平成23年八幡浜市議会12月定例会会議録第3号

公開日 2014年09月24日

 

議事日程 第3

平成231215() 午前10時開議

1

会議録署名議員の指名

2

「議案第89号八幡浜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の訂正の件

        (訂正理由の説明、採決)

3

諮問第  4号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

        (質疑、討論、採決)

4

議案第 79号 公有水面埋立ての意見答申について

議案第 80号 公有水面埋立ての意見答申について

議案第 81号 指定管理者の指定について

議案第 82号 指定管理者の指定について

議案第 83号 指定管理者の指定について

議案第 84号 「八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(汚泥再構築)工事委託に関する協定について」の議決変更について

議案第 85号 「八幡浜市公共下水道保内浄化センターの建設工事委託に関する協定について」の議決変更について

議案第 86号 「八幡浜市立白浜小学校屋内運動場地震改築建築主体工事請負契約の締結について」の議決変更について

議案第 87号 「八幡浜市立白浜小学校西校舎地震補強建築主体工事請負契約の締結について」の議決変更について

議案第 88号 八幡浜市暴力団排除条例の制定について

議案第 89号 八幡浜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 90号 八幡浜市水産廃棄物処理施設設置条例を廃止する条例の制定について

議案第 91号 八幡浜市奨学資金貸付条例の制定について

議案第 92号 八幡浜市西村奨学資金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 93号 八幡浜市奨学基金条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 94号 平成23年度八幡浜市一般会計補正予算(6)

議案第 95号 平成23年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(2)

議案第 96号 平成23年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(2)

議案第 97号 平成23年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(3)

議案第 98号 平成23年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(1)

議案第 99号 平成23年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(2)

議案第100号 平成23年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(1)

議案第101号 平成23年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(2)

議案第102号 平成23年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(2)

議案第103号 平成23年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(3)

議案第104号 平成23年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(3)

議案第105号 平成23年度八幡浜市水道事業会計補正予算(1)

議案第106号 平成23年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(2)

        (質疑、委員会付託)

5

議案第107号 八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について

  (提出者の説明、質疑、委員会付託)

6

請願第 13号 原発をなくし、再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願書

        (委員会付託)

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本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

「議案第89号八幡浜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の訂正の件

日程第3

諮問第4

日程第4

議案第79号~議案第106

日程第5

議案第107

日程第6

請願第13

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出席議員(19)   

1番  岩 田 功 次  君

2番  石 崎 久 次  君

3番  樋 田   都  君

4番  新 宮 康 史  君

5番  上 田 浩 志  君

6番  井 上 和 浩  君

7番  魚 崎 清 則  君

8番  二 宮 雅 男  君

9番  遠 藤 素 子  君

10番  清 水 正 治  君

11番  宇都宮 富 夫  君

12番  兵 頭 孝 健  君

13番  上 田 竹 則  君

14番  松 本 昭 子  君

15番  住   和 信  君

16番  中 岡 庸 治  君

17番  宮 本 明 裕  君

18番  大 山 政 司  君

19番  萩 森 良 房  君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長        大 城 一 郎 君

 副市長       橋 本 顯 治 君

 総務企画部長    中 榮 忠 敏 君

 市民福祉部長    本 橋 祐 一 君

 産業建設部長    菊 池 賢 造 君

 政策推進課長    大 本 孝 志 君

 総務課長      中 岡   勲 君

 財政課長      藤 原 賢 一 君

 税務課長      山 本 数 道 君

 市民課長      二 宮 博 子 君

 保内庁舎管理課長  三 堂 嗣 夫 君

 生活環境課長    大 森 幸 二 君

 社会福祉課長    二 宮 嘉 彦 君

 保健センター所長  松 本 常 美 君

 医療対策課長    新 田 幸 一 君

 人権啓発課長    清 水 由 章 君

 水産港湾課長    滝 本 真 一 君

 建設課長      宮 本 雅 三 君

 農林課長()

農業委員会事務局長 山 本 健 二 君

 商工観光課長    菊 池 誠 一 君

 下水道課長     大 西   力 君

 水道課長      菊 池 正 康 君

 市立病院事務局長  河 野 謙 二 君

 会計管理者     元 田 博 之 君

 教育委員会委員長  井 上   守 君

 教育長       増 池 武 雄 君

 学校教育課長    若 宮 髙 治 君

 生涯学習課長    都 築 眞 一 君

 代表監査委員    市 川 芳 和 君

 監査事務局長    窪 田 恵 一 君

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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長       二 宮 貴 生 君

 事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君

 調査係長       髙 岡 哲 也 君

 書記         阿 部 真 士 君

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午前1000分 開議

○議長(宇都宮富夫君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(宇都宮富夫君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において5番 上田浩志君、16番 中岡庸治君を指名いたします。

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○議長(宇都宮富夫君)  日程第2 「議案第89号八幡浜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の訂正の件を議題といたします。

 本件につきましては、本定例会に提出されております議案第89号について、1214日付で市長より訂正の申し出がありました。市長より議案の訂正理由の説明を求めます。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  「議案第89号八幡浜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の訂正につきまして御説明いたします。

 議案第89号につきましては、今議会初日に御提案させていただいているところでありますが、改正案のうち、新たに設ける資格手当支給の規定について地方自治法の規定に抵触するのではないかとの指摘がありました。市では、当初、自治法第204条第2項及び第3項の規定により条例で定めることで支給可能であると考えておりましたが、自治法第204条の2を含めて判断したとき、第204条第2項に具体的に列挙してある手当以外は支給できないということでありました。最初に十分検討しておればこのように間違うこともなかったわけですが、非常に初歩的な誤りであり、まことに申しわけありません。

 このため、提案させていただいている条文のうち資格手当に関する部分について、資格手当の支給ではなく自治法に抵触しないよう該当者に対し給与上の配慮することができるとする内容に変更させていただきたい。その旨、昨日、1214日、議長あてに会議規則第19条の規定により議案の訂正について提出させていただいたところであります。

