公開日 2014年11月20日
議事日程 第4号
平成26年9月19日(金) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
議案第 95号 平成25年度市立八幡浜総合病院事業会計資本金の額の減少について
議案第 96号 次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
議案第 97号 八幡浜市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
議案第 98号 八幡浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の確認に係る運営に関する基準を定める条例の制定について
議案第 99号 八幡浜市家庭的保育事業等の認可に係る設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について
議案第 100号 八幡浜市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について
議案第 101号 八幡浜市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について
議案第 102号 八幡浜市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定について
議案第 103号 八幡浜市地域包括支援センターの運営及び人員に関する基準を定める条例の制定について
議案第 104号 八幡浜市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について
議案第 105号 八幡浜市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について
議案第 106号 平成26年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)
議案第 107号 平成26年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第 108号 平成26年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第 109号 平成26年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)
議案第 110号 平成26年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)
議案第 111号 平成26年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
委員長報告
(質疑、討論、採決)
第3
議案第 112号 八幡浜ちゃんぽん振興条例の制定について
(提出者の説明、質疑、討論、採決)
第4
議員提出議案第3号 軽度外傷性脳損傷に係る周知及び適切な労災認定に向けた取り組みの推進を求める意見書の提出について
(提出者の説明、採決)
第5
議員提出議案第4号 農業委員会制度・組織改革への慎重な対応を求める意見書の提出について
(提出者の説明、質疑、討論、採決)
第6
議会閉会中における継続審査について
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
議案第95号~議案第111号
日程第3
議案第112号
日程追加
議員提出議案第5号 岩渕治樹議員に対する議員辞職勧告決議について
日程第4
議員提出議案第3号
日程第5
議員提出議案第4号
日程第6
議会閉会中における継続審査について
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出席議員(15名)
1番 西 山 一 規 君
2番 佐々木 加代子 君
3番 竹 内 秀 明 君
5番 平 家 恭 治 君
6番 河 野 裕 保 君
7番 石 崎 久 次 君
8番 樋 田 都 君
9番 新 宮 康 史 君
10番 上 田 浩 志 君
11番 井 上 和 浩 君
12番 遠 藤 素 子 君
13番 宮 本 明 裕 君
14番 山 本 儀 夫 君
15番 大 山 政 司 君
16番 萩 森 良 房 君
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欠席議員(1名)
4番 岩 渕 治 樹 君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 橋 本 顯 治 君
総務企画部長 中 榮 忠 敏 君
市民福祉部長 若 宮 髙 治 君
産業建設部長 中 岡 勲 君
政策推進課長 新 田 幸 一 君
総務課長 菊 池 司 郎 君
財政課長 藤 堂 耕 治 君
税務課長 大 森 幸 二 君
市民課長 菊 池 正 康 君
保内庁舎管理課長 宮 本 雅 三 君
生活環境課長 菊 池 和 弥 君
社会福祉課長 二 宮 貴 生 君
保健センター所長 大 本 孝 志 君
医療対策課長(兼)
市立病院新病院整備課長 菊 池 敏 秀 君
人権啓発課長 都 築 眞 一 君
水産港湾課長 和 田 有 二 君
建設課長 矢 野 武 君
農林課長(併)
農業委員会事務局長 菊 池 誠 一 君
商工観光課長 久保田 豊 人 君
下水道課長 大 西 力 君
水道課長 山 本 健 二 君
市立病院事務局長 河 野 謙 二 君
会計管理者 元 田 博 之 君
教育委員会委員長 菊 池 誠 君
教育長 増 池 武 雄 君
学校教育課長 藤 原 賢 一 君
生涯学習課長 舛 田 昭 彦 君
代表監査委員 市 川 芳 和 君
監査事務局長 阿 部 孝 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 原 田 磯 志 君
事務局次長兼議事係長 田 本 憲一郎 君
調査係長 松 本 克 之 君
書記 阿 部 真 士 君
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午前10時00分 開議
○議長(大山政司君) これより本日の会議を開きます。
まず冒頭に、このたび岩渕治樹議員が銃刀法違反の容疑で書類送検されたことに対する議長としての所見の表明をいたします。
現職の市議会議員であります岩渕治樹議員が銃刀法違反の容疑で書類送検されたことは、八幡浜市議会の品位と市民への信頼を失墜するものであり、極めて遺憾であります。議員においては、本件が与えた社会的影響と議員としての政治的、道義的責任を真摯に受けとめ、深く自粛自戒することを求めます。
八幡浜市議会は、市民に不信感を与えることのないよう、高い倫理観と深い見識を持ち、市政に携わる者としての責務を自覚し、深く反省するとともに、市民各位に対して深謝の意を表明します。
今後、市議会議員としての重大な責務を再自覚し、再びこのような不祥事を起こすことのないよう秩序と倫理を保持し、議会の信頼回復と市民の負託に応えるため、なお一層努力する所存でございます。
平成26年9月19日。八幡浜市議会議長大山政司。
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○議長(大山政司君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において1番 西山一規議員、8番 樋田 都議員を指名いたします。
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○議長(大山政司君) 日程第2 議案第95号 平成25年度市立八幡浜総合病院事業会計資本金の額の減少についてないし議案第111号 平成26年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、以上17件を一括議題といたします。
これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。
まず、総務委員長、樋田 都議員。
〔総務委員長 樋田 都君登壇〕
○総務委員長(樋田 都君) それでは、総務委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、条例案2件、補正予算案2件及び閉会中の継続審査となっておりました請願2件であります。これらの案件の審査結果につきましては、請願2件につきましては、いずれも全会一致で閉会中の継続審査となり、その他の案件につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、原案のとおり可決した次第であります。
以下、審査の過程において論議されました主な項目について、その概要を申し上げます。
議案第106号 平成26年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)のうち、初めに歳入、20款市債、1項市債、8目教育債について、委員より、松蔭小学校屋内運動場及び八代中学校木造校舎地震改築事業の財源を過疎債から全国防災事業債及び緊急防災・減災事業債に変更しているが、財政的にどのくらい有利になるのかとただしたのに対し、理事者より、過疎債は起債充当率100%、交付税措置率70%であるが、全国防災事業債は起債充当率は同じく100%であるが、交付税措置率は80%であり、その10%増加分が財政的に有利になり、全国防災事業債に1億7,740万円を変更することによって約1,770万円有利になるとの答弁でありました。
次に、歳出、2款総務費、1項総務管理費、21目防災対策費、19節負担金、補助及び交付金のうち、広報拡声器設置補助金に関連して、委員より、地域個別のコミュニティー放送とは別に防災の放送があるが、地域によっては防災の放送が聞き取りがたい地区がある。そのような場合、防災の放送にも地域の設備を使用するなど、放送設備の一元化はできないのか。また、大雨等により窓を閉めていたら放送が聞こえないが、その対策を考えているのかとただしたのに対し、理事者より、今回予算計上している各地区が独自で設置している広報拡声器については、各公民館等に設置してある放送設備から有線で子局の拡声器までつないで放送しているが、防災行政無線はその子局の拡声器まで無線を飛ばして放送しているため、天候、電波状況、ハウリング等により放送が聞き取りがたい場合がある。現在放送が聞き取りにくい方への対策として、電話をかけていただくことにより放送の内容がわかる音声自動応答サービスを開始する準備をしており、設備が整い次第、番号及び制度の周知を努めていきたい。
また、今後の対策として、家の中でも放送が聞ける戸別受信機の設置について検討を行っているが、莫大な費用がかかるため、財源の問題等もあり具体的な事業実施には至っていない。そのほか、防災ラジオ、八西CATVの活用等、よりよい方法がないか検討を行っているとの答弁がありました。
以上の審査の主な概要を申し上げまして、総務委員会の報告を終わります。
○議長(大山政司君) 次、民生文教委員長、石崎久次議員。
〔民生文教委員長 石崎久次君登壇〕
○民生文教委員長(石崎久次君) 民生文教委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであります。議案第106号 平成26年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)は賛成多数で、議案第109号 平成26年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)は、採決の際、1人の委員が退席されましたが、全会一致で原案のとおり可決となりました。その他の案件につきましては、全会一致で原案のとおり可決となりました。
以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。
まず、議案第106号 平成26年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)歳出のうち、2款総務費、1項29目臨時福祉給付金給付事業費、19節負担金、補助及び交付金、臨時福祉給付金について、理事者より、今年4月の消費税の引き上げに伴い、臨時的な措置として国から全額補助され、所得の低い方を対象に、1人につき1万円、年金等の受給者にはさらに5,000円加算される臨時福祉給付金の支給がある。今回、平成26年度市民税の本算定により支給対象者が把握できたことに伴い、支給額予算に不足が生じたため計上したとの説明を受け、委員より、臨時福祉給付金の申請はいつまで受け付けるのか、また現在どのくらい提出されているのかとただしたのに対し、理事者より、申請期間は国の基準が最高6カ月なので、八幡浜市は申請期間を本年7月2日から12月26日までとしている。また、8月末の申請率は約66%の6,845人分が提出されているとの答弁がありました。
また、委員より、臨時福祉給付金の支給対象全員に申請書を送付しているのか。また、まだ申請されていない臨時福祉給付金の支給対象者に対して個別に連絡をするのか、申請の仕方がわからない人などはどうするのかとただしたのに対し、理事者より、給付金の支給対象になりそうな方には、平成26年度市民税非課税のお知らせ文書に同封して申請書及び申請用の返信用封筒等を送付している。また、市の広報、ホームページ等を通じ申請の案内はしているが、まだ申請されていない方については再度申請を促す案内文書を送付する。申請の仕方がわからない方には問い合わせがあれば説明するとの答弁でありました。
次に、同じく歳出のうち、10款教育費、5項7目文化振興費、13節委託料、旧八幡浜市立図書館現況調査業務委託料について、理事者より、旧八幡浜市立図書館は松村建築のイメージの基礎をつくった貴重な建物であるが、現在は倉庫として使用している。今回の調査の目的は、この建物が今後松村正恒を顕彰する建物として使い続けることができるかどうかを判断するために行うものであるとの説明を受け、委員より、松村正恒氏の市内に残る5つの建物、日土小、川之内小、長谷小、中津川公民館、旧図書館の建物を保存し、一つのコースとして見学するなどということは考えられるが、日土小学校の校舎と同一視できるだけの価値があるのかとただしたのに対し、理事者より、旧図書館は松村建築として日土小学校よりも5年前に建設をしている。松村建築の特徴である光を多く部屋に取り入れる両面採光など設計のアイデアは川之内小学校、旧図書館等で育てながら、日土小学校につながったと捉えている。松村建築として時代がわかるような顕彰の仕方もあり、残しておきたい。ただ、保存するだけではなく、活用ということがある。日土小学校は小学校として、中津川公民館は公民館として使用する。長谷小学校は地元の方で現在活用方法を検討しており、川之内小学校についても今後検討をされるのではないかと思っている。旧図書館は市の中心にあるため、先人を顕彰するような教育文化施設にできないか考えているとの答弁でありました。
また、委員より、旧八幡浜図書館の設計図は現存するとのことだが、なぜ現況調査に251万5,000円も調査委託料が必要なのかとただしたのに対し、理事者より、旧八幡浜図書館は昭和26年に新川沿いに建設され、2度移築している。現在設計図は残っているが、現場の施工図は残っていない。図書館、児童クラブとして使用する際、固定のルーバーが取り外されるなどいろいろと変更されているため、原図とどう変わっているのか調査が必要となる。また、木造のため、シロアリによる蟻害、柱の含水率の調査、ピロディン検査などもしないといけない。これらの調査委託料を計上した。今あるものを残し、使用するほうが経費も安く、文化財的にも大事であると考えているとの答弁でありました。
