公開日 2016年05月18日
質 問 事 項 | |
1 | 八幡浜市の情報発信について |
2 | 公園・広場のありかたについて |
〔西山一規君登壇〕
○西山一規君 私は、通告書に従い、大綱2点、八幡浜市の情報発信について、それと公園、広場のあり方について質問いたします。
まずは、大綱1、八幡浜市の情報発信について質問いたします。
ただいま全国的に移住に対する取り組みが活発に行われております。そして、県のほうでも、愛媛県移住支援ポータルサイト、e移住ネットというのを運用中であります。
そこで、このような移住者への情報発信として、八幡浜市としてはどのように取り組んでいるのか、伺います。
○議長(上田浩志君) 市長。
○市長(大城一郎君) 八幡浜市では、移住者確保や交流拡大に向け、県内市町や関係機関、団体等により設立をされておりますえひめ移住交流促進協議会、これに参画をしておりまして、相互の機能、役割を踏まえた効率的、効果的な取り組みを行い、継続的な情報発信を行ってきております。
現在、市のホームページ、ニッポン・移住交流ナビ、JOINと言いますが、これと全国移住ナビを活用し、新たな移住者確保の取り組みを行っています。今後、空き家バンク制度の構築や移住パンフレットの更新と内容の充実を図り、移住を望む方が欲しい情報をタイムリーに提供できるように情報収集を行い、市外からの移住、定住につなげていきたいと考えております。
○議長(上田浩志君) 西山一規議員。
○西山一規君 ホームページのほうで確認できる情報を見ましたところ、八幡浜市移住情報ページというのがありまして、その中に移住のパンフレットがあるというのは私も確認しております。
そして、他の自治体でもいろんな公式のホームページとか民間のポータルサイト、あるいは国がやってるもの、そういったものでいろんな情報を載せて活用されているところでありますが、その情報発信の方法としては、やはり全国が相手になりますので、インターネットを使った情報発信が費用面でも最適かと思います。
今答弁ございましたが、JOINっていうのはニッポン・移住交流ナビというのと一緒ですかね、そうですね。それと、民間でNPOでふるさと回帰支援センターというものもあるようです。そして、その中で、総務省が平成27年3月24日より供用開始の全国移住ナビ、こちら先ほど答弁の中にもありましたが、これはどの程度活用されているのか、伺います。
○議長(上田浩志君) 政策推進課長。
○政策推進課長(新田幸一君) お答えいたします。
八幡浜市では、平成27年3月24日の供用開始より全国移住ナビに登録をしておりますけれども、まだまだ十分な活用ができておらないというような状況であります。
また、これとは別に、先ほど市長からもお答えをいたしましたニッポン・移住交流ナビ、JOINにも登録をしておりまして、八幡浜市の魅力を移住希望者の方に情報提供を行っております。多い日には10名以上の閲覧もありまして、直近この1カ月間では110件の閲覧がありました。
今後、全国移住ナビあるいはニッポン・移住交流ナビといったような内容充実に努めるとともに、他の紹介サイトや情報発信手段についても積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(上田浩志君) 西山一規議員。
○西山一規君 全国移住ナビ、こちらも私も確認してみました。率直な印象としては、今おっしゃったとおり、そんなに積極的にどんどん活用するという状況ではなくて、観光情報を探すと20件登録されております。そして、これほかの自治体、大洲市が登録18件ですから、大洲市よりも多い、そしてその他、もう名前は言いませんけど、近隣の市町で比較すると、ほかは全く使ってないという状況のようです。これ非常にこのサイト自体が移住で検索をするとかなり上位に上がってくるサイトですから、移住に興味のある方が見に来る確率は非常に高いものであります。先ほどのJOINと大体同じぐらいの高さのところにぱっと表示されますので、これは有効に活用すべきものではないかと思います。
そして、その中で、中身を見ますと、PR動画のコンテストをこのサイトでもやっております。そして、宮崎県の小林市、こちらの動画を見ますと、これもう既に180万回も見られてると、そういった、これは飛び抜けて多いのがこの小林市なんですけども、そういった大きな数の再生もされてるということで、当然見に来られてる方も非常に多いということが言えると思います。
ですから、今PRをするには、この全国移住ナビ、これを活用するというのが今チャンスじゃないかというふうに思います。
