公開日 2014年09月24日
議事日程 第5号
平成24年9月20日(木) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
報告第11号 専決処分の報告について(平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号))
議案第59号 八幡浜市地域交流拠点施設の設置及び管理に関する条例の制定について
議案第60号 八幡浜市環境基本条例の制定について
議案第61号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について
議案第62号 八幡浜港港湾施設の管理及び利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第63号 八幡浜市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について
議案第64号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)
議案第65号 平成24年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第66号 平成24年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第67号 平成24年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)
議案第68号 平成24年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第69号 平成24年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第70号 平成24年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)
議案第71号 平成24年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第72号 平成24年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)
議案第73号 海産物直売所建築主体工事請負契約の締結について
議案第74号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)
議案第75号 平成24年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)
請願第19号 伊方原発を再稼働させないことを求める請願について
委員長報告
(質疑、討論、採決)
第3
報告第15号 専決処分の報告について(市営住宅滞納家賃の支払請求に係る和解について)
(提出者の説明、質疑)
第4
議員提出議案第3号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書の提出について
(提出者の説明、質疑、討論、採決)
第5
議員の派遣について
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
報告第11号、議案第59号~議案第75号、請願第19号
日程第3
報告第15号
日程第4
議員提出議案第3号
日程第5
議員の派遣について
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出席議員(19名)
1番 岩 田 功 次 君
2番 石 崎 久 次 君
3番 樋 田 都 君
4番 新 宮 康 史 君
5番 上 田 浩 志 君
6番 井 上 和 浩 君
7番 魚 崎 清 則 君
8番 二 宮 雅 男 君
9番 遠 藤 素 子 君
10番 清 水 正 治 君
11番 宇都宮 富 夫 君
12番 兵 頭 孝 健 君
13番 上 田 竹 則 君
14番 松 本 昭 子 君
15番 住 和 信 君
16番 中 岡 庸 治 君
17番 宮 本 明 裕 君
18番 大 山 政 司 君
19番 萩 森 良 房 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 橋 本 顯 治 君
総務企画部長 中 榮 忠 敏 君
市民福祉部長 本 橋 祐 一 君
産業建設部長 菊 池 賢 造 君
政策推進課長 大 本 孝 志 君
総務課長 中 岡 勲 君
財政課長 藤 原 賢 一 君
税務課長 山 本 数 道 君
市民課長 菊 池 正 康 君
保内庁舎管理課長 元 田 博 之 君
生活環境課長 大 森 幸 二 君
社会福祉課長 二 宮 嘉 彦 君
保健センター所長 松 本 常 美 君
医療対策課長 新 田 幸 一 君
人権啓発課長 清 水 由 章 君
水産港湾課長 滝 本 真 一 君
建設課長 矢 野 武 君
農林課長(併)
農業委員会事務局長 山 本 健 二 君
商工観光課長 菊 池 誠 一 君
下水道課長 大 西 力 君
水道課長 宮 本 雅 三 君
市立病院事務局長 河 野 謙 二 君
会計管理者 都 築 眞 一 君
教育委員会委員長 藤 原 大 志 君
教育長 増 池 武 雄 君
学校教育課長 若 宮 髙 治 君
生涯学習課長 菊 池 司 郎 君
代表監査委員 市 川 芳 和 君
監査事務局長 阿 部 孝 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 二 宮 貴 生 君
事務局次長兼議事係長 米 子 仁 司 君
調査係長 髙 岡 哲 也 君
書記 阿 部 真 士 君
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午前10時00分 開議
○議長(宇都宮富夫君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において3番 樋田 都君、14番 松本昭子君を指名いたします。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第2 報告第11号 専決処分の報告について(平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号))、議案第59号 八幡浜市地域交流拠点施設の設置及び管理に関する条例の制定についてないし議案第75号 平成24年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)、請願第19号 伊方原発を再稼働させないことを求める請願について、以上19件を一括議題といたします。
これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。
