公開日 2014年09月18日
議事日程 第1号
平成21年12月7日(月) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
会期の決定
第3
認定第 1号 平成20年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
決算審査特別委員長報告
(質疑、討論、採決)
第4
認定第 2号 平成20年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について
産業建設委員長報告
(質疑、討論、採決)
第5
認定第 3号 平成20年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について
民生文教委員長報告
(質疑、討論、採決)
第6
議案第80号 訴えの提起について
議案第81号 市道路線の廃止について
議案第82号 市道路線の認定について
議案第83号 八幡浜市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第84号 八幡浜市行政財産使用料条例の制定について
議案第85号 八幡浜市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第86号 八幡浜市交通傷害保障条例を廃止する条例の制定について
議案第87号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(第5号)
議案第88号 平成21年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第89号 平成21年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第90号 平成21年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第3号)
議案第91号 平成21年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)
議案第92号 平成21年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第93号 平成21年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第94号 平成21年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)
議案第95号 平成21年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第2号)
(提出者の説明)
第7
報告第15号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)
議案第96号 財産の取得について
議案第97号 財産の取得について
議案第98号 財産の取得について
(提出者の説明)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期の決定
日程第3
認定第1号
日程第4
認定第2号
日程第5
認定第3号
日程第6
議案第80号~議案第95号
日程第7
報告第15号、議案第96号~議案第98号
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出席議員(19名)
1番 岩 田 功 次 君
2番 石 崎 久 次 君
3番 樋 田 都 君
4番 新 宮 康 史 君
5番 上 田 浩 志 君
6番 井 上 和 浩 君
7番 魚 崎 清 則 君
8番 二 宮 雅 男 君
9番 遠 藤 素 子 君
10番 清 水 正 治 君
11番 宇都宮 富 夫 君
12番 兵 頭 孝 健 君
13番 上 田 竹 則 君
14番 松 本 昭 子 君
15番 住 和 信 君
16番 中 岡 庸 治 君
17番 宮 本 明 裕 君
18番 大 山 政 司 君
19番 萩 森 良 房 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 橋 本 顯 治 君
政策推進課長 中 榮 忠 敏 君
危機管理室長 尾 﨑 政 利 君
総務課長 都 築 眞 一 君
財政課長 國 本 進 君
税務課長 清 水 義 明 君
市民課長 柏 木 幸 雄 君
生活環境課長 大 森 幸 二 君
福祉事務所長 水 野 省 三 君
保健センター所長 松 本 常 美 君
人権啓発課長 森 岡 雅 司 君
水産港湾課長 大 西 力 君
建設課長 菊 池 賢 造 君
監理開発課長 中 岡 勲 君
農林課長 二 宮 嘉 彦 君
商工観光課長 菊 池 正 康 君
下水道課長 宮 本 雅 三 君
保内庁舎管理課長 松 本 強 君
水道課長 永 井 俊 明 君
市立病院事務局長 田 中 正 憲 君
会計管理者 元 田 博 之 君
教育委員会委員長 井 上 守 君
教育長 増 池 武 雄 君
学校教育課長 三 堂 嗣 夫 君
生涯学習課長 大 本 孝 志 君
文化振興課長 山 本 数 道 君
代表監査委員 市 川 芳 和 君
監査事務局長 山 本 一 夫 君
農業委員会事務局長 山 下 裕 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 菊 池 敏 和 君
事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君
調査係長 髙 岡 哲 也 君
書記 脇 野 和 仁 君
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午前10時00分 開会
○議長(萩森良房君) ただいまより平成21年第8回八幡浜市議会定例会を開会いたします。
市長から今議会招集のあいさつがあります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 皆さん、おはようございます。
開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
本日、平成21年第8回市議会定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、年末を控え大変御多忙のところ御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。
最初に、県立八幡浜高校陸上部女子の駅伝全国大会出場についてであります。
県予選で3連覇を達成、12月20日の全国大会出場を手にされ、さらに四国大会においても連覇、まことにおめでとうございます。県予選の記録を更新し、都大路を駆け抜けて、八幡浜の名を全国に広げてもらえるよう健闘を御祈念申し上げます。
次に、新型インフルエンザについてであります。
11月下旬から本格的流行となってきました。感染者は市内全域に広がり、各学校にも2回目の学級閉鎖が続いており、注意が必要な状況です。予防対策として優先接種対象者にワクチン接種が始まり、八幡浜市においても低所得世帯に属する方へ接種料の助成をすることによりワクチン接種を受けやすい環境整備を図ることにしております。
次に、国政の動向についてであります。
11月30日に開催された行政刷新会議において、予算の無駄削減のため実施された事業仕分けの全447事業の判定結果が了承、鳩山首相は判定結果を来年度予算にしっかり取り組んでいくことが大変重要だと極力反映させる意向を示されたところであります。今後も国の動きを注視しながら財源確保に最大限努力するとともに、行財政改革を進め、より簡素で効率的な市政の運営に努める所存でありますので、議員各位におかれましても御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、定例会について申し上げます。
本定例会におきましては、報告1件、条例案4件、予算案9件、その他6件、合わせて20件の御審議をいただくものでございます。
