公開日 2014年09月17日
議事日程 第1号
平成18年9月11日(月) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
会期の決定
第3
報告第10号八幡浜市土地開発公社の経営状況について
報告第11号宇和海文化都市開発株式会社の経営状況について
認定第 1号平成17年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 平成17年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について
認定第 3号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について
議案第76号八幡浜市総合計画基本構想の策定について
議案第77号八幡浜市乳幼児医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第78号八幡浜市養護老人ホーム設置条例の一部を改正する条例の制定について
議案第79号八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第80号八幡浜市国民健康保険診療所使用料等条例の一部を改正する条例の制定について
議案第81号八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定について
議案第82号八幡浜市日土財産区基金条例の一部を改正する条例の制定について
議案第83号平成18年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)
議案第84号平成18年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第85号平成18年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第86号平成18年度八幡浜市日土財産区特別会計補正予算(第1号)
議案第87号平成18年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第88号平成18年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第89号平成18年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第90号平成18年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)
(提案者の説明)
第4
伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長の中間報告
(質疑)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期の決定
日程第3
報告第10号八幡浜市土地開発公社の経営状況について
報告第11号宇和海文化都市開発株式会社の経営状況について
認定第 1号平成17年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 平成17年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について
認定第 3号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について
議案第76号八幡浜市総合計画基本構想の策定について
議案第77号八幡浜市乳幼児医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第78号八幡浜市養護老人ホーム設置条例の一部を改正する条例の制定について
議案第79号八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第80号八幡浜市国民健康保険診療所使用料等条例の一部を改正する条例の制定について
議案第81号八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定について
議案第82号八幡浜市日土財産区基金条例の一部を改正する条例の制定について
議案第83号平成18年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)
議案第84号平成18年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第85号平成18年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第86号平成18年度八幡浜市日土財産区特別会計補正予算(第1号)
議案第87号平成18年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第88号平成18年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第89号平成18年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第90号平成18年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)
(提案者の説明)
日程第4
伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長の中間報告
(質疑)
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出席議員(23名)
1番 新 宮 康 史 君
2番 上 田 浩 志 君
3番 大 城 一 郎 君
4番 井 上 和 浩 君
5番 上 脇 和 代 君
6番 魚 崎 清 則 君
7番 山 中 隆 徳 君
8番 二 宮 雅 男 君
9番 遠 藤 素 子 君
10番 武 田 成 幸 君
11番 清 水 正 治 君
12番 宇都宮 富 夫 君
13番 兵 頭 孝 健 君
14番 上 田 竹 則 君
15番 松 本 昭 子 君
16番 都 築 旦 君
17番 住 和 信 君
18番 中 岡 庸 治 君
19番 宮 本 明 裕 君
20番 大 山 政 司 君
21番 萩 森 良 房 君
22番 舛 田 尚 鶴 君
23番 山 本 儀 夫 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 高 橋 英 吾 君
助役 谷 口 治 正 君
収入役 長 島 峻 君
政策推進課長 田 中 正 憲 君
危機管理室長 尾 﨑 政 利 君
総務課長 山 本 一 夫 君
財政課長 中 榮 忠 敏 君
税務課長 市 川 芳 和 君
市民課長 谷 明 則 君
生活環境課長 清 水 義 明 君
福祉事務所長 小 西 宇佐男 君
保健センター所長 永 井 俊 明 君
人権啓発課長 田 中 良 三 君
水産港湾課長 上 甲 眞 喜 君
建設課長 菊 池 賢 造 君
監理開発課長 國 本 進 君
農林課長 二 宮 嘉 彦 君
商工観光課長 若 宮 髙 治 君
下水道課長 石 田 修 君
保内庁舎管理課長 竹 内 茂 君
水道課長 松 本 俊 一 君
市立病院事務局長 柏 木 幸 雄 君
会計課長 横 田 昌 弘 君
教育委員会委員長 井 上 守 君
教育長 井 上 傳一郎 君
学校教育課長 三 堂 嗣 夫 君
生涯学習課長 谷 口 光 一 君
文化振興課長 水 野 省 三 君
代表監査委員 久保田 哲 弘 君
監査事務局長 菅 原 茂 雄 君
農業委員会事務局長 上 甲 康 薫 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局次長兼議事係長 山 本 健 二 君
調査係長 田 本 憲一郎 君
書記 脇 野 和 仁 君
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午前10時00分 開会
○議長(宮本明裕君) 去る7月1日付で人事異動がありましたので、この際、新任課長の自己紹介をいたします。
(新任課長の自己紹介)
