公開日 2014年09月17日
議事日程 第4号
平成19年6月28日(木) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
報告第 2号 専決処分の報告について(八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 4号 専決処分の報告について(過疎地域自立促進特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 5号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 6号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 7号 専決処分の報告について(平成18年度八幡浜市一般会計補正予算(第6号))
報告第11号 専決処分の報告について(平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号))
議案第45号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(合流改善)工事委託に関する協定について
議案第46号 八幡浜市及び保内町の廃置分合に伴う八幡浜市国民健康保険税条例の適用の経過措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第47号 八幡浜市屋外広告物条例の制定について
議案第48号 平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)
議案第49号 平成19年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第50号 平成19年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)
議案第51号 平成19年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第52号 平成19年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)
議案第53号 港湾振興ビジョンにおける貨物上屋兼事務所等建築工事請負契約の締結について
請願第 4号 「核兵器全面禁止・廃絶国際条約締結を求める意見書」採択についての請願
請願第 5号 消費税の大増税計画に反対する請願書
委員長報告
(質疑、討論、採決)
第3
同意案第3号 教育委員会委員の任命について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
第4
議員提出議案第3号 安全・安心の医療と看護の実現を求める意見書の提出について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
第5
議員提出議案第4号 核兵器廃絶平和都市宣言決議について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
第6
伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長報告
(質疑)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
報告第2号~報告第7号、報告第11号、議案第45号~議案第53号、請願第4号、請願第5号
日程第3
同意案第3号
日程第4
議員提出議案第3号
日程第5
議員提出議案第4号
日程第6
伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長報告
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出席議員(23名)
1番 新 宮 康 史 君
2番 上 田 浩 志 君
3番 大 城 一 郎 君
4番 井 上 和 浩 君
5番 上 脇 和 代 君
6番 魚 崎 清 則 君
7番 山 中 隆 徳 君
8番 二 宮 雅 男 君
9番 遠 藤 素 子 君
10番 武 田 成 幸 君
11番 清 水 正 治 君
12番 宇都宮 富 夫 君
13番 兵 頭 孝 健 君
14番 上 田 竹 則 君
15番 松 本 昭 子 君
16番 都 築 旦 君
17番 住 和 信 君
18番 中 岡 庸 治 君
19番 宮 本 明 裕 君
20番 大 山 政 司 君
21番 萩 森 良 房 君
22番 舛 田 尚 鶴 君
23番 山 本 儀 夫 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 高 橋 英 吾 君
副市長 谷 口 治 正 君
収入役 長 島 峻 君
政策推進課長 田 中 正 憲 君
危機管理室長 尾 﨑 政 利 君
総務課長 山 本 一 夫 君
財政課長 國 本 進 君
税務課長 市 川 芳 和 君
市民課長 中 榮 忠 敏 君
生活環境課長 清 水 義 明 君
福祉事務所長 水 野 省 三 君
保健センター所長 松 本 常 美 君
人権啓発課長 田 中 良 三 君
水産港湾課長 上 甲 眞 喜 君
建設課長 菊 池 賢 造 君
監理開発課長 山 本 数 道 君
農林課長 二 宮 嘉 彦 君
商工観光課長 菊 池 正 康 君
下水道課長 石 田 修 君
保内庁舎管理課長 竹 内 茂 君
水道課長 永 井 俊 明 君
市立病院事務局長 柏 木 幸 雄 君
会計課長 横 田 昌 弘 君
教育委員会委員長 井 上 守 君
教育長 井 上 傳一郎 君
学校教育課長 三 堂 嗣 夫 君
生涯学習課長 谷 口 光 一 君
文化振興課長 松 本 俊 一 君
代表監査委員 久保田 哲 弘 君
監査事務局長 谷 明 則 君
農業委員会事務局長 上 甲 康 薫 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 菊 池 敏 和 君
事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君
調査係長 田 本 憲一郎 君
書記 脇 野 和 仁 君
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午前10時00分 開議
○議長(宮本明裕君) 会議に先立ち、去る5月31日に開催されました第69回四国市議会議長会定期総会、並びに、6月19日に開催されました第83回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けられました山本儀夫君ほか9名に対し、表彰状の伝達を行います。
○議会事務局長(菊池敏和君) 第69回四国市議会議長会定期総会、並びに、第83回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けられました方々を表彰区分に従いましてお名前を申し上げますので、自席で御起立をお願いいたします。最初に、四国市議会議長会の表彰を受けられました方々のお名前を申し上げます。