まず、総務委員長、上田浩志君。
〔総務委員長 上田浩志君登壇〕
○総務委員長(上田浩志君) 皆さん、おはようございます。
それでは、総務委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されております案件は、報告1件、条例案1件、予算案2件、その他1件であります。この審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、原案のとおり承認、可決した次第であります。
以下、審査の過程において論議されました主な項目について、その概要を申し上げます。
議案第59号 八幡浜市地域交流拠点施設の設置及び管理に関する条例の制定について、まず委員より、条例第24条の各号には指定管理者が行う業務の範囲について定めているが、指定管理者に委託する業務は具体的にはみなと交流館の中の駐車場や公園の管理といったものを全部委託するのか、それとも一部だけを指定管理にするのかとただしたのに対し、理事者より、指定管理業務の範囲についてはどーや市場及び民営施設以外のみなと交流館、公衆用トイレ、沖新田緑地公園、駐車場等を一括して指定管理者に委託する方向で準備を進めている。掃除とか法定の消防施設、電気設備の管理点検等については再委託という形になることを想定しているとの答弁がありました。
これに対し委員より、指定管理者がどこになるかはわからないが、委託業務が公園管理の造園部分や駐車場、また交通整理などいろいろな業務が考えられるが、これらを全て一つの会社に指定管理できるのか、いろいろな分野が重なれば指定管理の委託先というのはなかなか難しいのでないかとただしたのに対し、理事者より、いろいろなイベントをすると交通量、駐車台数もふえ、交通整理員を雇ったりしなければならないことも考えられる。指定管理者において、そのようなイベントを企画したときにはそれなりの要員の確保が必要になり、市はそういうことも想定して管理料の設定をしたいと考えている。さまざまなケースが想定されるが、市が直営するとなればどのような経費がかかるのかというようなことを考慮しながら、全体の指定管理料を考え、準備を進めているとの答弁がありました。
次に、議案第64号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)歳出のうち、9款1項消防費、4目水防費、8節報償費に関し、理事者より、この報償費360万円は、昨年3月に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故後、市民の原子力に対する関心が高まっており、伊方原発から20キロメートル範囲内に全域が入る八幡浜市として、市民の原子力に対する正しい知識の習得が自身の安全を守ることができることから、さまざまな分野による講演会を実施するための予算であるとの説明がありました。
これに対し委員より、原子力講演会講師謝礼360万円の経費の積算根拠と講演会の講師について説明を求めたのに対し、理事者より、今回原子力講演会を開催するに当たり、費用として宿泊費、旅費、講演料等込みで最大で1人当たり60万円、ただし講師によっては1人5万円から10万円ぐらいで済む場合もあることから、講師が確定していない現時点では1人最大の60万円の6名分を計上しているとの説明がありました。また、講演の演題としては、現在のところ、「放射線被曝と健康について」、「放射性廃棄物の処理について」、「核燃料サイクルの現状と今後について」等を演題候補として考えているとの説明がありました。
これに対し委員より、これだけの講演会を行って何人ぐらいの方が来られ、どれぐらいの理解度が進むのか。なぜこの時期にしなければならないのか。講演会に要する財源は一般財源となっているが、これらは市単独で行うものではなく、国や県の補助や交付金を使うべきではないか。また、他の市町でもこのような防災講演会を何回も行っているところがあるのかとただしたのに対し、理事者より、この事業については国、県の補助金、交付金というものはない。実施時期については、正しい知識を伝える観点から市民の原子力に対する意識が強い今の時期に実施したいと考えている。具体的には、11月から来年3月までの間、ゆめみかんで実施したいと考えている。他市の開催状況については、東日本大震災以後、大洲市において2回実施されているとの答弁がありました。
さらに委員より、この講演会の講師の選考は偏った考え方にならないようにすべきであり、被曝体験者とか福島での経験者の方に来ていただくことができるならよいと思うが、今ただその原子力の理解を深めるだけの講師を1人60万円もかけるということに問題があるのではないかとただしたのに対し、理事者より、60万円というのは最大であり、できる限り少ない金額に抑えるべきと考えている。講師については、原発推進派や反対派の方もいると思うので、偏った意見を持っている方は御遠慮いただこうと考えている。今後、県などと相談しながら講師を決めていきたいが、一例を挙げると、放射線被曝の健康については福島県立医科大学で福島原発の調査研究をされておられる元長崎大学の山下先生などがよいのではないかと考えているとの答弁がありました。
さらに、これら原子力講演会の計画に関し、委員から、市原子力防災計画が平成20年3月に策定され、その後福島の事故が起きた。市は新しい防災計画を策定中と聞いているが、福島の事故の原因、調査結果もまだ出ていない中でこのような講演会を開くのは、時期がまだ早いのではないか。国の今後の対策や市の計画ができた段階でこのような講演会を行ってほしい。特に、今福島の被曝の実態がまだわかっていない中、被曝について話すときにどのような立場で話すか、非常に講師の選定が難しいのではないかとの指摘がありました。
これに対し理事者より、講演内容等、開催場所を含め再度検討、精査していきたいとの答弁がありました。
最後に、議案第64号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)歳出のうち、2款総務費、1項総務管理費、6目財政調整基金費に関し、委員より、本市の普通交付税は合併後10年は合併算定がえにより合併前の額が交付されるが、10年経過し、その後5年すれば一本算定に移行し、約6億円減ると予想されている。それに備え、この財調基金は大きな役割が増してくると思うが、市としては適当な財調基金の規模は大体どの程度と考えているのかとただしたのに対し、理事者より、財調基金は将来にわたる資金需要額等にもよるが、一般的には標準財政規模の10%から15%ぐらいだとされており、大体20億円ぐらいが適当ではないかと考えている。市としては現在おおむね適切な財調規模になっているとの答弁がありました。
