公開日 2014年09月17日
議事日程 第3号
平成20年12月8日(月) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
(質疑、討論、採決)
第3
報告第31号 専決処分の報告について(平成20年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号))
議案第76号 指定管理者の指定について
議案第77号 指定管理者の指定について
議案第78号 指定管理者の指定について
議案第79号 指定管理者の指定について
議案第80号 指定管理者の指定について
議案第81号 指定管理者の指定について
議案第82号 指定管理者の指定について
議案第83号 指定管理者の指定について
議案第84号 八幡浜市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の制定について
議案第85号 八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第86号 八幡浜市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について
議案第87号 八幡浜市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について
議案第88号 八幡浜市立学校体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第89号 八幡浜市戸別合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第90号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
議案第91号 平成20年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)
議案第92号 平成20年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第93号 平成20年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第94号 平成20年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第3号)
議案第95号 平成20年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)
議案第96号 平成20年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第97号 平成20年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第98号 平成20年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)
議案第99号 平成20年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第100号 平成20年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第2号)
(質疑、委員会付託)
第4
議案第101号 八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
(提案者の説明、質疑、委員会付託)
第5
請願第10号 最低保障年金制度の創設を政府に求める意見書採択の請願書
(紹介議員の説明、質疑、委員会付託)
第6
請願第11号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願
(紹介議員の説明、質疑、委員会付託)
第7
議員提出議案第7号 議員定数問題特別委員会の設置について
(提案者の説明、質疑、討論、採決)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
諮問第3号
日程第3
報告第31号、議案第76号~議案第100号
日程第4
議案第101号
日程第5
請願第10号
日程第6
請願第11号
日程第7
議員提出議案第7号
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出席議員(23名)
1番 新 宮 康 史 君
2番 上 田 浩 志 君
3番 大 城 一 郎 君
4番 井 上 和 浩 君
5番 上 脇 和 代 君
6番 魚 崎 清 則 君
7番 山 中 隆 徳 君
8番 二 宮 雅 男 君
9番 遠 藤 素 子 君
10番 武 田 成 幸 君
11番 清 水 正 治 君
12番 宇都宮 富 夫 君
13番 兵 頭 孝 健 君
14番 上 田 竹 則 君
15番 松 本 昭 子 君
16番 都 築 旦 君
17番 住 和 信 君
18番 中 岡 庸 治 君
19番 宮 本 明 裕 君
20番 大 山 政 司 君
21番 萩 森 良 房 君
22番 舛 田 尚 鶴 君
23番 山 本 儀 夫 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 高 橋 英 吾 君
副市長 谷 口 治 正 君
収入役 長 島 峻 君
政策推進課長 中 榮 忠 敏 君
危機管理室長 尾 﨑 政 利 君
総務課長 山 本 一 夫 君
財政課長 國 本 進 君
税務課長 市 川 芳 和 君
市民課長 柏 木 幸 雄 君
生活環境課長 大 森 幸 二 君
福祉事務所長 水 野 省 三 君
保健センター所長 松 本 常 美 君
人権啓発課長 田 中 良 三 君
水産港湾課長 大 西 力 君
建設課長 菊 池 賢 造 君
監理開発課長 山 本 数 道 君
農林課長 二 宮 嘉 彦 君
商工観光課長 菊 池 正 康 君
下水道課長 石 田 修 君
保内庁舎管理課長 竹 内 茂 君
水道課長 永 井 俊 明 君
市立病院事務局長 田 中 正 憲 君
会計課長 清 水 義 明 君
教育委員会委員長 松 浦 直 児 君
教育長 井 上 傳一郎 君
学校教育課長 三 堂 嗣 夫 君
生涯学習課長 谷 口 光 一 君
文化振興課長 松 本 俊 一 君
代表監査委員 久保田 哲 弘 君
監査事務局長 松 本 強 君
農業委員会事務局長 山 下 裕 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 菊 池 敏 和 君
事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君
調査係長 田 本 憲一郎 君
書記 脇 野 和 仁 君
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午前10時00分 開議
○議長(上田竹則君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(上田竹則君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において9番 遠藤素子君、15番 松本昭子君を指名いたします。
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○議長(上田竹則君) 日程第2 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
議案書13ページであります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております諮問第3号につきましては、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております諮問第3号につきましては、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) これをもって討論を終結いたします。
これより諮問第3号を採決いたします。
本件について異議のない旨答申することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(上田竹則君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、諮問第3号について異議のない旨答申することは可決されました。
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○議長(上田竹則君) 日程第3 報告第31号 専決処分の報告について(平成20年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号))、議案第76号 指定管理者の指定についてないし議案第100号 平成20年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第2号)、以上26件を一括議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑は議案書つづりの順序に従い、適宜区切って行います。
