長の方の質疑ということで、多少ずれるかもわかりませんけど、私の考えと委員会についての質疑をさせていただきます。
6月11日付の愛媛新聞では、「28日解散提案、八幡浜市議会特別委員会が決定、会期最終日の28日の自主解散を提案することを正式決定した」、このような報道を、市民が見られたらもう28日解散が決まっているということで、きのうも市民が来られまして、28日解散決まったぞなということで、その後どうするの、出るの出ないというふうなことも聞かれましたが、今の現状で私が在任特例をこのまま続行せよとか言ったら、市民から今になって何を考えとるんぞと、批判は大きく浴びると思います。
あえて私は、先ほども言いましたように、在任特例を使ってまちづくりをしたいと今でも思っておりますので、このまま続行していきたいと思っておりますが、4月にこの特別委員会をつくり、調査研究する委員会だけが解散だけ一方的に進んできたのではないか、調査研究をした結果、何が原因でリコール運動が起こり、その打開策はどのような方法があるのか、またどのようにしたのか、そういったことも論議、議論されたのかどうか、お尋ねいたします。
それと、この6月議会前にこういった早々と解散話が出てきて、これからこの6月議会で働かないけない者に対しては、何かくしゅんと来るようなもんがありますが、6月11日付の28日解散以前にもう既に活性化メンバーが各個人のところに行って、28日解散になるから次の選挙頼むとかといった選挙運動も起こしております。そういったメンバーの方が、本当に活性化委員会の役目を果たせるかどうか疑問なわけです。その点もお尋ねいたします。
最後に、各種団体との意見交換をされたということなんですが、ちょうどリコール運動が火がついて、大きな山火事になっている中、各種団体を集めて意見交換しても、もう解散せよせよという署名運動が始まっている中、そういったことをして本当に意見が聞けたのかどうか、お尋ねいたします。
○議長(山本儀夫君) 住特別委員長。
○八幡浜市議会活性化等特別委員長(住 和信君) 清家君の質疑にお答えを申し上げます。
6月11日愛媛新聞に正式決定というような報道がされたということでございますが、最終的な特別委員会を開いたのは6月10日でございます。6月10日の折には、前段の協議の段階は公開にして、それから取りまとめについては非公開にいたしております。これは委員会といたしましては、この議会に最優先に報告するのが先だというような委員長の判断のもと、皆様方にお諮りをしていたしておりますので、これが決定という、確定というようなことについては正式なコメントは議長以下我々は出してないつもりでございますので、どっかからの情報が漏れてきたのではないかというようなことでございます。
それから、活性化委員会、調査研究をされてないんではないかというような御意見がございました。私ども活性化委員会としては、委員さん各位がいろんなところでいろんなこと、意見を聞きながら会議に臨んでまいっております。そういうところで、どうしても各種団体の方々から意見を聞かなければこの話はなかなか前へ進まないんではないかというようなことでございましたので、5月11日、15団体、そしてオブザーバーのお二人を交えまして懇談会を開いて、意見の聴取をいたしております。
意見の聴取がなされてないというようなことを言われましたが、この席でもいろんな意見が出てまいっておりますので、これは議事録を見てもらったらよくわかると思います。そういうとこで、いろんな論議はされておりますので、調査研究をされてないというのは、私ども委員会としてはちょっと語弊があるんではないかというようなことを思っております。
それから、次に活性化……。
○議長(山本儀夫君) 休憩いたします。
午前10時52分 休憩
———————————————————————————————————————
午前10時52分 再開
○議長(山本儀夫君) 再開いたします。
○八幡浜市議会活性化等特別委員長(住 和信君) それでは、活性化委員会の委員のメンバーが28日に解散だということで盛んに選挙運動をされておるというようなことでございますが、私どもの耳には入っておりませんので、私はまだ1年1カ月、まだ解散というのを決めておりませんので、1年1カ月向こうの選挙運動をされとるというようなことを委員会の中でも私は答えておりますので、御理解をいただきたいと思っております。
以上です。
○議長(山本儀夫君) よろしいですか。
舛田尚鶴君。
○舛田尚鶴君 委員長にお尋ねしますが、調査研究をなさった結果につきまして、リコール活動を展開している代表岡崎さんを初めとした方々に対して、どういうような対応をしてこられたのか、伺います。
○議長(山本儀夫君) 住特別委員長。
○八幡浜市議会活性化等特別委員長(住 和信君) 5月11日に各種団体長との懇談会をいたしております。そのときに岡崎節子さんも女性団体の代表として出てきておられます。その席で、委員長に一番最初の全体会のときに私見を述べさせていただいてもよろしいのかというような御発言がございました。そのときに、私は各団体の意見ではなしに、私見でもいいですよということで岡崎さんの個人の思いは、その席でも述べておられると私は感じております。
○議長(山本儀夫君) 舛田尚鶴君。
○舛田尚鶴君 私が申し上げたのは、特別委員会が意思決定をされた後、どういう対応をなされたのか。やはり問題というのは、話し合いによっていろいろ解決の方法がありますんで、そこら辺の対応をお聞きしたんで、それまでの経緯の中では各種団体としての身分として伺ったということなんでしょ。だから、意思決定をした後、理解を求めるための、何も活動がなされているからこれはとまらないということだけにも限らないわけでして、そういう意思決定後の対応をどういうふうになさったのか、お聞きします。
○議長(山本儀夫君) 住特別委員長。
○八幡浜市議会活性化等特別委員長(住 和信君) 意思決定が6月10日の活性化委員会でございました。これが最終的に会期末をもって自主解散するというような意思決定でございましたので、きょうが13日でございます。それを非公開にして、発表はきょうの席が初めてでございますので、それまでは公式にやっておりません。
以上です。
○議長(山本儀夫君) 清家修一君。
○清家修一君 これは要望なんですけど、在任特例は旧保内町側から出して旧八幡浜市議会が同意していただいたということなんですけど、やはり在任特例を使って合併に至ったことを旧八幡浜市議会の方も重く受けとめられて、保内町は弱い立場ですので、そこらあたり、自分が住民に対して嫌われるか好かれるかという判断だけでなくて、やはりこの合併によることの意味を十分考えていただいて、自主解散するなり、自主辞任するなり、在任特例使うなり、そういった判断をしていただきたいと要望しておきます。
○議長(山本儀夫君) これをもって質疑を終結いたします。
宮本明裕君。
○宮本明裕君 議長、今の住委員長の報告に関連いたしまして動議を提出したいと思います。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(山本儀夫君) 動議ですね。
(「動議内容は」と呼ぶ者あり)
お諮りいたします。
ただいま宮本明裕君外5名から議員提出議案の動議が提出されました。所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
暫時休憩をいたします。
午前10時57分 休憩
———————————————————————————————————————
午前11時27分 再開
○議長(山本儀夫君) 再開いたします。
お諮りいたします。
この際、休憩前に提出されました議員提出議案第8号を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(山本儀夫君) 遠藤素子議員。
○遠藤素子君 私は、動議というものは、議案に出ていない問題で緊急を要する場合に出されるものだと思っております。それが常識だと思いますが、今議会最終日をもって議会を解散する決議案というのは、既に1週間前に私たちは出しております。本日の議事日程の第5にちゃんと載っております。そういう問題を動議で出すのは常識的に考えておかしいと思いますので、反対です。
○議長(山本儀夫君) 舛田尚鶴君。
○舛田尚鶴君 遠藤さんと同趣旨でございますけれども、議員提出議案とか請願とか意見書とかを提出する場合は、議会運営委員会開催前までに議長に対して申し込みをしなくちゃならないというのが議会のルールです。したがいまして、私を含めて4名が6月28日議会議場終了後解散を求める決議文を出しております。同種の案件でございますから、これは取り上げると大変議会運営上おかしい問題になるとも思いますし、この問題は議会運営委員会が検討なさったのかどうかという問題もありますが、議長の議事整理権においてこれは撤回すべきであるというように思いますが、そこら辺のお取り計らいをよろしくお願いいたします。
