公開日 2014年09月17日
議事日程 第4号
平成17年9月27日(火) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
議案第29号 八幡浜市留守家庭児童対策基金条例を廃止する条例の制定について
議案第30号 旧白石和太郎洋館設置条例の制定について
議案第31号 八幡浜市水防協議会条例の一部を改正する条例の制定について
議案第32号 八幡浜市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について
議案第33号 八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定について
議案第34号 八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
議案第35号 平成17年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)
議案第36号 平成17年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第37号 平成17年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第38号 平成17年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第39号 平成17年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第40号 平成17年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第41号 平成17年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)
常任委員長報告
(質疑、討論、採決)
第3
議案第42号 八幡浜市過疎地域自立促進計画の策定について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
第4
同意案第17号 監査委員の選任について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
第5
議員提出議案第13号 道路特定財源制度に関する意見書の提出について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
第6
議員提出議案第14号 自治体病院の医師確保対策を求める意見書の提出について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
第7
議員提出議案第15号 八幡浜市公共下水道特別委員会の設置について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
議案第29号 八幡浜市留守家庭児童対策基金条例を廃止する条例の制定について
議案第30号 旧白石和太郎洋館設置条例の制定について
議案第31号 八幡浜市水防協議会条例の一部を改正する条例の制定について
議案第32号 八幡浜市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について
議案第33号 八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定について
議案第34号 八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
議案第35号 平成17年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)
議案第36号 平成17年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第37号 平成17年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第38号 平成17年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第39号 平成17年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第40号 平成17年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第41号 平成17年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)
常任委員長報告
(質疑、討論、採決)
日程第3
議案第42号 八幡浜市過疎地域自立促進計画の策定について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
日程第4
同意案第17号 監査委員の選任について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
日程第5
議員提出議案第13号 道路特定財源制度に関する意見書の提出について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
日程第6
議員提出議案第14号 自治体病院の医師確保対策を求める意見書の提出について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
日程第7
議員提出議案第15号 八幡浜市公共下水道特別委員会の設置について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
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出席議員(23名)
1番 新 宮 康 史 君
2番 上 田 浩 志 君
3番 大 城 一 郎 君
4番 井 上 和 浩 君
5番 上 脇 和 代 君
6番 魚 崎 清 則 君
7番 山 中 隆 徳 君
8番 二 宮 雅 男 君
9番 遠 藤 素 子 君
10番 武 田 成 幸 君
11番 清 水 正 治 君
12番 宇 都 宮 富 夫 君
13番 兵 頭 孝 健 君
14番 上 田 竹 則 君
15番 松 本 昭 子 君
16番 都 築 旦 君
17番 住 和 信 君
18番 中 岡 庸 治 君
19番 宮 本 明 裕 君
20番 大 山 政 司 君
21番 萩 森 良 房 君
22番 舛 田 尚 鶴 君
23番 山 本 儀 夫 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 高 橋 英 吾 君
助役 谷 口 治 正 君
収入役 長 島 峻 君
政策推進課長 田 中 正 憲 君
総務課長 柏 木 幸 雄 君
財政課長 山 本 一 夫 君
税務課長 市 川 芳 和 君
市民課長 清 水 浩 君
生活環境課長 坂 田 秀 雄 君
福祉事務所長 小 西 宇佐男 君
保健センター所長 永 井 俊 明 君
人権啓発課長 田 中 良 三 君
水産港湾課長 上 甲 眞 喜 君
建設課長 石 田 修 君
監理開発課長 國 本 進 君
農林課長 菊 池 敏 和 君
商工観光課長 中 榮 忠 敏 君
下水道課長 河 野 裕 保 君
保内庁舎管理課長 竹 内 茂 君
水道課長 松 本 俊 一 君
市立病院事務局長 高 田 圭 一 君
会計課長 横 田 昌 弘 君
教育委員会委員長 平 田 悦 三 君
教育長 井 上 傳一郎 君
学校教育課長 清 水 義 明 君
生涯学習課長 谷 口 光 一 君
文化振興課長 水 野 省 三 君
代表監査委員 久保田 哲 弘 君
監査事務局長 菅 原 茂 雄 君
農業委員会事務局長上 甲 康 薫 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 谷 明 則 君
