公開日 2014年09月24日
議事日程 第1号
平成23年11月24日(木) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
会期の決定
第3
報告第17号 専決処分の報告について(八幡浜市役所保内庁舎駐車場内において発生した接触事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
(提出者の説明、質疑)
第4
報告第18号 専決処分の報告について(八幡浜市双岩コミュニティ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について)
(提出者の説明、質疑、討論、採決)
第5
報告第19号 専決処分の報告について(宮内地区公民館による草刈作業中に発生した自動車破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
(提出者の説明、質疑)
第6
議案第73号 八幡浜漁港高度衛生管理型荷捌所建築主体工事請負契約の締結について
議案第74号 八幡浜漁港高度衛生管理型荷捌所機械設備工事請負契約の締結について
議案第75号 市道松柏矢野町線事故の相手方との和解及び損害賠償の額の決定について
議案第76号 八幡浜市長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第77号 八幡浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第78号 八幡浜市漁業近代化振興事業資金の融通に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(提出者の説明、質疑、討論、採決)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期の決定
日程第3
報告第17号
日程第4
報告第18号
日程第5
報告第19号
日程第6
議案第73号~議案第78号
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出席議員(18名)
1番 岩 田 功 次 君
2番 石 崎 久 次 君
3番 樋 田 都 君
4番 新 宮 康 史 君
5番 上 田 浩 志 君
6番 井 上 和 浩 君
7番 魚 崎 清 則 君
8番 二 宮 雅 男 君
9番 遠 藤 素 子 君
10番 清 水 正 治 君
11番 宇都宮 富 夫 君
12番 兵 頭 孝 健 君
13番 上 田 竹 則 君
14番 松 本 昭 子 君
15番 住 和 信 君
16番 中 岡 庸 治 君
17番 宮 本 明 裕 君
18番 大 山 政 司 君
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欠席議員(1名)
19番 萩 森 良 房 君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 橋 本 顯 治 君
総務企画部長 中 榮 忠 敏 君
市民福祉部長 本 橋 祐 一 君
産業建設部長 菊 池 賢 造 君
政策推進課長 大 本 孝 志 君
総務課長 中 岡 勲 君
財政課長 藤 原 賢 一 君
生活環境課長 大 森 幸 二 君
水産港湾課長 滝 本 真 一 君
建設課長 宮 本 雅 三 君
教育長 増 池 武 雄 君
生涯学習課長 都 築 眞 一 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 二 宮 貴 生 君
事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君
調査係長 髙 岡 哲 也 君
書記 阿 部 真 士 君
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午前10時00分 開会
○議長(宇都宮富夫君) ただいまより平成23年第8回八幡浜市議会臨時会を開会いたします。
市長から今議会招集のあいさつがあります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本日、平成23年第8回市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。
初めに、アラブ首長国連邦で開催された第8回国際ロボット競技大会WRO、ワールド・ロボット・オリンピアード世界大会で日本代表として出場していた県立八幡浜工業高校チームが見事世界一に輝きました。創立50周年の節目を迎えられます県立八幡浜工業高等学校に花を添える快挙であり、市民の皆様とともに喜びを分かち合いたいと存じます。本当におめでとうございます。
さて、本臨時会におきましては、御報告申し上げるもの3件、条例3件、その他3件、合わせまして9件の御審議をいただくものでございます。
諸議案の内容等につきましては後ほど御説明させていただきたいと存じますが、何とぞ慎重審議を賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、市立八幡浜総合病院の建設予定地について御説明申し上げ、議員各位の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。
以上、申し述べまして、招集のごあいさつといたします。
○議長(宇都宮富夫君) 議長において、この際、諸般の報告を行います。
9月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付いたしております報告書をもってこれにかえます。
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○議長(宇都宮富夫君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において2番 石崎久次君、13番 上田竹則君を指名いたします。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第3 報告第17号 専決処分の報告について(八幡浜市役所保内庁舎駐車場内において発生した接触事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
産業建設部長。
○産業建設部長(菊池賢造君) 議案書の1ページをお願いいたします。
報告第17号 専決処分の報告について御説明いたします。
3ページをお願いいたします。
専決第11号 八幡浜市役所保内庁舎駐車場内において発生した接触事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、これを報告するものでございます。
今回の専決処分は、平成23年9月20日午後5時20分ごろ、八幡浜市保内町宮内1−127番地、八幡浜市役所保内庁舎駐車場内において発生した市所有車両との接触事故により、駐車場内移動中の車両右前方を破損し損害を与えたものであります。このため、相手方に与えた損害に対して、国家賠償法第1条第1項の規定に基づきその損害を賠償するもので、修理費24万5,814円のうち8割の19万6,651円を市の負担として物件損害に関する承諾書の締結を行い、損害賠償額が決定いたしました。
なお、この損害賠償は社団法人全国市有物件災害共済会で全額補てんされるものでございます。
以上でございます。
○議長(宇都宮富夫君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって質疑を終結いたします。
本件は承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第4 報告第18号 専決処分の報告について(八幡浜市双岩コミュニティ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について)を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
生涯学習課長。
○生涯学習課長(都築眞一君) 議案書5ページをお願いいたします。
報告第18号 専決処分の報告について御説明いたします。
7ページをお願いいたします。
専決第12号 八幡浜市双岩コミュニティ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。
今回の改正は、9月定例議会で議決いただきました八幡浜市双岩コミュニティ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の施行期日を改正する専決処分であります。