 このたびの議案訂正という事態になりましたこと、大変申しわけなく、議員各位に御迷惑をおかけいたしましたことを深くおわび申し上げます。

 なお、訂正内容の詳細につきましては、市立病院事務局長より説明させますので、よろしくお願いをいたします。

○議長(宇都宮富夫君)  市立病院事務局長。

○市立病院事務局長(河野謙二君)  「議案第89号八幡浜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の訂正内容について御説明をいたします。

 お配りしております資料のうち、2枚目の訂正内容という資料をお願いいたします。

 訂正内容は3点ございます。

 1点目でございますが、条例第2条第1項の改正中、「資格手当」の字句を削除いたします。

 2点目といたしまして、第11条の2の次に「次の2条を加える」とあるのを「1条」とし、第11条の4で新設することとしていた資格手当についての規定をすべて削除いたします。

 これにつきましては、地方自治法第204条第2項において、普通地方公共団体は条例で職員に対し扶養手当、地域手当、その他もろもろの手当及び退職金を支給することができる旨の規定がなされております。この規定が支給することができるという表現であったため、同条に列記されている以外の手当も同条第3項の規定に基づき条例で定めれば支給可能だと解釈しておりましたが、今回指摘を受け、改めて確認しましたところ、第204条の2の規定において、第204条第2項に列記されている以外の手当の支給が禁止されていることが判明し、議案の訂正をお願いするものでございます。

 最後に、3点目の訂正として、次のページになりますが、市立八幡浜総合病院の高度な専門的資格を有する職員の給与の取り扱いに関する規定を追加するものでございます。第22条を第23条とし、第21条を第22条とし、新たな第21条として「高度な専門的資格を有し、その資格が市立八幡浜総合病院の運営上有益と認められる職員の給与については、市長が別に定めるところにより、これに配慮することができる」として、該当者に対し給料面で配慮できるようにするものでございます。

 訂正内容は以上でございますが、不手際によりまして議員各位に大変御迷惑をおかけいたしましたことを深く反省し、おわび申し上げます。

 以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  訂正理由の説明が終わりました。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第89号の訂正の件については、これを承認することに御異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  御異議なしと認めます。よって、議案第89号の訂正の件についてはこれを承認することに決しました。

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○議長(宇都宮富夫君)  日程第3 諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。

 議案書1ページであります。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております諮問第4号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  御異議なしと認めます。よって、諮問第4号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより諮問第4号を採決いたします。

 本件について異議のない旨答申することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、諮問第4号について異議のない旨答申することは可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  日程第4 議案第79号 公有水面埋立ての意見答申についてないし議案第106号 平成23年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(2)、以上28件を一括議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。

 まず、議案第79号 公有水面埋立ての意見答申について、議案書3ページから9ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第80号 公有水面埋立ての意見答申について、11ページから19ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第81号 指定管理者の指定について、21ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第82号 指定管理者の指定について、23ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第83号 指定管理者の指定について、25ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第84号 「八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(汚泥再構築)工事委託に関する協定について」の議決変更について、27ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第85号 「八幡浜市公共下水道保内浄化センターの建設工事委託に関する協定について」の議決変更について、29ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第86号 「八幡浜市立白浜小学校屋内運動場地震改築建築主体工事請負契約の締結について」の議決変更について、31ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第87号 「八幡浜市立白浜小学校西校舎地震補強建築主体工事請負契約の締結について」の議決変更について、33ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第88号 八幡浜市暴力団排除条例の制定について、35ページから37ページまで。

 質疑はありませんか。

 大山政司君。

○大山政司君  暴力団排除条例ということですが、そこで1点お尋ねします。

 八幡浜市に暴力団という組織があるのかないのか、お聞かせ願いたいと思います。

○議長(宇都宮富夫君)  総務課長。

○総務課長(中岡 勲君)  大山議員の御質問の暴力団があるかないかということでございますけども、今回八幡浜警察署を通じまして愛媛県警のほうに問い合わせをいたしました。なお、この件につきましては県警のほうで暴力団対策のために公表することはできないというふうなことで回答をいただけませんでした。暴力団等の事件については八幡浜管内で数件ございますという回答をいただいております。

 以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  大山政司君。

○大山政司君  わからないのにどういう対策をするんですか。今の答弁では、ただこれ条例にしただけで具体的対策というのが全然対応がなされんじゃないですか、そのことがわからんということじゃ、お尋ねします。

○議長(宇都宮富夫君)  総務課長。

○総務課長(中岡 勲君)  議案の提出時に提案説明をさせていただきましたけども、その中で住民の暴力団等というふうな、その暴力団だけをしてするもんではなく、その中におけるそういうふうな関連のところについて住民の安全とかそういうものを守っていくということを目的としていますので、御理解をいただきたいと思います。

○議長(宇都宮富夫君)  大山政司君。

○大山政司君  暴力団はわからない。関連のところに対して市民の注意をということですが、関連のとこがあるんですか、ないんですか、八幡浜に。

○議長(宇都宮富夫君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  これは先ほどの質問とまとめてちょっと補足をさせていただきます。

 これは、今暴力団の該当する者がいなくても、将来そういう方が出てこられるかもしれません。もしくは、今役所のほうで確認できないだけで、もしくはおられるかもしれない、どっかには。そういうことがあったときにこの条例があれば対処できると、そういうふうに御理解いただきたいと思います。

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案書39ページ、議案第89号 八幡浜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 なお、この議案につきましては、日程第2で議案の訂正がされております。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第90号 八幡浜市水産廃棄物処理施設設置条例を廃止する条例の制定について、41ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第91号 八幡浜市奨学資金貸付条例の制定について、43ページから46ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第92号 八幡浜市西村奨学資金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定について、47ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第93号 八幡浜市奨学基金条例の一部を改正する条例の制定について、49ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第94号 平成23年度八幡浜市一般会計補正予算(6)1条のうち、まず歳出の1款議会費及び2款総務費、79ページから88ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、3款民生費、89ページから96ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、4款衛生費及び6款農林水産業費、97ページから106ページまで。