議員在職28年以上で表彰を受けられました山本儀夫議員。議員在職24年以上で表彰を受けられました萩森良房議員、大山政司議員。議員在職20年以上で表彰を受けられました宮本明裕議長。議員在職12年以上で表彰を受けられました松本昭子議員、上田竹則議員。議員在職8年以上で表彰を受けられました武田成幸議員、遠藤素子議員、山中隆徳議員。
以上9名を代表して、大山政司議員に御受領をお願いいたします。
○議長(宮本明裕君)
表彰状
八幡浜市 大山政司 殿
あなたは市議会議員在職24年の長きにわたってよく市勢の発展に尽くされ、その功績は特に顕著なものがあるので、ここに本会表彰規程により特別表彰として表彰いたします。
平成19年5月31日
四国市議会議長会会長
松山市議会議長 宇野 浩
(表 彰 状 授 与)
(拍 手)
○議会事務局長(菊池敏和君) どうぞ御着席ください。
○議長(宮本明裕君) 休憩いたします。
午前10時04分 休憩
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午前10時04分 再開
○副議長(二宮雅男君) 再開いたします。
○議会事務局長(菊池敏和君) 続きまして、全国市議会議長会の表彰を受けられました方のお名前を申し上げます。
在職20年以上で宮本明裕議長が表彰を受けられました。
宮本明裕議長、御受領をお願いいたします。
○副議長(二宮雅男君)
表彰状
八幡浜市 宮本明裕 殿
あなたは市議会議員として20年の長きにわたって市勢の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第83回定期総会に当たり、本会表彰規程によって特別表彰をいたします。
平成19年6月19日
全国市議会議長会会長 藤田博之
(表 彰 状 授 与)
(拍 手)
○副議長(二宮雅男君) 休憩いたします。
午前10時05分 休憩
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午前10時05分 再開
○議長(宮本明裕君) 再開いたします。
ただいまの表彰に対し、市長から祝辞があります。
高橋市長。
〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君) ただいま表彰されました議員各位に対しまして、一言お祝いを申し上げたいと思います。
去る5月31日、松山市で開催されました第69回四国市議会議長会定期総会において、議員在職28年以上として山本儀夫議員が、議員在職24年以上として萩森良房議員、大山政司議員、議員在職20年以上として宮本明裕議長が、議員在職12年以上として松本昭子議員、上田竹則議員、議員在職8年以上として武田成幸議員、遠藤素子議員、山中隆徳議員、それぞれ表彰を受けられました。
また、6月19日に東京都で開催されました第83回全国市議会議長会定期総会において、議員在職20年以上として宮本明裕議長が表彰を受けられました。
受賞されました議員各位におかれましては、長きにわたり市勢発展のために、また市民福祉の向上のため御尽力をいただいてまいりました。ここに市民を代表いたしまして心から感謝を申し上げますとともに、お祝いを申し上げる次第であります。
皆様方には、今後とも御自愛の上、これまで蓄積された豊かな経験をもとに、八幡浜市の当面いたしております諸問題の解決を初め、市勢発展と市民福祉増進のため、一層の御活躍を賜りますよう切にお願い申し上げまして、お祝いの言葉といたします。まことにおめでとうございました。
○議長(宮本明裕君) 被表彰者を代表して大山政司君から謝辞があります。
大山政司君。
〔大山政司君登壇〕
○大山政司君 先輩議員がおられますが、議長御指名でございますので、一言御礼のごあいさつを申し上げます。
ただいまは市長より過分なる御祝辞をいただき、恐縮をいたしております。9名は、それぞれの在職年数は違いますが、いつも心に置いているのは市民の皆さんの負託にこたえたんだろうかどうか、自問自答をしているところでございます。
ただ、八幡浜市政に直接携わる機会を与えていただきました市民の皆さんには心より御礼を申し上げますとともに、その重責の重さというのは今まで一度も忘れたことはございません。
さて、いろいろ問題はありましたが、八幡浜市と保内町が合併して2年を経過しようとしています。市民からは、もうそろそろ合併の効果といいますか、そういうものが目に見えていいのではないかという声がちらほら私の耳にもするわけなんですが、合併をしたからといって新しい産業ができたわけでもなし、経済状況もそんなに変わっていません。この悩みは、八幡浜市のみならず合併をした市町村共通の悩みやないかと、こういうふうに私は思っています。
私は、長い間組合運動をしてまいりました。いろいろ運動で壁にぶち当たったときには、原点に返れという言葉を先輩の皆さんから教えていただきました。まちづくりの原点、これは何か自分で考えても答えが出てきません。ただ、市民の皆さんがふるさと八幡浜に住んでよかったという、そういう声があちらこちらから上がる、そういうまちづくりのため、今後私も初心に返って皆さんとともに汗を流していきたい、こういう決意を述べまして、御礼のごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(宮本明裕君) 以上で表彰状の伝達を終わります。
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○議長(宮本明裕君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(宮本明裕君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において7番 山中隆徳君、15番 松本昭子君を指名いたします。
次の日程に先立ち、建設課長から発言の申し出がありましたので、この際これを許可いたします。
建設課長。
○建設課長(菊池賢造君) 本会議におきまして、大山議員の議案第47号 八幡浜市屋外広告物条例の制定についての質疑に対しまして、罰則について規則で定められていると答弁いたしましたが、罰則規定につきましては当条文の29条から33条で定められており、規則では定められておりません。発言を訂正させていただきます。よろしくお願いします。
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○議長(宮本明裕君) 日程第2 報告第2号 専決処分の報告について(八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について)ないし報告第7号 専決処分の報告について(平成18年度八幡浜市一般会計補正予算(第6号))、報告第11号 専決処分の報告について(平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号))、議案第45号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(合流改善)工事委託に関する協定についてないし議案第53号 港湾振興ビジョンにおける貨物上屋兼事務所等建築工事請負契約の締結について、請願第4号 「核兵器全面禁止・廃絶国際条約締結を求める意見書」採択についての請願及び請願第5号 消費税の大増税計画に反対する請願書、以上18件を一括議題といたします。
これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。
まず、総務委員長、山中隆徳君。
〔総務委員長 山中隆徳君登壇〕
○総務委員長(山中隆徳君) 総務委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、報告7件、条例案1件、予算案1件、請願2件でありまして、これらの議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであります。
報告第3号、報告第6号及び議案第46号は賛成多数で可決され、請願第4号、請願第5号は不採択となり、そのほかの案件につきましては全会一致で可決した次第であります。
以下、審査の過程において論議されました主な項目について、その概要を申し上げます。
まず最初に、議案第48号 平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)、歳出のうち2款総務費、1項総務管理費、12目企画費、15節工事請負費、集会所新築工事費に関し、委員より、集会所については現在県からの補助金等を活用して新築建てかえを行っているが、この県の補助金が今年度19年度で廃止になると聞いている。当市においては来年度以降も集会所の建てかえ等を予定されていると思うが、今後どのように対応するのかとただしたのに対し、理事者より、集会所の建てかえについては来年度の要望がもう既に出ている。議員指摘のように県からの補助金が廃止された場合、どのようにするかということを現在内部で検討しているところである。集会所施設は、現在では地域のいろいろなコミュニティーの核になる部分であり、地域のコミュニティーの活性化を図る上においてもなくてはならないものととらえている。また、災害時の避難場所としても利用できるので、市単独事業として地元負担が軽減されるような手法を考えなくてはならないとの答弁がありました。
次に、19節負担金補助及び交付金、一般コミュニティー助成事業補助金に関し、委員より、この補助金は五反田唐獅子保存会に対して祭礼用化粧回し4枚を購入するということでの助成であるが、この助成は従来から言われる政教分離という形の中でどのように伝統文化を守っていくかということのあらわれだと思う。今後そういったものに順次補助をしていくつもりがあるかとただしたのに対し、理事者より、助成の依頼、要請等があれば、例えば自治総合センターが行っている宝くじの普及広報事業、コミュニティー施設整備事業というものがあるので、市としても申請を行い、市を通して助成を受けるというような形をとっていきたい。市単独での助成は考えていないとの答弁がありました。
次に、9款消防費、1項消防費、2目非常備消防費に関連し、委員より、自主防災組織について、現在市としても積極的に自主防災組織の結成の呼びかけをされ、数多く結成されている。そこで、約800名から成る消防団とのかかわりについてただしたのに対し、理事者より、自主防災組織については現在79組織結成されているが、一部の組織を除いて災害に対応できるところまでいっていないと思う。自主防災組織の育成には消防団からの指導が必要である。消防団は毎年夏に消防訓練を行っているが、ことしは自主防災組織を指導できる内容を取り入れた訓練を予定しているので、消防団から災害に当たってのノウハウを指導してほしいと要望している。また、継続して組織を運営していくためにはリーダーの養成が不可欠である。国、県においてリーダー講座等があり、ことしは当市においても予定しているので、積極的な参加の呼びかけをしていきたいとの答弁がありました。
また、委員より、関連して、万が一災害が起きた場合、自主防災組織として自主的に対応するとしても、混乱した中では組織として十分な取り組みができないのではないか。やはり組織としては指示系統システムがあり、指示を受けることによって活動する方が組織としての機能が発揮できるのではないかとの意見もありました。
最後に、請願第4号 「核兵器全面禁止・廃絶国際条約締結を求める意見書」採択についての請願及び請願第5号の消費税の大増税計画に反対する請願書については、ともに反対、賛成の意見があり、採決の結果、請願第4号、請願第5号とも賛成少数で不採択となりました。
そのほか、各案件につきましても種々論議した次第であります。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、総務委員会の報告を終わります。
○議長(宮本明裕君) 次、民生文教委員長、武田成幸君。
〔民生文教委員長 武田成幸君登壇〕
○民生文教委員長(武田成幸君) 民生文教委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました議案審査の結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであります。
議案第48号については賛成多数で、その他の案件につきましては全会一致で原案のとおり可決となりました。
以下、審査の過程におきまして論議されました主な事項について、その概要を申し述べます。
議案第48号 平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)のうち、10款教育費、3項小学校費、3目小学校建設費、13節委託料、日土小学校校舎改修工事実施設計委託料について、委員より、学校教育というのは保護者、地域、学校が三者一体となった形で運営されるのが原則だと考えるが、日土小学校の改修においてこの取り組みがなされてきたのか、また重要文化財という言葉がひとり歩きをしているのではないかとただしたのに対し、理事者より、平成16年10月20日に校舎新築の、同月22日には校舎保存という相反する要望書が教育委員会に提出されたため、まず地域等で十分協議をしていただきたいことを伝えたが、合意には至らなかったため、新築、改築派の地元の方や日土地区以外の方を含めた再生検討委員会を設立する運びとなった。そこで会議を重ね、東校舎は改修、中校舎は改修し、一部増築、西校舎は取り壊し、改築するという方向性がまとまったが、さらに安全安心の観点から専門家による調査も踏まえ、改築部分を子供たちの普通教室として、安全な形に残せるところは特別教室としていくことに決定した。三者一体の運営については日々努めているし、機会あるごとに話をしているつもりでいる。安全安心な学校を建設することは前提としながらも、当初から保存の要望書が出ていることから、残せるものは残していこうということでスタートしているが、重要文化財の指定については当初からの目的ではなかった。協議を重ねていく中において、また文化庁等関係者からその可能性があるという話を受けたことにより教育委員会として目指せるものなら目指したいということになったとの答弁でありました。
