平成20年八幡浜市議会9月定例会会議録第1号

公開日 2014年09月18日

議事日程 第1号
平成20年9月8日(月) 午前10時開議
第1
  会議録署名議員の指名
第2
  会期の決定
第3
  報告第1号 専決処分の報告について
         (八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について)
  報告第2号 専決処分の報告について
         (八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
  報告第3号 専決処分の報告について
         (平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(第8号))
  報告第4号 専決処分の報告について
         (八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)
  報告第5号 専決処分の報告について
         (八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)
  報告第6号 専決処分の報告について
         (八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)
  報告第7号 専決処分の報告について
         (市道舟木谷両家線事故の相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
  報告第8号 専決処分の報告について
         (人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて)
  報告第9号 専決処分の報告について
         (固定資産評価審査委員会委員の選任について)
  報告第10号 専決処分の報告について
         (固定資産評価審査委員会委員の選任について)
  報告第11号 専決処分の報告について
         (固定資産評価審査委員会委員の選任について)
  報告第12号 専決処分の報告について
         (教育委員会委員の任命について)
  報告第13号 専決処分の報告について
         (「八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(合流改善)工事委託に関する協定について」の議決変更について)
  報告第14号 専決処分の報告について
         (新たに生じた土地の確認について)
  報告第15号 専決処分の報告について
         (字の区域の変更について)
  報告第16号 専決処分の報告について
         (八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合規約の変更について)
  報告第17号 専決処分の報告について
         (八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)
  報告第18号 専決処分の報告について
         (八幡浜市及び保内町の廃置分合に伴う八幡浜市国民健康保険税条例の適用の経過措置に関する条例を廃止する条例の制定について)
  報告第19号 専決処分の報告について
         (平成20年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号))
  報告第20号 専決処分の報告について
         (平成20年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号))
  報告第21号 専決処分の報告について
         (平成20年度八幡浜市日土財産区特別会計補正予算(第1号))
  報告第22号 専決処分の報告について
         (北浜野積場における自動車破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
  報告第23号 専決処分の報告について
         (八幡浜市中小企業振興資金融資条例の一部を改正する条例の制定について)
  報告第24号 専決処分の報告について
         (八幡浜市議会議員の議員報酬等に関する条例の制定について)
  報告第25号 専決処分の報告について
         (八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例及び八幡浜市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について)
  報告第26号 八幡浜市土地開発公社の経営状況について
  報告第27号 宇和海文化都市開発株式会社の経営状況について
  報告第28号 平成19年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書
  報告第29号 平成19年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書
  報告第30号 平成19年度八幡浜市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
  認定第 1号 平成19年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
  認定第 2号 平成19年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について
  認定第 3号 平成19年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について
  諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
  議案第58号 日土小学校改築改修(中・東校舎)建築主体工事請負契約の締結について
  議案第59号 (仮称)八幡浜市新火葬場建築工事請負契約の締結について
  議案第60号 (仮称)八幡浜市新火葬場電気設備工事請負契約の締結について
  議案第61号 (仮称)八幡浜市新火葬場火葬炉設備工事請負契約の締結について
  議案第62号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(合流改善)工事委託に関する協定について
  議案第63号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(改築)工事委託に関する協定について
  議案第64号 八幡浜市公益法人等への職員の派遣等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
  議案第65号 八幡浜市民スポーツセンター条例の制定について
  議案第66号 八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定について
  議案第67号 平成20年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)
  議案第68号 平成20年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
  議案第69号 平成20年度八幡浜市老人保健特別会計補正予算(第1号)
  議案第70号 平成20年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第2号)
  議案第71号 平成20年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
  議案第72号 平成20年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
  議案第73号 平成20年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)
  議案第74号 平成20年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)
  議案第75号 愛媛地方税滞納整理機構規約の変更について
        (提案者の説明)
第4
  議員提出議案第2号 住民の暮らしを守るため、地方財政の強化・拡充を求める意見書の提出について
            (提案者の説明、質疑、討論、採決)
—————————————————————————————————————————
本日の会議に付した事件
日程第1
  会議録署名議員の指名
日程第2
  会期の決定
日程追加
  副議長の辞職について
日程追加
  副議長の選挙
日程追加
  議長の辞職について
日程追加
  議長の選挙
日程第3
  報告第1号~報告第30号、認定第1号~認定第3号、諮問第2号、議案第58号~議案第7
5号
日程追加
  議会運営委員会委員の補充選任
日程追加
  南予水道企業団議会議員の補欠選挙
—————————————————————————————————————————
出席議員(23名)     
1番  新 宮 康 史 君
  2番  上 田 浩 志 君
  3番  大 城 一 郎 君
  4番  井 上 和 浩 君
 5番  上 脇 和 代 君
  6番  魚 崎 清 則 君
  7番  山 中 隆 徳 君
  8番  二 宮 雅 男 君
  9番  遠 藤 素 子 君
 10番  武 田 成 幸 君
 11番  清 水 正 治 君
 12番  宇都宮 富 夫 君
 13番  兵 頭 孝 健 君
 14番  上 田 竹 則 君
 15番  松 本 昭 子 君
 16番  都 築   旦 君
 17番  住   和 信 君
 18番  中 岡 庸 治 君
 19番  宮 本 明 裕 君
 20番  大 山 政 司 君
 21番  萩 森 良 房 君
 22番  舛 田 尚 鶴 君
 23番  山 本 儀 夫 君
—————————————————————
欠席議員(なし)
—————————————————————
説明のため出席した者の職氏名
 市長        高 橋 英 吾 君
 副市長       谷 口 治 正 君
 収入役       長 島   峻 君
 政策推進課長    中 榮 忠 敏 君
 危機管理室長    尾 﨑 政 利 君
 総務課長      山 本 一 夫 君
 財政課長      國 本   進 君
 税務課長      市 川 芳 和 君
 市民課長      柏 木 幸 雄 君
 生活環境課長    大 森 幸 二 君
 福祉事務所長    水 野 省 三 君
 保健センター所長  松 本 常 美 君
 人権啓発課長    田 中 良 三 君
 水産港湾課長    大 西   力 君
 建設課長      菊 池 賢 造 君
 監理開発課長    山 本 数 道 君
 農林課長      二 宮 嘉 彦 君
 商工観光課長    菊 池 正 康 君
 下水道課長     石 田   修 君
 保内庁舎管理課長  竹 内   茂 君
 水道課長      永 井 俊 明 君
 市立病院事務局長  田 中 正 憲 君
 会計課長      清 水 義 明 君
 教育委員会委員長  松 浦 直 児 君
 教育長       井 上 傳一郎 君
 学校教育課長    三 堂 嗣 夫 君
 生涯学習課長    谷 口 光 一 君
 文化振興課長    松 本 俊 一 君
 代表監査委員    久保田 哲 弘 君
 監査事務局長    松 本   強 君
 農業委員会事務局長 山 下   裕 君
                      —————————————————————————————————————————
会議に出席した議会事務局職員
事務局長       菊 池 敏 和 君
 事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君
 調査係長       田 本 憲一郎 君
 書記         脇 野 和 仁 君
                        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                                               午前10時00分 開会
○議長(宮本明裕君)  去る6月29日付で新教育委員長が就任をしておりますので、この際、新教育委員長の自己紹介をいたします。
                                             (新教育委員長の自己紹介)
○議長(宮本明裕君)  以上で新教育委員長の自己紹介を終わります。
                        ————————————————————————————————————————
○議長(宮本明裕君)  ただいまより平成20年第4回八幡浜市議会定例会を開会いたします。
 市長から今議会招集のあいさつがあります。
 市長。
                                              〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君)  開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
 本日、平成20年第4回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙の中御参集を賜り、厚くお礼を申し上げたいと思います。
 さて、朝夕は涼しさを感じられるようになってまいりましたが、八幡浜市ではこの夏例年より梅雨明けが早く、連日猛暑が続きました。このため、渇水により基幹産業であるかんきつ栽培への影響が懸念されましたが、幸い大きな被害はなく、一安心しているところでございます。
 しかしながら、全国的には記録的な豪雨が一定地域に集中して発生し、特に都市部では甚大な被害が出ております。本格的な台風シーズンを迎えるに当たり、本市においても啓発活動や訓練を通して危機管理意識をさらに高め、災害への対策強化に努めてまいりたいと考えております。
 それでは、定例会について申し上げます。
 今定例会におきましては、報告30件、認定3件、諮問1件、条例案3件、予算案8件、その他6件にその他の案件1件を追加させていただき、合わせて52件の御審議をいただくものでございます。
 諸議案の内容等につきましては後ほど御説明させていただきたいと存じますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。
 なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、生活排水基本計画の見直しについてほか6件について御説明申し上げ、議員各位の御理解を賜りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上、申し述べまして、招集のごあいさつといたします。
○議長(宮本明裕君)  議長において、この際、諸般の報告を行います。
 6月臨時会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付してある報告書をもってこれにかえます。
————————————————————————————————————————
○議長(宮本明裕君)  これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
————————————————————————————————————————
○議長(宮本明裕君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、議長において2番 上田浩志君、20番 大山政司君を指名いたします。
————————————————————————————————————————
○議長(宮本明裕君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から9月25日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                                                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定をいたしました。
 休憩いたします。
                                          午前10時05分 休憩