事務局次長兼議事係長 山 本 健 二 君
調査係長 田 本 憲一郎 君
書記 脇 野 和 仁 君
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午前10時00分 開議
○議長(宮本明裕君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(宮本明裕君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において5番 上脇和代君、16番 都築 旦君を指名いたします。
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○議長(宮本明裕君) 日程第2 議案第29号 八幡浜市留守家庭児童対策基金条例を廃止する条例の制定についてないし議案第41号 平成17年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)、以上13件を一括議題といたします。
これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。
まず、総務委員長、山中隆徳君。
〔総務委員長 山中隆徳君登壇〕
○総務委員長(山中隆徳君) 総務委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、条例案3件、予算案2件でありまして、これらの議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、議案第35号 平成17年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)は賛成多数で、そのほかの案件につきましては全会一致で可決した次第であります。
以下、審査の過程において論議されました主な項目についてその概要を申し上げます。
まず、議案第33号 八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
委員より、今回合併に伴う消防団の再編により、現員に合わせた部分の定数を削減するということであるが、最近言われている東南海地震など大規模災害が起こる可能性のある時期に定数を減らすというのは不安であり、逆にサブ団員なり年齢制限を改正してでも増員するというような編成にすべきではないかとただしたのに対し、理事者より、大規模災害を想定した場合、それぞれの地域を担っている消防団員の数というのは指摘のとおりであり、消防団組織の必要性も団、本部、消防本部、行政がそれぞれ認識している。しかし、大規模災害の場合、消防団、行政で市全域ということは難しく、現在進めている自主防災組織、地域の中でいかに組織力を上げていくかということに力点を置き、海岸地域が先行している組織づくりを山間部にも広げ、全市的なものにしていきたいとの答弁がありました。
それに対し委員より、自主防災組織等、住民の意識を高揚させることは非常に大切であり、十分理解できるが、一定の組織を確保しておくというのが行政の使命としてあると考える。消防団で対応しきれない部分について自主防災組織をということであると思うが、まだまだ満足できない状況であり、これを100%に限りなく近づける必要がある。消防団の充実についての考え方はどうかとただしたのに対し、理事者より、合併に伴い旧保内町と日土地区を合わせた北方面隊、旧八幡浜地域の南方面隊に再編し、双方に本部長を置き、その上に消防団長を置くという形をとっている。また、26分団を15分団及び本部分団に再編して、それぞれ分団ごとの組織力を高めているところであるとの答弁がありました。
次に、議案第35号 平成17年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)のうち、歳出2款総務費、1項12目企画費、八幡浜市総合計画策定委託料に関し委員より、総合計画は政策推進課が担当して策定するわけであるが、一方で港オアシス構想など港湾振興ビジョンが水産港湾課の担当で進行している。総合計画の中に織り込むために、各課の連携、整合性が必要になってくると思うがとただしたのに対し、理事者より、総合計画の策定は地方自治法で定められており、新市になってつくらなければならないもので、基本構想、基本計画、実施計画の3本柱になるが、新市建設計画を基本として策定を進める。市を挙げての総合的な方針、方向性は政策推進課が担当し、その中で決まった事業等については、それぞれの担当課で実施することになるが、十分な連絡、意見調整をしながら総合計画に盛り込んでいくという考えである。ただ、策定に当たっては、各課の若手職員を中心として作業を進め、計画を実施するときにはそれらの職員が担当するというような実際に将来を担う若手職員を中心とした策定作業に入りたいと考えているとの答弁でありました。
それに対し委員より、総合計画は過去何度か策定されたが、実現できずに終わったものも多い。すべて業者に任せるのでなく、職員や民間有識者等3者が一体となった形での今後のまちづくりが必要だと思うがどうかとただしたのに対し、理事者より、業者任せでは職員の意識の高揚も図れず、つくられた計画になってしまうため、幅広く市民の声を聞くのは重要なことであると認識している。現在アンケート調査を実施しており、時間的に間に合えば、町の有識者、農業、漁業に従事されている方たちの生の声を聞きながら、住民が何を希望されているのか、それをどう具現化するのか十分検討しながら計画策定を進めたいとの答弁でありました。
次に、議案第36号 平成17年度八幡浜市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。
委員より、国保会計の運営は捕捉しにくい部分もあると思うが、多額の普通調整交付金について減額補正するのは予測不可能だったのかとただしたのに対し、理事者より、当市の場合、国保会計の予算を組む場合に、ミカンの表年、裏年の関係で、一昨年の9月補正くらいを参考にしているが、17年度予算については、歳入の見込み違いでこれだけの減額になったとの答弁がありました。
これに対し委員より、予算を組む場合は、前年度主義ではなく、例えば3年間くらいを平均してという見方をするのではないか。国保加入者は自営業者等が中心であり、経済的変動もあるため、いろいろな要素を加味し、客観的に組まなければならないと思う。予算の組み方に甘さがあったのではないかとただしたのに対し、理事者より、今後の予算編成に当たっては、伸び率や国保加入者の推移等、いろいろな要素を考慮に入れ、慎重な国保運営に取り組みたいとの答弁がありました。
そのほか各案件についても質疑応答がなされ、審査報告書のとおり可決決定いたしました。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、総務委員会の報告を終わります。
○議長(宮本明裕君) 次、民生文教委員長、武田成幸君。
〔民生文教委員長 武田成幸君登壇〕
○民生文教委員長(武田成幸君) 民生文教委員会の報告を申し上げます。
委員会に付託をされました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりで、各案件とも全会一致で原案のとおり可決決定をされました。
以下、審査の過程において論議されました事項につきまして、その概要を申し上げます。
まず、議案第29号 八幡浜市留守家庭児童対策基金条例を廃止する条例の制定について、委員より、この基金条例第5条の処分の項目が余りにも漠然としている。留守家庭が問題になっている時期に、もっと有効な手段が条例として設定できたはずではとただしたのに対し、理事者より、千丈放課後児童クラブが平成16年4月にオープンする話が出たとき、この基金を使う内容に合致すると判断し、使用について基金積立者の許可もいただいたが、処分の規定がなかったため、平成15年12月議会において処分の規定を追加した。なお、平成15年末において基金残高は232万6,000円で、千丈放課後児童クラブの備品購入には120万円を充当しているとの答弁でありました。