○議長(宮本明裕君) 会議に先立ち、去る7月20日から7月21日にかけて実施をいたしました伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会の行政視察について、委員会から報告を行いたいとの申し出がありますので、この際、これを許します。
上田浩志副委員長。
〔伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別副委員長 上田浩志君登壇〕
○伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別副委員長(上田浩志君) それでは、伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会の行政視察について報告いたします。
プルサーマル導入計画の安全性については、専門家の中でも賛否両論があり、難しい課題であります。
伊方町に隣接する八幡浜市議会としても、プルサーマル計画をめぐる調査、研究を行う特別委員会を設置し、安全性の追求に鋭意取り組んでおります。
その一環として、去る平成18年7月20日、21日と2日間の日程で、都築委員長を代表に委員16名、オブザーバーとして宮本議長と事務局2名、計20名にて同計画で先行する九州電力玄海原発のある玄海町に隣接する佐賀県唐津市を訪問し、唐津市議会の対応などを聞き意見交換を行い、直接肌で感じてまいりました。
以下、視察内容について報告いたします。
まず最初に、八幡浜市特別委員会から提出された5項目についての質問に対し、唐津市議会から回答がありました。
1、唐津市議会における特別委員会設置に至る経緯等についての質問に対し、唐津市は、九州電力との安全の確保に関する協定を早急に締結することを求める請願が唐津市議会に提出され、その方向性を協議するとの結論で、平成17年12月市議会において議員全員によるプルサーマルに係る特別委員会を設置したとの回答がありました。
2、唐津市議会における特別委員会における審議、協議内容についての質問に対し、平成18年1月13日、第1回委員会を開催し、今後の委員会の進め方などを協議する。2月14日、第4回委員会で特別委員会の取りまとめとして、7項目の問題点を議長、市長あてに知事に提出する。3月26日、佐賀県と唐津市において、原子力発電の安全確保に関する協定書に係る佐賀県と唐津市の確認書を取り交わす。7月10日、小委員会の設置について協議し、10人の委員をもって構成することで決定したとの回答がありました。
3、唐津市当局に対する報告等についての質問に対し、平成18年2月20日、プルサーマルに係る特別委員会の取りまとめとして、市民に対する安全安心の確保のために7項目の問題点を議長を経て市長に提出したとの回答がありました。
4、原子力発電立地町である玄海町との協議についての質問に対し、公式に協議はないとの回答がありました。
5、今後の特別委員会の方向性についての質問に対し、特別委員会は、7項目の解決を監視するという意味でも存続していくとの回答がありました。
その後、質疑応答に入り、唐津市議会が県に対して、議会としては今のままでは未解決の問題があるということで具体的に7項目を提示し、安全協定に係る確認書を佐賀県と唐津市が取り交わした経緯や防災対策について、風評被害に絡む地場産業育成について、MOX燃料使用後の処理方法について、市民はプルサーマルについてどう感じているのか、人口13万人強の佐賀県2番目の市として委員会を設置した影響は大きいのではなど、予定時間を超過しても質問が相次ぎ出され、唐津市議会特別委員会の進藤委員長や市防災担当からその都度説明を受けました。
また、進藤委員長は、原発は長期的に取り組む課題であり、問題点の解決を監視する意味でも今後も特別委員会を継承したいと話されました。
最後に、都築委員長より、今回の唐津市議会の親切、丁寧な対応に感謝いたします。これからも接点を持ち情報交換をしていきたいと述べ、閉会いたしました。
私の所見でございますが、現在プルサーマル計画が進展している玄海町に隣接する唐津市議会は、伊方町に隣接する八幡浜市と同条件の市であり、今回先進市として訪問できたことは、特別委員会としてふさわしい方向性を見出すためにも意義深く感じました。同時に、貴重な御回答を今後の活動に生かしてまいりたいと思います。
以上、プルサーマルに係る特別委員会の行政視察報告を終わります。
○議長(宮本明裕君) 以上で伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会の行政視察報告は終わりました。
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○議長(宮本明裕君) ただいまより平成18年第3回八幡浜市議会定例会を開会いたします。
市長から今議会招集のあいさつがあります。
市長。
〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君) 開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
本日、平成18年第3回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙の中御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。
初めに、秋篠宮妃紀子様が第3子を御出産された大変明るいお知らせに際しまして、国民の一人として心からお祝いを申し上げますとともに、親王様のお健やかな御成長をお祈り申し上げたいと存じます。
さて、朝夕は涼しさを感じられるようになってまいりましたが、八幡浜市ではこの夏、例年に比べ梅雨明けがおくれ、長雨による土砂崩れで一部交通機関に影響が出たほか、日照り不足によりかんきつ栽培等への影響が懸念されました。幸い8月には全般的に高気圧に覆われ、これまでに台風等による大きな被害も発生しておりませんが、全国的には記録的な集中豪雨が多発しており、台風シーズンのさなか、当市においても危機管理意識をさらに高め、災害への対策強化に努めてまいりたいと考えております。
それでは、定例会について申し上げます。
本定例会におきましては、御報告申し上げるもの2件、認定を受けるもの3件、条例案6件、予算案8件、その他1件、合わせて20件の御審議をいただくものでございます。
諸議案の内容等につきましては、後ほど説明させていただきたいと存じますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。
なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、八幡浜市総合計画基本構想の策定及び市立病院塩化カリウム誤注射事故について御説明申し上げ、議員各位の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願いします。
以上、申し述べまして、招集のごあいさつとさせていただきます。
○議長(宮本明裕君) 議長において、この際、諸般の報告を行います。
6月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付しております報告書をもってこれにかえます。
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○議長(宮本明裕君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(宮本明裕君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において11番 清水正治君、21番 萩森良房君を指名いたします。
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○議長(宮本明裕君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日より9月26日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。
