公開日 2014年09月24日
議事日程 第1号
平成24年6月5日(火) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
会期の決定
第3
報告第 3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 4号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 5号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 6号 平成23年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書
報告第 7号 平成23年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書
報告第 8号 平成23年度八幡浜市港湾整備事業特別会計繰越明許費繰越計算書
同意案第1号 教育委員会委員の任命について
議案第47号 愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
議案第48号 八幡浜市寝たきり老人等介護慰労金支給条例の一部を改正する条例の制定について
議案第49号 八幡浜市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について
議案第50号 八幡浜市火葬場条例の一部を改正する条例の制定について
議案第51号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
議案第52号 八幡浜港港湾施設の管理及び利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第53号 八幡浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
議案第54号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)
議案第55号 平成24年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第56号 平成24年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第57号 平成24年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第58号 平成24年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期の決定
日程第3
報告第3号~報告第8号、同意案第1号、議案第47号~議案第58号
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出席議員(18名)
1番 岩 田 功 次 君
2番 石 崎 久 次 君
3番 樋 田 都 君
4番 新 宮 康 史 君
5番 上 田 浩 志 君
6番 井 上 和 浩 君
7番 魚 崎 清 則 君
8番 二 宮 雅 男 君
9番 遠 藤 素 子 君
10番 清 水 正 治 君
11番 宇都宮 富 夫 君
12番 兵 頭 孝 健 君
13番 上 田 竹 則 君
14番 松 本 昭 子 君
15番 住 和 信 君
16番 中 岡 庸 治 君
17番 宮 本 明 裕 君
18番 大 山 政 司 君
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欠席議員(1名)
19番 萩 森 良 房 君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 橋 本 顯 治 君
総務企画部長 中 榮 忠 敏 君
市民福祉部長 本 橋 祐 一 君
産業建設部長 菊 池 賢 造 君
政策推進課長 大 本 孝 志 君
総務課長 中 岡 勲 君
財政課長 藤 原 賢 一 君
税務課長 山 本 数 道 君
市民課長 菊 池 正 康 君
保内庁舎管理課長 元 田 博 之 君
生活環境課長 大 森 幸 二 君
社会福祉課長 二 宮 嘉 彦 君
保健センター所長 松 本 常 美 君
医療対策課長 新 田 幸 一 君
人権啓発課長 清 水 由 章 君
水産港湾課長 滝 本 真 一 君
建設課長 矢 野 武 君
農林課長(併)
農業委員会事務局長 山 本 健 二 君
商工観光課長 菊 池 誠 一 君
下水道課長 大 西 力 君
水道課長 宮 本 雅 三 君
市立病院事務局長 河 野 謙 二 君
会計管理者 都 築 眞 一 君
教育委員会委員長 井 上 守 君
教育長 増 池 武 雄 君
学校教育課長 若 宮 髙 治 君
生涯学習課長 菊 池 司 郎 君
代表監査委員 市 川 芳 和 君
監査事務局長 阿 部 孝 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 二 宮 貴 生 君
事務局次長兼議事係長 米 子 仁 司 君
調査係長 髙 岡 哲 也 君
書記 阿 部 真 士 君
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午前10時00分 開会
○議長(宇都宮富夫君) 去る4月1日付で人事異動がありましたので、この際、新任課長等の自己紹介をいたします。
(新任課長等の自己紹介)
○議長(宇都宮富夫君) 以上で新任課長等の紹介を終わります。
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○議長(宇都宮富夫君) ただいまより平成24年第2回八幡浜市議会定例会を開会いたします。
市長から今議会招集のあいさつがあります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 皆さん、おはようございます。
開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本日、平成24年第2回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。