また、委員より、他の地域においてもこの種の問題があると思うので、これから先ぜひこの趣旨は生かしていただきたいが、この基金のかわりに一般財源での措置は考えているのかとただしたのに対し、理事者より、千丈児童クラブ以前の平成4年7月オープンの八幡浜児童クラブと平成13年7月オープンの神山児童クラブの備品購入については基金を使用せず、一般財源を充てている。今後松陰小学校と宮内小学校を予定しているが、備品購入費については一般財源からの措置をしてもらえるものと考えているとの答弁でございました。
次に、議案第35号 平成17年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)4款衛生費、2項清掃費、1目清掃総務費、11節需用費のうち、指定ごみ袋の購入について、委員より、市民の方々にとってごみ袋に対する日々の支出は大変な負担になると思われるが、今後ごみ袋の無料化ということはあり得ないのかとただしたのに対し、理事者より、現在ごみ袋は大が9.5円、中が7.5円、小が6.5円となっている。ごみ袋の有料化は市への歳入としてではなく、人口が減少しているにもかかわらず右肩上がりに増加しており、ごみの減量化対策として考えている。有料化後にはその効果が見られているとの答弁でございました。
さらに、委員より、このごみ袋の入札状況はどのようになっているのかとただしたのに対し、理事者より、市内業者7社選定し、最低落札金額を落札するようになっているとの答弁でありました。
次に、同じく10款教育費、3項小学校費、1目小学校管理費、13節委託料のうち、日土小学校土地鑑定委託料について、委員より、日土小学校の用地の中に個人名義の土地があるということであるが、売買済みで登記が漏れていたのか、もしくは改めて売買するから必要があるのかとただしたのに対し、理事者より、資料によると、日土小学校用地売買については、昭和3年7月20日から昭和47年5月20日の間に行われているが、当該地番の売買はされていなかった。過去において市と土地の売買について話がなされており、当人は代書屋に依頼していたとのことであるが、既にその代書屋もおらず、至った経緯は不明である。今回国土調査により明らかになった以上、行政としてこのままにしておくことは問題であり、取得用地が売買によるものであること、過去に市との売買の話がなされていることなどから、今回売買により取得すべく土地鑑定を委託するものであるとの答弁でございました。
なお、関連事項といたしまして、市営プールの関係でございますが、今後この種の入札形式を継続していく上においては、誤解のないよう細部にわたっての行政の指導の中で行うべきである。また、新たな受託業者の方は、前業者以上に会員の信頼が得られるよう真摯な努力をしていただきたい。安心して利用できる市民プールという形をつくり上げていただきたい。この問題が一日も早く終息に向かうことを望むという意見、要望もありましたことを申し添えておきます。
議案第37号 平成17年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、委員より、制度改正により特定入所者介護サービス費や特例特定入所者介護サービス費という項目が設けられたようであるが、その内容はどのようなものであるかとただしたのに対し、理事者より、従来は施設入所者の食費と住居費は介護保険給付費の中に含まれていたが、10月から制度改正に伴い利用者負担となる。これにより低所得者の負担を軽減するための措置として新たに設けられた項目であるとの答弁でございました。
その他の議案につきましても種々論議されました結果、原案のとおり可決決定された次第であります。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。
○議長(宮本明裕君) 次、産業建設委員長、松本昭子君。
〔産業建設委員長 松本昭子君登壇〕
○産業建設委員長(松本昭子君) 産業建設委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、すべての議案について全会一致で原案のとおり可決決定されました。
以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。
議案第35号 平成17年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)について、6款農林水産業費、2項林業費、1目林業振興費、11節需用費の修繕料について、委員より、今回の補正50万円は道路の部分補修に要する経費との説明であったが、この平家谷線を今後舗装する考えはないのかとただしたのに対し、理事者より、道路の延長が4,400メートルであり、市単独事業で行うのは大変な費用がかかり困難であるので、県と折衝を行い、県並びに国に補助を受け事業を進めるのがよりよい方法ではないかと考えているとの答弁でありました。
さらに、委員より、この平家谷線は当初は旧保内町と旧八幡浜市が共同して事業を行い、市民の方々に有効利用していただく目的で始めた事業であるので、林業振興だけでなく、森林浴とか別の利用目的からも市民の理解を得ていく必要があるのではないかとただしたのに対し、理事者より、地元、特に宮内財産区等と連携しながら進めていきたいと考えているとの答弁でありました。
次に、7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、19節負担金補助及び交付金の中小企業振興資金対策補助金について、委員より、この制度は中小企業を育成する上では大変有利な補助金制度であるとは承知しているが、市の財政が厳しい中で年々補助金が増加していくことになっていくと、今後は大枠というものを考えていく必要があるのではないか、今後の方向性をどのように考えているのかとただしたのに対し、理事者より、現在の中小企業振興資金対策補助金については、県下全市同じような取り扱いを行っている。ただ、八幡浜市では県下でも上位の優遇措置を講じており、利用者が融資資金の返済を完了した場合、要綱に基づき信用保証料全額につけ加え、支払い利子の一部も補助金として交付している。その中で、延滞回数5回、日数30日以内の場合にも補助金を交付するという条件も設けており、事務局では年間1,200万円の補助金額及び延滞者にも補助金を交付する制度についての要綱を見直す時期が来ているとの答弁でありました。
それに対しほかの委員より、この補助金は完済報奨金という形なので、期限内に返済した場合にのみ交付するのが本来とるべき姿ではないかとただしたのに対し、理事者より、完済した段階での補助金の交付であるので、市の財政も厳しい状況が続いており、今後は要綱を改正していくべきであろうと考えているとの答弁でありました。
次に、8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路維持費、11節需用費の修繕料について、委員より、今回の補正の財源内容はすべて一般財源であるが、財政的な見地から、可能な限り補助事業にしていくべきだと思うが、財源手当ての考え方はどのようなものかとただしたのに対し、理事者より、補助対象となる災害復旧の要件として、市では60万円以上という条件がある。今回の補正は、7月の豪雨や9月の台風によって生じたもので、比較的小規模な30万円以下の復旧、補修工事に財源が不足したため計上したものであるので、一般財源としているとの答弁でありました。
そのほかの議案につきましても種々論議された結果、原案のとおり可決決定された次第であります。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(宮本明裕君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。