附則におきまして、条例の施行日を、公園部分は平成23年11月1日から、休憩所につきましては平成23年12月1日から施行することとしておりましたが、台風等の影響を受けて工期までに間に合わないことになりましたので、施行期日「平成23年11月1日」を「平成23年12月1日」に、「平成23年12月1日」を「平成24年1月1日」に改めるものであります。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております報告第18号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 御異議なしと認めます。よって、報告第18号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより報告第18号を採決いたします。
本件は承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、報告第18号は承認することに決しました。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第5 報告第19号 専決処分の報告について(宮内地区公民館による草刈作業中に発生した自動車破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
生涯学習課長。
○生涯学習課長(都築眞一君) 議案書9ページをお願いいたします。
報告第19号 専決処分の報告について御説明いたします。
11ページをお願いいたします。
専決第13号 宮内地区公民館による草刈作業中に発生した自動車破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、報告するものであります。
今回の専決処分は、平成23年10月9日午前9時30分ごろ、八幡浜市保内町新宮内交差点において、国道の土羽の草刈り作業中に草刈り機で石をはね飛ばし、信号待ちで停車中の車の右後部ウインドーを破損し損害を与えたものであります。このため、相手方に与えた損害に対し、民法第709条の規定に基づきその損害を賠償するもので、自動車の修理費6万4,000円を支払うことで示談書の締結を行い、損害賠償が決定いたしました。
なお、この賠償額は全国市長会市民総合賠償補償保険で全額補てんされるものであります。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって質疑を終結いたします。
本件は承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第6 議案第73号 八幡浜漁港高度衛生管理型荷捌所建築主体工事請負契約の締結についてないし議案第78号 八幡浜市漁業近代化振興事業資金の融通に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上6件を一括議題といたします。
提案者の説明を求めます。
総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君) 議案書13ページをお願いいたします。
議案第73号 八幡浜漁港高度衛生管理型荷捌所建築主体工事請負契約の締結について御説明いたします。
去る11月1日、八幡浜漁港高度衛生管理型荷さばき所建築主体工事の一般競争入札を執行し、その結果、12億3,448万5,000円で松山市千舟町4丁目4番地3、五洋・大任特定建設工事共同企業体が落札いたしましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものであります。
本工事は、消費者ニーズである水産物の品質衛生管理に対応し、良質な水産物の安定供給及び消費拡大を図るため、鉄骨2階建て、延べ9,977.72平方メートルの高度衛生管理型荷さばき所を整備するものであります。
1階に陳列、競り、入出荷、活魚水槽置き場等の荷さばきスペースや給氷スペース、清浄海水導入設備室等を、2階に管理事務所、仲買人、卸業者事務所、貯氷庫、会議室、研修室等を設けるものであり、完成は平成25年1月10日を予定しております。
本工事は8月12日に入札公告し、9月6日入札執行の予定で作業を進めていましたが、8月31日、ある入札参加希望業者から、市から貸与されたCD−Rファイルを一定の操作をすれば設計金額が表示されるとの指摘を受け、直ちに調査をし、その事実を確認いたしました。こうしたことから、市としては9月1日、適正な入札執行はできないと判断し、入札を中止とし、その後仕様材料、見積単価、諸経費等設計内容を変更した上で改めて入札を実施することとしたものであります。
別紙で配付しております入札結果調書をごらんいただきたいと存じます。
今回の入札は、地方自治法施行令第167条の10第1項の規定に基づく低入札調査価格制度を採用しており、入札の結果、最低価格での入札が八幡浜市低入札価格調査制度運用要領で定める調査基準価格以下の額であったため、落札の決定を保留としました。入札の終了後、最低価格での入札について同要領で定める設計金額から算出される失格判断基準、直接工事費、共通仮設費、現場管理費、一般管理費、以上の4項目ごとに数値を確認したところ、該当する項目があったことから失格といたしました。
次に、2番目に低い金額での入札についても同要領で定める調査基準価格以下の額であり、失格判断基準に該当したため、失格といたしました。
3番目に低い価格で入札を行った者は、さきの2社と同様に調査基準価格以下の額でありましたが、失格判断基準に該当しなかったことから、八幡浜市契約規則第16条第2項の規定に基づき調査した結果、契約内容に適合した履行がなされると判断し、11月15日に落札者の決定を行ったものであります。
続きまして、議案書15ページをお願いいたします。
議案第74号 八幡浜漁港高度衛生管理型荷捌所機械設備工事請負契約の締結について御説明いたします。
去る11月1日、八幡浜漁港高度衛生管理型荷さばき所機械設備工事の一般競争入札を執行し、その結果、2億265万円で市内字川通1460番地125、四電工・井上設備特定建設工事共同企業体が落札いたしましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものであります。
本工事につきましても、さきの案件と同様に、9月6日入札執行予定でありましたが、入札を中止せざるを得ない事態となり、設計内容を変更した上で改めて入札を実施したものであります。
工事概要でありますが、先ほどの高度衛生管理型荷さばき所建築主体工事に関連して行う機械設備工事で、衛生器具、給排水、給湯、消火、清浄海水給水、空調、その他給排水、空調設備関連工事等であり、完成は平成25年1月10日を予定しております。
なお、お手元に入札結果調書を配付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 産業建設部長。
○産業建設部長(菊池賢造君) 議案書17ページをお開きください。
議案第75号 市道松柏矢野町線事故の相手方との和解及び損害賠償の額の決定について御説明いたします。
この事故は、平成22年8月26日午前10時、市道松柏矢野町線の税務署付近を自転車で走行中、路面の穴ぼこ、20センチ掛ける10センチ、深さ10センチにタイヤがはまり、ハンドルをとられ転倒し、骨折する事故が発生しました。骨折は左ひざ関節内脛骨骨折です。骨折の治療方法は手術によるものです。
賠償内容は、治療費、休業損害費用、慰謝料等で、過失割合は5対5で、賠償額は188万5,385円でございます。和解の相手は、八幡浜市1058番地10、坂本里美、当時63歳で、和解条件が整いましたので、国家賠償法第2条第1項の規定により損害賠償するもので、地方自治法第96条第1項第12号及び13号により議会の議決を求めるものでございます。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君) 議案書19ページをお願いいたします。
議案第76号 八幡浜市長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
今回の改正は、平成23年9月6日執行予定でありました八幡浜漁港高度衛生管理型荷さばき所建設工事の入札3件において職員の初歩的なミスが発覚し、入札中止の事態に至り、入札参加希望業者に大変な御迷惑をおかけし、ひいては行政事務執行に対し市民の不信を招く結果となったことにかんがみ、市の最高責任者である市長及び事務統括者である副市長の責任を明確にするため、平成23年12月1日から平成23年12月31日までの1カ月間の給料を100分の10減額するものであります。