そのほかの各案件につきましても種々論議した結果、承認、可決決定した次第であります。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、総務委員会の報告を終わります。
○議長(宇都宮富夫君) 次、民生文教委員長、新宮康史君。
〔民生文教委員長 新宮康史君登壇〕
○民生文教委員長(新宮康史君) それでは、引き続きまして民生文教委員会の報告をさせていただきます。
当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでございます。議案第72号 平成24年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)につきましては賛成多数で、そのほかの案件につきましては全会一致で原案のとおり可決した次第であります。
以下、審査の過程におきまして論議されました主な事項につきまして、その概要を申し上げます。
まず、議案第64号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)歳出のうち、4款衛生費、2項1目清掃総務費、13節委託料の南環境センターごみ焼却施設長寿命化計画策定業務委託料についてであります。
委員より、南環境センターには日量約42トンのごみ焼却可能な炉を2基設置しているが、そこで処理される可燃ごみの日量は平均どのくらいになるのかとただしたのに対し、理事者より、南環境センターで1日に処理をしている可燃ごみは平均で50から53トン程度である。したがって、処理能力日量42トンの炉1基だけでは間に合わないため、2基が重複して稼働する時期があるとの答弁でありました。
また、委員より、今回ごみ焼却施設長寿命化計画策定業務委託料として756万円予算計上されている。今後入札を執行されると思うが、策定業務をする業者は全国で何社あるのか。また、ごみ焼却施設の改修費は幾らになるのか、試算はされているのかとただしたのに対し、理事者より、ごみ焼却施設長寿命化計画策定業務について、原課としては設計担当できる廃棄物関連技術士のうち衛生工学部門の資格を持っている方が複数名いる等の条件を満たしている業者にお願いしたいと考えている。一定の条件を満たしている業者は二十数社程度と想定している。また、ごみ焼却施設の大規模改修費については、詳しくは積算していないが、概算で9億4,000万円程度かかるものと考えている。大規模改修の費用については、3分の1が交付金であり、一般財源による負担は実質56%程度になるのではないかと考えているとの答弁でありました。
また、委員より、南環境センターは24時間稼働しているが、年間の電気代はどのくらいかかっているのか。また、大規模改修の際ごみ焼却時に発生する熱を利用した自家発電装置を設置するなら幾ら費用がかかるのか試算されているのかとただしたのに対し、理事者より、南環境センターの年間電気料は3,000万円程度である。発電装置を構えるには約10億円程度の経費、それと火力発電所になるため資格を有する者の配置が必要となり、人件費及び維持管理費も少なくない金額となる。また、一般的に発電装置を構える基本ベースは1日のごみの量が100トン程度であり、南環境センターで処理しているごみの量では常時安定をした発電ができないと思われる。ただ、何かよい方法がないか現在調査研究中であるとの答弁でありました。
次に、議案第65号 平成24年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)歳出のうち、8款保健事業費、2項2目保健衛生普及費、19節負担金、補助及び交付金のジェネリック医薬品差額通知負担金についてであります。
理事者より、具体的には現在糖尿病や高血圧等の慢性疾患の治療が長期にわたる方で、薬の自己負担が500円以上の差額効果のある人に対して、ジェネリック医薬品(後発医薬品)との差額を通知し、使用を促すものであるとの説明に対し、委員より、市ではジェネリック医薬品を推奨していないのかと開業医から尋ねられたことがあるが、今回長期投与の方だけに対して通知するのでよいのか。これから先、ジェネリック医薬品に対する広報はどういう形でやっていくのかとただしたのに対し、理事者より、ジェネリック医薬品については全国的には国がPRコマーシャル等を通じて広報している。社会保険等については既に差額通知が実施されており、国民健康保険がおくれているような状況なので、今回県下一斉に実施することとなった。市としては当予算が議決された後、12月に対象者に対しジェネリック差額通知を送付する予定である。今後、広報等も通じて長期投与の方に限らずジェネリック医薬品の周知を市民に図っていきたいと考えているとの答弁でありました。
次に、議案第72号 平成24年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)についてであります。
委員より、新地方公営企業会計制度による改正の目的とその内容とはどういうものかとただしたのに対し、理事者より、今回改正された主な目的は民間の企業会計と地方公営企業会計では異なっていた資産と資本の違い、あるいはみなし償却の仕方を民間の企業会計と同様に資産評価をすることによって全国的な比較もしやすい正確な評価をするためのものである。今回改正された主なものとしては、借入資本金、みなし償却制度、それから引当金等についてである。
まず、借入資本金については、これまで資本金という取り扱いをされていた建設改良企業債あるいは他会計からの長期借入金を民間の企業会計と同様に負債という扱いにするという改正である。それから、みなし償却制度については、これまで補助金等で整備した固定資産について、補助金を控除した部分だけ減価償却していたものを、補助金等も全部含めて減価償却していくという制度への改正である。引当金については、退職給与引当金を強制的に積み立てるという改正である。大まかに言えばそのような改正であるとの答弁でありました。
そのほかにつきましても種々論議された結果、原案のとおり可決決定された次第であります。
また、市立八幡浜総合病院改築事業に伴う入札について、関連ではありますが、種々論議されました。
理事者より、設計施工一括発注方式による病院改築事業の事業者選定におけるプロポーザル型、いわゆる提案型の総合評価一般競争入札の審査状況などについて詳細な説明があり、審査結果の具体的内容をある程度把握することができましたが、技術提案審査における事業者間での評価点の差異等に関する資料開示等について、委員、理事者お互いの意見に相違がありましたので、後日理事者に資料の提出及び説明を求めることといたしました。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。
○議長(宇都宮富夫君) 次、産業建設委員長、樋田 都君。
〔産業建設委員長 樋田 都君登壇〕