さらに、委員より、八幡浜市総合計画投資的事業実施計画によると、本来この実施設計は平成20年度に策定していく形であったはずである、前倒しする根拠は何かとただしたのに対し、理事者より、教育委員会としては平成19年からの流れで認識し、日土小学校の学校行事等もそういう方向で話を進めており、前倒しということでは考えていない。実施計画において、平成20年となっていることに気づかず、訂正できなかったことは非常に申しわけないことであるが、日土小学校は台風等により屋根の一部破損やガラスが割れるといった被害及び老朽化等により電気配線がショートするいった経過もあり、子供たちの安全確保から、また実施設計と施工を同年度に行うことは難しいとの専門家の指導もあり、できるだけ早期に取り組みたいと考えているとの答弁でありました。
さらに、委員より、厳しい財政状況と5年、10年先の児童・生徒数の推移、また磯崎、喜木津小学校が統合されたにもかかわらずその後の施設活用がいまだされていない状況等を考えたとき、統廃合という問題もあわせて検討する必要があるのではないかとただしたのに対し、理事者より、教育委員会としては何年に統合するという方向では考えていないが、市内全域の児童・生徒数も今後減少することが見込まれていることから、もし統合という声が上がれば、それに向けて強くかかわっていくことは考えている。
日土小学校も文部科学省の基準によると既に複式学級で行うべきところを、許可を得ることで1学年ずつ学級を設けている現状ではあるが、当初から地元での存続を強く望む要望があり、現在に至っている。小規模校の是非についてはいろいろあるかと思われるが、不登校やいじめ問題が起きていないことから、そういった児童・生徒の受け入れを行うことに有用ではないかとも考えている。
学校跡地の活用については、旧保内町において何度か会合を開いていたが、合併により新市に引き継ぐこととなった。国庫補助を受けて建設していることから、耐用年数内の目的外使用等の場合、補助金の返還が生じてしまう場合があるため、今後慎重に検討し対応していきたいと考えているとの答弁でありました。
また、委員より、契約の方法については特命随意契約ということであるが、保存運動に携わった日本建築学会等と契約するのかとただしたのに対し、理事者より、現在そのように予定しているが、できるものなら競争入札も視野に入れて、担当課と十分協議して進めたいと考えているとの答弁でありました。
なお、前日の本会議において、仮にこの議案が可決されることになった場合、いまだ理解が得られていない地元住民の説得を今後も行っていくのかという質疑に対し、理事者から、今後も話し合いを続けていき、意見が取り入れられるところは取り入れていきたいと考えているとの答弁がありました。
当委員会の総意といたしまして、誠意ある対応により地元との合意を得られるよう最善の努力をしていただきたいことと、あわせて市民の理解を得るために一般競争入札により限りない透明性の確保を強く要望しておきます。
その他の議案につきましても種々論議された結果、原案のとおり可決決定された次第であります。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。
○議長(宮本明裕君) 次、産業建設委員長、松本昭子君。
〔産業建設委員長 松本昭子君登壇〕
○産業建設委員長(松本昭子君) 産業建設委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、すべての議案について全会一致で原案のとおり可決された次第であります。
以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。
初めに、議案第45号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(合流改善)工事委託に関する基本協定についてであります。
委員より、随意契約による2億6,500万円の委託金額であるが、これは妥当な金額であるかどうか精査しているのか、また日本下水道事業団とはどういった団体であるかとただしたのに対し、理事者より、日本下水道事業団が全国規模で単価を調べ算定し、おおよその概算を出しているので、妥当な金額であると考えている。また、日本下水道事業団は、全国の各市町村が下水道事業創設の際に、その当時は技術的、人員的な問題で大規模な工事が困難であったため、国、県、市が負担金を出し事業団を設立した経緯がある。市ではすべての事業を委託しているのではなく、機械、電気、土木、建築、水質、それらを総合した浄化センターのような市で設計、積算するのが困難な設備の工事に関してだけは今までどおり事業団に随意契約ということで委託しているとの答弁でありました。
続きまして、議案第47号 八幡浜市屋外広告物条例の制定についてであります。
委員より、観光宣伝等の広告物が樹木等により見えなくなった場合にも、第12条管理義務が適用されるのかとただしたのに対し、理事者より、この管理義務は安全なものでなくなるとか、壊れそうであるとか、そういう場合に対しての適用であり、その看板が宣伝の効果を果たしていないかどうかの管理義務は含まれてないとの答弁でありました。
さらに、委員より、県からの権限移譲に伴う条例制定であるが、業務だけでなく、その業務を執行するための人的な財源保障は必要であり、分権の観点からいって財源の保障が伴わない分権は非常に問題であり、県に対して交渉していく必要があるのではないかとの意見がありました。
続きまして、議案第48号 平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)について、8款土木費、1項1目17節土木総務費公有財産購入費のうち、田浪地区公共残土捨て場用地購入費についてであります。
委員より、地域高規格道路のほか、農免の農道工事に伴う残土処分のためこの時期に用地を購入するとの説明であるが、平成21年度までは港湾漁港の埋め立てに利用し、平成22年度からの残土に必要な分だけ用地購入をしてはどうかとただしたのに対し、理事者より、今回の残土処分場は田浪地区であり、農免農道から最も近い場所であるため、市内の交通渋滞箇所を通行するよりはこちらの方がよいと判断した。また、国、県に地域高規格道路の整備を要望している市としては、その残土捨て場も時間的余裕を持って着手し、確保する必要があるとの答弁でありました。
その他の議案につきましても種々論議された結果、原案のとおり可決された次第であります。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(宮本明裕君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。
まず、総務委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 次、民生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 次、産業建設委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
これより適宜分割して討論、採決に入ります。
念のため、各委員会の審査の結果は、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。