○議長(山本儀夫君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。
この際、本動議を日程に追加し議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(山本儀夫君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、この際本動議を日程に追加し、議題とすることに可決されました。
(「議長、休憩」と呼ぶ者あり)
———————————————————————————————————————
○議長(山本儀夫君) 日程追加を議題といたします。
議員提出議案第8号 平成17年6月定例会最終日をもって議会を解散する決議を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
宮本明裕君。
(「7号せずに、8号先するの」と呼ぶ者あり)
緊急動議です。
(「緊急動議」「全く同じよ、これ、7号、8号は。何の緊急性があるん」「議長、休憩」と呼ぶ者あり)
〔宮本明裕君登壇〕
○宮本明裕君 平成17年6月定例会最終日をもって議会を解散する決議。
我々八幡浜市議会は、合併後市政運営が円滑に進み、旧市町の住民の声を可能な限り多く議会の場に届けるため、法定合併協議会の確認事項である在任特例1年1カ月を旧議会で可決し、現在に至っているところであります。
しかし、現状において、議会に対する市民感情の盛り上がりは、議会解散の直接請求という非常に厳しい形となって発露し、なおかつ1万6,000余の署名が集まるに至った。このことは、我々議員の説明不足も一つの要因と考えられるが、現状を容認していたのでは、市民の議会に対する信頼は失墜し、市政全体の停滞にまで発展しかねない。
折しも、4月14日の臨時会において議会活性化等特別委員会が設置され、在任特例を含めた議会の活性化について調査研究がなされ、先ほど本定例会最終日をもって解散すべしとの報告がなされたところであります。
市民感情を考えれば、本日、即解散というのが適切な時期であるとも考えられるが、当定例会においては新市最初の当初予算が上程されていることもあり、当該議案を審議することは我々の義務である。よって、特別委員会の報告を尊重し、平成17年6月定例会最終日をもって八幡浜市議会を解散するものとする。
○議長(山本儀夫君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
遠藤素子君。
○遠藤素子君 この説明のところの7行目ですが、「1万6000余の署名が集まるに至った。このことは我々議員の説明不足も一つの原因だと考えられる」というふうに述べておりますが、これについて説明をお願いします。
市民の気持ちは、経費節減のための合併でありながら、その合併の趣旨に反するということがこのリコール運動の一番大きな理由になっていると思います。それに対して説明不足というのはどういうことでしょうか。
○議長(山本儀夫君) 宮本明裕君。
○宮本明裕君 私もいろんな方々と話す機会もございました。皆さんも御案内のとおり、保内町議会、八幡浜市議会に対する答申は、合併法定協議会での決定事項、それは在任特例を1年1カ月、また定数を3名削減をする、また大選挙区で選挙を実施するというようないろいろの案件を関連したものでございました。
我々事務局の説明では、定数3名減はこれは永久に定数3名減でございます。現在愛媛県下の合併後の法定定数での選挙は、ほとんど実施もされております。法定定数から減をしているのは、伊予市と八幡浜市だけでございます。事務局の試算では、4年間で定数3名削減の経費は5,600万円である。在任特例は1年1カ月で1,100万円の経費増である。差し引き約4,500万円程度は、市民に経費的な面については削減できるんだと。行政改革の趣旨からいって、これは非常に市民にはプラスな決定事項ではなかったかなと、我々はそのように理解もしておりますし、市民の方にも話す機会がありましたらその話をしました。市民の方は、私の知っている範囲では、話した範囲では、半分以上の方がそうだったんですかと、そういう絡みがあったんですかと、一つ一つの事案といたしまして、在任特例悪し、在任特例は悪いんだ、早く選挙をしなさいと、新しい市なんだから選挙をするのが本当だろうという意見もございました。そういった絡みのいろんな説明も、僕らは本来はしないといけないんでしょうけども、広報紙でのそういったPRにつきましても、非常に読む方も少ない、理解も得れなかったなと、私はそのように理解もしておりますし、合併のために我々は1年1カ月の在任特例と定数3名の身分に対するそういった決定事項を決定したわけです。私は、経費削減については十分に自信を持って説明できると思いますし、市民の方々には御負担はかけてなかったなと、私はそのように確信もしております。
その中でなぜ緊急動議を出したかという説明でございますけれども、この自主解散のことにつきましては、非常に重大な事案でもございますし、特別委員会を設置しようというようなことで、議員大多数の賛成をもって特別委員会の設置を認めたわけでございます。議会制民主主義の中で我々は活動をしているわけでございます。やっときょう特別委員会の住委員長の報告が初めて議会の場で発表があったわけです。直ちにその答申に沿って緊急動議を出し、会期末までの間期間ございますけれども、いろいろ皆さんの立場で、それぞれの立場でこの議案が成立できるように一応趣旨として決議案を本会議に提出させてもらったわけでございますので、ぜひ御理解をしていただきたいなと私は思います。
以上です。
○議長(山本儀夫君) 舛田尚鶴君。
○舛田尚鶴君 提案理由の説明等を踏まえまして、遠藤さんの質疑に対するお答えも聞かせていただきましたが、我々が出している第7号議案に同趣旨のことが既に提出してるんです。それなのになぜこういうような動議まで、特別委員会の委員長報告後どうするこうするのと形式立ったことをされますけれども、どなたが出された議案であっても、今宮本議員が御指摘のことがその議案に対して賛成であればその時点で賛成をすればそれで事が済むのじゃないですか。同趣旨の議案が2つ出るということ自体、これどういう意味合いをなすのか。なぜそういうとこらで出されたのか。それは宮本議員に質疑をいたします。
それと、これは適切な質問にはなりませんが、こういう議案を整理するのが議長に議事の整理権というものがあるはずですが、ここら辺に対する見解とこの問題のやはりこういう議会ルールでいいのかどうなのか。ちょっと異例ですけれども、私見をお聞きしたいと思います。
○議長(山本儀夫君) 私の方からまずはお答えをいたしたいと思います。
ただいま宮本議員の方から緊急的な要素を含んだ動議が成立し、趣旨説明を行いました。
この議会のルールの中で、今舛田議員が御指摘されたとおりでありますけれども、私の立場といたしましては、議長裁量権のうち議事整理権を今回の場合には行使をしたいというふうに判断をいたしましたので、それをもってお答えといたします。
宮本明裕君。
○宮本明裕君 なぜこういった形で同一議案なるものを提出させてもらったかといいますと、合併のときに数名の方が第7号議案に名前を連ねておられますけれども、その方々が私の記憶では合併の議案を審議するときに、在任特例1年1カ月は我々は賛成をいたしました。そして、第7号議案に連名されておられる方らは反対をされました。これは非常に政治信条と申しますか、非常に重大な政治信条の違いがあるのではなかろうかと。例えば、在任特例1年1カ月を皆さんが多数で否決した場合には、合併ができてないんです。我々はいろんなことをかんがみて、とにかく合併をしないとだめだと、そういう形の中で我々は賛成をしたわけです。また、議会の中でこの自主解散は非常に重大な問題であるから、議員等の活性化委員会を設置しようというようなときも、その数名の方々は反対をされました。その方々と政治信条は一ではないなと。やはり政治です。やはり政治信条、信念、考え方、やはりこのことは非常に僕は大切なことだと私は思います。そういったことの中であえて出させていただいたものでございます。御理解をしていただいたらと思います。
○議長(山本儀夫君) ほかございませんか。
大山政司君。
○大山政司君 提出者を代表して説明された宮本議員にお尋ねをいたします。
緊急を要するということでございますが、先ほど同僚議員も言われましたように、議員提出議案第7号、これが既に出ていますし、この種、議会を解散する決議、これは過半数割っても拘束力はないんです。宮本議員、ようおわかりでしょう。拘束力はないんです。心合わせです、あくまでも最終日の。その心合わせがまず出とるのに、1週間前に。あえてまた心合わせをなぜあなたが出さなきゃならんのか。何にも緊急を要するようなことはない、この議案には。それが第1点。