 質疑はありませんか。

 宮本明裕君。

○宮本明裕君  105ページの215節の工事請負費の1,000万円の市場内見学スペースの建設工事費と、また関連することにつきまして質問させていただいたらと思います。

 以前、市場内での見学スペースの通路はございました。それが以前どのような効果があったのかということと、その投資効率はどうであったか、今後どのように見込まれるかということと。

 それに関連してでございますが、当然見学スペースも水産業の振興と観光に役立てるためだと思いますが、それに関連してですが、先般も話がございました8,000万円のトイレでございます。これも水産業の振興、また観光面での投資の一部だと思いますけども、今治のさいさいきて屋という売り上げ20億円、日本でも3番の売り上げを上げているんじゃないかという非常に産直市で成功しているところでございますが、ここは建物面積が2,435平米でトイレの面積が63.69平米という形で、非常に八幡浜は3倍のスペースを持ったトイレになっております。そういった面で、このトイレが本当に投資効率がいいものであるのかどうか。そして、民設民営という形の中でアゴラは経営をされるわけですけども、それに付随をした非生産、また非営業部門が公設公営でやられる、果たして本当の民設民営になっているのかどうか。そういった面での投資効率、そういった面で非常に僕は疑問を感じますので、その3点についてお伺いをいたしたいと思います。

○議長(宇都宮富夫君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  それでは、今3点御質問あった中で、トイレの件についてお答えをします。

 トイレの件は、本会議の一般質問でもお答えしましたようにまだこれから決めていく、予算もこれから上げていく、だから8,000万円ではないし、180平米でもありません。これから審査をして最適な形にしていきたいということをお話ししました。金額的にも大分下げようと、提案次第ですけれども。

 今、今治のさいさいきて屋のトイレの話がありました。これ私何度も行ったことがあります。ここの施設は、建物の規模に比べて少しトイレが狭いのかなと、そういう感じは持っております。これが見本の形ではない。だから、これから八幡浜市ではいい提案を受けて、その中でベストマッチとなるようなものにしたいと、そういうふうに思っています。

 トイレについては以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(滝本真一君)  御質問の1,000万円の農林漁業体験施設のことなんですけども、以前の効果ちゅうのは正確には把握はしてないんですけども、以前は密閉型の施設でなかったもんですから、1階から直接見学に来られる方が多かったと思うんですけども、今回設置します市場内の見学スペースについては、1階の市場のスペースについては水産関係の方以外は入ることができないようになってくるということがありまして、見学したい方には2階から見ることが必要であるということで今回この予算を上げさせてもらっております。

 そして、このスペースと海産物直売所を連動することによって、そこで見学した後にそういう海産物も買っていただくというふうなゾーンとして考えております。

 以上であります。

○議長(宇都宮富夫君)  総務企画部長。

○総務企画部長(中榮忠敏君)  アゴラと市のいわゆる公共的な部分との投資効率といいますか、ちょっと若干難しい問題でございますが、それぞれが相乗効果を発揮できるような形で市民の皆さんに喜んでいただける総合的な場所となるように一生懸命努めてまいりたいというふうに思います。

○議長(宇都宮富夫君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君  百貨店の中でも、皆様百貨店へ行かれたことがあると思います。フジのスーパーに行かれたこともあると思います。百貨店の場合は必ず奥のほうで見えないところにあるんです。それはお客さんにできるだけ中に入ってもらって買い物をしてもらうと、売り場を見てもらう、それが百貨店の基本なんですよ。できるだけ目立たないところにトイレを置くが、必要な人は必ずトイレに入っていくと、これは百貨店、スーパーのトイレに関することなんですよ。

 今度の場合は道路沿いにあるわけです、いわゆるハイウエーのドライブインのような形ですが、公衆トイレと間違ってるんじゃないですかね。公衆トイレで人は確かに集まると思うでしょう、思われるでしょう。でも、一番あそこで効率のいいのは、どーや市場と物産館ありますね、今度アゴラがありますね、あそこに配列されるんだったら一番いいんですよ。でも、一番端にトイレがあると、トイレを使ってぱっと出られますよ。

 そういった基本的なことを専門的な方に診断を仰いだらいいんじゃないですかということを僕は言ってるんです。素人の方がいろんな、5年、6年かかってやっとアゴラはできたんですよ、その程度なんですよ。僕はそれを言よるんですよ。5年、6年かかっとるんです、アゴラを設計するまでに、決まるまでに、その程度のものかということを僕は言ってるんですよ。それで八幡浜は活性化できるんですか。市長が言われましたけども、ああいったアゴラができれば人口もふえるようなことも一部話してもおられましたけども、そういったもので八幡浜は活性化できるんですかということを指摘しまして、私はきょうの質疑にかえます、はい。

○議長(宇都宮富夫君)  ほかにございませんか。

 兵頭孝健君。

○兵頭孝健君  今の宮本議員の指摘と関連するんですが、港開発でいろんな予算がつけられております。その中で、アゴラユニットと民設民営で契約するということですけども、この契約について内容的なものはいつ提示できるのか、議会に説明があるのかどうか、1点お尋ねいたします。

 それから、観光案内所が同時に併設されますが、これについて運営母体といいますか、運営形態はどのように考えているのか、お尋ねします。

 それから、この港を設計するに当たって八幡浜市は景観条例を設置しておりますが、これとの関係、関連をどのように考えているのか、この3点についてお尋ねいたします。

○議長(宇都宮富夫君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  最初の御質問ですけれども、アゴラユニットとの契約はいつごろ提示できるかというお話がありましたけれども、アゴラユニットは会社そのものがまだ設立されておりませんので、会社が設立されて、契約の内容がある程度固まった段階で御説明をしたいというふうに思っております。