まず、総務委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 次、民生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
遠藤素子君。
○遠藤素子君 議案第35号の保内福祉会館館長報酬、この補正についてどのような審議がなされたのか伺いたいと思います。
質疑のときに、前の館長がやめられて、常勤の館長を置くということで組んだというふうな御説明だったと思いますが、以前の館長の分が組んであったはずだと思うんです。その上にこの150万円を加えますと、幾らになって、他の館長などとの比較はどのようになるのか、そういうことが審議されたのかどうか伺いたいと思います。
○議長(宮本明裕君) 武田成幸君。
○民生文教委員長(武田成幸君) 現在合併時の過渡期であるということで、そういうふうにいろいろな矛盾が生じておるが、ひとつ御理解をいただきたいというふうなことでございました。
○議長(宮本明裕君) 遠藤素子君。
○遠藤素子君 私の質問に答えていただいてないと思うんですが、他の館長との比較など審議されたのかどうか伺いたいと思います。
○議長(宮本明裕君) 武田成幸君。
○民生文教委員長(武田成幸君) 他の館長との報酬の比較については、協議に出ておりません。
○議長(宮本明裕君) 次、産業建設委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
これより適宜分割して討論、採決に入ります。
念のために申し上げます。各委員会の審査の結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
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○議長(宮本明裕君) まず、議案第29号 八幡浜市留守家庭児童対策基金条例を廃止する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第29号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第30号 旧白石和太郎洋館設置条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第30号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第31号 八幡浜市水防協議会条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結します。
これより議案第31号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第32号 八幡浜市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第32号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第33号 八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第33号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第34号 八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第34号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第35号 平成17年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第35号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第36号 平成17年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第36号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第37号 平成17年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第37号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第38号 平成17年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第38号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第39号 平成17年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第39号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第40号 平成17年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第40号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第41号 平成17年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第41号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 日程第3 議案第42号 八幡浜市過疎地域自立促進計画の策定についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
政策推進課長。
○政策推進課長(田中正憲君) 議案第42号 八幡浜市過疎地域自立促進計画の策定について御説明いたします。
平成17年3月28日、本市全域が過疎地域の指定を受けたことに伴い、八幡浜市過疎地域自立促進計画を策定する必要が生じ、別冊のとおり策定したので、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
現行の過疎地域自立促進特別措置法は、平成12年4月1日に10年間の時限立法として制定され、旧八幡浜市が指定を受けておりました。
本年3月28日に合併しましたが、合併後の新八幡浜市も人口及び財政力指数が過疎地域指定の要件を満たすため、旧保内町を含めた全域が指定されたものでございます。
過疎地域自立促進特別措置法は、人口の著しい減少に伴って地域社会における活力が低下し、生産機能及び生産環境が他の地域と比較して低位にある地域について、総合的かつ計画的な対策を実施するために必要な特別措置を講じることにより、これらの地域の自立促進を図り、もって住民福祉の向上、雇用の増大、地域格差の是正及び美しい国土の形成に寄与することを目的とするものでございます。
御提案しております過疎地域自立促進計画でございますが、現行の過疎地域自立促進特別措置法では、過疎地域に対し前期、後期各5カ年の計画策定を義務づけております。今回の後期計画は、平成17年度から平成21年度の5カ年間を計画するもので、新市の合併と時期を一にしており、早急に策定する必要が生じたものです。
なお、県との協議につきましては、8月11日付で異議のない旨の回答を得ております。
それでは、別冊になっております平成17年度から平成21年度の後期5カ年の八幡浜市過疎地域自立促進計画について御説明いたします。
別冊の目次をお開き願います。
本計画は、1の基本的な事項から10のその他地域の自立促進に関し必要な事項の10の項目で構成しております。
11ページ、12ページをお願いいたします。
このページに当市の自立促進の基本計画を記載しております。当市の基本方針は、地場産業の低迷、若年層を中心とする人口の流出、急速な高齢化の進展等により地域社会の活力が著しく低下している現状を打破するため、地域みずからが創意と工夫による自主的なまちづくりを推進し、風格ある個性豊かな地域社会を創設することであります。