諸議案の内容等につきましては後ほど御説明いたしますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。
なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、新型インフルエンザワクチン接種助成事業についてほか3件について御説明申し上げ、議員各位の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
以上、申し述べまして、招集のごあいさつといたします。
○議長(萩森良房君) 議長において、この際、諸般の報告を行います。
11月臨時会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付いたしております報告書をもってこれにかえます。
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○議長(萩森良房君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(萩森良房君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において8番 二宮雅男君、18番 大山政司君を指名いたします。
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○議長(萩森良房君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月22日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(萩森良房君) 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。
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○議長(萩森良房君) 日程第3 認定第1号 平成20年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本件に関し、決算審査特別委員長の報告を求めます。
中岡庸治君。
〔決算審査特別委員長 中岡庸治君登壇〕
○決算審査特別委員長(中岡庸治君) 決算審査特別委員会の報告を申し上げます。
認定第1号 平成20年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について付託されておりました当委員会は、10月20日、22日、23日の3日間にわたり、市の理事者を初め担当課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。その結果、当委員会は認定第1号を賛成多数で認定することに決しました。その審査の概要について報告いたします。
平成20年度の一般会計及び特別会計の決算は、予算現額352億4,739万8,000円、歳入決算額321億6,468万2,710円、歳出決算額315億9,698万9,116円であり、決算額の形式収支は5億6,769万3,594円の黒字であります。これから翌年度へ繰り越すべき財源1億9,087万円を差し引いた実質収支は3億7,682万3,594円の黒字であります。
なお、歳入決算の執行率は91.3%、歳出決算については89.6%となっております。
基金の状況は、平成20年度末現在高は、一般会計の基金として財政調整基金11億1,120万9,661円を初めとした16基金、計32億608万1,047円、その他の基金として土地開発基金ほか4基金で計5億4,300万1,587円となっております。
財政状況につきましては、財政基盤の強弱を示す財政力指数が3カ年平均0.379で県下11市中10位であり、依然として国、県に依存する財政体質であります。
公債費比率は13%で県下11市中6位、起債制限比率は8.2%で県下11市中2位となっております。また、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は92.9%、県下で9番目となっており、依然として標準的と言われる80%を上回っており、硬直化した財政構造が続いております。
以下、審査の過程において論議されました主な事項について申し上げます。
まず、一般会計、歳出、2款総務費、1項12目企画費、19節負担金補助及び交付金、国際交流補助金に関し、委員より、例えば二宮敬作ウオーク大会を国際交流協会が実施する場合、企画の段階からほとんど政策推進課の職員が行っているように見える。国際交流協会は独立した一つの協会である。独立した協会あるいは団体に対しての市のかかわり合いについてただしたのに対し、理事者より、本来は協会として独自な形で行事を実施し、それを事務局が補佐するという形がベストであろうと思っている。しかし、なかなかうまくいっていないのが現状である。今後、事務局のあり方、ありようについて検討していく必要があると思っているとの答弁がありました。
それに対し委員より、補助金という性質を考えると、補助を受ける協会や団体を受け皿のしっかりとした協会、団体につくり上げるということも大事なことであると思う。この国際交流協会についても政策推進課が支援をしながらでも事務局体制をつくり上げ、独立した協会にしていくべきではないか。それについてはかなりの検討の余地があると思うとの意見がありました。
次、同じく歳出、2款総務費、2項2目賦課徴収費、19節負担金補助及び交付金、愛媛地方税滞納整理機構負担金に関し、委員より、愛媛地方税滞納整理機構については設立から3年が経過していると思うが、その徴収実績はどのようになっているのかとただしたのに対し、理事者より、愛媛地方税滞納整理機構の徴収実績については、平成18年度約2,400万円、19年度約1,560万円、20年度は約1,720万円となっているとの答弁がありました。
それに対し委員より、ここ二、三年は長年にわたって滞納していた高額の滞納分が回収でき効果が上がったが、だんだんそれがなくなり、また経済状況も厳しくなっているということもあり、回収できないような状況になりつつあると聞くが、どのような状況であるかとただしたのに対し、理事者より、愛媛地方税滞納整理機構への事務移管の状況については、当市ではここ3年間ずっと年間40件を目途に事務移管をしてきた。事務移管をすることによって徴収効果が上がっているので、今後も引き続き悪質な滞納者については事務移管をしていきたい。税金の徴収については、公平負担の原則に基づき厳しく対処していきたいとの答弁がありました。
次、同じく4款衛生費、2項3目南環境センター管理費、11節需用費に関し、委員より、不用額が約1,100万円出ているが、その理由についてただしたのに対し、理事者より、この不用額の主なものは修繕料であり、ごみ焼却炉等で不意の故障があった場合に備えたものである。3月の補正予算においても減額しづらいということもあり、不用額が生じたとの答弁でありました。
その修繕料に関し、さらに委員より、ごみ焼却炉の修繕料については毎年1億円以上かかっている。炉の製造メーカーと随意契約を結んで支出していると思うが、民間であれば、100万円単位のものでも競争見積もりを行い査定をするのが普通である。なれ合いというものを心配するが、その辺のチェックはどのように行っているのかとただしたのに対し、理事者より、南環境センターは建設費約42億円の施設である。通常このような施設を維持管理するためには建設費の5%の経費が必要だと言われている。当市の場合、修繕料、ここ数年を平均すると約1億2,000万円かかっているが、そのチェックについては当市には炉の修繕が必要がどうかを含め、施設の修繕について判断できる職員はいない。そうなると、一番のノウハウを持っているのは施設をつくった業者である。それで、その業者との随意契約で修繕等を行っている。業者を信頼しているというところに依存しているのが現状であるとの答弁がありました。
それに対し委員より、ごみ焼却炉などの特殊性については認識しているが、その特殊性のあるものをどういう形で検査するのか、またそれが適正かどうかということを含め今後検討すべきではないかとの指摘がありました。