 それから、2点目の観光案内所の運営母体というお話がありました。これはこれから考えていきたい、全体をまとめてやるのがいいのか、それとも観光案内所だけ別の形で独立させてやるのがいいのか、もしくは市民団体に観光案内所も任せたほうがいいのか、いろんな選択肢があります。これから考えていきたいと思います。

 以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  産業建設部長。

○産業建設部長(菊池賢造君)  八幡浜市景観計画との関連性について御説明させていただきます。

 トイレの担当も現在では建設課の都市デザイン室で担当して行っておりまして、建築と都市デザイン室が景観条例の所管課ということになっておりますので、当然募集についてもそれを踏まえた中で提案してくださいというような案内をしております。今後、ほかにできる施設につきましても逐次景観条例と合わせながら御指導させていただくという形になると思います。

○議長(宇都宮富夫君)  兵頭孝健君。

○兵頭孝健君  今の副市長の答弁で、観光案内所についてこれから考えるということでお聞きしたんですが、このことについては25年に完成するということで計画されておる中で組織体がまだはっきりしてないということですけども、準備期間として、当然市民が利用する、またどういった形態でやっていくかっていうことは早くやることで周知していかなければ、物を売るだけではとてもその港の魅力としてはなかなか出んのじゃないかなと思いますので、そこらあたり早急にそういう組織をつくるなり計画をつくって、そして周知徹底し、またオープン時には市民が憩える場所をきちっとした形で早く進めてほしいと思いますので、要望しておきます。

○議長(宇都宮富夫君)  次、7款商工費及び8款土木費、107ページから114ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、9款消防費、10款教育費及び11款災害復旧費等、115ページから134ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、第2条債務負担行為の補正及び第3条地方債の補正並びに歳入の全部、59ページから78ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第95号 平成23年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(2)135ページから148ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第96号 平成23年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(2)149ページから162ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第97号 平成23年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(3)163ページから176ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第98号 平成23年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(1)177ページから190ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第99号 平成23年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(2)191ページから197ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第100号 平成23年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(1)199ページから212ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第101号 平成23年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(2)213ページから233ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第102号 平成23年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(2)235ページから248ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第103号 平成23年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(3)249ページから258ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第104号 平成23年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(3)259ページから269ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第105号 平成23年度八幡浜市水道事業会計補正予算(1)271ページから279ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第106号 平成23年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(2)281ページから295ページまで。

 質疑はありませんか。

 大山政司君。

○大山政司君  295ページの病院整備事業、建設改良費についてお尋ねをいたします。

 この件については議会初日で若干の説明があったと思いますが、再確認をする意味で再度御説明をお願いをしたらと、こういうふうに思います。4153,000円の内訳です。

 ただ、明細にプロポーザルとかなんとか書いてるんですが、私らにはその意味がちょっとわかりませんので、その意味を含めて再度御説明をよろしくお願いします。

○議長(宇都宮富夫君)  医療対策課長。

○医療対策課長(新田幸一君)  大山議員の質問にお答えいたします。

 まず、プロポーザルですけれども、プロポーザルと申しますのは業者のほうからいろいろな案というのを出してもらいまして、その案をこちらのほうで検討しまして、1番案を提示した業者を選びたいというふうなものでございます。

 それから、この4153,000円の委託料ですけども、この経費につきましては、設計施工というのを先ほど申しましたプロポーザル方式ということで選定を予定をしておりますので、そのプロポーザルを実施するためにいろいろ必要書類、要綱であるとか積算書であるとか図面等々必要になってきます。そういったものについて非常に専門的な知識がないとそういったものが作成をできませんので、そういった業務について委託をしていこうというものでございます。

 以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  大山政司君。

○大山政司君  いろいろな案と言われましても、私らには具体的に説明してもらわないとわからないわけなんです。

 そこで、プランについては先月、1114日にこういう冊子でA案からC案まで出ましたし、平成15年には高橋市政で地域医療のためにというこういう案が出ております。プランについてはいろいろ出ていますので、再度これ以上のプランを業者に立ててもらうとか、そういうのは私は必要でないんじゃないかとこういうふうに思いますが、図面とは具体的にどういう図面を業者に委託するんですか。この建てかえのA案からC案、あるいは病院の状況について業者に委託をするんですか、もっと具体的にぜひ御説明をしてもらわないとわからない。

 といいますのは、現在地大平で建てかえを議会は承認してないんですよ。ないのに、具体的にどういう図面を業者に要求するんですか。順序が逆でしょ。まず、現在地大平に建てかえを議会の承認を得て、それからどういう図面が要るのか、対策が要るのかを業者に依頼するのが当然なことじゃないですか。それが1点。

 もう一点は、今度の市立病院の建てかえの大きな意味は、市民が利用される市立病院の位置の利便性、これを考えるか、東日本大震災に経験した津波に耐え得る安全性のある市立病院にするのか、大きな私は課題はこの2点だと思うんですよ。老朽化はありますが、これは50年たったらどこの病院でも老朽化はしますよ。

 ここを考えると、そこで教育長、お尋ねしますが、市内小・中学校の統廃合は4月に恐らく検討委員会からの答申が出るんじゃないでしょうか。そしたら、現在地大平じゃなくても、例えば青石とか松柏中学校とかというとこに、もし廃校になればそこへ病院建てるなら土地も広いし、津波にも安全性がより大平よりはあると思うんですよ。そこら辺を考えると、今この時点でそういう業者にあの大平の図面を415万円もかけて私は依頼するのはまだ早いと思います。まず、どこに建設するかをはっきり決めた上でそういうことを業者に依頼するべきだと、こういうふうに思います。