なお、現在給料月額を市長は10%、副市長は7%、それぞれ自主的にカットをしておりますので、附則において市長は20%、副市長は17%カットした額とする規定を設けるものであります。
続きまして、議案書21ページをお願いします。
議案第77号 八幡浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。
平成23年9月30日付の人事院及び平成23年11月2日付の愛媛県人事委員会の給与に関する報告及び勧告、現下の市行財政の状況などの地域実情を踏まえ、市職員の給与をおおむね人事院勧告に準じるため所要の改正を行うものであります。
改正内容といたしましては、平成23年4月時点での官民給与の格差、率にして0.23%を解消するため、月例給の引き下げの改定を行うものであります。
まず、第1条の八幡浜市職員の給与に関する条例の一部改正でありますが、行政職と医療職(二)及び(三)の給料表を人事院勧告内容の給料表に改定するもので、改定後の給料額につきましては、22ページから32ページの給料表のとおりであります。
次に、33ページをお願いをいたします。
第2条、八幡浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部改正でありますが、現給保障額について、給料表の改定率等を踏まえ引き下げる旨の改正を行うものであります。
内容でありますが、平成21年に現給保障額を減額された職員に対して、平成22年に用いた率100分の99.59を100分の99.1とし、同じく平成21年に現給保障額を減額されていない職員に対しては、平成22年に用いた率100分の99.83を100分の99.34といたします。
なお、この条例の施行期日は附則の第1項で平成23年12月1日から施行するものとし、附則第2項及び第3項では本年12月に支給する期末手当に関する特例措置を規定しており、第2項第1号で今回給料表の改定があった減額対象職員について、平成23年12月に支給する期末手当の額より平成23年4月1日の給料、扶養手当、単身赴任手当、住居手当、僻地手当、管理職手当の月額合計額の0.37%に平成23年4月から平成23年11月までの月数を乗じた額を調整することとする取り扱いについて規定をしております。
ただし、平成23年4月から11月までの間で減額対象職員となった者については、対象外であった期間を考慮した月数を乗じて得た額を調整することとしております。
次、35ページの附則第2項第2号ですが、平成23年6月期の期末勤勉手当の取り扱いについても、附則第2項第1号と同様の取り扱いをすることとしております。
附則第3項では、水道事業の企業職員から市職員に異動した職員についても他の市職員との均衡を考慮した額を調整する旨の規定をし、同様の取り扱いにできることとしております。
附則第4項では、平成23年4月1日以前に55歳に達した職員に関する読みかえを、第5項では規則への委任を規定をしております。
なお、今年度の人事院勧告のうち、平成24年度から25年度にかけての現給保障額の段階的な廃止につきましては、県内他市の状況を踏まえながら今後検討をしてまいります。
以上であります。
○議長(宇都宮富夫君) 産業建設部長。
○産業建設部長(菊池賢造君) 議案書の37ページをお願いいたします。
議案第78号 八幡浜市漁業近代化振興事業資金の融通に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
八幡浜漁業協同組合の信用事業が愛媛県信用漁業協同組合連合会へ全部譲渡されることを受け、同連合会を新たに融資機関に加え、漁業の振興を目的とする低利資金の融資を停滞なく継続させるためのものであります。
今回の改正の主なものは、第2条第1項中「漁業近代化資金融通法」を「法」に、「漁業協同組合」を「法第2条第2項第1号から第4号まで及び法第10号に掲げる融資機関」に改め、「融資機関に対し」の次に「予算の範囲内で」を加えるものであります。
なお、この条例は附則により平成23年12月1日から施行するものであり、経過措置として、改正後のこの条例の規定はこの条例の施行の日以降に申請のあった利子補給から適用し、同日前に申請のあった利子補給についてはなお従前の例によるものであります。
以上でございます。
○議長(宇都宮富夫君) これより質疑に入ります。
質疑は適宜区切って行います。
まず、議案第73号 八幡浜漁港高度衛生管理型荷捌所建築主体工事請負契約の締結について、13ページであります。
質疑はありませんか。
石崎久次君。
○石崎久次君 それでは、質問をさせていただきます。マスクをしたまま失礼します。
今回の入札に関しましては、前回入札中止となったものを新たに入札、再度入札ということなんですが、仕様を変えたりとかいろいろ、コンセントの数とかいろいろ変えたとありますが、前回のその入札に対してのものに対してと今回の、例えば仕様を変えるといっても建築基準法とかいろんなもんがあって、そんなに変えれるもんじゃないとは思うんです。ですから、全体に対する変えた割合、どれぐらいあったのか。ということは、一度金額が出てるものを知ってる人であれば、それの比率が高ければおのずと入札金額は自動的に出てくると判断できるわけでありますから、その点をお伺いしたい。
2点目、この予定価格に対しまして5業者すべて、5つの共同企業体すべて通常考えられる低入札金額と比べまして余りにも低過ぎる、こういう過去に入札結果があったのか。具体例からいいますとほとんど80%、一番安いものから一番高いところにしましてもその差額が1%ありません。0.8%という段階で、こういう入札が本当に行われて正しいものなのか。
第3点目、入札失格になったと言われますその理由として共通仮設費、直接工事費、現場管理費、一般管理費を上げられました。それは私も存じ上げておりますが、その中で具体的にどこのどの項目にひっかかって、どうしてここを失格にしたのか。例えば一番安いところが失格になってます。実際に3番目が合格ですとなりましたが、その差額は351万6,000円、このぐらいの金額でそんなに差額が出るものか。また、2番目と比較しますと170万円、この金額で本当に失格項目があるのか、具体的に御説明をいただきたい。いかに考えた場合にもやはり市民の税金から出るわけですから、本来からいえば一番安い入札業者が落札しても、この金額であれば考えてもいいんではないか、そう考えます。
あと最後に、皆さんこの5企業体がこの金額で入札をされたとしますと、これで利益を同じようにとれるという考え方だと私は思うんですね。そうした場合に、この予定金額、予定価格という14億5,670万9,000円、この金額が本当に妥当であったのか、これは私たちは見ることができませんので、本当にこれが正しかったのかの疑問も生じてまいります。その点についてお伺いします。
○議長(宇都宮富夫君) 産業建設部長。
○産業建設部長(菊池賢造君) 最初の全体でどの部分を変えたのかということについてお答えします。
まず、建築につきましては、諸経費の考え方を変えております。それと、単価ですけれども、これは刊行物、建設物価とかございますが、これを当初は3月の金額でしていたものを直近の9月の建設物価等でやっております。次に、見積書も改めてとり直しました。
そして、工事の内容といたしましては、一部間取りの変更等をしてございます。さらに、くい打ちの残土を当初は産業廃棄物として考えておりましたけれども、市の所有地、栗野浦ですけれども、こちらのほうにくい打ちに出てきた残土を天日干しすることによって一般残土として処分できるということで変更しております。
あと、舗装の仕様の追加としまして、当初4センチ、15センチの舗装圧を車が走る部分は5センチ、10センチ、15センチ、車が走らない部分を4センチ、10センチ、これはアスファルト上層路盤ですけれども、そういうような変更をしております。
そのほか、電気は動力盤の追加であるとか、先ほど申されましたコンセント、幹線系統の変更、非常用照明設備の追加、監視カメラの個数の変更等を行っております。機械につきましては、エントランスホールの空調を取りやめております。
何%かということに関しましては、今何%変わったかということは持ち合わせておりませんので、以上でかわります。
○議長(宇都宮富夫君) 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君) 当初と改めて入札をしたときの設計金額の差でございますが、建築主体工事におきましては約2,500万円の減、電気設備につきましては1,900万円ほどの増、機械設備につきましては9万5,000円、9万円程度の減という形で、このもので再度入札を行ったということでございます。