まず、報告第31号 専決処分の報告について(平成20年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号))、1ページから11ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第76号 指定管理者の指定について、15ページであります。
質疑はありませんか。
大山政司君。
○大山政司君 おはようございます。
議案第76号 指定管理者の指定についてについてお伺いいたします。
まず、議長に計らいをお願いしたいんですが、この件については第76号から第83号までがこの指定についての議案となっています。私は、この際基本的なことについてを御質問したいので、この83号までにかかわる事項が出てくるかもしれませんが、ひとつ議事進行に協力する立場からぜひ配慮をお願いしたいと思います。よろしいですか。
○議長(上田竹則君) はい。
○大山政司君 ありがとうございます。
それでは、第76号から第83号について、基本的な問題について、この指定管理者については3年前、平成17年に議案が通り、18年から3年間、今日まで行われたわけなんですが、そこで質問の第1点は、市有施設の指定管理者制度の導入をした効果をどのように今時点で評価をされているのか。また、制度の課題を今後どう認識されているのか。まず第1点についてお尋ねをいたします。
第2点は、指定管理者の管理運営に関してでございますが、先般同僚議員から一般質問で働く人たちの労働条件と時間外手当も満足に出てないというような質問に対して、理事者のほうから各管理者については指導を行っていますよというような御答弁をいただいたと思うんですが、そこで指定管理者の管理運営に関して2点。
1点目は、人件費積算基準単価をどのようにされているのか。
2点目、適正な労働環境の確保、このことについて具体的にどのように指導をされているのか、お尋ねをいたします。
第3点は、今議会では、先ほど申し上げましたように8施設の指定管理者制度について提起されていますが、それぞれ市が支出する8件について、委託料の金額を明らかにしていただきたいと思います。
以上です。
○議長(上田竹則君) 政策推進課長。
○政策推進課長(中榮忠敏君) まず、指定管理者制度を導入した効果でございますが、これにつきましては、国のほうが官から民へという基本的な流れを受け継いだことで地方自治法の改正がされまして、その後市としても平成18年度から導入をしたということで、具体的な効果につきましては、職員数の削減が国のほうでも叫ばれております中、やはり民間委託等は避けて通れないということでございますので、まず職員の削減の対応も1点あろうかと思います。それと、当然経費の削減、非常に厳しい財政状況になっておりますので、その辺についてもそれなりの効果は出ておるというふうに認識をいたしております。
それと、今後の課題でございますが、制度が市のほうで取り組んでまだ3年目を現在経過をしておるということで、次年度以降、新たな施設も導入する予定にはしておりますが、いろんな問題、今ほど大山議員さんも言われました、具体的にその指定管理者の業者との協定書を結んで細かい取り決めはしておりますが、それが果たして従前の業務委託の流れからよりよい方向になっておるのかどうかみたいなことで、モニター制度も取り入れるようにはしておりますが、その辺についてはやはり今後の課題も当然あるというふうな認識をいたしております。
それと、3点ほど細かい具体的な指定管理者の指導上での質問が3点あったと思います。人件費の具体的な積算の基準の単価ということについては、個々の事業所それぞれ考え方が違っておりますので、これに基づいた、当然国の最低基準単価等はクリアはせないけない状況でございますが、個々の雇用条件等についてはそれぞれ委託指定管理先のほうも事情がありますので、市のほうが一定のこの数字でするというふうな取り決めは現在のところはしておりません。
それと、労働環境の件でございますが、この辺につきましても個々の事業所それぞれ考え方がありますので、現時点ではそれぞれ担当所管課のほうと指定管理者との具体的な協議で市としての最低基準のラインは設けておりますが、現状としては所管課のほうにお任せをしておるという状況でございます。
それと、具体的な委託料の数字につきましては、3月に当初予算で計上する、債務負担行為も含めました形で今度上げるようにしておりますので、それについては現時点では詳細は決まっておりません。
以上でございます。
○議長(上田竹則君) 大山政司君。
○大山政司君 ただいま政策推進課長のほうから答弁があったんですが、職員の減とか経費の削減というのはこれは目的であって、この3年間の実績にどう評価されたかっていうのは、各施設がこの3年間、指定管理者制度を導入して、私の質問の言葉足らず、舌足らずもあったかもしれませんが、例えばこの5年間で指定管理者制度に指定した施設で利用数の伸びや利用料金の伸び、これは具体的にどの施設がどれだけ伸びたのか、これを把握しないで、評価とか課題が出てくるはずがないでしょ。課長、この3年間、指定管理者制度に指定した施設でどれだけの施設が、これだけ民間の委託したノウハウで利用者も、ほれから収入もふえましたよという施設があるなら、具体的にその施設の名前と伸びがどれほどあったのか、または伸びがない現状維持で終わったのか、そこら辺を具体的に御答弁を願いたいと、こういうふうに思います。
それから、人件費個々については、算定については個々の事業所に任せているということですが、最近よく言われますワーキングプアとか働いても生活ができないような、そういう賃金であれば、指定した市のほうにも責任があるわけなんです。そこら辺を、ただ指導、指導だけで具体的な把握ができてないと、公の施設で働いとる人がそういう状況では十分なサービスができませんよ。諸般の目的は達成できない、こう思います。
それからもう一点、適正な労働条件の環境、これについても指導していますよということでございますが、私が聞くところによりますと、午前7時に出勤して午後6時まで仕事だということですよ。11時間、1時間休憩とっても1日10時間、休みはというと週に1回だけ、労働基準法で言う週40時間のこれは守れてませんよ。こういう事業所は一体どういう処置をされているのか。ただ、もう8時間、週40時間以上はただ働きなのか、それとも時間外手当として支給されているのか、そこら辺が1点と。
もう一点は、有給休暇、これについて全くされていないのか、それとも1週間か10日程度は有給休暇というものを付与されているのか。聞くところによると、用があったら、冠婚葬祭等で用があったら連絡してくださいという、かなりの人が行った、賃金を見るとその分差っ引かれていたと、こういう状況なんですよね。ぜひここら辺を、丸投げじゃなくして、指導したらちゃんと管理もせないかん。
もう一点は、この指定した事務所なり作業場を見ると私服なんですよね。私服でジーパン、それで受け付けやいろいろしてるわけなんです。少なくても、だれが見てもこの人は管理人だなというような、そういう把握ができるような状況にしないと、八幡浜が委託した、指定した施設はそういうような私服でだらだらだらだらしとるように市民からも見られますし、他市から来られた人もこれは疑問に思うわけなんです。そこら辺は十分できておるのかどうなのか、把握が、お願いします。
それから、8施設の委託金額については、全く現段階では金額を指定する業者に明示せずに指定だけして、金額は3月にやなしに今もうわかってんでしょ。指定受けるほうやって金額がわからないのになぜ受託するんですか。わかってるんやったら、8施設全部幾らぐらいの委託料になるのか、今発表してください。明らかにしてください。
以上です。
(「ちょっと休憩」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 休憩いたします。
午前10時14分 休憩
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午前10時17分 再開
○議長(上田竹則君) 再開いたします。
市長。
○市長(高橋英吾君) 金額に関しては後からお答えしますが、今日本じゅう、世界じゅう、労働者のいわゆる首切りとか、それから撤退命令とか、いわゆるワーキングプアというのが出ております。今の全体の問題は、今大山議員が言われましたように賃金の問題とか、それから私服でやってる問題がありますし、先ほど言われました効果の問題、これなかなか難しいと思うんですけど、言われた問題に関して早速会社に行って、担当者が、いろいろきょう出た問題、今までもそれ調査してないと思います、申しわけないと思っておりますが、そういうことで、この問題に関しては担当者よりその各業者に対して今言われた問題をちょっと一応調査をしてみたいと。
特に、私服というのはやっぱりよくないなと思いますし、最低賃金が確実にやられておるのか、有給休暇にしても、これは労働者の本当の意味の権利でありますから、幾ら小さな企業でも最低のことはやっぱり保障してやらないと、私ども委託した意味がないと、これは思っておりますので、その点はちょっと時間をいただきたいと思います。