○産業建設委員長(樋田 都君) それでは、産業建設委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、報告第11号については全会一致で原案のとおり承認、そのほかの議案についても全会一致で原案のとおり可決された次第であります。
以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。
初めに、議案第64号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)についてであります。
歳出のうち、6款農林水産業費、1項4目農業振興費、19節負担金、補助及び交付金、八幡浜市農業振興支援事業補助金に関連して、委員より、今回の予算はミカンの宣伝に対する支援ということであるが、例えば来春、大平までの高規格道路が開通する予定であり、将来的には大平から夜昼まで高規格道路ができる予定である。その高規格道路から見える場所に西宇和ミカンの看板を設置したり、そういう支援はできないか。静岡あたりに行くと、高速道路から三ヶ日ミカンという大きな看板があり、物すごく効果があると思うがどうかとただしたのに対し、理事者より、今のルートで委員が言われたような看板が設置でき効果があると考えるのは、千丈の今トンネルを掘ろうかというところ、また向灘の権現山のトンネルのところあたりが効果があろうかと考える。ただし、看板の設置ということになると、八幡浜市屋外広告物条例には道路からの距離などの規制があるため、その点も考慮しながら、八幡浜来たな、ミカンの町来たなと思えるようことができるように検討してみたいとの答弁でありました。
続きまして、8款土木費、4項1目港湾管理費、13節委託料、大島行き旅客待合所清掃業務委託料について、委員より、これは今後半年分の委託料であるかとただしたのに対し、理事者より、そのとおりである。内容は今年度分の旅客待合所部分のトイレの清掃などの委託料であるとの答弁でありました。
さらに委員より、あの大島行き旅客待合所の建物自体余り面積は広くないため、そこを使用している田中輸送さんに掃除をお願いできないかとただしたのに対し、理事者より、この件については従来から同じような形態で行っており、今委員御指摘の点については、今現在市から先方に話はしていない。今後そのようにできないか相談してみたいとの答弁がありました。
続きまして、11款災害復旧費、3項1目道路橋梁災害復旧費、15節工事請負費、(公共)市道大平高野地線道路災害復旧工事費ほかについて、理事者より、この工事請負費は簡単な崩土撤去など公共災害復旧工事として採択されない市単独で行う小規模な道路災害復旧工事費と6月と7月の梅雨前線豪雨により被災した道路の公共災害復旧工事費である。ここで言う公共とは、国の負担で行う災害復旧工事のことであるとの説明に対し、委員より、この公共災害復旧工事は国のほうで認定されて初めて公共災害復旧工事となるのか、また公共災害復旧工事の負担割合はどのようになっているのかとただしたのに対し、理事者より、公共災害復旧工事は1時間に雨量が20ミリ、それから24時間で80ミリという規定があり、その雨量を超えると公共災害復旧工事として認定される。その後、国に申請すると国から災害査定官が来て査定を行う。また、負担割合については国が3分の2の負担であり、残りについても交付税措置があるため、ほとんど市の持ち出しはないと聞いているとの答弁でありました。
そのほかの議案につきましても種々論議された結果、原案のとおり承認、可決された次第であります。
また、委員より、八幡浜漁協が事業主体である製氷貯氷・冷凍冷蔵施設機械設備工事の入札について、地元紙に記事が出ていた。この事業については八幡浜市が補助金を出しており、当委員会として経緯並びに結果を知るべきであるため説明を求めたのに対し、理事者より、今回の経緯は、八幡浜漁協が行った入札公告の入札参加要件の解釈の違いに関するものであり、八幡浜漁協が入札公告中、エの項目にある建設工事業の登録がある者を前項ウの条文の制約を受け管工事業及び機械設置工事業の両方の登録がある者と解釈し、どちらか一方の工事しか登録がない業者については入札参加資格なしと判断した点である。
これに対し愛媛県及び八幡浜市は、入札参加資格要件の各項目は項目ごとで完結した上で、それぞれ記載された条文に忠実に判断されるべきものであり、広く入札参加業者を募り、競争するという一般競争入札の趣旨から見ても、入札公告上、資格管理要件を満たす業者の参加を制限することは健全な競争を阻害することになりかねないとの判断から、入札参加資格なしとした業者に入札参加資格を与えるよう指導を行ったものであり、8月6日付の八幡浜市から八幡浜漁協へ送った文書、8月8日付の愛媛県から八幡浜漁協に送った文書、一般競争入札結果並びに7月11日の入札公告から8月24日の落札決定に至るまでの経緯の説明がありました。
さらに理事者より、今回の入札については、当初から八幡浜漁協から入札の仕方に関して指導してほしいとの要請があり、愛媛県及び八幡浜市の指導のとおり入札が執行され、低入札価格とはなりましたが、審査の結果、設計書の内容どおりの工事ができると確認され、落札者が決定されました。
また、予定価格より5,769万3,000円も低い価格となり、2番の業者からも3,120万円と安くなったことは、業者数が減らないことにより競争性が十分発揮されたということであり、八幡浜漁協はもちろん、生産者を初めとする漁業関係者、補助金を出す側にとっても好ましい結果となったものと考えており、根拠のない情報に惑わされることなく厳正に執行されたものと考えるとの説明もありました。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(宇都宮富夫君) 次、原子力発電安全防災対策特別委員長、上田竹則君。
〔原子力発電安全防災対策特別委員長 上田竹則君登壇〕
○原子力発電安全防災対策特別委員長(上田竹則君) 原子力発電安全防災対策特別委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、請願第19号 伊方原発を再稼働させないことを求める請願についてであります。審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、賛成少数で不採択となった次第であります。
以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。
委員より、政府が30年代に原発をゼロにしていくという案を出している。これはもう原発はだめだという世論に押されての結果だと思う。また、原発を再稼働させれば使用済み核燃料が確実にふえる。今でも危険な1,200本以上の使用済み核燃料があるが、これの処分ができない状況で、さらにそれをふやすような再稼働はやめるべきではないかと考えるとの意見がありました。