また、委員より、旧図書館へ実際に行ってみたが、残した場合、どういった形で利用されるのか。仮に旧図書館を記念館とするのであれば、記念館として利用することができるかどうかの審議をせず、予算を組むことはおかしいのではないかとただしたのに対し、理事者より、市としては現時点で松村建築を一つでも残しておきたいという考えがある。日土小学校も改修前は旧図書館と同様な状態であったと聞いている。今回の委託料は、旧図書館をもとに戻すにはどうすればいいか調査するための経費と捉えている。かなりきれいな形で修復できるのではないかと思っているとの答弁でありました。
また、委員より、松村建築の日土小学校につながるまでのアイデア、ストーリーを見せるといった知恵をどんどん出していくべきである。八幡浜市は壊すのが得意であり、できるだけ存続し、文化財として非常に大事にするという姿勢は評価したいと思う。ぜひ壊すことを念頭に置かず、できるだけよい物語をつくっていただきたいと思うとの意見がありました。
次に、議案第109号 平成26年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)について、委員より、今回債務負担行為の補正で市立八幡浜総合病院改築事業のインフレスライド費用として、平成26年度から平成28年度までの期間で6億5,113万8,000円を追加するとの説明であるが、財源の内訳はどうなっているのかとただしたのに対し、理事者より、今回の債務負担行為の補正として追加する6億5,113万8,000円の財源内訳としては、国県支出金として、まだ見込みではあるが、7,339万8,000円の増額、企業債を5億7,770万円、その他の調整額として4万円を計上しているとの答弁でありました。
さらに、委員より、企業債として5億7,770万円、国県支出金の7,339万8,000円とではバランスがとれていないのではないかとただしたのに対し、理事者より、国県支出金は面積当たりの補助単価に上限があり、今回インフレスライドで実施単価は増額になったが、上限額までの差額がわずかであったため、7,339万8,000円となったとの答弁でありました。
委員より、今回の追加に対しては、市立八幡浜総合病院改築事業についてだけどうして簡単に出るのか、公的な部分だけが優遇されている、納得できないという声もある。今回の追加は事業者にもう少し頑張ってもらわないといけないのではないかとただしたのに対し、理事者より、八幡浜市に住む、特に建設業にかかわりのない一般市民にとっては、人手不足や資材の高騰などの実感がない方が多く、インフレスライドに対して感覚として理解できないという意見があることは理解をしている。だからこそ、今回の高額な変更金額は根拠を明確にしてしっかりと説明できるようにするため、4カ月間の期間をかけて精査したものである。また一方で、今回の増額要求を認めなければいいのではないかという意見もあるが、そうなると影響は全て請負会社、さらには下請会社の負担となる。今回の病院建設の工事に限らず、我々自治体が発注する工事は建設物価などはっきりした根拠を持って工事を行っている。今回のように明確な根拠があるものについて、自治体は制度を守っていかなければならない立場だと考えているとの答弁でありました。
また、委員より、インフレスライド条項を適用する部分は残存工事に対して行われると思うが、インフレスライドが適用される時点の予定業務量に対しての工事の進捗状況はどうだったのか、わかる資料を提出してもらいたい。また、市内業者の下請率17.5%についても調査をしたいので、下請業者の名前を公表してもらいたいとの意見がありました。
その他につきましても種々論議されました結果、原案のとおり可決決定された次第であります。
また、八幡浜市の人口動態に関して、関連ではありますが、種々論議されました。委員会として、八幡浜市の人口は平成25年8月末現在、3万7,514人、平成26年8月末現在3万6,868人、1年間で646人減少している。これからの八幡浜市の先行きを考えると、人がいないことには成立しない時期に来ているのが現況である。八幡浜市民として一人でも多くの方に残っていただきたいと思っている。
そこで、毎年人口の減少している原因を、個人情報を考慮した上で、転入転出者を対象にアンケートをとり、データ分析をしていただきたいとの要望をいたしました。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。
○議長(大山政司君) 次、産業建設委員長、遠藤素子議員。
〔産業建設委員長 遠藤素子君登壇〕
○産業建設委員長(遠藤素子君) 産業建設委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、全ての議案について全会一致で原案のとおり可決された次第であります。
以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。
初めに、議案第106号 平成26年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)についてであります。
歳出のうち、6款農林水産業費、1項6目中山間地域等直接支払制度交付事業費、19節負担金、補助及び交付金、中山間地域等直接支払制度交付事業交付金について、委員より、平成26年度で八幡浜市全体の対象面積はどの程度になっているのか。また、交付金を集会所や南予用水の関係事業に使う集落もあると聞くが、それぞれどのような使い方をしているのかとただしたのに対し、理事者より、現在協定を結んでいる面積は2,613万4,538平米となっている。交付金については、国からの指導どおり農家と集落に半分ずつ分配しているが、集落によっては共同施設の整備ということで積み立てをしているところもあると聞く。現在新たな平成27年度からの協定に向けてのヒアリング中であり、詳細については把握していないとの答弁でありました。
また、委員より、この制度はいろいろな面で活用できる非常にありがたい制度だが、高齢化に伴い10アール当たり1万1,500円程度なら放任園にしたほうが楽でいいという声も耳にしており、放任園が増加しているのではないかと思うが、現在放任園となっている面積はどの程度あるのか。また、八幡浜市全体で放任園は年々ふえているのかとただしたのに対し、理事者より、放任園の面積は現在169ヘクタールで、全体の約6.5%となっている。年々増加の傾向にあり、この5年間で100ヘクタール程度増加している。中でも、山林を開墾したような耕作不利地が多く、それらについては非農地証明を出して農地台帳から外しており、それを加えるとこの5年間で200ヘクタール程度増加しているとの答弁がありました。
さらに、理事者より、この制度は5年ごとの協定となっているため、高齢化や過疎化で協定が結べない集落も出始めているため、要件を緩和する制度の見直しを県を通じて国に対して要望していきたいとの説明もありました。
次に、同じく歳出のうち、8款土木費、1項3目建築総務費、19節負担金、補助及び交付金、住宅リフォーム補助金について、理事者より、市内にある現在居住している住宅で、市内の建設業者が施工するリフォーム工事が対象で、全体で20万円以上の工事に対して工事費の10分の1を補助するものである。この事業は平成30年度までの3年半を予定しており、補助額は20万円が限度であるとの説明に対し、委員より、住宅をリフォームする場合、築何十年以上といった家屋の要件はあるのかとただしたのに対し、理事者より、家屋要件は築後10年以上経過しているものが対象と考えているとの答弁でありました。
また、委員より、トイレを和式から洋式に変える、風呂の浴槽をタイル張りからユニットに変える等も対象になるのかとただしたのに対し、理事者より、機能の向上ということについての住宅に附属するものとしてトイレ等も対象になる。しかし、最近は50万円もするような高額なトイレもあるため、上限額を定めたいと考えているとの答弁でありました。
また、委員より、この制度の細かい要件等はどのようにして市民へ周知していくのかとただしたのに対し、理事者より、現在いろいろな意見を参考にして要綱を作成している。今後は、市の広報、ホームページ等で周知していきたいとの答弁でありました。