委託料に関しては担当者より答弁をさせます。
○議長(上田竹則君) 政策推進課長。
○政策推進課長(中榮忠敏君) 大山議員の御質問に私のほうからお答えをさせていただきます。
まず、指定管理者の指定管理料につきましては、先ほど申しましたのはまだ予算として上げておりませんので、現時点では決まっておらないという言い方をさせていただきましたが、当然指定管理者の指定、今回議案を上げる前の段階では市のほうの上限額は設定をいたしておりますので、それにつきましては各所管課のほうからお答えをさせていただきます。
それと、今ほど市長も申しましたが、指定管理者の指定の受けとる事業所については、この事業所は指定管理者の市から受けておりますよという告知の看板はつけております。ただ、先ほど申されましたように、他人から見て市の業務を受けておるというようなことの適さないようなことがもしあればあれですので、私どもその辺については注意をしていきたいというふうに思います。
それで、各所管課のほうからは、事業3年間の効果の具体的な数字と指定管理料の来年度以降の上限額について答弁をいたします。
(大山政司君「76号から順番に金額言うて」と呼ぶ)
○議長(上田竹則君) 76号から、ほしたら。
生涯学習課長。
○生涯学習課長(谷口光一君) スポーツセンターの上限額でございますが、3,719万6,000円でございます。
○議長(上田竹則君) 次、保健センター所長。
○保健センター所長(松本常美君) 湯島デイサービスセンターの状況について報告いたします。
デイサービス事業は、介護保険報酬が見込まれますので、指定管理料は支出しておりません。
また、利用の状況でございますが、平成17年度の利用者数より500人から350人程度の増加が見られております。
ただ、利用者数の変動がありますので、20年度は若干減少の傾向にあります。
以上でございます。
○議長(上田竹則君) 次、福祉事務所長。
○福祉事務所長(水野省三君) まず、第78号、湯島の里ですが、上限を1億263万6,000円としております。
次に、第79号、あけぼの荘ですが、9,982万3,000円を上限といたしております。これにつきましては、入所の定員が50人でございまして、1人当たり約200万円程度を見込んでおりまして、それが上限でございます。一応入所した数で決まってまいります。
それから、プチファームにつきましては、市の管理料及び利用者負担金で6,608万1,000円を見込んでおります。
以上であります。
○議長(上田竹則君) 次、81号。
商工観光課長。
○商工観光課長(菊池正康君) それでは、新川駐車場の上限額を申し上げます。1,279万9,000円、ただし21年と25年については大規模改修が市のほうで行いますので、その整備点検の委託料が不用になります。それで、21年と25年については1,209万9,000円でございます。
それと、駅前とあと3つの、立駐とかの3つの駐車場の上限でございますが、1,183万7,000円でございます。
以上です。
(大山政司君「一千……」と呼ぶ)
一千百……
(大山政司君「5年間で」と呼ぶ)
1年単位でございます。
○議長(上田竹則君) 水産港湾課長。
○水産港湾課長(大西 力君) 八幡浜市カルチャーアイランド21の委託料についてまず御説明申し上げます。
過去3カ年の委託料でございますが、1,414万7,000円でございます。今回上限として予定しておりますのは1,402万5,000円でございます。
入場者数及び売り上げにつきまして御説明申し上げます。
入場者数につきましては、開設時、平成11年度3万人近くの入場者がございましたが、その後激減しておりまして、平成17年度1万6,000人余りでございますが、その後下げどまりといいますか、各500人程度の減で、平成19年度実績で1万4,353名になっております。
総売上金につきましては、開設時5,800万円程度の総売り上げがございましたが、その後減少しておりまして、平成17年度では3,100万円程度でございましたが、19年度につきましても約2,900万円ということで、この売り上げにつきましても過去3カ年で下げどまりという傾向が見られております。
以上です。
○議長(上田竹則君) 大山政司君。
○大山政司君 ちゃんとしてくださいよ、もっと理事者の方は。政策推進課長、条例の8条にはどんなに書いてあるか御存じです、指定管理者制度の条例が平成17年にできとんですが、条例をお持ちですか。この8条には事業報告の提出というのがあります、義務づけられております、もう条例で。9条では、事業報告の聴取等は指定管理者に対し適切な管理監督を行い、公の施設の管理の適正を期するため、事業報告書の提出報告を行うこととなっています。報告書がちゃんと出ているならば、ここでどこの事業所については何名増になって、収入は幾ら上がってる、減のところは幾ら減になってるのがわかるはずなんです。報告書を本当に提出受けてるんですか、皆さん、各事業所から。ちゃんと条例にうたわれとる、8条、9条に。今報告した各課長、報告書を受け取っとるんですか、条例違反やろ、それは。
○議長(上田竹則君) 政策推進課長。
○政策推進課長(中榮忠敏君) 指定管理者の指定の手続に関する条例の第8条以降、事業報告の提出等の要件を定めておりまして、平成18年に導入した施設につきましては、各年度経過後、それぞれ事業所から所管課のほうに報告書の提出は受けております。
(大山政司君「だったら、すぐわかるでしょうが、増減が、利用者の」と呼ぶ)
一番最初は、大山議員の御質問にお答えしたのは、市としてその中身の吟味の仕方をこれまで100%完全なものにしておったかどうかというようなことがありますので、その辺のモニタリングの制度についていま一度確立をしたいという意味で私は申し上げて、今年度から各所管課のほうに細かい手続の取り決めをして取り組むようにいたしております。
ただ、19年度の当初からそういうふうな流れでできていなかったということにつきましては、統括する所管の課長としては皆さん方におわびをしたいということでございますが、条例で手続をされておる項目につきましては、各所管課のほうは間違いなしにそれをやっておりますので、それの熟度が足りないかどうかという判断をさせていただいた中でモニタリング制度を今回設けたということでございますので、御理解いただきたいと思います。
(大山政司君「質疑やから後でまた」と呼ぶ)
○議長(上田竹則君) 一応第76号から第83号まで大まかなあれを今ありましたが、一つ一つ区切ってまいりますので、よろしくお願いします。
大山政司君。
○大山政司君 区切るということですので、議案第76号について担当課長にお尋ねします。
スポセンは全面委託になるんですね、これで、水泳からすべて。そうすると、今市の職員がスポセンへ多分1名配置してるんじゃないでしょうか、市の職員を。その職員はもう引き揚げるんですか、それとも今後ともその市の職員をスポセンへ配置する御予定なんですか、お尋ねします。
○議長(上田竹則君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(谷口光一君) 今現在派遣しております市の職員については引き揚げます。
○議長(上田竹則君) ほかありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第77号 指定管理者の指定について、17ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第78号 指定管理者の指定について、19ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第79号 指定管理者の指定について、21ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第80号 指定管理者の指定について、23ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第81号 指定管理者の指定について、25ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第82号 指定管理者の指定について、27ページであります。
質疑はありませんか。
大山政司君。
○大山政司君 議案第82号の沖新田、駅前、中央、北浜駐車場でございますが、先ほど理事者のほうから今回の契約料について答弁がありました。間違っていたら訂正してほしいんですが、私の知るところによると、過去3年間で1,050万5,000円、今回先ほどで見ると1,168万円で、私の試算によると、1年間で117万5,000円ほど金額が大きくなっているように私は理解しているわけなんですが、この沖新田、駅前、中央、北浜駐車場、駐車スペースは過去3年間と台数等は変わっていないんですか、いるんですか。
○議長(上田竹則君) 商工観光課長。
○商工観光課長(菊池正康君) 駐車スペース自体は、沖新田が一部今振興ビジョンの関係で定期駐車場等が変わっております。台数が変わっております。