その方針として、地場産業の振興による雇用の場の確保と所得の増大など6つの方針を示しております。
また、13ページ以降に産業の振興ほか各項目についての現況と課題、その対策及び事業計画を掲載しております。この事業計画につきましては、基本的に合併前に策定されました新市建設計画に基づき策定をいたしております。過疎対策事業を実施するためには、この自立促進計画に位置づけされていることが条件となっておりますので、現段階におきましては、事業内容等に検討を加える必要がある事業につきましても一定の位置づけを行っております。
非常に厳しい財政状況でありますが、真の住民ニーズにこたえていけるよう、計画修正も行いながら過疎制度による財政上のメリットを十分活用して町の自立、活性化を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
新宮康史君。
○新宮康史君 今の説明大変ありがたいんですけども、促進計画の中で1つお尋ねしたいんですけれども、学校の方で日土小学校の資料の中の43ページですけども、日土小学校の校舎の改修事業になってるんですけども、今これ改築とか改修で非常にナーバスというか、微妙な問題になってるんで、ここで改修という言葉もきちっとうたっていいのかどうかちょっとお伺いしたいんですけど。
以上です。
○議長(宮本明裕君) 政策推進課長。
○政策推進課長(田中正憲君) 先ほど御説明いたしましたが、現段階で今後5カ年で想定されるものにつきまして改修、今微妙な段階になっておりますが、考えられる方向があるものについて、このうち必ず実施するということじゃございません。あった場合に、この計画にのっていなければ過疎債の適用にならないという形で窓口を広くあけて計画をいたしております。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 宇都宮富夫君。
○宇都宮富夫君 今の課長の答弁で大体理解できたんですが、実はこの計画が示されて余り時間がたってませんので、私自身も中身把握しておりません。
それで、後で採決ということなんですけれども、そういう点で課長の説明のとおり、変更の余地もあると。とりあえず過疎債等の関係で早急にこれを制定する必要があるというふうな認識で構いませんか。
○議長(宮本明裕君) 政策推進課長。
○政策推進課長(田中正憲君) 合併して県より早くこの計画をつくれということで、本来でしたら6月ということですが、作業的に間に合いませんでした。それで、先ほども申し上げましたように、新市基本計画ベースで上げておりますし、またそれぞれの旧保内、旧八幡浜市にそれぞれの総合計画に基づいた、方針に基づいた形で、また旧八幡浜市で前期の過疎計画がございまして、そこら辺を勘案しながら上げていると。今後、基本構想、基本計画あるいは実施計画ということになりますと、一つずつの事業には精査しながら事業実施にのせていきたいというふうに考えております。
以上であります。
○議長(宮本明裕君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第42号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議案第42号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第42号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 日程第4 同意案第17号 監査委員の選任についてを議題といたします。
清水正治君の退席を求めます。
〔清水正治君退席〕
○議長(宮本明裕君) 提出者の説明を求めます。
市長。
〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君) 同意案第17号 監査委員の選任につきまして提案理由の説明を申し上げます。
市議会選出の監査委員武田成幸氏は、去る平成17年7月14日付で議員辞職され、欠員となっております。
監査委員は、当市の条例により定数は2人と定め、議員の中からの選任委員と識見を有する委員として構成されております。
本日の市議会定例会におきまして、議員の中から選任される監査委員の選任をいたしたく同意を求めるものでございます。
私といたしましては、清水正治氏が議会選出の監査委員といたしまして適任であると確信をいたしており、議会の同意をお願いするものであります。よろしくお願い申し上げまして提案説明といたします。
○議長(宮本明裕君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております同意案第17号については、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、同意案第17号については、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより同意案第17号を採決いたします。
本件は原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、同意案第17号は同意することに決しました。
〔清水正治君入席〕
○議長(宮本明裕君) 休憩いたします。
午前10時47分 休憩
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午前10時49分 再開
○議長(宮本明裕君) 再開いたします。
ただいま監査委員に選任されました清水正治君から就任のあいさつがあります。
清水正治君。
〔監査委員 清水正治君登壇〕
○監査委員(清水正治君) ただいま皆様方の御選任をいただきまして監査委員に選ばれました清水でございます。もとより微力な者でございますが、皆様方の御指導を受けながら一生懸命頑張ってまいりたいと考えております。どうぞ今後ともよろしくお願いをいたします。言葉は足りませんが、就任のあいさつとさせていただきます。ありがとうございます。
○議長(宮本明裕君) 休憩いたします。
午前10時50分 休憩
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午前11時05分 再開
○議長(宮本明裕君) 再開いたします。
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○議長(宮本明裕君) 日程第5 議員提出議案第13号 道路特定財源制度に関する意見書の提出についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
松本昭子君。
〔松本昭子君登壇〕
○松本昭子君 ただいま提案されました議員提出議案第13号 道路特定財源制度に関する意見書について、提案説明をさせていただきます。
お手元に配付しております意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
道路特定財源制度に関する意見書。
高速交通時代を迎え、四国西南地域においては平成12年7月に四国縦貫自動車道が大洲市まで開通し、平成16年4月には西予市宇和町まで延伸され、当地域も高速道路が着実に整備されてきている。
本市においても、四国縦貫自動車道大洲北只インターからのアクセスとして地域高規格道路大洲・八幡浜自動車道のうち、国道197号名坂道路が平成18年度中に完成予定であり、本市大平から郷間が国道197号八幡浜道路として本年3月に新たに整備区間となり、また豊後伊予連絡道路も候補路線に指定されている中で、交流圏の拡大を図る地域高規格道路から地域に密着した生活道路に至る道路網の構築に積極的に取り組んでいるところである。
しかし、いまだ当地域の道路整備の水準は依然低く、なお今後一層の整備促進を図っていく必要がある。