○議長(宇都宮富夫君) 財政課長。
○財政課長(藤原賢一君) すべての低入札という形で今回なりましたが、以前にもあったのかという御質問にお答えいたします。
低入札価格調査制度を平成21年から行っておりますが、平成21年度、この年は調査基準価格が250万円でございましたので、調査対象件数は138件、うち18件が低入札価格になりました。そのうち2番目以降のものが落札したパターンが7件あります。平成22年度につきましては44件の対象案件について15件の低入札、平成23年度におきましては、今回の入札までで32件の対象案件で9件の低入札がございました。
入札業者すべてが低入札価格になったのかということに関しましては、手元にきちんとした資料がございませんが、記憶の中では今回が初めてではなかろうかと思っております。ただ、2番目以降のものが落札した件数がございますので、複数件の低入札件数は過去にもあったということでございます。
それと、失格判断基準でどの項目が失格判断基準になったのかという御質問にお答えいたします。
まず、最低の価格で入札いたしました熊谷組・伊藤組の件でございますが、直接工事費と現場管理費において失格判断基準に該当いたしました。2番目の奥村・小西特定建設工事共同企業体に関しましても、直接工事費、現場管理費の2項目が失格判断基準に該当し、失格としたものでございます。
以上でございます。
○議長(宇都宮富夫君) 産業建設部長。
○産業建設部長(菊池賢造君) 最後の質問のこれで利益が出るのかという御質問があったかと思いますけれども、適切な積算をされて、積み上げの中でこの工事ができるというようなことを聞いてございますので、これで適正な建物が建築できるというふうに考えております。
○議長(宇都宮富夫君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) 今御質問のあった中で、そもそももとの14億円の積算が正しかったのかどうかというお話がありました。これは、建設の基準に基づいて、そういう積算は職員が勝手にするわけではありませんので、単価表等基準に基づいてやってますので、これは基本的にその単価に基づいて積算されたものが予定価格として正しいと、その判断を常にやっております。それは基準があってそれに基づいてやっていくことを理解していただいたらと思います。
○議長(宇都宮富夫君) 石崎久次君。
○石崎久次君 じゃあ、再質問をさせていただきます。
まず、いろいろ変更があったということはわかります。ただ、例えば建築に対する、鉄骨造だと思うんですが、鉄骨の基本的なものが変わってなかったりとか、そういうものが結局建設物価を対象にされたということになってますけれど、建設物価も3月から9月、1回調べたらわかると思いますけど、そう変わったものじゃない、1%も変わることはないんですよ、今の状況の中で。ということは、前回のそれをわかってる業者であれば、この単価というのははじけるはずなんですよね、はっきり言うて。変えました、変えましたと言うても、実際1回そういうもんが出てしまってると、本当に鉄骨を木造に変えるとかなんかだったらこれ全然変わったものですから変わりますけど、鉄骨の部分をC綱をH綱に変えるとか、そういうものだったらわかるんですが、同じものを同じもので使っててそんなに変わるもんではないわけなんですね。その辺がありましたので、どの辺を変えられた上でどれぐらいの金額のものが変わったかを知りたかったわけなんですよ。やっぱりそれがないと、実際に本当に入札変更をしたというのが本当の意味での入札変更なのか、ただ一回失敗したから少し変えてちょっとごまかしゃあ何とかなったんかなあと、金額からいっても2,500万円ぐらい、14億円の2,500万円だったら1.何%でしょ、こういう変化ぐらいで本当に実際に入札変更をしたと言えるのかどうか、その辺もあります。
それともう一件、言われましたように全部が、私も疑問に思ったのは、予定価格に対してすべてが80%、一番高いところで81.26%、というのは調査基準価格が大体普通考えたらこの辺がぎりぎりの利益でしょという形の分で普通調査基準価格というのは出してくるんですね。その金額というのは87.48%、聞くと6%を、普通利益、業界の中で6%いったらもう物すごく大きい金額なんですよ。全体の中で1割とれるかとれないかという時代の中で、6%も下げたら本当の利益がこの金額でとれるのか。だから、私が言うのは予定価格がこれで本当に正しかったのか、一度どっかに出してみるべき問題もあるのではないか、自分たちばっかりが計算してますけど、ほかの部も、例えば今後の入札に関してもあると思うんで、その辺も考えてみる必要があるんではないかという意味があって予定価格が正しかったのかということもお尋ねしたいと、再度お尋ねしたいと。
あと、失格になった原因が直接工事費と現場管理費、幾らだったんですか、これ。幾ら金額が合わなかったんですか。それぐらいのものは、例えば諸経費の計算欄で合ってくるんじゃないんですか。少しの分の金額、どうしてここになったのか、どうして多分市民の皆さんもこれぐらいの金額で何で3番目の業者に落ちるのかなあ、一番そこが心配というかおかしいなと疑問に思われてる点だと思うんで、具体的に一番最低、2番目の最低のところがこの直接現場費で幾らいうて、それが本当にこの入札に対して影響力を持つのか。極端に外れてる、例えば直接工事費があった100%のうち10%も違ってればおかしいと思うんですが、例えば1%とかコンマ何%ぐらいの差でも失格ですよとなったら、それは本当にこの低入札の調査基準をする対象として考えていいものか、その辺に対して再度答弁をお願いします。
○議長(宇都宮富夫君) 産業建設部長。
○産業建設部長(菊池賢造君) 我々がやっております設計に関しましては、国土交通省等の積算基準に基づいてやってございますので、国が行おうが県が行おうがその直工までの金額に差が出るということはないと考えておりますので、適正に、どこへ出しても同じ金額になるというふうに思っております。
○議長(宇都宮富夫君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) 今石崎議員の言われた2番目のところへのお答えをします。
落札者を決定する方法というのはいろんな形があります。例えば最低制限価格制度というのがありまして、ある金額を切れば、一円でも切れば失格にすると、そういう入札を市が1,000万円以下の入札でやっています。その場合に5円切った、10円切った、その金額から切ったと、それは失格になります。それよりも10円でも上回ればそれはオーケーになります。そのときに、その30円の差、20円の差、それで工事ができるかできないかといえば、常識的に言えば20円や30円の差ですから工事はできると思います。だから、なぜそういうことをするかと言えば、どこの会社がそれをするかということを決めるためにはそういうルールが要るということなんです。だから、何ぼでも安くして下の値段をなくしてしまえばほとんどダンピングになって5割でとる、4割ということになりますので、そういうことではいけないと。やっぱり基本的に物をきちんとやっていただくためにはある制限が要るだろうと、だからそういう制限をどう決めるかというのがこのルールです。
それで、今お話ししましたのが最低制限価格調査制度であればそういうことで、最低制限価格を一円でも切れば失格になります。10円でも上回っておればオーケーになると、そういう制度で入札をする場合もあります。
今回入札したのは、調査基準価格制度、それを下回った場合には失格判断基準でいきましょうと。どういうふうに失格を決めるかというのは業者の方もすべてオープンにしてます。4項目で、この項目のうち一つでも下回ればあなたは失格ですよと、そういうルールなんです、ルール、どこへ落札させるかというルール。だから、今言われたように十何億円の入札の中で50円、100円、1万円違ったところで、それはどの会社もできる可能性があります。ありますけれども、その中でどこの会社を落札者に決めるかと、そのルールの中でやってると、それが今の調査基準価格制度であり、失格判断基準であると。そういうルールをオープンにして入札をしていると、そういうことを御理解いただいたらと思います。
○議長(宇都宮富夫君) 宮本明裕君。
○宮本明裕君 同僚議員も質疑をされましたけども、私も議案第73号と第74号に関してですけども、私自身も地域経済の活性化というのは市会議員に出る当初からの公約でもございます。できるだけ地元企業を優先していろんな形の中で育成をし、地元企業を使っていくというのが大きな問題だと思います。それに関して、市長も同じような公約を掲げておられたと思います。なぜこういった形で地元企業ができなかったかと、過去の事例を含めて私は質疑をしたい、その件についてお伺いをいたしたいと思います。