次に、歳出、6款農林水産業費、1項4目農林振興費、19節負担金補助及び交付金に関し、委員より、施設園芸省エネルギー化緊急支援事業等に約3,200万円の補助金を支出しているが、その補助金が目的に沿って使用されているのか、その検証、その結果の確認をどのようにしているのか、効果の数値化はできないのかとただしたのに対し、理事者より、ハウス施設の原油高騰対策として、電気によるヒートポンプの導入に対する補助金やモノレール、園内道設置への補助金であるが、完成時にそれぞれ現地に行き、計画どおり実施されているか、事業主体の立ち会いのもと検査を行っている。農家からは大変喜ばれているが、省力化率、経費の削減率などの効果を具体的に数量的に検証するのは困難であり、今後の検討課題としたいとの答弁がありました。
次、8款土木費、2項2目道路維持費、13節委託料に関し、委員より、支障木伐採除去や除草、清掃業務など市道の維持管理に153万円余り支出しているが、市道の維持管理について基本的な考え方を聞きたいとの説明を求めたのに対し、理事者より、市道の維持管理については、バス路線である市道南環境センター等公共施設に通じる市道については市が行っている。その他の市道については地元のボランティアでお願いをしている。ただ、油などの原材料の支給や地元では対応できない大木の伐木等については市が行うとの答弁がありました。
それに対し委員より、基本的な考えは理解できるが、ただその中に市道の利用頻度という観点も加えてはどうかとただしたのに対し、理事者より、例えば交通量、他の市町へ接続する道路もということも考えられるが、予算等の問題もあるので、今後の検討課題としたいとの答弁がありました。
以上、審査の概要を申し上げましたが、理事者におかれましては、ただいま報告をいたしました事項並びに審査の経過において指摘、要望のありました事項については、今後の行財政運営、とりわけ平成22年度の予算編成に速やかに反映され、財政の健全化、予算の効率的な配分等積極的な行財政改革に取り組まれ、市の活性化を図られるよう、なお一層の御努力を要望するものであります。
最後に、年間を通じて、市政の発展のため積極的に取り組まれました理事者の熱意と審査に当たられました監査委員の努力に対し、衷心より敬意を表するものであります。
以上で決算審査特別委員会の報告を終わります。
○議長(萩森良房君) ただいまの決算審査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(萩森良房君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(萩森良房君) これをもって討論を終結いたします。
これより認定第1号を採決いたします。
本件に対する特別委員長の報告は認定であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(萩森良房君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、認定第1号は認定することに決しました。
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○議長(萩森良房君) 日程第4 認定第2号 平成20年度八幡浜市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。
上田浩志君。
〔産業建設委員長 上田浩志君登壇〕
○産業建設委員長(上田浩志君) 9月市議会定例会におきまして、産業建設委員会に付託され、閉会中の継続審査となっておりました認定第2号 平成20年度八幡浜市水道事業会計決算の認定についての審査が終了いたしましたので、その結果並びに概要を御報告申し上げます。
去る10月27日、産業建設委員会を開催し、担当理事者から詳細なる説明を受け、慎重に審査を行いました。その結果、本決算は全員一致をもって認定することに決しました。
以下、審査の概要について申し上げます。
初めに、需給の状況でありますが、本年度は降雨量が1,424ミリで昨年度比1.8%の増とほぼ前年並みでありましたが、南予水道企業団の受水と自己水源を合わせ、安定した水の供給を行っております。
有収率につきましては、老朽管の改良及び漏水調査により249件の漏水を発見し、速やかに修繕を行ったことにより、配水量482万3,468トンに対し給水量414万7,663トンで86.0%となり、前年度86.1%とほぼ前年並みでありました。
次に、事業内容でありますが、平成20年度は保内給水区水源地配水濁度計設置工事や、稲ケ市地区配水管改良工事、神山配水池流量計更新工事、松柏水源地雨天給水用ポンプ増設工事等55件の建設改良工事を実施いたしております。
次に、決算の状況であります。
収益的収支につきましては、事業収入7億8,765万4,119円に対し事業費用7億4,172万9,048円で、収支差し引き4,592万5,071円のプラスとなり、単年度黒字となりました。その結果、当年度未処理欠損金は前年度繰越欠損金5,875万9,177円に当年度黒字4,592万5,071円を加えて1,283万4,106円となりました。その主な原因は、経費の削減を図ったことによる費用の減少によるものであります。
資本的収支につきましては、建設改良費1億4,414万6,642円、企業債償還金1億4,084万4,280円等により2億5,214万3,485円の資金不足となりましたが、過年度分損益勘定留保資金等で補てんしております。
次に、審査の過程において論議されました主な事項について御報告申し上げます。
委員より、現在布設されている配水管の耐用年数は何年か、また今後配水管のやりかえが必要だと思うが、その対策はどのようにしているのかとただしたのに対し、理事者より、配水管の耐用年数は40年であり、当市では配水管の老朽化が激しくなっている、その中で現在水道ビジョンを策定中であり、現況調査を行っている。今後は、水道ビジョンをもとに計画的に施設等の更新を行っていくとの答弁でありました。
また、委員より、一昨年、水道料金を値上げされ、本年度も単年度黒字であるが、今後施設等の更新を考えると、将来的に水道料金の値上げはあるかとただしたのに対し、理事者より、平成19年度の水道料金の値上げにより平成19年度から単年度黒字である。ただし、今後は水道ビジョンをもとに本格的な老朽管の修繕等施設の更新が必要になってくると、どうしても水道料金の値上げは避けられないとの答弁でありました。
以上、審査の概要を申し上げましたが、水道事業会計については本年度も単年度黒字を計上しておりますが、人口の減少や節水意識の向上等により水需要の大幅な伸びは当面期待できない状況にあり、施設の老朽化に伴う修繕料の増加や多額の企業債の償還も合わせて当市の水道事業を取り巻く環境は今後も厳しい状況に置かれることが予想されます。そのため、今後限られた財源の中で経営努力を重ねて、事業に要する経費は事業の運営に伴う収入をもって賄うという独立採算制と公営企業の持つ経済性を発揮し、職員一丸となって企業努力を結集し、さらなる管理の効率化、コスト削減等による経営効率の向上に努力され、安全で良質な水の安定供給に努め、市民の信頼にこたえられるよう、また現在策定中の水道ビジョンにより施設等の回収をしっかりしていただくことを強く要望して、産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(萩森良房君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(萩森良房君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(萩森良房君) これをもって討論を終結いたします。
これより認定第2号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(萩森良房君) 着席願います。
起立全員であります。よって、認定第2号は認定することに決しました。
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○議長(萩森良房君) 日程第5 認定第3号 平成20年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。