 それから、教育長、ついでですが、ちょっと言わせていただきますが、きのうの地方紙によりますと、小・中学校1学級20人とかという検討委員会の中間報告が出ております。マスコミに中間報告を出すことについて悪いとは言いません。しかし、議員には何にも中間報告が出とらんのですよ、きのうの段階で、何にも出てないんですよ。中にはインターネットとかホームページとかいってありますけど、議員の中にはまだパソコンがない人もおられるかもしれん。順序が逆なんですよ。北浜の病院のときもそうでしょ、ぱっと出たんでしょ。議会軽視も甚だしい。もう少し配慮してほしいと思いますよ、これは要望ですが。

 そこで質問を続けます。

 まず、建てかえ地をはっきり議会の承認を得て具体的な案を415万円で業者に依頼すべきだと思うんですが、その考えについてお尋ねをします。

○議長(宇都宮富夫君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  今の議会の御承認をいただいてから415万円で具体的な案を出すべきではないかというお話でした。ちょっと基本的なところで少し行き違いがあるようなんで、もう少し御説明をさせていただきます。

 まだ議会で御承認をいただいておりません、現在地でやるということについて。それで、今それをいただこうとしよるとこなんです。今まで、例えばこの間、全員協議会でこういう案をお示ししました。これは現在地でやると決めたからやったわけではないんです。現在地で本当に建てかえることがちゃんとできるんかということをどういう具体案があるんかということをまずは確認したいということがスタートなんです。だから、これがあるからといって現在地でやるということではありません。それ1つです。

 だから、この中に3案ありますけれども、これはあくまでも例示であって、この中のどれかで決めるということではありません。

 じゃあ、次のステップで、今予算出してますけれども、これで何かを決めるということではなしに、じゃあいろんな業者がありますけれども、プロポーザルと言いましたけれども、これから市立病院の建て方の、うちやったら何ぼでこういうことでできます、うちやったら何ぼでこういうことができます、こういうプロポーザルの方式で提案してもらおうと、その提案してもらうためにどんなことを決めておく必要があるのか、どんなものを提案する人に対して示しておくべきなのか、そういうことをこの415万円の中で決めていくと、そういう作業です。

 だから、まずはこの議会で大平いいということになれば、その予算の中でそこのまず最初の作業にスタートすると。実際にどういう形のものになるかというのは提案の中で出てきます。これは24年度、実際にこの415万円を使って要綱とか何かを決めて提案してくださいという形が決まったら、24年度に具体的ないろんな提案が、希望する業者の人、設計業者と施工業者が組んだ形でやりたいと思ってるんですけれども、そんな中で出てくると、そこの中で初めて具体的な案が見えてくると、それを専門家からの委員会で一番いいのを選んでいきたいと、そういうことです。

○議長(宇都宮富夫君)  大山政司君。

○大山政司君  これも再確認の意味で市長にお尋ねしますが、市長は私の一般質問に対して、今回の予算が通れば現地大平で建てかえについて議会の承認を得たものと判断しますと、こういう答弁されたんですよ。今の副市長の答弁とは全然違うわけなんですよ。違う、意見が合うてない。

 もう一点、小・中学校が統廃合になれば、その廃校になった小学校、中学校のとこを市立病院の建てかえとして再度検討されるつもりが全くないんですか、あるんですか、そこをもう一度お尋ねします。

 それから、今回のこの予算というのはほとんど業者に任せるのは現地建てかえでのいろいろな案、問題点について業者に設計委託するんでしょ、違うんですか。そこら辺もう一回ちゃんと再度答弁をしていただきたいと思います。

 以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  最初1点だけ、あとで市長が行きますので、先に1点だけ言わせとってください。

 今学校の統廃合を待てないのかというお話がありました。これは、私の判断では待てません。なぜかといえば、建ってから50年たって、地震があれば壊れる可能性のある外来病棟、四十何年たっとる第2病棟、そして病院の先生は非常に苦しい中で一生懸命作業をしておられます。平成15年に1回こういう市立病院の再建計画が出たわけです。それ15年に出てから今までずっと放置されておると、病院の先生にとってみればどう自分たちのモチベーションを維持していくのか、また延ばされるのかということになったときに、病院から先生がいなくなったとき、その責任をどうとるわけです。私は学校の統廃合を待てないと思います。その点についてお答えしときます。

(大山政司君「大城市政では建てかえるとは一言も言ってない。3人確保だけや」と呼ぶ)

○議長(宇都宮富夫君)  市長。

○市長(大城一郎君)  大山議員の再々質疑に対してお答えをいたします。

 私といたしまして、答弁したとおり、今回のこの予算、この予算ももともとは市立病院の建てかえということで1案、2案、3案、4案、いろんな案について内部で十分検討した結果、当初は北浜公園という案を出したわけで、そこがだめだということにつきまして、じゃあもうこれ以上は本当に今の医療の状態から見て建てかえを待てないと思っておりますので、今回の大平、今回予算が通れば大平に改築をしたい、そういうふうに思っておりますし、今回準備をしていくのも大平の現在地でどのような建てかえができるか、そういった感じの実施要綱に対してのプロポーザルの準備というふうにこの議会で皆さん方には認識をしていただいたらと思います。

○議長(宇都宮富夫君)  医療対策課長。

○医療対策課長(新田幸一君)  今回お出ししております予算についてですけれども、先ほど宮本議員からもお話がありましたように、専門的な知識が非常に要るような病院建てかえというようなことですので、そういった専門家の意見を聞きもってでないと、事務職あるいはこちらの市におる技術職をしてもなかなか判断することが難しいというような状況がございます。そういったことでいろいろ専門的な知識を持っておられる方の御意見をお伺いしながら、アドバイスを受けながらやっていきたい。それに対する具体的な作業、準備業務につきましても、やはりそういった専門的知識が要るもんですから、そういった方にお願いをしたいというようなことで今回の予算計上をさせていただきました。

 以上です。

(大山政司君「現地建てかえのやろ」と呼ぶ)