また、石崎議員からもいろいろ話がございましたが、12億円程度の大きな工事の中で、落札価格の中で350万円程度の差額の中で市民が350万円少なく、一番この最低価格が11億8,000何がしですね、この落札された方が11億7,500万円ですか、差額が350万円程度なんですよね、350万円程度。その全体額からいうたら0.3%ですよ、その差額は。先ほどるる副市長さんのほうからいろんな御答弁がございましたけれども、役所の論理と、役所の常識と市民の常識とはかなりかけ離れているんじゃないかと。350万円って簡単に言いますけれども、これは市民に負担をかけるということですよ、一番下のこの金額からいけば。そういうことが平然と350万円ぐらいの差で数字が合ったから合わないから、それは役所の論理でして、それが正しいかどうかっていうのは僕は非常に疑問を持ちます。今まで私が高橋市政のときでもいろいろできるだけ公平にやってもらいたいということの中で、予定価格の公表をしてくださいというような形で一回具申をしてそれをしていただいたことがございます。それ以来、ずっと最低価格の業者がいかなる状態であってもそういった形で落札をしたということを聞いておりますし、そういった点について御説明をしていただいたらと思います。
○議長(宇都宮富夫君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) 宮本議員の御質問にお答えをします。
議員言われるように、どこの会社に落札をさせる、それをどういうふうなルールにするかということは県、各市町村、いろんなルールをとっております。今お話をしました調査基準価格、それから失格判断基準、これは県も採用しておるし八幡浜市も採用してる、そういうルールです。お話ししましたように4項目の項目があって、その中でどれかでも、1項目でも積算でミスをすればそれはその値段ではできないという判断、これは県も一緒ですけれども、そういう中でルールを決めてオープンにして落札者を決定しようと、そういうことでやっています。そういう意味では、すべての入札の方がそういうことを失格すればそこの価格を、ルール以下の価格で入札すれば失格なんだということを理解した上でやっておられるわけです。
その中で、そういう制限を取っ払ってしまえば幾らでも安いところと契約できるわけですけれども、そのときには、例えば今8割、7割のところが6割になったり5割になったり、ダンピングで実際に工事ができるかどうかと、そういう問題が出てくる可能性があります。だから、どういうふうに一番工事の現場の品質が確保されて、なおかつ安い方と契約できるか、そのルールをどう設定するかと、そういう問題であり、今設定したルールというのは県もやっているし八幡浜市もやっている、そういうところで皆さん共通の理解の中でやっていると、そういうふうに御理解をいただきたいと思います。
○議長(宇都宮富夫君) 市長。
○市長(大城一郎君) 私のほうからも一言答弁をさせていただきます。
今の低入札価格制度ということで失格基準が設けられているということなんですが、これは副市長のほうから説明をいたしましたが、やはりある程度の線で、これぐらいは必要だろうということで、先ほど議員のほうから350万円安いほうが市民にとっていいんじゃないかというような話もありましたが、やはり大枠で工事を企業体がとった、その350万円下げることによってやはりそれは従業員にも響いてくるし、下請にも響いてくるし、納入業者にも響いてくる話でもあります。そういった観点から申しまして、ある程度の失格基準価格、これ以上はやはりこれ以上で事業、工事を請け負ってくださいというような価格を決めているところでございます。
それと、地元企業を優先して使いたいということで、今回の高度衛生管理型の荷さばき所につきましても、なるべくJVとして地元企業が入ってもらいたいという観点から地元企業が親となれるような枠組みも設定をしておりました。今回のJVでは、八幡浜市内の業者は八幡浜の経審の点数が1,000点以上、そして市外の業者が親になる場合には1,200点以上、そしてそのJVということで親と子の関係になる場合は市内のAそしてBの特定建設業を持ったところという形でやっておりましたが、市内の業者同士でのJVの申し出がなかったということでこのたびこういう入札結果になっております。
○議長(宇都宮富夫君) 宮本明裕君。
○宮本明裕君 今度の場合はHACCPという特殊な建設というようなことでいろいろ制限もあったというように聞いておりますけども、以前6階建ての北浜の駐車場ですね、あれも十数億円かかった設備だと思います。その当時、あのスプリンクラーを八幡浜市内で設置したような業者はないというようなことでいろいろ僕も聞いておりましたけれども、結果建設も管工事も地元の業者が十数億円以上のトータルの中で実際請け負っているわけで、落札しているわけです。私もいろんな関係者の方々、市役所OBの方々等いろいろ聞きました。なぜあの時の市長によってJVが組まれたり、地元業者にできたり、またその大企業だけしかできないとかいろいろありますけども、その十数億円のものであれば、時の指導者、トップですけども、その人の判断、信念で大体いろんな形の中で決定ができるんだという話も聞いてもおります。北浜のそういった特殊な機械、いわゆるスプリンクラーでさえ地元の業者ができたわけですから、設計書そのものはこのようにしなさいよと、このように事業を具体的にやってくださいよというのが設計書です。僕も家の関係の仕事をしておりますので、そこはわかるわけです。特に自分が不得意な部分があれば建設業者は専門のそういった業者を連れてきて下請に発注するわけです。実社会でのそういった建設方法、また先ほどいろいろな理由を4項目のいろいろなクリアしなければいけないいろいろな点がありまして、それを一つでも欠けたら、欠如したら入札の資格がなくなるんです。それは役所の論理なんですよ。一般競争入札で入札に入ってきたり、また指名競争入札で入ってきたりする業者は、それなりの資格があるから入札参加できたわけでしょ。入札する者は自分の自己責任の中で工事を発注し、自分でやっていくんですよ、企業努力するんですよ。これは逆にいろいろ今うわさをされておりますけども、よく新聞ざたになることがございます。よくその細かい点を知らないと、市役所の内部の人に通じないとなかなか工事がとれないんじゃないかといううわさがいろいろ飛んでもおります。そういった疑念を持たれないためにも、一番安い業者に発注するのが普通なんじゃないんですか。市民に350万円のそういう負担をかけるということです、逆に。私はそういうことが言われないように、ささやかれないように、透明で公正な入札をしてくださいという形でできるだけ高橋市長にもお願いをして予定価格の公表をしてくださいという形で僕はお願いをして、予定価格の公表をしていただいたんです。その中でも、最低価格を下回った方でも十分審議をして、そういった下の方でも十分審議をして入札を落札をさせたというような話も聞いております。
ですから、できるだけそういった形の中で、もうこれきょうで落札をしたということですから、今後同じようなことが起きないように、できるだけ常識の範囲内で対応ができるもんであればそういったことで、これは結果的にはいろんな、12億円の中の350万円ですよ、あなたがいろいろ言われた企業努力の中で人件費、下請業者、そういったものはクリアできますよ。だれが考えてもできますよ。そういった理由づけをする。役所の官僚のOBが言っておりましたけども、役所の常識は市民の非常識なんだと、いろんな自分たちの正当化、自分たちの主義主張を正当化するためにいろんな項目を並べて、いろんな規制を構えて、自分の主義主張を通すためにいろんな規制をある面ではつくっているんだというようなことを言っておりましたけども、できるだけシンプルに、できるだけ市民に負担をかけないように、やっぱり安いところに落としていくと。今市の中でいろんな行政改革の中で10万円、5万円の単位のような経費が削減されてますけども、それと比較してみてください。350万円っていう金額は5万円や10万円の経費から見たら非常に大きな金額ですよ。そういったことも比較しながら今後検討していただきたいのと、今後こういうことにならないように透明で、できるだけ簡単に、極端に4割とか5割とか切っていくような業者はいませんよ、ここに出てくるような業者の中では。そういったときはそういうところを対応したらいいわけで、私は今後こういった問題が起きないように、問題視されないような形の入札をお願いしたいと思います。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 宮本議員、お願いでございますか。