また、委員より、この請願についてはよくわかる。しかし、原発関連で生活されている方、民宿や食堂、飲食に関する方は大変な状況になっている。また、少子・高齢化で人口がどんどん少なくなっている八幡浜を考えると、今こういう結論を出すとさらに拍車がかかるのではないかと考える。一方で、農家の方から言わせれば、風評被害の問題、またもし事故が起きたらここには住めないということもある。福島の状況を見ると納得し、確かに賛成したい気持ちもあるが、まだ賛成に至るというか、これを出せる状況にあるのか、そういう状況だと思うとの意見がありました。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、原子力発電安全防災対策特別委員会の報告を終わります。
○議長(宇都宮富夫君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。
まず、総務委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 次、民生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
遠藤素子君。
○遠藤素子君 ただいまの御報告では、議案第72号について、入札関係については後日説明をするというふうな報告だったと思うんですが、その後日というのはいつでしょうか。市民からのいろんな声もありますし、できれば全員協議会でしていただけたらと私は考えているんですが、そのことについてお聞きしたいと思います。
○議長(宇都宮富夫君) 新宮康史君。
○民生文教委員長(新宮康史君) 委員会では、その後日というかなるべく早い機会にということで今現在鋭意理事者と詰めております。全員の環境が整い次第開催したいと、この件については思いますが、全員協議会については所轄外でございますので、回答はできません。
○議長(宇都宮富夫君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 次、産業建設委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 次、原子力発電安全防災対策特別委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって各委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
これより適宜分割して討論、採決に入ります。
念のため申し上げます。
各委員会の審査の結果は、お手元に配付いたしております委員会審査報告書のとおりであります。
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○議長(宇都宮富夫君) まず、報告第11号 専決処分の報告について(平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号))の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより報告第11号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、報告第11号は原案のとおり承認されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第59号 八幡浜市地域交流拠点施設の設置及び管理に関する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第59号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第60号 八幡浜市環境基本条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第60号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第61号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第61号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第62号 八幡浜港港湾施設の管理及び利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第62号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第63号 八幡浜市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第63号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第64号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第64号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第65号 平成24年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第65号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第66号 平成24年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第2号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第66号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第67号 平成24年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第67号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第68号 平成24年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第68号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第69号 平成24年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第69号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第70号 平成24年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第70号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第71号 平成24年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第71号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第72号 平成24年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