第2点は、宮本議員初め樋田議員ずっと6人おりますが、6人とも恐らく活性化委員会の委員であります、と私は思います。こういう手法が本当に活性化に結びつくんですか、宮本議員。世間ではトンビが何かという言葉があるんですが、そういうふうに思えていけん。あなたの政治信念というのはそういうもんですか、伺いたい。
○議長(山本儀夫君) 宮本議員。
○宮本明裕君 政治信念はここで私は違うと思います。
(「緊急を要するのに答弁ないで、議長」と呼ぶ者あり)
○議長(山本儀夫君) ちょっと1点だけ。
宮本議員。
○宮本明裕君 緊急を要する云々ということがございますが、我々は先ほども言いましたように、議会で合併問題もすべて合併賛成というような形で在任特例も賛成もいたしました。また、大選挙区の問題でありますとか、定数3名の事案につきましても賛成をしたわけでございます。この特別委員会の設置におきましても、議会の中でみんなの同意、皆さん同意ではなかったですが、一部反対された方がおられましたが、議会多数の同意の中で特別委員会も設置され、その特別委員会の中できょう答申が出されたわけでございます。報告されたわけでございます。その答申に踏まえて、我々は緊急に、速やかに自主解散の決議を出すのが一番最適だろうというふうな判断の中でさせていただいたわけでございます。
3名、4名の方の御署名で第7号議案は出ているようでございますけれども、我々はあくまで議会のそういった特別委員会、そういったものを遵守しながら対応したわけでございますので、見解の相違があると思いますが、ぜひ御理解をしていただいたらと思います。
○議長(山本儀夫君) 休憩いたします。
午前11時45分 休憩
———————————————————————————————————————
午前11時46分 再開
○議長(山本儀夫君) 再開いたします。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第8号については委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山本儀夫君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議員提出議案第8号については委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山本儀夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第8号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(山本儀夫君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議員提出議案第8号は原案のとおり可決されました。
休憩いたします。
午前11時47分 休憩
———————————————————————————————————————
午後 1時00分 再開
○議長(山本儀夫君) 再開いたします。
午前に引き続き会議を開きます。
———————————————————————————————————————
○議長(山本儀夫君) 日程第4 報告第27号 専決処分の報告について(北浜立体駐車場利用者との和解及び損害賠償額の決定について)ないし報告第30号 平成16年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第2号 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合規約の変更についてないし議案第27号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計予算、以上31件を一括議題といたします。
初めに、市長より総括説明を願います。
市長。
〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君) 本日ここに、第2回市議会定例会を招集いたしまして、当初予算案を初め当面する市政の重要案件の御審議をいただくわけでございます。
各案件にわたります詳細な説明は、審議の過程で各担当課長から申し上げることといたしまして、私は概要を申し上げ、議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
さて、私はこのたび市民の皆様方の御理解と御支持によりまして、3月28日の合併により新たに発足しました新八幡浜市の初代市長として引き続き市政を担当させていただくことになりました。まことに光栄に存じますとともに、心から感謝申し上げる次第でございます。
旧八幡浜市、保内町の合併という大きな山を越え、新八幡浜市での新たなまちづくりがスタートいたしました。このような大きな節目の年に市政を担当させていただくことに深い感慨を抱くとともに、その責任の重さを痛感いたしております。
私は、市政運営の基本は市民が主役であるという視点に立ち、旧八幡浜市の市政運営に当たってまいりました。新市においても同様であり、引き続き市民との対話を深め、市民に開かれた市政、市民に信頼される市政を目指し、市民とともに歩む明るい未来のまちづくりに気持ちを新たにしているところであります。
ところで、当市の財政状況は、国、地方を通じ、多額の借入金残高を抱える厳しい財政状況の中、国の三位一体改革の影響により、多額の財源不足が生じ、財政調整基金などの取り崩しで対応せざるを得ない厳しい環境下にあります。
私は、旧八幡浜市長就任以来、一貫して財政の健全化なくして持続性のある行財政運営は困難であるとの認識に立ち、市債残高の縮小、それに伴う公債費の削減など、財政健全化に向けた取り組みを積極的に進めてまいりました。公債費比率、起債制限比率など、一部の財政指標は県下でも上位にランクされるまで改善されており、徐々にではありますがその効果があらわれてきております。
一方、当地域の主要産業であります農漁業の不振、地方経済の低迷による税収の低下、また今後の三位一体改革の動向による地方財政への影響など、財政状況は厳しさを増していくと予測され、財政健全化の見通しを危惧しなければならない状況となっております。
このような中、引き続き財政の健全化を重要課題と位置づけ、新たに策定が予定されております行政改革大綱に基づく行財政改革の強力な推進、定員適正化計画による人件費の抑制など、歳出総額の削減に努めるとともに、財政体質の健全化を図ってまいりたいと考えております。
それでは最初に、市政を担当するに当たり、次の重要施策を柱とした行財政運営を推進してまいりたいと思います。
まず、八幡浜港港湾・漁港振興ビジョンの推進であります。
当ビジョンは、フェリー利用客等の来訪者を引きつける港、水産市場の近代化、安心な暮らしを支える港の3点を整備目標として、平成24年度の完成を目指すものでございます。14年度から現魚市場前の岸壁地質調査、また現在出島に仮設魚市場を建設中であり、ビジョンの具体化が進んでおります。今後、完成までには多大な財政需要が見込まれ、できる限りの国庫補助事業の確保、市総合計画等、計画行政との整合性を図りながら、当市の厳しい財政状況を踏まえ、整備を進めていく必要があると考えております。
次に、地域高規格道路大洲・八幡浜自動車道の整備、促進であります。
本年3月には、市内大平から郷までの区間が八幡浜道路として整備区間に格上げされ、また名坂道路の八西トンネルも本年2月に貫通し、平成18年度中の供用開始の予定で工事が進められております。八幡浜道路の早期完成及び残り区画の整備区間指定を目指し、今後とも国、県に対して強く要望をしてまいります。
次に、公共下水道事業の推進についてであります。
八幡浜処理区では、今年度から平成21年度までの国庫補助事業を活用した緊急合流改善事業、また老朽化した八幡浜浄化センターの改修事業が予定されており、事業計画に沿って着実に実施していきたいと考えております。
保内処理区では、平成11年度に事業認可を受け着手しておりました第1期計画が17年度完成、18年4月から一部供用開始予定であります。来年度からは23年度完成を目途に第2期計画がスタートいたします。また、来年4月からの供用開始に伴う住民説明会については10月ごろから開始する予定であります。
今後の公共下水道事業は、多額の建設投資が必要であり、施設の維持、管理費も増大していくと予測されます。公費負担、一般会計繰入金を含め、健全な下水道事業経営を堅持していくためには、受益者負担による使用料などの適正化が今後大きな課題となってくると考えております。