————————————————————————————————————————
                                          午前10時05分 再開
○議長(宮本明裕君)  再開いたします。
 この際、御報告いたします。
 副議長二宮雅男君から副議長の辞職願が提出されております。
 お諮りいたします。
 この際、副議長の辞職についての件を日程に追加し、議題にすることに御異議ありませんか。
                                          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の辞職についての件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
————————————————————————————————————————
○議長(宮本明裕君)  まず、副議長辞職願を朗読いたします。
○議会事務局長(菊池敏和君)  八幡浜市議会議長殿。
 私、このたび一身上の都合により副議長の職を辞したいので、よろしくお願いいたします。
 平成20年9月8日。八幡浜市議会副議長二宮雅男。
○議長(宮本明裕君)  お諮りいたします。
 二宮雅男君の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
                                              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、二宮雅男君の副議長の辞職を許可することに決しました。
 二宮雅男君の入場を許します。
                                                〔二宮雅男君入席〕
○議長(宮本明裕君)  二宮雅男君から副議長辞職のごあいさつがあります。
                                                〔二宮雅男君登壇〕
○二宮雅男君  私大変微力でございましたが、皆様方の御協力をいただきまして、3年間副議長の職を務めさせていただきました。私なりに努力してきたつもりでございますが、さきの6月議会におきましては、議会が流会というような歴史に残るようなことになりましたことにつきましては大変遺憾に思っております。そのことにつきましての責任は私にも一端があるのかなと思っておりますし、こういう厳しい時代の中での議会の流会は非常に私の心の中に深く傷つきましたし、残っております。きょう、そういったことでございますが、3年間務めさせていただきましたことに対しまして、また皆さん方の御協力をいただきましたこと、厚くお礼を申し上げまして、あいさつとさせていただきます。お世話になりました。
                                                   (拍 手)
○議長(宮本明裕君)  ただいま副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。
 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
                                               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。
————————————————————————————————————————
○議長(宮本明裕君)  選挙は投票により行います。
                                            (「休憩願います」と呼ぶ者あり)
 休憩いたします。
                                               午前10時09分 休憩
————————————————————————————————————————
                                               午前10時17分 再開
○議長(宮本明裕君)  再開いたします。
 議場の閉鎖を命じます。
                                                  (議場閉鎖)
○議長(宮本明裕君)  ただいまの出席議員数は23人であります。
 投票用紙を配付いたします。
                                                 (投票用紙配付)
○議長(宮本明裕君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。
                                                (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君)  配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
                                                   (投票箱点検)
○議長(宮本明裕君)  異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
 点呼を命じます。
○議会事務局次長兼議事係長(菊池和弥君)
                                                    (点呼・投票)
○議長(宮本明裕君)  投票漏れはありませんか。
                                                 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本明裕君)  投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
                                                     (議場開鎖)
○議長(宮本明裕君)  開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に山中隆徳君、遠藤素子君を指名いたします。よって、両君の立ち会いを願います。
                                                      (開  票)
○議長(宮本明裕君)  選挙の結果を報告いたします。
 投票総数 23票
 これは先ほどの出席議員数に符合をしております。
 そのうち
 有効投票 20票
 無効投票 3票
 有効投票中
  大城一郎君 9票
  山中隆徳君 7票
  大山政司君 2票
  松本昭子君 1票
  遠藤素子君 1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は5票であります。よって、大城君が副議長に当選をされました。
 ただいま副議長に当選されました大城一郎君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。
 副議長のごあいさつがあります。
                                            〔副議長 大城一郎君登壇〕
○副議長(大城一郎君)  ただいま副議長に選任されました大城一郎でございます。八幡浜市の八幡浜市議会、歴史ある八幡浜市議会の重席副議長、大変光栄に思うと同時に今身にしみて事の重大性を十分に自覚しております。私も平成15年にこの八幡浜市議会に参加することを得まして、それ以来、元気、勇気、根気のスローガンのもと、一生懸命に政治活動をしてきたつもりでございます。これからも現在八幡浜市に山積する諸問題、二元代表制の一翼として、その一翼を担う市議会として八幡浜市議会、立派な市議会を構築していくよう全力投球で事に臨んでいきたいと思う所存でございます。今後とも皆様の御指導、御鞭撻をいただきますようよろしくお願いいたしまして、私のあいさつといたします。
                                                   (拍 手)
○議長(宮本明裕君)  暫時休憩をいたします。
                                               午前10時32分 休憩
————————————————————————————————————————
                                               午前10時40分 再開
○副議長(大城一郎君)  再開いたします。
 この際、御報告いたします。
 議長宮本明裕君から議長の辞職願が提出されております。
 お諮りいたします。
 この際、議長の辞職についての件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
                                              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(大城一郎君)  御異議なしと認めます。よって、この際、議長の辞職についての件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
————————————————————————————————————————
○副議長(大城一郎君)  まず、議長辞職願を朗読いたさせます。
○議会事務局長(菊池敏和君)  八幡浜市議会副議長殿。辞職願。
 今般、一身上の都合により議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
 平成20年9月8日。八幡浜市議会議長宮本明裕。
 以上であります。
○副議長(大城一郎君)  お諮りいたします。
 宮本明裕君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
                                          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(大城一郎君)  御異議なしと認めます。よって、宮本明裕君の議長の辞職を許可することに決しました。
 宮本明裕君の入場を許します。
                                             〔宮本明裕君入席〕
○副議長(大城一郎君)  宮本明裕君から議長辞職のごあいさつがあります。
                                             〔宮本明裕君登壇〕
○宮本明裕君  一身上の都合により辞職をいたします。3年間、議員各位の皆様方の御指導、御鞭撻をいただき、まことにありがとうございました。新議長のもとに、港湾振興ビジョン、また市立病院の医師不足など市政を取り巻く政治課題は山積をしております。市民のために一致団結をして取り組んでいただきたいと思います。3年間の御指導、御鞭撻まことにありがとうございました。簡単ではございますが、私のあいさつにかえさせていただきます。
                                                 (拍 手)
○副議長(大城一郎君)  ただいま議長が欠員となりました。
 お諮りします。
 この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
                                                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(大城一郎君)  御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。
————————————————————————————————————————
○副議長(大城一郎君)  選挙は投票により行います。
 議場の閉鎖を命じます。
                                                 (議場閉鎖)
○副議長(大城一郎君)  ただいまの出席議員数は23人であります。
 投票用紙を配付いたさせます。
                                                (投票用紙配付)
○副議長(大城一郎君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。
                                               (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(大城一郎君)  配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
                                                 (投票箱点検)
○副議長(大城一郎君)  異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
 点呼を命じます。
○議会事務局次長兼議事係長(菊池和弥君)
                                                  (点呼・投票)
○副議長(大城一郎君)  投票漏れはありませんか。
                                               (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(大城一郎君)  投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
                                                   (議場開鎖)
○副議長(大城一郎君)  開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に武田成幸君、清水正治君を指名いたします。よって、両君の立ち会いを願います。
                                                    (開  票)
○副議長(大城一郎君)  選挙の結果を報告いたします。
 投票総数 23票
 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち
 有効投票 20票
 無効投票 3票
 有効投票中
  上田竹則君 11票
  都築 旦君 8票
  遠藤素子君 1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は5票であります。よって、上田竹則君が議長に当選されました。
 ただいま議長に当選されました上田竹則君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。
 新議長のごあいさつがあります。
                                               〔議長 上田竹則君登壇〕
○議長(上田竹則君)  ただいまの議長選挙におきまして、議員皆様方の御支持を得まして、名誉ある新八幡浜市第3代市議会議長として当選をさせていただきました。心から感謝を申し上げます。
 今、我々がしなくてはいけないこと、諸問題が山積しております。市民不在の市議会と言われないよう、市民の負託にきちっとおこたえを出していかなければなりません。そのためには、先輩議員、また同僚議員様のお力添えをいただき、浅学非才でありますが、議長としての任務を全うしていかなければならないと思っております。議会の正常化と円滑な風通しのよい議会運営を遂行していくためには、また明るい豊かな市に発展させていくためには議員各位の御支持と御協力が不可欠でございます。来年度は改選の年でありますので、残すところ1年足らずの任期ではありますが、新副議長とともに全力投球で頑張っていきますので、皆様方の御支援、御協力を賜りますよう心よりお願いを申し上げまして、お礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。
                                                     (拍 手)
○副議長(大城一郎君)  以上をもちまして私の職務は終わりました。皆様方の御協力に感謝いたします。
 新議長と交代いたします。
                                              〔議長 上田竹則君議長席に着く〕