遠藤素子君。
○遠藤素子君 今議会でこの補正に関連ということで市立病院の入札の問題が多く議論されました。私も勉強不足でなかなかわからなかったんですが、この間ずっといろいろ調べた結果、理事者の答弁としては県もこういうやり方をやってることで問題ないということだったんですが、県のほうを聞いてみますと、やはり評価のポイントが非常に価格に重点が置かれていて、7割から8割を価格で評価されています。ですから、今回900点満点の400点が価格ということは、44%しか見てないということで非常に疑問に感じます。まだ本当にどういうことなのかわかりませんので、今回は賛成できません。
○議長(宇都宮富夫君) 宮本明裕君。
○宮本明裕君 私も反対であります。
その理由は、実施計画についての関連する大成建設の約5億円の高値落札が、市民が非常に疑念と疑問を持っている点でございます。その理由といたしましては、私も入札は不動産関係の仕事をしておりますので、入札っていうのはどういうものであるか、開札っていうのはどういうものであるか、原理原則は私は知っているつもりです。開札は同じ場所で同じ時間でやらないとだめなんです。今度の場合の評価点ですから、当然入札の価格の開札と評価点の開札は同時にやるべきなんです。これがない、第1点なんです、透明性に欠けてると。私もこの前質問したように、ある県職のOBが私に総合評価方式っていうのは非常にそういった疑問を持たれるような入札方法ですよということで私は指摘を受けております。私はそういうことをまさになぜ同一にしなかったのか、なぜ前後したのかということの疑念があります。
もう一点は、設計変更が突然5月21日に通達をされました。案として出されたようですが、業者の方複数に聞いてみると、余りこういうふうな設計変更の案は普通出ないそうです。よく聞いてみますと、設計の費用っていうのは1,000万円近く要るそうです。そういったことも含めて、そういったことで私はこの点についても疑問を感じます。
また、この八幡浜の大きな事業予算の中で病院の建設っていうのは非常に大きな事業ですよ。その事業にテープが録音されていない。が、議事録は作成をしておりますということでしたが、そういう点についても私は非常に疑問も持ちますし、今回の場合には公平性、透明性に非常に欠けた入札ではなかったかなと。簡単に5億円の高値でということになりますけど、市民レベルからいえば、医者の問題もあれば、立派なお医者さんも連れてこれるかもわからない、より立派な医療機器が購入できるかもわからない、そういうことも考えて、やはり原理原則のやり方が間違ってるということについては非常に僕は疑義を感じます。民間であれば必ず同じ場所で同じ時間で開票します、開札します。そういったことで、私はこの点については反対をいたします。
○議長(宇都宮富夫君) 岩田功次君。
○岩田功次君 賛成討論します。
内容がわからないので、まさにこれがよかったっていうふうな真底からの賛成はできないのでありますが、最初からわかっています、提案型プロポーザル方式っていうのは、値段の差はこれはもう最初からできます。提案が違うのだから、値段の差はたくさんできます。51億円をかけて市が新しい病院をつくろうというふうなことであります。全部市役所サイドで設計も何もかもできるのであれば、普通の入札でいけるところであります。しかし、それができない。なおかつ時間もかかる。時間がかかれば補助金がもらえない。今回のプロポーザル方式、提案型のやり方に関しては仕方なかったことだと思います。内容がわからないので、本当にもろ手を挙げてこちらのほうがいいとかとは言えないんですけど、仕方ない、賛成いたします。
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第72号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立多数であります。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、別冊追加議案書であります。
議案第73号 海産物直売所建築主体工事請負契約の締結についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第73号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第74号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第74号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、議案第75号 平成24年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第75号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。
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○議長(宇都宮富夫君) 次、請願第19号 伊方原発を再稼働させないことを求める請願についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより請願第19号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立少数であります。よって、請願第19号は不採択となりました。
休憩いたします。
午前10時58分 休憩
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午前11時15分 再開
○議長(宇都宮富夫君) 再開いたします。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第3、報告第15号 専決処分の報告について(市営住宅滞納家賃の支払請求に係る和解について)を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君) 本日別紙で配付をしております資料、2枚物になっておりますが、お開きをいただきたいと思います。
報告第15号 専決処分の報告について御説明をいたします。