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○議長(宮本明裕君) 日程第3 報告第10号 八幡浜市土地開発公社の経営状況について及び報告第11号 宇和海文化都市開発株式会社の経営状況について、認定第1号 平成17年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてないし認定第3号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について、議案第76号 八幡浜市総合計画基本構想の策定についてないし議案第90号 平成18年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)、以上20件を一括議題といたします。
初めに、市長より総括説明を願います。
市長。
〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君) 本日ここに第3回市議会定例会を招集いたしまして、補正予算案を初め、当面する市政の重要案件の御審議をいただくわけでございます。
各案件にわたります詳細な説明は、審議の過程で助役並びに各課長から申し上げることといたしまして、私は概要を申し上げ、議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
最初に、18年度の財政見通しについてであります。
総務省が7月に公表した18年度普通交付税大綱では総額14兆9,527億円で、前年度比9,202億円、5.9%の減となり、交付税の不足分を穴埋めする臨時財政対策債の発行可能額を加えた実質の交付税総額は18兆8,145億円で、前年度比6.5%の減となっております。
当市においても、7月25日に決定通知のありました18年度普通交付税額は64億1,095万円で、前年度比3億7,576万4,000円、5.5%の減、臨時財政対策債発行可能額は4億8,362万5,000円で、前年度比8,329万2,000円、14.7%の減、合わせて68億9,457万5,000円で、前年度比6.2%の減という非常に厳しい結果となりました。18年度当初予算編成時点での見込み額の確保はできたものの、三位一体改革に伴う交付税のあり方が今後も予断を許さず、市の財政運営上も極めて影響が大きく楽観視はできないものと考えております。
先般、総務省は、地方自治体の人口と面積を基礎として算定する新型交付税の2007年度導入に向けた検討を進めることを明らかにし、今秋をめどに地方団体と十分に意見交換をしながら具体的な制度設計を行いたいとしております。市としましても、国の動きを注視するとともに、あらゆる機会を通じ、交付税総額の安定的確保が図られるよう、強く求めてまいりたいと思っております。
次に、八幡浜市総合計画基本構想の策定について御説明をいたします。
昨年6月の市議会定例会におきまして予算議決をいただき策定を進めてまいりました基本構想は、地方自治法において策定が定められておりますが、合併後の新八幡浜市の将来への方向づけとして非常に重要なものであります。
市民参加の促進という考え方から、アンケート調査、地区別懇談会、各種団体との懇談会、パブリックコメントの実施等により市民の生の声把握に努めるとともに、総合計画審議会及び地域審議会において慎重かつ積極的な審議を賜り、先月28日に答申をいただいたところであります。
市の将来像を「いま 共に育む 進取のまちづくり 風とらえ 風おこす」とし、これを現実のものとできるよう、より戦略的な計画の推進を図るため「安心・希望に満ちた温かなまちづくり」を初めとした6つの基本目標を掲げ、総合的、計画的にまちづくりを進めていくこととしております。
また、基本構想は、市民が主体のまちづくりを進める上で長期的な視点に立った市政の総合指針となるものであり、これをもとに、より具体的に取り組むべき課題、目標を明らかにした基本計画、実施計画にのっとって、八幡浜市の活性化、図ってまいる所存であります。参画いただきました市民の皆様方に心よりお礼を申し上げます。
次に、去る6月23日、市立八幡浜総合病院で発生しました塩化カリウム誤注射事故についてであります。
事故発生後、直ちに院内に医療事故調査特別委員会を組織し、事故の要因や背景の検証と今後の対策に調査、検討してまいりました。
先月の21日に公表した医療事故報告書で、事故の背景には組織としても、個々人のレベルでも医療安全に対する認識の甘さ、意識の希薄化があり、最新の医療安全確保体制からのおくれが明らかになったことと、医療事故は関係者のみの問題でなく、病院の安全システム全体の問題であり、病院全体の責任として認識したところであります。
医療安全確保は、管理者として最優先に取り組まなければならない喫緊の課題であり、安全対策について、より機能性のある組織とするため、事故後の7月1日から安全管理委員会規程の見直しを行うとともに、既に15項目から成る事故防止対策に取り組んでおります。
改めまして、患者様と御遺族に対しまして深くおわび申し上げますとともに、とうとい命が犠牲となって私どもに与えられた教訓は、中核病院として安全で良質な医療提供という形で役割を果たし、信頼の回復に努めてまいりたいと考えております。
なお、本日の市議会協議会において、詳細な御説明を申し上げますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
次に、先月の27日に開催をしました八幡浜市総合防災訓練についてであります。
30年以内に50%の確率で発生が予想される南海地震を想定し、自助、共助の確立をテーマに関係機関の協力のもと、市民約3,800人の参加を得まして実施をしたところであります。
当日は、自主防災会による避難誘導訓練やけが人の搬送訓練を初め、保内会場では建物火災の消火活動や倒壊家屋からの被災者救出訓練のほか、応急手当て講習、起震車による地震の模擬体験、防災講演会などさまざまな取り組みを行ったところでありますが、多くの市民の方々に御参加をいただき、無事訓練が終了できたことにつきまして、心からお礼を申し上げます。
もとより、地震の発生を防ぐことはできませんが、被害を最小限にとどめることは行政の責務でありますが、自主防災会、消防団など地域の防災リーダーの皆様におかれましても、自分たちの町は自分たちで守るという助け合いの精神で、地域の防災力強化に向け、なお一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。
なお、本市の自主防災組織の結成率は、残念ながら県下では低位にあることから、今後とも順次説明会の開催に努めるとともに、広報等を通じ防災意識の高揚を図り、組織率向上への取り組みを積極的に支援してまいる所存でありますので、御理解を賜りたいと存じます。
それでは、今回の補正予算の主なものについて、順次御説明申し上げます。
最初に、地場産業の振興と町の活性化対策であります。
港湾、漁港振興ビジョン関連では、県営八幡浜漁港広域漁港整備事業負担金を初め、来年度から実施予定の港湾事業埋め立てに必要となる土取り場及び貨物上屋兼事務所等建築の事前調査として、地質調査等委託料の予算措置を講じております。
次に、農業の振興対策でありますが、県営農免農道整備事業負担金及び中山間地域総合整備事業負担金の計上を初め、点滴かん水を利用した完全マルチ被覆、屋根かけハウスでの越冬ミカンの栽培面積の拡大を推進することで、農業所得の向上を目指す産地ステップアップ事業補助金やかんきつ需給の不均衡や消費者嗜好の変更に的確に対応するため実施するミカン産地再編緊急整備事業補助金の助成措置を講じております。
ところで、ふるさと融資についてでありますが、八水蒲鉾株式会社の水産加工場建設事業に対して、地域の活性化に寄与するものとしてふるさと財団の支援を得て、所定の手続に従い無利子貸し付けを行うこととしております。
次に、安全で快適な生活環境、都市基盤整備であります。
道路整備では、国補助事業としての市道白浜大平線への対応のほか、市道矢野町沖新田線ほか1路線改良工事及び市道湯島線用地購入費等、地域の環境整備に努めるとともに、市道生活道維持補修費の追加措置を講じております。
地域改善対策としては、県道拡幅に伴う保内福祉会館移転改築工事費の予算措置を講じております。
そのほか、平家谷公園利用者の利便性向上を図るため、公衆トイレ及び合併浄化槽設置工事費を計上しております。
なお、市立病院前への路線バス運行に伴い、通園、通学等の交通安全対策を目的に経路を変更し乗り入れが可能となるよう、市立病院横の職員駐車場の改修を行うこととしております。
次に、福祉の充実であります。