次に、同じく歳出のうち、8款土木費、4項1目港湾管理費、8節報償費、八幡浜港港湾整備懇談会委員報償金及び船舶航行安全委員会委員報償金について、理事者より、八幡浜港港湾整備に向けて港湾計画を改定するための港湾整備懇談会並びに船舶航行安全委員会の設置、運営に要する経費で、港湾整備懇談会は委員20名程度で3回、航行安全委員会は委員8名程度で2回の開催を予定しているとの説明に対し、委員より、八幡浜港は四国の西の玄関口として、また防災拠点港として位置づけられており、今後は太平洋新国土軸におけるハブ港として重要な役割を担っていくと考える。今回設置される懇談会並びに委員会にはどのようなメンバーを予定しており、どのような内容を検討するのか。また、第1期工事は平成31年度までの5年間ということだが、第2期工事についてもこの懇談会で検討するのかとただしたのに対し、理事者より、港湾整備懇談会での検討期間は半年のため、当然第2期工事の埋め立ても視野に入れて検討はするが、基本的に第1期工事について検討するものと考えている。内容は、第1期工事の耐震フェリー桟橋、耐震可動橋、港湾道路、フェリーターミナルの規模と配置について意見を伺うことにしている。委員については、公平公正の観点から意見をいただけるよう、フェリー等の港湾関係者、バス、JR等の交通関係者、商業関係者、有識者、国、県、市及び市議会を予定している。航行安全委員会は、主に施工期間の船舶の航行への支障についてが検討内容になるため、委員については、フェリー関係者、漁協、国交省、海上保安部、県を予定している。いずれの委員とも具体的な人選については要綱の作成後に検討したいとの答弁でありました。
さらに、委員より、懇談会の懇談とは打ち解けて話し合うことという意味だが、懇談会という名称が適切なのかとただしたのに対し、理事者より、最終的には市が港湾計画を作成し、条例で制定している八幡浜市地方港湾審議会に諮問して審議決定される。その前段で意見を伺うという意味で懇談会という名称にしたとの答弁でありました。
同じく歳出のうち、8款土木費、5項1目都市計画総務費、13節委託料、八幡浜駅前広場整備事業測量設計業務委託料について、理事者より、都市再生整備計画に基づき駅前広場を改修するための測量設計の費用を317万6,000円で、主に照明灯の更新、案内板設置、歩道、車道の改修等を予定しているとの説明に対し、委員より、歩道や照明灯などを改修する程度で317万6,000円もの測量設計費用が要るのか。また、今回の設計業務には国の補助金が158万8,000円あるとのことだが、工事の際も国からの補助金はあるのかとただしたのに対し、理事者より、歩道や照明灯以外にもタクシー乗り場や駐車場を含めて建設課が所管する駅前広場全体の整備を予定しており、工事費は大体2,000万円程度かかるものと考えられるため、それからすると妥当な金額と判断している。また、この事業は都市再生整備計画の一環であるため、測量設計から実際の工事についても国の補助対象となっているとの答弁でありました。
また、委員より、市民の要望が強いのは駅ホーム内の段差や階段である。階段の昇降に苦労するため、大洲駅でおりてタクシーで八幡浜に帰る方もいるとのこと。倉敷市では、市とJRが協力して駅の改修を行ったと聞いたことがあるが、八幡浜市でもできないかとただしたのに対し、理事者より、駅構内の階段は特に車椅子の方は大変だと思う。倉敷市の状況を調査しながら、可能かどうか検討したいとの答弁でありました。
その他の議案につきましても種々論議された結果、原案のとおり可決された次第であります。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(大山政司君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。
まず、総務委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 次、民生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 次、産業建設委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって各委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
これより適宜分割して討論、採決に入ります。
念のため申し上げます。
各常任委員会の審査結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
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○議長(大山政司君) まず、議案第95号 平成25年度市立八幡浜総合病院事業会計資本金の額の減少についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第95号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第96号 次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第96号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第97号 八幡浜市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第97号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第98号 八幡浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の確認に係る運営に関する基準を定める条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
遠藤素子議員。
○遠藤素子君 この子ども・子育て新支援制度、これがこの条例に反映されていると思うんですが、非常に八幡浜の場合は保育の施設が十分、現在公的な保育所が十分あって、都会で必要とされているような問題はないと思います。この条例によって一部便利になる部分もありますが、その背景といいますか、民営化が予定されているということが非常に私にとっては懸念材料となっておりますので、その点を考えますと賛成できないということです。
○議長(大山政司君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第98号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第99号 八幡浜市家庭的保育事業等の認可に係る設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第99号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第100号 八幡浜市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第100号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第101号 八幡浜市立保育所条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第101号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第102号 八幡浜市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第102号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、議案第102号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第103号 