次に、市立八幡浜総合病院の整備、充実についてであります。
当院は、八西地区で唯一高度な医療機器を備えた中核病院として重要な役割を担っておりますが、施設設備が老朽化し、今日求められている医療機能に対応しづらい状況であります。このため、今後の市立八幡浜総合病院のあり方について、近隣市町との連携を図りながら、検討委員会等で検討を進めてまいりたいと考えております。
次に、防災対策の推進であります。
特に、今世紀前半での確率で発生が懸念されております東南海・南海地震では、防災対策推進地域に愛媛県ほとんどの市、町が指定され、推進計画が策定されております。また、昨年は台風等による土砂災害が県内を直撃し、旧八幡浜市、保内町においても数地区で浸水災害が発生したため、防災に対する住民の関心も高まっております。
このような中、防災マップを全世帯に配布し、避難場所等の周知を図るとともに、地域住民が力を合わせて災害に備える自主防災組織の結成が昨年度より進められております。現在11組織、2,314世帯、6,056人の状況で、組織率は13.4%となっております。本年度も5地区で説明会を開催し、結成を働きかけていきたいと思います。また、既に結成されております自主防災組織については、非常時に備えての救助訓練、防災に関する講習会などを実施する予定であります。
以上、申し述べました重要施策の円滑な推進、また新市の行財政運営の骨格となります新八幡浜市総合計画、基本構想、基本計画、実施計画については、基本構想の目標年次を平成27年度とした10年計画を予定しており、18年3月市議会への提案を目指して策定作業に入ります。
そのほか、合併協議で確認されておりましたが、旧市町それぞれの地域において地域審議会を設置いたします。合併直後でもあり、旧市町の融和を図り、新市のまちづくりにつなげていくことが重要となります。旧市町での地域づくりはもとより、新市のまちづくりへの議論が高まることを期待するものであり、7月中に第1回を開催する予定であります。
さて、本市の平成16年度決算の概要、16年度旧市町の打ち切り決算及び新市16年度決算の合算でありますが、一般会計につきましては、国の三位一体改革の影響により、かつてない多額の財源不足が生じ、また合併関連経費などによる歳出の増加に伴い、財政調整基金、減債基金の取り崩しを余儀なくされた厳しい決算状況となっております。
特別会計につきましては、おおむね順調な決算を迎えることができました。
水道事業会計につきましては、第7次拡張事業による企業債の償還額の増嵩等による費用の増大、病院事業会計につきましては、3年振りの黒字決算となりましたが、これは退職者が少なかったことによる人件費の減少が主な要因で、患者数の減少により医業収益が減収しており、ともに厳しい経営状況が続いております。
水道、医療は、市民の日常生活に密着した最も重要な住民サービスであり、今後市民ニーズを的確に把握した供給環境の整備、充実を図るとともに、独立採算制を基本とし、企業的感覚で事業の経営に努めてまいりたいと存じますので、御理解と御協力を賜りますようお願いをいたします。
それでは、今回提案いたします議案の主なものについて御説明いたします。
まず、国民健康保険税の改正議案の提出についてであります。
国民健康保険事業会計の厳しい財政状況を踏まえ、去る5月26日に開催された国保運営審議会において、保険税改正について審議された結果、引き上げの答申が提出をされました。その答申を尊重し、今議会において改正案を提案いたしております。慎重審議の上、御理解賜りたいと存じます。
なお、保険税率の改正等、詳細については、本日の市議会協議会において御説明申し上げますのでよろしくお願いをいたします。
次に、本年度予算案についてであります。
17年度予算については、昨年、旧市町においておのおの予算要求されました17年度要望額をもとに編成されることが合併協議で確認されております。そのような中、特に歳入においては市税の減収傾向など、厳しい状況に変化の兆しは見えず、また地方交付税は国の地方財政計画により、前年並みが確保される見通しではありますが、これは大幅な削減により多くの地方自治体が危機的状況に陥った昨年度がベースであり、行財政運営は前年度にも増して厳しい状況が予測されます。このような財政環境を踏まえ編成いたしました本年度予算案について、その概要を申し述べたいと存じます。
最初に、地場産業の振興と町の活性化対策であります。
まず、農業の振興でありますが、平成16年産の温州ミカンは収穫量は前年を下回り、一昨年並み、価格については大幅に低下した昨年に比べ若干持ち直したものの、依然として低迷が続いており、かんきつ農家の経営は極めて深刻な状況にあります。今予算案においては、国営・県営かんがい排水事業などの基盤整備事業に対する補助、農林業後継者自立支援事業などへの支援措置を講じており、今後とも産地間競争、消費者ニーズの多様化など、厳しい環境にある農業の再生を図るための諸施策を着実に進めていきたいと思います。
次に、八幡浜港港湾・漁港振興ビジョンについてであります。
将来の市の重要な方向づけの一つであり、また平成4年以降低迷を続ける水産業の振興対策の柱であります当ビジョンは、現在建設中の仮設魚市場の整備などにより、本格的にスタートいたしております。今予算案では、港湾分として、国補事業であります八幡浜港港湾改修事業及び八幡浜港港湾環境整備事業を計上をいたしております。
次に、商工振興対策についてであります。
当地域における長引く景気低迷、人口の減少などによる消費不況の影響により、中心商店街でも空き店舗が増加しており、商工業経営は一段と深刻さを増しております。そのような中、今予算案においては、中小企業振興資金対策補助金、商工業振興資金利子補給金などの予算措置を講じ、今後も関係各種団体との連携を図り、各種事業、施策を推進し、魅力と活力のあるまちづくりを推進してまいりたいと思います。
次に、保健・福祉・医療の充実であります。
急速に少子・高齢化が進展する社会情勢を背景として、社会福祉サービスの需要も増大し、多様化している中、市民の健康管理、増進、さらには高齢者、障害者、児童福祉など、市民が暮らしやすい町の創造に向けた福祉行政の一層の充実強化が求められております。
まず、障害者福祉対策としては、障害者福祉給付金、成年後見制度推進事業委託料、盲導犬予防接種料補助金、在宅福祉対策を柱とする生活環境の改善整備等の在宅サービスのほか、障害者(児)福祉タクシー、バスの助成などの予算措置を講じております。
また、老人福祉対策として、介護予防事業、独居者、高齢者世帯などへの生活支援事業、健康な高齢者への生きがい対策、高齢者を介護している家族への支援事業、障害者と同じく高齢者福祉タクシー、バス助成等の予算措置を講じております。
児童福祉対策としては、今年度から少子化対策を柱とした次世代育成行動計画を開始し、総合的な支援策の集中的、計画的な取り組みを進めてまいります。また、新規事業として、乳幼児医療市単独扶助費、3歳未満、4歳未満外来の予算措置、そのほか老朽化の著しい松蔭保育所改修工事を実施し、保育環境の整備、充実を図ります。
次に、八西地域の基幹的、中核医療機関としての市立病院につきまして御説明をいたします。
現在の医療環境は、高齢化の進展などによる国民医療費の伸びにより、医療保険財政難から医療費抑制策がとられ、病院経営は大変厳しい環境下に置かれております。当院においても、医業収益の減少が続いており、経営状況は厳しさを増しております。一方、高齢化が著しい当地域では、高齢患者でも耐え得るような優しい医療診断方法が求められております。そのような中、今年度は高度医療機器の充実として、導入から10年を経過しておりますMRI装置の更新を行い、医療レベルの向上による地域医療の確保に努めたいと思います。
国民健康保険事業につきましては、平成14年10月からの制度改正による前期高齢者の増加に伴う医療費の増嵩などにより、厳しい財政状況にあります。健康意識の啓発、保健事業等、長期的な視野に立って医療の適正化に努めるとともに、国保、老人医療、その他の医療制度を含め、健全な運営に努めてまいります。
次に、安全で快適な生活環境、都市基盤整備であります。
まず、公共下水道事業についてであります。
八幡浜処理区においては、平成16年度末で整備率が93.80%となり、本年4月から湯島地区を初め6地区の一部が処理開始区域となり、引き続き名坂地区の一部などの面整備、また国庫補助事業を活用した八幡浜浄化センター機械設備の改修、老朽化した大黒町地区の管渠布設替えなど、処理区域の整備に努めてまいります。
保内処理区については、保内浄化センター建設工事、川之石地区など2地区の管渠築造工事の予算措置を講じ、予定しております平成18年4月からの一部供用開始を目指したいと思います。