今議会初日に専決第7号 訴えの提起として御報告をいたしました市営住宅賃料請求事件でありますが、相手方と和解が成立いたしましたので、地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている事項について専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。
次のページでございます。
専決第9号 市営住宅滞納家賃の支払請求に係る和解についてであります。
本件でございますが、7月17日に八幡浜簡易裁判所へ支払い督促の申し立てを行い、7月31日に相手方より督促異議の申し立てがあったため、訴訟へ移行となりました。
その後、9月12日の第1回口頭弁論において和解が成立しましたので、地方自治法の規定に基づき、同日付にて専決処分を行ったものであります。
和解の主な内容でございますが、相手方は市に対し市営住宅滞納家賃104万6,200円を支払うことを認め、分割して支払うこと。相手方が分割金の支払いを怠ったときは、滞納家賃の残金及び遅延損害金を直ちに支払うこと。双方はこの和解条項に定めるもののほか、何らの債権債務がないことを相互に確認すること。訴訟費用は各自の負担とすることであります。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(宇都宮富夫君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
大山政司君。
○大山政司君 和解されたことは結構だと思うんですが、今後の参考のためにも1点だけお伺いします。
和解金に対する分割ということで和解されたようですが、分割は大体何回ぐらいで分割ということで和解されたのか、今後の参考にしたいと思いますので、御答弁お願いいたします。
○議長(宇都宮富夫君) 税務課長。
○税務課長(山本数道君) 今回の件に関しましては1回につき2万円、毎月2万円ということで、期間的に本人の収入等を調査しまして、それが限度だということで、現在また住宅に入居中でございますので、現在の家賃プラス滞納分を2万円毎月払うということで合意いたしました。
以上でございます。
○議長(宇都宮富夫君) 大山政司君。
○大山政司君 104万6,200円で1回で2万円というたら大体何年ぐらいかかるんですか。
○議長(宇都宮富夫君) 税務課長。
○税務課長(山本数道君) 104万6,200円を支払うのでありますので、そこに書いてありますとおり、1回でも2回不履行になった場合には執行分を申請して強制執行するということで、期間については約5年で償還するということでございます。この内容の1の部分に書いてございますので、お願いします。
○議長(宇都宮富夫君) ほかにございませんか。
上田竹則君。
○上田竹則君 これ今までこれだけの滞納家賃があるわけですけど、今現在またそのマンションに住んでおられるわけですよね。現在の家賃プラス2万円を納めないかんということで、これ実際今までの家賃が払えないのに、プラス2万円払える可能性はあるんですか、保証人かなんかとってあるわけですか、これ。
○議長(宇都宮富夫君) 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君) これにつきましては、私どももともと訴えの提起の段階では全額を一括で支払っていただきたいという訴えでございましたが、相手方の収入状況、その他もろもろを考慮しまして、市としましても市民の方と長引くこういう争い事というのは決して好ましくないという判断も一方でございます。相手方としたら、とにかくこの滞納の分については本人がこれまで怠っておったということで明確に支払いの意思をあらわしておりますし、これについてはきちっと履行していただくということで、この口頭弁論の席上できちっと確約をいただいております。仮に2回おくれた場合には、もうその段階できちっと残額、残っておるものは支払うということで合意をいたしたものでございます。
○議長(宇都宮富夫君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) ちょっと追加で御説明をさせていただきます。
実際に滞納されてる方はいろんな収入の状況の方があります。今債権管理室で、特に支払い能力がある程度あって滞納されてる方、この方を中心に督促をかけたいという作業をしておりまして、収入のない状況もしくは暮らしていくぎりぎりの収入の方についてはそもそもこういう作業を行っていない部分がありますので、この方については十分支払いに耐えるという状況を認定してから作業を進めていると。ほかの方についてもそういうふうな状況であるということを御理解いただきたいと思います。
○議長(宇都宮富夫君) 上田竹則君。
○上田竹則君 確かにそういう意味はよくわかるわけですけど、裁判をやった場合には、相手方が5,000円でも1万円でも払うと言うたらそれで通るんですよね。実際それが通っても、後々払えん方がたくさん私も見てきとんですよ。だから、やっぱり甘い考えでこういうやりよると、元も子も取れないようなことになって、裁判費用ばかりかけて市が損することになってしまいますよ。やっぱり保証人をとるなり、こういう例があるんならぴしゃっとするべきやないですか。
○議長(宇都宮富夫君) 税務課長。
○税務課長(山本数道君) 上田議員がおっしゃるようなことも間々あるかもしれませんが、一応保証人は財政課の住宅係のほうで入居のときにとっとります。今回移管を受けた方というのは、債権管理室のほうで年収を調べ上げ、払える能力があるという方について、先ほど副市長が申しましたように、移管を受けて、支払い督促という民事裁判へ持っていったわけです。民事裁判ですので、費用はもう微々たるものです。何千円で申請しまして、訴訟になってもその都度の印紙税が何千円単位ですので、1回の裁判、1回の口頭弁論で終わりましたので、総費用は2万円以内です。
将来的に、今回は第1回の口頭弁論で和解が成立しましたので、裁判というものは神聖なものでありまして、2回おくれたらすぐうちのほうが債務名義をとりまして強制執行に至ります。強制執行といいますのは、本人が持っている車なり財産なりを執行官に差し押さえてもらうということですので、私的な思慮が入る余地は全くございませんので、御理解願いたいと思います。
以上です。
○議長(宇都宮富夫君) これをもって質疑を終結いたします。
本件は承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第4 議員提出議案第3号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書の提出についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
樋田 都君。
〔樋田 都君登壇〕