○議長(上田竹則君)  市長から祝辞があります。
 高橋市長。
                                                 〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君)  ただいま正副議長が決定をいたしました。私から一言お祝いを申し上げたいと思います。
 選挙の結果、八幡浜市の第3代議長には上田竹則議員が当選されました。また、第3代副議長には大城一郎議員が当選をされました。市民を代表いたしまして心からお喜び申し上げたいと思います。
 御承知のとおり、今八幡浜市は厳しい財政状況の中、細心の注意を払いながら各種重要施策に取り組んでおりますが、国政が大変不安定な状況にあることから、市政推進にはこれまで以上に先見性と的確性が求められており、市議会に対する市民の期待は並々ならぬものがあると思います。正副議長さんにおかれましては、これから大変御苦労な取りまとめをお願いするわけでございますが、どうか市政発展のため御尽力いただきますよう心からお願い申し上げまして、お祝いの言葉といたします。
○議長(上田竹則君)  休憩いたします。
                                                午前11時00分 休憩
————————————————————————————————————————
                                                午前11時20分 再開
○議長(上田竹則君)  再開いたします。
————————————————————————————————————————
○議長(上田竹則君)  日程第3 報告第1号 専決処分の報告について(八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について)ないし報告第30号 平成19年度八幡浜市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について、認定第1号 平成19年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてないし認定第3号 平成19年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第58号 日土小学校改築改修(中・東校舎)建築主体工事請負契約の締結についてないし議案第75号 愛媛地方税滞納整理機構規約の変更について、以上52件を一括議題といたします。
 初めに、市長より総括説明を願います。
 市長。
                                                  〔市長 高橋英吾君登壇〕
○市長(高橋英吾君)  本日ここに第4回市議会定例会を招集いたしまして、補正予算案を初め、当面する市政の重要案件の御審議をいただくわけでございます。
 各案件にわたります詳細な説明は、審議の過程で副市長並びに各課長から申し上げることといたしまして、私は概要を申し上げ、議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 最初に、政府・与党は、8月29日、原油高などに対応する総合経済対策を決定をいたしました。それによると、中小企業の資金繰り支援を柱とし、農業の強化、学校耐震化などを含む事業規模は総額11兆7,000億円、これに加え、家計への緊急支援として単年度限りの所得住民税の特別減税を実施することを明記し、臨時国会での成立が期待されていたところであります。
 ところが、9月1日の福田首相の突然の退陣表明により早期の衆議院解散総選挙を求める声が強まるなど、政治空白による経済不況の拡大が懸念されるところであります。
 次に、総務省が8月に公表した平成20年度普通交付税大綱では、総額14兆4,816億円で、前年度比1,913億円、1.3%の増となり、交付税の不足分を穴埋めする臨時財政対策債の発行可能額を加えた実質の交付税総額は16兆7,711億円で、前年度比3,885億円、2.4%の増となっております。
 当市の普通交付税額は63億6,118万7,000円で、前年度比2億5,686万6,000円、4.2%の増、臨時財政対策債発行可能額を加えると67億7,208万7,000円で、前年度比2億2,906万6,000円、3.5%の増であります。
 今年度の交付税算定は、財政状況が厳しい過疎の自治体などへ重点配分する地方再生対策費の新設により、交付税総額は3年ぶりに増加しております。しかし、総務省が公表した来年度の地方財政収支の仮試算と地方債計画案では、交付税に地方税など加えた一般財源総額は今年度比0.6%減の59兆5,000億円、このうち地方自治体に配分される交付税額は、政府の骨太の方針2006に沿って歳出を引き続き抑制したほか、交付税原資となる国税の減額精算分の増加などの影響で、今年度に比べ6,000億円、3.9%減としており、最終的に交付税が減れば、自治体の間の財政力格差がさらに広がるおそれがあります。当市のように財政力の弱い団体にとって交付税は基幹的収入であることから、その増減は財政運営に多大の影響を及ぼすものであります。今後も国の動きを注視するとともに、あらゆる機会を通じ交付税総額の安定的確保が図られるよう強く求めてまいりたいと思っております。
 それでは、今回の補正予算の主なものについて、順次御説明いたします。
 最初に、地場産業の振興と町の活性化対策であります。
 まず、港湾・漁港振興ビジョン関連では、県営八幡浜漁港広域漁港整備事業負担金の予算措置を講じております。八幡浜港振興ビジョンにおける港湾・漁港関連事業は、埋立工事も順調に進んでおります。八幡浜港振興ビジョン整備実行委員会においては、フェリーターミナル関連施設のより現実的な事業の推進に向けた検討をいただいているところであります。
 また、全国トップレベルの衛生管理型魚市場を目標にした魚市場施設については、今年度中に施設の利用計画や基本設計の概要を取りまとめ、来年度には都市計画の決定を受け、平成25年度の供用を目指してまいりたいと考えております。
 次に、商工業の振興についてでありますが、去る7月には地域を代表する企業が民事再生法の適用を申請し、現在事業の再生を図るべく懸命の努力を傾注されているところであります。当市といたしましても、取引企業の資金繰りの悪化と連鎖倒産など、地域経済に与える影響を考え、未然の防止策として緊急経営資金枠を設けるとともに、関係機関とも連携を図ってきたところであります。
 また、地域密着型ビジネス支援事業補助金や銀座商店街アーケード補修に対する補助として、商工業振興施設設置等事業費補助金の予算措置を講じ、町の活性化に努めてまいります。
 次に、農業の振興対策でありますが、県営農免農道整備事業負担金及び中山間地域総合整備事業負担金の計上を初め、果樹産地構造改革計画に即したミカン産地としてバランスのとれた競争力のある産地の構築を図るための果樹産地体質強化促進事業補助金の助成措置を講じております。
 また、今年度新たに次代を担う品種「甘平」の栽培技術の確立と新たな流通、販売モデルを構築し、産地育成へ向けての課題解決を図るため、えひめオリジナル産地育成事業補助金の助成措置を講じたところであります。
 次に、安全で快適な生活環境の整備であります。
 新火葬場建設につきましては、用地造成工事が完了し、火葬炉及び建築工事の段階に入っております。今回は植栽、配水管布設等の工事及び備品購入費の予算措置を講じております。
 次に、地域医療の対策として、八西地域の基幹的中核病院として重要な役割を担っております市立病院につきましては、国の医療制度改革を初め、新臨床研修制度の創設に伴う医師不足などの影響を受け、患者数が減少し、医業収入の落ち込みにより病院経営は予断を許さない危機的な環境にあります。こうした中、特に内科医師不足により従来どおりの2次救急医療を維持することが困難となったことから、6月から水曜日と土曜日の2次救急診療を休止しております。医師の負担軽減と病院を維持するための苦渋の選択でありますので、市民の皆様には御理解と御協力をいただきたいと思います。
 今後も現在の医師不足対策を緊急かつ最大の課題とし、現況を克服するとともに、病院整備の具体化や良質で安全な医療を継続的に提供するためにも、経営基盤の安定を図り、八西地区の中核病院として維持、存続できるよう努める所存であります。
 今回、地域医療を守るための特別措置として、市立病院への繰出金の予算措置を講じております。また、1次救急医療の中でも小児の救急患者が多く、小児科医師の当番医制の必要が高まり、八幡浜保健所管内の八幡浜、大洲、内子、西予の各小児科医師12名の協力により、日曜、休日の1次救急医療を輪番で行う小児在宅当番運営事業を実施する運びとなったことから、この事業に対する負担金の予算措置を講じたところであります。
 次に、児童福祉施策として、児童遊園等に設置の遊具の修繕、保育所の補修など、次代を担う子供たちが健やかに育つよう子育て支援に努めてまいります。
 次に、学校教育につきましては、青少年のための科学の祭典開催補助の追加などの予算措置を講じております。
 次に、過疎化の進行により民間バス路線の廃止、減便が続く日土地区において、生活交通路線の確保のため、NPO法人が行う過疎地有償運送事業を支援すべく、車両購入費等初期投資に係る費用に対し県補助内示を受け、補助金の予算措置を講じたところであり、地域活力の維持、住民福祉の向上に寄与できるものと考えております。
 次に、八幡浜市消防団真穴分団1部の全国消防操法大会出場に係る関係経費についてでありますが、真穴分団1部の県大会優勝は昭和41年以来42年ぶりの快挙であります。10月12日の全国大会出場を手にされ、まことにおめでとうございます。これからの訓練はさらに厳しくなると思いますが、八幡浜市の名を全国に広げてもらえるよう、御健闘を御祈念申し上げます。
 以上、主要施策の概要を申し上げましたが、この結果、今回の補正予算として、一般会計9億9,083万円、特別会計6会計で3,145万8,000円の減、企業会計、病院会計で8,956万6,000円の減、合計8億6,980万6,000円を計上、御提案申し上げます。
 これらの財源といたしましては、前年度繰越金を初め、地方交付税、県支出金、財産収入、市債等、それぞれの事業施策に対応する額を計上いたしております。
 以上、補正予算案等について御説明申し上げましたが、慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(上田竹則君)  これより順次説明を求めます。
 市民課長。
○市民課長(柏木幸雄君)  議案書1ページでございます。
 報告第1号 専決処分の報告について御説明いたします。
 地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令の施行に伴い、八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例を地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。
 3ページをお願いいたします。
 具体的には、戸籍法の一部を改正する法律において改正され、平成20年5月1日施行されました。この法改正は、個人情報保護の観点から戸籍の公開制度を見直し、戸籍の謄抄本等の交付請求をすることができる場合を制限するとともに、虚偽の届け出を防止するための法的措置でございます。この改正に伴い、地方公共団体の手数料の標準に関する政令において引用しております戸籍法の規定が変更、施行されたことに合わせまして、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正が行われ、公布施行されたところでございます。
 これを受け、八幡浜市手数料徴収条例第2条中における第1号から第6号の戸籍関係について、法第10条第1項本人または配偶者、直系尊属等に第10条の2第1項から第5項を追加し、第三者請求から国、地方公共団体の公用請求、弁護士等による請求規定を追加するなど、各号において所要の改正を行ったものでございます。
 それぞれの手数料の額につきましては、現行のままで変更はございません。
 なお、附則におきまして、この条例は平成20年5月1日から施行いたしております。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  危機管理室長。
○危機管理室長(尾﨑政利君)  議案書5ページをお願いいたします。
 報告第2号 専決処分の報告について御説明いたします。
 非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が平成20年3月26日公布、4月1日施行されたことに伴い、八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしましたので、同条3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 7ページをお願いいたします。
 専決第2号 八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について御説明いたします。
 今回の改正は、最近における社会経済情勢にかんがみ、非常勤消防団員等に対する損害補償にかかわる補償基礎額の加算額について、配偶者以外の扶養親族にかかわる加算額を引き上げる改正を行ったものであります。
 改正の内容につきましては、第5条第3項中「又は非常勤水防団員若しくは消防作業従事者等」を「若しくは非常勤水防団員又は消防作業従事者、救急業務協力者、水防従事者若しくは応急措置従事者」に、「200円(非常勤消防団員等に扶養親族でない第1号に掲げる者がある場合にあってはそのうち1人については217円、」を「217円(」に、「ない場合にあっては」を「ない場合にあっては、」に改めるものであります。
 附則第1条において施行期日を、第2条において経過措置を定めております。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  財政課長。
○財政課長(國本 進君)  議案書9ページをお開き願います。
 報告第3号 専決処分の報告について御説明いたします。
 11ページをお開き願います。
 平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(第8号)を地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。
 第1条は、歳入歳出予算の補正で、地方債補正に伴う財源の振りかえであります。
 第2条は、繰越明許費の補正で、繰越事業1件の追加であります。
 第3条は、地方債の補正で、借入限度額の補正であります。
 次に、15ページをお開き願います。
 第2表繰越明許費補正は、8款土木費、5項都市計画費の神越第2ポンプ場建設事業において年度内完成が困難となったことにより4,861万4,000円を繰り越ししたものであります。
 次に、17ページをお開き願います。
 第3表地方債補正は、県営農免農道整備事業負担金ほか2件について、一般公共事業債調整分の追加配分700万円の増額に伴い、それぞれの事業において限度額の変更を行ったものであります。
 以上であります。
○議長(上田竹則君)  税務課長。
○税務課長(市川芳和君)  27ページをお願いいたします。
 報告第4号 専決処分の報告について御説明いたします。
 地方税法の一部を改正する法律が平成20年4月30日に公布されたことに伴い、八幡浜市市税条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 29ページをお願いいたします。
 条例改正の説明は、地方税法の改正に伴う条文整理及び字句の訂正は省略し、主要部分のみの説明とさせていただきます。
 ページ中ほどになる第23条の改正は、公益法人制度改革に伴う改正です。
 第31条の改正は、法人の税率表区分欄が逆になりました。税率の安いほうが第1号となり、9号が高い税率になりましたが、税率の改正はございません。
 32ページ8行目、第34条の7の追加は、寄附金は改正前、所得控除であったものが、今回の改正で税額控除となりました。第1項では、控除対象の上限額が総所得金額の30%、下限額が5,000円となり、第2項でふるさと納税に当たる特例控除の額を個人住民税所得割額の10%を上限と定め、次ページになりますが、第1号で課税所得金額を有する場合の金額の区分に応じた控除率、第2号で課税所得金額を有しないときの控除率を90%と定めております。
 34ページ、下から6行目、第47条の2から37ページ中ほどの第47条の6までの追加は、平成21年度から開始される公的年金等に係る特別徴収についてであります。34ページ、第47条の2が公的年金等に係る個人の市民税の特別徴収について、35ページ、下から4行目、第47条の3が年金保険者を特別徴収義務者に、36ページ、上から6行目、第47条の4が年金保険者に特別徴収税額の納入の義務を課し、第47条の5が年金所得に係る仮特別徴収税額等を定め、37ページ中ほどの第47条の6が年金所得に係る特別徴収税額等の普通徴収税額への繰り入れを定めております。