○議長(宇都宮富夫君)  もう3回の質疑の回数が終わりましたので、ほかの議員の方質疑ございませんか。

 萩森良房君。

○萩森良房君  4点について質問をさせていただきたいと思いますが、ちょうど私は民生文教常任委員会にも所属いたしておりませんし、先般、病院建てかえのプランのときには都合で欠席をしておりまして、少し詳しいことがわかりませんので、ここで質疑をさせていただきますが、まず第1点は、現在市立八幡浜総合病院で常勤の、常勤ですよ、非常勤はのけて常勤の医師が何名おられるか。それから、17科、パンフレットや看板には書いてございますけれども、現在診療しておる科は何科あるか。これをまず1点をお伺いしたいと思います。

 2点目は、先般も一般質問でありましたように、建てかえの総費用が61億円から64億円ということである。これの財源の内訳をおよそ教えていただきたい。基金が3億円、それから2つの交付金で約91,000万円、この91,000万円につきましては制約があるのかないのか。61億円ないし64億円のその財源の内訳をお聞きしたいと思います。

 それから、3点目でありますが、八幡浜の市立病院は伊方原子力発電所から11キロないし12キロの圏内にございます。先般の一般質問でも市長のほうから、初期被曝治療者は治療する、そして除染も行いたい、患者は大洲ないし西予市へ搬送する、それでできなかった人はヘリコプターで輸送するというふうにおっしゃられました、これは議事録に残っておると思います。それから、副市長のほうからも、伊方で何かが起こったらという答弁をされております。これは当然伊方原子力発電所で事故があり、放射能が出たときのことを想定しておられると思いますが、これについてもう少し詳しく、しかも病院の建てかえということになりますと施設設備はもちろんのこと、医師、看護師、医療従事者、合わせて患者もそれなりのことをしておかなければ対応できないのではないかというふうに危惧いたしますが、この点も続いて教えていただきたいと思います。

 それから4点目でありますが、北浜へ病院を建てるというときにも病床は220床、そして今回も大体220を目安と。ただし、これは決定的なものでなく、今後の過程においてさらに検討を加えるという理事者の答弁でございました。

 220床という病院は大洲市に3つございます。中央病院、喜多医師会、それから180床の市立病院であります。極端なことを申し上げますと、ここの常勤医師は中央病院で13名、喜多医師会で10名、大洲市立病院に至っては常勤医師は9名であります。八幡浜市立病院ももし220床等々にやるということになりますと、地方における中核病院というのは、医学会やあるいは朝日新聞、読売新聞からも出ております専門書によりますと、300床以上あるいは30名以上の医師、専門医が3名、こういう病院でなければこれから地方の病院は取り残されますよというようなことをおっしゃっておられますが、私はもう少し、五、六年出されましたこのパンフレットによりますと280床ぐらいな病院をというふうな構想でございましたけれども、その辺は具体的に決めていく前に十分理事者の胸のうちに入れておいていただいて、八幡浜市の市民が、あるいは医療従事者が十分に働くことができるように体制を整えてほしいなと思いますが、以上4点について質疑いたします。

○議長(宇都宮富夫君)  市長。

○市長(大城一郎君)  4点の中の3点目の伊方原子力発電所の事故に対応するといったことで答弁をさせていただきます。

 伊方原子力発電所内部でいろいろな事故が想定をされると思います。今回のように半径20キロ圏内が警戒区域となった場合にはもう既に八幡浜市全域が警戒区域となるわけですので、これは県の防災と絡めて八幡浜市も対応していかなければならないと思っております。

 しかし、原子力事故全体を見ましてどのような状況があるのか。やはり原子力発電所内部でのさまざまな事故も想定されますし、原子力発電内部の放射能汚染とかというものも考えられます。そういったことに対しましては、やはり災害拠点病院である八幡浜市立病院は除染を初めそういった設備をしっかりと整えていくべきだと考えております。

○議長(宇都宮富夫君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  今萩森議員の御質問の中で、220床の問題が出てきました。220床、大洲の、また後で市立病院の在籍医師数は出ると思いますけれども、それに比べて大洲は小さいのに、医師数が少ないのに病床を十分確保しているのではないかというお話でした。この八幡浜市立の220床というのは、今萩森議員がおっしゃったように医療従事者が快適に、なおかつ自分たちで十分ケアできる範囲だと、そういうふうになっているのかというお話やったと思うんですけれども、基本的にこの220床というのは今現在病院で診療しておられる先生方の意向を受けてこの概数をつくっております。

 なぜこれほどまで縮小しなくてはならないのかという議論、当然あっていいと思います。この背景には医師が非常に確保が難しいと、そのような中でまず理想を表に出して、この市であればこのくらいの病院が要るということで理想を表に出して病院をつくると、280床、320床の病院をつくって、結局医師が来ないままで病院の3分の1が空間でそのまま何も使われていないと、そういう事例があるわけです、全国の自治体病院で。だから、そういう反省を踏まえたときにどの程度の規模がいいのかということを考えてこういう数字になってるわけですけれども、またこれから医師が確保できるのであれば、これはふやすこともできるし、あるいはお話があったように将来医師がふえる可能性も見込んである程度スペースをつくるのかと、そういうことはこれから実際の議論の中で出てくる可能性があると思っています。

○議長(宇都宮富夫君)  医療対策課長。

○医療対策課長(新田幸一君)  御質問の中の事業費の財源の内訳ですけれども、いろいろ案によって事業費が変わってこようとは思いますが、例えばの例え話ということでお答えをさせていただきたいと思います。

 62億円というような事業費で考えますと、先ほど萩森議員からも言われましたように地域医療再生交付金25,000万円を活用するようにしております。この分についての制約というようなこともございましたけれども、この事業が平成25年度までの事業になりますので、平成25年度中には遅くても着工をすべきというようなことになります。

 それから、核燃料サイクル交付金66,000万円を活用をするように考えておりますけれども、これにつきましては医療機器の購入に充てたいというふうに事業計画を上げております。