新宮康史君。
〔民生文教委員長 新宮康史君登壇〕
○民生文教委員長(新宮康史君) それでは、9月市議会定例会におきまして、当民生文教委員会に付託され、閉会中の継続審議となっておりました認定第3号 平成20年度市立八幡浜総合病院事業決算の審査が終了しましたので、その結果並びに概要を御報告申し上げます。
去る10月13日、市立八幡浜総合病院事業の決算を審査するため民生文教委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果、本決算は全員一致をもって認定することに決しました。
以下、審査の概要を申し上げます。
まず、病院事業活動による経営状況の収支についてであります。
医業収益は、対前年度比15.5%の減になっております。内訳としまして、入院収益が17.3%の減、外来収益17.5%の減、そのほか医業収益につきましては14.4%の増となっており、主な要因は医師8名の減少による患者数の大幅な減少であるとの説明でありました。また、補助金などの医業外収益は16.0%の減、病院事業収益全体では15.6%の減となってございます。
一方、支出であります病院事業費用につきましては、対前年度比7.8%の減となっております。内訳といたしまして、給与費が5.6%の減、材料費が28.2%の減、減価償却費が5.3%の減となっており、主な要因は職員数の減少による給与費及び患者数の大幅な減少による材料費の削減によるものであるとの説明でありました。
この結果、収支差し引きでは3億5,403万370円の単年度赤字となり、前年度までの繰越欠損金7億4,896万5,193円と合わせまして、平成21年度に繰り越す額は、未処理欠損金としまして11億299万5,563円となってございます。
次に、業務内容についてでありますが、外来患者数は11万1,135人、前年度に比べ3万7,310人の減、25.1%の減であります。入院患者数は7万3,924人、前年度に比べ20.9%の減で1万9,562人の減となっております。
以上、決算の概要について申し上げましたが、次に審査の過程におきまして論議されました主な事項について報告いたします。
まず、委員より、収入減の主な理由は医師不足に伴う患者数の大幅な減少によるものとの説明であるが、収益及び医師の確保等に対しどのような対策を講じたのか、また今後の見通しはどうなっているのかとただしたのに対しまして、理事者より、院長と全ドクターが高度医療機器の活用等により診療単価の向上を図るようヒアリングを行い、さらに毎月の経営動向等に対しても、管理者会、運営委員会において細かな検討を行っている。患者数が減少しているとはいえ、特に内科医1人当たりの負担はふえており、何とか頑張っていただいている状況である。医師確保対策については、特に内科医を派遣いただいている愛媛大学へは何度も足を運んだが、医局に医師がいないため、こちらに回せないとのことであった。また、市民よりいただいた情報により、当院へ来ていただけないかとの話に伺ったが、もう少し経験を積みたい等の理由により確保には至っていない。現在、当院での勤務に期待の持てる医師と交渉を行っているが、相手があることなので、この時点では公表できないとの答弁でありました。
それに対して委員より、研修医制度の見直しが発端となり、全国の自治体病院でも医師不足が発生している。医師がいないことには患者も来ないため、医師確保に向け報酬等待遇面において大きな施策を講じることを検討していただきたいとの要望がありました。
なお、そのほか医師確保に関連し地域医療再生計画等についても種々論議されました。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。
○議長(萩森良房君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(萩森良房君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(萩森良房君) これをもって討論を終結いたします。
これより認定第3号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(萩森良房君) 着席願います。
起立全員であります。よって、認定第3号は認定することに決しました。
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○議長(萩森良房君) 日程第6 議案第80号 訴えの提起についてないし議案第95号 平成21年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第2号)、以上16件を一括議題といたします。
初めに、市長より総括説明を願います。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 本日ここに第8回市議会定例会を招集いたしまして、補正予算案を初め、当面する市政の重要案件の御審議をいただくわけでございます。
各案件にわたります詳細な説明は、審議の過程で副市長並びに各課長から申し上げることといたしまして、私は概要を申し上げ、議員各位の御理解と御協賛を賜りたいと存じます。
さて、国の景気の動向でありますが、内閣府発表の11月月例経済報告では、総論として、景気は持ち直してきているが、自立性に乏しく、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にあるとの基調判断であります。部門別では、雇用情勢は依然として厳しく、個人消費は持ち直しの動きが続いているとし、物価の動向を総合してみると緩やかなデフレ状況にあると述べています。
先行きについては、当面厳しい雇用情勢が続くと見られるものの、海外経済の改善などを背景に景気の持ち直し傾向が続くことが期待される。一方、雇用情勢の一層の悪化や海外景気の下振れ懸念、デフレや金融資本市場の変動の影響など、景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要があるとされております。
政府は、家計の支援により個人消費を拡大するとともに、新たな分野で産業と雇用を生み出し、日本経済を自立的な回復軌道に乗せ、内需を中心とした安定的な経済成長を実現するよう政策運営を行うとともに、緊急雇用対策の推進により雇用、環境等について迅速かつ重点的な取り組みを行い、景気の下支えを図るための経済対策を取りまとめるとしております。この対策の実施に必要な財政措置に関しては、来年の通常国会に平成21年度第2次補正予算を提出し、平成22年度予算との間をつなぐことにより切れ目のない経済財政運営を行うとしております。 次に、11月17日に閣議報告された予算重点指針についてであります。
この指針は、大きく3点について掲げられております。まず1点目、現下の経済、雇用情勢への対応について、戦略的経済対策による切れ目のない経済財政運営、2点目は、予算、経済対策の重点分野として、コンクリートから人へ予算の使い方の抜本的な見直し、3点目は、持続可能な経済成長へ向けて成長力強化と財政規律との両立、以上3点が示されております。
今後の予算編成過程において経済対策や行政刷新会議における事業仕分けの状況、税収動向等を踏まえつつ、平成22年度予算における国債発行額の上限等を含む予算編成の基本方針の原案を国家戦略室において作成し、予算編成に関する閣僚委員会において検討の上、閣議決定するとされております。
また、国の予算編成方針では年内に編成するとされていますが、地方の予算編成に重要な地方財政対策等のおくれも予想されることから、今後とも国の予算編成の動向に注視してまいりたいと考えております。
次に、市立病院の経営環境についてであります。
御案内のとおり、八西地域における基幹的中核病院として医療上の安心保障という重要な役割を担っており、医療の質、医療サービスの向上及び病院経営の効率化の3項目を基本理念に掲げ、地域住民に信頼される病院に向けて鋭意努力いたしております。