 38ページ中ほどからは、附則の改正となります。第4条の2の追加は公益法人等に係る市民税の課税の特例を定め、39ページ中ほどの第7条の4の追加は寄附金税額控除における特例控除額の特例を定め、40ページ、下から9行目、第10条の2の改正は地方税法該当条文の変更に伴う条文整理、次ページ4行目、第7項については熱損失防止改修住宅、いわゆる省エネ対応住宅に対しての固定資産税の軽減措置の追加であります。
 下から7行目、第16条の3の改正は、配当所得に係る市民税の課税の特例を延長する改正で、44ページ、下から7行目、第19条の5の改正は株式等に係る譲渡損失を配当所得と精算することができることにして、この条文を第19条の6とし、46ページ、上から6行目、第19条の5を追加して、源泉徴収選択口座内配当の所得計算を定めております。
 48ページ中ほどに、この条例の一部改正の附則として、第1条で施行期日、49ページ、下から12行目、第2条で個人の市民税に関する経過措置、54ページ、下から3行目、第3条で法人の市民税に関する経過措置、56ページ、下から9行目、第4条で固定資産税に関する経過措置を定めております。
 続きまして、報告第5号 専決処分の報告について御説明をいたします。
 59ページをお願いいたします。
 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定でございます。
 第2条の改正は、第1項が後期高齢者医療制度の施行に伴い後期高齢者医療支援金課税額が加えられたことによる文言の追加で、第2項が医療分の限度超額を56万円から47万円に、第3項が後期高齢者医療支援金課税額の限度超額を12万円とするもので、第5条の2の改正は、高齢の夫婦が後期高齢者医療と国民健康保険に分かれた場合を特定世帯として、その世帯割額を一般世帯の半額とする改正でございます。
 次ページ、上から8行目、第21条の改正は、一般医療分の7割、5割、2割の世帯別平等割軽減額においても特定世帯を適用することを、さらに後期高齢者医療支援金課税分の被保険者均等割額、世帯別平等割額の軽減額についても追加して定めておりますが、5割、2割軽減の判定基準となる被保険者数には後期高齢者医療保険に移った世帯員も含めるなど、高齢者世帯の負担軽減に配慮いたしております。なお、この条例は、改正後、第23条となります。
 62ページ中ほどの第6条から第7条の3までの追加は、介護納付金分の条文を繰り下げ、後期高齢者支援金等課税分を追加したもので、第6条が後期高齢者医療支援金等課税額の所得割額を、第7条が資産割額、第7条の2が被保険者均等割額、第7条の3が世帯別平等割額を定めております。
 64ページ、附則として、1で施行期日、2と3で適用区分を定めております。
 続きまして、報告第6号 専決処分の報告について御説明いたします。
 67ページをお願いいたします。
 八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
 第1条、第2条、第3条ともに地方税法の改正に伴う条文整理であります。
 附則で施行期日、2で1条の経過措置、3で2条の経過措置、4で3条の経過措置を定めております。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  建設課長。
○建設課長(菊池賢造君)  議案書の69ページをお願いいたします。
 報告第7号 専決処分の報告について御説明いたします。
 71ページをお願いいたします。
 専決第7号 市道舟木谷両家線事故の相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。
 今回の専決処分は、平成20年4月17日午後6時50分ごろ、八幡浜市保内町宮内6番耕地509番1に隣接する市道舟木谷両家線において、樹木の枝が市道管理部分にはみ出していたため、市道走行中のヤマト運輸株式会社所有の車両に損害が生じました。詳細はフロントガラスの破損であります。このため、相手方に与えた損害に対し、国家賠償法第2条第1項の規定に基づきその損害を賠償するもので、修理費9万5,660円のうち6割の5万7,396円を八幡浜市過失割合として示談書の締結と損害賠償の額が決定いたしました。
 なお、この損害賠償は道路賠償責任保険で全額補てんされるものでございます。
 以上です。
○議長(上田竹則君)  人権啓発課長。
○人権啓発課長(田中良三君)  73ページをお願いします。
 報告第8号 専決処分の報告について御説明いたします。
 本市の人権擁護委員宇都宮典紀氏は、平成20年9月30日をもって任期満了となるため、松山地方法務局から後任の候補者について推薦依頼があり、専決処分をしたので、地方自治法の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 次のページをお願いいたします。
 後任の候補者として、八幡浜市向灘1281番地谷 明則氏を推薦いたしました。
 谷氏は、42年間八幡浜市職員として勤務され、本年3月退職されました。その間、議会事務局長、市民課長、監査事務局長を歴任し、この役所での経験と知識を生かし、誠実で温厚な人柄とともに人権擁護委員の活動をしていただけるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(上田竹則君)  休憩いたします。
                                               午前11時54分 休憩
————————————————————————————————————————
                                               午後 1時00分 再開
○議長(上田竹則君)  再開いたします。
 総務課長。
○総務課長(山本一夫君)  それでは、議案書77ページをお願いをいたします。
 報告第9号 専決処分の報告について。
 78ページ、専決第9号 固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明をいたします。
 今回、委員であります門田完司氏は、平成20年6月27日で任期満了となります。改めて同氏の固定資産審査委員会委員の選任について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定よりこれを報告し、議会の承認を求めるものであります。
 門田氏は、現住所が八幡浜市古町2丁目4番15号、生年月日は昭和24年11月8日で、満58歳であります。現在、八幡浜市消防団長の要職につかれております。平成17年3月28日に固定資産審査委員会委員に就任され、八幡浜市の税務行政に御尽力いただいております。
 以上のとおり、門田完司氏は人格、識見ともに固定資産審査委員会委員として適任であり、このたびの任期満了に伴い、引き続き同氏を固定資産審査委員会委員に選任するものであります。
 続きまして、議案書81ページをお願いをいたします。
 報告第10号 専決処分の報告について。
 83ページ、専決第10号 固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明をいたします。
 今回、委員であります宮崎秀次氏も同じく任期満了となります。改めて同氏の固定資産審査委員会委員の選任について、地方自治法の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものであります。
 宮崎氏は、現住所が八幡浜市五反田1番耕地213番地10、生年月日は昭和20年1月24日で、満63歳であります。現在、人権擁護委員、民事家事調停委員の要職につかれております。なお、門田氏と同様、平成17年3月28日に固定資産審査委員会委員に就任され、八幡浜市の税務行政に御尽力をいただいております。
 以上のように、宮崎秀次氏は人格、識見ともに固定資産審査委員会委員として適任であり、このたびの任期満了に伴い、引き続き同氏を固定資産審査委員会委員に選任をするものであります。
 次に、議案書85ページをお願いをいたします。
 報告第11号 専決処分の報告について。
 87ページ、専決第11号 固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明をいたします。
 今回、固定資産審査委員会委員であります井上豐雄氏が、平成20年6月27日、任期満了となります。新たに三好和夫氏の固定資産審査委員会委員の選任について、地方自治法の規定によりこれを報告し、議会の議決を求めるものであります。
 三好氏は、現住所が八幡浜市保内町宮内6番耕地447番地、生年月日は昭和26年9月5日で、満57歳であります。平成19年6月27日より西宇和農業協同組合常務理事の要職につかれております。
 以上のとおり、三好和夫氏は人格、識見ともに固定資産審査委員会委員として適任であり、井上豐雄氏の任期満了に伴い、新たに同氏を固定資産審査委員会委員に選任をするものであります。
 以上であります。
○議長(上田竹則君)  学校教育課長。
○学校教育課長(三堂嗣夫君)  議案書89ページをお願いいたします。
 報告第12号 専決処分の報告について御説明をいたします。
 教育委員会委員の任命について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。
 91ページをお願いいたします。
 今回の専決処分は、教育委員会委員に井上 守氏を再任するものでございます。
 井上氏は、現住所が八幡浜市保内町川之石6番耕地482番地1であります。生年月日は昭和17年3月17日生まれで、満66歳でございます。平成12年11月に旧保内町教育委員会委員に就任され、教育長として教育行政の発展に御尽力されました。合併後は八幡浜市教育委員会委員として、また平成18年6月から教育委員長として八幡浜市の教育行政の発展に御尽力をいただいております。
 以上、申し上げましたとおり、井上 守氏は人格、識見ともに教育委員会委員として適任者であり、このたびの任期満了に伴い、引き続き教育委員会委員として任命するものであります。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  下水道課長。
○下水道課長(石田 修君)  議案書の93ページをお願いいたします。
 報告第13号 専決処分の報告についてであります。
 地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 95ページをお願いいたします。
 専決処分の内容でございますが、八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(合流改善)工事委託に関する協定についての議決変更についてであります。
 本議案につきましては、平成19年6月28日、議案第45号で議決を得た案件でありますが、その後入札減少金等により委託金額に変更が生じましたので、専決処分を行ったものでございます。
 委託金額でございますが、変更前が2億6,500万円、変更後が2億2,500万円、差し引き4,000万円の減でございます。
 以上です。
○議長(上田竹則君)  水産港湾課長。
○水産港湾課長(大西 力君)  議案書の97ページをお願いいたします。
 報告第14号 専決処分の報告について御説明いたします。
 99ページをお願いいたします。
 新たに生じた土地の確認についてを専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。
 平成16年6月議会において、公有水面埋め立てについて異議のない旨答申することの議決をいただきました。101ページ、埋立地平面図に示しております箇所の漁港施設用地の埋め立てが完了しましたので、地方自治法第9条の5第1項の規定に基づき、議案書に表示しております地番地先の1,078.73平方メートルは八幡浜市の地域であることを確認するものであります。
 続きまして、議案書103ページをお願いいたします。
 報告第15号 専決処分の報告について御説明いたします。
 105ページをお願いいたします。
 専決第15号 字の区域の変更についてを専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。
 専決第14号で新たに生じた土地の確認についてで御説明いたしました地番地先の土地を、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、八幡浜市大島の区域に編入しようとするものでございます。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  政策推進課長。
○政策推進課長(中榮忠敏君)  議案書の109ページをお開き願います。
 報告第16号 専決処分の報告について御説明をいたします。
 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合においては、圏域内の地域振興に資することを目的にふるさと市町村圏基金を設置し、その果実を活用し、諸事業を推進してまいっておりますが、111ページでございますけど、総務省からの通知によりまして、組合及び構成市町の事業実施に必要な限度において、出資をした際にその財源として発行した市債の未償還額を除いた額の範囲内で取り崩しが可能となり、さらに総務省への報告、愛媛県との協議など圏域外の調整手続が不要となるなど、その取り扱いが緩和されたことから、ふるさと市町村圏基金の取り崩しを可能にするため、八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合規約の変更について専決処分いたしましたので、地方自治法の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 113ページをお願いをいたします。
 具体的な改正内容でございますが、第13条第4項は、基金設置に係る関係市町からの出資金、県の助成金の額は別表で総額20億2,808万円と規定しておりますが、基金の取り崩しが可能となることに伴い、基金の総額と別表との整合性がとれなくなることから第4項を削るものであります。
 第14条は、関係市町からの出資金総額に相当する額は、これを処分することができない規定となっておりますが、先ほど申しましたように基金の取り崩しについての取り扱いが緩和されたことにより、記載のとおり、「ただし、組合又は関係市町の事業実施に必要な限度において、関係市町協議のうえ処分することができる。」を加えるものであります。
 次、別表の削除でありますが、第13条第4項の削除に伴うものであります。
 附則として、この規約は愛媛県知事の許可のあった日から施行するものでございます。
 なお、この規約変更につきましては、7月31日付で愛媛県知事許可を受けております。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  税務課長。
○税務課長(市川芳和君)  115ページをお願いします。
 報告第17号 専決処分の報告について御説明いたします。
 後期高齢者医療制度の施行に伴い、八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正しましたので、地方自治法の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 117ページをお願いします。
 さきに説明をいたしました報告第5号の専決処分では後期高齢者関連の税率改正が中心で、医療分の税率調整は行っておりません。今回の改正は、平成20年度の国民健康保険税率を据え置くため、医療分等の税率調整を行うものでございます。
 第3条第1項の改正で被保険者に係る所得割額の税率を8.5%から6.3%に、第4条の改正で被保険者に係る資産割額の税率を45%から33%に、第5条の改正で被保険者に係る被保険者均等割額を2万6,000円から2万円に、第5条の2第1号の改正で被保険者に係る世帯別平等割額のうち特定世帯以外の世帯の額を3万2,000円から2万4,000円に、第2号の改正で特定世帯の額を1万6,000円から1万2,000円に改めるものでございます。
 第7条の2と第7条の3の改正は、さきの専決処分で決定した後期高齢者医療支援金等課税分の税率と確定した平成19年度所得で試算したところ、支援金を上回ることになったため、後期高齢者医療支援金等課税分の税率のうち、被保険者均等割額と世帯別平等割額をそれぞれ1,000円引き下げるものでございます。
 第23条の改正は、被保険者均等割額、世帯別平等割額の改正に伴う7割、5割、2割軽減額の改正でございます。