児童福祉施策として推進しております放課後児童健全育成事業の一環として、地区保護者から要望のありました宮内放課後児童クラブ、松蔭放課後児童クラブをそれぞれの小学校内に開設し、次代を担う子供たちが健やかに育つよう、子育て支援に努めてまいります。そのほか、県が創設をいたしております災害ボランティアファンドに対する寄附金や、障害者自立支援法施行に伴い、本年10月から地域生活支援事業等を実施するに当たり、実施主体が県から市に移管される相談支援事業等の必要経費を計上しております。
次に、教育、文化の振興であります。
学校教育につきましては、保護者からの要望、各市の状況を踏まえ、来年4月から市内2つの公立幼稚園、松蔭、神山において給食を実施することとし、給食室の改修、給食関係備品購入費等の関連経費を計上したところであります。また、理科教育振興法に基づき教育環境の充実を図るため、各中学校の理科教育等の備品購入費の予算措置を講じております。
なお、先月の22日に合意に達しました磯崎小学校閉校に関しまして、今回、スクールバス購入費等の予算措置を講じたところであります。閉校にかかります御労苦に対しまして、関係各位に心から感謝申し上げますとともに、合意書の中の確認事項につきましては、真摯に対応してまいる所存であります。
文化振興につきましては、保内町並み見学用駐車場等の用地確保が懸案となっておりましたが、このたび地権者の交渉がまとまりましたので、用地購入費の予算措置を講じたところであります。
以上、主要施策の概要を申し上げましたが、この結果、今回の補正予算として、一般会計10億5,622万3,000円、特別会計7会計3億5,998万円、合計14億1,620万3,000円を計上、御提案申し上げます。
これらの財源といたしましては、前年度繰越金を初め、国県支出金、市債等それぞれの事業施策に対応する額を計上いたしております。
以上、補正予算案等について御説明申し上げましたが、慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。
○議長(宮本明裕君) これより順次説明を求めます。
監理開発課長。
○監理開発課長(國本 進君) それでは、議案書1ページをお願いいたします。
報告第10号 八幡浜市土地開発公社の経営状況を、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告申し上げます。
別冊になっております平成17年度八幡浜市都市開発公社決算書の1ページをお開き願います。
事業報告書、1の概要でございますが、(1)の土地造成事業は、元城団地、愛宕山団地及び夢永団地の宅地分譲を行っておりますが、平成17年度の販売実績はいずれの団地も申し込みはなく、非常に厳しい状況でございます。
次に、(2)の代替地登録制度でありますが、平成17年度に21件の取り下げがありまして、平成18年3月31日現在の登録数は合計101件、4万1,127.48平方メートルの登録でございます。
次に、2ページをお願いいたします。
平成17年度に実施をいたしました事業の内容、役員に関する事項、理事会開催状況、職員に関する事項を記載いたしておりますので、御参照をお願いいたします。
次に、3ページをお願いいたします。
収支決算報告書でございます。
収益的収入の決算額は2,081万3,682円で、主な収益といたしましては元城団地建て売り1区画の土地売却収益及び病院横の駐車場、舌間池の奥の土地使用料等の収益でございます。
収益的支出の決算額は1,645万2,800円で、内訳は主に土地造成事業原価でございます。収入から支出を差し引いた額、436万882円が当期純利益でございます。
なお、収益的収入及び支出の明細につきましては5ページに記載しておりますので、御参照をお願いいたします。
次に、4ページをお開き願います。
資本的収入及び支出でございます。
まず、収入でございますが、決算額は8億8,000万円で、これは元城団地、愛宕山団地等の事業に対する借入金でございます。
次に、支出でございますが、決算額は9億8,511万2,562円で、主に借入金の元金償還及び借入利息の支出でございます。資本的収入から資本的支出の差し引きの結果、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億511万2,562円は、当年度分損益勘定留保資金及び過年度準備金で補てんを行っております。
なお、資本的収入及び支出の明細につきましては6ページに記載しておりますので、御参照をお願いいたします。また、7ページに公社の財産目録、8ページには損益計算書、9ページに貸借対照表、それから10ページ以降に附属明細表を添付しておりますので、あわせて御参照をお願いいたします。
次に、平成18年度事業に関する事項について御説明をいたします。
別冊になっております平成18年度八幡浜市土地開発公社事業に関する書類の1ページをお開き願います。
第1表の事業計画でございますが、今年度も引き続き元城団地、愛宕山団地及び夢永団地の分譲事業を展開していきたいと考えております。特に今年度は、元城団地の第2期建て売り分譲と分譲地の価格改定を行いまして、販売促進を図っていきたいと考えております。
なお、先月8月7日から31日までに申し込みのあった土地分譲2件について、契約手続中でございます。また、建て売りにつきましては、11月上旬に分譲開始の予定でございます。
2ページをお開き願います。
予算事項別明細書の収益的収入及び支出でございます。
まず、収入の部でございますが、土地売却収益及び駐車場収益等を含め7億4,601万円を計上しております。
次に、支出の部でございますが、土地造成事業原価及び一般管理費を合わせ7億4,172万8,000円を計上しております。この収益的収入額から支出額を差し引いた428万2,000円が、6ページにあります予定損益計算書の下段にあります当期純利益として計上をいたしております。
次に、3ページをお開き願います。
資本的収入及び支出でございます。
まず、収入の部でございますが、元城団地造成事業借入金として2億7,917万2,000円を計上しております。
次に、支出の部でございますが、土地造成事業費、借入金償還金及び予備費を合わせまして8億8,548万円を計上いたしております。資本的収入が資本的支出に対して不足する額6億630万8,000円は、当年度損益勘定留保資金で補てんを行います。
なお、4ページ以降に、17年度及び18年度の予定損益計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、御参照をお願いいたします。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 水産港湾課長。
○水産港湾課長(上甲眞喜君) 議案書の3ページです。
報告第11号 宇和海文化都市開発株式会社の平成17年度決算報告及び平成18年度事業計画事業収支予算計画につきまして御報告いたします。
それでは、別冊となっております平成17年度決算報告書1ページをお願いします。
概要でございますが、平成17年度も釣り堀の来客が減少し、昨年度の売り上げを下回る結果となりました。主な要因としては前年同様、雪やしけなど天候の影響も考えられますが、一番は遊び場としてのマンネリ化ではないかと推測されます。その他の事業としては、外釣り、レストラン、ステージを利用したバーベキューやビアガーデンはまずまずの業績を上げております。
観光事業、直販事業、レストラン事業、管理事業につきましては、1ページから2ページに事業別に詳細に記載しておりますので、御参照を願います。
3ページをお願いします。
株主の状況は前年と変更がございませんので、説明を省略させていただきます。
次に、役員の状況でございますが、監査役が栗田史朗氏より兵頭隆彦氏に変更いたしております。
職員の状況と4ページの会社の機構、施設の状況につきましては、前年と変更がありませんので、説明を省略させていただきます。
5ページには事業の状況を記載しておりますので、御参照願います。
次に、6ページをお願いいたします。
貸借対照表について御説明いたします。
資産の部のうち流動資産4,905万5,485円、固定資産が3,192万7,949円、資産合計8,098万3,434円となっております。
負債の部でございますが、負債合計74万3,910円、資本の部のうち資本金8,000万円、利益剰余金23万9,524円、資本合計8,023万9,524円、負債資本の合計は8,098万3,434円となっております。
