公開日 2016年08月30日
議事日程 第1号
平成28年6月7日(火) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
会期の決定
第3
報告第 5号 債権の放棄について
報告第 6号 債権の放棄について
報告第 7号 債権の放棄について
報告第 8号 専決処分の報告について(平成27年度八幡浜市一般会計補正予算(第7号))
報告第 9号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)
報告第10号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第11号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第12号 専決処分の報告について(八幡浜市多目的研修集会施設の屋根材剥落飛散による車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
報告第13号 平成27年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書
報告第14号 平成27年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書
諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
同意案第1号 教育委員会委員の任命について
議案第53号 市道路線の認定について
議案第54号 地方公務員法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
議案第55号 市立八幡浜総合病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第56号 市立八幡浜総合病院職員定数条例の一部を改正する条例の制定について
議案第57号 平成28年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)
議案第58号 平成28年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第59号 平成28年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第60号 平成28年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第61号 愛宕中学校第2校舎大規模改修建築主体工事請負契約の締結について
(提出者の説明)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期の決定
日程第3
報告第5号~報告第14号、諮問第2号、同意案第1号、議案第53号~議案第61号
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出席議員(16名)
1番 西 山 一 規 君
2番 佐々木 加代子 君
3番 竹 内 秀 明 君
4番 岩 渕 治 樹 君
5番 平 家 恭 治 君
6番 河 野 裕 保 君
7番 石 崎 久 次 君
8番 樋 田 都 君
9番 新 宮 康 史 君
10番 上 田 浩 志 君
11番 井 上 和 浩 君
12番 遠 藤 素 子 君
13番 宮 本 明 裕 君
14番 山 本 儀 夫 君
15番 大 山 政 司 君
16番 萩 森 良 房 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 橋 本 顯 治 君
総務企画部長 新 田 幸 一 君
市民福祉部長 若 宮 髙 治 君
産業建設部長 中 岡 勲 君
政策推進課長 久保田 豊 人 君
総務課長 舛 田 昭 彦 君
財政課長 藤 堂 耕 治 君
税務課長 菊 池 敏 秀 君
市民課長 二 宮 貴 生 君
保内庁舎管理課長 河 野 久 志 君
生活環境課長 山 本 真 君
社会福祉課長 藤 原 賢 一 君
保健センター所長 二 宮 恭 子 君
医療対策課長(兼)
市立病院新病院整備課長 小 野 嘉 彦 君
人権啓発課長 坂 井 浩 二 君
水産港湾課長 和 田 有 二 君
建設課長 宮 下 研 作 君
農林課長(併)
農業委員会事務局長 菊 池 誠 一 君
商工観光課長 垣 内 千代紀 君
下水道課長 矢 野 武 君
水道課長 山 内 慎 一 君
市立病院事務局長 菊 池 司 郎 君
会計管理者 原 田 磯 志 君
教育長 井 上 靖 君
学校教育課長 萩 森 喜 廣 君
生涯学習課長 河 野 謙 二 君
代表監査委員 中 島 和 久 君
監査事務局長 菊 地 一 彦 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 菊 池 和 弥 君
事務局次長兼議事係長 田 本 憲一郎 君
調査係長 松 本 克 之 君
書記 堀 口 貴 史 君
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午前10時00分 開会
○議長(上田浩志君) 皆さん、おはようございます。
開会に先立ちまして、この際、4月に発生しました平成28年熊本地震によって犠牲となられました方々に対し、謹んでその御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います。
○議会事務局長(菊池和弥君) 御起立をお願いいたします。
黙祷。
〔黙 祷〕
○議会事務局長(菊池和弥君) 黙祷を終わります。
御着席ください。
○議長(上田浩志君) 次に、4月1日付で人事異動がありましたので、この際、新任部課長等の自己紹介をいたします。
(新任部課長等の自己紹介)
○議長(上田浩志君) 以上で新任部課長等の自己紹介を終わります。
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○議長(上田浩志君) ただいまより平成28年第3回八幡浜市議会定例会を開会いたします。
市長から今議会招集の挨拶があります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日、平成28年第3回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。
まず、平成28年熊本地震につきまして、この災害によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表し、また被災された方々に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。
また、被災地の一日も早い復興を願うものでございます。
本市の対応につきましては、被災地域からの要請に基づき、救済物資の提供や職員の派遣による人的支援などを行ってきたところですが、当管内においても近い将来、南海トラフ巨大地震の発生が懸念されているため、今後も関係機関と連携を図り、防災・減災対策にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