財政基盤の弱い本市においては、道路特定財源の使途見直しにより、事業箇所の縮小や整備進捗のおくれなど、その支障が顕著にあらわれ、道路整備の目的である住民生活の向上や地域の活性化等の取り組みに大きな影響を生じることが懸念される。
よって、政府機関におかれては、地方における道路整備の重要性を十分認識され、道路特定財源を一般財源化することなくすべてを道路整備に充当し、整備のおくれた地方への重点配分と地方財源対策を充実されることを強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成17年9月27日。愛媛県八幡浜市議会。提出先は内閣総理大臣、財務大臣、国土交通大臣、総務大臣、経済財政政策担当大臣となっております。
よろしく御賛同のほどお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(宮本明裕君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
大山議員。
○大山政司君 ただいま提案されました道路特定財源制度に関する意見書ですが、余り文章の中身の細かいことについては差し控えますが、ただ1点、一番上の行の平成12年7月に四国縦貫道、横断という字が抜けてるんじゃないかと思うんですが、それはそれとして、ただいま提案されたことについて1点だけお尋ねをいたします。
この種意見書を八幡浜市議会が提出し、可決するその意義と申しましょうか、目的と申しましょうか、意見書の存在意義を提案者はどのように考えておられるのか、率直なお考えをお示し願いたいと思います。
○議長(宮本明裕君) 松本昭子君。
○松本昭子君 今この八幡浜市は高規格道路で工事も今進捗しておりまして、今八幡浜市にとってはこの意見書というのは一番重要なことではないかと私は思います。
そして、特定道路財源を一般財源化されて、地方にそういう道路のお金が回ってこなくなったら、今進んでいる工事も進まないというようなことにもなりますし、ぜひこの意見書は八幡浜市としては出してもらいたいと思っております。
(大山政司君「意義、意義。これへ出した意義、目的はどういうものですか」と呼ぶ)
これは、四国議長会、いろんな会合でもいつも要望書といいますか、意見書として取り上げられております。
意義といいますか、これを出してどうなるこうなるかはないかもしれませんけれども、やっぱり出すことに意義があると私は思っております。
○議長(宮本明裕君) 大山政司君。
○大山政司君 出すことに意義があると言われましたが、私はこの種意見書は出すことだけじゃなくて、関係提出機関にぜひ地方の意見を国会行政の中に反映していただくために私は出すものだと、こういうふうに考えていますが、例えば郵政民営化の関係でですが、5月1日のメーデーの中の資料を読みますと、郵政民営化反対の意見書が昨年12月に都道府県議会では93.6%、それから市町村議会では88.3%反対意見書を採択しているわけなんです。したがいまして、ことしの衆・参で行われた件もっと率が高く、全市町村議会の91%以上の意見書をこの関係機関に出しているわけなんですが、これ91%以上の意見を出して、関係行政がどのような動向があったか、あなたはどのように受けとめられてるんですか。
ただ出しただけというようやなしに、この意見書を国会運営の中に生かしてもらうことにむしろ意義があるんじゃないんですか。それをお尋ねしたいと思います。
もう一点、関連するわけなんですが、小泉総理は民営化提案に対して衆議院は賛成、それから参議院は反対多数で否決したことは御案内のとおりですが、本来ならば参議院が否決した時点でこの議案は廃案になると。これが本来の姿であり、私は議会制民主主義の姿でもあると、こういうふうに思います。
それがなぜか可決した衆議院に、世間では八つ当たり解散といいますが、そういうことをして今回選挙が行われたわけなんですが、そういう議会制民主主義を否定するようなその小泉内閣に対して、我々この種政府に対する意見書を提出して私意味があるんだろうかと、このことを今率直に考えます。議会軽視ですから。議会で否決したことを衆議院で解散して、国民に意見を聞くと、こういうことなんです。
だから、この意見書は本来の姿であるのかどうか、提案者の率直な考え方を聞きたいと思います。
以上です。
○議長(宮本明裕君) 松本昭子君。
○松本昭子君 私は、道路特定財源制度に関する意見書のみについて答えさせていただきます。
これは、この八幡浜地方にとりましては、本当に関係しておることでございまして、県下12市でもいつも取り上げられてこの意見書を賛成されております。
それで、なぜこれを出したらいけないのかという大山さんのこれに反対されるというか、その意見を私は聞きたいと思います。
○議長(宮本明裕君) 大山政司君。
○大山政司君 私は反対はしておりませんよ。一言も言うとらん、反対してますとは。意義があるんですかということなんです。
地方も議会の意見書やこういう陳情なりいろいろあると思いますが、こういうものをせっかく出しても議会軽視、そういう姿勢の政府に対して出して意義があるのかなかろうか。何も出すだけで、後は私はこれはどうなろうと構いませんよというそういう意見書なら、こんな貴重な時間をとってお互い議論して採択する必要はないんじゃないかということを、こういうことを言ってるんです。
○議長(宮本明裕君) 松本昭子君。
○松本昭子君 これは意義があるとかないとか、出さなければなおないと思います。出したら取り上げるとか、そういうことがあって、これはぜひ八幡浜市としては本当に一番今かかわっとる問題ですから、ぜひ私は意見書を提出させていただきたいと思います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第13号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第13号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
遠藤素子君。
○遠藤素子君 提案者のお気持ちはわかります。しかし、我が党は道路特定財源を一般財源化することを目標としておりますので、反対いたします。
○議長(宮本明裕君) 大城一郎君。
○大城一郎君 私はこの意見書について賛成いたします。
当市の財政状況は、国、地方を通じて本当に多額の借入金残高を抱えて、先ほどもありましたが、国の三位一体改革の影響により大変厳しい状況であります。
しかしながら、その中でも八幡浜市は、八幡浜港湾漁港推進ビジョンやここの意見書にありますような地域高規格道路、こういったものが進行しております。この施策は本当私たちの子供たち、将来の八幡浜に大変重要な施策だと私なりに考えております。そのためにも意見書の中にありますように、道路整備の目的が住民生活の向上や地域の活性化等取り組みに大きな影響を与える。これだけのみならず、この合併が推進している今、四国として考える中で、四国の西の玄関口として八幡浜をとらえた場合に、この道路財源は本当にこれからの貴重な財源になると思います。道路整備の充実がこの八幡浜には大変重要であると思いますので、この意見書には賛成いたします。
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第13号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議員提出議案第13号は提出することに決しました。
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○議長(宮本明裕君) 日程第6 議員提出議案第14号 自治体病院の医師確保対策を求める意見書の提出についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
武田成幸君。
〔武田成幸君登壇〕
○武田成幸君 議員提出議案第14号 自治体病院の医師確保対策を求める意見書について、提案説明をさせていただきます。
お手元に配付しております意見書の朗読をもって提案理由の説明といたしたいと思います。