初めに、先日、5月26日から27日の2日間、マウンテンカーニバルでGO!2012J八幡浜インターナショナルクロスカントリーが開催されました。11回目となる今大会は、ロンドンオリンピックの日本代表派遣選手選考会を兼ねており、国内のトップクラスの選手を含め395名が全国から集まり、白熱したレースとなりました。また、歩け歩け大会を初め多数のファミリーイベントも同時に開催され、大勢の人が会場に来場され、大会は成功裏に終えることができました。市議会議員の皆様を初め御協力いただいた市民の皆様に、この場をおかりして感謝申し上げます。
それでは、定例会について申し上げます。
本定例会におきましては、報告6件、同意案1件、条例案6件、予算案5件、その他1件、合わせて19件の御審議をいただくものでございます。
諸議案の内容等につきましては後ほど説明いたしますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、八幡浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてほか4件について御説明申し上げ、議員各位の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。
以上、申し述べまして、招集のごあいさつといたします。
○議長(宇都宮富夫君) 議長において、この際、諸般の報告を行います。
3月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付してあります報告書をもってこれにかえます。
会議に先立ち、去る4月24日に開催されました第74回四国市議会議長会定期総会並びに5月23日に開催されました第88回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けられました宮本明裕君外6人に対し、表彰状の伝達を行います。
○議会事務局長(二宮貴生君) 第74回四国市議会議長会定期総会並びに第88回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けられました方々を表彰区分に従いましてお名前を申し上げますので、自席で御起立をお願いいたします。
最初に、四国市議会議長会において表彰を受けられました方々のお名前を申し上げます。
議員在職12年以上で表彰を受けられました住 和信議員、兵頭孝健議員、遠藤素子議員。
以上3人を代表して、住 和信議員に御受領をお願いいたします。
○議長(宇都宮富夫君)
表彰状
八幡浜市 住 和信 様
あなたは市議会議員在職12年の長きにわたってよく市政の発展に尽くされ、その功績は特に顕著なものがあるので、ここに本会表彰規程により特別表彰として表彰します。
平成24年4月24日
四国市議会議長会会長
徳島市議会議長 中川秀美
(表 彰 状 授 与)
(拍 手)
○議会事務局長(二宮貴生君) 御着席願います。
続きまして、全国市議会議長会において表彰を受けられました方々のお名前を申し上げます。
議員在職25年以上で表彰を受けられました宮本明裕議員、議員在職10年以上で表彰を受けられました清水正治議員、二宮雅男議員、魚崎清則議員。
以上4人を代表して、宮本明裕議員に御受領をお願いいたします。
○議長(宇都宮富夫君)
表彰状
八幡浜市 宮本明裕 殿
あなたは市議会議員として25年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第88回定期総会に当たり、本会表彰規程によって特別表彰をいたします。
平成24年5月23日
全国市議会議長会会長 関谷 博
(表 彰 状 授 与)
(拍 手)
○議会事務局長(二宮貴生君) 御着席願います。
○議長(宇都宮富夫君) ただいまの表彰に対し、市長から祝辞があります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) ただいま表彰されました議員各位に対しまして、一言お祝いを申し上げます。
去る4月24日、徳島市で開催されました第74回四国市議会議長会定期総会において、議員在職12年以上として住 和信議員、兵頭孝健議員、遠藤素子議員がそれぞれ表彰を受けられました。
また、5月23日、東京都で開催されました第88回全国市議会議長会定期総会において、議員在職25年以上として宮本明裕議員、議員在職10年以上として清水正治議員、二宮雅男議員、魚崎清則議員がそれぞれ表彰を受けられました。
受賞された議員各位におかれましては、長きにわたり市政発展のために、また市民福祉の向上のため御尽力をいただきました。ここに市民を代表いたしまして心から感謝を申し上げますとともに、お祝いを申し上げる次第であります。
皆様方には、今後とも御自愛の上、これまでの豊かな経験をもとに、八幡浜市が直面いたしております諸問題の解決を初め、さらなる市政伸展と市民福祉増進のため、一層の御活躍を賜りますよう切にお願い申し上げまして、お祝いの言葉といたします。まことにおめでとうございました。
○議長(宇都宮富夫君) 被表彰者を代表して宮本明裕君から謝辞があります。
〔宮本明裕君登壇〕
○宮本明裕君 議長より指名がありましたので、一言お礼のあいさつを申し上げさせていただきます。
本日、全国議長会4名、四国議長会3名の同僚議員とともに表彰を受け、また大城市長より祝辞をいただき、まことにありがとうございました。
受賞者在職年数は違いますが、議員として活動の機会を与えていただいた市民の方々に深く感謝の意を表する次第であります。
十数年来、国においては少子・高齢化対策、人口減少、経済成長の鈍化に対応できない国政、政局に奔走する政党間の争いに国民は失望し、また国のエネルギー政策においても社会不安を助長するなど、混迷する国政の現況であります。八幡浜市は保内町と合併し7年を経過し、徐々にではありますが、まちづくり、人的交流、文化交流が深まり、それぞれの分野で伸展しつつあります。