さて、えひめいやしの南予博2016につきまして、ことしの3月に全体のオープニングイベントが八幡浜みなっとで開催され、11月20日までに南予一円で270を超えるイベントが実施されます。
先週末には、八幡浜みなっとをスタート、ゴール地点とし、八幡浜の歴史、文化をめぐる八幡浜ふるさとウォークが開催されたところであり、私も参加をさせていただきましたが、市内外から多くの家族連れなどの参加があり、八幡浜の町を楽しんでいただきました。また、大島の特産品を使った大島カレーなどを味わえるいやしの楽園カフェにつきましては、テレビでも紹介され、連日多くの方から予約や問い合わせをいただいていると聞いております。
さらに、八水蒲鉾と四国シキシマパンが南予博や二宮忠八生誕150年を盛り上げようと共同開発されたじゃこ天パンが今月から発売されるなど、まさに南予博と連携して八幡浜の観光資源、特産品などをPRし、交流人口と実需の拡大が図れていると感じているところです。
今後も、さまざまな機会を捉え、八幡浜の魅力をどんどん発信していきたいと考えております。
次に、市民の皆様の関心が高い温泉施設につきましては、名称が八幡浜黒湯温泉みなと湯に決定しました。8月上旬のオープンに向けて着々と準備が進んでおり、市としても十分支援してまいりたいと考えております。
最後に、大洲・八幡浜自動車道の整備につきまして、5月14日に国道197号松柏トンネルの起工式が行われました。このトンネルが抜けて八幡浜道路が開通すると、市街地の車の流れが大きく変わるものと思っております。今後も、全線の早期開通を目指して取り組みを進めてまいりたいと思います。
また、今年度は全国で13港が指定されている特定地域振興重要港湾の活性化協議会会長に就任をさせていただきました。全国的に地方港湾の重要性が見直されている中、八幡浜港が九州、四国、京阪神を結ぶフェリーを使った新たな国土軸として機能するようにより力を入れてまいりたいと考えておりますので、今後もよろしくお願いをいたします。
それでは、定例会について申し上げます。
本定例会におきましては、報告10件、諮問1件、同意案1件、条例案3件、予算案4件、その他2件、合わせて21件の御審議をいただくものでございます。
諸議案の内容等につきましては後ほど御説明いたしますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、八幡浜市役所保内庁舎内への株式会社伊予銀行川之石支店の移転についてほか5件について御説明申し上げ、議員の皆様方の御理解を賜りたいと存じていますので、よろしくお願いをいたします。
以上、申し述べまして、招集の御挨拶といたします。
○議長(上田浩志君) 議長において、この際、諸般の報告を行います。
3月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付しております報告書をもってこれにかえます。
会議に先立ち、4月26日に開催されました第78回四国市議会議長会定期総会並びに5月31日に開催されました第92回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けられました議員に対し、表彰状の伝達を行います。
○議会事務局長(菊池和弥君) それでは、第78回四国市議会議長会定期総会並びに第92回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けられました方を申し上げます。
まず、四国市議会議長会定期総会において、議員在職32年以上により山本儀夫議員が表彰を受けられました。
山本儀夫議員、受領をお願いをいたします。
○議長(上田浩志君)
表彰状
八幡浜市 山本儀夫 殿
あなたは市議会議員在職32年の長きにわたってよく市政の発展に尽くされ、その功績は特に顕著なものがあるので、ここに本会表彰規程により特別表彰として表彰します。
平成28年4月26日
四国市議会議長会会長
松山市議会議長 丹生谷利和
(表 彰 状 授 与)
(拍 手)
○議会事務局長(菊池和弥君) 引き続きまして、全国市議会議長会定期総会において、議員在職10年以上により新宮康史副議長が表彰を受けられました。
新宮康史副議長、御受領をお願いいたします。
○議長(上田浩志君)
表彰状
八幡浜市 新宮康史 殿
あなたは市議会議員として10年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第92回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。
平成28年5月31日
全国市議会議長会会長 岡下勝彦
(表 彰 状 授 与)
(拍 手)
○議長(上田浩志君) ただいまの表彰に対し、市長から祝辞があります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) ただいま表彰されました議員のお二人に対しまして、一言お祝いを申し上げます。
去る4月26日、松山市で開催された第78回四国市議会議長会において、山本儀夫議員が議員在職32年以上として表彰を受けられました。
また、5月31日に東京都で開催されました第92回全国市議会議長会において、新宮康史副議長が議員在職10年以上として表彰を受けられました。
受賞されたお二人におかれましては、長きにわたり市政発展のために、また市民福祉の向上のために御尽力をいただきました。ここに市民を代表いたしまして深く敬意を表しますとともに、心からお祝いを申し上げます。
どうか今後とも御自愛の上、今までの豊かな経験をもとに、八幡浜市が直面いたしております諸問題の解決を初め、さらなる市政伸展と市民福祉増進のために一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、お祝いの言葉といたします。まことにおめでとうございました。
○議長(上田浩志君) 被表彰者を代表して新宮康史副議長から謝辞があります。
〔新宮康史君登壇〕
○新宮康史君 副議長の新宮でございます。大先輩を差しおいて大変おこがましく恐縮でありますけども、先輩がおまえはしゃべるのが下手だから、ここでしゃべってこいということで練習の機会を与えていただいたと感謝し、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま市長から身に余るお祝いの言葉を賜り、本当にありがとうございました。心から感謝を申し上げ、お礼を申し上げます。
このたび感謝状をいただきましたことに対しまして、この機会にもう一度初心に返りまして、原点はあくまでも市民目線、市民から負託されたことをきちっとするということで、市政に対し是々非々で活動をさらに取り組みたいと、そのように思っております。
特に、どこぞの知事のように公私混同をするほど手当もいただいておりませんけども、コンプライアンスには特に厳しく、法に触れなければよいというのではなく、道義的責任を常にわきまえて、市民のためになる活動に取り組んでまいりたいと、そのように改めて意識しております。
最後に、今後とも関係の皆様の御指導を切にお願い申し上げまして、簡単ではございますけども、謝辞とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。