○議長(上田竹則君) 大山政司君。
○大山政司君 そんなに大きな変更はないと、こういうふうに思いますが、それにしても1年間で117万5,000円の支出が高くなるわけなんですが、これは台数がそんなに変わらないのに100万円も1年間に委託料が高くなるというのは、どうもこの指定管理者制度を導入した財源の節約からすればちょっと疑問を感じるわけなんですが、私の考えが間違ってるのか、合ってるかどうかも含めて御答弁をお願いします。
(「休憩」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 休憩いたします。
午前10時32分 休憩
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午前10時34分 再開
○議長(上田竹則君) 再開いたします。
商工観光課長。
○商工観光課長(菊池正康君) 先ほどの大山議員さんの前回が3年間で3,544万2,000円です。それで、先ほど言いました上限額はあくまでも上限額なので、それ以内で応募してくださいということでございますので、それが1年間1,183万7,000円でございます。
(「過去3カ年で、1年で何ぼになるの」と呼ぶ者あり)
過去3カ年で言いますと、平均が1,083万2,000円です。
(市長高橋英吾君「3年間で」と呼ぶ)
過去3年間で3,249万5,000円です。
(「休憩」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 休憩いたします。
午前10時35分 休憩
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午前10時36分 再開
○議長(上田竹則君) 再開いたします。
商工観光課長。
○商工観光課長(菊池正康君) 過去3年間の駅前と3駐車場の3年間の平均が1,083万2,000円です。それと、今度の5年間で1年ごとの上限額が1,183万7,000円です。これ上限額でございます。
○議長(上田竹則君) ええですか。
次、議案第83号 指定管理者の指定について、29ページであります。
質疑はありませんか。
住 和信君。
○住 和信君 このカルチャーアイランドの指定でございますが、今回も続けて宇和海文化都市開発株式会社に指定されるということでございますが、先日の全員協議会のときの説明で市長のほうがこの会社についてはなかなか受ける人がいないというような話で今回もこのように指定したということでございますが、先ほどから実績を聞いていますと、かなり3万人から1万6,000人ぐらいまで、昨年度は1万4,300人まで減ってると、それから売り上げまで2,900万円程度に下がっているというような話がございました。受ける方がいないということで指定されるということでございますが、募集をされたのかどうか。募集を計画されたのかどうか、受ける人がいないということで、もう募集については当たったのかどうか。
それと、もしこれを、例えばこれだけの経営の内容が悪い会社に3年間指定して実績が悪くなったんでしたら、やはり今回指定をするに当たって経営改善計画などを提出されて、今後やはり、例えば人をふやすとか、例えば売り上げをふやすとかというような経営改善計画がなされてこういう指定をされたのかどうか、この点についてお伺いをいたしたいと思います。
○議長(上田竹則君) 市長。
○市長(高橋英吾君) 一応担当者よりか社長のほうが答弁しやすいので、両方兼ねて。
これはいろいろ歴史がありまして、最終的に総務省からお金を借りて、補助金をもろうて、平成30年度までに返却しないといけないということで、1年間に今1億円ずつ返してるんです。そして、そのうちの2,000万円は自腹で、あと8,000万円は交付税で来ると、8,000万円来て2,000万円足して1億円返すと、そういう流れになっておるのと。
これ一応純粋な株式会社なんです。それで、一応株式会社の中でのいろいろな話とかそういうことがありまして、やっぱり株式会社をほかに移転さすのはまずいだろうと。そして、歴史的な理由がありまして、なかなかほかにしても難しいということで、今2万円か3万円の黒字を出しておるんですけど、要はこの1,414万円のいわゆる委託料的補助金ということは逃げることができないことで、古い議員さんらは全部この会社をつくってやろうということで、後引き続いて何とか頑張っておる歴史的経緯があるので、そう簡単にはその他に任すことができないということです。本当に黒字にするというて受けたとこがいいかげんにやられたらもっと大変なことになるという心配がありまして、一応平成30年まではうちがやらないといけないなというふうに考えております。
以上です。
○議長(上田竹則君) 住 和信君。
○住 和信君 今市長が言われた意味はよくわかるんですけど、ただやはりこれは八幡浜市の顔でございますので、ぜひとも利用者数をふやすとか、そして売り上げをふやすとかというような、例えば黒字になってるからいいというもんではなしに、やはり八幡浜市の一つの名所というか観光地になっておるわけなんで、やはり利用者を、例えば当初の3万から5万にふやすとか、そういう利用計画を、やっぱり経営計画を本当にしっかりと立ててやっていかなければ、ただあるから使う、利用者が減ってもいい、ただ黒字になるからいいというようなもんではなしに、しっかりとやはり経営改善を、経営計画を立てて、利用者をどんどんどんどんふやしていくという工夫をしなければ、例えば私も再々あのところへ行ってみますけど、ただ釣りの客が、例えば朝の8時から5時ぐらいまで魚釣りする場所として提供しても、魚釣りというのは朝方とか夕方が魚が食う時間でございますので、やっぱりそういうところの経営改善計画、全然経営感覚がないんではないかというような気がするんです。
例えばバイキング、ビアガーテンするからっていう、バイキングしても、飲み放題行っても、例えばビールはいいけど酒はだめとか、そういうふうな簡単なことでけられますので、ほしたら1回行っても2回は行かないというような感じになります。やっぱりそういうとこの経営の感覚が、やはり何か第三セクター的な、お役人仕事みたいな感じでやるわけですので、せっかくここへ、例えば管理指名をするんでしたら、もっともっと経営計画を立てて、やはり人が来てもらう、そしてもうかるというような感覚をもう少し持ってもらわなければした意味がなくなると思いますので、その点もう一回質問、答えをお願いいたしたいと思います。
○議長(上田竹則君) 市長。
○市長(高橋英吾君) 実は経営不振に陥って2人やめていただきました、支店長、それから漁協からの出向、それもうちから出してたんです。年間2人合わせて1,000万円以上の俸給があったんで、涙をのんで2人やめてもらって、今現在もってるわけです。
そして、経営ですけど、担当者も一生懸命やっておるんですけれど、日本的にハウステンボス、シーガイヤ、何とかワールド、いろいろあるんですけど、全部経営失敗してるんですよね、ああいう大手がやっても。まして、この特に不況のどん底ということで、できる限りやってるんですけど、とにかく昼間ぶらぶらしとる人が少ないと、うちは働いておるということで、土日に限るんですけれど、土日も風が吹きゃあ来ないし、そういう苦しいとこがあります。
担当者としてもハッパをかけておるんですけれど、なかなか難しいので、本当の主が、我々が考えられない、こういう点やったらええ、例えば今みたいに酒を出せということも一つの提案だと思いますが、苦しい状況なんで、それよりかは皆さん方が年に2回ずつぐらい仲間を連れてきていただきますとありがたいし、私は最低2回は私の仲間、大体20人から30人連れていっておりますが、行くと、あっ、これでわしらの金で黒字になったなと冗談も出るぐらいですけど、とにかくこれからもそういう点でおしかりを受けたということで担当者にハッパをかけて、もっと人がたくさん来るようなことを指導していきたいと思います。
以上です。
○議長(上田竹則君) 大山政司君。
○大山政司君 議案第83号の関係で兼業禁止の関係ですが、今回は市長が指定管理者に宇和海文化都市株式会社を指定して市長は社長になってるということですが、市会議員もいつ商工会議所の会頭になるやらわからないと。商工会議所の会頭になったら新川駐車場の指定管理者になるということになってるんですが、そうなると、管理者制度そのものの基本が民間へというのが基本ですので、揺らぐような感じがしていけないんですが、そこで条例には兼業禁止は書いていませんが、当時の説明では政治倫理条例がありますし、そこを活用してといいますか、準じてという答弁もありました。
最後に、この兼業禁止については規定で定めますというようなちゃんとしたお答えをいただいてるんですが、現在その規定なるものがあるのかどうか、あるとしたらどういう文言になっているのか、お伺いをいたします。
以上です。
○議長(上田竹則君) 休憩いたします。
午前10時46分 休憩
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午前11時06分 再開
○議長(上田竹則君) 再開いたします。
政策推進課長。