7ページの損益計算書について御説明をいたします。
売上高4,340万205円に対しまして、売上原価1,215万3,050円、売上総利益3,124万7,155円、販売費及び一般管理費が3,122万3,276円で、営業利益2万3,879円となっております。営業外収益6,196円、当期純利益は1万5,676円、前期繰越利益22万3,848円、合計しますと当期未処分利益は23万9,524円となっております。
8ページをお願いします。
損益計算書で説明いたしました販売費及び一般管理費3,122万3,276円の内訳でございますので、御参照をお願いいたします。
9ページに利益処分、10ページに決算審査意見書を記載しておりますので、御参照をお願いいたします。
以上で、平成17年度宇和海文化都市開発株式会社の決算報告を終わります。
続きまして、平成18年度事業計画事業収支予算計画について御説明をいたします。
開業から7年が経過し、8年目を迎え、ここ二、三年来来場者数はほぼ横ばいであるものの売上金額は毎年厳しい状況が続いております。今年度の基本方針としては、釣り堀を中心としてサービス面を強化して、少しでも売り上げを伸ばしてまいりたいと考えております。
事業計画につきましては、事業部門別に詳細に記載しておりますので、御参照をお願いいたします。
3ページでございます。
事業収支予算計画について御説明いたします。
収入といたしまして、観光事業で2,206万5,000円、直販事業で321万6,000円、レストラン事業510万円、管理事業1,440万円で収益合計4,478万1,000円、支出は観光事業1,630万3,000円、直販事業228万8,000円、レストラン事業478万5,000円、管理事業2,136万9,000円で支出合計4,474万5,000円で、差引収支金額を3万6,000円と見込んでおります。
以上です。
○議長(宮本明裕君) 財政課長。
○財政課長(中榮忠敏君) 議案書の5ページ、認定第1号 平成17年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について御説明をいたします。
別冊でお配りをいたしております平成17年度主要な施策の成果説明書、これでございますが、これの4ページをお開き願います。
4ページでございます。
まず、第2表平成17年度各会計決算額のうち、一般会計は一番上の行でありますが、予算額203億8,711万2,000円に対しまして歳入総額198億497万2,000円、執行率97.1%、歳出総額192億6,693万6,000円、執行率94.5%で、収支差し引き5億3,803万6,000円の黒字決算であります。
その下の第3表実質収支と単年度収支、上段に記載しておりますように、平成18年度へ繰り越すべき一般財源4,157万2,000円を差し引いた実質収支は4億9,646万4,000円の黒字であります。
次に、特別会計12会計は、第2表の下から2行目の特別会計小計欄に記載しておりますように、予算額176億4,413万3,000円に対して歳入総額169億5,208万6,000円、執行率96.1%、歳出総額168億5,940万2,000円、執行率95.6%であります。特別会計のうち収支差し引きはD欄にありますように、国民健康保険事業6,311万5,000円、介護保険245万5,000円、介護サービス事業79万9,000円、日土財産区672万5,000円、公共下水道事業975万7,000円、水産物地方卸売市場事業789万2,000円、港湾整備事業194万1,000円であります。また、備考欄に記載しておりますように、国民健康保険事業会計を初め8つの特別会計に対しまして総額28億2,396万9,000円を一般会計から繰り出し、補てんを行っております。
なお、詳細な決算内容につきましては、別冊でお配りいたしております平成17年度歳入歳出決算書、主要な施策の成果説明書及び決算審査意見書を御参照いただきたいと存じます。
以上であります。
○議長(宮本明裕君) 水道課長。
○水道課長(松本俊一君) 議案書7ページ、認定第2号 平成17年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について御説明をいたします。
別冊になっております水道事業会計決算書の1ページをお開き願います。
1、収益的収入及び支出でございます。
収入、水道事業収益決算額は8億1,357万2,109円、前年度に比べまして1.8%の減でございます。内訳は営業収益7億6,276万2,710円、営業外収益5,080万9,399円、減収の主な要因ですが、給水人口が2.4%減少しております。この人口減の主な理由は、旧保内町簡易水道分が特別会計に移管したところによるものでございます。この結果、水道料金は1.3%減少しております。
水道事業費用決算額は8億3,189万1,065円、前年度に比べて5.5%の減でございます。内訳は営業費用7億3,589万3,119円、営業外費用9,318万2,378円、特別損失281万5,568円、費用減少の主な要因ですが、これはまず人件費、前年度に比べて12.2%、金額にして約1,220万円の減でございます。これは、合併によります職員が1名の減、それからベテラン職員の退職等によるものでございます。その他、旧保内町簡易水道事業の特別会計への移管、修繕料、企業債利息の減等によるものでございます。
2ページをお開き願います。
2番、資本的収入及び支出でございます。
資本的収入決算額は604万3,017円、内訳は補助金364万417円、大島海底送水管の起債償還に伴います一般会計からの補助金でございます。短期貸付金返還金50万円、市生協からの返還金でございます。負担金190万2,600円、下水道関連工事に伴う負担金でございます。
資本的支出決算額は2億4,502万3,544円、内訳は建設改良費1億1,932万6,955円、主な工事は旧保内給水区の電気計装設備更新工事1億47万6,000円でございます。工事の概況は20ページに記載しておりますので、御参照願います。企業債償還金1億2,519万6,589円、短期貸付金50万円、これは市生協に対する貸付金でございます。この結果、資本的収支は2億3,898万527円の不足となりますが、欄外に記載のとおり消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で補てんをしております。
続いて3ページ、損益計算書でございます。
損益計算書は、収益的収入及び支出から消費税を整理した数字でございます。この結果、下から3行目、当年度純損失は2,402万7,946円、前年度の繰越欠損金5,051万9,940円を合わせますと、未処理欠損金は7,454万7,886円となります。平成16年度と比べまして赤字の額は減少しておりますが、依然として単年度赤字という厳しい経営状況でございます。
以下、剰余金計算書、欠損金処理計算書(案)、貸借対照表、事業報告書等の資料を添付しておりますので、決算審査意見書とあわせて御参照願います。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 病院事務局長。
○市立病院事務局長(柏木幸雄君) 議案書9ページでございます。
認定第3号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について御説明をいたします。
別冊の平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計決算書の1ページをお開き願います。
まず、1、収益的収入及び支出でございます。
病院事業収益の決算額は49億5,679万2,981円、前年度に比べ1.5%の減となっております。内訳では、医業収益46億9,362万7,509円、医業外収益2億6,316万5,472円であります。医業収益では、前年度比較1億1,686万1,578円の減収となっております。この主な要因といたしましては、新臨床研修制度の創設による医師不足を初め、医療圏域内人口の減少及び高齢化の進展などによる入院患者及び外来患者数の減少によるものであります。