八幡浜市地域包括支援センターの運営及び人員に関する基準を定める条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第103号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、議案第103号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第104号 八幡浜市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第104号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第104号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第105号 八幡浜市立公民館条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第105号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第105号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第106号 平成26年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
石崎久次議員。
○石崎久次君 135ページ、10款教育費、その中の文化振興費、委託料251万5,000円、旧八幡浜市立図書館現況調査業務委託料でございますが、民間であれば、こういう建物をどういうふうに利用しようか、そういう決定がなされた上で本来は調査費とかなんかは組むものであります。まだ余りきちっとした詳細、またこういう目的を持ってやろうというのがない状況で調査費を組むのはいかがなものか。組んではいけないというわけじゃないんですが、そういう最終決定をした上で組んでいただきたい。
また、現存を見ましたけれど、余りに荒れ果てた状況になっています。本当に残したい状況であれば、もう少し今までの段階の中で整備をしていくべきではなかったのか。
それをあわせて、私はこの予算に対しては反対の討論をさせていただきます。
○議長(大山政司君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第106号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、議案第106号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第107号 平成26年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第107号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第107号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第108号 平成26年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第2号)の討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第108号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第108号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第109号 平成26年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
討論はありませんか。
遠藤素子議員。
○遠藤素子君 この議案に関しましては、我が党は最近13年にわたって労働者の実質賃金が下がり続けている問題を取り上げ、労務単価を引き上げるためにブラック企業の追及など国会活動でも頑張ってきたという経緯があります。
ですから、この補正が労働者の立場に立てば大変喜ばしいことであるわけです。本当にこの引き上げられた労務単価が下請や孫請の隅々の労働者に届くかどうか、これは非常に重要になってきます。さきの上程議案に対する質疑のときにも申しましたが、そこをきちんと確認していただくよう要望したのですが、その結果について、先ほどの民生文教委員会でも決算委員会で報告されるということで、今の段階では判断できませんので、保留とさせていただきたいと思います。
○議長(大山政司君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第109号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、議案第109号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第110号 平成26年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)の討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第110号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第110号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 次、議案第111号 平成26年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第111号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第111号は原案のとおり可決されました。
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○議長(大山政司君) 日程第3 議案第112号 八幡浜ちゃんぽん振興条例の制定についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
産業建設部長。
○産業建設部長(中岡 勲君) それでは、別紙の追加議案をお願いいたします。
議案第112号 八幡浜ちゃんぽん振興条例の制定について御説明いたします。
この条例制定につきましては、八幡浜ちゃんぽんを通した地域振興を図るため、八幡浜商工会議所青年部が平成18年度に取り組みを始め、平成22年度からは市が取り組みを引き継ぎ、ちゃんぽん担当、いわゆるちゃんぽん係長を設置したことが話題となったことや、県内はもとより、北は北海道から南は熊本までのイベントに八幡浜ちゃんぽんを出店したこと、さらにPRキャラクターはまぽんをつくったことで、折からの御当地グルメブームとゆるキャラブームの波に乗り、四国内では一定の知名度を得ました。
今回、この取り組みのさらなる普及促進を通して、市民に市のよさを認識していただき、また郷土への思いや市の知名度を向上させることにより代表的な郷土食の八幡浜ちゃんぽんという地域資源を活用した地域振興を図るまちづくりの理念を示すことを目的として制定するものでございます。
この条例の内容は、八幡浜の「八」にちなんで全8条から構成しております。
第1条では、八幡浜ちゃんぽんを市の代表的な郷土食として位置づけ、その普及促進によってさらなる地域振興を図るといった、先ほど説明いたしましたこの条例の目的を記載しております。
第2条では、市の役割として、八幡浜ちゃんぽんを市の地域資源として最大限活用し、地域振興に努めるものとしております。
第3条では、八幡浜ちゃんぽんに関する事業者の役割として、八幡浜ちゃんぽんの消費拡大やサービスの向上と情報発信を通して普及促進と継承に努めることという目標を掲げております。
第4条では、市議会の役割について記述しています。
第1項では、市が行う八幡浜ちゃんぽんを活用した地域振興の取り組みについて、積極的に推進するよう努める旨をうたっております。
第2項では、議員の立場から心のこもった接遇、歓待を示すおもてなしの心で八幡浜ちゃんぽん締めなど行っていただき、八幡浜ちゃんぽんの普及に努めていただくこととしています。