しかしながら、常勤医の減少を受けて前年度から実施しております水曜日と土曜日の2次救急診療の休止、内科外来の予約診療制は継続を余儀なくされております。また、八西医療圏域人口の減少と少子・高齢化の進展が続く中、さらには研修期間終了に伴い2名いた研修医の不在及び定期的応援医の派遣の縮小が外来、入院患者数の減少を招き、病院経営はますます厳しくなる環境にあります。
医師確保の緊急的対応としましては、常勤医の待遇の改善に着手し、定着化の推進、高度医療機器の更新を初め医療の高度化など医療サービスの向上に努めております。11月からは循環器内科医師1名が常勤医として着任していただきました。今後も不足する診療科の医師確保に全力を挙げて取り組む所存です。
また、医師とともに深刻化する看護師の不足に対しては、現行の看護配置基準を堅持するため、病棟再編や稼働病床数削減及び看護体制の変更などの緊急避難的な対策を講じてまいりましたが、抜本的な対策を講じる必要があります。
さらに、地域の医療資源の有効活用を図るため、10月から開放病床を創設しました。地域住民の利便性と入院患者の増加及び勤務医の過重勤務の軽減が期待できます。
今後も、医師確保対策、信頼される病院づくり、病院改革プランの実現に向けた取り組みを行ってまいる所存であります。
なお、損害賠償請求事件に係る和解についてでありますが、これにつきましては、平成17年に市立八幡浜総合病院が行った手術後の措置等について問題があるとして御遺族様から損害賠償請求の提訴を受けておりました。本年11月に裁判所から和解案の提示を受け、12月2日に合意に達しましたので、損害賠償の額の決定について専決処分をいたしました。本日議案として専決処分の報告についてを提案いたしましたので、御承認をいただきたいと考えております。
それでは、今回の補正予算の主なものについて順次御説明いたします。
最初に、八西地域情報基盤整備事業についてであります。
この事業は、伊方町との共同事業により、老朽化しております八西CATVケーブルの更新及び行政用ネットワークを構築するもので、工事費と施工監理委託料合わせて29億9,000万円の予算措置を講じるものであります。その財源として、地域情報通信基盤整備推進交付金及び地域活性化・公共投資臨時交付金の2つの交付金、さらには事業運営者の八西地域総合情報センター分担金を充当しております。
次に、地場産業の振興対策であります。
農業関係では、担い手の育成による農業生産活動等の維持を図るための中山間地域等直接支払制度交付金、国営かんがい排水事業による国営南予用水土地改良事業負担金及び有害鳥獣対策として果樹産地高度化緊急支援対策事業補助金の予算化、林業関係では、森林の有する多面的な機能が十分発揮されるよう適切な森林整備の推進を図るため、森林整備地域活動支援交付金及び国の補助事業であります地域材の利用を拡大するための森林そ生緊急対策事業の予算措置を講じたところであります。
また、港湾漁港関係では、水産業における長引く魚価の低迷、燃油、資材価格の高どまり、世界的経済不況の影響等により漁家経営の事業継続が困難になるなど危機的状況にあることから、国は補正予算による漁業緊急保証対策の実施、県では長期借換資金及び漁業者緊急支援資金が創設され、当市においても県と歩調を合わせた利子補給事業を実施し、基幹産業である水産業の振興を図ってまいります。また、大島漁港物揚げ場かさ上げ工事などの予算措置を講じております。
そのほか、ふるさと融資による地域総合整備資金貸付金の予算措置を講じ、地域経済の振興を図ってまいります。
次に、防災対策として、住宅・建築物安全ストック形成事業補助金による地震防災マップ作成及び防災情報通信設備整備事業交付金を活用した全国瞬時警報システムJ−ALERTの導入により地域の防災対策の充実を図ってまいります。
次に、保健衛生対策として、国が実施する新型インフルエンザワクチン接種に関する実施要綱に基づき、市民税非課税世帯等への予防接種無料化の予算措置を講じております。
次に、社会福祉の充実として、障害者自立支援法の円滑施行特別事業補助金による事業運営安定化事業及び障害者通所サービス等利用促進事業の予算化、またオストメイト対応トイレ設備緊急整備事業により市立病院に設置するための繰出金の予算措置を講じております。
次に、教育の振興であります。
学校教育につきましては、幼稚園、小・中学校に対する新型インフルエンザ対策費、川上小学校特別支援学級新設に伴う校舎改修工事、また懸案となっております学校給食センター用地購入費の予算措置を講じることとし、平成23年度完成を目指してまいる所存であります。
次に、生涯学習関係では、松蔭地区公民館ほかの修繕料、スポーツ活動助成事業の補助金の予算措置を講じたところであります。
その他の施策として、ふるさと納税寄附者への「ふるさと八幡浜だより」の実施、愛媛マンダリンパイレーツ球団への出資金などの予算措置をいたしております。
また、人件費については、各会計の年間所要額の調整等の予算措置を講じております。
最後に、招集あいさつでも触れましたが、八幡浜高校陸上部女子の駅伝全国大会出場に伴う助成措置をいたしております。選手の皆さんには郷土の代表として高校生らしい粘り強い走りを期待するとともに、御健闘を祈念いたしております。
以上、主要施策の概要を申し上げましたが、この結果、今回の補正予算として、一般会計41億6,313万5,000円、特別会計7会計3,332万8,000円減額、企業会計、病院事業会計1億3,400万1,000円、合計42億6,380万8,000円を計上、御提案申し上げます。
これらの財源といたしましては、地方交付税、国県支出金、市債等、それぞれの事業施策に対応する額を計上いたしております。
以上、補正予算案等について御説明申し上げましたが、慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(萩森良房君) これより順次説明を求めます。
水産港湾課長。
○水産港湾課長(大西 力君) 議案書の1ページをお願いいたします。
議案第80号 訴えの提起について御説明いたします。
今回の訴えの内容は、共栄水産株式会社大本 茂氏、有限会社新生水産大本宗司氏、八幡漁業株式会社田中平八氏の3者に対し、出島地区港湾施設用地内の建物収去、土地明け渡し等請求を行うものであります。
前述の3者が提起しておりました港湾施設用地(野積場)の占用許可不更新の取り消し等を求める訴えについては、平成21年7月14日付、最高裁判所の原告側上告の棄却により終結しました。これにより、市によって行われた一連の行政手続が適法であるとの判断が確定しましたので、港湾施設用地に不法占用している建物、また漁港区域内における不稼働漁船の長期係留及び代執行費用並びに占用料未納等が継続していることから、これらを適正に処理するために訴訟を行うものであり、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
以上であります。
○議長(萩森良房君) 建設課長。
○建設課長(菊池賢造君) 議案書の3ページをお願いいたします。
議案第81号 市道路線の廃止についてでございます。
整理番号113、北浜4号線、整理番号116、北浜7号線及び整理番号117、北浜8号線で、5ページから9ページの位置図、平面図をあわせて御参照ください。
9月議会で議決いただきました八幡浜都市計画臨港地区の見直し作業に際して、臨港道路と市道終点部の間に若干の空白区間があることが判明いたしましたので、終点の位置を変更するため、一たん道路法第10条第1項の規定により廃止するものでございます。
続きまして、議案書11ページをお願いいたします。
議案第82号 市道路線の認定についてでございます。
13ページから17ページの位置図、平面図をあわせて御参照ください。
内容につきましては、先ほど御説明いたしましたことに関連するものでございまして、道路法第8条第1項の規定に基づき新たに市道路線の認定を行うものであります。
以上です。
○議長(萩森良房君) 総務課長。
○総務課長(都築眞一君) 議案書19ページをお願いいたします。
議案第83号 八幡浜市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