 それから、それ以外の分で過疎債、企業債というようなものを524,000万円ほど借り入れをするような予定にしております。

 それから、建設基金、3月に創設しました病院の建設基金ですけれども、交付金であるとか起債の対象にならないものに充てたいというふうに考えておりまして、今のところの、先ほどの52億円の中ではおおよそ5,000万円程度が必要になってくるのかなというふうに考えております。

 それと、今現在国の第3次の補正予算、医療施設の耐震化交付金というのが予算化されまして全国で160億円つくようになっておりますけれども、その分につきましてもどうにか活用をしていきたいなというふうなことで事業計画を今考えております。その部分が満額つきますと119,000万円つくということになりますけれども、全国でどれほどの病院建てかえを手挙げてくるかによってその交付額というのが変わってきますので、今の時点では交付額幾らというふうなことは確定しておりませんけれども、そういった交付金につきましても積極的に活用をしていきながら、病院経営、後の今後の負担にならないようにというふうなことを考えております。

 以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  今新田課長から新しい国の3次補正の説明がありました。国の3次補正、ついこの間ついたばかりですので、これから申請していきますけれども、最大でいけば119,000万円、これがつくので非常に財源的には大きい分です。

 災害拠点病院が条件ですので、これは合致するわけです、市立病院は。ただし、この補助金は非常に厳しい制約があります。というのは、平成24年度中に出来形をつくらんといかん。平成24年度中に何らかの将来に残る構造物、一部でもいいんですけれども、ができてないとこの補助金の対象にならない。24年度です、来年度です。これが非常に厳しいハードルになっています。だから、これをクリアするために時間的に急ぐという部分はあるわけですけれども、この10億円になるかどうかはわかりませんけれども、このお金を取ってきたい、そういうふうに思っています。

 以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  病院事務局長。

○市立病院事務局長(河野謙二君)  御質問1点目の常勤医並びに診療科の関係でございますが、常勤医はただいまきょう現在で研修医1名を含めて23名です。ただし、今月末で泌尿器科のドクターが1名退職になりますので、22名になります。

 それから、診療科につきましては、17診療科ございますが、内科につきましては内科と循環器科、それから呼吸器科、消化器科と分かれておりますが、今現在窓口は内科の1本で行っております。

 それから、リハビリテーション科ですとか放射線科あるいは麻酔科というものについては表に出てこないということでございますが、標榜科としては17科でございます。

○議長(宇都宮富夫君)  萩森良房君。

○萩森良房君  再質疑をさせていただきます。

 まず最初に、市長から答弁がございましたが、除染ということになりますとかなり専門的な技術、知識等々が要ろうと思いますが、四国電力さんの絡みでございますし、国の絡みがありますが、正直申し上げまして実は大変だなあというふうに思います。もう率直に申し上げまして、ぜひしっかりやってほしいなと、こう思います。

 それから、病床数の関係ですが、先ほども申し上げましたように200床相前後は南予に5つ病院がございます。それらを調べてみますと、医師は多いところで、先ほど申し上げましたように13名、少ないとこは7名であります。大洲は、先ほど申し上げましたが、宇和島の社会保険病院も大体似たようなもんでございます。八幡浜市がそういう病床数にこれからなったといたしますと、行く行くは八幡浜の市立病院も十二、三名の医師になってくるんではないかなと。確かに非常勤医師がおられます。でも、非常勤医師というのは大洲の市民病院の事例を申し上げますと1カ月に2度しか来ない、それから1週間に1度しか来ない、多い方で3回です。これらを合わせますと、大洲市民病院は医師が21名になります。しかし、実質は9名です。こういう病院になる可能性が八幡浜市もあるんではないかなあというようなことを考えまして、私は220床より多目にひとつぜひやってほしいなと。

 同僚議員が過去にも20年後の八幡浜市の人口は25,000人なると言われております。それから、市長さんがJCに、青年会議所におられるころに東京のコンサルタントが来ていろいろ調査をされましたデータによりますと、40年後は八幡浜市の人口は17,000になるというふうに言われておりますが、私はそうなってほしくないと思いますが、そういうことを考えますと余り規模の大きな病院をつくってもどうかなという感じもいたしますけれども、ぜひひとつ前向きに、すばらしい、市民が期待の持てるような、そして宇和島市の市民病院のように、あそこは435床で医師が約80名近くおられます、宇和島の市立病院は、それに匹敵するということはとても難しゅうございますけれども、市民や、あるいは医師や、そういった者が、医療従事者が誇りを持って立ち向かっていただけるような病院にぜひ少し時間をかけてでも検討してほしいなと、こう思います。

 率直に申し上げましたら、我々に対して市立病院の建設に対する情報が非常に不足しております。情報が入りません。全くわからないというのが現実でありますし、また時間的にも非常にせっぱ詰まった形で、理事者のほうはどんどんアクセルを踏まれますけれども、我々のほうはなかなかそれについていけないというのが現実でありますから、これからひとつ情報を的確に入れて、少し余裕を持って検討をしていただきたい、こういうふうに思います。

 以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  市長。

○市長(大城一郎君)  萩森議員からるる説明をいただきました。市立病院といたしましても、現在の患者数、そして先ほども説明があったようにこの八幡浜地区を含めた八西地域の人口形態、今後の人口形態も考えた上ででございますが、また医師数、そして医療スタッフ、すべてを勘案した結果、病床数を割り出していっております。今後の病院の経営状況を踏まえながら、その辺はじっくりと最適な病床数になるように今後検討させていただきます。