次に、病院事業費用の決算額は51億308万2,870円、前年度に比べ1.6%の増となっております。内訳では、医業費用50億3,075万4,870円、医業外費用7,232万8,000円であります。医業費用が前年度比で9,424万7,876円の増となっております。主な要因といたしましては、材料費が4.5%と減少した反面、退職金の増加を含めた人件費4.4%の増額が影響いたしております。
次に、2ページでございます。
2、資本的収入及び支出について御説明をいたします。
まず、資本的収入でありますが、決算額は4億1,536万円であり、主なものは企業債3億1,000万円は磁気共鳴断層撮影システム、MRI、電子内視鏡システムほかの医療機器及び冷凍機新規機器整備に伴う財源として発行したものであります。出資金は負担区分に基づく一般会計からの繰入金で、1億429万9,000円などであります。
次に、資本的支出でございます。
決算額は5億542万1,990円であります。主なものは病院整備事業費3億4,195万828円で、第2病棟の冷凍機整備事業の建設改良費及び高度医療機器のMRIシステム装置を初めとする医療機器購入費であります。企業債償還金1億6,238万6,162円、短期貸付金50万円などであります。
なお、資本的収入額が支出額に不足する額9,006万1,990円は、欄外に記載のとおり、過年度分損益勘定留保資金などで補てんをいたしております。
次に、3ページでございます。
平成17年度の損益計算書でありますが、先ほど御説明いたしました病院事業収益から病院事業費用を差し引いた消費税処理後の単年度収支は、右端の下から3行目の記載のとおり、1億4,720万1,787円の単年度純損失を計上いたしております。前年度繰越欠損金を加えた当年度未処理欠損金5億1,947万3,896円を繰り越すという、大変厳しい経営環境に置かれております。
現在の医療環境は、医療費抑制策に伴う医療法改正及び診療報酬の大幅マイナス改定が実施され、厳しさが増しております。今後の医療制度改正など、動向を見きわめながら地域医療ニーズの的確な把握と中核病院としての役割が果たせるよう、職員のさらなる意識改革と市民との相互信頼の回復を図り、安全で良質な医療の提供に努める所存でございます。
なお、8ページ以降に事業報告書、収益費用明細書等を添付いたしておりますので、決算審査意見書とあわせて御参照いただきたいと存じます。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 休憩いたします。
午前10時53分 休憩
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午前11時10分 再開
○議長(宮本明裕君) 再開いたします。
政策推進課長。
○政策推進課長(田中正憲君) 議案書の11ページをお願いします。
議案第76号 八幡浜市総合計画基本構想の策定について御説明申し上げます。
市町村合併による効果を最大限に生かして、地方分権の進展、少子高齢化の進行等、社会経済状況の変化に即応し、市政を総合的かつ計画的に推進するため、地方自治法第2条第4項の規定により、別冊のとおり策定するものでございます。
新市の総合計画基本構想の策定につきましては、合併時に策定しました新市建設計画をベースにした上で、市民各階層からの御意見、御提言を加味し、また庁内での総合計画策定委員会及び総合計画検討班において調整しました案を八幡浜地区地域審議会、保内地区地域審議会並びに総合計画審議会へ諮問し、8月28日に答申をいただいたところでございます。
新八幡浜市の将来像を、「いま 共に育む 進取のまちづくり 風とらえ 風おこす」とし、目標年次を10年後の平成27年度としております。この将来像の実現に向けて、安心・希望に満ちた温かなまちづくり、新鮮・安心な自然の恵みを伝える食彩博物館のまちづくり、拠点性の高い魅力的なまちづくり、自然と共生し快適さと安全を享受するまちづくり、ともに育つ・育てる教育のまちづくり、ともに支え合う共生のまちづくりの6つの基本目標を掲げて施策を展開しようとするものでございます。
以上であります。
○議長(宮本明裕君) 市民課長。
○市民課長(谷 明則君) 議案書13ページをお願いいたします。
議案第77号 八幡浜市乳幼児医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
第1条から第3条までの3件の条例の一部改正は、提案理由にありますように、健康保険法等の改正等に伴い文言改正の必要が生じたため、所要の改正を行うものでございます。
それともう一点、さきの6月議会におきまして障害者自立支援法が施行されたことによりまして、療養介護医療費及び障害児施設医療費に係る利用者負担につきましては負担の均衡を図るためとして、それぞれの条例による医療費助成の対象外としたものでございますけれども、今回この負担額につきまして所得者の費用負担の軽減を図るため、市町村民税非課税世帯に属するものに対しましては、これまでどおり助成の対象にしようとするものでございます。
それでは、それぞれの条文について説明をいたします。
まず、第1条八幡浜市乳幼児医療費助成条例等の一部改正についてでございます。
まず、この条例の第2条第4項の改正は健康保険法の改正に伴う条文整備でございまして、「、特定療養費」を「、入院時生活療養費、保険外併用療養費」に改めるものでございます。次に、同じく第5項の改正は、ただし書き以下につきまして健康保険法の改正に伴う用語の改正を行い、括弧書きに市町村民税非課税世帯に属する乳幼児にかかるものを除くの規定を加えまして、障害児施設医療に係る利用者負担額につきましては助成を行うこととし、先ほど説明いたしましたように低所得者の負担軽減を図るものでございます。
次に、第2条八幡浜市母子家庭医療費助成条例の一部改正についてでございます。
この条例の第2条第3号ウの改正は児童福祉法の改正により、また4号の改正は健康保険法の改正に伴います条文整備でございます。それから、第4条第1項の全部改正の主なものにつきましては健康保険法の改正等に伴います条文整備を行いまして、条文の最後の方にありますただし書き以下に並びにとございますが、その後の療養介護医療費及び障害児施設医療に係る利用者負担額につきまして括弧書きの規定を加えることによりまして、市町村民税非課税世帯に対しましては助成を行うことといたしまして、先ほどの第1条の条例と同様、低所得者の負担軽減を図るものでございます。
次に、第3条八幡浜市重度心身障害者医療費助成条例の一部改正についてでございますが、この条例改正につきましても、今ほどの第2条の条例改正と全く同様の改正内容でございますので、詳細説明は省略をさせていただきたいと思います。
なお、この条例は平成18年10月1日から施行しようとするものでございます。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(小西宇佐男君) 議案書の15ページでございます。
議案第78号 八幡浜市養護老人ホーム設置条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。
この条例改正は、提案理由に記載のとおり、老人福祉法の一部を改正する法律の施行に伴い所要の改正を行うものでございます。
まず、第1条の改正は、老人ホームの入所等を定めた老人福祉法第11条及び第20条の4の改正に伴い、身体上もしくは精神上の理由を削除し、必要な指導及び訓練その他の援助を行うことを追加するなど全文を改正し、文言の整理を行ったものでございます。また、第2条第2項の改正は、職員の名称の変更に伴い所要の改正を行ったものでございます。
なお、この条例は、附則のとおり公布の日から施行をするものでございます。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 市民課長。
○市民課長(谷 明則君) 議案書17ページをお願いいたします。
議案第79号 八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。
この改正は、健康保険法施行令の一部改正に伴い、出産育児一時金の給付額を現在の30万円から5万円引き上げ、35万円にしようとするものでございます。具体的には、この条例の第5条第1項中「30万円」を「35万円」に改めるものでございます。
なお、この条例は平成18年10月1日から施行し、この条例の施行日前に出産した被保険者に係る出産育児一時金の額については、なお従前の例によるものでございます。