○宮本明裕君 ええ、要望です。
○議長(宇都宮富夫君) 要望だということですので、答弁しますか。
副市長。
○副市長(橋本顯治君) 御要望ということですので、御要望の内容についてはまたきちっと考えさせていただきます。
ただ、今ちょっと下請のことで言われました。それで、市長もいつも公約でお話ししておりますように、地元の業者の方をメーンで使いたい、地元にとっていただきたい、これは私らも議員さんも共通の願いであります。その中で、先ほどの立体駐車場が十何億円と言われましたけれども、これちょっとこの辺の記憶では本体工事8億円程度でなかったかという記憶があるわけですけれども、今回15億円ということで、単に役所の中だけで判断したのでなしに、実際に業者の方を呼んで15億円という工事が地元の業者単独でできるんかというような話もいろいろるるしたことがあります。
その中で、問題点としては、資金面で資材の調達面で地元業者だけでどうかとか、実際の大きな鋼材を施工するのに地元だけではどうかとか、いろんなお話をるるしました。そういう中で、最終的に今市長がお答えしましたように地元の業者の方も入札に親として入っていただけるような、そういう形の中で最終的に地元もできるような入札の枠組みをつくったということで、これは単に机上で考えてるだけやなしに、地区の方のいろんな意見を聞いた上で判断したということを御理解いただけたらと思います。
○議長(宇都宮富夫君) 遠藤素子君。
○遠藤素子君 最低基準価格にひっかかったために3番手になったということですね。そうしますと、その最低基準価格というのが幾らかというのを発表していただけたらと思います。
それから、低入札価格調査、その調査要綱、これはホームページでも探したんですけど、八幡浜の場合公表されてないんじゃないかと思うんです。県とか、よその県のは幾らも出てくるんですけど、それはなぜ公表されてないのかお聞きしたいと。
それからもう一点は、この2つの入札、ちょっと次のもありますが、初めのほうの落札価格は予定価格の80%、後のほうは94%。不思議に思いますのは、低入札価格調査制度対象案件のほうが低いと失格になりますよということだから、ある程度高くなるんじゃないかと思うんですが、それが低くなって、その案件でないほうが90%という落札、94%という落札価格になってる、これはどういうことなんかなあと疑問に思うんですが。その3点お聞きしたいと思います。
○議長(宇都宮富夫君) 財政課長。
○財政課長(藤原賢一君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
2番目のほうも低入札価格制度で実施した事業でございます。2案件とも低入札価格で、2案件目は低入札調査に入らない金額で落札決定がされたという違いでございます。
○議長(宇都宮富夫君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) ちょっと簡単に全体を説明させていただきます。
まず、予定価格というのがあって、これより低い価格でなければ落札はできないというところがあります。予定価格より低ければどの方も落札の権利があります。ほいで、余り低過ぎる場合には、これを実際のできるものの中で材質が変わったりとか中途半端なのができてはいけないということで、余り低い価格についてはこれを落札を抑制しようと、もともと建設工事の発注にはそういう考えがあります。
それで、余り安過ぎるところをどうして制限していこうかというのが先ほどお話ししたみたいに最低制限価格制度、これはずっと昔から採用した制度ですけれども、それとか調査基準価格制度、そういうのがあるわけです。これで今安過ぎる、これではちゃんとした施行が確保されないのではないかと、そういうところの判断をどうするかというのが今回あった一つの調査基準価格よりも安い金額で入札されたので、そこをどうしようかということになります。だから、もう一つの機械設備のほうにつきましては、予定価格を下回っていて調査基準価格よりは上と、この枠内に入ってますので、これで一番低いところと自動的に契約をするということになります。
それで、調査基準価格を下回ったときは調査をするわけですね。こんな低い価格で本当に発注していいのかということを調査するわけです。そのときに、失格判断基準というのがあって、4項目のうちの積算のうちどれか一つでもその失格判断基準のところよりも低いところがあれば、それはルールとしてその金額では積算はおかしいよということでそれを排除しようと、そういうルール、県も市もやってるわけですけど、それはルールとしてオープンされてるわけですけれども。お話ししますと、直接工事費の85%未満、それから共通仮設費の80%未満、現場管理費の70%未満、一般管理費の30%未満、これは八幡浜市の失格判断基準ですけれども、それぞれ4つの項目のどれかでも、積算を見せていただいて、その率より下回っていれば失格ですよと、そういうルールでやっていると、そういうことです。
○議長(宇都宮富夫君) 財政課長。
○財政課長(藤原賢一君) 入札結果の公表につきましては、市のホームページでリアルタイムに掲載させていただいております。
○議長(宇都宮富夫君) 財政課長、要綱でしたよね。
財政課長。
○財政課長(藤原賢一君) 要綱も出ております。出てます、計算方法、率等も出ております、はい。
○議長(宇都宮富夫君) 大山政司君。
○大山政司君 1点質問をいたします。
今回入札の関係ですが、八幡浜はミカンと魚のまちということで、魚のまちとしてはやはり荷さばき所、つまり魚市場というのは非常に重要な施設の一つでありますが、その施設の14億円の入札に対して、先ほど総務部長からの説明では再入札の理由について職員の初歩的ミスでありましたと、こういう説明がなされたと思うんですが、なぜ職員の初歩的なミスにつながったのか、それをまず1点お尋ねをいたします。
もう一点は、やはりこういうことは先ほど同僚議員も言われましたように二度と起こってはいけないと思うんですが、再発防止策というのをどのように今日時点で考えられ、今後実行される見込みなのか、その2点についてお尋ねいたします。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 産業建設部長。
○産業建設部長(菊池賢造君) その初歩的ミスにつきましては以前にも御説明させていただいたと思いますけれども、通常金抜き設計書と言いまして、金額が入っていない設計書を普通なら印刷物として提供するとこを、今回はCD−R、データとして提供した。その中で、金額が入っている分の額を白い文字で変換することでとりあえず印刷をして金抜き設計書をつくったわけでございますけれども、それをそのまま忘れておったと。本来ならそれを白地の金額ではなくて全く削除する形をとっておけばこういうことは起きなかったということがミスでございまして、それを受けまして今回複数の職員での確認ということを徹底するという形でしてございます。複数の職員と、それと担当する原課、今回は建設課でございますけど、建設課の建築の担当、そして発注する財政課の担当、この3課がまたそれを確認するというふうな再発防止策を考えております。
再発防止策でございますけれども、チェックを今回は建設課に委託を受けて設計しとるわけなんですけれども、建設課内でも複数の人数が見る、そして委託先の水産港湾課、それと発注をする担当の財政課、それぞれの課が再度それを確認するという二重、三重のチェックをするようにしております。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 大山政司君。
○大山政司君 4月1日からは部長制もできて、八幡浜市のそういう体制も万全でございますと、頑張りますというつもりで部長制を配置してしたんじゃないんですか。それが、複数の職員で今後はやると、そして建設課ばっかりでなく財政課も含めたチェックを行う、これは再発防止の対策じゃなしに今まで当然できていなくちゃあいけない対策じゃないですか。再発防止じゃないですよ、これは。当初からこういうミスがかかることになってたんやないんですか、今回は。通常の設計の場合は設計中に作成した切り抜きフォームを使うのが今回は違った形になったんでしょ。通常の場合と違う方法にした理由はぜひこの際聞きたいと思います、今回。これはなぜ通常の場合と違ったフォームにしなくちゃいけなかったのか。
それから、先ほど言われた複数の職員、複数の課のチェックというのは、これは再発の防止じゃないですよ。また同じことが起きそうな気がする。もっと真剣に考えな、どう思いますか、その点について。