○政策推進課長(中榮忠敏君) 大山議員の御質問にお答えをいたします。
まず、規則で定める云々という、まずそのことからお答えをいたします。
条例を上程いたしました17年12月議会におきまして、宇都宮議員のほうから兼業禁止の観点についての御質問がありまして、当時の田中課長のほうが、条例にではなく規則で定める予定でありますというふうな御答弁を申し上げておりまして、その後規則のほうで、規則の第3条の第5号ではっきりそういうふうな規定をうたっております。
具体的な中身でございますが、議員等につきましては、請負等に関する行為はできないという自治法上の規定がございます、それが議員さんにつきましては第92条の2、市長につきましては142条で兼業の禁止がうたわれております。
ただ、今回このカルチャーの市長が会長となっておることについての抵触の関係でございますが、自治法上の142条において、今ほど言いましたように兼業禁止が規定はされておりますが、このカルチャー施設につきましては市が出資をしている法人で、政令で定める者は除くというふうな規定をされておりまして、この政令で定める者とは自治法の施行令第122条において2分の1以上を出資している法人とされておりまして、宇和海文化都市については51%の出資で2分の1を超えておりますので、問題はないという結論でございます。
○議長(上田竹則君) 大山政司君。
○大山政司君 ただいまの答弁で現状についてはわかりました。
そこで、きょうは指定管理者制度についてるる基本的な問題あるいは個々の問題について御質問をしましたが、いずれにしても制度の導入の基本は民間のすぐれた技術と経営手腕、それから住民サービスの向上、そして行財政コストの削減、この3つが大きな柱だとこういうふうに認識して私も質問したわけなんですが、いささか理事者の皆さんの把握というのが私は不十分なような感じがしております。
それで、今議会の議案を見ますと、この制度が3年と5年に分かれているわけなんですが、サブプライム問題じゃございませんが、今日の経済状況からすると5年というのは少し長いかなというような感がしてなりません。3年ぐらいが、評価にしても今後の課題にしても原点に戻って議論するのが筋かなというような感が私はしてなりませんが、これはあくまでも私の私見でございますので、述べさせていただきまして、質問を終わります。
以上です。
○議長(上田竹則君) 次、議案第84号 八幡浜市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の制定について、31ページから32ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第85号 八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について、33ページから34ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第86号 八幡浜市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について、35ページであります。
質疑はありませんか。
都築 旦君。
○都築 旦君 何点かお尋ねをしたいと思います。
これ八幡浜市の長期継続契約の締結ということに関してでございますが、この中でまず1点目は第2条の中で長期継続契約を締結することができる契約は次に掲げる者とするということで、1、2、3とあって、その中の2で計上できない役務の提供を受ける契約で複数年度にわたる契約を締結しなければ安定的な役務の提供の確保に支障を要すおそれがある者ということなんですが、これは具体的にはどういう事例を想定してその条例案として出てきてるのかという問題が1点と。
それと、長期の継続契約の締結ということは、これ自治法上でも234条の3項、長期継続契約という形で新たに条例を制定しなくてもできるんじゃないかと私は思うんです。この点についてはどういう形でこの整合性というのをどういうふうに考えておられるのかというのが2点目。
3点目として、私自身これ見たときに、長期継続契約を締結するという形のこの条例を制定することによって、従来からの債務負担行為との関係、この関係についてはどういうふうに整理をされるのか。
この3点についてお尋ねをしたいと思います。
○議長(上田竹則君) 監理開発課長。
○監理開発課長(山本数道君) ただいまの都築議員の御質問、3点ばかしございましたが、順を追って、現在私で答弁できる範囲でお答えいたします。
第2条の1、2、3とございまして、第2の経常的な役務の提供を受ける契約、どういうものがあるんかということでございますが、これ通常は1と3で普通条例つくるんですが、万が一出てきた場合に判断に苦しむ場合に該当するところがないということで2を加えたわけです。
内容的に申しますと、例えば建築保全関係、4月1日からやる必要があるもの、あるいは管理業務、環境センターの管理業務、一日も休むことができません、そういう業務については、従来は債務負担行為を0円で上げて、入札をして、実施していた状況でございます。それが、従来地方自治法の第234条の3に規定されているものは長期継続契約、つまり債務負担行為なく複数年度やれるものは決められてたわけなんです。電気とガス、水の供給もしくは電気通信役務の提供、つまり電話代ですね、または不動産を借りる契約、これだけに限定されてるわけなんです。だから、建築保全とか、建物の維持管理とか、そういうものについては地方自治法上規定がなかったんです。これが平成18年度の改定によりまして、その他の政令で定める契約というものが加えられまして、その内容と申しますのは条例を制定しなさいと、その中で定めれば、債務負担行為なくして契約締結ができますよと。
ただ、これ議案説明では申し上げなかったんですが、問題点とその解決策というのがございます。たとえ有利な条件となる契約であっても、議会承認を得ないまま契約を結ぶことは財政民主主義の観点から問題があるわけなんです。そのため、委任の中に必要な事項、つまり規則をつくるわけなんですが、そのため入札や契約は議会承認前に可能としますと、が議会で予算が否決または修正されれば、契約自体も破棄または変更する条項を契約書に盛り込むわけなんです。これは規則で定めます。その債務負担行為との関係というのは第2点目に、今申し上げましたように従来は地方自治法の234条の3に決められてました、債務負担行為はなくできる長期継続契約。あとはだめですよというのが従来の方法でしたので、0円で債務負担行為を計上しまして、ほんで契約だけして、入札して、予算が通って4月1日から業者が従来どおりやってたということでございます。
ですから、非常にどうしても4月1日からやる必要性、業務を停滞さすことのできない業務についてやれるようになったということでございます。
3点目の条例の制定することによって、それが債務負担行為ですかね。ほかに、一応全部それで答えとると思うんですが、もし何か疑問がございましたら、また。
以上でございます。
○議長(上田竹則君) 都築 旦君。
○都築 旦君 私が言いたかったのは、この長期継続契約の関係について、これ契約という問題は基本的にはやっぱり私は議会の承認というのが一番基本だと思うんです。これ条例化をするということを通じて、ある面で言うんなら議会の及ばぬ段階、知らない段階で、この種の問題が進んでいくような状況になるとまずいんじゃないかと。だから、そういう面から見ますと、私は債務負担行為っていう形になった場合には基本的には議会のこれ承認というのは必要になりますから、そういう面から見ますと、この条例化することを通じて契約の公正さとかその辺のところについて、多少なりとも後退があるような形だったらまずいんじゃないかと、そういう面から私は今言ったような形の質問をしたわけなんです。だから、その辺のところを先ほどちょっと、課長の答弁の中でも触れられておりましたので、この問題についてはこういう形で結構だと思っております。