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○議長(宮本明裕君) まず、報告第2号 専決処分の報告について(八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより報告第2号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、報告第2号は原案のとおり承認されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、報告第3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより報告第3号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、報告第3号は原案のとおり承認されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、報告第4号 専決処分の報告について(過疎地域自立促進特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより報告第4号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、報告第4号は原案のとおり承認されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、報告第5号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより報告第5号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、報告第5号は原案のとおり承認されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、報告第6号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより報告第6号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、報告第6号は原案のとおり承認されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、報告第7号 専決処分の報告について(平成18年度八幡浜市一般会計補正予算(第6号))の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより報告第7号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、報告第7号は原案のとおり承認されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、報告第11号 専決処分の報告について(平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号))の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより報告第11号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、報告第11号は原案のとおり承認されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第45号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(合流改善)工事委託に関する協定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第45号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第46号 八幡浜市及び保内町の廃置分合に伴う八幡浜市国民健康保険税条例の適用の経過措置に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第46号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第47号 八幡浜市屋外広告物条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第47号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第48号 平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第48号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第49号 平成19年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第49号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第50号 平成19年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第50号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第51号 平成19年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第51号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第52号 平成19年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第52号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、議案第53号 港湾振興ビジョンにおける貨物上屋兼事務所等建築工事請負契約の締結についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第53号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宮本明裕君) 次、請願第4号 「核兵器全面禁止・廃絶国際条約締結を求める意見書」採択についての請願の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより請願第4号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立少数であります。よって、請願第4号は不採択となりました。
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○議長(宮本明裕君) 請願第5号 消費税の大増税計画に反対する請願書の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって討論を終結いたします。
これより請願第5号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立少数であります。よって、請願第5号は不採択となりました。
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○議長(宮本明裕君) 日程第3 同意案第3号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