船員保険法が一部改正され、船員保険制度のうち職務上疾病、年金部分が労働者災害補償保険制度に統合されることになりました。今回の船員制度の改正を受け、地方公務員である船員のうち、再任用短時間勤務職員についてはこれまで船員保険法が適用されていましたが、常勤の地方公務員である船員と同様、地方公務員災害補償法の規定に基づく補償を行うこととなったため、改正を行うものであります。
この条例は、平成22年1月1日から施行するものであります。
以上です。
○議長(萩森良房君) 財政課長。
○財政課長(國本 進君) 議案書21ページをお開き願います。
議案第84号 八幡浜市行政財産使用料条例の制定について御説明いたします。
この条例は、第1条の趣旨にありますように、地方自治法第238条の4第7項の規定に基づき、行政財産をその用途または目的を妨げない限度で使用を許可した場合において、徴収する使用料に関して使用料の金額及び算定方法等について必要な事項を定めるものであります。
現在、当市においては、同法に基づき使用を許可した場合に徴収する使用料に関して、条例または規則等でその根拠となる使用料の金額及び算定方法等についての基準がございません。今回新たに条例を制定することで統一した使用料算定基準により、それぞれの行政財産の所管課において使用許可事務を行うものであります。
第2条の使用料につきましては、他市の状況及び不動産鑑定士の意見を参考に規定いたしております。
第1項及び第2項では、23ページの別表記載の種類、使用区分に応じて他の法律、条例等で定めのある場合を除き、使用を許可する土地及び建物、またはこれらの近傍類似の固定資産評価額の1平方メートル当たりの単価に使用面積を乗じて得た額を使用料の算定の基礎となる土地及び建物の価格とし、この価格に、土地にあっては100分の4、建物にあっては100分の5を乗じて得た額を使用料年額としております。
また、自動販売機の設置を目的とした使用につきましては、一律1台につき年額2万4,000円としております。
次に、第3項で使用料の日割り計算、最低限度額及び最低算定数量、また第4項で不均衡是正の規定を定めております。
第3条の加算金として、行政財産の使用に伴い発生する光熱水費等の必要経費の徴収について定めております。
次、22ページになりますが、第4条の使用料の納付方法等につきましては、使用前の前納を基本としますが、必要に応じて別に期限を設定し、または分割納付も可能としております。
第5条の使用料の減免について、公用または公共用に供するための使用する場合、災害その他緊急やむを得ない事態の発生により応急用の施設として臨時に使用させる場合などの減免規定を定めております。
第6条の使用料及び加算金の不還付について、公用または公共用に供するために使用を取り消した場合、またはその他特別な理由がある場合を除き、納入済みの使用料及び加算金の不還付規定を定めております。
第7条の過料について、不正行為により使用料の徴収を免れた者に対する罰則規定を定めております。
第8条は委任規定についての定めであります。
附則で、この条例は平成22年4月1日から施行するものであります。
以上でございます。
○議長(萩森良房君) 保健センター所長。
○保健センター所長(松本常美君) 議案書25ページをお願いいたします。
議案第85号 八幡浜市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
社会保険の保険料等にかかわる延滞金を軽減するための厚生年金保険法の一部改正に伴い、介護保険料についても同様の取り扱いを行うため関係条例条文を一部改正するもので、9条の延滞金の軽減措置の区間の延長をするとともに、延滞金の割合について一部特例措置で軽減するものでございます。
なお、附則におきまして、この条例は平成22年1月1日から施行するものであります。
以上でございます。
○議長(萩森良房君) 市民課長。
○市民課長(柏木幸雄君) 議案書27ページでございます。
議案第86号 八幡浜市交通傷害保障条例を廃止する条例の制定について御説明いたします。
昭和40年代の高度経済成長とともに急激な車社会となり、私たちの社会生活、経済活動から車は切り離すことができないものとなっております。一方、その弊害として交通事故も急増し、大きな社会問題化してまいりました。
このような状況のもと、交通事故被害者の救済措置の一助として、本市では昭和44年4月より、低廉な掛金、1日1円での市民交通傷害保障制度を創設いたしました。発足以来年月を重ねるごとに保険加入率も増加し、万一の交通事故の備えとなってきました。
しかし、その後の民間保険会社の同種保険制度の充実などにより、近年では保険加入率が低下し、保険制度の存続と行政としての役割について疑問視する声が出てまいりました。
さらに、保険引き受け会社から平成21年度末をもって撤退する旨の申し出があり、再度調整を行いましたが、継続は困難となってまいりました。
以上の諸事情から、平成22年3月31日をもちまして本制度を廃止することに伴い八幡浜市交通傷害保障条例を廃止いたしたく、提案するものでございます。
なお、附則において、当保険制度の加入者につきましての保険請求権は2年間ありますので、旧条例を適用する経過措置を設けております。
以上でございます。
○議長(萩森良房君) 休憩いたします。
午前11時00分 休憩
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午前11時10分 再開
○議長(萩森良房君) 再開いたします。
財政課長。
○財政課長(國本 進君) 議案書29ページから209ページになります。
議案第87号から第94号 平成21年度一般会計補正予算(第5号)及び各特別会計補正予算7件を一括して、平成21年度12月補正予算資料で御説明をいたします。
1ページをお開き願います。
今回の補正は、一般会計では、今回補正額の欄にありますように41億6,313万5,000円を補正し、予算総額は230億4,278万円となり、前年度同期に比べ11.1%の増であります。
次に、特別会計は、国民健康保険事業会計を初め7会計の補正で、この7会計で小計欄にありますように3,332万8,000円の減額補正で、一般会計、特別会計を合わせますと、今回補正額は41億2,980万7,000円、累計では合計欄367億1,081万4,000円で、前年度同期と比べ5.9%の増であります。
次に、企業会計は、病院事業会計1億3,400万1,000円の補正であります。
なお、すべての会計における今回補正額は42億6,380万8,000円、企業会計を含めた総予算額は425億4,094万6,000円で、前年度同期に比べ3.8%の増であります。
それでは、一般会計から概要について御説明いたします。
2ページをお開き願います。
各経費の内訳でありますが、まず人件費4,462万1,000円は、三役の給料、期末手当、共済費の減額1,772万7,000円、議員の報酬、期末手当、共済費の減額2,056万2,000円、一般職員の給料、手当、共済費、合わせて8,291万円、この一般職員の増額は給料、期末手当、共済費の減額1億4,969万4,000円、退職手当の増額分2億3,260万4,000円の差し引きで増額となるものであります。
次に、物件費1,666万7,000円は、保内養護老人ホーム管理委託料440万9,000円、保育所入所委託料(広域入所分)220万円、地震防災マップ作成業務委託料648万円が主なものであります。
次に、維持補修費579万7,000円は、松蔭地区公民館ほかの公民館修繕88万9,000円、文化会館修繕89万6,000円などであります。
次に、扶助費1,825万5,000円は、障害者自立支援対策臨時特例交付金による特別対策事業378万3,000円、新型インフルエンザ予防接種の市民税非課税世帯扶助費1,372万2,000円などであります。
次に、補助費等5億451万7,000円は、八幡浜高校女子第21回全国駅伝競走大会出場補助金100万円、障害者自立支援対策臨時特例交付金による特別対策事業428万9,000円、施設事務組合負担金、急患センター分ほか3件合わせて2,552万7,000円の減額、中山間地域等直接支払制度交付金事業3億4,296万6,000円、国営南予用水土地改良事業負担金1億7,007万円、愛媛県森林そ生緊急対策事業補助金1,294万円、漁業者緊急支援資金利子補給補助金47万7,000円が主なものであります。