 が、先ほど比較として出されました宇和島市立病院、そして市立八幡浜総合病院ですが、私も、先ほど大山議員にも言われましたが、公約には出しておりません、市立病院の建てかえというのは。でも、建てかえないとも言ってません。その当時は建てかえたくても建てかえできない状況もありました。15年の段階で八幡浜市立病院がああいう構想が出ています。宇和島市立病院も同じ時期に構想が出ていて、この病院改築について研究を進めていく中で、八幡浜市立病院と宇和島の市立病院は同じ時期にスタートして、県の方も、話の中に出てきたんですが、同じ時期に新しく建つだろうというふうに思われていたそうです。でも、現在見たときに、宇和島市立病院がもう既に新しい立派な病院になっております。でも、八幡浜市立病院はいろいろな状況があって築50年の、本当に地震が来たときには患者、そして医療スタッフの生命も危ないような状況です。これはやはりいち早く病院の改築に向けては進めていかなければならない。その過程においては議員の皆さんに対する説明も十分にしていきたいと思いますので、どうか御理解をいただきたいと思います。

○議長(宇都宮富夫君)  岩田功次君。

○岩田功次君  2点ほど同じ病院の話なので、質問させていただきます。お伺いしたい。

 この委託料に関して、病院建てかえの現在地での承認っていうのを、議会承認をちゃんと受けてから予算組みしたほうがいいんじゃないかというふうなことを申します。当病院建てかえの議会の特別委員会は、残念ながらなかなか議論できないまま、別の場所とかを確定するとかというふうなことができずに北浜を拒否してしまいました。こういうふうな状況で、次の場所をきちんと議会の承認なしで動くっていうのは、とっても危険だと思います。予算は少ない額でこれ委託料出てますけど、拒否したらその分が無駄になるのであります。これは一応議会の承認を得てから、現在地でいいっていうのを承認してから動かないと何が起こるかわからない。ですから、この予算を通す前に議会の承認を得ることを求めます。

 もう一点、プロポーザルの関係は病院のプロがきちんとした設計とかデザインを出してきますが、これを審査する人がそういうふうな知識がなければ一番いいのが選べるかどうかっていうのが疑問になるところであります。理事者のその病院に対する知識、勉強はこの機会にじっくりやっていただきたい。プロポーザルになるのであればそういうふうなことをしてくださいっていうふうなことを要望するのと同時に、その最初の1点目はきちんと答えていただきたい。

 以上。

○議長(宇都宮富夫君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  今岩田議員から最初の1点目で議会の場所の議決をいただいてから予算を上げたらどうかというお話がありました。それで、特別委員会で北浜はだめということは議決をいただきました。結局それで特別委員会は解散してしまいました。議決をいただく場というのは今持っておりません。だから、そのかわりに今回、少額ですけれども、この予算を上げさせていただきました。この予算を承認いただくことでスタートするわけです。この予算を承認いただけなかったら現在地での建てかえ案はスタートしません。そういう意味で、この予算をいただくことが皆さんに御理解、御承認をいただくと、そういうふうに理解をしております。それから後で現在地の建てかえがスタートすると。

 以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  市長。

○市長(大城一郎君)  今回のプロポーザルに関してですが、先ほどの295ページにプロポーザルの予算が組まれておりますが、その1ページ前、294ページに病院建設に係るアドバイザー謝礼という点と交通費を若干上げさせていただいておりますが、これがまさにプロポーザルに関する専門家の人の意見を取り入れることになりますんで、しっかりとやっていきたいと思っております。

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております28件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。

 休憩いたします。

午前1111分 休憩

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午前1125分 再開

○議長(宇都宮富夫君)  再開いたします。

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○議長(宇都宮富夫君)  日程第5 議案第107号 八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 総務企画部長。

○総務企画部長(中榮忠敏君)  議案第107号 八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 本日別紙で配付をいたしております1枚物の資料をごらんいただければと思います。

 本議案は、地方税法の一部を改正する法律が昨日、1214日に公布施行されたことに伴い、追加で上程をさせていただくものでございます。

 今回八幡浜市市税条例の附則第22条の改正を行うものでありますが、この附則につきましては本年427日、地方税法の一部を改正する法律の公布を受け、追加で規定をしたものであり、311日に発生した東日本大震災により住宅や家財等に生じた損失について納税者の選択により平成22年分の損失として所得税の雑損控除の適用を受けることができるようになり、平成23年度市県民税の総所得金額等から控除することが可能となる特例措置を規定をしております。

 今回の附則改正におきましても、納税者へのメリットは前回の改正時と変更はなく、改正の主なものでございますが、第1項において災害の損失金額から保険金や賠償金等を除いた特例損失金額に住宅家財等の取り壊し除去、補強経費等の災害関連支出を含める場合は、申告書提出の前日までに支出したものに限り、これを損失対象金額とすると規定し、また平成23年を当該損失対象金額が生じた年と読みかえを行っております。

 第2項では、配偶者等親族の資産の損失について、第1項と同様に平成23年を当該親族資産損失額が生じた年と読みかえを行っております。

 なお、附則においてこの条例は公布の日から施行するものであります。

 以上であります。

○議長(宇都宮富夫君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第107号については、総務委員会に付託いたします。

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○議長(宇都宮富夫君)  日程第6 請願第13号 原発をなくし、再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願書を議題といたします。

 本件につきましては、お手元に配付しております請願文書表のとおり、総務委員会に付託いたします。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、明16日から20日までの5日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  御異議なしと認めます。よって、明16日から20日までの5日間は休会することに決しました。

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○議長(宇都宮富夫君)  これにて本日の会議を閉じます。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明16日から20日までの5日間は休会であります。この休会中に各常任委員会を開き、先ほど付託いたしました案件の審査を行うことになっております。

 各常任委員会の開催日時と場所をお知らせいたします。

 総務委員会は16日午前10時から第1委員会室、民生文教委員会は16日午前10時から第2委員会室、産業建設委員会は16日午前10時から第3委員会室。

 21日は午前10時から会議を開き、委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決等を行うことになっております。

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○議長(宇都宮富夫君)  本日はこれにて散会いたします。

午前1129分 散会

お問い合わせ

議会事務局
住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
TEL:0894-22-5998
FAX:0894-22-5963
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