○議長(上田浩志君) 以上で表彰状の伝達を終わります。
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○議長(上田浩志君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(上田浩志君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において3番 竹内秀明議員、12番 遠藤素子議員を指名いたします。
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○議長(上田浩志君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から21日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田浩志君) 御異議なしと認めます。よって、会期は15日間と決定いたしました。
休憩いたします。
午前10時17分 休憩
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午前10時19分 再開
○議長(上田浩志君) 再開いたします。
理事者より議案の訂正の申し出がありますので、これを許します。
総務企画部長。
○総務企画部長(新田幸一君) 議案の訂正について説明をいたします。
議案第59号 平成28年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、補正予算における歳入費目に誤りがあったため、ただいまお配りをいたしました別紙のとおり訂正をお願いするものでございます。
なお、今回の訂正は歳入における項、目の誤りによる訂正であり、補正額そのものに訂正はありません。
2枚目をお願いいたします。
まず、議案書141ページの訂正は、第1表歳入歳出予算補正、歳入、6款県支出金のうち、1項県負担金を3項県補助金に訂正するものです。
なお、この訂正に伴い、補正前額及び合計欄の数字が訂正後の数字に訂正となります。
次に、議案書151ページの訂正につきましては、6款県支出金のうち、1項県負担金を3項県補助金に、1目介護給付費負担金を2目地域支援事業交付金(総合事業以外)にそれぞれ訂正するものです。
なお、この訂正に伴い、補正前額、合計、説明の欄が訂正後の数字及び表記に訂正となります。
3枚目、4枚目に訂正後の差しかえ分を添付をしておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、1枚物で配付をしておりますのは、既に議案書と一緒にお配りをしております補正予算資料の訂正箇所です。補正予算資料10ページについて、赤字見え消しのとおり訂正するものです。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(上田浩志君) ただいまの議案第59号の訂正について許可いたします。
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○議長(上田浩志君) 日程第3 報告第5号 債権の放棄についてないし報告第14号 平成27年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、同意案第1号 教育委員会委員の任命について、議案第53号 市道路線の認定についてないし議案第61号 愛宕中学校第2校舎大規模改修建築主体工事請負契約の締結について、以上21件を一括議題といたします。
初めに、市長より総括説明を願います。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 本日ここに平成28年第3回市議会定例会を招集いたしまして、補正予算案を初め、当面する市政の重要案件について御審議をいただくわけであります。
各案件にわたります詳細につきましては、審議の過程で副市長並びに担当部課長から御説明申し上げることといたしまして、私はその概要と今の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様に一層の御理解と御協力をお願いする次第であります。
4月14日以降、熊本県熊本地方などを震源とする地震によりまして、熊本県、大分県などに甚大な被害が発生しました。今回の地震災害により亡くなられた方々と御遺族に対し心より哀悼の意を表するとともに、負傷された方々やいまだに避難生活を余儀なくされておられる方々に心からお見舞いを申し上げ、一日も早い回復、復興をお祈りいたします。
この地震に伴い、本市では、これまでに被災地域からの応援要請に基づき、熊本県宇土市に土のう袋2,000枚を、大分県別府市に毛布300枚を、熊本県西原村にみそ汁、アルファ米などの食料品約1,400食を送らせていただいたほか、人的支援として、被災建築物・宅地危険度判定のため技師4名を、避難所における健診等のため市立病院の検査技師1名を派遣してきたところであります。
このほかにも、八幡浜庁舎、保内庁舎、保健センター、市立病院、みなっとの5カ所に義援金箱の設置、被災者のために提供できる市営住宅(10戸)を用意しているところであります。
また、市民有志の方々にも、ボランティアとして炊き出し、復旧作業等に当たっていただき、心から感謝申し上げます。
今後も、県及び全国市長会、全国青年市長会などと連携しながら、被災者の心に寄り添い、人的、物的両面から最大限の支援を実施してまいりたいと思っております。
同時に、東日本大震災や今回の地震を教訓として安全・安心なまちづくりという私に課せられた重大な使命を改めて意識しながら、南海トラフ巨大地震等も見据え、防災・減災対策にしっかりと取り組んでまいる所存でありますので、議員各位を初め市民の皆様の御支援、御協力をお願いいたします。
さて、本市では、昨年度、平成28年度から10年間を計画期間とする第2次八幡浜市総合計画を策定するとともに、八幡浜市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、急速に進行する人口減少の克服と地域活力の維持に向け、人口の将来展望とその実現に向けた今後5年間の目標、具体的施策を取りまとめたところであります。今まさに地方の再生が国政の重要なテーマとなっており、地方の発展なくして国の再生なしと言われております。本市においても、これを絶好の機会と捉え、町の持つ資源に磨きをかけ、本市の魅力のさらなる発信に努めるとともに、多くの皆様にこの八幡浜市を知っていただき、八幡浜市に来ていただき、そして八幡浜市で暮らしていただける、そんな市民の皆さんが誇れるふるさと八幡浜の実現に向けて、今まで以上に全力で取り組んでまいりたいと考えております。
次に、地域高規格道路大洲・八幡浜自動車道についてであります。