○議長(上田竹則君) 次、議案第87号 八幡浜市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について、37ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第88号 八幡浜市立学校体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定について、39ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第89号 八幡浜市戸別合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、41ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第90号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について、43ページから44ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第91号 平成20年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)第1条のうち、まず歳出の第1款議会費及び第2款総務費、67ページから75ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、3款民生費及び4款衛生費、76ページから88ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費及び9款消防費、89ページから101ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、10款教育費等、102ページから116ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、第2条地方債の補正及び歳入の全部、53ページから66ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第92号 平成20年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、117ページから138ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第93号 平成20年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、139ページから150ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第94号 平成20年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第3号)、151ページから171ページまで。
質疑はありませんか。
遠藤素子君。
○遠藤素子君 157ページ、4目、1節の介護認定支援ソフト改修事業、この補助金ですが、介護認定はこういうようなコンピューターで質問を受けて、その結果とそれから医師の判定、そして家庭訪問をして実態を見て、いろいろな事情を加味して、それが変更されるというふうなことも、これまではあったのが、今度新しいソフトでは、コンピューターで決めたらそういう加味する部分がなかなか難しくなるんではないかという心配がなされているんですが、その点はいかがでしょうか。
○議長(上田竹則君) 保健センター所長。
○保健センター所長(松本常美君) この新しいソフトは、21年度より使われる予定になっておりますけれども、モデル事業として、10件先に実施をしてまいりました。調査項目は、削られるもの14項目、それから、さらに新たにつけ加えられるもの7項目で、合わせて74項目になるわけなんですけれども、実際に10件につきましては、特に介護度が下がるという状況はなかったようです。今までの介護調査のコンピューターの判断から、医師の診断書、それから調査員の特記事項など判例によりまして、変更について規範となる事例がありましたが、今回新しくなることで、その事例が少ないので、しにくくなるのではないかというふうには言われておりますけれども、実際にモデルケースについてはそのようなことはございませんでした。
○議長(上田竹則君) 次、議案第95号 平成20年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)、173ページから184ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第96号 平成20年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、185ページから196ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第97号 平成20年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、197ページから208ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第98号 平成20年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)、209ページから220ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第99号 平成20年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)、221ページから232ページまで。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 次、議案第100号 平成20年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第2号)、233ページから251ページまで。
質疑はありませんか。
都築 旦君。
○都築 旦君 総合病院の事業会計の補正予算に関連して何点かお尋ねをしたいと思います。
まず、1点目の問題ですが、議会の一般質問の中でもかなり改革プランを含めて、市立病院の現状に対しては危機感からいろんな意見が出たように思いますし、また市長のほうからも答弁があったわけなんですが、それ私自身正直なところ、改革プランを含めて、見た、それからお聞きしている過程の中で、経営の効率化の問題については余り細かな論議がされてなかったように思うんです。その点から見ますと、例えば今年度の平成20年度の事業会計の補正予算の中で病院事業収益ということで医業収益が3億1,632万2,000円という形で減額をされてるという点などを見ましたとき、ますますその医業収益の関係っていうのは、医師不足等から見てもかなりこれから先も想定もできるし、また拡大していく要素があるんじゃないかと思うんですが、その辺から見ますと、例えば市立病院の改革プランの概要の中で、経費の問題とあわせて医業収益との絡みでいったときに、この中で例えば経常収支比率の関係、職員給与費の比率の関係、これらの点について私はかなり現状よりも悪くなる可能性っていうのがあるし、厳しい状況になるんじゃないかと思うんですが、その点について、この効率化に向かう計画ということの中で、改革プランの中で、例えば人件費の適正化と、医業収益の約55から60%にその経費の削減についてを考えますと、材料費等の削減についても考えますという形で具体的に書かれてあるわけなんですが、この経費の効率化の問題、人件費の適正化の問題について、21年度から恐らく3年度間で対応するということのようですが、具体的に医業収入が、恐らく医師の定数の問題があるにしろ、現有数の問題から考えてかなり医業収入とは減ってくる要素が多いと思うんですが、これについて本当にこれ55から60%でその職員給与費の比率が抑えることができるのかどうか、この計画について、もし具体的にどういう形で対応するんだっていうことがあったら、お聞かせを願いたいというのが1点。
2点目は、医療圏の問題でございますが、医療圏の関係で、今八幡浜市の市立病院を中心とする医療圏っていうのは、恐らく八幡浜、伊方ということで約5万人ちょっとじゃないかと思うんです。本来的に言うんなら2次医療圏の関係で5万人の規模の中でその病床の関係、病床が果たして300というんで対応できるのかどうか、この辺のところも含めて私は病床の関係というのはもう少し削減していくような形で対応していかなければいけないんじゃないかと思いますが、この辺についてどういうふうにお考えになっているのか、お聞かせ願いたい。
3点目としては、一般会計からの繰り出し基準についてであります。
この問題についても、これが既に繰り出し基準というものが総務省の関係から出ておるんですが、これについて、私は満度にもし繰り出し基準を対応したときには、年間で大体どのくらいその繰り出しが可能なのか、この点について考えていかないと、何か私自身一般質問の中の市長の答弁を聞いてると、赤字になった場合には一般会計から対応するのはもういたし方ないんだというふうに聞こえたんです。そういう面から見ますと、自治体の財政そのものの関係で言いますと、従来は特別会計とか企業会計の問題、会計ごとの決算で対応しよったんですが、この間の自治法の改正によって連結といいますか、全体としての会計報告というふうな形になっていくような方向になったように聞いております。そういう面から見ますと、個別の企業体の経営が全体との関連にも出てくるという問題がありますので、その辺の点からもぜひ具体的にお聞かせを願いたいと思います。
次に、4点目としては、市立病院の建物の耐震性の問題でございます。
今議会の当初の1日目に市長の総括説明の中で小・中学校、学校施設の耐震化の問題が出たわけなんですが、私は病院の耐震化の問題っていうのは、小・中学校の建物と比較しても十分に早急に対応する必要があるんじゃないかと思うんですが、この辺についてはどのようにお考えになっているのか、お聞かせ願いたい。