そして、地域おこし協力隊の活動、そういったものが今フェイスブックで配信されております。そして、これは地域おこし協力隊イコール外部から来られた方ですから、移住希望者に対してもこういった方が発信されてる情報は重要な情報ではないかと思います。
同じく、ミカンの里アルバイターの皆さんから積極的にツイッターやフェイスブックで情報発信をしていただける仕組みがあってもよいのではないかと思います。
各自治体の移住への取り組み、これは現在のふるさと納税のようにこれからどんどん大きな競争になっていくものではないかと思います。今後は、空き家バンクの活用、これも現在e移住ネットに空き家バンクがありますけれども、八幡浜市はまだ登録されていないようです。あと、空き家の修繕助成費ですとか、移住体験のツアーなどさらなる発展を移住者増加に向けて取り組んでいくべきであると思いますが、今の点でお考えをお聞かせください。
○議長(上田浩志君) 政策推進課長。
○政策推進課長(新田幸一君) お答えいたします。
空き家バンクについては、今現在登録できるような空き家を調査中でして、保内の楠町で、県の事業なんですけれども、実証的にといいますか、今調査をしております。その結果が空き家活用できるかどうか、登録して実際に住んでいただけるようなことになるかどうかっていうようなところを整理をしておりますので、そういったものが整いましたら空き家バンクのほうにも登録をしていきたいと思ってますし、県のほうにも登録バンクがありますんで、そちらのほうの登録と合わせて、市のほうの空き家バンクというようなものについても立ち上げてPRをしていきたいなというふうに考えております。
以上です。
○議長(上田浩志君) 西山一規議員。
○西山一規君 ぜひ今取り組むことが非常に重要ではないかと思いますので、しっかりと外部からの移住者がふえるように取り組んでいただきたいと思います。
次は、移住にも関係してきますが、八幡浜市の魅力をどうやって発信しているかということで質問いたします。
八幡浜市の魅力を発信するためには、現在どのような取り組みをされてるのか、伺います。
○議長(上田浩志君) 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君) 八幡浜市の魅力を対外的に発信するものとしての八幡浜市ホームページについてお答えをいたします。
市のホームページは、平成10年度から公開、運用を始め、平成22年11月及び平成26年11月に、経費のかかる外注ではなく、職員みずからの手でより見やすく、利用しやすいホームページになるようリニューアルを行っているところでございます。現在は、くらし、観光・魅力、産業・しごと、防災情報といった分野ごとでの分類、課別情報からの記事分類、パソコン向けに登録した記事をスマートフォンや携帯向けに自動的に変換して掲載できる機能、またカレンダーを利用して行事やイベントの紹介ができる機能を備えたものとなっており、記事については各課に情報提供依頼を行うとともに、各課との連携を図って、魅力ある最新の情報、話題への更新に努めているところであります。
また、市の魅力を発信する旬のやわたはまのコーナーでは、八幡浜の最新の情報を掲載しておるところでございます。
なお、ホームページ以外でもフェイスブックを活用し、各課から情報を発信、更新作業を行っております。
○議長(上田浩志君) 西山一規議員。
○西山一規君 情報を発信するには、現在行われているメーンのこととしては文字情報と写真、そういったものを中心に行われているかと思います。
近ごろ、動画の情報発信が非常に簡単にできるようになってきております。昔でしたら、ビデオカメラ、ごく初期のころはビデオカメラとビデオデッキが別々になっているやつを、重いのを担いで撮影したり、一体型になってやっと片手で持てるようなビデオカメラが出てきました。値段も10万円とかそれぐらいしておりますが、現在もそういったのがありますけれども、ビデオテープから今度はメモリーカードに記録するということになって、現在はスマートフォン1台、私もポケットに今入ってますが、こういったスマートフォン1台で動画が簡単に撮れるという時代になってます。
しかも、昔のビデオとは違って、ハイビジョンの画質で撮れる、非常にきれいな画質で撮れますし、この1台の中で撮影して、編集をして、文字を入れる、テロップを入れるんですね、動画投稿サイトに投稿するということまでスマートフォン1台でできる時代になっております。
ですから、動画を扱うというのは非常に敷居が低くなっておりますので、このような情報発信に対しては、現在八幡浜市としてはどのような状況でしょうか。