この道路は、八幡浜港から四国縦貫・横断自動車道につなぎ、九州と四国、京阪神を結ぶ新たな国土軸を形成するだけでなく、南海トラフ巨大地震や伊方発電所重大事故発生時の広域避難・救援道路となる命の道としても非常に重要でありますが、先月14日、八幡浜道路(郷・大平間、約3.8キロメートル)の一部となる松柏トンネル(1,090メートル)の起工式が行われ、八幡浜道路の一日も早い供用開始を目指し、工事が本格化したところであります。市内の渋滞緩和や医療の連携、交流人口の増加にもつながる八幡浜道路の開通は本市の将来の発展のためにぜひとも必要なものでありますが、県においても、ことし4月より八幡浜土木事務所に大洲・八幡浜自動車道建設課という専門の課を新設するなど力を入れていただいており、感謝しているところであります。
八幡浜道路、夜昼道路の整備促進と、唯一未整備区間となっている大洲西道路(仮称)の来年度の事業化に向け、6月18日には知事を初め関係者の皆様方をお迎えして決起大会を開催する予定であり、今後も県、関係市町、県選出の国会議員と連携を図りながら強力に進めてまいりたいと思っております。
次に、市立八幡浜総合病院についてであります。
市立病院については、平成24年9月に事業着手し、工事中、入院、外来患者様を初め御近所の皆様にも御迷惑をおかけしてまいりましたが、今年度で5年間にわたる改築工事は全て終了する予定であります。
ことしの9月には本館の外来部分と別館が完成しますので、9月25日に開院式、内覧会を開催し、26日より全館供用開始することとしております。
また、医師不足によりこれまで市民の皆様には御不便をおかけしてまいりましたが、ことし4月より内科医が2名増員となりました。このことにより、これまで内科の初診については医師の紹介状がなければ診察することができませんでしたが、4月からは紹介状なしで新規患者の受け入れを行うことができるようになったところであります。
ところで、5月14、15日の2日間、市民スポーツパークにおいて、通算16回目となるやわたはま国際MTBレース2016が開催されました。ことしの大会は、リオデジャネイロオリンピック日本代表選手選考レースにもなっていることから、国内トップクラスの選手を初め、全国各地から約430人の選手が集まり、天候にも恵まれ絶好のコンディションの中、熱いレースが繰り広げられました。年を追うごとに市民の関心も高まり、観戦、応援はもとより、選手として競技に参加される市民もふえているほか、国内だけでなく、ニュージーランド、グアムからの参加もあり、国際的にも注目されてまいりました。
また、現在、U23・ユース・ジュニア日本代表候補選手の合宿先として問い合わせをいただくなど、日本を代表するマウンテンバイクの聖地となってきております。
今後も、本大会等を通じて新たな自転車文化を八幡浜から国内外に発信するとともに、平成29年えひめ国体、えひめ大会、今年度開催されるリハーサル大会等を通じて、スポーツを通じた地域振興を図り、経済効果につなげてまいりたいと思っております。
次に、本市の平成27年度決算の概要であります。
一般会計につきましては、厳しい財政環境の中、ふるさと納税の大幅増等もあり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支で約7,000万円の黒字が見込まれ、順調な決算を迎えることができました。今後も、なお一層の行財政改革を推進し、財政健全化に努めてまいります。
水道事業会計につきましては、昨年度に続き5,368万8,000円の単年度黒字決算となり、繰越利益剰余金1億1,080万1,000円を計上することができました。
しかしながら、今後は老朽化した施設の更新、耐震化等に多額の費用が見込まれる上、簡易水道統合に伴う経費や人口減少に伴う給水収益の減が見込まれるなど、予断を許さないところであります。
病院事業会計につきましては、昨年度に引き続き1億8,581万円の赤字決算となりましたが、これは病院改築事業に伴い第1病棟の除却損を計上したことが主な要因であり、これらの要因を除く経常収支で見れば約2億2,600万円の黒字と3年連続で利益を確保することができました。間もなく新病院の完成となりますが、さらなる経営改善に努めるとともに、診療レベルの向上を図り、安全・安心な医療の場が提供できるよう努力してまいる所存であります。
それでは、今回提案の6月補正予算の主なものについて、順次御説明いたします。
最初に、安全・安心なまちづくりについてであります。
まず、熊本地震に係る被災地支援として、県、全国市長会等からの要請に基づき、職員を被災地へ派遣するための旅費等の予算措置を講じております。
防災・減災対策としては、熊本地震を教訓として、ブルーシート等備蓄物資の拡充を図るほか、避難所に発電機、投光器、簡易トイレ、備蓄倉庫、標識など防災資機材の配備を進めてまいります。
このほか、消防本部前に防災倉庫を建設するための用地購入費や、県が千丈川の洪水浸水想定区域、危険水位等の見直しを行ったことに伴い、千丈川ハザードマップを更新する費用についても予算計上しております。
土木事業では、市道双岩南久米線Ⅰ工区道路改良事業の継続実施、生活道路改良整備事業等に係る県営道路事業負担金、松柏B地区など4カ所で実施する県営急傾斜地崩壊対策事業負担金、橋梁長寿命化修繕計画に基づく橋梁修繕工事、市が管理する橋梁の法定定期点検など、安全で快適な生活環境整備に努めてまいります。
次に、産業振興の取り組みについてであります。
まず、農業振興対策であります。
本市の果樹は、TPPの大筋合意により、今後段階的にオレンジ等の生果、果汁の関税が撤廃される中、この競争に生き残るためには労働力や担い手の確保、園地力強化、商品力向上が求められております。このため、新たに策定された愛媛県果樹農業振興計画に基づき、市も連携して果樹農家の経営基盤の強化を図るため、雨よけハウス、モノレール等の整備に対する助成を行い、次世代につなぐ果樹産地の育成を図ってまいります。
次に、老朽化の進む南予用水畑地かんがい施設の保全対策として、八幡浜西南地区、北地区、保内地区においてはタンクから制御室間の更新、高野地地区においては新規整備、日土地区においては制御室からスプリンクラー間の末端施設の更新が行われます。
さらに、真穴地区における農道整備や川之内・中津川間を結ぶ基幹農道の整備も継続して実施され、これらに係る負担金の計上を行っております。
このほか、平成29年度の供用開始を目指し整備中の農産物加工施設に関連し、本市の農業の6次産業化を推進するため、6次産業化・地産地消戦略構想を策定し、地域資源を活用した新商品の開発など、地域ぐるみで取り組むための推進体制を構築してまいります。
次に、市特産品の販路開拓・拡大についてであります。
市内の業者が首都圏等で開催される大規模見本市、商談会、展示会等へ出展、参加される際の助成について拡充するとともに、来年2月に幕張メッセで開催されるスーパーマーケット・トレードショーについては、国内最大級の見本市ということもあり、市と業者の共同出展による八幡浜ブースを設け、八幡浜の海の幸、山の幸を初めとする八幡浜ブランド産品の販路拡大、知名度向上に努めてまいりたいと考えております。
次に、その他の取り組みについてであります。
来年開催されるえひめ国体、全国障害者スポーツ大会えひめ大会において、成年男子バレーボール等の会場となる市民スポーツセンターについては、メインアリーナフロアの全面張りかえ、空調設備の導入、トイレの洋式化、バリアフリー化など、大会開催に向けた改修工事を実施することとしております。