また、25年の間の議員活動の中で初めて経験をした事案として、大平地区へのソフトボール球場の建設、北浜公園への市立病院の建設に対し議会の反対、世論の反対で市立病院は大平への改築に変更、また8,000万円トイレ建設についても議会の反対、世論の反対で4,000万円トイレに変更など、議会の本質である行政への管理監督が実現した事案であります。この事案こそが、国であれ、県であれ、議会の本来の使命であります。
今後とも、八幡浜市の発展のため、市民のため、受賞議員、また同僚議員とともに党派を超えて、議会は市長の附属機関ではなく管理監督、助言機関として機能するよう議員活動に邁進する所存でございます。市民の皆様の御理解とより一層の御支援をいただきますようお願いいたしますとともに、簡単ではございますが、私のお礼のあいさつにかえさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。
○議長(宇都宮富夫君) 以上で表彰状の伝達を終わります。
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○議長(宇都宮富夫君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において4番 新宮康史君、14番 松本昭子君を指名いたします。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から6月21日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第3 報告第3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)ないし報告第8号 平成23年度八幡浜市港湾整備事業特別会計繰越明許費繰越計算書、同意案第1号 教育委員会委員の任命について、議案第47号 愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてないし議案第58号 平成24年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)、以上19件を一括議題といたします。
初めに、市長より総括説明を願います。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 本日ここに平成24年第2回市議会定例会を招集いたしまして、補正予算案を初め、当面する市政の重要案件の御審議をいただくわけであります。
各案件にわたります詳細につきましては、審議の過程で副市長並びに各部課長から御説明申し上げることといたしまして、私は概要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願いする次第であります。
最初に、原子力発電所についてであります。
去る5月5日に北海道電力泊原発3号機が定期点検のため運転を停止し、現在全国50基の原子力発電所の原子炉すべてが運転を停止している状況であります。
こういった中、政府は原子力発電所の再稼働に当たり、全電源喪失を想定した緊急安全対策とストレステストの結果を国が再確認した上で、現時点で完了していない安全対策の計画提出を電力会社に求めるとした安全に関する基準を示しています。
これを受け、既に安全評価の1次評価結果について原子力安全委員会で了承されていた関西電力大飯原発3、4号機について、電力消費地や周辺自治体でつくる関西広域連合が再稼働におおむね理解を示したことから、首相は福井県とおおい町の判断が得られれば私の責任で最終判断したいと述べております。
伊方原子力発電所3号機については、原子力安全委員会が判断を留保していることから、今後どのようになるのか、原子力発電所に極めて近く隣接する自治体として動向を十分注視していきたいと考えています。
次に、我が国の経済見通しでありますが、内閣府発表の5月、月例経済報告で、景気は依然として厳しい状況にあるものの、復興需要等を背景として緩やかに回復しつつあるとしております。これは、先月から上方修正したもので、基調判断の引き上げは昨年8月以来9カ月ぶりとなるものであります。
先行きについては、復興需要等を背景に景気回復の動きが確かなものとなることが期待されるものの、欧州政府債務危機をめぐる不確実性が再び高まっており、これらを背景とした金融資本市場の変動や海外景気の下振れ等によって我が国の景気が下押しされるリスクが存在するほか、電力供給の制約や原油高の影響、さらにはデフレの影響等にも注意が必要であるとしております。
その上で政府は、大震災からの復興に全力を尽くすとともに、デフレ脱却に断固として取り組み、円高とデフレの悪循環を防ぐとしているところであります。
また、野田首相が政治生命をかけるとしている社会保障と税の一体改革関連法案が現在国会で審議されているところでありますが、最大の焦点となる消費税率引き上げ関連法案について、野党は公約違反と批判するなど対決姿勢をあらわにしている状況にあります。
ねじれ国会のもとで法案の成立には与・野党の協力が必要であり、野党への修正協議の呼びかけを行うなど、会期末に向けて動き始めており、法案の行方を注視していく必要があると思っております。
次に、本市の財政状況であります。
人口の減少や景気低迷による個人所得の減少などの影響により個人住民税の減収、また地価下落の影響や新築家屋の減少等による固定資産税の減収など、市税収入は全体として減少する見込みでありますが、臨時財政対策債発行可能額を含む実質的な地方交付税についてはほぼ前年度並みを見込んでいるところであります。
一方、歳出では、公債費が引き続き高く推移することなどにより義務的経費の歳出全体に占める割合が依然として高いことなど、予断を許さない状況にあると言えます。
このような厳しい財政状況でありますが、議員各位を初め市民の皆様方に御理解、御協力を賜り、市民ニーズを的確に把握した行政サービスを提供してまいりたいと思っており、引き続き行政改革大綱に基づき各種事務事業を見直すとともに、経費の削減、財政運営の健全化などの諸課題に対しさらなる取り組みが必要であると考えております。
さて、本市の平成23年度の決算見込みの概要であります。