○議長(宇都宮富夫君) 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君) 今回のCD−Rの件でございますが、通常の入札でございましたら当然コピーをした設計書等で直接参加希望業者にその場でお渡しをいたします。ただ、今回の荷さばき所の工事につきましては、設計書等も膨大な量になりますので、どうしてもCD−Rでしか対応ができんということで、それにつきましては今後もそういう方向性は維持をしたいという考えでございます。今回あくまで年にそんなにない大きな工事でございましたので、どうしてもそういうふうなCD−Rでの対応をとらせていただいたというのが大きな理由でございます。
それと、そのCD−Rで業者にお渡しするのは、過去も例がございましたが、今回につきましては、設計を直接担当した職員が通常とは違うやり方をしてしまったというのがもう根本で一番の大きな原因でございます。これにつきましては、これまでもるる述べさせていただいておりますので、それにつきましては、本来でありましたらその職員だけでなしに当然課の中でもそういうチェックができるような体制を構築しておけということでございましょうが、当然そういうなことになっておると私どもは思っておりましたが、今回は設計をした担当と財政課の契約担当のほうは一応はチェックをしましたが、結果的にはそのチェックを財政課のほうでも見抜くことができなんだと、いわゆるそれが白抜き文字になっておったということが後にわかったということで、これにつきましてはそういうことにならないように、課においても複数の職員のチェック、今回に例で言いましたら水産港湾課、最終的に財政課のほうでもそのCD−Rが来た際には十分な連絡を密にとって、こういう形になっておるという伝達も踏まえた中での対応を十分にとっていくという考え方に今後はしていくということで、これまでそういう体制ができていなかったということにつきましては申しわけなく思っておりますが、これからはしっかりと再構築をしていきたいというふうに思っております。
○議長(宇都宮富夫君) 大山政司君。
○大山政司君 最後になると思いますが、構わん範囲で教えていただいたらと思います。
正直者がということわざが世間にはあるわけなんですが、今回CD−R、金額について操作すると出ますよと市に申し出た業者が入札にできたのかできないのか、構わん範囲で教えていただいたらと思います。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) ただいまの質問ですけれども、数字がわかるというふうに申告のあった業者の方は当然今回、2回目というか再度の入札にも参加しておられます。
○議長(宇都宮富夫君) 清水正治君。
○清水正治君 ちょっと1点ほどお尋ねをいたします。
この2枚の今調書をいただきました。その中で予定価格の下に調査基準価格というのがこれ提示をされておるわけですが、この調査基準価格、事後公表というふうになっております。それに基づいて恐らく今回の入札の行われたんではないかというふうに私思うわけなんですが、ところがこの躯体のほう、本体のほうですね、主体の工事の部分についてはこの調査基準価格よりも約1億円低い価格で入札が決定をされておる。ところが、この機械のほうにつきましては、せっかくこのように調査基準価格が出ておるにもかかわらず逆の方向で入札が決定されておると、こういうふうに考えるんですが、そこのところをちょっと御説明いただいたらと思いますが。
○議長(宇都宮富夫君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) 今逆の方向でという御質問でしたけれども、この機械のほうの入札ですけれども、これにつきましては今お話あったように事前に公表されているのは予定価格の2億300万円ということで、ほいで調査基準価格の計算式というのは、これまた県、国の基準で一般的にオープンになっておりますけれども、その積算からどういうふうに出していくかというのは、この中で皆さんが予定価格をベースにして、どの辺であれば自分が落札できるかということを考えられて最終的に調査基準価格よりは上回っておりましたので、3社の中で一番安いところと契約したと、非常によくある、一番多いパターンですけど、ということです。
もう一つの建築主体工事のほうは、調査基準価格よりも下回っておりましたので、先ほど来お話ししておりますようにルールに基づいて調査したと、そういうことです。
○議長(宇都宮富夫君) 岩田功次君。
○岩田功次君 少し質問させてもらいます。
皆様の意見で失格の理由とルールについてはよくわかりました。しかし、今回の入札はそのデータ漏れという特別な事故のあった入札であります。この数字を見る限り、出てきた数字を見る限り、1番から4番までの業者が11億7,000万円台、その差額が450万円ほどの間に4社がひしめいている。5番目の業者は700万円以上の差がある。そのデータ漏れがあったっていうふうなことを、CDを引き取っても、CDをもらったらまずパソコンにデータは入れます。そういうふうな情報が残ってたのだろうというふうに推測されて、その業者が一生懸命値段をダンピングして自分とこでできる限りの安い金額をたたき出したっていうのが予測されるような金額がここに出ておるのであります。
失格のルールはわかりましたが、今回は特別なので、こういうふうなルール、ルールっていうんじゃなくって、一番安い業者にできなかったのかどうかっていうふうなことをもう一度答えてください。
○議長(宇都宮富夫君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) 今回も今回だけ特別なルールというのではなしに、失格判断基準を下回ったときにどうするかというのはすべての業者の方にお知らせして、ネット上でもオープンにしております。ですから、先ほど来お話ししておりますように直接工事費の85%、それから共通仮設費の80%、現場管理費の70%、一般管理費の30%未満、積算を見せていただいて、それ未満であれば失格ですよというルールの中、あらかじめお知らせしたルールの中で入札をしております。これはほかの入札でも一緒です、この該当する1,000万円以上の入札であれば。
そのような中で、今回突然最後に、いや、これはないんよと、もう100万円以内やったら構んの、200万円以内やったらオーケーですよというのはなかなか実際にきちっとできたところの業者にしてみればいきなりルール違反するわけにいきませんので、そういうことでこのルールはオープンにしたルールをそのまま適用しなければいけないのかなと、そういうふうに思います。
○議長(宇都宮富夫君) 岩田功次君。
○岩田功次君 このようなすっきりしない入札がこれから行われないようにしてください。要望します。
○議長(宇都宮富夫君) 休憩いたします。
午前11時17分 休憩
————————————————————————————————————————
午前11時29分 再開
○議長(宇都宮富夫君) 再開いたします。
次、議案第74号 八幡浜漁港高度衛生管理型荷捌所機械設備工事請負契約の締結について、15ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第75号 市道松柏矢野町線事故の相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、17ページであります。
質疑はありませんか。
石崎久次君。
○石崎久次君 これちょっとお伺いするんですけど、5対5っていうことは相手方も前方不注意であったと認められると思うんですけれど、ただやはり土地が陥没とかしてた場合、この方だけで済む場合があったわけじゃないかもしれない、もっとひどいことがあったかもしれない。確かに保険でどうこうという問題はそれ問題なんですけれど、やはり市道でありますから常に歩く市民の皆様にも喚起をして、こういうところがへこんでるよと、すぐ直してくれという形で言われればすぐ動くという形の体制をとって、二度とこのようなことが起こらないようにしていただかないけないのと、やはりその体制をきちっと窓口はだれが受けて、そういう例えば広報にでも今回こういうことがありましたから、市道に対しては皆さん、八幡浜市のほうも気をつけて見てるんですけれど、どうなんでしょう、危ないところはないんでしょうかという、そういう形の分をとっていただきたい。その辺に対しまして御返答をいただきたいと思います。
○議長(宇都宮富夫君) 産業建設部長。
○産業建設部長(菊池賢造君) 八幡浜市の市道は約400キロ、高松往復するぐらいの市道の数がございます。ふだん建設課では道路パトロールをしながら定期的にしておりますけれども、なかなか全部を見ることができない部分がございますので、地元の方々からの通報というのもよくございます。そういうものをお知らせくださいという形でもう少し広報をしてやっていきたいと、そんなふうに考えております。