自治体病院の医師確保対策を求める意見書。
自治体病院は、地域の中核病院として高度医療、特殊医療、小児医療、救急医療などの多くの不採算部門を担いつつ、地域における医療提供体制の確保と医療水準の向上に努めている。
しかしながら、昨年4月から実施されている新たな医師臨床研修制度の必修化に伴う大学による医師の引きあげや医師の地域偏在、診療科偏在等により、地域医療を担う医師の不足が深刻化している。
特に小児科や産婦人科については、過酷な勤務条件、医療訴訟の多さなどの要因により医師希望者が減少しており、医師の確保が極めて困難な状況にある。そのため、各地で診療の縮小、休止や廃止に追い込まれる病院が相次いでいる。
このような中、各自治体は医師確保に向けて懸命の努力を続けているが、医師の確保は大変困難な状況にあり、地域医療の確保、継続は危ぶまれている。
よって、国におかれては、行政、大学、学会、医師会等との連携のもと、地域の医師確保対策として次の事項を早急に実現されるよう強く要望をする。
1、地域医療を担う医師の養成と地域への定着を促進するため、奨学金制度の構築や医学部入学定員における地域枠の設定・拡大、一定期間の地域医療従事の義務化など、新たなシステムを構築すること。
2、深刻化している小児科、産婦人科等の医師不足を解消するため、診療報酬等のさらなる充実を図るとともに、行政、大学、医療機関等の連携により抜本的な対策を講ずること。
3、地域間医療格差を解消するため、中核病院を主軸とした医療ネットワークの構築と連携の強化、医師を初め看護師、助産師等の医療従事者の必要人員の確保と養成など、地域医療の充実に向けた諸施策を確立すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成17年9月27日。愛媛県八幡浜市議会。提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣、文部科学大臣、財務大臣となっております。
各議員の御賛同のほどをお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(宮本明裕君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
都築 旦君。
○都築 旦君 私は、今の提案の趣旨には賛成でございます。
ただ、1つ、先ほど来ちょっと大山さんと松本さんの議論を聞いていて感じたのは、意見書の持つ重さといいますか、意見書というのは本来、市民を代表する議会がその中で責任を持って国とか各種団体というか、各種機関へ提出していくものだと思うんです。ただ出せばいいとか、結果としてがいに期待はできないけどもというような形では私はいけないと思うんです。少なくとも議会で意見書を提出するということは、議会で議決をするということは、いうなら八幡浜市の市民がこういう意見書を出しましたよということなんですから、後やはり私はこの問題についての成り行きといいますか、国がこの意見書に対してどういう形で反映されたのかされてないのか、その他を含めてやっぱり追跡ではないんですが、ちゃんと見届けていく必要があるし、またそれを報告する必要があると思うんです。そうじゃないと、何か四国なら四国とか、愛媛県なら愛媛県の市議会の会合がこういう形で決めたから意見書を出しなさいという形で出した。結果としてだめだったらもうそれまでというような形では、私は若干無責任じゃないかと思うんです。
特に、今大山さんもちょっと言われたんですが、郵政の民営化反対の問題なんかやったら、まさにそういう面で意見書の意見書たるものの意義が十分に反映された形になっておりません。そういう面で、私はやはり意見書の提出に当たっては、十分議会でも論議をするし、あわせて提出した後のことについてもやっぱり私は議会が、当該の議会というのが責任を持つべきだと思うんですが、その辺のところを議長どういうふうにお考えか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。市議会の代表は議長やからね。
○議長(宮本明裕君) 議長に対する質疑はできません。
休憩いたします。
午前11時24分 休憩
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午前11時25分 再開
○議長(宮本明裕君) 再開いたします。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第14号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第14号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第14号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議員提出議案第14号は提出することに決しました。
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○議長(宮本明裕君) 日程第7 議員提出議案第15号 八幡浜市公共下水道特別委員会の設置についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
魚崎清則君。
〔魚崎清則君登壇〕
○魚崎清則君 議員提出議案第15号 八幡浜市公共下水道特別委員会の設置について。
八幡浜市議会委員会条例第6条の規定により、次のとおり特別委員会を設置する。
1、名称、八幡浜市公共下水道特別委員会。定数9名。付議事件、八幡浜市の公共下水道整備に関する調査研究について。設置期間、設置の日から調査終了の日まで。なお、閉会中も調査及び研究を行う。
提案理由を説明いたします。
旧八幡浜市において公共下水道事業は進捗率が高く、特に市中心部では供用を開始して十数年が経過しておりますが、合流式には多くの課題が発生しております。また、旧保内町では今後の事業発展となっており、日土町の一部でも事業の対象地域となっております。
当初計画より十数年余り経過しており、大きな投資に多くの課題が予測されます。受益者負担金、2期・3期エリアにおける事業計画の見直し等、早急に調査研究する必要があり、特別委員会を設置することを提案いたします。
以上、御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(宮本明裕君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
大山政司君。
○大山政司君 この八幡浜市公共下水道特別委員会の設置についてお尋ねをいたします。
八幡浜市公共下水道、私の調べでは、栗之浦のセンター開始が昭和59年、それから今日まで20年間かかっているわけなんですが、九十五、六%まで進捗率が行っておると、こういうふうに思いますが、あと舌間、あそこら辺が2カ所残っているというように把握しているわけなんですが、提案者にお尋ねするんですが、この長きにわたって公共下水道特別委員会なるものが私はずっと設置されることについては問題があるんじゃないかと、こういうふうに思います。
八幡浜市の例からして、この20年間八幡浜市公共下水道特別委員会設置というものはいたしておりません。
そういうことで、本来のねらいはどういうとこにあるのか。例えば今言われました受益者負担の料金がある程度確定するまで、もう一点は、下水道料金がもう近々改定になって、12月議会には提案されるやに聞いているんですが、そこら辺を一つのめどにされているのか、正直なところをお尋ねして、気持ちよく賛成なら賛成はしていきたいと、こういうふうに思うんですが、特に4項目めの設置の日から調査終了日までと、こうなってるんですが、そこら辺は先ほど言いました受益者負担あるいは下水道料金等がある程度見通しついた時点と私の方で把握していいのかどうか、提案者の考えをお伺いいたします。
○議長(宮本明裕君) 魚崎清則君。