一般会計におきましては、形式収支で約8億3,000万円の黒字となり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支でも約6億8,000万円の黒字が見込まれ、順調な決算を迎えることができました。
水道事業会計につきましては、人口減に伴い事業収益は減少しましたが、昨年度に続き1,929万7,000円の単年度黒字決算となり、当年度末未処分利益剰余金7,641万円を計上することができました。
しかしながら、今後も人口は減少し、収益も減少する見込みであり、水道事業の健全な運営に支障が出てくるおそれがあります。このため、今議会におきまして用途別料金体系から口径別料金体系への変更に合わせて、水道料金を最低限値上げする水道事業給水条例の一部改正をお願いすることとしておりますので、慎重審議賜りますようお願いいたします。
次に、病院事業会計であります。
事業収支につきましては、医師や看護師が不足している厳しい状況に変わりはありませんが、職員一丸となって経営改善に取り組んだ結果、昨年度に引き続き黒字決算となり、3億9,991万8,000円の純利益を上げることができました。厳しい医療環境の中でこのような成果を上げていただいた医師を初め病院スタッフの御尽力に感謝申し上げたいと思います。
しかしながら、単年度収支は常に変動が見込まれること、また12億円から減少したとはいえ、8億円余りの未処理欠損金があり厳しい経営環境であるため、今後とも持続的な経営改善をお願いするとともに、できる限りの支援を行ってまいりたいと考えております。
また、医師や看護師確保につきましても、当分の間は困難な状況が続いていくものと思われますが、引き続き関係機関と密接な連絡を行い、人材確保に努めてまいる所存であります。
ところで、5月26、27日の2日間、市民スポーツパークにおきまして、11回目となりますマウンテンカーニバルでGO!を開催いたしました。本大会は今シーズン日本で唯一の国際公認大会であり、ロンドンオリンピック日本代表派遣選手選考会にもなっていることから、国内トップクラスの選手を初め全国各地から約400名もの競技者が集まり、天候にも恵まれ、絶好のコンディションの中、熱いレースが繰り広げられ、盛況のうちに無事終えることができました。運営等に御協力をいただきました各種団体、関係者の皆様方に深く感謝とお礼を申し上げる次第であります。
今後さらに大会を盛り上げるため、地元からの有力選手誕生を目指してジュニア育成等にも取り組み、地元に根づいた大会運営に努めてまいりたいと考えております。
それでは、今回提案の6月補正予算案の主なものについて順次御説明いたします。
まず、八幡浜港振興ビジョン関連についてであります。
交流拠点施設関連では、現在地盤のかさ上げや地中障害物の取り除きなどの用地造成を行っているところであり、今後順次民営施設を含め各施設の建設に着手する予定であります。来年4月オープンに向けて、観光案内・まちづくり活動拠点施設等の備品購入費、案内サイン計画の策定委託料を計上し、施設整備に万全を期することとしております。また、施設運営に係る各種の案件について詳細に検討を行うとともに、どーや市場やアゴラ関係者との連携を深め、ソフト面の準備についても滞りなく進めてまいりたいと思っております。
また、新魚市場関係として、高度衛生管理型荷さばき所、海産物直売所、貯氷庫、活魚水槽の整備費を計上しております。
なお、海産物直売所につきましては、八幡浜の安全・安心な水産物を幅広く一般消費者にPRする拠点であると思っておりますが、魚介類の販売には商品知識はもちろんのこと、料理方法や衛生管理等さまざまな知見が必要であることから、これらに対応できるシーフードマイスター資格取得のための養成講座受講料等の助成を行うほか、水産加工場に関する受託研究やアワビ、海藻養殖についての研究委託を行う八幡浜市水産振興基本計画支援事業を実施することとしております。
次に、東日本大震災被災地への人的復興支援についてであります。
昨年3月の発災以降、当市との関係が深まっている宮城県山元町へ本年4月から1年間技師1名を、また岩手県陸前高田市の復幸応援センターへ事務職員1名を6月1日から2カ月間派遣いたしております。震災後1年が経過しましたが、復興の緒についたばかりと言っても過言でない状況にある被災地を引き続き支援してまいる所存であります。
次に、安全・安心なまちづくりについてであります。
近年、日ごろの生活習慣が引き金となり糖尿病患者及びその予備軍が増加していることから、糖尿病の発症や重症化の防止対策が必要となっております。そのため、地域ぐるみで糖尿病を悪化させないまち、人工透析に移行させないまちづくりを目標とした糖尿病性疾患予防対策事業に取り組んでまいります。これは、市内の糖尿病患者や特定健診等のデータを集積することで地域トリアージを行い、専門医の支援が必要であるか等を判断し、的確な医療につなげていくものであります。
次に、津波対策であります。
避難路等の整備につきましては、既に当初予算で一部計上しているところでありますが、このほど県の補助要綱確定に伴い、より安全かつ迅速に高台へ避難できるよう対策を講じ、市民の生命を守っていきたいと考えております。
次に、土木事業では、市道白尾夜昼峠線、市道真網代三瓶線の道路改良工事のほか、都市計画街路事業及び生活道路改良整備事業等に係る県営道路事業負担金などの予算措置を行い、安全で快適な生活環境基盤整備に努めてまいります。
次に、産業振興の取り組みについてであります。
まず、農林業の振興であります。
将来にわたり果樹産地を維持、発展させていくため、新たに戦略品種として位置づける紅まどんな、甘平等のブランド化を図るため、苗木や施設の導入支援のほか、運搬作業の軽減等を図るためのモノレール整備等の生産基盤の整備に対し助成を行ってまいります。
また、依然としてイノシシ等有害鳥獣による農作物被害が増大しており、被害の軽減を図るため、鉄筋さくの設置に対して助成を行うこととしております。
さて、本年3月の高速道路宇和島延伸に合わせ、宇和島圏域でえひめ南予いやし博が開催されておりますが、このイベント効果を八幡浜市へも波及させ、宿泊客を初めとする観光客の増加を図るため、いやし博への参加と八幡浜の観光にスポットを当てた1泊2日の格安バスツアーを実施することとしております。