 118ページ、下から7行目、附則として1で施行期日、2で適用区分を定めております。
 119ページをお願いします。
 続きまして、報告第18号 専決処分の報告について御説明いたします。
 121ページをお願いいたします。
 専決第18号 八幡浜市及び保内町の廃置分合に伴う八幡浜市国民健康保険税条例の適用の経過措置に関する条例を廃止する条例の制定についてでございます。
 合併後3年間の不均一課税の期間終了に伴い、国民健康保険税率の統合を行うため、不均一課税の根拠となっている本条例を廃止するものでございます。
 附則として、1で施行期日、2で適用区分を定めております。
 以上です。
○議長(上田竹則君)  財政課長。
○財政課長(國本 進君)  議案書123ページから197ページの専決処分の報告について御説明いたします。
 報告第19号 平成20年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)、報告第20号 平成20年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)及び報告第21号 平成20年度八幡浜市日土財産区特別会計補正予算(第1号)を地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。
 報告第19号から報告第21号までを一括して、お手元に配付しております平成20年度6月(専決)補正予算資料で御説明をいたします。
 資料1ページをお開き願います。
 今回の補正は、一般会計では、今回補正額欄にありますように7億5,188万6,000円を補正し、予算総額は192億258万8,000円となり、前年度同期に比べ9.5%の増であります。
 次に、特別会計は、介護保険及び日土財産区の2会計の補正で、この2会計で小計欄にありますように961万3,000円の補正であります。
 一般会計、特別会計を合わせますと、今回補正額は7億6,149万9,000円、累計では合計欄329億9,973万6,000円で、前年度同期に比べ5.7%の減であります。企業会計を合わせた予算総額は392億9,840万9,000円で、前年度同期に比べ5.4%の減であります。
 それでは、一般会計から概要について御説明いたします。
 2ページをお開き願います。
 各経費の内訳でありますが、まず人件費3万6,000円は、教育委員会事務点検評価委員報酬3万6,000円及び大島小学校用務員嘱託報酬と大島中学校用務員嘱託報酬の振りかえであります。
 物件費2,889万5,000円の減額は、行政評価システム策定委託料283万5,000円、障害者福祉施設いきいきプチファーム運営委託料4,821万5,000円を扶助費に組み替えるための減額措置、中学校理科教育振興備品購入費454万円が主なものであります。
 次、維持補修費138万7,000円は、防災行政無線有線ケーブル移設工事費78万8,000円、市民スポーツセンタータイル落下防止工事費47万3,000円などであります。
 次、扶助費4,596万6,000円は、障害者福祉サービス費4,596万6,000円は物件費の障害者福祉施設いきいきプチファーム運営委託料との振りかえであります。
 次、補助費等5,172万8,000円は、住民税過年度払戻金4,368万8,000円、これは所得税から住民税への税源移譲に伴う住民税の減額措置であります。漁場環境保全対策事業補助金210万円、がんばる商店街支援事業補助金100万円、大学女子学生ソフトボール大会補助金120万円などであります。
 次に、投資的事業は6億7,523万8,000円で、今回補正額の88.7%を占めております。
 次、4ページをお開き願います。
 投資的事業の主な内容として、まず漁港関係は国庫補助事業川名津漁港海岸保全施設整備工事費6,000万円、八幡浜漁港衛生管理型荷さばき所の実施設計委託料2,500万円、旧魚市場解体工事費3,040万円の追加は単独事業から補助事業への移行に伴う事業内容の変更、財源組み替えであります。
 道路橋梁関係は、国庫補助事業街路白浜大平線道路改良事業費の国庫補助引き上げに伴う財源組み替え、街路白浜大平線建物調査再積算業務委託料185万9,000円、市単独事業として市道宮内喜木線舗装工事費120万円、市道湯島国木線道路改良工事費260万円、県営事業として県営道路整備事業負担金3,332万4,000円などであります。
 次、5ページでありますが、住宅、集会所関係は、公営住宅耐震診断等業務委託料812万9,000円、公営住宅防災警報装置設置工事費645万5,000円、改良住宅防災警報装置設置工事費116万5,000円であります。
 次、6ページでありますが、学校関係は、日土小学校改修改築工事費4億5,980万9,000円、次、社会教育関係は、宮内小学校防球ネット設置工事費173万3,000円であります。
 次、その他は、王子共同作業所建設工事費4,002万5,000円、市道中津川矢野畑線舗装工事費570万円であります。
 以上が一般会計の概要であります。
 次に、特別会計補正予算を御説明いたします。
 前に戻っていただきまして3ページをお開き願います。
 まず、介護保険特別会計の歳出、総務費642万6,000円は医療保険制度改正に伴う介護保険システム改修委託料、諸支出金218万7,000円は平成19年度地域支援事業交付金の精算に伴う返還金を計上し、歳入は一般会計繰入金642万6,000円、介護給付費準備基金繰入金218万7,000円を充当しております。
 次に、日土財産区特別会計の歳出、総務費100万円はNPO法人にこにこ日土へのバス購入補助金100万円を計上し、歳入は基金繰入金42万1,000円、前年度繰越金57万9,000円を充当しております。
 なお、7ページ以降に一般会計歳入歳出の状況を添付しておりますので、後ほど御参照願います。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  水産港湾課長。
○水産港湾課長(大西 力君)  議案書199ページをお願いいたします。
 報告第22号 専決処分の報告について御説明いたします。
 201ページをお願いいたします。
 専決第22号 北浜野積場における自動車破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定についてを地方自治法の規定により専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。
 今回の専決処分は、平成20年7月5日午前9時30分ごろ、八幡浜市北浜1丁目1590番25の北浜野積場において、側溝ぶたの設置に不備があったため、通行中の有限会社日東自動車工場所有の有限会社栄和機工使用の車両に損害を生じました。詳細は、側溝ぶたがずれていたため、側溝上を通過中、前輪ではね上げた側溝ぶたが車両下部に挟まり、エンジン部等が脱落し、走行が不可能となる事故でありました。今回の事故は、日常の施設管理義務が不十分であっため生じたものであり、土地の工作物の設置または保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときの占有者及び所有者の責任について規定している民法717条の規定に基づき、その損害を賠償するものであります。
 和解の相手方は、車両使用者である西予市宇和町坂戸459番地1、有限会社栄和機工、代表取締役和田 平氏、車両所有者、宇和島市高串2番耕地339番地、有限会社日東自動車工場、代表取締役横山 卓氏、車両名目使用者、西予市宇和町坂戸459番地1、和田 平氏の3者で、このうち車両使用者に対して60万8,436円の損害賠償を支払うものであります。
 以上であります。
○議長(上田竹則君)  商工観光課長。
○商工観光課長(菊池正康君)  203ページをお願いいたします。
 報告第23号 専決処分の報告について御説明いたします。
 地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、同法の規定により報告し、承認を求めるものであります。
 なお、今回の専決処分は、既に御承知のように、市内建設業者が7月14日付で民事再生法の適用申請を行い、同日、保全命令を受けたことにより地域経済への影響が懸念され、取引先企業等の資金繰りの安定と連鎖倒産防止のため、月末を控え、新たな融資制度を早急に設定する必要があり、やむを得ず7月28日付で専決処分させていただきました。
 次ページをお願いします。
 専決第23号 八幡浜市中小企業振興資金融資条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
 市では、従来から中小企業に対して設備資金や運転資金を対象に500万円枠で融資しておりましたが、今回取引先企業等に対する緊急処置として愛媛県信用保証協会の中小企業緊急経営資金を制度化して、運転資金の融資枠を1,000万円まで、融資期間を72カ月以内まで拡大し、該当企業に融資できるようにするものです。
 改正内容ですが、第4条中「10倍」を「14倍」に改めるとありますが、これは融資枠の拡大で預託金の10倍を14倍にし、融資枠が10億円から14億円にふえます。
 次の緊急経営資金、第9条の2ですが、これは今回新たに設けた融資枠で、第2項で対象要件を明記しており、直近3カ月の月平均売上高が昨年同期の月平均売上高と比較して5%以上減少しているものとなっております。ただし、今回は運用にて取引先企業等に限ることになります。
 第10条に次のただし書きを加えるですが、融資限度額は、今まで設備や運転資金として一般資金が500万円の限度額でしたが、緊急経営資金は1,000万円限度となります。
 なお、一般資金との併用はできませんので、既に一般資金を借りている方は救済決済による借りかえになります。
 第11条に次の1項を加えるですが、融資期間ですが、緊急経営資金は72カ月以内とするものです。
 第12条第1項に次のただし書きを加えるとありますが、これは融資金の使途について緊急経営資金は運転資金に限るということです。
 なお、この条例は公布の日、つまり専決処分した日の平成20年7月28日から施行しております。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  総務課長。
○総務課長(山本一夫君)  それでは、議案書207ページをお願いをいたします。
 報告第24号 専決処分の報告について。
 209ページ、専決第24号 八幡浜市議会議員の議員報酬等に関する条例の制定について御説明をいたします。
 地方自治法の一部を改正する法律が6月28日に公布され、今回8月20日に告示された政令により、同法律の施行期日が9月1日の施行となったため、八幡浜市議会議員の議員報酬等に関する条例の制定について地方自治法の規定により専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。
 今回の法律改正は、地方分権の進展により地方議会の役割、責任はますます重要なものとなっており、このような地方議会の実態を踏まえ、地方議員の位置づけの明確化が必要であるとの趣旨でございます。当市においては、市議会議員の議員報酬についても、八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例の中で規定をしておりましたが、今回先述の理由により新たに八幡浜市議会議員の議員報酬等に関する条例の制定をするものでございます。
 制定内容につきましては、第1条でこの条例の趣旨として、地方自治法の規定に基づき、議員報酬、期末手当、費用弁償及びその支給に関し必要な事項を定めるものとしております。
 第2条では議員報酬の額を、第3条の議員報酬の支給等から次ページ、第7条旅費まで、それぞれ必要な事項を規定をいたしております。
 なお、条文の内容につきましては、八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例に規定されていた内容と変更はございません。
 この条例は、9月1日から施行をしております。
 次に、議案書211ページをお願いをいたします。
 報告第25号 専決処分の報告について。
 213ページ、専決第25号 八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例及び八幡浜市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。
 今回の改正は、専決第24号 八幡浜市議会議員の議員報酬等に関する条例の制定に伴い条文整理をするもので、改正の趣旨等は同様ですので、省略をさせていただきます。
 本条例の改正についても、地方自治法の規定により専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。
 改正内容につきましては、第1条において、八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例の一部改正を行うもので、記載のとおり、各条項において条文整理を行うものでございます。
 第2条においては、八幡浜市特別職報酬等審議会条例の一部改正を行うもので、第2条中において、「議会の議員の報酬」を「議員報酬」に改めるなどの所要の条文改正をするものであります。
 この条例は、9月1日から施行をいたしております。
 以上であります。
○議長(上田竹則君)  監理開発課長。
○監理開発課長(山本数道君)  それでは、議案書215ページをお願いいたします。
 報告第26号 八幡浜市土地開発公社の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告します。
 別冊になっております平成19年度八幡浜市土地開発公社決算書をお開き願います。
 目次をごらんいただきたいと思います。資料は、平成19年度の事業報告書、収支決算報告書、収入明細書、財産目録、損益計算書、貸借対照表、決算附属明細表を作成してございます。
 まず、1ページの事業報告書をお開き願います。
 1の土地造成事業の概要であります。
 ①の元城団地は、平成16年4月より第1期建て売り住宅15戸、一般宅地27区画を分譲開始し、建て売り住宅については15戸売却済みであります。また、平成18年7月より分譲価格を改定し、第2期建て売り住宅6戸、一般宅地17区画を分譲開始し、18年度中に建て売り住宅3戸、一般区画2区画の計5区画、さらに19年度中には6区画、うち建て売り3、土地3が売却済みでございます。内容は2ページの事業内容で御確認ください。
 ②の愛宕山開発事業でありますが、平成16年6月より27区画の分譲を開始し、12区画が売却済みでございますが、19年度中の販売実績はございません。
 ③の夢永団地造成事業でありますが、平成17年3月25日に保内町土地開発公社より譲り受け、9区画のうち2区画が売却済みでございました。19年度中に1区画の売却があり、現在6区画残となっております。
 次に、(2)代替地登録制度でありますが、平成19年度6件の取り下げがあり、平成20年3月31日現在の登録件数は合計91件、3万6,707.27平米の登録がございます。
 次に、2ページをお開き願います。
 平成19年度に実施をしました事業の内容、役員に関する事項、理事会開催状況、職員に関する事項を記載してございますので、御参照をお願いいたします。
 次に、3ページをお開きください。
 収支決算報告書でございます。
 収益的収入の決算額9,247万1,784円で、主な収入といたしましては、元城団地6区画、夢永団地1区画の売却収益及び病院横の駐車場代、舌間池の奥の土地使用料、また公社所有地の電柱敷設料による収益でございます。
 対しまして、収益的支出の決算額は8,798万1,800円で、内訳は主に土地造成事業原価でございます。
 収入から支出を差し引いた額448万9,984円が当期純利益でございます。
 なお、収益的収入及び支出の決算額の明細は5ページに記載しておりますので、御参照をお願いします。
 次に、4ページをお開きください。
 資本的収入及び支出でございます。
 まず、収入でございますが、決算額は7億7,400万円で、これは元城、愛宕の事業に対する借り入れであります。
 次に、支出でございますが、決算額は8億8,953万7,269円で、主に借入金の元金償還及び借り入れ利息の支出でございます。
 その結果、支出が収入を上回ることとなるため、その不足額1億1,553万7,269円を当年度分損益勘定留保資金及び過年度準備金で補てんを行いました。
 なお、資本的収入及び支出の明細は6ページに記載しておりますので、御参照をお願いいたします。
 また、7ページに公社の財産目録、8ページに損益計算書、9ページに貸借対照表、10ページ以降に附属明細表を添付しておりますので、あわせて御参照をお願いいたします。
 以上で平成19年度八幡浜市土地開発公社の決算報告を終わります。
 続きまして、平成20年度事業計画、事業収支予算計画に関する事項について御説明いたします。