○議長(上田浩志君) 総務課長。
○総務課長(舛田昭彦君) 現在、八幡浜市ホームページにおいて動画での情報発信は行っておりません。
御指摘のように、動画で情報発信することは、八幡浜市の魅力発信に有効であると考えます。動画を発信する方法としては、ユーチューブに八幡浜市のアカウントを作成し、市ホームページからリンクさせる方法があり、これは無料で行うことができます。まずは、動画サイトを立ち上げ、八幡浜市の魅力をアピールできる動画を発信できるよう改善していきたいと考えます。
以上です。
○議長(上田浩志君) 西山一規議員。
○西山一規君 市のアカウントでユーチューブに動画のサイトをつくるということですね。ぜひそういった取り組みを行っていただきたいと思います。
現状、ユーチューブのサイトを探すと、八幡浜市に関しての情報として、10年ぐらい前につくられました八幡浜市PR映像という15分ぐらいの映像があります。その他、民間でやられてるMyCityえひめの第4回、これが八幡浜の特集になっております。こういったものが見つかるものと、あとは一般の個人の方が八幡浜の情報を個人として登録して、公開してるというのが見受けられます。
そして、ちょっと提案になりますけれども、動画を撮影して活用していくということを考えると、現在動画をつくる取り組みとして、平成27年9月から始まった住民ディレクター養成講座というのがあります。私も2回ほど参加させていただきましたが、これ動画の撮影や編集など、番組づくりのノウハウを学習する取り組みであります。それを八幡浜市として支援し、動画配信し、活用していくべきと考えます。
そして、市民のほうで動画を制作していただき、それを市が集約して、配信して、有効活用するという方法がよいのではないかと思います。その辺に関して、市としてはどのようにお考えでしょうか。
○議長(上田浩志君) 政策推進課長。
○政策推進課長(新田幸一君) お答えいたします。
議員御承知のとおり、市ではICTを活用したまちづくりを推進していくため、平成27年、たしか8月からだったかなと思いますけれども、12月にかけまして計5回、総務省から専門家を派遣していただきまして、住民ディレクター養成講座を開催してまいりました。この講座は、情報発信を目的とした動画制作の実践を通して参加者の企画力、広報力を養い、地域においてみずから考え行動する人材、またICTを活用した地域づくりを担える人材を育て、情報発信力の強化による地域の活性化を大きな目的として実施したものであります。日ごろからまちづくり活動に熱心に取り組んでおられる各種団体、学校、企業等から約40名の方に参加をいただく中で、本事業に対する理解が深まり、官民協働による情報発信活動の基盤が整備されつつあると考えております。
今年度の活動は、取材、撮影等の動画制作の実践と組織づくりにとどまりましたが、市としては本講座開催を契機として、引き続き住民ディレクターの育成を図り、活動の輪を広げていくとともに、今後は地元メディアやSNSを効果的に活用し、住民ディレクターが制作した動画を情報発信できる仕組みを整備するなど、地域の情報発信の強化、推進を図りたいと考えております。
以上です。
○議長(上田浩志君) 西山一規議員。
○西山一規君 動画コンテンツがふえてきて、その個人の方、いろんな団体が、恐らく今の方法としてはユーチューブに投稿するという形になろうかと思います。
市のほうも、市のホームページでそういった動画とかそれぞれの団体がつくられたホームページ、そういったものをリンクを張ってどんどん紹介していくという形で取り組んでいただきたいと思います。
もう一つ提案といいますか、方法の一つとして、これはちょっともう要望だけでしたいと思いますが、各家庭に眠っているさまざまな過去の動画、昔からビデオカメラを買われていろいろ撮ってる方、いろいろな市民の方でいらっしゃるはずです。昔はそういったビデオ撮りのクラブとかそういったのもありまして、いろんな活動もされてましたので、そういった時代の過去の動画が残っていると思います。そういったものは、今のユーチューブに載せるためには一手間かけなければいけないので、なかなかそのままでは難しいんですけれども、ビデオテープとか、もっと昔でしたら8ミリフィルム、そういったものが各御家庭に眠ってるかと思います。こういった機械は10年とかたてば壊れてしまいますんで、撮った映像はあるけれども、再生ができないという方もたくさんいらっしゃいます。そして、中央公民館のとこにあります視聴覚ライブラリーには、以前からたくさんの高価な編集機材とかそういったものがそろえられております。そして、そういったので再生して、デジタルの映像に変換するということは可能ですので、そういった活動、それもひとつやっていただければおもしろいんじゃないかと思います。