次に、中学校の統合についてであります。
平成29年4月の保内中学校と青石中学校の統合に際しては、生徒数増加への対応と施設の不備を改善するため、保内中学校の体育館ステージの改修、駐輪場の整備等を行うこととしております。
また、同じく平成29年4月の八代中学校と双岩中学校の統合に際しては、双岩中学校生徒の通学の便宜を図る必要があることから、スクールバスを購入し、必要な支援を行うこととしております。
次に、放課後児童クラブが設置されていない双岩地区、日土地区において、保護者等により地域の子供たちの見守り事業が行われることとなっており、市としても必要な支援を行ってまいります。
このほか、本市出身者等都市部のアクティブシニア(元気な高齢者)の移住を促進するため、都市機能が集約され、利便性の高い中心市街地を活用した町なか型CCRCについての調査研究費用や、えひめ結婚支援センターの婚活システムを導入し、ビッグデータを活用したマッチングを可能にすることで独身男女の婚活を支援する事業、7月14日に八幡浜港に入港する豪華客船ぱしふぃっくびいなすの乗船客を歓迎するため、みなとまちづくり協議会が実施する入港歓迎イベントに対する補助金、8月17日から19日まで京都府八幡市の中学生をお迎えして本市の中学生と交流を図る事業等に予算措置を講じております。
なお、ことし1月の暴風波浪によりアンカーチェーンが切断され、一部が破損、浸水し、海中に直立した形で水没しているシーロード八幡浜の浮き消波堤(3号堤)については、今後の悪天候、台風襲来などにより完全に沈没してしまうおそれがあるため、やむなく撤去、解体することといたしました。
最後に、ショッパーズ千代田町店については、ことし3月末で閉店となりましたが、その後、多くの市民、団体から再開を望む声が寄せられました。特に、中心市街地に住む高齢者にとっては日常の買い物に大きな支障を来してきたところであります。市としても、生涯活躍のまち(CCRC)実現に向けた取り組みをこれから進めるところであり、中心市街地における居住性を確保する上でスーパーマーケットは必要な施設であることから、再開に向け支援策の検討を含め取り組んできた結果、現在のところ、6月16日からてやてや広場という新しい名称でリニューアルオープンする旨、報告を受けているところであります。
以上が6月補正予算案の概要であります。
この結果、一般会計9億2,266万円の増額、特別会計3会計8,010万円の減額、合計8億4,256万円の追加を御提案申し上げるものであります。
これらの財源といたしましては、市税、交付税を初め国県支出金、市債等、それぞれの事業施策に対応する額を計上いたしております。
以上、御説明申し上げました補正予算案等につきまして慎重審議を賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(上田浩志君) これより順次説明を求めます。
市長。
○市長(大城一郎君) 議案書59ページをお願いをいたします。
同意案第1号 教育委員会委員の任命について御説明します。
教育委員会委員の小野 巌氏は、平成28年6月28日に任期が満了するため、改めて小野氏を教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものであります。
小野氏は、現住所が八幡浜市保内町喜木3番耕地328番地1、昭和22年10月25日生まれで満68歳でございます。昭和40年3月に八幡浜工業高等学校を卒業後、昭和49年に就農され、現在に至っております。
小野氏は、これまで喜須来小学校PTA会長、喜須来公民館長などを歴任し、また農業委員会委員を務められるなど、地域のリーダーとして御活躍されております。平成24年6月29日に教育委員会委員に就任され、教育関係について大変貢献されており、青少年の健全育成に熱心に取り組んでいただいております。
以上申し上げましたとおり、人格、見識ともに教育委員会委員として適任者であると考え、御推薦申し上げ、議会の同意をお願いするものであります。
○議長(上田浩志君) 総務企画部長。
○総務企画部長(新田幸一君) 議案書1ページをお願いいたします。
報告第5号 債権の放棄について御説明いたします。
本件は、八幡浜市債権管理条例第16条第1項の規定に基づき債権を放棄したので、同条第2項の規定により報告をするものであります。
放棄した債権は市営住宅使用料1件、25万2,000円、放棄した時期は平成28年3月25日、債権の発生日は平成15年2月24日、放棄の事由については、表に記載してありますように、債務者については条例第16条第1項第6号に規定する生活困窮により、連帯保証人については第1号に規定する時効の完成によるものであります。
以上です。
○議長(上田浩志君) 産業建設部長。
○産業建設部長(中岡 勲君) それでは、議案書3ページをお願いいたします。
報告第6号 債権の放棄について御説明いたします。
本件は、八幡浜市債権管理条例第16条第1項の規定に基づき債権を放棄しましたので、同条第2項の規定により報告をするものでございます。
放棄する債権は水道料金3件で合計7万9,790円、放棄の時期は平成28年3月28日、放棄の事由につきましては、表に記載のとおり、同条例第16条第1項第2号に規定する破産法第253条第1項の破産免責決定によるものであります。
以上です。
○議長(上田浩志君) 市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(菊池司郎君) 議案書5ページをお願いします。
報告第7号 債権の放棄について御説明します。
本件は、八幡浜市債権管理条例第16条第1項の規定に基づき債権を放棄したので、同条第2項の規定により報告を行うものであります。
放棄した債権は市立八幡浜総合病院診療費等19件、154万4,740円、放棄の時期は平成28年3月31日、放棄した債権ごとの金額、債権の発生日及び放棄の事由は、表に記載のとおり、同条例第16条第1項第1号に規定する消滅時効の完成が1件、410円、第2号に規定する破産法第253条第1項その他の法令の規定による免責決定等が3件、49万9,292円、第7号に規定する所在不明が15件、104万5,038円であります。
なお、診療費は、入院は1カ月ごと、外来は1日ごとに1件の債権として計上しておりますので、1人の患者に複数の債権が発生する場合がございます。今回放棄した債権は19件でありますが、対象実人数は7人であります。
以上でございます。
○議長(上田浩志君) 総務企画部長。
○総務企画部長(新田幸一君) 議案書7ページをお願いいたします。
報告第8号 専決処分の報告について御説明いたします。
本件は、土砂災害ハザードマップ作成業務について、年度内完成が困難となったことに伴い、繰越明許費を追加する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により平成28年3月31日付で専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
9ページをお願いいたします。
専決第5号 平成27年度八幡浜市一般会計補正予算(第7号)について御説明いたします。