市長。
〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君) 同意案第3号 教育委員会委員の任命につきまして提案理由を御説明を申し上げます。
今回教育委員会委員に西園寺賢一氏を任命いたしたく議会の同意をお願いするものでございます。
西園寺氏は、現住所が八幡浜市保内町川之石3番耕地304番地91、生年月日は昭和37年12月6日生まれで、満44歳であります。昭和60年3月に長崎大学経済学部経営学科を卒業され、同年7月に有限会社ショッピングセンター保内に入社され、平成元年12月には同社代表取締役に就任され、現在に至っております。この間、平成5年度には八幡浜地区初発型非行防止対策推進協議会会員となり、平成12年10月には八幡浜地区非行防止対策協議会会長に就任されました。青少年の非行防止、健全育成に熱心に取り組んでいただいております。また、小・中学校、高等学校のPTAの会長、八幡浜市PTA連合会会長をも歴任され、教育に対しての識見も大変深い方でございます。現在は八幡浜青少年補導委員会川之石地区地区長、八幡浜地区非行防止対策協議会会長などを務められ、教育関係に大変貢献されております。
以上申し上げましたとおり、西園寺賢一氏は人格、識見ともに教育委員として適任者であり、委員として任命したく御提案をいたします。よろしく御同意をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(宮本明裕君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております同意案第3号については、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております同意案第3号については、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより同意案第3号を採決いたします。
この採決は無記名投票をもって行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○議長(宮本明裕君) ただいまの出席議員は22名であります。
投票用紙を配付いたさせます。
(投票用紙配付)
○議長(宮本明裕君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○議長(宮本明裕君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。本案に同意する諸君は賛成と、同意しない諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により不同意とみなします。
点呼を命じます。
(点呼・投票)
○議長(宮本明裕君) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○議長(宮本明裕君) 開票を行います。
会議規則第31条第2項により、立会人に武田成幸君、清水正治君を指名いたします。
(開 票)
○議長(宮本明裕君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 22票
これは先ほどの出席議員数に符合しております。
そのうち
賛成 17票
反対 5票
以上のとおり賛成が多数であります。よって、同意案第3号は原案のとおり同意することに決しました。
ただいま教育委員会委員に同意されました西園寺賢一君からごあいさつがあります。
〔教育委員 西園寺賢一君登壇〕
○教育委員(西園寺賢一君) 御紹介いただきました西園寺賢一です。
ただいまは同意をいただきましてありがとうございました。
子供たちの健全育成、それからPTA活動で得ました経験を、微力ではありますが、これからの八幡浜市の教育の発展充実に取り組んでまいりたいと思います。皆様の御指導と御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました。
(拍 手)
○議長(宮本明裕君) 休憩いたします。
午前11時01分 休憩
午前11時15分 再開
○議長(宮本明裕君) 再開いたします。
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○議長(宮本明裕君) 日程第4 議員提出議案第3号 安全・安心の医療と看護の実現を求める意見書の提出についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
武田成幸君。
〔武田成幸君登壇〕
○武田成幸君 議員提出議案第3号 安全・安心の医療と看護の実現を求める意見書の提出についてでありますが、お手元の方に配付をしております意見書の朗読をもって提案理由の説明といたしたいと思います。よろしくお願いします。
安全・安心の医療と看護の実現を求める意見書。
医療事故をなくし、安全で行き届いた医療看護を実現するためには、医療従事者がゆとりと誇りを持って働き続けられる職場づくりが不可欠である。
しかし、医療現場の実態はかってなく過酷になっており、全国的にも医師や看護師の不足が深刻化している。愛媛県においても医師が足りず、診療科や病床、病棟の縮小、閉鎖をするなどの病院が続出しており、多くの患者さんが遠方の病院に行かなければならない事態となっている。産科、小児科などを初めとする医師不足は今大きな社会問題になるとともに、愛媛県内の地域医療が崩壊してしまうことさえ危惧される。
また、看護師不足も深刻になっている。看護職員は仕事に追い回され、疲れ果て、十分な看護ができているという回答は2割にも届かず、7割近くがやめたいと思うほどである。また、新卒者の離職率も10%近くもある。
こうした原因は、国が医療や社会保障費を低く抑えることにあり、欧米諸国に比べ日本は圧倒的に人員が少ない体制で、患者の重症化、医療、看護の高度化に加え、入院日数の短縮や業務のIT化などによって増大する業務の過密化に対応しており、現場はもはや限界の状況となっている。したがって、医療法や診療報酬で決められている人員配置を抜本的に改善し、医師、看護師等を緊急に増員すること、安全・安心のコストを保障することが、命と安全を守り、行き届いた医療看護を実現する最大の保障である。
よって、政府においては、安全で行き届いた医療と看護の拡充を図るため、医師、看護師等の大幅増員の確保対策を抜本的に強化されるよう要望する。
1、医師、看護師など医療従事者を大幅に増員すること。
2、医師の養成数を抜本的にふやすとともに、医師、看護師の配置基準を引き上げ、定着のための施策を進めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成19年6月28日。愛媛県八幡浜市議会。
提出先につきましては、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣となっております。
よろしく御賛同のほどをお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(宮本明裕君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第3号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより議員提出議案第3号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は提出することに決しました。
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○議長(宮本明裕君) 日程第5 議員提出議案第4号 核兵器廃絶平和都市宣言決議についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
山中隆徳君。
〔山中隆徳君登壇〕
○山中隆徳君 ただいま提案されました議員提出議案第4号 核兵器廃絶平和都市宣言決議について提案説明をさせていただきます。
お手元に配付しております決議文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
核兵器廃絶平和都市宣言決議。
世界の恒久平和は人類共通の願望である。
しかしながら、核兵器を含む軍備の拡張と増強は依然として続けられ、世界平和と人類の生存に深刻な脅威をもたらしていることは、全人類のひとしく憂えるところである。
世界で唯一の核被爆国である我が国は、被爆の恐怖と苦痛を全世界に訴え、再びあの広島、長崎の惨禍を絶対に繰り返してはならない。
八幡浜市は我が国の核に対する国是とも言うべき、「つくらず、持たず、持ち込ませず」の非核三原則が完全に実施されることを願い、核兵器の廃絶と軍備縮小を全世界に訴え、恒久平和の実現を希求し、ここに核兵器廃絶平和都市であることを宣言する。
以上、決議する。
平成19年6月28日。愛媛県八幡浜市議会。
よろしく御賛同のほどお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(宮本明裕君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第4号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより議員提出議案第4号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり決しました。
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○議長(宮本明裕君) 日程第6 伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長報告を議題といたします。
伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会から委員会審査の報告が提出されておりますので、この際委員長の報告を求めます。
都築 旦君。
〔伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長 都築 旦君登壇〕
○伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長(都築 旦君) 伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会の報告をいたします。
まず、委員会の審議内容についてでありますが、平成18年9月定例会において中間報告をさせていただきましたので、それ以降に開催された委員会等につきまして、簡潔に御報告させていただきます。
平成18年10月31日、第6回の委員会を開催し、伊方原子力発電所周辺の安全確保及び環境保全に関する協定書に係る愛媛県と八幡浜市の確認書についての報告が行われ、今後は意見書に掲げた残り7項目のうち、県及び四国電力所管分について説明を求め、対応をしていくことを協議いたしました。
続きまして、平成19年3月5日、第7回の委員会を開催し、意見書提出後の県及び四国電力の対応についての経過報告、また確認書に基づく伊方発電所の異常時における八幡浜市への通報連絡要領の説明が行われました。
続きまして、4月26日、委員会協議会を開催し、伊方原子力発電所3号機を見学後、四国電力と質疑応答を行いました。その中で、委員より、科学技術が進歩しても人為的ミスが起こり得るものであるため、安全運転を常に心がけていただきたい。プルサーマル計画は全国でも実施例がなく、住民は非常に不安感を持っている。一度説明したからそれで終わりではなく、これから先もできるだけわかりやすい説明を行っていただき、地元住民の理解をお願いしたいとの要請がありました。
6月15日、第8回の委員会を開催し、特別委員会の解散について協議をいたしました。
以上が中間報告後の主な審議内容でございます。
プルサーマル計画は、平成17年10月に閣議決定された原子力政策大綱において、原子燃料サイクルの基本方針が明示され、以降、使用済み燃料の有効利用とエネルギーの安定供給の面から我が国の有効な手段として、またプルトニウムを平和目的に利用する面から国際社会への責務として推進されてまいりました。
当地域の四国電力においても、平成16年11月1日、伊方発電所3号機でのプルサーマル計画実施のため、国へ原子炉設置変更を許可申請を行い、平成18年3月28日、同申請が許可され、同年10月13日、愛媛県と伊方町から事前了解されております。
その間、当市議会は平成18年6月27日に特別委員会を設置し、委員会、行政視察及び地元の各種団体との意見交換等を行ってきました。安全性について、当地域の住民の理解が十分でない、風評被害に対する措置がとれていない、耐震性が心配等、多くの意見を聴取し、いまだ不安が払拭されていないとの判断によりプルサーマル計画は現状では容認しがたいとの取りまとめを行い、安心安全のために未解決な8項目の対策を願う意見書を平成18年9月27日に国と愛媛県へ、翌月2日に四国電力へ提出いたしました。
以降、愛媛県の立入調査の際に当市が同行できるよう、伊方原子力発電所周辺の安全確保及び環境保全に関する協定書に係る愛媛県と八幡浜市の確認書が締結され、また現八幡浜地方局内に原子力環境安全対策組織の設置が濃厚となりました。さらには、四国電力より、八幡浜営業所において人員増強を行い、住民への安心安全の窓口的役割を果たしていく旨の説明を受けるなど、徐々にではありますが、意見書で要望した対策が実現されてきており、当委員会といたしましては耐震性等など十分な審議ができていない点もございますが、プルサーマル計画の実施については既に県と伊方町の事前了解が得られているため、御了承をいただければ、本報告をもって伊方発電所プルサーマルに係る特別委員会の使命を終了し、委員会を解散したいと考えますので、議長においてお取り計らいのほどをお願い申し上げます。
また、我々議会といたしましては、プルサーマル計画に限定することなく、今後も原子力発電所の隣接市として、機をとらえ積極的に調査研究を行っていきたいと考えております。
最後に、市長初め関係理事者におかれましては、これからも地域住民の声を聴取、反映し、国、県、四国電力に対して当該住民の安心安全を強く求めていただくように提言をいたします。