戸別合併処理浄化槽整備事業につきましては、公共下水道事業等の整備計画区域外の市内全区域を対象とし、平成12年度から整備を開始し、16年度末には281基を整備、全体計画としては平成30年度までに1,100基の整備を計画しております。今年度は双岩地区を中心に60基の予算措置を講じております。
水道事業につきましては、人口の減少などにより、給水量、給水収益は年々減少しており、厳しい経営状況が続いております。一方、旧市町ともに水道施設の老朽化が著しく、計画的な改善が必要となっており、今年度は保内町上水道電気計装設備更新工事、神山水源地ポンプ改良工事を初めとした原水施設改良工事などを実施いたします。今後、老朽施設の改善を初めとした建設投資の適切な実施を行うためには、料金の適正化等も視野に入れた経営基盤の強化に努めていくことが大きな課題となっております。
道路整備につきましては、県単事業として、市道磯崎喜木津線改良工事及び市道大平高野地線改良工事負担金についての対応と市道矢野町五反田線改良工事等の予算措置を講じ、地元住民の要望にこたえてまいりたいと思います。
また、がけ崩れ防災工事につきましては、県補助事業として上泊地区、市単独事業として楠町地区などの予算措置を講じております。
そのほか、防災対策関連として、自主防災組織資機材購入費、自主防災会運営費補助金の予算措置を講じ、自主防災組織の整備、充実に努めてまいります。
次に、教育、文化、コミュニティー、スポーツの振興であります。
まず、学校整備につきましては、現有施設の営繕、環境対策のため小・中学校施設補修工事、平成15年度から年次計画で実施しております小・中学校空調設備設置工事、幼稚園、小・中学校耐震診断業務委託料の予算措置を講じ、教育環境整備に積極的に取り組んでまいります。
また、文化振興としては、市民大学の講師として、テレビなどで広く活躍されておりますピーター・フランクルさんを講師に迎え、7月27日に開催するのを初め、ゆめみかん自主文化事業運営委託料、9月上旬からの第28回市美術展に対する予算措置などを講じ、芸術、文化の振興を図ってまいります。また、老朽化の著しい市民会館の防水工事を今年度実施をいたします。
コミュニティー、スポーツの振興についてでありますが、地域コミュニティー活動の母体となります集会所設備につきましては、千丈駅前集会所、鼓尾集会所の建設、ミニ集会所建設費補助金、横尾地地区を予算措置し、地元住民の要望にこたえたいと思います。
また、スポーツの振興については、昨年に引き続き女子大学生ソフトボール選手権大会、マウンテンバイクJ2大会及び西日本実年ソフトボール大会の運営費助成の予算措置を講じております。
そのほか、海鮮朝市、明治の町並みをめぐるバスツアー、八幡浜市民スポーツフェスタ2005などの合併記念事業を合併市町村補助金を活用し、実施いたします。
以上、主要施策の概要を申し上げましたが、平成17年度予算案として、一般会計173億4,557万7,000円、特別会計12会計で168億8,984万5,000円、企業会計2会計で68億7,658万3,000円、合計411億1,200万5,000円を計上、御提案申し上げます。
これらの財源といたしましては、市税、地方交付税を主とする一般財源を初め、国県支出金、市債等、それぞれの事業施策に対応する額を計上をいたしております。
以上、本予算案等について御説明申し上げましたが、慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。ありがとうございました。
○議長(山本儀夫君) これより報告第27号から順次説明を求めます。
商工観光課長。
○商工観光課長(田中正憲君) 議案書の1ページをお願いします。
報告第27号 専決処分の報告について御説明いたします。
去る平成17年4月15日午前8時30分ごろ、北浜立体駐車場管理人から、2階上がり口スロープに設置している看板の片方のとめ金が外れ、宙づり状態になっているとの連絡がございました。駐車場利用者の車両通行の妨げにならないよう、またトラブルが生じないように指示をいたしました。しかし、午前10時ごろ管理人から再度連絡があり、定期利用者が看板の落下状況に気づかず、車両、ボンネット等を損傷したとの報告でございました。
今回の事故は、看板の落下防止等が生じないように日常の施設管理義務が不十分であったこと、また看板落下後の事後処理が不十分であったために生じたものであり、民法第717条の規定に基づき、その損害を賠償するため、地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている事項について別紙のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
3ページをお願いします。
和解の相手方は、八幡浜市大平1番耕地779番地の山田勝利氏で、損害賠償の額は12万5,622円でございます。
以上であります。
○議長(山本儀夫君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(谷口光一君) 議案書5ページをお願いいたします。
報告第28号 専決処分の報告について御説明いたします。
7ページをお願いいたします。
専決第56号 八幡浜市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。
神山地区公民館移転新築に伴い、地区公民館の位置を「八幡浜市五反田1番耕地170番地の1」から「八幡浜市元城団地48番地」に改めるものでございます。
なお、この条例は平成17年5月15日から施行するものでございます。
以上です。
○議長(山本儀夫君) 財政課長。
○財政課長(山本一夫君) それでは、議案書9ページ、報告第29号 平成16年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書について御説明をいたします。
本案は、去る3月28日専決、4月14日の臨時市議会において承認いただいております。川名津漁港海岸保全施設整備事業ほか11件の繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、それぞれ繰越額及び財源内訳等記載しております内容で繰越計算書を報告するものであります。
次に、11ページの報告第30号 平成16年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明をいたします。
本案は、一般会計と同じく去る3月28日専決、4月14日の臨時市議会において承認をいただいております。保内町公共下水道建設事業(補助分)ほか2件の繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりまして、繰越額及び財源内訳等記載しております内容で繰越計算書を報告するものであります。
以上であります。
○議長(山本儀夫君) 人権啓発課長。
○人権啓発課長(田中良三君) 議案書13ページをお願いします。
諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明を申し上げます。
本市の人権擁護委員浜田隆司氏は、平成17年9月30日をもって任期満了となるため、松山地方法務局長から後任の候補者として推薦依頼がありました。八幡浜市横平乙130番地1の宇都宮典紀氏を後任の候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。
なお、宇都宮典紀氏は昭和57年4月1日より司法書士事務所を開業されております。また、横平地区の区長を務められており、地元の各種行事においてはリーダーシップをとって活躍されております。この経験と知識を生かし、幅広い活動をしていただけるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(山本儀夫君) 政策推進課長。
○政策推進課長(谷口治正君) 15ページをお願いをいたします。
議案第2号 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合規約の変更についてでございます。
市町村の合併の特例に関する法律第9条の3第1項の規定を適用し、地方自治法第286条第1項の規定により、別紙のとおり組合規約を変更することについて、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。
提案理由でございます。
大洲市、長浜町、肱川町及び河辺村が平成17年1月11日に合併して大洲市、八幡浜市及び保内町が平成17年3月28日に合併し八幡浜市になったこと並びに伊方町、瀬戸町及び三崎町が平成17年4月1日に合併して伊方町が発足したことに伴い、八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合規約を別紙のとおり変更するため提案するものであります。