 別冊の平成20年度八幡浜市土地開発公社事業に関する書類の1ページをお開き願います。
 第1表の事業計画でございますが、今年度も引き続き元城団地、愛宕山団地及び夢永団地の分譲事業を積極的に展開していきたいと考えております。
 なお、元城団地につきましては、先ほども御説明しましたとおり、19年度中に建て売り3戸、一般区画の土地のみ3区画の売却があり、少し明るい兆候が見られており、今年度も積極的に販売活動に取り組む方針でございます。平成20年度3月末現在で、元城団地の残区画は12区画となっております。また、愛宕山団地の来年度4月以降の土地価格改定に向けて価格見直し作業を本年度中に行う予定でございます。
 2ページをお開き願います。
 予算事項別明細書の収益的収入及び支出でございます。
 まず、収入の部でございますが、土地売却収益及び駐車場収益を含め4億9,871万円を計上しております。
 次に、支出の部でございますが、土地造成事業原価及び一般管理費を合わせ4億9,440万8,000円を計上してございます。
 この収益的収入額から支出を差し引いた430万2,000円が4ページの予定損益計算書の下段にあります当期純利益として計上しております。
 次に、3ページをお開き願います。
 資本的収入及び支出でございます。
 まず収入の部でございますが、元城団地、愛宕山団地造成事業借入金、合わせて7億7,400万円を計上しております。
 次に、支出の部でございますが、土地造成事業費、借入金償還金及び予備費を合わせまして7億9,917万8,000円を計上しております。
 なお、資本的収入が資本的支出に対して不足する額2,517万8,000円は、借入金の借りかえ及び当年度損益勘定留保資金で補てんを行います。
 なお、4ページ以降に平成20年度の予定損益計算書、予定貸借対照表を添付してございますので、御参照をお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  水産港湾課長。
○水産港湾課長(大西 力君)  議案書の217ページをお願いいたします。
 報告第27号 宇和海文化都市開発株式会社の経営状況について、平成19年度決算報告及び平成20年度の事業計画、事業収支予算計画につきまして御報告いたします。
 それでは、別冊となっております平成19年度決算報告書1ページをお願いいたします。
 概要でございますが、平成19年度も昨年に引き続き景気回復の兆しも見えず厳しい経営状況でありました。平成19年度は、ゴールデンウイークや夏休み期間といった繁忙期の集客が伸びず、来場者の大幅減につながってしまいました。しかし、レストラン事業におきましては、ビアガーデンの実施や営業拡大の影響もあり、売り上げを伸ばすことができました。
 株主の状況は、前年と変更がございませんので、説明を省略させていただきます。
 2ページをお願いいたします。
 役員の状況でありますが、監査役が兵頭隆彦氏より野村靖記氏に変更いたしております。
 職員の状況と会社の機構、3ページの施設の状況につきましては昨年と変更がございませんので、説明を省略させていただきます。
 次に、4ページから6ページに観光事業、直販事業、レストラン事業、管理事業等、各事業の状況につきまして事業別に詳細に記載しておりますので、御参照をお願いいたします。
 7ページに、資料といたしまして総入場者数の推移と入場者の内訳を記載しております。
 次に、8ページをお願いいたします。
 貸借対照表について御説明いたします。
 資産の部のうち流動資産が4,765万5,098円、固定資産が3,325万3,754円、資産合計8,090万8,852円となっております。
 負債の部でございますが、負債合計60万3,070円、純資産の部のうち資本金8,000万円、利益剰余金30万5,782円、合計8,030万5,782円、負債・純資産の合計は8,090万8,852円となっております。
 9ページの損益計算書について御説明いたします。
 売上高4,030万5,933円に対しまして売上原価950万2,198円、売上総利益3,080万3,735円、販売費及び一般管理費3,068万2,365円で、営業利益12万1,370円となっております。営業外収益17万7,454円、特別損失13万6,385円でございまして、合計しますと、当期純利益は4万1,069円となっております。
 10ページをお願いいたします。
 損益計算書で説明いたしました販売費及び一般管理費3,068万2,365円の内訳でございますので、御参照をお願いいたします。
 11ページに報告書、12ページに株主資本等変動計算書、13ページに決算審査意見書を記載しておりますので、御参照をお願いいたします。
 以上で平成19年度宇和海文化都市開発株式会社の決算報告を終わります。
 続きまして、別冊になっております平成20年度事業計画、事業収支予算書について御説明いたします。
 1ページをお願いいたします。
 今年度はオープンから10年目の年となり、来場者数が前年度20万人を突破いたしました。営業状況に関しましては、ここ二、三年来場者数は横ばいでありましたが、平成19年度は来場者数、売り上げともに減少し、不況や物価高の当社を取り巻く環境は厳しくなっております。会社としては売上減という結果でしたが、直販事業やレストラン事業が売り上げをふやすことができたため、20年度もこの2事業についてさらに取り組みを強化して日々改善を加えていくとともに、観光事業についても新しい取り組みを考えていきたいと思います。
 事業計画につきましては、1ページから3ページに事業部門別に詳細に記載しておりますので、御参照をお願いいたします。
 4ページをお願いいたします。
 事業収支予算計画書について御説明いたします。
 収入といたしまして、観光事業2,080万円、直販事業280万円、レストラン事業810万円、管理事業1,414万7,000円で、収益合計4,584万7,000円、支出は観光事業1,455万5,000円、直販事業191万円、レストラン事業577万2,000円、管理事業2,355万4,000円で、支出合計4,579万1,000円、差し引き収支金額5万6,000円と見込んでおります。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  財政課長。
○財政課長(國本 進君)  議案書219ページをお開き願います。
 報告第28号 平成19年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書について御説明いたします。
 本案は、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただきました八幡浜市新火葬場造成事業及び先ほどの報告第3号で専決処分の報告をいたしました神越第2ポンプ場建設事業の2件について繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、それぞれ翌年度繰越額及び財源内訳等記載しております内容で繰越計算書を報告するものであります。
 続きまして、議案書221ページをお開き願います。
 報告第29号 平成19年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明いたします。
 本案は、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただきました八幡浜市公共下水道補助事業ほか3件の繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、翌年度繰越額及び財源内訳等記載しております内容で繰越計算書を報告するものであります。
 続きまして、議案書223ページをお開きを願います。
 報告第30号 平成19年度八幡浜市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について御説明いたします。
 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、平成19年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を、別冊になっております監査委員の意見をつけて報告するものであります。
 第1の健全化判断比率でありますが、まず表の縦列の区分のうち、健全化判断比率は当市の決算に基づく比率を示す項目であります。
 次の早期健全化基準は、この数値を超えると財政の健全化段階に入り、財政健全化計画の策定が義務づけられ、それに沿った自主的な改善努力による財政健全化が求められる基準であります。市の標準財政規模によって決められる数値であります。
 次の財政再生基準は、早期健全化基準よりさらに財政状況が悪化すると財政再生段階に入ります。この段階では、財政再生計画の策定が義務づけられるとともに旧法における財政再建団体となり、国等の強力な関与により確実な再生を図ることになる基準であります。
 健全化判断比率は4つの指標から成っております。
 まず、実質赤字比率は一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であります。19年度は実質赤字額はないため、実質赤字比率はハイフンで表示しております。この比率の早期健全化基準は13.17%、財政再生基準は20%であります。
 次の連結実質赤字比率は、市の全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であります。19年度は連結実質赤字額がないため、連結実質赤字比率はハイフンで表示しております。この比率の早期健全化基準は18.17%、財政再生基準は40%であります。
 次の実質公債費比率は、一般会計等が負担する元利償還金及び純元利償還金の標準財政規模に対する比率であります。平成17年度から19年度の3カ年の平均値で15.7%であります。この比率の早期健全化基準は25%、財政再生基準は35%であります。
 次の将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、19年度は148.5%であります。この比率の早期健全化基準は350%であります。
 当市の平成19年度決算に基づいた指標は、各健全化判断比率とも早期健全化基準の数値を下回っており、健全化段階であります。
 次に、第2の公益企業の資金不足比率でありますが、資金不足比率は公営企業ごとに算定する資金の不足額の事業規模に対する比率であります。19年度はすべての公営企業会計で資金不足額がないため、資金不足額はハイフンで表示しております。この比率の経営健全化基準は20%であります。経営健全化基準を超えると経営健全化計画の策定が義務づけられます。
 なお、別冊として配付されております監査委員の意見書もあわせて御参照いただきたいと存じます。
 続きまして、議案書225ページをお開き願います。
 認定第1号 平成19年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について御説明いたします。
 別冊でお配りしております平成19年度主要な施策の成果説明書の4ページをお開き願います。平成19年度主要な施策の成果説明書4ページをお願いいたします。
 まず、第2表平成19年度各会計決算額のうち、一般会計は、一番上の行ですが、予算額189億4,191万円に対して歳入総額185億1,109万3,000円、執行率97.7%、歳出総額183億3,112万9,000円、執行率96.8%で、収支差し引き1億7,996万4,000円の黒字決算であります。
 下の第3表実質収支と単年度収支、そこの上段に記載しておりますように、翌年度へ繰り越すべき財源、B欄であります、811万4,000円を差し引いた実質収支、C欄であります、1億7,185万円の黒字であります。
 次に、特別会計12会計は、上の第2表下から2行目の特別会計小計欄に記載しておりますように、予算額218億3,682万2,000円に対して歳入総額212億6,807万9,000円、執行率97.4%、歳出総額211億942万9,000円、執行率96.7%であります。
 特別会計のうち収支差し引きは、D欄にありますように、国民健康保険事業1億3,131万8,000円、介護保険59万5,000円、日土財産区58万円、公共下水道事業1,200万7,000円、水産物地方卸売市場事業675万8,000円、港湾整備事業739万2,000円であります。また、備考欄に記載しておりますように、国民健康保険事業会計を初め9の特別会計に対しまして総額25億9,679万1,000円を一般会計から繰り出し、補てんを行っております。
 なお、詳細な決算内容につきましては、別冊でお配りをいたしております平成19年度歳入歳出決算書、主要な施策の成果説明書及び決算審査意見書を御参照いただきたいと存じます。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  休憩いたします。
                                               午後 1時59分 休憩
————————————————————————————————————————
                                               午後 2時15分 再開
○議長(上田竹則君)  再開いたします。
 水道課長。
○水道課長(永井俊明君)  それでは、議案書227ページをお願いいたします。
 認定第2号 平成19年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について御説明をいたします。
 別冊になっております水道事業会計決算書の1ページをお開き願います。
 まず最初に、収益的収入及び支出でございます。
 収入でございますが、水道事業収益の決算額は8億6,978万9,200円、前年度に比べて8.6%、6,916万4,052円の増でございます。内訳でございますが、第1項の営業収益8億329万6,705円、7.3%の増でございます。第2項営業外収益が5,252万8,371円で0.3%の増、特別利益は1,396万4,124円でございます。収益の増加につきましては、平成19年5月検針分からの料金値上げによるもので、水道料金自体は7.3%、5,145万9,800円の増となっております。収益は、水道料金は上がっておりますが、給水量につきましては人口の減少等により毎年若干ですが、減少しており、この減少の傾向は今後も続くものと考えております。
 次に、支出でございますが、水道事業費用の総決算額8億2,091万2,279円、前年度に比べて0.7%、2,474万2,556円の減でございます。内訳は、第1項の営業費用が7億1,084万9,808円、3.3%の減、第2項の営業外費用が8,931万3,416円で0.6%の増となっております。第3項が特別損失で2,074万9,055円でございます。
 次に、2ページでございますが、資本的収入及び支出でございます。
 資本的収入の決算額は1億2,251万9,861円で、前年度に比べて1億326万4,363円と大幅な増となっております。これにつきましては、公的資金補償金免除制度による借換債の発行が主なものでございます。内訳が、第1項の企業債で9,890万円、第2項の補助金が447万2,911円でございます。第4項貸付金返還金が50万円、第5項負担金が1,864万6,950円で下水道関連工事に伴う負担金等でございます。
 次に、支出の決算額でございますが、4億1,118万6,664円で、これも1億4,450万円の増となっております。この増の内訳ですが、先ほど言いましたように繰上償還による企業債償還金が1億9,085万円の増、逆に建設改良費は4,600万円程度少なくなっております。この内訳でございますが、建設改良費が9,967万9,120円、主な工事につきましては、神山水源地の高圧受変電設備更新工事費が4,908万円でございます。第2項の企業債償還金は3億1,100万7,544円で、先ほど申しました補償金免除繰上償還分が2億668万7,052円でございます。第3項の短期貸付金は50万円でございます。
 この結果、欄外に記載をしておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億8,866万6,803円は当年度分消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補てんをいたしております。
 次に、3ページの損益計算書でございます。
 損益計算書は、収益的収入及び支出から消費税を整理したものでございますが、この結果、一番右の欄の下から3行目でございます、当年度純利益が4,660万229円で、前年度の繰越欠損金が1億535万9,406円で、当年度の未処理欠損金は5,875万9,177円となります。一応19年度につきましては、料金改定により収益は増加をいたしましたが、給水人口の減少、節水意識の高揚等により給水量は減少いたしております。給水収益の増は見込めない状況の中、受水量の調整や経費の節減等を行うことにより、平成21年度末には繰越金は回収できるものと予測をいたしております。