第5条では、市民の協力について、八幡浜ちゃんぽんを通した地域振興の取り組みに積極的に協力していただくことを、第6条では、市、事業者、市議会、市民の共通の取り組みとして、次世代への継承と市の知名度向上による郷土愛の醸成という効果に努めることとしております。
第7条では、市、事業者、市議会、市民各位の相互の連携について定めております。
第8条では、新八幡浜市が設置された日、つまり旧八幡浜市と旧保内町がちゃんぽんした日ということで3月28日を八幡浜ちゃんぽん記念日と定めるものです。
なお、附則において、施行日は、11がちゃんぽんを食べる箸にイメージできることや、11月11日が麺の日であることから、平成26年11月11日としております。
このように、市の役割、事業者の役割、市議会の役割、そして市民の協力を明文化し、さらに八幡浜ちゃんぽんの記念日を制定することにより、これまでの歴史が育んできた八幡浜ちゃんぽんを次世代へ継承し、魅力ある地域資源として活用し、さらなる地域振興、活性化に努めたいとの思いで提案するものでございます。
以上でございます。
○議長(大山政司君) これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第112号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 御異議なしと認めます。よって、議案第112号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第112号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第112号は原案のとおり可決されました。
休憩いたします。
午前10時55分 休憩
————————————————————————————————————————
午前11時10分 再開
○議長(大山政司君) 再開いたします。
(遠藤素子君「議長、動議」と呼ぶ)
遠藤素子議員。
○遠藤素子君 岩渕治樹議員に対する議員辞職勧告決議について提案したいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(大山政司君) 賛同の方おられますか。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
ただいま遠藤素子議員外から岩渕治樹議員に対する議員辞職勧告決議についての動議が提出されました。
所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
お諮りいたします。
この際、本動議を日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 御異議なしと認めます。よって、この際、本動議はこれを日程に追加し議題とすることに決しました。
暫時休憩いたします。
午前11時11分 休憩
————————————————————————————————————————
午前11時13分 再開
○議長(大山政司君) 再開いたします。
————————————————————————————————————————
○議長(大山政司君) 日程追加 議員提出議案第5号 岩渕治樹議員に対する議員辞職勧告決議についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
遠藤素子議員。
〔遠藤素子君登壇〕
○遠藤素子君 議員提出議案第5号 岩渕治樹議員に対する議員辞職勧告決議について提案説明をさせていただきます。
提案説明は、決議案の朗読をもってかえさせていただきます。
岩渕治樹議員に対する議員辞職勧告決議。
岩渕治樹議員は、8月21日、改造拳銃など4丁を所持していたとして、愛媛県警八幡浜署によって銃刀法違反の容疑で松山地検に書類送検された。送検容疑は、ことし1月10日、殺傷能力のある回転弾倉式拳銃(改造拳銃)1丁と模造拳銃3丁を自宅で所持していたとされ、岩渕治樹議員はその容疑を認めている。
なお、銃砲刀剣類等所持取締法では、これらの所持を原則として禁止し、これらを使った凶悪犯罪を未然に防止することを目的としている。
岩渕治樹議員は、改造拳銃について殺傷能力という点では全くそういう認識はなかった、認識不足だったと話しているが、そのこと自体が非常識であり、市議としての資質に欠けていると言わざるを得ない。また、岩渕治樹議員は、改造拳銃をネットオークションに出品しているが、もし愛知県警に発見されなければ、この拳銃が他人の手に渡り、犯罪につながる可能性もあった。
以上の点から、地検の判断がいかなるものになろうとも、市民の負託に応えるべき議員として、本件が与えた社会的影響と市議会議員としての政治的、道義的責任に鑑み、みずから身を引き、反省して、再度市民に信を問うことが筋であると考える。今日までそれを期して待っていたが、その動きがないため、ここに岩渕治樹議員の辞職を勧告するものである。
我々八幡浜市議会は、今こそ決意を新たにして、議会に課せられた責務の重大さと倫理の確立を深く認識して、なお一層の努力を期するものである。
以上、決議する。
平成26年9月19日。愛媛県八幡浜市議会。
以上のとおりであります。
議員各位の御賛同をお願いし、提案の説明を終わります。
(山本儀夫君「議長、動議」と呼ぶ)
○議長(大山政司君) 山本儀夫議員。
○山本儀夫君 ただいま遠藤議員より、議員提出議案第5号 岩渕治樹議員に対する議員辞職勧告決議に関しまして朗読をなされました。
本議案は大変議員にとりまして身分に関する重要で、しかも重大な事件であると考えますので、暫時休憩を議長に求めます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 暫時休憩をいたします。
午前11時17分 休憩
————————————————————————————————————————
午前11時24分 再開
○議長(大山政司君) 再開いたします。
井上和浩議員。
○井上和浩君 しばし休憩をお願いいたします。議会運営委員の方は第1委員会室に集まってください。
○議長(大山政司君) 休憩の要望ですか、委員長。
(井上和浩君「はい」と呼ぶ)
議運委員長から、休憩で、その間議会運営委員会を開催するということでございますので、議会運営委員は第1委員会室へ集まってください。時間も時間ですから、簡潔に。短時間でやってくださいよ。
休憩いたします。
午前11時24分 休憩
————————————————————————————————————————
午前11時40分 再開
○議長(大山政司君) 再開いたします。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第5号 岩渕治樹議員に対する議員辞職勧告決議については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより議員提出議案第5号 岩渕治樹議員に対する議員辞職勧告決議についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第5号を採決いたします。
この採決は無記名投票をもって行います。
(遠藤素子君「記名投票にはなりませんか」と呼ぶ)
無記名投票と私は言いました。
(遠藤素子君「はい、言われましたが、記名投票を求めます」と呼ぶ)
この採決については、ただいま遠藤素子議員から記名投票によられたいとの要求がありました。この要求は、会議規則第71条の規定により3人以上を必要としますので、確認いたしたいと思います。
記名投票の要求をされる議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立3名以上でありますので、記名投票によられたいとの要求は成立いたしました。
いずれの方法によるかは、会議規則第71条第2項の規定により無記名投票をもって採決することになっております。よって、記名投票によるとの要求について採決いたします。