17ページをお願いをいたします。
八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合規約の一部を改正する規約。
本則中「関係市町村」を「関係市町」に改める。字句の修正であります。
第2条は、組合を組織する市町村でありまして、見出し中「市町村」を「市町」に改め、同条中「長浜町、内子町、肱川町、河辺村、保内町、伊方町、瀬戸町及び三崎町」を「内子町及び伊方町」に改めるものであります。
第3条第3号中「関係市町村等」を「関係市町等」に、「市町村事業等」を「市町事業等」に改める。字句の修正であります。
第5条は、組合の議会の組織及び議員選出の方法であります。第1項中「22名」を「10名」に改めるものであります。
第12条は、組合の経費の支弁方法であります。第2項第3号を次のように改める。3号で、第3条第3号の事務のうち、地方拠点都市に係る市町村事業等の連絡調整に要する経費の分賦割合でありますが、八幡浜市ほか2市が100分の27、内子町及び伊方町を100分の19とするものであります。
第15条は、基金財産に対する出資関係市町村の権利であります。見出し及び同条中「出資関係市町村」を「出資関係市町」に改める。字句の修正であります。
また、別表を次のように改めるもので、八幡浜・大洲地区ふるさと市町村圏基金出資金等の額でありますが、基金総額20億2,808万円に対し、八幡浜市分は4億3,017万円となります。
附則として、この規約は知事の許可のあった日から施行するものでございます。
○議長(山本儀夫君) 総務課長。
○総務課長(柏木幸雄君) 議案書19ページでございます。
議案第3号 八幡浜地区施設事務組合規約の変更について御説明をいたします。
当組合の構成団体であります保内町が八幡浜市と合併し、また瀬戸町及び三崎町が伊方町と合併、新八幡浜市、伊方町が発足したことに伴い、組合規約の一部を改正するものでございます。
具体的には21ページをお願いいたします。
第2条で、「、保内町」「、瀬戸町、三崎町」を削り、第5条第1項中、組合の議会の議員の定数を「19人」から「15人」とし、各団体の定数を「八幡浜市9人」、「伊方町4人」、「西予市2人」と改め、同条第2項第3号中の八幡浜市及び伊方町にあっては、議会の議員のうちから選任された者をそれぞれ「7人及び2人」に改め、第8条第1項中で、「副収入役」を削るものであります。
第13条経費の支弁方法についての第2項施設の整備、運営及び管理の負担割合は、1、特別養護老人ホーム及び2の休日、夜間急患センターについて、別表のとおり改正するものでございます。
附則において、この規約は知事の許可のあった日から施行するものでございます。
以上でございます。
○議長(山本儀夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(坂田秀雄君) 議案書23ページをお願いいたします。
議案第4号 八・西衛生事務組合規約の変更について御説明いたします。
八・西衛生事務組合は、旧1市4町で設置しておりましたが、提案理由にありますとおり、今回八幡浜市及び保内町が平成17年3月28日に合併して八幡浜市になったこと並びに伊方町、瀬戸町及び三崎町が同年4月1日に合併して伊方町になったことに伴いまして、市町村の合併の特例に関する法律第9条の3第1項の規定を適用し、地方自治法第286条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。
改正の内容でございますが、25ページをお願いいたします。
まず、第2条は組合を組織する地方公共団体についてでありますが、条文中「、保内町」及び「、瀬戸町、三崎町」を削るものであります。
第4条は、組合事務所の位置についてでありますが、事務所の表示が変更になったため、「西宇和郡保内町」を「八幡浜市保内町」に条文を整備するものであります。
第5条第1項は、議員の定数及び選任方法でございますが、定数を「18人」から「15人」に改めるもので、表のとおり八幡浜市9人、伊方町6人とするものであります。
次に、同条第2項は選任方法の規定でありますが、同項第2号中八幡浜市の議会の議員のうちから選任された者現行「4人」を「7人」に、同項第3号保内町の議会の議員のうちから選任された者「3人」を削り、同項第4号伊方町の議会の議員のうちから選任された者現行「1人」を「4人」に改め、同号を第3号とし、字句の訂正に合わせて同条第4項中「、第3号及び第4号」を「及び第3号」に改めるものであります。
次に、第12条第3項は関係団体間の経費の負担割合の規定でございますが、現行の均等割10%、施設利用割90%から、八幡浜市60%、伊方町40%とするものであります。
また、第12条第3項の負担割合の字句訂正に伴いまして、同条第5項を第4項とするものであります。
なお、この規約は知事の許可のあった日から施行するものであります。
以上でございます。
○議長(山本儀夫君) 水道課長。
○水道課長(松本俊一君) 議案書27ページをお願いいたします。
議案第5号 南予水道企業団を組織する地方公共団体の数の減少及び同企業団規約の変更について御説明いたします。
宇和島市、吉田町、三間町及び津島町が平成17年8月1日に合併し宇和島市となることに伴い、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定によりまして、南予水道企業団規約の一部を変更するため議会の議決を求めるものでございます。
29ページをお願いいたします。
主な改正の内容でございます。
第2条は、組織をする地方公共団体でありまして、「宇和島市 八幡浜市 西予市 伊方町」に改めるものでございます。
第5条は、議会の組織及び議員の選挙でございます。同条第3項中宇和島市の議員の数を「6人」に改め、「吉田町、三間町」を削るものでございます。
第11条は、経費支弁の方法でありまして、同条第2項中宇和島市を100分の41.5に改め、吉田町、三間町を削るものでございます。
なお、この規約は平成17年8月1日から施行するものでございます。
続きまして、議案書の31ページをお願いいたします。
議案第6号から議案第8号までは関連議案でございますので、一括して御説明をいたします。
南予地方水道水質検査協議会は、水道水質の安全確保を図るため、水道法に定める水質検査等の事務を共同で管理し、執行することを目的としておりまして、3市7町2企業団をもって組織しております。その構成団体であります宇和島市、吉田町、三間町及び津島町が合併し、平成17年8月1日から宇和島市となることに伴い、地方自治法第252条の6の規定により議会の議決を求めるものでございます。
議案第6号は、南予地方水道水質検査協議会を組織する地方公共団体の数の減少についてであります。宇和島市、吉田町、三間町及び津島町を協議会から脱退させるものでございます。
続きまして、33ページをお願いいたします。
議案第7号は、南予地方水道水質検査協議会を組織する地方公共団体の数の増加についてであります。平成17年8月1日発足の宇和島市を加入させるものでございます。
35ページをお開き願います。
議案第8号は、南予地方水道水質検査協議会規約の変更についてであります。
37ページをお開き願います。
改正の内容であります。第3条は、協議会を設ける団体でありますが、合併により「吉田町、三間町」及び「津島町」を削るものでございます。
第6条は、協議会の委員の数を「12名」から「9名」に改めるものでございます。
なお、この規約は平成17年8月1日から施行するものでございます。
以上でございます。
○議長(山本儀夫君) 税務課長。
○税務課長(市川芳和君) 39ページをお願いいたします。
議案第9号 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
国民健康保険事業運営の健全化を図るため、収支の悪化している介護分の税率変更に伴い、所要の改正をお願いするものでございます。
改正内容でございますが、すべて介護納付金、課税被保険者に係る税率変更で、第6条中と申しますのが、所得割額で「0.86%」を「1.5%」に改め、第7条中と申しますのが、資産割額で「8%」を「9%」に改め、第7条の2中と申しますのが、被保険者均等割額で「5,600円」を「7,500円」に改め、第7条の3中と申しますのが、世帯別平等割額で「4,000円」を「5,500円」に改めるものでございます。
第13条第1号ウから第3号ウまでの改正は、均等割額と平等割額の改正に伴い、7割、5割、2割の軽減額を改めるものでございます。