引き続きまして、議案書19ページをお願いいたします。
議案第80号 八幡浜市国民健康保険診療所使用料等条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
この改正は、平成18年厚生労働省告示の変更に伴い文言改正の必要が生じたため、所要の改正を行うものでございます。
具体的には、この条例の第2条中、改正案のかぎ括弧書き前段に示してあります現在の条文を、後段に示してありますように「、診療報酬の算定方法(平成18年厚生労働省告示第92号)」に改めるものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行し、改正後のこの条例の規定は平成18年4月1日から適用するものでございます。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 危機管理室長。
○危機管理室長(尾﨑政利君) 議案書21ページをお願いします。
議案第81号 八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
行政の合併によりまして消防団組織も合併を行い、八幡浜市消防団として1年5カ月が経過しております。火災、災害等の対応及び各種訓練等も円滑に運営されています。
今回の改正は、第3条中の団長以下「835人」と定めております消防団員の定数を、消防団組織再編後の団員の現員団員数に合わせ「805人」とするものでございます。
附則において、この条例は公布の日から施行するものでございます。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) 財政課長。
○財政課長(中榮忠敏君) 議案書の23ページでございます。
議案第82号 八幡浜市日土財産区基金条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。
財産区基金条例第2条第1号におきまして、財産区が所有しております山林の所在地番、面積を規定をしておりますが、今回、国土調査の成果に伴いまして、日土町8番耕地3533番の1の1筆であったものが、日土町8番耕地3533番1を初め計20筆に、24ページになりますが、面積も39万1,099平米から38万3,189平米にそれぞれ変更になりましたので、記載内容のとおり改正を行うものであります。
なお、附則において、この条例は公布の日から施行するものであります。
続きまして、議案書25ページから174ページの平成18年度八幡浜市一般会計及び特別会計補正予算案、議案第83号から議案第90号までを一括をして、お手元に配付をしております平成18年度9月補正予算資料で御説明いたします。
資料の1ページをお開き願います。
一般会計では、真ん中の今回補正額の欄のとおり10億5,622万3,000円を補正し、予算総額は178億96万7,000円となり、前年度同期に比べ2.9%の減であります。
次に、特別会計は国民健康保険事業会計を初め7会計の補正で、この7会計で小計欄にありますように3億5,998万円の補正で、一般会計、特別会計を合わせますと今回補正額は14億1,620万3,000円、累計では合計欄356億4,762万7,000円で、前年度同期と比べ0.7%の増であります。
なお、企業会計を含めた総予算額は422億6,654万円で、前年度同期に比べ0.04%の減となっております。
それでは、一般会計から概要につきまして御説明いたします。
2ページをお開き願います。
各経費の内訳でありますが、まず人件費10万5,000円は英語指導助手報酬であります。
物件費1,622万円は、障害者相談支援事業委託料328万5,000円、農地台帳地図情報システム導入事業委託料518万3,000円、理科教育振興等備品購入費260万4,000円が主なものであります。
次、維持補修費2,658万6,000円は、大谷口火葬場施設修繕料192万1,000円、市道生活道維持修繕料1,700万円などであります。
次、補助費等6,432万2,000円は、地域活動支援センター事業補助金543万円、南予水道企業団水源広域化対策事業負担金2,889万8,000円、離島漁業再生支援交付金979万2,000円が主なものであります。
次に、投資的事業は5億7,718万9,000円で、今回補正額の54.6%を占めております。事業の主な内容につきましては、後ほど御説明いたします。
次、積立金1,259万4,000円は、八幡浜養護老人ホーム基金への積み立てであります。
次、投資及び出資金5,362万6,000円は、南予水道企業団への出資金であります。
次、貸付金2億2,000万円は、地域総合整備資金貸付金であります。
最後に、繰出金8,558万1,000円は、国民健康保険事業会計を初め5つの特別会計への繰出金であります。
次に、4ページをお開き願います。
投資的事業でありますが、まず港湾関係として、港湾事業埋め立てに伴う土取り場地質調査等委託料2,100万円、第1可動橋油圧配管老朽化に係ります取りかえ工事費790万円、県営港湾及び海岸事業負担金1,066万7,000円等であります。
次、漁港関係1億8,750万円は、県営八幡浜漁港広域漁港整備事業負担金であります。
道路橋梁関係は、国補助事業として市道白浜大平線建物本調査及び不動産鑑定委託料1,000万円、5ページになりますが、市道矢野町沖新田線ほか1路線道路改良工事費3,670万2,000円、市道川之石喜須来線水路改修工事費90万円等であります。
地域改善関係は、いずれも県道拡幅に伴い移転の必要が生じました保内福祉会館改築工事費5,505万2,000円、栗野浦改良住宅ガス置き場移転工事費72万1,000円であります。財源として補償費を充当しております。
衛生関係70万円は、ごみ収集ステーションごみかご設置工事費であります。
次、6ページになりますが、農林水産関係は県営農免農道整備事業負担金6,557万6,000円、中山間地域総合整備事業負担金4,785万9,000円などであります。
消防関係は、司令・広報車購入費167万8,000円などであります。
学校関係は、白浜小学校給水管布設替え工事費163万4,000円、7ページになりますが、八幡浜給食センター改修工事費225万8,000円などであります。
次、その他関係では、平家谷公園公衆トイレ及び合併浄化槽設置工事費4,264万4,000円、市立病院横バス待機所改修工事費100万円、放課後児童クラブ建設工事費1,864万2,000円などであります。
次、8ページでございます。
災害復旧費は、単独分として農業用施設災害復旧工事費600万円を初め、国庫補助分としまして道路災害復旧工事費689万円などであります。
以上が一般会計の概要であります。
なお、歳入では国県支出金、前年度繰越金、市債等を充当いたしております。
次に、特別会計補正予算を御説明いたします。
前に戻りまして、3ページをお開き願います。
まず、国民健康保険事業会計2億9,632万4,000円は、本年10月から始まります保険財政共同安定化事業への拠出金、療養給付等負担金、過年度返還金が主なものであります。歳入では保険税、前年度繰越金等を充当し、一般会計繰入金で収支の均衡を図っています。
介護保険会計1,805万6,000円は高額介護サービス費への対応、介護給付費負担金、過年度分返還金等であります。歳入では、制度改正に伴います国庫と県費の財源振り替えのほか、基金繰入金、前年度繰越金を充当し、一般会計繰入金の減額で収支の均衡を図っています。
日土財産区会計561万4,000円は、財産区基金への積み立てが主なものであります。歳入では前年度繰越金を充当し、基金繰入金を減額措置しております。
簡易水道事業会計3,477万5,000円は、中山間地域総合整備事業負担金であります。歳入では市債、一般会計繰入金で対応するものであります。
公共下水道事業会計253万7,000円は、A重油価格高騰に伴います燃料費の追加、過年度下水道使用料払戻金が主なものであります。歳入では一般会計繰入金を充当しております。
小規模下水道事業会計73万5,000円は、使用料徴収システム作成業務委託料であります。歳入では一般会計繰入金を充当いたしております。
港湾整備事業会計193万9,000円は、貨物上屋兼事務所等建築に伴う地質調査等の委託料が主なものであります。歳入では前年度繰越金で措置するものであります。