以上で伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会の報告を終わります。
○議長(宮本明裕君) これより特別委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
遠藤素子君。
○遠藤素子君 プルサーマルに係る特別委員会をつくるとき、私は本当にプルサーマルについて真剣に調査研究する特別委員会になるのかどうか、そのことが一番気がかりでした。いろいろ要望も出しましたし、あらゆることについて研究していこうという姿勢で特別委員会をつくることに賛成しました。
いろいろありました後、現段階では住民の不安も払拭されてなくて、現段階ではプルサーマル計画を受け入れるということについては容認しがたいという結論を出しました。今御報告のとおりですが、その後プルサーマルについて、あるいは原発との違い、それから事故がもう本当に月に何回も今も起こっておりますが、そういう状況のもとで、なぜ8項目の中の1つ、2つが認められたからといって調査をやめてしまうのか。特別委員会をつくっていてさえ、あれ以降やったことは四国電力に行って見学をしただけです。私は反対をしている学者の話も呼んで聞きたいし、グループをつくってそれぞれ残された6項目についてグループ研究をしましょうということも提案しました。そのときも、委員長は前向きの答弁だったと思います。それがなぜここに来て急に閉会ということなのか、非常に疑問なのですが、その点についてお聞かせください。
○議長(宮本明裕君) 都築 旦君。
○伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長(都築 旦君) 今遠藤議員の方から御質問といいますか御意見があったんですが、基本的にこのプルサーマルの特別委員会をつくるに当たって、昨年の6月議会で特別委員会を設置したんですが、そのときの主な論議といいますか、主要な論議については基本的には事前了解前で、日程的にまず間に合うんかどうかと、ただ単なる政治的なパフォーマンスで終わるんじゃないかとかいろんな意見がございました。その中で、特別委員会が設置をされて、特別委員会としてはできるだけ集中的に県や伊方町の事前了解が出る前に八幡浜市としての対応をやっぱり明らかにしておく必要があるんじゃないかと、そういう面からかなり御無理の時間をお願いしながら、全員参加のもとで論議をしてきたような経過があると思います。
その中で、主なものとしては、やっぱり確かに県に同行して発電所に立入調査に入るという問題、さらには県としての原子力発電所の中の安全性の問題に対しての窓口を設置していく、電力自身がそれなりに体制をつくっていくという面では私は一定の前進があったんじゃないかと思います。
ただ、この委員会に関しては、中間報告の段階で8項目については議会の意見書という形でもう決議をされて対応しております。そして、きょうのこの報告の中でも耐震性の問題については十分な論議はされてなかったけれども、しかしこれからも引き続いて議会として調査研究という形で対応していく方向でぜひお願いをしたいという形で私もきょうの報告の中に入れておりますし、やはり特別委員会というのは、ある面で言うならばあのぎりぎりの事前了解の出るまでの段階での私は役割というのが極めて重要やったと思うし、そしてまたこれ議長を除く全員参加の議員の参加ということになっておりますので、これから先は今遠藤さんが言われたようないろんな御意見というのはぜひ議会の全員協議会なりで出していただいて、動く行動の面としては私は従来の特別委員会とこれからの市議会の全員協議会の中でも同じ対応でできると思いますので、やはり息の長い形でのこのプルサーマルを含めた原子力発電所に対しての対応っていうのは考えていくべきじゃないかと思います。
そういう面で、形だけを残していつまでもやはり中身が形骸化するような形になってはいけないし、一つのやはり節目として私は、ちょうど1年も経過したことだし、これから研究を含めては各自がお互いに努力し合いながら全員協議会で反映していくような方向でやっていっていただきたいという意味からきょうのこの解散を提案したわけでございます。そういう面でぜひ御了解をお願いしたいと思います。
○議長(宮本明裕君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいまの伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員長の報告をもって伊方原子力発電所プルサーマルに係る特別委員会の調査研究を終了することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宮本明裕君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、伊方原子力発電所プルサーマルに係る委員会の調査研究は終了することに決しました。
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○議長(宮本明裕君) これにて本日の会議を閉じます。
閉会に当たり、市長からあいさつがあります。
市長。
〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君) 閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
去る6月15日から開会をいたしました本議会におきまして、御提案申し上げました全議案に対し適切なる御決定、御承認をいただきまして、まことにありがとうございました。
会期中に議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、率直に受けとめ、予算の執行につきましても慎重を期してまいりたいと考えております。
さて、八幡浜地方は今月13日に梅雨入りをしましたが、依然として降水量の少ない状態が続いております。松山地方気象台によりますと、3月以降の八幡浜地方の降水量は平年の6割程度、6月に入ってからは平年の3割程度にとどまっており、かんきつ栽培を初めとする農作物への影響を懸念しているところでございます。
また、7月29日には参議院議員選挙が執行されますので、適切な事務の執行、啓発運動の徹底に努めたいと考えております。
議員各位におかれましては、これから暑さが厳しくなってまいりますが、健康に御留意いただき、市勢発展のため一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
○議長(宮本明裕君) 以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
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○議長(宮本明裕君) これをもって平成19年第3回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。
午前11時39分 閉会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
八幡浜市議会 議 長 宮 本 明 裕
副議長 二 宮 雅 男
議 員 山 中 隆 徳
議 員 松 本 昭 子