第1条は繰越明許費の補正で、次のページの第1表繰越明許費補正のとおり、繰越事業を1件追加するものであります。
そのページですけれども、9款1項消防費、土砂災害ハザードマップ作成業務について、650万2,000円を限度に平成28年度へ繰り越すものでございます。
続きまして、議案書13ページをお願いいたします。
報告第9号 専決処分の報告について御説明いたします。
地方税法等の一部を改正する等の法律等が平成28年3月31日に公布されたことに伴い、八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第1項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
本日お手元に配付をしております報告案資料というのをごらんいただきたいと思います。
今回の改正は、1点目は延滞金の計算期間の見直し、2点目は法人税率の見直し、3点目は軽自動車税の抜本的な見直し、4点目は特定の施設に対する固定資産税のわがまち特例の割合決定に伴う規定の整備が主な内容です。
それでは、改正の主要部分について御説明いたします。
資料の1ページの19条、43条、48条、50条は、延滞金計算期間の見直しに関する改正です。具体的には、納税者が法定期限内に申告及び納付をした後に申告税額が過大であるとして更正の請求をした結果、減額更正となったものが、その後、再度税額を見直した結果、当初の申告額に満たない範囲で増額更正をした場合、一定のケースにおいて延滞税を課さないこととしたものです。一定のケースとは、例えば当初の納税額が10万円とすると、一旦4万円に減額したものを7万円に増額した場合、最終的な税額7万円が当初の額10万円を下回るような場合です。ただし、事例はほとんどないため、規定の整備的な意味合いの改正です。
議案書は15から21ページに掲載をしております。
次に、34条の4は、法人税割の標準税率及び制限税率が引き下げられることに伴う改正で、現在の12.1%から8.4%に引き下げられます。これは、消費税率10%段階において地域間の税源の偏在性を是正し、財政力格差の縮小を図るため、法人住民税の法人税割の一部を交付税の原資化することに伴う改正です。
議案書は17ページに掲載をしております。
次に、資料2ページ、56条、59条は、固定資産税の非課税についての規定です。独立行政法人労働者健康安全機構法の改正に伴う所要の改正です。
なお、本市においてはこの法律に基づく該当施設はありません。
議案書は21から22ページに掲載をしております。
次に、80条は、軽自動車税の新たな納税義務者の区分である環境性能割と種別割を規定し、81条は軽自動車等の売買時等の課税対象について規定しております。
その下の81条の3から81条の8までは、新設された環境性能割について規定しております。この環境性能割は、従来の自動車取得税にかわるもので、燃費性能のよい車は税負担が軽くなる性質を持っており、現在実施されているエコカー減税と似たような制度になっております。
議案書は22から24ページに掲載をしております。
次に、資料3ページをお願いいたします。
82条から91条までは、法律改正により現行の軽自動車税を種別割という名称に変更することになったための改正です。
議案書は24から28ページに掲載しております。
次に、附則第6条は、所得税の医療費控除の特例を定めたもので、自主服薬推進のためにスイッチOTC薬を年間1万2,000円を超えて支払った場合に、所得控除することを可能とした規定です。スイッチOTC薬とは、要指導医薬品及び一般医薬品のうち、医療用から転用された医薬品で、医師の処方箋がなくても購入できる薬のことです。
ただし、この特例の適用を受ける場合には、従来からの医療費控除の適用を受けることはできません。
次に、附則第10条の2は、津波避難施設や電気事業者による再生可能エネルギー電気の認定発電設備等に係る固定資産税の課税標準で、わがまち特例の割合を規定したものです。わがまち特例とは、従来法律で一定に定めていた課税標準等を各自治体の自主的判断で決定できるようになったものですが、本市においては国が示す一般的な割合を使用しております。
議案書は29ページに掲載をしております。
次に、資料3ページから4ページの附則第15条の2から15条の6までは、新設された環境性能割の課税、徴収、減免、税率などの特例について規定しております。この環境性能割は、現在の自動車取得税にかわるものであるため、今回市条例に規定しますが、当分の間は県が賦課徴収をすることとなっております。
議案書は30ページです。
次に、附則第16条は、今年度から施行しているグリーン特例を1年延長することなどを規定しております。
続きまして、平成26年改正附則第6条の改正ですが、これは今回の条例第82条及び附則第16条の改正に合わせた改正です。
議案書は32ページです。
軽自動車については、一昨年から断続的な制度改正が続いている関係で非常に複雑になっております。
まず、今回の改正にかかわる部分を資料の最終ページ、6ページで御説明をいたします。
今回初めて創設された(1)環境性能割ですが、前身が自動車取得税ですので、課税されるのは自動車を購入する際の1回だけです。税率は、中ほどの表にあるように、環境負荷の低い電気自動車などは非課税となり、燃費基準などの性能が高いほど税率は低くなっております。
なお、条例改正はこのタイミングですけれども、実際に適用されるのは平成29年4月1日以降に購入する車が対象となります。
次に、(2)が種別割に関する説明で、従来の軽自動車税に当たりますので、毎年度課税されます。条例は、平成26年、27年に一部改正され、軽四輪自動車等は特例として環境性能がすぐれている車種は税率の軽減があります。グリーン化特例として、昨年度新規取得された車両に適用されておりましたが、これが1年延長されました。
6ページ、一番下の表に参考として四輪以上の自家用軽自動車の例を示しております。平成26年度以前に初めて検査を受けた車の税額は7,200円で、13年間は変更されませんが、13年を超えると税額が1万2,900円となります。一方、平成27年度以降に新規取得した場合、基本的には1万800円の税額が適用されますが、特例措置として環境性能により2,700円、5,400円、8,100円に軽減されます。
資料4ページに戻ってください。
平成27年改正附則第5条の改正ですが、これは最初に御説明をしました第19条の改正に関連するもの以外は規定の整備的な改正です。
なお、附則において、施行期日、市民税、固定資産税及び軽自動車税に関する経過措置を定めております。
続きまして、議案書39ページをお願いいたします。
報告第10号 専決処分の報告について御説明いたします。
地方税法等の一部を改正する等の法律等が平成28年3月31日に公布されたことに伴い、41ページからの八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
先ほどの資料5ページをごらんください。
上段の都市計画税条例の改正概要のうち、附則第7項の改正は、都市再生特別措置法に基づく認定誘導事業者が整備した公園、緑地などの公共用の施設に係る課税標準の特例措置について、わがまち特例の割合を5分の4に決定したものですが、本市においては該当する施設はございません。