記名投票による賛成の議員は賛成と、反対の議員は反対と記入してください。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○議長(大山政司君) ただいまの出席議員数は、議長を除き14名であります。
投票用紙を配付いたさせます。
(投票用紙配付)
○議長(大山政司君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○議長(大山政司君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。本件に賛成の議員は賛成と、反対の議員は反対と記載の上、点呼に応じて投票願います。
なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により反対とみなします。
点呼を命じます。
○議会事務局次長兼議事係長(田本憲一郎君)
(点呼・投票)
(「議長、事務局でもう一回確認してや」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 何を。
(「今の投票方法」と呼ぶ者あり)
休憩します。
午前11時49分 休憩
————————————————————————————————————————
午前11時49分 再開
○議長(大山政司君) 再開いたします。
投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○議長(大山政司君) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に平家恭治議員、河野裕保議員を指名いたします。
(開 票)
○議長(大山政司君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 14票
これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち
賛成 10票
反対 4票
以上のとおり賛成が多数であります。よって、議員提出議案第5号を記名投票で決することになりました。
よって、この採決は記名投票をもって行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○議長(大山政司君) ただいまの出席議員数は、議長を除き14名であります。
投票用紙を配付いたさせます。
(投票用紙配付)
○議長(大山政司君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○議長(大山政司君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。本件に賛成の議員は白票を、反対の議員は青票を点呼に応じて投票願います。
点呼を命じます。
○議会事務局次長兼議事係長(田本憲一郎君)
(点呼・投票)
○議長(大山政司君) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○議長(大山政司君) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に石崎久次議員、新宮康史議員を指名いたします。
(開 票)
○議長(大山政司君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 14票
これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち
賛成 8票
反対 6票
以上のとおり賛成が多数であります。よって、議員提出議案第5号 岩渕治樹議員に対する議員辞職勧告決議については原案のとおり可決されました。
————————————————————————————————————————
賛成者氏名
佐々木加代子君 竹内 秀明君
平家 恭治君 河野 裕保君
樋田 都君 新宮 康史君
井上 和浩君 遠藤 素子君
反対者氏名
西山 一規君 石崎 久次君
上田 浩志君 宮本 明裕君
山本 儀夫君 萩森 良房君
————————————————————————————————————————
○議長(大山政司君) 日程第4 議員提出議案第3号 軽度外傷性脳損傷に係る周知及び適切な労災認定に向けた取り組みの推進を求める意見書の提出についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
石崎久次議員。
〔石崎久次君登壇〕
○石崎久次君 ただいま提案されました議員提出議案第3号 軽度外傷性脳損傷に係る周知及び適切な労災認定に向けた取り組みの推進を求める意見書の提出について提案説明させていただきます。
お手元に配付しております意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
軽度外傷性脳損傷に係る周知及び適切な労災認定に向けた取り組みの推進を求める意見書。
軽度外傷性脳損傷は、転倒や転落、交通事故、スポーツ外傷などにより、頭部に衝撃を受けた際に脳が損傷し、脳内の情報伝達を担う「軸索」と呼ばれる神経線維が断裂するなどして発症する疾病です。
その主な症状は、高次脳機能障害による記憶力、理解力、注意力の低下を初め、てんかんなどの意識障害、半身麻痺、視野が狭くなる、臭いや味がわからなくなるなどの多発性脳神経麻痺、尿失禁など、複雑かつ多様です。
しかしながら、軽度外傷性脳損傷は、受傷者本人からさまざまな自覚症状が示されているにもかかわらず、MRIなどの画像検査では異常が見つかりにくいため、労働者災害補償保険(労災)や自動車損害賠償責任保険の補償対象にならないケースが多く、働くことのできない場合には経済的に追い込まれ、生活に窮することもあるのが現状です。さらに、本人や家族、周囲の人たちも、この疾病を知らないために誤解が生じ、職場や学校において理解されずに悩み、苦しむ状況も見受けられます。
世界保健機関(WHO)においては、外傷性脳損傷の定義の明確化を図った上で、その予防措置の確立を提唱しており、我が国においてもその対策が求められるところです。
よって、国においては、以上の現状を踏まえ、以下の事項について適切な措置を講ずるよう強く要望する。
記。
一、軽度外傷性脳損傷(MTBI)について、国民を初め教育機関に対し広く周知を図ること。
一、画像所見が認められない高次脳機能障害の労災認定に当たっては、厚生労働省に報告することとされているが、事例の集中的検討を進め、医学的知見に基づき、適切に認定が行われるよう取り組みを進めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年9月19日。愛媛県八幡浜市議会。
提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、文部科学大臣となっております。
よろしく御賛同のほどお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(大山政司君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第3号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより議員提出議案第3号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は提出することに決しました。
————————————————————————————————————————
○議長(大山政司君) 日程第5 議員提出議案第4号 農業委員会制度・組織改革への慎重な対応を求める意見書の提出についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
樋田 都議員。
〔樋田 都君登壇〕
○樋田 都君 ただいま提案されました議員提出議案第4号 農業委員会制度・組織改革への慎重な対応を求める意見書の提出について提案説明をさせていただきます。