次に、太陽光発電システム設置補助金についてであります。
福島での原発事故、さらには今夏心配しております電力不足の予想などにより再生可能エネルギーへの関心は非常に高くなっております。本年度から住宅用太陽光発電システム設置に対し助成を開始したところでありますが、日照時間などの好条件も後押しをして市民の関心は非常に高く、予想を上回る申請状況にあり、事業推進に支障が出ないよう、今回増額し、対応してまいりたいと考えております。
次に、市民から設置要望の声があり、また市議会でも取り上げられています温浴施設についてであります。
どういった入浴施設なら民間業者による施設運営が可能なのか、あるいは市としてどのような支援を行えば可能となるのか等、施設立地の可能性を検討することとしております。
次に、教育の振興であります。
学校を活性化させる中で、子供たちの愛顔(えがお)あふれる学校づくりを進めるため、学校力アップ実践研究事業を昨年度に引き続き行ってまいります。今年度は八代中学校が指定を受け、確かな学力を身につけ、生き生きと活動、表現できる生徒の育成をテーマに実践研究事業を実施することとしております。
また、幼児期から森林に親しむ活動を通して豊かな感性をはぐくむとともに、自然環境や命に対する意識向上を図るため、県の助成を受け、神山幼稚園において森のようちえん推進事業を行うこととしております。
以上が予算案の概要であります。
この結果、一般会計5億7,442万円の増額、特別会計4会計で713万4,000円の増額、合計5億8,155万4,000円の増額を御提案申し上げます。
これらの財源といたしましては、地方交付税を初め国県支出金、市債等、それぞれの事業施策に対応する額を計上いたしております。
以上、御説明申し上げました補正予算案等について慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(宇都宮富夫君) これより順次説明を求めます。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 議案書27ページ、同意案第1号 教育委員会委員の任命について提案説明をいたします。
教育委員会委員の井上 守氏は平成24年6月28日をもって任期満了となるため、今回新たな委員として小野 巖氏を任命いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。
小野 巖氏は、現住所が八幡浜市保内町喜木3番耕地328番地1、昭和22年10月25日生まれで満64歳でございます。昭和41年3月に県立八幡浜工業高等学校を卒業後、昭和49年に就農され現在に至っております。これまで、喜須来小学校PTA会長、喜須来公民館長などを歴任し、教育分野に大変貢献されており、青少年の健全育成に熱心に取り組んでいただいております。また、平成16年3月から保内町農業委員会委員に就任し、市町合併後の平成20年7月まで同委員を務められ、現在も地域のリーダーとして御活躍されております。
以上申し上げましたとおり、小野 巖氏は人格、識見ともに教育委員会委員として適任者であると考え、御推薦申し上げ、議会の同意を求めるものであります。
○議長(宇都宮富夫君) 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君) 議案書の1ページをお願いをいたします。
報告第3号 専決処分の報告について御説明をいたします。
地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律等が平成24年3月31日公布されたことに伴い、八幡浜市市税条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、地方自治法の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
改正の概要について御説明をいたします。お手元に条例改正のポイントを記した資料を本日配付をさせていただいておりますので、ごらんいただきたいと思います。
まず、1点目として年金所得者の申告手続の簡素化、2点目として地方税法附則における東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例措置に伴う適用規定の字句の改正及び適用規定の追加、3点目に固定資産税住宅用地に係る据置特例の見直し、4点目に地方税法における固定資産税負担軽減措置等の見直しに伴う適用規定の字句の改正であります。
それでは、改正の主要部分について御説明いたします。
議案書の3ページになります。
第36条の2第1項ただし書き中の改正ですが、この条項は市民税の申告について規定をしており、年金所得者が寡婦控除を受けようとする場合についても申告書の提出を不要とするものであります。中段の附則第10条の2の追加は、第1項で下水道除害施設に係る固定資産税等の課税標準の特例措置、第2項で特定都市河川浸水被害対策法に規定する雨水貯留浸透施設に係る固定資産税等の課税標準の特例措置について定めるものであります。
下から5行目、附則第11条の2の改正は、地価下落時の土地価格の特例措置を3年延長するものであります。
4ページの上から2行目、附則第12条の見出し中から附則第12条の2中の改正は、固定資産税の負担調整措置は原則として現行の仕組みを3年間延長、また住宅用地特例も現行を継続はするものの、不公平是正の観点から住宅用地等に係る据置特例を平成24年、25年度は負担水準90%以上の住宅用地について引き続き残した上で平成26年度に廃止することに改めるものであります。
中段の附則第13条中の改正は、農地に係る据置特例の3年延長を定めるものであります。
附則第15条の改正は、特別土地保有税の課税特例の3年延長を定め、附則第21条の2の追加は、図書館、博物館、幼稚園を設置する特定移行一般社団法人等に係る固定資産税の非課税措置に係る適用手続を定めたものであります。
5ページになります。
中段の附則第22条の2の追加は、東日本大震災に係る被災居住用財産の買いかえの特例について、居住用家屋の敷地に係る譲渡期限を7年に延長する適用手続を定めるものです。