○魚崎清則君 ただいまの大山議員の質疑に対する答弁をいたしたいというふうに思います。
まず、旧八幡浜の公共下水道におきましては、国土交通省の方より指摘がございまして、合流式につきましては、環境の点から改善が必要ということで、設計はできておるわけでございますが、現在詳細設計に渡っているということでございます。
しかしながら、改築に対する多くの課題が指摘されておりますので、そこらあたり公共下水道特別委員会で調査研究する必要があるのではないかというふうに考えておりますし、また旧保内町におきましては、当初から特別委員会を設置し、今日まで至った経緯があるわけでございます。
合併後特別委員会を設置いたしまして、まだ時間的猶予もなく、報告がなされておりません。そういたしますと、市民の方々が公共下水道に対する従来まで特別委員会があったにもかかわらず、今回破棄という事態になりますと、不信感を抱くのではないかというふうな考え方を持っております。
そして、最後の調査の見通しの時点はいつごろにするのかということでございますが、我々が大変公共下水道に対しまして、特に処理場の関係では大きな犠牲を払っておりますし、いいものにしなくてはならないということで、市民が納得し得た時点が調査研究が終えた時点であると、そういうふうに考えております。
○議長(宮本明裕君) 大山政司君。
○大山政司君 市民が納得したどうこうやなしに、もう供用開始が来年の4月ですか、保内町は。その時点ではもう既に先ほどお尋ねしました受益者負担とか下水道料金は決まっているわけなんですが、そこら辺の関係は、先ほど言いましたように、その会議の重きを置いたとこなのかどうか、一つの終了の目安の判断になるのか。4月1日から供用開始して、またずっと特別委員会を設置するのか、そこら辺はある程度開始までに精力的に特別委員会を設置していろんな案件を調査研究するんだという基本的な考えなのか、お尋ねをいたします。
もう一点は、定数9名ということですが、これは9名はどのようにして選出するんですか。選出の仕方もいろいろあるんですが、提案者の考え方をお尋ねいたします。
○議長(宮本明裕君) 魚崎清則君。
○魚崎清則君 まず、第1点目の時期についてでございますが、一つの考え方といたしましては、下水道料金あるいは受益者負担の関係で一応終了するのではないかという考え方も一つはあろうかというふうに思っておりますが、私自身は公共下水道の放流管の関係が現在工事を発注し進めている状況でございます。しかしながら、その放流先が我々が推進といいますか、観光資源としておりますちょうど干潟で潮干狩りが盛んなところでもございますし、そういった観光事業を伸ばすという点におきましては、自然環境の上から、そして貝掘りをしていただく方の気持ちといいますか、大変いいイメージを与えないというふうなことで、親水公園をぜひとも設置する必要があると私自身強く要望をしておることでもございますし、そういうふうなことを考えますと、大山議員の指摘には私とは相反する面があるのではないかというふうに思っております。
9名につきましてでございますが、一応大きな事業でもございますし、9名が妥当であろうと。そして、旧保内町、そして旧八幡浜市の経験豊かな方を入れて、そして調査研究していく必要があろうというふうに考えております。
○議長(宮本明裕君) 以上で質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第15号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議員提出議案第15号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより議員提出議案第15号の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第15号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議員提出議案第15号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩いたします。
午前11時37分 休憩
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午前11時40分 再開
○議長(宮本明裕君) 再開いたします。
ただいま設置されました八幡浜市公共下水道特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、上田浩志君、大城一郎君、魚崎清則君、宇都宮富夫君、兵頭孝健君、都築 旦君、住 和信君、中岡庸治君、萩森良房君、以上9名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を八幡浜市公共下水道特別委員会の委員に選任することに決しました。
この後休憩をいたしまして、ただいま設置いたしました八幡浜市公共下水道特別委員会を開催し、正・副委員長の互選を行います。八幡浜市公共下水道特別委員会の委員の諸君は、直ちに第1委員会室へ御参集願います。
休憩いたします。
午前11時42分 休憩
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午前11時50分 再開
○議長(宮本明裕君) 再開いたします。
ただいま開催いたしました八幡浜市公共下水道特別委員会での互選の結果、委員長中岡庸治君、副委員長上田浩志君が当選され、就任されましたので、御報告をいたします。
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○議長(宮本明裕君) これにて本日の会議を閉じます。
閉会に当たり、市長からあいさつがあります。
市長。
〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君) 去る9月12日から開会をいたしました本議会におきまして、御提案申し上げました全議案に対し、適切なる御決定、御承認をいただきまして、まことにありがとうございました。
会期中、議員各位から賜りました御意見、御要望につきましては、率直に受けとめ、予算の執行につきましても慎重を期し、特に台風14号による災害復旧につきましては、ただいま御決定をいただきました災害復旧費関連予算に基づき迅速に対応してまいりたいと考えております。
また、当市の重要施策に掲げております八幡浜港港湾漁港振興ビジョンについてでありますが、国土交通省より先月登録されました港オアシスに続き、同じく国土交通省が本年度から支援を開始する港観光交流促進プロジェクトの実施港に先日22日当八幡浜港が選ばれました。今後具体的な振興計画を策定し、国の支援をいただきながら港湾を核とした観光振興を強力に進めてまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力のほどをよろしくお願いを申し上げます。
さて、9月もはや下旬を迎え、秋の気配が一段と濃くなってまいりました。議員各位におかれましては、季節の変わり目でございますので、お体に十分御留意の上、今後とも市勢発展のため一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
○議長(宮本明裕君) 以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
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○議長(宮本明裕君) これをもって平成17年第4回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。
午前11時52分 閉会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
八幡浜市議会 議長 宮 本 明 裕
議員 上 脇 和 代
議員 都 築 旦