 なお、以下4ページ以降に剰余金計算書、欠損金処理計算書(案)、貸借対照表、事業報告書等の資料を添付いたしておりますので、決算審査意見書とあわせて御参照を願います。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(田中正憲君)  それでは、議案書の229ページをお願いします。
 認定第3号 平成19年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について御説明をいたします。
 別冊になっております市立病院事業会計決算書を御参照ください。
 まず、1ページをお願いします。
 (1)の収益的収入及び支出について御説明をいたします。
 収入の第1款病院事業収益の決算額は47億8,408万745円で、前年度に比べて2.1%、約1億円の減となっております。内訳では、1項の医業収益が43億3,590万505円、2項医業外収益が4億4,818万240円でございます。医業収益では、前年度に比べて4.4%、約1億9,900万円の減収となっております。その主な要因は、平成16年度からの新臨床研修医制度による医師不足に伴う常勤医師の減少を初め、当病院の医療圏域人口の減少及び少子・高齢化の進展などによる入院患者数及び外来患者数の減少によるものでございます。また、医業外収益では前年度に比べて28.2%、約9,800万円の増となっておりますが、その主な要因としましては、救急医療運営費、高度医療運営費等に対する一般会計からの補助金が前年度に比べて50.6%、約1億1,900万円と大幅な増によるものでございます。
 次に、支出の第1款病院事業費用の決算額は47億6,466万9,788円で、前年度に比べ7.2%、約3億6,800万円の減となっております。内訳では、第1項医業費用46億9,879万4,734円、第2項医業外費用が6,587万5,054円でございます。医業費用では前年度に比べて6.3%、約3億1,700万円の減となっております。その主な要因としましては、職員数の減少による給与費、約1億3,300万円及び患者数の減少による材料費、約1億1,000万円の減でございます。また、医業外費用では、前年と比べまして43.5%、約5,500万円と大幅に減となっておりますが、その主な要因は平成18年度に起きました医療事故に対する損害賠償2,200万円の減でございます。
 次に、2ページをお開き願います。
 (2)の資本的収入及び支出について御説明をいたします。
 収入の第1款資本的収入の決算額は1億845万9,000円であり、主なものは1項の企業債7,890万円、2項出資金2,851万3,000円などでございます。
 次に、支出の第1款資本的支出の決算額は3億6,174万5,841円であり、主なものは1項の病院整備事業費6,443万7,937円、2項企業債償還金2億9,669万6,904円でございます。
 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額2億5,328万6,841円は、欄外に記載のとおり、過年度損益勘定留保資金などで補てんをしております。
 次に、3ページをお願いします。
 損益計算書について御説明をいたします。
 先ほど御説明申し上げましたが、病院事業収益から病院事業費用を差し引いた消費税処理後の単年度収支につきましては、右端の下から3行目に記載しておりますが、1,922万6,847円の単年度純利益を計上しております。その主な要因でございますが、平成19年度におきましては、一般会計からの補助金を大幅に増額していただいた結果でございます。しかし、前年度繰越欠損金を加えた当年度未処理欠損金7億4,896万5,193円を平成20年度に繰り越すという、依然として非常に厳しい経営状況となってございます。
 現在の医療環境は、国の医療費抑制策に伴う医療費改正及び診療報酬の大幅なマイナス改定が実施されるなど厳しさが増しています。さらに、新臨床研修医制度に伴う医師の地域偏在、診療科偏在などの影響を受け、公立病院における過重勤務が医師の疲弊を招き、開業医へと転身する傾向が顕著となり、公立病院の医師不足による病院閉鎖の事例もあらわれるなど、今や医師不足問題は重大な社会問題となってございます。
 当院におきましても、常勤内科医の大幅な減少及び脳神外科医、眼科医の不在により、救急医療や一部外来診療の制限を余儀なくされる事態となり、また病院経営にも大きなマイナスの影響があらわれております。このような厳しい医療状況でございますが、今後の医療制度などの動向を見きわめながら、八西医療圏域の中核病院としての役割が果たせるよう、限られた医療資源を有効的に活用するため、地域医療機関との連携強化を推進するとともに、市民の皆さん方の御理解と御協力をいただきながら、安全で良質な医療の提供に努めてまいる所存でございます。
 なお、8ページ以降に事業報告書、収益費用明細書等を添付しておりますので、決算審査意見書とあわせて御参照いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  人権啓発課長。
○人権啓発課長(田中良三君)  議案書231ページをお願いします。
 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明いたします。
 本市の人権擁護委員吉田君代氏は、平成20年12月31日をもって任期満了となるため、松山地方法務局長から後任の候補者について推薦依頼がありました。八幡浜市1417番地8、吉田君代氏を引き続き推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。
 なお、吉田君代氏は、41年間八幡浜市の保育士として勤務され、退職後、平成15年1月より人権擁護委員に委嘱され、現在は八幡浜人権擁護委員協議会の子供専門委員として御活躍されております。この長年の経験と知識を生かし、青少年の健全育成を含め幅広い活動をしていただけるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(上田竹則君)  監理開発課長。
○監理開発課長(山本数道君)  それでは、議案書233ページをお開きください。
 議案第58号、国補学監委第14号−2日土小学校改築改修(中・東校舎)建築主体工事について概要を説明いたします。
 去る8月19日に一般競争入札に付し、その結果、2億265万円で大洲市白滝、株式会社一宮工務店が落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。なお、株式会社一宮工務店代表取締役の名前はこおろぎと言います、興梠 安です。
 この工事は、既存木造校舎等の大規模改修、改造、増築、耐震改修により機能更新と耐震性の確保を図るものです。工事対象の主な建物は、ともに木造2階建ての昭和31年建設中校舎及び33年建設の東校舎の2棟で、附属建物を含め延べ1,442平米に関する建築主体工事であります。
 工期は、議決の翌日以降より平成21年3月31日までを予定してございます。
 なお、お手元に参考資料として入札結果調書を配付しておりますので、御参照ください。
 以上でございます。
 次に、引き続きまして議案書235ページをお開き願います。
 議案第59号 (仮称)八幡浜市新火葬場建築工事請負契約の締結について御説明いたします。
 去る8月21日、八幡浜市新火葬場建築工事の一般競争入札を執行し、その結果、6億9,300万円で株式会社大任建設が落札しましたので、次のとおり請負契約を締結することにつき、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
 概要としましては、鉄筋コンクリート造一部鉄骨2階建て、延べ床面積1,893.57平米でございます。
 完成は平成21年3月31日を予定してございます。
 なお、同じくお手元に参考資料として入札結果調書を配付しておりますので、御参照ください。
 引き続きまして、議案第60号 (仮称)八幡浜市新火葬場電気設備工事請負契約の締結について御説明いたします。
 去る8月21日、八幡浜市新火葬場電気設備工事の一般競争入札を執行し、その結果、1億5,078万円で株式会社デンカが落札しましたので、次のとおり請負契約を締結することにつき、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
 完成は平成21年3月31日を予定しています。
 なお、お手元に同じく参考資料として入札結果調書を配付しておりますので、御参照ください。
 次に、議案書239ページをお開きください。
 議案第61号 (仮称)八幡浜市新火葬場火葬炉設備工事請負契約の締結について御説明します。
 本年3月の八幡浜市議会議員協議会におきまして、担当課であります生活環境課より御説明いたしましたとおり、火葬炉設備工事につきましては、平成19年12月25日にプロポーザル(技術提案型)方式により決定した株式会社宮本工業所に対し担当課より採用内定通知を出していたところでございます。去る8月21日に執行されました火葬場の建築工事の一般競争入札に伴い、今回1億7,640万円で株式会社宮本工業所と炉の請負契約を締結することにつき、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  下水道課長。
○下水道課長(石田 修君)  議案書の241ページをお開き願います。
 議案第62号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(合流改善)工事委託に関する協定について御説明をいたします。
 同協定は、平成20年7月17日、随意契約により仮協定を結んだものです。協定額は1億8,500万円で、委託先は東京都新宿区四谷3丁目3番1号、日本下水道事業団、代表者理事長澤井英一氏と工事委託協定を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 委託の内容でございますけど、八幡浜市浄化センターの合流改善工事でございます。同センターは、降雨時は未処理で下水を放流しており、放流先である八幡浜港の水質悪化等が問題となっていることから、降雨時の放流水の改善を図る工事でございます。
 続きまして、243ページをお願いいたします。
 議案第63号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(改築)工事委託に関する協定についてでございます。
 同協定も、さきの説明と同様、平成20年7月17日、随意契約により仮協定を結んだものでございます。協定額は6億3,820万円で、委託先も同様に東京都新宿区四谷3丁目3番1号、日本下水道事業団、代表者理事長澤井英一氏と工事委託契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 内容でございますけど、八幡浜市浄化センターの改築工事でございまして、同センターは昭和60年3月供用開始し、23年が経過し、経年による劣化や機能低下が進んでおります。継続的な安全運転管理の実現、施設の機能維持を図るための改築工事でございます。
 以上です。
○議長(上田竹則君)  総務課長。
○総務課長(山本一夫君)  議案書245ページをお願いをいたします。
 議案第64号 八幡浜市公益法人等への職員の派遣等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。
 今回、民法が公益法人制度を設けて以来、最大の改革と言われる新たな制度が平成20年12月1日から本格的に始まります。従来の公益法人制度は、規制の多さなどから民間団体が公益または非営利的な役割を担おうとする現在の社会情勢に合わなくなっているとの指摘などがあり、一般社団・財団法人法、公益法人認定法、整備法から成るいわゆる公益法人制度改革三法が公布され、12月1日から施行をされます。この法律の施行に伴い、今回本市の関係条例を整備するものであります。
 改正内容につきましては、第1条におきまして、八幡浜市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正するもので、記載の各条項中の「公益法人等」を「公益的法人等」に改めるものであります。
 第2条におきましては、八幡浜市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正で、記載の各条項中、地方自治法の改正に伴い、民法の準用規定を削除する条文整理を行うものであります。
 次ページ、第3条では、八幡浜市下水道条例の一部を改正するもので、第6条の2第3項2号、下水道排水設備指定工事店の指定の申請中「又は寄附行為」を削除するものであります。
 なお、この条例は12月1日から施行をするものであります。
 以上であります。
○議長(上田竹則君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(谷口光一君)  議案書247ページをお願いいたします。
 議案第65号 八幡浜市民スポーツセンター条例の制定について御説明をいたします。
 この条例は、提案理由記載のとおり、八幡浜市民スポーツセンターの管理を指定管理者に行わせるための所要の改定を行うものでございます。
 改正の主な内容につきまして御説明いたします。
 まず、第4条におきまして、スポーツの指導並びに助言、またスポーツ及び体力についての相談等、センターが行う事業を定めております。
 次ページになります。5条で施設の管理を指定管理者に行わせることができる旨、第6条で指定管理者が行う業務の範囲、7条で管理の基準を定めております。
 250ページになりますが、第16条の第2項におきまして、使用料金については教育委員会の承認を得て定める旨、第17条で利用料金は当該指定管理者の収入として収受させる旨、18条で減額免除が必要な場合においては教育委員会の承認を得て行う旨、定めております。
 251ページ、21条で指定管理者の指定の手続について定めております。
 なお、この条例は、附則のとおり平成21年4月1日から施行し、経過措置といたしまして、施行日前日までに改正前条例の規定によりされた処分、手続、その他の行為につきましてはこの条例の相当規定によりなされたものとみなすことといたしております。
 以上です。
○議長(上田竹則君)  危機管理室長。
○危機管理室長(尾﨑政利君)  議案書257ページをお願いいたします。
 議案第66号 八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
 八幡浜市消防団15分団35部の編成でありますが、火災、災害等の対応及び各種訓練等も円滑に運営されています。
 今回の改正は、第3条中の団長以下765人と定めております消防団員の定数を、現団員数に合わせ729人とするものでございます。
 附則において、この条例は公布の日から施行するものでございます。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  財政課長。
○財政課長(國本 進君)  議案書259ページから393ページの平成20年度八幡浜市一般会計及び特別会計予算案、議案第67号から議案第73号までを一括してお手元に配付しております平成20年度9月補正予算資料で御説明をいたします。
 資料1ページをお開き願います。
 一般会計では、今回補正額欄のとおり、9億9,083万円を補正し、予算総額は201億9,341万8,000円となり、前年度同期に比べ11.4%の増であります。
 次に、特別会計は、国民健康保険事業を初め6会計の補正で、この6会計で小計欄にありますように3,145万8,000円の減額補正で、一般会計、特別会計を合わせますと、今回補正額は9億5,937万2,000円、累計では合計欄339億5,910万8,000円で、前年度同期と比べ5.8%の減であります。
 次に、企業会計のうち病院会計は、8,956万6,000円の減額補正であります。
 なお、すべての会計における今回補正額は8億6,980万6,000円、企業会計を含めた総予算額は401億6,821万5,000円で、前年度同期に比べ5.7%の減であります。
 それでは、一般会計から概要について御説明いたします。
 2ページをお願いいたします。
 各経費の内訳でありますが、まず人件費119万7,000円は消防団真穴分団1部及び団本部の全国消防操法大会出場に係る訓練出動報酬であります。
 物件費3,288万3,000円は、住民税の公的年金からの特別徴収制度に対応するための住民税システムの改修等委託料2,430万8,000円、全国消防操法大会出場関係経費の232万9,000円が主なものであります。
 次、維持補修費8,503万6,000円は、児童公園遊具修繕料256万7,000円、南環境センター焼却炉修繕料8,000万円が主なものであります。