附則第23条第2項の追加は、適用規定の追加と読みかえ等所要の措置を規定したものであります。
なお、改正条例の附則でございますが、第1条で施行期日、第2条で市民税に関する経過措置、第3条で固定資産税に関する経過措置を定めております。
続きまして、議案書の11ページになります。
報告第4号 専決処分の報告について御説明をいたします。
地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律等が平成24年3月31日公布されたことに伴い、八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、地方自治法の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
13ページをお開き願います。
改正の概要でございますが、地方税法附則における東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例措置に伴う改正でありまして、附則に第17項として適用規定の追加と読みかえ規定を追加するものでございます。
附則において、施行期日を定めております。
続きまして、議案書15ページをお願いいたします。
報告第5号 専決処分の報告について御説明をいたします。
地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律等が平成24年3月31日公布されたことに伴い、八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、地方自治法の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
17ページをお開き願います。
個別の条文について御説明をいたします。
附則第5項から附則第10項の改正は、先ほども触れましたが、固定資産税の宅地等に係る据置特例、平成21年度から平成23年度までを平成24年度から平成26年度まで3年間延長に伴う改正であります。
附則第11項の改正は、固定資産税の農地に係る据置特例の3年延長に伴う改正でございます。
附則第12項から附則第14項の改正は、地方税法改正に伴う引用項番号の整理及び取り扱いに関する読みかえ規定などであります。
なお、附則第1項で施行期日を、第2項から第4項まで経過措置を定めております。
続きまして、議案書の21ページをお願いをいたします。
報告第6号 平成23年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書について御説明をいたします。
本件は、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただいております八幡浜漁港広域漁港整備事業ほか17件につきまして、記載のとおり繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により繰越計算書を報告するものでございます。
次に、23ページになります。
報告第7号 平成23年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明をいたします。
本件は、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただいております未普及解消下水道事業ほか3件について、記載のとおり繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令の規定により繰越計算書を報告するものでございます。
次に、25ページになります。
報告第8号 平成23年度八幡浜市港湾整備事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明をいたします。
本件につきましても、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただいております耐震診断事業ほか1件について、記載のとおり繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令の規定により繰越計算書を報告するものでございます。
以上でございます。
○議長(宇都宮富夫君) 市民福祉部長。
○市民福祉部長(本橋祐一君) それでは、議案書29ページをお願いいたします。
議案第47号 愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更について御説明いたします。
平成24年7月9日付の外国人登録法の廃止により、外国人登録原票がなくなり、在留外国人につきましては同日付で改正住民基本台帳法の施行により住民票に登録されることになります。このため、愛媛県後期高齢者医療広域連合の規約中にある経費の支弁方法の記述変更が必要となります。よって、地方自治法第291条の3第3項の規定による規約変更について、同法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものでございます。
31ページをお開きください。
愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する内容でございますが、規約中の別表第2の備考1及び2の中にあります「及び外国人登録原票」を削ります。
なお、附則の1にこの規約は平成24年7月9日から施行することを、附則の2で改正後の規定は平成25年度から市町負担金に適用することを定めております。
続きまして、33ページをお願いいたします。
議案第48号 八幡浜市寝たきり老人等介護慰労金支給条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
この条例改正につきましても、外国人登録制度が廃止されることに伴い改正を行うものであります。
改正の内容につきましては、支給対象者を定めた第3条中、住民基本台帳に記録されている場合又は外国人登録をしている場合のうち「又は外国人登録をしている場合」を削除するものでございます。