○樋田 都君 ただいま提案されました議員提出議案第3号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書の提出について提案説明をさせていただきます。
お手元に配付しております意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書。
地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、我が国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林の持つ地球環境保護、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など「森林の公益的機能」に対する国民の関心と期待は大きくなっている。
また、我が国は京都議定書において、第1約束期間である平成20年から平成24年までの間に、温室効果ガスを6%削減することが国際的に義務づけられているが、そのうち3.8%を森林吸収量により確保するとしている。
このような中、「地球温暖化対策のための税」が平成24年10月に導入される一方、「森林吸収源対策などの地球温暖化対策に関する地方の財源確保」については「平成24年度税制改正大綱」において、「平成25年度実施に向けた成案を得るべくさらに検討を進める」とされている。
もとより、地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備、保全などの森林吸収源対策や豊富な自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取り組みを山村地域の市町村が主体的、総合的に実施することが不可欠である。
しかしながら、これら市町村では、木材価格の暴落、低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足などの厳しい情勢にあり、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取り組むための恒久的、安定的な財源が大幅に不足している。
よって、下記事項の実現を強く求めるものである。
記。
二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備・保全等を促進する市町村の役割を踏まえ、「地球温暖化対策のための税」の一定割合を森林面積に応じて譲与する「地方財源を確保・充実する仕組み」を早急に構築すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成24年9月20日。愛媛県八幡浜市議会。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、国家戦略担当大臣、農林水産大臣、環境大臣、経済産業大臣となっております。
よろしく御賛同のほどお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(宇都宮富夫君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第3号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより議員提出議案第3号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(宇都宮富夫君) 御着席願います。
起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は提出することに決しました。
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○議長(宇都宮富夫君) 日程第5 議員の派遣についてを議題といたします。
お手元に配付いたしております議員派遣一覧表については、八幡浜市議会会議規則第159条に基づき議会の承認を得ようとするものであります。
お諮りいたします。
お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、議員派遣一覧表のとおり派遣することに決しました。
なお、この際お諮りいたします。
ただいま決定をいたしました議員派遣の内容につきましては、諸般の事情により変更を生じる場合には、議長に御一任を願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宇都宮富夫君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣の内容に変更が生じた場合は、議長一任とすることに決しました。
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○議長(宇都宮富夫君) これにて本日の会議を閉じます。
閉会に当たり、市長から挨拶があります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る9月4日から開会をいたしました本議会におきまして、御提案申し上げました全議案に対し適切なる御決定、御承認をいただき、まことにありがとうございました。
会期中議員各位から賜りました御意見、御要望につきましては、率直に受けとめ、予算の執行につきましても慎重を期してまいりたいと考えております。
さて、国政でありますが、あす、9月21日に民主党代表選が行われ、9月26日には自民党総裁選が行われます。今後とも国政の動きを注視するとともに、市政運営において情報収集等に迅速かつ的確に対応していく所存であります。
また、本会議の一般質問に対する答弁で、次期市長選挙に再選を目指し出馬すると表明をさせていただきましたが、1期目の残された任期7カ月間を市民の皆さんが誇れるふるさと八幡浜の創造に向け今後とも全身全霊をかけ取り組んでまいる所存であります。議員各位におかれましてもさらなる御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。
終わりに、本議会における慎重審議と適切なる御意見に対し重ねてお礼申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
○議長(宇都宮富夫君) 以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
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○議長(宇都宮富夫君) これをもって平成24年第3回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。
午前11時32分 閉会