次に、投資的事業は31億7,125万円で、事業の主な内容につきましては後ほど御説明いたします。
次に、公債費649万8,000円は、電源立地促進対策交付金返還金253万円、平成20年度生活保護費国庫負担金返還金389万3,000円などであります。
次に、積立金340万2,000円は、養護老人ホーム基金への積立金であります。
次に、投資及び出資金80万円は、愛媛マンダリンパイレーツ球団株式会社への出資金であります。
次に、貸付金4億円は、地域振興に資する民間事業活動を支援するための地域総合整備資金貸付金であります。
最後の繰出金867万2,000円の減額は、国民健康保険事業特別会計などの8会計に対する繰出金及び繰出金の減額であります。
次に、4ページをお開き願います。
投資的事業実施計画でありますが、まず港湾関係は港湾建設事業事務費470万4,000円であります。
次に、漁港関係は、大島漁港転落防止フェンス改修事業50万円、大島漁港物揚げ場改修事業500万円、魚市場建設事業(フェンス設置原材料購入費)350万円などであります。
次に、学校関係では、川上小学校特別支援学級新設に伴う校舎改修事業89万3,000円、給食センター建設事業1億5,232万1,000円であります。
次、5ページになりますが、社会教育関係では、総合福祉文化センター非常用照明器具取りかえ事業399万8,000円であります。
次に、その他として、八西地域情報基盤整備事業工事費、施工監理委託料として29億9,148万8,000円、駅前駐輪場補修事業129万8,000円、全国瞬時警報システム整備事業717万2,000円であります。
以上が一般会計の概要であります。
なお、歳入では、地方交付税、分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、市債等を充当いたしております。
次に、特別会計補正予算を御説明をいたします。
前に戻りまして、3ページをお開き願います。
まず、国民健康保険事業109万5,000円の減額は、総務費の人件費の調整で、歳入は一般会計繰入金を減額しております。
後期高齢者医療3,514万9,000円の減額は、総務費の人件費調整及び後期高齢者医療広域連合納付金の減額であります。歳入は、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金を減額、繰越金及び諸収入を充当し収支の均衡を図っております。
介護保険295万円は、総務費の人件費調整、保険給付費の組み替え、基金積立金、介護給付費負担金等過年度分返還金の諸支出金であります。歳入は、一般会計繰入金の減額、基金繰入金を充当し、収支の均衡を図っております。
介護サービス事業18万3,000円は、サービス事業費の人件費調整による減であります。歳入は、一般会計繰入金を減額しております。
簡易水道事業42万5,000円は、総務費の人件費調整による増であります。歳入は、一般会計繰入金で収支の均衡を図っております。
公共下水道事業60万円は、総務費の人件費調整及び受益者負担金の前納報奨金の不足、下水道建設費は工事請負費と上水道管移設補償費の組み替えであります。歳入は、一般会計繰入金で収支の均衡を図っております。
戸別合併処理浄化槽整備事業87万6,000円の減額は、総務費の人件費の調整による減額であります。歳入は、一般会計繰入金を減額しております。
なお、7ページ以降に一般会計歳入歳出の状況を添付をいたしておりますので、御参照いただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(萩森良房君) 市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(田中正憲君) 議案書の211ページをお願いいたします。
議案第95号 平成21年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第2号)について御説明をいたします。
今回の補正は、平成21年度の上半期の業務実績及び下半期の業務予定、決算見込みによる補正措置でございます。
まず、第2条業務の予定量につきましては、(2)の年間患者数を1万6,419人減員し、総員16万4,021人とするものです。その内訳でございますが、入院患者を3,551人減員し、年間6万7,989人とし、外来患者数を1万2,868人減員し、年間9万6,032人とするものでございます。この患者数の減少についての主な要因といたしましては、研修医2名、内科医1名の退職及び外来派遣医師の派遣中止によるものでございます。
(3)の1日の平均患者数は、年間患者数の減少に伴いまして、入院患者数を10人減員の186人に、外来患者数を53人減の397人とするものです。
(4)の主な建設改良事業は、外来棟冷凍機新規機器導入工事85万9,000円の減額でございますが、これは581万5,000円の入札減少金の減額と主電気室受電盤整備事業400万円の増額、オストメイトトイレの新設工事95万6,000円の増額との差し引き額が85万9,000円の減額となったものです。
医療機器購入費1,094万1,000円の増額は、人工呼吸器等の購入費でございます。
次に、第3条、収益的収入及び支出につきましては、まず収入でございますが、第1款の病院事業収益を1億7,834万3,000円減額し、総額38億1,252万4,000円にするものでございます。そのうちの第1項医業収益は1億8,149万9,000円減額し、総額33億6,021万8,000円とするもので、その主な内訳でございますが、患者数の減少によりまして入院収益を1億851万8,000円の減額、外来収益を7,385万1,000円の減額をするものです。
次の第2項の医業外収入315万6,000円の増額につきましては、日本国際協力事業団JICAのボランティアとして中国へ派遣している看護師1名の給与を日本国際協力事業団から受け入れるためでございます。
次に、支出でございますが、第1款病院事業費を1億4,121万9,000円増額し、総額を43億8,093万4,000円にするものです。そのうち、第1項医業費用では1億4,460万8,000円を増額し、総額42億7,339万8,000円とするもので、その主な内訳でございますが、給与費では、1億8,563万1,000円増額となります。増額となる主な要因といたしましては、医師、看護師等の減少による給与、手当等が減少する反面、年度末までの退職予定者の増加による退職金2億6,524万9,000円の増額によるものであります。
一方、材料費は上半期実績に伴う医療消耗備品等を459万7,000円減額し、経費でも酸素濃縮機器等の借り上げ料、検査委託料等4,000万3,000円の減額を行うものでございます。
次の第2項医業外費用では、338万9,000円減額し、総額1億753万6,000円とするものでございます。その主な要因としましては、駐車場精算機のレンタル期間終了によるものでございます。
この結果、病院事業収益から事業費用を差し引いた収支は、今回の補正予算で3億1,956万2,000円の赤字予算計上となり、当初予算の2億4,884万8,000円の赤字予算と合わせ、12月補正後の収支は5億6,841万円の単年度赤字予算、累積では16億7,180万4,000円という赤字予算を計上せざるを得ない、昨年度に引き続き非常に厳しい病院運営となってございます。
次に、第4条資本的収入及び支出でありますが、まず第1款資本的収入は411万5,000円増額し、総計2億1,021万円とするものです。次の第1款の資本的支出では、721万8,000円減額し、総額3億5,721万円とするものです。内訳としましては、第1項の病院整備事業費を1,008万2,000円増額し、第2項企業債償還金を1,730万円減額するものでございます。
次に、第5条企業債の追加及び変更は、別表1の企業債補正のとおりでございます。
次に、第6条議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費1億8,563万1,000円を増額し、総額26億943万円とするものでございます。