なお、この条例は平成24年7月9日から施行するものでございます。
次に、35ページをお願いいたします。
議案第49号 八幡浜市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
現在本市に在住している外国人の印鑑登録につきましては、外国人登録法に基づく外国人登録原票に登録されている方が印鑑登録をすることができます。平成24年7月9日から改正住民基本台帳法の施行と外国人登録制度の廃止により外国人も住民基本台帳に登録されることになるため、それに伴い印鑑条例について文言の整理を含め所要の改正を行うものでございます。
主な改正ですが、第5条の印鑑登録申請の不受理では、新たに第2項を加え、非漢字圏、いわゆる漢字を使わない国の外国人については住民票の備考にある片仮名表記等で印鑑登録ができることを規定しています。
第6条の印鑑登録原票の登録事項や第13条の印鑑登録証明書の事項では、外国人住民の氏名は住民票に登録している氏名及び通称を登録することや、同じく証明することなどを規定しています。
なお、附則1ではこの条例の施行期日は平成24年7月9日から施行することを、附則2及び3は施行日において既に印鑑を登録済みの方で該当しなくなる場合や登録事項に変更が生じた場合などの措置について定めています。
次に、39ページをお願いいたします。
議案第50号 八幡浜市火葬場条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
八幡浜市火葬場条例第5条により火葬場使用料を別表で定めておりますが、別表の備考1において、市内とは死亡者が死亡時に八幡浜市の住民基本台帳に記録又は外国人登録原票に登録されている場合を言うと規定されておりますので、今回外国人登録制度廃止に伴いまして所要の改正を行うものでございます。
以上でございます。
○議長(宇都宮富夫君) 産業建設部長。
○産業建設部長(菊池賢造君) 議案書41ページをお願いいたします。
議案第51号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
今回の条例改正は、外国人登録法の廃止に伴い、八幡浜市下水道条例第6条の2第3項第2号中「又は外国人登録証明書」及び同条の6第1項第1号中「又は外国人登録証明書の写し」を条文から削るものであります。
附則において、この条例は平成24年7月9日から施行するものであります。
以上でございます。
次ページ、議案書43ページをお願いいたします。
議案第52号 八幡浜港港湾施設の管理及び利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
本条例は、平成24年9月1日に予定しております大島行き旅客待合所の供用に伴い必要となる措置を講じるものであります。44ページの同条例別表第1(その1)の港湾施設一覧表において、旅客施設待合所欄に新たに沖新田旅客待合所(大島行き)を追加する一方、従来の旅客待合所(大島行き)を北浜旅客待合所(大島行き)に変更しております。また、旅客センター(観光センター)の所在地は沖新田にあり、沖新田旅客待合所(大島行き)と区分するため、フェリー旅客センターに名称を変更しております。
なお、今回の沖新田旅客待合所(大島行き)の追加に伴い、港湾施設位置図の番号が36以降1番ずつずれております。
続きまして、48ページの別表第2において、大島行き旅客待合所使用料欄を、沖新田旅客待合所(大島行き)と北浜旅客待合所(大島行き)に区分して明記しております。使用料は、待合所等の建設に要した費用から算定し、月平方メートル当たり727円、1月に満たない場合は1日平方メートル当たり24.23円に設定いたしました。
なお、附則において、この条例は平成24年9月1日から施行することとしております。
次ページをお願いいたします。
議案第53号 八幡浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
昨年11月15日、上下水道使用料等検討委員会を組織し、5回検討いただき、3月5日、同検討委員会から料金改定の検討結果の報告が提出されました。これを受け、今回水道料金の改定を行うため、水道条例の一部改正を提案させていただくものです。
提案及び改定の理由でございます。
人口の減少、節水型社会等生活環境の変化及び高齢化社会により給水収益が減少し、平成25年度から単年度赤字決算が予想されることから、水道事業の健全化を図るため、料金改定を行うものです。
なお、改定は将来の5年間において欠損金が発生しない最低限としたものです。
次に、料金改定の内容です。現在は職種による用途別の料金体系で、これを口径別に改めるものです。用途別による料金体系は水道の普及促進を図ることを目的に用いられたもので、一般家庭や営業用といった用途によって負担に差をつけるものです。水道普及率が99%を超えた現状から、水を何に使うかといった用途別から、水を一度にどれだけ使えるかといった利便性に応じ口径別に変更するものです。超過水量は4段階を採用し、平均改定率は10.6%となるものです。
それでは、条例改正の内容でございます。
第4条用語の定義では、用途別から口径別に変更することで営業用、工業用、船舶・臨時用を廃止することから、一般用と湯屋用のみとなりますので、所要の改正をするものです。
次に、用途が一般用と湯屋用の2種類となることから、第21条第1項第3号、第26条第3項及び第27条第3号中「2種以上の」を削るものです。
次ページをお開きください。別表第1の新料金表です。
まず、一般用でございます。口径の区分を13ミリから100ミリ超えるものを9段階に区分し、基本料金は13ミリと20ミリは1,050円で、25ミリ以上からはそれぞれ表欄に示しているとおりでございます。基本水量8立米は従来どおりでございます。超過水量については基本水量の8立米を超え20立米まで1立米当たり143円で13円アップ、20立米を超え50立米まで182円で17円のアップ、50立米を超え100立米まで254円で44円のアップ、100立米を超えるもの320円で110円のアップです。