それとあと、救急医療の問題についてでございますが、この点について改革プランの概要の中で公立病院として今後果たすべき役割ということの中で、救急医療体制の充実という形で記述がございます。私は、現在の救急医療体制というのは週に2日受け入れができませんよということ、これは医師不足から来るということで、ある面ではいたし方ないとは思うんですが、ただ救急の患者というのは曜日によってその救急の患者が出てくるわけではなくて、それこそ365日いついかなる状況にあっても私は救急医療体制というのはやっぱり何はさておいても最優先の課題としてあるんじゃないかと思うんです。そういう面で、この問題についての改善策はどのようになっておるのか。
以上、5点についてお聞かせを願ったらと思います。
○議長(上田竹則君) 病院事務局長。
○市立病院事務局長(田中正憲君) 都築議員の御質問に、5点についてお答えをいたします。
まず、いろいろ御心配していただいて感謝しております。
経営の効率化の具体策としましては、確かに平成19年2月に自主健全化計画を立てて、皆さんに説明し、発表しておるとこですが、その状態と今現況は全然違います。先般も申し上げましたように、それをベースとして見直しをしなきゃいけない。基本的にはドクターの数によって全然収支計画は変わってくるということでございます。
人件費の適正な数値、その当時55か60というのは、過去の例をとってこの程度になれば一番適正なもんではないかなということですが、それは医療収益が母体としてたくさんあると、分母が大きい場合はできます。今うちの場合は、都築議員がおっしゃられたとおり、医療収益がドクターの減少とともに減ってきた、分母が減ってきたから、当然分子がそれに比例して同じ率で下がればこのパーセントは達成するんですが、分子になる費用の分がなかなかそれが減っていない。これは主に人件費の問題でございまして、その点はどういうふうに可能性があるかというところは、正直これが抜本的な可能性であるというのは今のところ具体策は出ておりません。正直言って迷っているというか、3年後に経常収支をプラスに持っていけるかというのはなかなか今の見通しでは厳しいというふうにとらえております。
その改革プランでは、3年後にできない場合は、ある程度その目標設定をしながら、いつプラスになるかというのもしなければいけませんし、過去からも経費については先輩たちがかなり厳しい形でうちは削減をしているところでございます。最後残っているのは人件費ですが、これはいきなり人を減らすには看護基準が間に合わない、あるいは入れかえてというてもなかなか、マンパワーの事業所でございますので、そう簡単にはいかないということで、正直なところ頭の痛い問題だととらえております。
答弁になっておりませんが、具体策はこれだというのはまだ今のところ表明はできません。
2点目の医療圏5万人、八幡浜、西宇和、昔20年ほど前は10万人と言われてましたが、5万とはまだなっておりません、6万ちょっとあるんですけど、将来的にもだんだん減ってくるというのはもう数値的に予測はしております。312床のベッド数は、このままの推移でいくと少し大きいのではないかというのは考えておりますし、当然減少といいますか、より効率的な病院運営をするにはベッド数あるいは病棟の編成も含めて、もうそれも基本的には17診療を標榜しますけど、それに各診療科に、特に内科医の数によってここら辺の数値が変動する。ただし、この八幡浜・大洲圏域の災害拠点でもありますし、初期被爆の指定病院でもございますので、そこら辺の機能も兼ね備えた数値をどういうふうに持っていくかというところが、いろいろな案がございますが、一番御指摘をいただいた点も踏まえて十分に検討をしていきたいと思っております。
3点目のこれ一般会計からの繰り出し基準、これについては私のほうはもらうほうですので、またちょっとあれなんですけど、これは法律に定められておりますが、市の本体の一般会計も埋蔵金が出てくるわけじゃございませんし、いろんな形で、特にうちが一般会計から繰り出しをしていただいている経費等について中を、特に高度医療あるいは救急体制については、一般質問でもありましたけど、関係するいろんな団体等についていろんな負担をしていただくような考えも一策としてはあるんではないかなというふうに思っております。私の立場から、もらうほうからどんだけもろたらええというのはちょっとなかなか立場上できませんので、そういう考えで、その繰り出しについての金利、医療圏域の中で関係、特に救急関係に関係する分については適正というか応分な支援もしていただきたいなというふうには思っております。
4点目の耐震ですが、確かに耐震についてはいろいろ、きのうも実は日曜日に昼からみんなが出て災害訓練しました。これ冗談の話ですけど、災害訓練して本体がなくなった場合にはどうしようかとか、これ雑談の話でこの席で言うのも不適切と思いますが、ただ耐震すると即直ちに投資しなけりゃいけない。御存じのとおり、平成15年9月に皆さんからの要望の中で新たな建てかえという形は計画しておりましたが、いろんな諸般の事情で今は延び延びになっております。市議会協議会でもお示ししましたように、今年度においてある程度の基本計画を立て、これはいろんな事業の絡みで報告しなければいけないという形ですが、やはり早く公立のいい病院あるいは安心・安全の確保のできる、ソフトもそうですが、ハードについても整備していかなければいけないというふうに思っております。
次の救急ですが、大変住民の皆さんには水曜日、土曜日のお休みさせていただいて申しわけございません。議員さんおっしゃられるように病気は水曜日、土曜日休みですよというわけにいきません、いつ発症するかわからないという形で、いろんな公民館等での説明会でも皆さんの要望はやはりこの市立病院に期待するのは、いざというときにやっぱり命をすぐ助けてもらうという、そういう指命を帯びた病院にぜひ回復してほしいというのが切なる要望であったと思います。
これにも基本的にはドクターの確保が必要でございまして、御存じのとおり、来年には研修医2名が2年間の研修を経てうちのほうからいなくなり、また内科医の1名の先生も来年度市内に開業という情報があります。減ってくるドクターの確保に合わせた救急をもとのままに戻すには今のとこちょっと無理だと。ただ、住民の皆さん方の切なる希望というのは、本当の希望というのはもう十分院長初めわかっております。だから、やはり断腸の思いで、永続した病院の運営をしていかなければいけないという形でやむなく水曜日、土曜日という形は今は休止させていただいておりますので、それが回復できるように、職員一同一丸となって頑張りますので、ひとつ御理解のほどよろしくお願いします。
○議長(上田竹則君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております26件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
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○議長(上田竹則君) 日程第4 議案第101号 八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
市民課長。
○市民課長(柏木幸雄君) お手元に配付をいたしております追加議案でございます。
議案第101号 八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。
今回の改正は、産科医が安心して働くことができ、産科医の深刻な不足を解消するため、分娩に係る無過失補償制度が求められておりまして、産科医療補償制度が創設されることとなりました。これを受けまして、健康保険法施行令の改正が行われ、平成21年1月1日施行となることから、当条例の一部を改正するものでございます。
具体的には、第5条第1項におきまして、被保険者が出産したときは出産育児一時金として現在35万円を支給をいたしておりますと規定をしておりますが、今回の創設の産科医療補償制度に加入された医療機関等で分娩した場合に、保険料相当額3万円を上限として加算措置するものでございます。
なお、附則において、この条例は平成21年1月1日から施行し、2項において経過措置を規定をいたしております。
以上でございます。
○議長(上田竹則君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第101号につきましては、総務委員会に付託いたします。
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○議長(上田竹則君) 日程第5 請願第10号 最低保障年金制度の創設を政府に求める意見書採択の請願書を議題といたします。
紹介議員の説明を求めます。
遠藤素子君。
〔遠藤素子君登壇〕
○遠藤素子君 全日本年金者組合から出ております請願について説明をさせていただきます。
実はこの説明に入ります前に、きのうもある70代の自営業をされていた、今はやめておられますが、その方からお話を伺いました。年金が掛金が月300円のときにずっと掛けていた。ところが、約10年近い分がすっかり消えていることが最近わかった。しかし、証明するものは何もない。当時集めにきていた人ももう既に亡くなっておられるということで、年金額がもうすごく下がっているというふうなことを言われました。