附則については、1で施行期日、2で適用区分を定めております。
続いて、41ページをお願いいたします。
議案第10号 八幡浜市及び保内町の廃置分合に伴う八幡浜市国民健康保険税条例の適用の経過措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
合併協議会の協議事項に基づき、医療分のうち均等割額、平等割額の不均一課税及び介護分の税率統一に伴い、所要の改正をお願いするものでございます。
改正内容でございますが、第3条の所得割額は7.5%に統一されましたので削除となります。
第4条中と申しますのは、被保険者均等割額の不均一で「2万500円」を「2万1,500円」に改め、第5条中と申しますのは、世帯別平等割額の不均一で「2万9,000円」を「2万9,500円」に改めるもので、いずれも医療分の改正でございます。
第6条から第9条までは、介護分の税率が統一されましたので、削除するものでございます。
第10条は、減額の不均一を定めた条文で、保内町区域の医療分、介護分の軽減額を改めるものでございます。
なお、第3条、第6条、第7条、第8条、第9条の削除に伴い、残された条文については、それぞれ繰り上げております。
附則については、1で施行期日、2で適用区分を定めております。
○議長(山本儀夫君) 休憩いたします。
午後 1時49分 休憩
———————————————————————————————————————
午後 2時00分 再開
○議長(山本儀夫君) 再開いたします。
水産港湾課長。
○水産港湾課長(上甲眞喜君) 議案書の43ページをお願いいたします。
議案第11号 八幡浜市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。
八幡浜市水産物地方卸売市場の全面改築工事に係る仮設市場への移転に伴い、所要の条例改正をするものでございます。
改正点は、第2条第2号中「字沖新田1585番地」を「字沖新田1581番地22」に、第5条第1項中「100分の105を乗じて得た額」を削り、移転に伴い、使用面積等の変更により別表のとおり使用料を改正するものでございます。
なお、この条例は平成17年9月1日より施行するものでございます。
以上でございます。
○議長(山本儀夫君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(谷口光一君) 議案書45ページをお願いいたします。
議案第12号 八幡浜市立学校体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
舌田小学校においてグラウンドの夜間施設使用は行ってまいりましたが、地域外のスポーツ愛好者からの要望もあり、体育館の夜間施設使用を他校にならい開始するものでございます。
舌田小学校体育館夜間施設使用開始に伴い所要の改正を行うものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行するものでございます。
以上です。
○議長(山本儀夫君) 財政課長。
○財政課長(山本一夫君) それでは、別冊の平成17年度一般会計及び特別会計当初予算案議案第13号から第25号までを一括してお手元にお配りしております平成17年度当初予算説明資料で御説明をいたします。
資料1ページをお開き願います。
当初予算規模は、一般会計173億4,557万7,000円、対前年度に比べ13.0%、25億8,489万7,000円の減であります。
次に、特別会計12会計で、小計欄にありますように168億8,984万5,000円で、前年度に比べ3.2%、5億5,297万3,000円の減であります。
一般会計及び特別会計の合計額は、342億3,542万2,000円、対前年度に比べ8.4%、31億3,787万円の減であります。
企業会計を含めました全会計の予算規模は、一番下の総合計欄にありますように411億1,200万5,000円、前年度に比べ6.5%の減となっております。
なお、本予算案は去る4月1日専決、4月14日の臨時市議会で承認をいただいております平成17年度暫定予算を含む17年度当初予算案として提案をいたしております。
それでは、次ページをお願いいたします。
一般会計及び特別会計の具体的な当初予算の概要について御説明いたします。
まず、投資的事業のうち地場産業の振興による町の活性化対策でありますが、港湾漁港振興ビジョンによる八幡浜港港湾環境整備事業3億6,000万円、継続事業であります大島漁港地域水産物供給基盤整備事業1億2,000万円、農業基盤の改善、営農労働力の省力化等を図る団体営農道、県営かん排事業など債務負担行為1億7,522万5,000円などが主なものであります。
次に、安全で快適な生活環境・都市基盤整備でありますが、道路改良工事には市道磯崎喜木津線改良工事4,179万6,000円など、公共下水道事業では、八幡浜公共下水道事業2億2,071万円、保内公共下水道整備事業に9億3,709万円、そのほか戸別合併処理浄化槽設置事業として60基設置予定の事業費1億1,495万2,000円などであります。
次に、教育、文化、スポーツ、コミュニティーの振興として、年次計画で進めております小・中学校空調整備設置工事1,992万5,000円、幼稚園、小・中学校耐震診断業務委託料1,925万円、老朽化した市民体育館の防水工事1,652万2,000円、新規事業として千丈駅前集会所建築工事1,394万3,000円、鼓尾集会所整備事業2,503万円などであります。
次に、そのほか主要施策の概要でありますが、新八幡浜市総合計画策定委託料1,155万円、合併式典事業599万4,000円、防災関連施策として自主防災組織資機材購入費317万2,000円、自主防災会運営費補助金36万円など、新規の福祉施策として乳幼児医療市単独扶助費1,036万2,000円、そのほか西日本実年ソフトボール大会などスポーツイベント運営補助金などであります。
そのほか、合併に伴う財政優遇措置であります合併市町村補助金該当事業の有効な活用を図っております。
以上が歳出の主な概要であります。
歳入では、市税、地方交付税、国県支出金、市債などを充当し、不足額を基金繰入金で補てんをいたしております。
なお、3ページ以降に投資的事業実施計画、公債費の概要、基金の状況、一般会計歳入の状況、一般会計歳出の状況を添付いたしておりますので御参照いただきたいと存じます。
以上であります。
○議長(山本儀夫君) 水道課長。
○水道課長(松本俊一君) 議案第26号 平成17年度八幡浜市水道事業会計予算について御説明いたします。
別冊になっております予算書1ページをお開き願います。
第2条業務の予定量でございます。
給水戸数1万5,896戸、年間総給水量458万5,859立方メートル、1日平均給水量1万2,564立方メートル、主な建設改良事業費といたしましては、導水管改良工事等1,860万円、配水管改良工事等2,600万円、電気計装設備更新工事等1億1,153万1,000円でございます。これは古くなった旧保内町の電気計装設備を3期に分けて更新するものでありまして、今年度は第2期工事を行うものでございます。量水器設置等111万円をそれぞれ予定をしております。
次に、第3条収益的収入及び支出について御説明いたします。
まず、収入ですが、水道事業収益は8億2,975万6,000円を計上しております。昨年度と比較しますと0.8%の増を見込んでおります。内訳は、営業収益7億7,938万6,000円、主に水道料金でございます。水道料金は給水人口等の減少によりまして1.2%の減を見込んでおりますが、合併等によりまして旧八幡浜市の量水器の使用料を新たに徴収するようになりましたことから、前年度に比べて1.7%の増となっております。営業外収益が5,036万8,000円、主に他会計からの補助金でございます。特別利益は2,000円を計上しております。
次に、支出でございます。
水道事業費用8億9,515万6,000円を計上しております。前年度に比べまして0.7%の減でございます。内訳は、営業費用7億9,059万6,000円、これは人件費、減価償却費、南予水道企業団からの受水費、維持管理費等でございまして、前年度に比べますと3.5%の減でございます。営業外費用は9,361万円、主な支出は企業債利息及び消費税でございます。特別損失は1,095万円を計上しております。
以上、収支を差し引きいたしますと6,540万円の赤字となりますが、消費税等を整理いたしますと7,258万円の単年度赤字となる見込みでございます。
2ページをお開き願います。
第4条資本的収入及び支出でございます。