その他の改正については、この7項を新たに規定したことによる項番号の調整などになります。
なお、附則において、施行期日と経過措置を定めております。
議案書は41から44ページになります。
続きまして、議案書45ページをお願いいたします。
報告第11号 専決処分の報告について御説明いたします。
地方税法等の一部を改正する等の法律等が平成28年3月31日に公布されたことに伴い、47ページからの八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
資料は5ページの下の段になります。
今回の改正は、中間所得層の被保険者の負担に配慮するため、国保税の課税限度額の見直しと低所得者の減額措置に係る軽減判定の基準額を見直すものです。
第2条の改正は、基礎課税額に係る課税限度額を52万円から54万円に、後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を17万円から19万円にそれぞれ2万円引き上げるものです。
次に、第23条の改正は、国保税の軽減判定所得の基準を見直し、5割軽減対象世帯の被保険者数に乗ずるべき加算額を26万円から5,000円引き上げ26万5,000円に、また2割軽減対象世帯の被保険者数に乗ずるべき加算額を47万円から1万円引き上げ、48万円とし、軽減対象者を拡大する措置を講ずるものです。
具体的な例で申し上げますと、3人世帯で5割軽減の対象となる給与収入は、現行では184万4,000円未満ですけれども、改正後は186万8,000円未満までが対象拡大されます。また、2割軽減の対象となる給与収入は、現行では年額274万4,000円未満となっていましたが、改正後は278万8,000円未満までが対象が拡大されます。
なお、附則において施行期日を定めております。
追って、消費税の増税は2年半延期されることとなりましたけれども、今回の改正の中で消費税の増税が根拠となっている法人税率の見直し及び自動車の車体課税の見直しについても延期される可能性があるため、今後の国の動向を注視したいと考えております。
以上です。
○議長(上田浩志君) 産業建設部長。
○産業建設部長(中岡 勲君) それでは、議案書49ページをお願いいたします。
報告第12号 専決処分の報告について御説明いたします。
次のページをお開き願います。
専決第9号 八幡浜市多目的研修集会施設の屋根材剥落飛散による車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものでございます。
この専決処分は、平成28年1月19日の強風により、八幡浜市保内町須川78番地1の八幡浜市多目的研修集会施設の屋根材の一部が剥落飛散し、隣接する駐車場内に駐車していた4台の車両に損害を与えたものでございます。このため、国家賠償法第2条第1項の規定に基づきその損害を賠償するもので、相手方の車両の修理費43万1,903円を全額市の負担として示談書の締結を行い、損害賠償額を決定したものであります。
なお、この損害賠償は全国市長会市民総合賠償補償保険で全額補填されるものでございます。
以上でございます。
○議長(上田浩志君) 総務企画部長。
○総務企画部長(新田幸一君) 議案書53ページをお願いいたします。
報告第13号 平成27年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書について御説明いたします。
本件は、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただいております、一番上の公共施設等総合管理計画策定業務から次のページの宮内地区公民館建設事業まで計25件について、記載のとおり翌年度繰越額が決定しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により繰越計算書を報告するものであります。
続きまして、55ページをお願いいたします。
報告第14号 平成27年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明いたします。
本件は、報告第13号と同様に、3月議会において繰越明許費の予算議決をいただいております未普及解消下水道事業及び公共下水道単独事業について、記載のとおり翌年度繰越額が決定しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により繰越計算書を報告するものであります。
以上です。
○議長(上田浩志君) 市民福祉部長。
○市民福祉部長(若宮髙治君) 議案書57ページをお願いいたします。
諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明いたします。
本市の人権擁護委員二宮茂子氏は、平成28年9月30日をもって任期満了となるため、松山地方法務局から後任の候補者について推薦依頼がありました。
新任の候補者には、八幡浜市江戸岡2丁目4番9号、都築眞一氏、昭和30年8月14日生まれ、満60歳を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。
なお、都築氏は、昭和53年4月より38年間にわたり八幡浜市職員として勤務され、本年3月、退職されました。在職中には、総務課長、生涯学習課長、会計課長、人権啓発課長を歴任され、人権同和教育の啓発、推進に取り組んでこられました。誠実で温厚な人柄と豊富な経験と知識は人権擁護委員としてふさわしく、幅広い活動を期待できるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(上田浩志君) 産業建設部長。
○産業建設部長(中岡 勲君) それでは、議案書61ページをお願いいたします。
議案第53号 市道路線の認定について御説明いたします。
議案書63ページ及び65ページの平面図をあわせて御参照ください。
まず、江戸岡二丁目線でございます。
本線は、江戸岡地内において昭和59年にダイキ株式会社が民地を借り上げ、赤道を拡幅したもので、ダイキの民地借り上げ契約の解除に伴い、原形復旧することとなっておりますが、この道路は付近住民の生活道となっており、利用度も高いことから、拡幅部分の用地を購入し、赤道を一体として市道認定を行うもので、延長は29メートル、幅員4メートルでございます。
次に、舌間横断線でございます。
本線は、舌田小学校用地の一部を生活道路として利用していましたが、舌田小学校が閉校したことにより整備を行い、新たに市道認定を行うもので、延長は95メートル、幅員4メートルの道路でございます。
以上、2路線の道路を道路法第8条第1項の規定に基づき、整理番号362、江戸岡二丁目線として、整理番号363、舌田横断線として新たに認定することについて、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
以上でございます。
○議長(上田浩志君) 総務企画部長。
○総務企画部長(新田幸一君) 議案書67ページをお願いいたします。
議案第54号 地方公務員法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について御説明いたします。