それからまた、この制度は最低保障年金、これが幾らになるのかわかりませんが、それはすべての国民に保障されますが、その上に掛金に応じて上乗せをするというものでありまして、前回全協でこれをすれば掛金を掛ける人がなくなるんじゃないかというふうなことがありましたが、そこはかえって今まで将来がもらえないから掛けないと言っている人たちをやっぱり引き戻してくる、そういう制度だと思います。
それでは、読み上げまして、説明にかえさせていただきます。
請願第10号 最低保障年金制度の創設を政府に求める意見書採択の請願書。
請願の趣旨。
高齢化や格差と貧困が増大する中で、高齢期の暮らしを保障する年金制度の改善を求める声が高まっています。
政府の経済財政諮問会議でも、民間議員から提言が出され、全国政令都市市長会、全国市長会も相次いで政府に最低保障年金制度創設を求める要望書を提出しています。また、朝日、読売、毎日、日経など報道各社からも最低保障年金制度創設の提言が出されています。それぞれの要望や提言には内容で多少の違いはありますが、制度の枠組みとして全額国庫負担による最低保障年金創設要求では一致しています。
こうした動きは、老後の最低生活を保障する制度として最低保障年金制度創設が切実かつ緊急の課題であり、圧倒的国民世論になっていることを示しています。
貴議会におかれましては、こうした情勢、高齢者の切実な生活実態と要望を御賢察いただき、最低保障年金制度創設を国に求める意見書を採択、内閣総理大臣あて提出していただくよう請願いたします。
ということで、請願事項、全額国庫負担の最低保障年金制度を創設することを国に求める意見書の採択となっています。
御理解の上、ぜひ採択していただきますよう説明にかえさせていただきます。
○議長(上田竹則君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております請願第10号については総務委員会に付託いたします。
なお、請願第10号の付託は、先ほどの議案付託表の総務委員会関係部分の末尾に掲載をしております。
————————————————————————————————————————
○議長(上田竹則君) 日程第6 請願第11号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願を議題といたします。
紹介議員の説明を求めます。
遠藤素子君。
〔遠藤素子君登壇〕
○遠藤素子君 請願団体が国民の食糧と健康を守る運動愛媛連絡会です。朗読によって説明にかえさせていただきます。
請願第11号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願。
請願の趣旨。
米穀加工販売会社三笠フーズに端を発したいわゆる汚染米の食用への転用事件は、食の安全・安心を脅かす許されない事件です。その影響は各地の学校給食や病院、福祉施設まで及び、とどまるところを知りません。この事件は、もうけのためなら国民の命も健康も顧みない一部企業の反社会的な行為が直接の原因ですが、何度も内部告発を受けながらこれを見過ごしてきた政府、農林水産省の責任も重大です。
この事件の背景に、国民に需要のないミニマムアクセス米(MA米)を年間77万トンも輸入は義務だとして輸入し続けてきたことがあります。そのため、食品の輸入検査で問題があれば、輸出国に戻すか廃棄処分にすべきところを非食用に切りかえてでも輸入実績を積み上げてきたのです。しかも、政府は規制緩和の一環として米流通を原則自由化してきました。このことも今回の事件を引き起こし、かつ全容解明を困難にしている理由です。
これ以上日本が不必要なMA米の輸入を継続することは、国際的な穀物価格の高騰に加担し、途上国の食糧を奪うことになります。国内では生産過剰が米価下落の原因であるとして生産調整が拡大強化されていることからしても、MA米の輸入は許されるものではありません。政府は、輸入があたかもWTO農業協定上の義務であるかのように言いますが、本来輸入は義務ではなく、輸入機会の提供にすぎません(99年11月の政府答弁)。
よって、食の安全・安心の確保と世界の食料危機解決、国内農業を守るため、次の事項を実現する意見書を政府関係機関に提出するよう請願します。
請願事項。
ミニマムアクセス米の輸入を停止すること。
以上ですが、よろしくお願いいたします。
○議長(上田竹則君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております請願第11号については産業建設委員会に付託いたします。
なお、請願第11号の付託は、先ほどの議案付託表の産業建設委員会関係部分の末尾に掲載をしております。
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○議長(上田竹則君) 日程第7 議員提出議案第7号 議員定数問題特別委員会の設置についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
武田成幸君。
〔武田成幸君登壇〕
○武田成幸君 議員提出議案第7号 議員定数問題特別委員会の設置について。
議案を朗読いたしまして提案の説明にかえたいと思います。
議員提出議案第7号 議員定数問題特別委員会の設置について。
八幡浜市議会委員会条例第6条の規定により、次のとおり特別委員会を設置する。
記。
名称でございますが、議員定数問題特別委員会。
定数は22名、これは議長を除く全員ということになると思います。
付議事件でございますが、適正な議員定数の調査研究についてでございます。
それから、設置の期間でございますが、設置の日から調査終了の日まで、なお閉会中も調査及び研究を行うというものでございます。
平成20年12月8日。
提出者は議案に記載のとおりでございます。
よろしくお願いをいたします。
○議長(上田竹則君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第7号は、委員付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第7号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(上田竹則君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議員提出議案第7号は原案のとおり可決されました。
ただいま設置されました議員定数問題特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く全議員といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議長を除く全議員を議員提出問題特別委員会の委員に選任することに決しました。
この後休憩いたしまして、ただいま設置いたしました議員定数問題特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行います。直ちに全員協議会室へ御参集ください。
休憩いたします。
午前11時55分 休憩
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午後 零時27分 再開
○議長(上田竹則君) 再開いたします。
ただいま開催されました議員定数問題特別委員会での互選の結果、委員長山本儀夫君、副委員長上脇和代君が当選され就任されましたので、報告をいたします。
お諮りいたします。
議事の都合により、明9日から16日までの8日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君) 御異議なしと認めます。よって、明9日から16日までの8日間は休会することに決しました。
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○議長(上田竹則君) これにて本日の会議を閉じます。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
明9日から16日までの8日間は休会であります。この休会中に各常任委員会を開き、先ほど付託いたしました案件の審査を行うことになっております。
各常任委員会の開催日時と場所をお知らせいたします。
総務委員会は9日午前10時から第1委員会室、民生文教委員会は9日午前10時から第2委員会室、産業建設委員会は9日午前10時から第3委員会室。
17日は午前10時から会議を開き、委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決等を行うことになっております。
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○議長(上田竹則君) 本日はこれにて散会いたします。
午後 零時29分 散会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
八幡浜市議会 議長 上 田 竹 則
議員 遠 藤 素 子
議員 松 本 昭 子