なお、215ページ以降に予算実施計画、資金計画、予算明細書等を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと存じます。
以上でございます。
○議長(萩森良房君) ただいま議題となっております16件についての本日の審議はこの程度にとどめます。
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○議長(萩森良房君) 日程第7 報告第15号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)ないし議案第98号 財産の取得について、以上4件を一括議題といたします。
これより順次説明を求めます。
市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(田中正憲君) 失礼をいたします。
本日、追加提案いたしました専決処分の報告につきまして御説明をいたします。
報告第15号 損害賠償の額の決定について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。
次ページをお願いします。
この専決処分につきましては、平成17年に市立八幡浜総合病院において手術を受けた患者様がその後の容体悪化により死亡したのは当院が行った処置に問題があるとして御遺族様から損害賠償請求の提訴を受けていた訴訟事件に関するものでございます。この事件に関して、さきの12月2日に原告御遺族様との和解に達しましたので、その和解金を500万円と定めたものでございます。
それでは、当時の経過及び和解について御説明をいたします。
当該患者様、当時55歳、男性の方でございます、は平成17年4月4日に市立八幡浜総合病院で膀胱がんと診断され、治療のため、同年4月13日及び5月10日の2回、当院で手術を受けております。しかし、2回目の手術後の療養中に、創部感染症を発症し、当院としてはこの治療に全力を尽くしましたが、不幸にして同年5月22日に死亡されたものでございます。
原告は、当該手術及びその後の治療に医療過誤があるとして、平成18年4月7日に当該患者様のお母様及び妹様の2名から提訴を受けております。その訴状によれば、当該患者様は被告病院で受診し、膀胱がんと診断され、5月10日に手術を受けたが、術後、合併症の予防と対策が不適切であったため創部感染を起こし、それが原因で壊死性筋膜炎を併発したと、またその診断と治療がおくれたため、5月22日に死亡したものであるというものでございます。
今日まで13回にわたる口頭弁論と4回にわたる第三者医師による医学鑑定が行われましたが、鑑定では手術及びその後の治療は適切に行われているとの意見が出され、裁判所もそれを認めております。
しかし、口頭弁論の終結後に裁判所から和解の勧告がありました。その説明の中で、被告病院で創部感染を起こした可能性があり、死亡との因果関係の認定は難しいとしながらも、病院側に一定の責任はあるとの指摘を受けております。また、解決金として500万円を原告に支払うことで和解してはどうかというものであります。
市としましては、創部感染に関する対応も適切であったと主張してまいりましたが、裁判所はこの点について原告の主張を認めた結果となっております。しかし、市としてはこれ以上の具体的反証は不可能であると判断し、和解に応じる必要があるものと考えております。500万円という和解金額につきましては、病院が加入しております病院賠償責任保険会社の認定もいただいており、妥当な額であると判断しております。
また、裁判所が和解内容の中で、一部にせよ病院側の責任を認めた以上、判決においても同様な責任が認められる可能性が高いと考えられ、さらにこれまでの3年8カ月にわたる係争期間に加え、今後も争い続けることは市にとっても当該患者様御遺族にとっても相当な負担となるものであり、当該患者様の御冥福を心からお祈りするためにも和解を受け入れるべきとの判断をしております。
なお、本件につきましては、本日の議会終了後に市議会協議会でも御説明をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上でございます。
○議長(萩森良房君) 監理開発課長。
○監理開発課長(中岡 勲君) それでは、別紙議案第96号をお願いいたします。
議案第96号 財産の取得について御説明いたします。
去る12月4日、小学校地上デジタルテレビ購入その1の指名競争入札を執行し、その結果、1,728万3,000円で株式会社丸越が落札しましたので、次のとおり契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
財産の取得概要といたしましては、小学校14校に対し、50インチ以上で地上デジタルチューナー内蔵ディスプレー、スピーカー、移動式自立キャスターつきスタンドで一体型の機種79台分でございます。
納入期限は平成22年3月15日を予定しております。
なお、お手元に参考資料として入札結果調書を配付しておりますので、御参照ください。
引き続きまして、次ページ、別紙議案第97号をお願いいたします。
議案第97号 財産の取得について御説明をいたします。
去る12月4日、小学校校務用パソコン購入の指名競争入札を執行し、その結果、1,958万2,500円で浜本科学教材店が落札しましたので、次のとおり契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
財産の取得概要といたしましては、小学校16校に対し、校務用サーバー16台、ネットワーク機器、職員用端末機本体184台、ソフトウエア、オフィスパーソナル2007等184組及び職員室内LAN構築の環境構築費等でございます。
納入期限は平成22年3月15日を予定しております。
なお、お手元に参考資料として入札結果調書を配付しておりますので、御参照ください。
引き続きまして、次ページ、別紙議案第98号をお願いいたします。
議案第98号 財産の取得について御説明をいたします。
去る12月4日、中学校校務用パソコン購入の指名競争入札を執行し、その結果、1,126万6,500円でむつみやBMが落札いたしましたので、次のとおり契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
財産取得の概要といたしましては、中学校7校に対して、校務用サーバー7台、ネットワーク機器、職員用端末機本体118台、ソフトウエア、オフィスパーソナル2007等118組及び職員室内LAN構築の環境構築費等でございます。
納入期限は平成22年3月15日を予定しております。
なお、お手元に参考資料として入札結果調書を配付しておりますので、御参照ください。
以上でございます。
○議長(萩森良房君) ただいま議題となっております4件についての本日の審議はこの程度にとどめます。
お諮りいたします。
議事の都合により、明8日及び9日の2日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(萩森良房君) 異議なしと認めます。よって、明8日及び9日の2日間は休会することに決しました。
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○議長(萩森良房君) これにて本日の会議を閉じます。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
明8日及び9日の2日間は休会であります。10日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。
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○議長(萩森良房君) 本日はこれにて散会いたします。
午前11時38分 散会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
八幡浜市議会 議長 萩 森 良 房
議員 二 宮 雅 男
議員 大 山 政 司