お手元に配付しております意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
農業委員会制度・組織改革への慎重な対応を求める意見書。
政府は、6月24日に「日本再興戦略」及び「規制改革実施計画」を閣議決定し、「農林水産業・地域の活力創造プラン」の改定を決定した。
同「プラン」には、規制改革会議等で検討を進められてきた農協、農業委員会、農業生産法人要件の3つの見直しが「農業の成長産業化に向けた改革」として盛り込まれている。その内容は、農業・農村現場の実態を軽視し、経済効率性をのみを追求するもので、現場に混乱を招くなど、大きな影響を及ぼす問題だと言わざるを得ないものである。
特に、農業委員会の改革では、規制改革会議の第2次答申にも明記された選挙制度の廃止、意見の公表・行政庁への建議などの法律業務からの除外等が盛り込まれており、このことは農業・農村の現場を熟知し、農業者の信任と信頼を得て日々活動に邁進する農業委員の気持ちを踏みにじるだけなく、地域農業の維持・発展や農地の確保と有効利用に影響を及ぼすことが懸念され、到底容認できるものではない。
また、農業生産法人要件の見直しは、一般の株式会社の農地取得に途を開くもので、地域に根差して活動する認定農業者等の担い手の農業経営を脅かしかねない内容である。
よって、政府は真に農業者の所得が向上し、農業・農村が活性化されるよう、下記の事項について農業・農村現場の実態を踏まえて慎重に検討し、対応されるよう強く要請する。
記。
1、農業委員会制度・組織改革については、農業委員会の役割・機能が十全に発揮できるよう「公選制」と同様の仕組みによる地域の農業者の「代表制」の確保、「農業委員会等に関する法律」に基づく市町村農業委員会、都道府県農業会議、全国農業会議所の制度によるネットワークの強化、現行法で法定化されている「意見の公表、行政庁への建議」等の機能の維持に留意すること。
2、農地制度については、平成21年の農地法等の抜本改正並びに昨年成立した農地中間管理事業法を踏まえ、地域の貴重な資源である農地の秩序ある利用推進が図れるようにすること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年9月19日。愛媛県八幡浜市議会。
提出先は、内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長、農林水産大臣、内閣官房長官となっております。
よろしく御賛同のほどお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(大山政司君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第4号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大山政司君) これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第4号を採決いたします。
なお、起立しない議員は反対とみなします。
本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、議員提出議案第4号は提出することに決しました。
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○議長(大山政司君) 日程第6 議会閉会中における継続審査についてを議題といたします。
総務委員長から目下委員会において審議中の事件、請願第6号 伊方原発を再稼働させないことを求める請願について及び請願第7号 避難計画が策定され住民の安全が保障されるまで、伊方原子力発電所3号機の再稼働をしないことを求める意見書提出についての請願書、以上2件につき、会議規則第111条の規定により、お手元に配付していました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
これより適宜分割して採決に入ります。
なお、起立しない議員は反対とみなします。
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○議長(大山政司君) お諮りいたします。
まず、請願第6号 伊方原発を再稼働させないことを求める請願については、委員長の申し出のとおり閉会中における継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、ただいま議題となっております請願第6号の議会閉会中における継続審査については、委員長の申し出のとおり閉会中における継続審査に付することに決しました。
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○議長(大山政司君) 次、請願第7号 避難計画が策定され住民の安全が保障されるまで、伊方原子力発電所3号機の再稼働をしないことを求める意見書提出についての請願書は、委員長の申し出のとおり閉会中における継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(大山政司君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、ただいま議題となっております請願第7号の議会閉会中における継続審査については、委員長の申し出のとおり閉会中における継続審査に付することに決しました。
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○議長(大山政司君) これにて本日の会議を閉じます。
閉会に当たり、市長から挨拶があります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る9月2日から開会をいたしました本議会におきまして、御提案申し上げました全議案に対し適切なる御決定、御承認をいただきまして、まことにありがとうございました。
会期中、議員各位から賜りました御意見、御要望につきましては、率直に受けとめ、予算の執行につきましても慎重を期してまいりたいと考えています。
さて、本日提出いたしました八幡浜ちゃんぽん振興条例について、議員各位の御理解をいただき、全会一致で御承認をいただきました。
この条例は、八幡浜が誇るソウルフードちゃんぽんの普及促進を通して、当市をさらに明るく、元気にしていこうというものであります。
そして、本日は、議場におられる皆さんがちゃんぽんポロシャツを着用し、市民の先頭に立ち、知名度アップに貢献していただいたところであります。
また、現在、全国的に行われていますゆるキャラグランプリ2014でありますが、当市のちゃんぽんPRキャラクターはまぽんもエントリーをしています。10月20日まで毎日投票することができます。八幡浜の「八」にちなんでベスト8入りを目指し、全市を挙げて応援していきたいと思っていますので、1日1投票に御協力をいただきますようお願いをいたします。
今後も、この条例の制定を機に八幡浜ちゃんぽんの消費拡大や知名度向上を図るとともに、行政だけでなく、市議会、事業者、そして市民が一体となり、ちゃんぽん、はまぽんを活用したまちおこしに努めてまいりたいと思っています。
終わりに、議員各位におかれましては、季節の変わり目となるこれからの時期、健康に御留意をいただき、八幡浜ちゃんぽんの普及促進、そして市政発展のためになお一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。まことにありがとうございました。
○議長(大山政司君) 以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
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○議長(大山政司君) これをもって平成26年第4回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。
午後 零時19分 閉会