湯屋用は口径区分が一律で基本料金1万2,830円、基本水量150立米は従来どおりで、超過水量は150立米を超えるもの、1立米当たり143円で13円アップとなるものです。
附則において、施行期日は平成24年10月1日から施行するものです。
なお、経過措置として、新料金は平成24年11月分の水道料金から適用し、平成24年10月分までの水道料金につきましてはなお従前の例によるものとします。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) 財政課長。
○財政課長(藤原賢一君) 議案書53ページから152ページ、平成24年度八幡浜市一般会計補正予算案(第1号)及び各特別会計補正予算案、議案第54号から議案第58号までを一括してお手元に配付しております平成24年度補正予算資料で御説明いたします。
資料の1ページをお願いいたします。
今回の補正は、一般会計では、今回補正額欄にありますように5億7,442万円を補正し、予算総額は190億601万円となり、前年度同期に比べ6.4%の減でございます。
次に、特別会計は、介護保険など4会計の補正で、特別会計合計欄にありますように713万4,000円を追加し、累計で133億8,920万5,000円、前年度比1.4%の増でございます。
なお、今回は企業会計の補正はございません。
それでは、一般会計の概要から御説明いたします。
2ページをお開き願います。各経費の内訳でございます。
まず、人件費115万2,000円の補正は、市誌編さんに従事する嘱託職員報酬でございます。
次に、物件費3,717万9,000円の補正は、「八幡浜&えひめ南予いやし博」観光バスツアー委託料145万2,000円、八幡浜都市計画用途地域の変更検討業務委託料200万円、理科教育振興備品購入費454万円、八幡浜市水産振興計画支援事業に312万7,000円、高度水産販売技術者育成事業161万円、糖尿病性疾患予防対策事業に604万6,000円、温浴施設立地可能性調査事業180万円などでございます。
次に、維持補修費453万7,000円は、市民スポーツセンター消防用設備改修工事142万8,000円などでございます。
次に、補助費5,481万6,000円は、離島航路整備事業費補助金1,480万7,000円、市税過誤納償還金1,353万5,000円、JAにしうわが実施主体となって行う果樹戦略品種等供給力強化事業補助金1,721万円、太陽光発電システム設置費補助金の追加補助400万円などでございます。
次の投資的事業は5億5,885万2,000円で、事業内容については後ほど御説明いたします。
次に、繰出金8,211万6,000円の減は、後期高齢者医療特別会計へ187万8,000円の増と、公共下水道事業特別会計への8,399万4,000円の減でございます。
4ページをお開き願います。投資的事業について御説明いたします。
主な内容として、まず港湾・水産関係では、水産物供給基盤機能保全事業1,500万円、海産物直売所整備事業1億876万円、貯氷庫、活魚水槽などを整備する産地水産業強化支援事業1億6,370万円、高度衛生管理型荷さばき所整備事業費8,000万円、川名津漁港海岸保全施設整備事業4,100万円などでございます。
次に、道路橋梁関係でございます。市道改良として、市道湯島線の測量設計、不動産鑑定67万円、市道梶尾岡線の測量設計料83万円のほか、市道白尾夜昼峠線雨水排水管布設工事300万円、次、5ページになりますが、市道真網代三瓶線路側改修事業420万円、県営道路事業負担金として1,793万6,000円、八幡浜港港湾臨港道路改良工事3,100万円などでございます。
次、農林関係では、水利施設整備事業200万円、消防関係では、津波対策の避難路や避難路手すりの整備費2,809万6,000円を追加し、当初予算と合わせ4,000万円となるものでございます。
次、学校関係では、双岩小学校トイレ改修150万円でございます。
その他といたしまして、地域交流拠点施設整備事業3,299万円、湯島の里ボイラー燃料用地上タンク工事費120万8,000円でございます。
次、6ページをお願いいたします。
災害復旧事業として、農道坂口線災害復旧費700万円などでございます。
以上が一般会計の概要でございます。
次に、特別会計補正予算を御説明いたします。
前に戻りまして、3ページをお願いいたします。
まず、後期高齢者医療特別会計の歳出、諸支出金187万8,000円は総務費の臨時職員賃金で、歳入は一般会計繰入金でございます。
次に、介護保険特別会計395万円は介護給付費返還金で、歳入は介護給付費準備基金で充当するものでございます。
次に、公共下水道事業特別会計130万6,000円は臨時職員の賃金が主なもので、歳入については一般会計繰入金を減じ、資本費平準化債を増額し対応しております。
次の港湾整備事業特別会計は、離島航路発着施設の給電、給水施設整備300万円で、一般会計繰出金を同額減額し対応しております。
なお、7ページ以降に一般会計歳入歳出の状況を添付しておりますので、後ほど御参照願います。
以上でございます。
○議長(宇都宮富夫君) ただいま議題となっております19件についての本日の審議はこの程度にとどめます。
お諮りいたします。
議事の都合により、明6日から10日までの5日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 御異議なしと認めます。よって、明6日から10日までの5日間は休会することに決しました。
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○議長(宇都宮富夫君) これにて本日の会議を閉じます。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
明6日から10日までの5日間は休会であります。11日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。
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○議長(宇都宮富夫君) 本日はこれにて散会いたします。
午前11時06分 散会