そうやって古い映像を取り出して見れるようになるのが、今ちょうどCATVでやっておりますが、八西地域の記録や八西20年物語、こういった歴史を振り返るようなコンテンツ、これの民間版、各個人のいろんな映像を見れる、そういった場も設ければ動画コンテンツとしては広がりが出てくるんではないかと思いますので、要望しておきます。
それでは、大綱2に移りたいと思います。
公園、広場のあり方についてであります。
先日、ある広場の近くの住民の方から、長らく使用禁止のテープが巻かれたままになってた使えない遊具が最近撤去されたけれども、補充はされないのかという問い合わせがありました。そして、市のホームページで確認すると、各地区で行われた市長を囲む会でも同様な質問がありまして、遊具は高価なので難しいというような感じの回答がありました。
そこで、伺います。
市内の公園や広場のまずハード面の現状、そして遊具について、遊具のその修繕の数とか使用禁止にした数、そして撤去した数、現在利用できるような数はどれぐらいでしょうか、お伺いします。
○議長(上田浩志君) 建設課長。
○建設課長(矢野 武君) お答えいたします。
建設課で管理している公園は、王子の森公園、神越公園及び平家谷公園の都市公園が3園、その他の公園が9園となっており、全部で12園の公園を管理しております。
遊具については、都市公園における遊具の安全確保に関する指針に基づき、年1回点検を行っております。
今年度は、王子の森公園10基、神越公園4基、平家谷公園5基、北浜公園5基、市民スポーツパーク4基、合計28基の遊具点検を行っております。その結果、平家谷公園のスプリング遊具2基については撤去を行い、王子の森公園の2連ブランコ及び帆船型複合遊具については現在使用禁止としております。
以上です。
○議長(上田浩志君) 社会福祉課長。
○社会福祉課長(二宮貴生君) 続きまして、社会福祉課所管の児童遊園等の現状に関してお答えいたします。
社会福祉課の所管する児童遊園、ちびっこ広場は、市内に38カ所あります。これらの公園に設置している遊具については、利用する児童の安全のために年1回、専門業者による安全点検を実施しており、点検基準をクリアできなかった遊具については速やかに使用禁止の措置をとっています。この点検で部品交換等により利用が可能なものについては修繕を行い、また主体構造部に問題があるものは修繕しても使用することができないため、点検の翌年度に撤去することとしています。
平成26年度での安全点検の結果、修繕可能な遊具はなく、使用禁止となった遊具数は14基あり、これらについては平成27年度において全て撤去し、補充更新は4基でございます。
また、同様に、平成27年度では、修繕可能な遊具数は6基、使用禁止となった遊具数は4基あり、平成28年度で全て修繕、撤去し、1基更新の予定としています。
結果、現時点での市内38カ所の児童遊園、ちびっ子広場で利用可能な遊具数は90基となっております。
以上です。
○議長(上田浩志君) 西山一規議員。
○西山一規君 過去の入札情報、こういったのを見ても遊具は決して安いものではないということがわかります。これから少子・高齢化の点で遊具の使用頻度も下がり、維持費も考えると数が減るという流れは理解できるんですけれども、先ほどもちょっと一般質問の中にありました移住者への対応、そういったことでこれから若い移住者の方が来られると子供の数も変わってくる、ふえていくということも考えられると思いますが、そういったものも含めて、今後の整備についてのお考えをお聞きします。
○議長(上田浩志君) 産業建設部長。
○産業建設部長(中岡 勲君) 今後の建設課主管の公園整備についてでございますが、現在整備中の王子の森公園が完成した後、その経験を生かして北浜公園の見直し整備を行いたいと考えております。
他の公園についても、高齢者や児童が利用しやすいかどうかなど利用状況について検証を行い、その結果を整備方針などに生かしていきたいと考えております。
今後、公園が子供や母親、家族の憩いの場として、また地域のコミュニティーの場として今以上に広く利用される場となるよう努めてまいりたいと考えております。
○議長(上田浩志君) 建設課長。
○建設課長(矢野 武君) 引き続いてお答えします。