 次、補助費等3億3,391万5,000円は、ふるさとづくり総合支援事業によるNPO法人にこにこ日土への車両購入等に対する補助金169万2,000円、小児在宅当番医運営事業補助金102万6,000円、市立八幡浜総合病院への繰出金2億9,965万7,000円、南予水道企業団水源広域化対策事業負担金930万6,000円、果樹産地体質強化促進事業補助金977万6,000円、果樹経営支援対策事業補助金510万7,000円が主なものであります。
 次に、投資的事業は1億7,678万3,000円で、今回補正額の17.8%を占めております。事業の主な内容につきましては後ほど御説明いたします。
 次、積立金4億3,034万6,000円は、八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合へ出資しておりますふるさと市町村圏基金の取り崩しに伴う返還金収入3億4,413万6,000円と平成19年度決算剰余金の2分の1の積み立て8,600万円、合わせて4億3,013万6,000円を財政調整基金へ積み立てるものであります。
 次、投資及び出資金6,367万円は、南予水道企業団への出資金であります。
 最後の繰出金1億3,300万円の減額は、国民健康保険事業特別会計への繰出金8,541万5,000円、老人保健特別会計への繰出金2,522万8,000円の減額、簡易水道事業特別会計への繰出金107万円、公共下水道事業特別会計への繰出金1億9,425万7,000円の減額であります。
 次に、4ページをお願いいたします。
 投資的事業でありますが、まず港湾関係は八幡浜港臨港道路補修工事費250万円、県営川之石港湾局部改良事業負担金150万円であります。
 次に、漁港関係は、県営八幡浜漁港広域漁港整備事業負担金3,250万円であります。
 次に、住宅、集会所関係は、改良住宅改修工事費287万7,000円であります。
 次に、衛生関係は、新火葬場建設工事費3,399万9,000円、同じく新火葬場用の備品購入費2,452万8,000円であります。
 次、5ページになりますが、農林水産関係は、園芸産地再編整備事業補助金797万2,000円、県営中山間地域総合整備事業負担金2,229万6,000円、県営農免農道整備事業負担金3,941万8,000円であります。
 次に、その他の関係では、白浜保育所、宮内保育所の補修工事費192万2,000円、釜倉集会所トイレ改修工事費127万1,000円、合併浄化槽整備事業に伴います雨井地区排水路整備工事費500万円であります。
 次に、災害復旧費は、市単独災害復旧として、農道津羽井線の農業用施設災害復旧工事費100万円であります。
 以上が一般会計の概要であります。
 なお、歳入では、地方交付税、県支出金、財産収入、前年度繰越金、市債等を充当いたしております。
 次に、特別会計補正予算を御説明いたします。
 前に戻っていただきまして3ページをお願いいたします。
 まず、国民健康保険事業特別会計5,923万9,000円の減額は、老人保健拠出金6,080万8,000円の減額、介護納付金3,299万7,000円の減額、共同事業拠出金2,897万4,000円の増額等であります。歳入は、国民健康保険税、国庫支出金、前期高齢者交付金、前年度繰越金等を充当し、収支の均衡を図っております。
 老人保健会計15万円は、諸支出金の19年度支払基金交付金精算に伴う返還金15万円であります。歳入では、支払基金交付金、国庫支出金を充当し、一般会計繰入金で収支の均衡を図っております。
 介護保険会計176万1,000円は、保険給付費の諸支出金として調整交付金過年度分精算による返戻及び地域支援事業交付金過年度分精算による返戻であります。歳入では、国庫負担金と支払基金交付金、基金繰入金を充当し、収支の均衡を図っております。
 簡易水道事業会計367万円は、総務費99万8,000円は簡易水道事業統合計画書策定委託料、簡易水道建設費267万2,000円は中山間地域総合整備事業負担金であります。歳入では、一般会計繰入金、市債を充当するものであります。
 公共下水道事業会計1,544万3,000円は、下水道建設費として下水道工事に伴う水道施設移転補償費であります。歳入は、市債として下水道建設債の特別措置分を充当し、一般会計繰入金を減額しております。
 水産物地方卸売市場事業会計675万7,000円は、総務費として修繕料605万7,000円、工事請負費70万円であります。歳入では、前年度繰越金を充当するものであります。
 なお、7ページ以降に一般会計歳入歳出の状況を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。
 以上であります。
○議長(上田竹則君)  市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(田中正憲君)  それでは、議案書の395ページをお願いします。
 議案第74号 平成20年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)について御説明をいたします。
 まず初めに、平成20年度の第1・四半期、4月から6月の3カ月の業務状況の概要について説明をさせていただきます。
 既に御承知のとおり、市立病院の常勤医師が開業等により退職され、眼科、脳神経外科の常勤医が不在となり、また内科医の大幅な減少によりまして内科外来診療については4月から紹介予約制を導入させていただきました。さらに、6月からは24時間、365日体制で対応してまいりました救急患者の受け入れを、水曜日と土曜日は制限をさせていただきました。そのため、患者数が前年度同期と比較して、入院患者数で5,304人、21.55%の減、外来患者数で8,543人、22.2%の減となっております。これに伴いまして、医業収益が入院収益で約1億3,400万円、外来収益で約7,400万円の減、全体で約2億1,200万円、前年同期と比較して18.8%の減収となっております。
 一方、医業費用につきましては、前年度同期と比較しまして、給食業務の民間委託化、退職者等による給料、手当、賃金等は約6,000万円の減、材料費は患者数の減少により約7,400万円の減となっております。しかし、中途退職者の退職給与金が6,800万円の増、給食業務等委託業務の見直しによる経費が1,600万円の増などにより、全体で約5,000万円、4.1%の減にとどまっており、非常に厳しい経営状況となっております。
 それでは、今回の補正予算について御説明をいたします。
 まず、第2条業務の予定量につきましては、(2)の年間患者数を、入院患者8,971人、外来患者2万9,485人を減員補正して、入院患者数を8万454人、外来患者数を11万1,455人にするものでございます。(3)の1日平均患者数ですが、入院患者を25人減員して220人、外来患者数を122人減員して458人にするものです。
 次に、第3条収益的収入及び支出につきまして御説明いたします。
 まず、収入の第1款の病院事業収益は2億8,830万7,000円を減額して、総額で41億9,627万3,000円とするものです。
 内訳といたしましては、第1項の医業収益のうち入院収益を2億5,404万5,000円減額、外来収益を1億6,152万1,000円減額、その他医業収益6,432万6,000円の増額、この増額につきましては救急医療運営費に係る繰入金は医業収益とするとの県からの指摘がございまして、予算の組み替えをしたためでございます。これにより、医業収益合計では3億5,124万円減額して、総額で38億2,282万3,000円とするものです。
 第2項の医業外収益は6,293万3,000円増額して、総額で3億7,343万円とするものです。
 次に、支出の第1款、次ページになりますが、病院事業費用は8,956万6,000円を減額し、総額で47億1,961万3,000円とするものです。内訳といたしましては、第1項の医業費用を8,930万円減額するもので、その主なものは患者数減に影響されます材料費でございます。人件費につきましては、退職者数などの流動的なものがございまして、今回は補正をいたしておりません。
 次に、第4条資本的収支でございますが、今回支出の補正は行わないため、収入のみとなっております。
 第1款資本的収入を1億4,766万1,000円を増額して、総計2億8,838万6,000円とするものです。
 内訳としましては、第4項出資金を1億2,266万1,000円増額、第5項負担金を2,500万円増額するものです。
 また、資本的収入が資本的支出に対し不足する額9,315万6,000円は、第4条括弧書きに記載のとおり、過年度分の損益勘定留保資金などで補てんをするものです。
 次に、次ページになります、第5条他会計からの繰入金及び補助金につきましては、一般会計からの繰入金及び補助金は、地方公営企業法に基づく(2)の高度医療費運営費に充てるものとして5,812万3,000円を増額し、1億7,245万円とし、(6)医師研修研究に充てるもの9,387万3,000円、(7)企業債元金償還に充てるもの1億2,266万1,000円、(8)資産購入費に充てるもの2,500万円、合計で2億9,965万7,000円を計上し、当初計上済みの2億2,541万2,000円と合わせると総計では5億2,506万9,000円となります。
 次に、第6条ですが、たな卸資産購入限度額につきましては、8億9,790万3,000円を9,674万2,000円減額し、8億116万1,000円に改めるものでございます。
 なお、4ページ以降に予算実施計画、資金計画、貸借対照表及び予算明細書を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  税務課長。
○税務課長(市川芳和君)  別添資料、2枚物をお開き願います。本日配付した資料でございます。
 議案第75号 愛媛地方税滞納整理機構規約の変更について御説明いたします。
 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い所要の改正を行うため、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 次ページをお願いいたします。
 改正内容でございますが、第8条中「報酬」を「議員報酬」に改めるもので、附則として、この規約は愛媛県知事の許可のあった日から施行する。
 以上でございます。
○議長(上田竹則君)  ただいま議題となっております52件についての本日の審議はこの程度にとどめます。
————————————————————————————————————————
○議長(上田竹則君)  日程第4 議員提出議案第2号 住民の暮らしを守るため、地方財政の強化・拡充を求める意見書の提出については、提案者から取り下げの申し出がありましたので、議長においてこれを許可いたしました。
 そこで、日程第4について、本日の議事日程から削除いたします。
————————————————————————————————————————
○議長(上田竹則君)  先ほど二宮雅男君から議会運営委員会委員の辞任願が提出されましたので、委員会条例第14条の規定により許可いたしましたから、報告いたします。
 お諮りいたします。
 二宮雅男君が議会運営委員会委員を辞任されたことにより、現在議会運営委員会委員が欠員となっております。
 この際、議会運営委員会委員の補充選任を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
                                              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会委員の補充選任を日程に追加し、議題とすることに決しました。
————————————————————————————————————————
○議長(上田竹則君)  議会運営委員会委員の補充選任についてを議題といたします。
 先ほど副議長に就任されました大城一郎君を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
                                              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、大城一郎君を議会運営委員会委員に選任することに決しました。
————————————————————————————————————————
○議長(上田竹則君)  この際、南予水道企業団議会議員の辞職について報告いたします。
 ただいま南予水道企業団議会議員のうち宮本明裕議員の南予水道企業団議会議員辞職に伴い、南予水道企業団議会議員1名が欠員となりました。
 お諮りいたします。
 この際、南予水道企業団議会議員の補欠選挙を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
                                              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。したがって、この際、本件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
————————————————————————————————————————
○議長(上田竹則君)  本選挙は、南予水道企業団議会議員のうち宮本明裕議員の南予水道企業団議会議員辞職に伴い、南予水道企業団議会議員1名が欠員となりましたので、その後任者を選挙するものであります。
 お諮りをいたします。
 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
                                              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                                              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。したがって、議長において指名することに決定いたしました。
 私上田竹則を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議長において指名いたしました私上田竹則を南予水道企業団議会議員の当選人と決定することに御異議ありませんか。
                                              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。したがって、ただいま指名いたしました私上田竹則が南予水道企業団議会議員に当選いたしました。
 お諮りいたします。
 議事の都合により、明9日及び10日の2日間は休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                                              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、明9日及び10日の2日間は休会することに決しました。
————————————————————————————————————————
○議長(上田竹則君)  これにて本日の会議を閉じます。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 明9日及び10日の2日間は休会であります。11日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。
————————————————————————————————————————
○議長(上田竹則君)  本日はこれにて散会いたします。
                                               午後 3時09分 散会
————————————————————————————————————————
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
 八幡浜市議会 前議長 宮 本 明 裕
         議長 上 田 竹 則
        副議長 大 城 一 郎
         議員 上 田 浩 志
         議員 大 山 政 司

お問い合わせ

議会事務局
住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
TEL:0894-22-5998
FAX:0894-22-5963
このページの先頭へ戻る