まず、収入ですが、資本的収入は706万1,000円を予定しております。前年度に比べまして36.2%の減でございます。内訳は、補助金364万円、固定資産売却代金1,000円、短期貸付金返還金50万円、負担金292万円、この主な収入は県の道路工事等に伴う移設がえ負担金でございます。
資本的支出は、2億8,293万8,000円を予定しております。昨年度に比べまして29.6%の増となっております。内訳は、建設改良費1億5,724万1,000円、昨年度と比べまして42.9%の増となっております。企業債償還金1億2,519万7,000円、前年度と比べまして16.3%の増でございます。短期貸付金は50万円でございます。
この結果、資本的収支は2億7,587万7,000円の財源不足となりますが、第4条括弧書きにありますように、過年度分損益勘定留保資金等で補てんをするものであります。
第5条一時借入金の限度額は5,000万円でございます。
第6条予定支出の経費の金額を流用できる場合は、1、営業費用、2、営業外費用でございます。
第7条、議会の議決を経なければ流用することができない経費は、職員給与費9,398万8,000円でございます。
第8条、他会計からの補助金は、1、大島地区建設改良事業に伴います企業債償還金700万円、2、ごみ処理施設広域化に伴う上水道施設整備事業分3,017万2,000円。
第9条、棚卸資産の購入限度額は1,339万円とそれぞれ定めております。
なお、5ページ以降に附属書類として平成17年度予算実施計画、平成17年度資金計画、給与費明細等の書類を添付しておりますので、御参照願います。
以上でございます。
○議長(山本儀夫君) 市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(高田圭一君) 議案第27号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計予算について御説明をいたします。
別冊の予算書1ページをお開き願います。
第2条業務の予定量でありますが、まず病床数は347床、内一般病床が345床、感染症病床2床であります。年間患者数は、入院患者数を11万1,690人、1日平均306人、外来患者数を18万7,880人、1日平均770人と予定数を見込んでおります。
次に、主な建設改良事業といたしまして、MRI装置更新に伴う部屋の改修工事と第二病棟冷凍機新規導入工事などで7,170万1,000円を計上しております。
次の医療器械及び備品購入では、導入後10年が経過をいたしましたMRI装置の更新と医療器具購入費として3億1,342万3,000円を計上いたしております。
なお、このMRI装置の更新につきましては、前回の暫定予算ではリースを予定いたしておりましたが、今回買い取りに変更をするものでございます。
第3条収益的収入及び支出の予定額につきまして御説明をいたします。
まず、第1款病院事業収益の予定額は51億5,313万4,000円、前年度に比べ0.3%の減となっております。収益の内訳といたしましては、入院収益、外来収益等の医業収益が49億1,980万3,000円、一般会計補助金などの医業外収益で2億3,333万1,000円を予定をいたしております。
次の第1款病院事業費用は51億5,002万8,000円を予定し、前年度に比べ0.3%の減となっております。内訳では、職員給与費、材料費、経費等の医業費用に50億7,232万円、企業債償還利子等の医業外費用7,770万8,000円を予定をしております。
この結果、収支を差し引きをいたしますと310万6,000円の黒字予算となるものでございます。
次に、2ページ、資本的収入及び支出についてであります。
まず、資本的収入は4億522万8,000円を予定し、内訳では第1項企業債3億円、第2項出資金1億429万9,000円、第3項貸付金回収ほかで92万9,000円を予定をいたしております。
資本的支出では、5億4,846万1,000円を予定し、第1項病院整備事業費3億8,512万4,000円、第2項企業債償還金ほかで1億6,333万7,000円を予定をいたしております。
収支差し引きで1億4,323万3,000円の財源不足となるわけでありますけれども、第4条括弧書きに記載のとおり当年度消費税資本的収支調整額等で補てんをするものでございます。
次に、第5条企業債は目的を第二病棟冷凍機新規導入工事及び医療機器整備事業等の財源とし、3億円を限度額と定め、起債の方法、利率等について定めるものでございます。
次に、第6条一時借入金の限度額は5億円と定めております。
次の第7条には、議会の議決を経なければ流用できない経費といたしまして、職員給与費及び交際費と定めております。
第8条は、他会計からの繰入金及び補助金についてであります。一般会計からの繰入金及び補助を受ける額は、公営企業法に基づく繰り入れ基準により企業債元金償還に充てるものなど5項目で合計2億5,261万8,000円を計上をいたしております。
次に、第9条棚卸資産購入限度額につきましては、材料費等の購入限度額を12億7,757万3,000円と定めるものであります。
なお、4ページ以降に予算実施計画、資金計画、予算明細書等を添付をいたしておりますので、御参照をいただきたいと存じます。
以上でございます。
○議長(山本儀夫君) ただいま議題となっております31件についての本日の審議はこの程度にとどめます。
———————————————————————————————————————
○議長(山本儀夫君) 遠藤素子君外3名提出の議員提出議案第7号 八幡浜市議会解散に関する決議については、先ほどの議員提出議案第8号 平成17年6月定例会最終日をもって議会を解散する決議と同一性がありますので、一事不再議となるため、議決を要しないものといたします。
休憩いたします。
午後 2時23分 休憩
———————————————————————————————————————
午後 2時25分 再開
○議長(山本儀夫君) 再開いたします。
ただいま岩切優憲君から、議員の辞職願いが提出されております。
お諮りいたします。
この際、岩切優憲君の議員辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山本儀夫君) 御異議なしと認めます。よって、この際岩切優憲君の議員辞職の件を日程に追加し、議題といたします。
———————————————————————————————————————
○議長(山本儀夫君) 岩切優憲君の退席を求めます。
〔岩切優憲君退席〕
○議長(山本儀夫君) 辞職願を朗読いたさせます。
○議会事務局次長(山本健二君) 辞職願。
私こと一身上の都合により6月28日をもって八幡浜市議会議員を辞職いたします。
平成17年6月13日。八幡浜市議会議長山本儀夫殿。八幡浜市議会議員岩切優憲。
○議長(山本儀夫君) お諮りいたします。
岩切優憲君の議員辞職を許可することに御異議ありませんか。
御異議なしと認めます。よって、岩切優憲君の……
(「おい、おい、おい、休憩、休憩」と呼ぶ者あり)
休憩いたします。
午後 2時27分 休憩
———————————————————————————————————————
午後 2時40分 再開
○議長(山本儀夫君) 再開いたします。
御異議がありますようなので、お諮りをいたします。
岩切優憲君の議員辞職を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(山本儀夫君) 起立全員なしであります。よって、本件は否決をされました。
〔岩切優憲君入席〕
○議長(山本儀夫君) お諮りいたします。
議事の都合により、明14日及び15日の2日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山本儀夫君) 御異議なしと認めます。よって、明14日及び15日の2日間は休会することに決しました。
———————————————————————————————————————
○議長(山本儀夫君) これにて本日の会議を閉じます。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
明14日及び15日の2日間は休会であります。16日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。
———————————————————————————————————————
○議長(山本儀夫君) 本日はこれにて散会いたします。
午後 2時41分 散会
———————————————————————————————————————
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
八幡浜市議会 議長 山 本 儀 夫
議員 樋 田 都
議員 清 家 修 一