なお、9ページ以降に一般会計歳入歳出の状況を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(宮本明裕君) ただいま議題となっております20件についての本日の審議はこの程度にとどめます。
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○議長(宮本明裕君) 日程第4 伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長の中間報告を議題といたします。
伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会に付託中の伊方原子力発電所プルサーマル計画に対する調査、研究については、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際、これを許します。
都築 旦委員長。
〔伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長 都築 旦君登壇〕
○伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長(都築 旦君) 伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会の中間報告をいたします。
当特別委員会は、隣接市として危険度が今より少しでも増すのであれば、プルサーマル計画について調査、研究すべきとのことから、平成18年6月定例会においてを設置され、以降5回にわたりましてプルサーマル計画に関して精力的に調査、研究を行ってまいりましたので、その経過及び概要について御報告を申し上げます。
なお、詳細につきましては、委員会の構成上、御理解をいただいていることと思いますので、簡潔に御報告させていただきます。
まず、平成18年7月12日、第2回の委員会を開催し、今後のスケジュールについての協議を行いました。
時間的制約が厳しくなることが想定される中、市内各種団体代表者との意見交換、原発立地町の隣接市として県と確約書の取り交わしを行った唐津市への行政視察、県主催の討論会へ出席することにいたしました。
それを受け、7月19日、意見交換会を開催したところ15団体の参加をいただきましたが、急な開催であったため、団体としての意見集約ができていないとの意見が多数ありました。そこで、当日は個人的意見としての聞き取りにとどめ、8月10日までに団体としての意見提出を求めております。
また、7月20日から21日までの2日間、佐賀県唐津市議会において、特別委員会設置に至る経過、審議・協議内容、今後の特別委員会の方向性等について、視察研修を行いました。本日、その報告をいたしております。
また、7月23日、愛媛県主催によるプルサーマル公開討論会に16名の委員が参加をいたしております。
続きまして、7月26日、第3回の委員会を開催し、委員に対してさまざまな角度からの意見を求めました。プルサーマル計画以前に地震対策が必要ではないか、住民が安心して住める環境づくりを追求していくべきではないのか等の意見が出され、次回特別委員会において、それらの意見及び今後提出される各種団体からの意見等を盛り込んだ中間報告案を正・副委員長により作成し、たたき台として議論することとなりました。
続きまして、8月23日、第4回の委員会を開催し、中間報告案について議論を行いました。原案に賛成、字句の修正が必要、もっと現実に即した表現にすべき、プルサーマルがどうであるかが記述されていない等、さまざまな意見が出ましたが、集約には至らず、再度正・副委員長で修正案を作成し、次回検討することになりました。
9月1日、第5回の委員会を開催し、第4回に出された意見を反映した中間報告修正案について議論を行ったところ、若干の修正を加え、全会一致となった次第であります。
また、プルサーマル計画は長期にわたるものでありますので、当特別委員会は今後も調査、研究を継続していくことも確認をしております。
以下、取りまとめた中間報告を読み上げさせていただきます。
中間報告。
八幡浜市議会では、これまでに四国電力を招いての勉強会、国主催のシンポジウムに参加をしており、また平成18年6月27日に伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会を設置以来、市内各種団体の意見聴取や県主催の討論会への参加、先進地である唐津市議会への視察研修、特別委員会での討議等、プルサーマル計画に対して、時間的な制約がある中、精力的かつ慎重に検討してまいりました。
その中で、安全性については八幡浜市民の理解が十分でない、原子力発電のトラブルや事故による風評被害に対する的確な措置がとれていない、八幡浜市は立地町と同じ位置づけであるべき、市民にはまだ安心安全に対する不安があり、特に原子力発電所の耐震、安全性が心配等の数多くの意見がありました。
既に国においては、今年3月28日にプルサーマル実施に伴う原子炉設置変更申請について許可を出しているところでございますが、八幡浜市4万2,000人の市民は、プルサーマル導入についての安心安全については、いまだ不安感が十分に払拭されていないと判断するところであります。
そこで、本特別委員会といたしましては、今後ともプルサーマル導入についての国及び県や事業者への説明責任を求めていくとともに、次の問題点が未解決であり、現状ではプルサーマル計画導入は容認しがたいとの取りまとめをいたしました。
問題点としては、原発立地町と同等の八幡浜市民に対する安心安全の確保、担保のために具体的に次の8項目が挙げられます。
一つ、安全協定への八幡浜市の参加、もしくは愛媛県と八幡浜市による市民の安心安全確保のための新たな仕組みづくり。
一つ、原子力発電所への監視体制をさらに充実させ、安心安全性を確保するためにも八幡浜地方局を存続し、局内に原子力安全対策推進課(仮称)を設置すること。
一つ、防災対策としての道路網や情報網の整備拡充、避難体制の確立と八西地域の中核病院である市立八幡浜総合病院の整備拡充に対する助成。
一つ、四国電力は、より一層の安全運転に努めるとともに、八幡浜営業所内において情報公開の窓口となる課を設置すること。
一つ、原子力発電所のトラブルによる風評被害に対する的確な措置及び地場産業育成と振興策の充実。
一つ、予想される大地震の調査、研究と耐震性の確保。
一つ、使用済み燃料、MOX燃料処理方法の早急な確立。
一つ、新たな電力供給体制の確立を図るために、クリーンエネルギー技術開発の推進。
以上でございます。
なお、議長におかれましては、特別委員会でされたこの中間報告を真摯に受けとめていただくとともに、国、県、事業者に対して意見書等による形での提出を要望いたしますので、お取り計らいのほどをお願い申し上げます。
以上、審査の経過と概要を申し上げまして、伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会の中間報告を終わります。
○議長(宮本明裕君) これより特別委員長の中間報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議事の都合により、明12日及び13日の2日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、明12日及び13日の2日間は休会することに決しました。
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○議長(宮本明裕君) これにて本日の会議を閉じます。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
明12日及び13日の2日間は休会であります。14日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。
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○議長(宮本明裕君) 本日はこれにて散会いたします。
午前11時40分 散会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
八幡浜市議会 議長 宮 本 明 裕
議員 清 水 正 治
議員 萩 森 良 房