○議長(宇都宮富夫君) 岩田功次君。
○岩田功次君 済みません、遅くって。今のことをもう少し強く要望したくって発言させていただきます。
この道路パトロールの強化っていうのを、車とかのパトロールではなくって、市街地においては歩いてでもお願いしたいところであります。実は私の知り合いがマンホールで滑ってバイクの事故で、その人がスピードも出していたんですが、でこぼこのところでスピードがあってこけて、40代で亡くなられた方がいます。その方はことし亡くなられたんですが、そういうふうな悲惨な事故が起こらないためにも、ぜひそのパトロールを強化をお願いしたいって要望しておきます。済みませんでした。
○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第76号 八幡浜市長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について、19ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第77号 八幡浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、21ページから36ページまで。
質疑はありませんか。
大山政司君。
○大山政司君 お尋ねをいたします。
先ほど提案理由には八幡浜市職員の給与を人事院勧告に準ずるために所要の改正を行うと、こうなっているんですが、まず数字的には先ほど説明があったかどうかわからんのですが、私聞き漏れたんですが、再度数字ではどれくらい改正になるのか、まずお尋ねいたします。
○議長(宇都宮富夫君) 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君) 今回の改正でどのぐらい影響があるかということでよろしいでしょうか。
市と病院会計すべて合わせますと、今回の改正で約800万円強の減額になるものと試算をしております。
○議長(宇都宮富夫君) 大山政司君。
○大山政司君 金額も聞きたかったんですが、一般的には地方公務員0.23%と今回減額になるということなんですが、私の知るところによりますと民主党では復興復旧の財源確保のため、国家公務員の給料を7.8%削減するということを今国会の臨時国会に提案しているということでございますが、仮にこの7.8%、国家公務員の削減が決まった場合、地方公務員もこれに準じて下げるようになるのかならないのか、この点についてお尋ねをいたします。
○議長(宇都宮富夫君) 市長。
○市長(大城一郎君) 民主党のほうで現在7.8%の削減ということで議論になっておりますが、その法案が通ったときには、これは八幡浜市においてもその7.8%にするかどうかはわかりませんが、議論していかなければならないと思っております。
○議長(宇都宮富夫君) 大山政司君。
○大山政司君 そのことについての何らかの上部からの指導なり、自治省からですか、そういうとこから何らかの指示なり指導なり、そういうことがあったんですか。それは全く市長の私見を今述べられたんですか。そのことについてお尋ねをいたします。
○議長(宇都宮富夫君) 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君) 国のほうから、仮にこの特例法案が通った場合に地方公共団体はどうしろというような指示は現在のところ来ておりません。
○議長(宇都宮富夫君) 市長。
○市長(大城一郎君) 今総務企画部長が述べたとおり、指示はありません。したがって、検討していかなければならないという考えは私の考えでございます。
○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第78号 八幡浜市漁業近代化振興事業資金の融通に関する条例の一部を改正する条例の制定について、37ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第73号ないし議案第78号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号ないし議案第78号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
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○議長(宇都宮富夫君) まず、議案第73号 八幡浜漁港高度衛生管理型荷捌所建築主体工事請負契約の締結についての討論に入ります。
討論はありませんか。
石崎久次君。
○石崎久次君 私は、先ほど質問しました内容でまだわかりにくい面があります。
それとまた、八幡浜市の財政を使っていくわけですから、やはりいろいろ市の説明もありますけど、いま一度考える意味もあります。それは我々はやっぱり市民の皆様からお預かりしたお金をいかに大切に上手に使っていくかを考えないけない立場であり、確かに低入札価格調査制度を利用しましても、いま一度この時期に考えるべきこともあるかと思いますので、私の立場は今回は今すぐ出されてじゃあ賛成という立場ではありません。反対の立場で討論をさせていただきました。
○議長(宇都宮富夫君) 宮本明裕君。
○宮本明裕君 私も石崎君と同様でございます。従来はずっと私の知る範囲では、前市長まではとにかく最低の価格での入札者を落札者としておったように私は記憶をしておりますし、いろいろな理由は述べておられますけども、県方式がいいのかどうか、市独自のやはり判断っていうのは僕は大切だと思うんです。ですから、そういったことも含めて、猛省を促すためにも私は今回は反対をさせていただきます。
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第73号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第74号 八幡浜漁港高度衛生管理型荷捌所機械設備工事請負契約の締結についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第74号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第75号 市道松柏矢野町線事故の相手方との和解及び損害賠償の額の決定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第75号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第76号 八幡浜市長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第76号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第77号 八幡浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第77号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第78号 八幡浜市漁業近代化振興事業資金の融通に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第78号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) これにて本日の会議を閉じます。
閉会に当たり、市長からあいさつがあります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本臨時会で提案いたしました全議案に対しまして適切なる御決定、御承認をいただき、無事終了することができました。まことにありがとうございます。
師走を間近に控え、議員各位におかれましては大変お忙しい日々が続くと存じますが、健康には十分御留意をされ、ますます御活躍されますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。ありがとうございました。
○議長(宇都宮富夫君) 以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
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○議長(宇都宮富夫君) これをもって平成23年第8回八幡浜市議会臨時会を閉会いたします。
午前11時45分 閉会