建設課の管理する公園の今後の維持管理については、公園建設後数十年が経過しておりますので、現在整備中の王子の森公園以外は高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆるバリアフリー法に対応できておりません。また、子供を遊ばせたいが、遊具が充実した公園が少ないなど、現在の住民ニーズを満たせていないのが実情であります。施設の老朽化に伴い、維持管理費も増大傾向にあることから、壊れてから直す事後的な維持管理から、壊れる前に直す予防保全的な維持管理を行うことにより、施設の安全性の確保や修繕に要する費用を縮減するため、平成25年度に公園長寿命化計画を策定いたしました。
王子の森公園及び平家谷公園につきましては、今後この計画に基づいて施設の維持修繕を行っていきたいと考えております。
以上です。
○議長(上田浩志君) 社会福祉課長。
○社会福祉課長(二宮貴生君) 続きまして、社会福祉課所管の児童遊園等の今後の整備に関してお答えいたします。
遊具の安全に関する基準は非常に厳しいものであり、遊具を設置する際には利用する児童の安全を確保するため、十分なスペース、安全領域を確保する必要があります。当市の児童遊園、ちびっこ広場は、明確な安全基準のなかった時代に住宅地や神社の境内地の一画を利用した狭小な土地に遊具を設置している箇所が多く、遊具を撤去後、現在の基準では安全領域を確保することができないため、遊具の更新が不可能な箇所もあります。また、今後の整備に当たって、児童の安全の確保や地域のニーズ等を総合的に判断した上で、遊具を更新、新設すべきものについては適宜行っていきたいと考えております。
以上です。
○議長(上田浩志君) 西山一規議員。
○西山一規君 遊具は非常に値段が高いということもありますので、ちょっと提案として、ある公園に行きますと座る場所もなくなってるようなところもありますので、ベンチやテーブル、そういったものを設置をしていただくと、簡単にお年寄りの方もちょっと座っていろんなおしゃべりができたり、そういったことも活用できますので、費用は遊具に比べればかなりお安くできるかと思いますので、そういったところも検討いただきたいと思います。
そして、子供が減ってるというところで、大きな転換として、公園、広場ごとに特徴を持たせる広場があってもよいのではないかと思います。例えば、ペット専用、ほかの議員からも以前に一般質問ありましたけれども、ドッグラン専用で、もう柵で囲ってペットが遊ぶだけの公園というような、ある特徴を特化させたような公園もあってもよいのではと私は考えますが、この点についてはいかがでしょうか。
○議長(上田浩志君) 市長。
○市長(大城一郎君) 近年、住民ニーズが多様化しており、また市長を囲む会におきましても、公園、安全な公園が欲しいというようなことを小さな子供を持つお母さん、また本当に市内たくさんおられるんですが、優しいおじいさんからよく聞くところであります。
私としては、先ほどありましたベンチにしても、形だけのベンチ、テーブルではなく、利用する人の立場に合った本当に心地いいもの、そういったものを考えて、その公園に合ったベンチ、椅子といったものを今後配置をしていきたいなというふうに思っております。
そして、遊具に関しましても、子供は遊びの天才ともよく言われますんで、何げないものでも子供にとっては遊具として遊びとして使えるようなものもあると思いますので、今後、西山議員からの御提案につきましても、よく考えた上で八幡浜市の公園整備に取り組んでいきたいなというふうに考えております。
○議長(上田浩志君) 市民福祉部長。
○市民福祉部長(若宮髙治君) お答えします。
社会福祉課の所管する児童遊園、ちびっこ広場につきましては、主な目的が子供たちの遊び場の確保であるため、その趣旨からそれるような利用のための整備は不可能ですが、幅広い層が利用できるベンチ、テーブルの設置は検討の余地があると考えますので、児童遊園ちびっこ広場の規模、地域のニーズなど総合的に判断した上で検討したいと思います。
例えば地域の多くの児童、住民の方に親しまれております要田児童遊園については、老朽化したコンクリート製のベンチ、切り株等を撤去し、新たに木製ベンチを設置したいと考え、平成28年度当初予算案においてその改修費用を計上しております。
以上です。
○議長(上田浩志君) 西山一規議員。
○西山一規君 この公園、広場の活用、こういったのは、先ほどもありました移住者へのアピールにもなります。今現在住んでる方が活用して憩いの場になるということもありますので、ぜひ現状からの脱却といいますか、将来を見越したいろんな取り組みで充実をさせていただきたいと思います。
これで私の質問を終わります。