平成28年4月1日に施行された地方公務員法の改正に伴い所要の改正を行うものです。
具体的には、地方公務員法第24条に規定されている給与、勤務時間、その他の勤務条件の根本基準の第2項が削除され、同条第6項「職員の給与、勤務時間、その他の勤務条件は条例で定める」が同条第5項に項ずれしたことにより、市立八幡浜総合病院職員の特殊勤務手当に関する条例、八幡浜市災害派遣手当等の支給に関する条例、八幡浜市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の3本の条例において、引用する地方公務員法第24条「第6項」を「第5項」に改正するものです。
なお、この条例は公布の日から施行し、平成28年4月1日から適用するものです。
以上です。
○議長(上田浩志君) 市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(菊池司郎君) 議案書69ページをお願いいたします。
議案第55号 市立八幡浜総合病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明します。
本件は、病院改築事業の建物部分の完成に伴い、市立八幡浜総合病院の病床数を削減するために必要な改正を行うものでございます。
具体的には、第3条第3項第1号で一般病床数を306床から52床削減し、254床に改めるものでございます。今回、一般病床数の大幅な削減となりますが、近隣の公立病院の一般病床数と比べてみますと、市立宇和島病院426床、西予市民病院102床、市立大洲病院154床となっており、当院の254床は市立宇和島病院に次ぐ規模であり、南予北部医療圏域の中核病院としての機能を十分果たせるものと考えております。
現在の運営状況からすれば、やや多目の病床数となっておりますが、今後医師、看護師がふえ、対応可能な入院患者数の増にも対応できるよう、少し余裕を持った規模としております。
なお、施行日は当院改築事業の完成までに八幡浜保健所等への手続が必要であるため、平成28年9月1日としております。
以上でございます。
続きまして、議案書71ページをお願いします。
議案第56号 市立八幡浜総合病院職員定数条例の一部を改正する条例の制定について御説明します。
先ほどの議案第55号で御説明しましたとおり、市立八幡浜総合病院の病床数を52床削減することに伴い、病院規模が縮小されます。このため、職員定数の見直しを行い、規模に応じた職員定数にするために必要な改正を行うものでございます。
第3条において、職員の定数を現行の328人から72人削減し、256人に改めるものでございます。
しかし、平成28年4月1日現在の実職員数は213人で、依然医師、看護師不足の状態が続き、適正規模にはまだまだ至っておりません。今後も、医師、看護師の確保に努めてまいります。
なお、この条例は、附則において、平成28年9月1日から施行するものであります。
以上でございます。
○議長(上田浩志君) 財政課長。
○財政課長(藤堂耕治君) 議案書の73ページから173ページ、平成28年度八幡浜市一般会計及び各特別会計補正予算案、議案第57号から議案第60号までを一括してお手元に別冊で配付しております平成28年度6月補正予算資料で御説明いたします。
資料の2ページをお開き願います。
今回の補正は、一般会計では、一番上の行の真ん中あたり、今回補正額の欄にありますように9億2,266万円を追加し、その右のとおり、予算総額を221億6,221万5,000円とするもので、前年度同期に比べ10.1%の増であります。
次に、特別会計は、12会計中、国民健康保険事業、介護保険、公共下水道事業の3会計の補正で、真ん中あたりの行となりますが、特別会計合計欄にありますように合わせて8,010万円を減額するものであります。
一般会計、特別会計を合わせますと今回補正額は、その下にありますように8億4,256万円を追加し、累計では、その右の合計欄のとおり355億8,535万2,000円となり、前年度同期に比べ5.9%の増であります。
今回は、企業会計の補正はありませんが、企業会計を含めた全ての会計における予算総額は、一番下の行となりますが、440億2,064万8,000円、前年度同期に比べ8.5%の増となります。
次の3ページに主要な事業の一覧表を、4ページから9ページにそれぞれの事業の概要を掲載しております。
4ページをお願いいたします。
それでは、一般会計の主要な事業の概要について、順次御説明いたします。
まず、安全・安心なまちづくりであります。
平成28年熊本地震に係る被災地支援は、被災市町村への人的支援、物的支援に係る経費で287万1,000円、避難対策支援強化事業は、市内23カ所の避難所に発電機、投光器、簡易トイレなどの防災資機材を配備するもので1,230万4,000円、八幡浜防災倉庫建設事業は、消防本部前の建設会館敷地に防災倉庫を建設するための用地購入費で3,307万円、千丈川ハザードマップ作成事業は、県が洪水浸水想定区域などを見直したため、ハザードマップの更新を行うもので331万6,000円。
5ページをお開き願います。
上から3つ目、市道双岩南久米線Ⅰ工区道路改良事業は、川之内から中津川を結ぶ基幹農道の整備に合わせ、主要地方道八幡浜宇和線から基幹農道交差点までの整備を行うもので1億3,616万7,000円、1つ飛んで湯島団地屋上防水改修工事は、防水機能が低下し、激しい雨が降ると雨漏りが発生しているため、屋上防水改修工事を実施するもので1,909万8,000円などであります。
6ページをお願いいたします。
次に、産業振興の取り組みであります。
6次産業化推進事業は、本市の農業の6次産業化を推進するため、6次産業化・地産地消戦略構想を策定するもので130万円、八幡浜市特産品販路開拓支援事業補助金は、市内の業者が首都圏などで開催される展示会、商談会等に出展される際の補助金で、これまで水産港湾課のみで実施しておりましたが、商工観光課、農林課においても実施しようとするもので100万円、次世代につなぐ果樹産地づくり推進事業費補助金は、紅まどんなの雨よけハウス、モノレール整備などに係るJAにしうわへの補助金で3,203万9,000円、県営畑地帯総合整備事業(担い手育成)負担金は、県が真穴地区で実施する農道整備に係る市の負担金で1,000万円、県営基幹農道整備事業負担金(八幡浜中央地区)は、県が実施する川之内・中津川間の基幹農道整備に係る市の負担金で3,000万円。
7ページをお開き願います。
県営水利施設整備事業負担金(八幡浜市西南地区)から、次の八幡浜北地区、高野地地区、保内地区、日土地区については、いずれも南予用水事業かんがい排水施設の更新、新設に係る負担金で、合わせて1億417万5,000円です。
なお、日土地区については、制御室からスプリンクラーまでのいわゆる末端施設の更新がこれからモデル事業として実施されるものであります。
8ページをお願いいたします。
その他の取り組みであります。
上から3つ目、市民スポーツセンター改修事業は、来年開催されるえひめ国体及び全国障害者スポーツ大会えひめ大会において、成年男子バレーボール等の会場となるため、メインアリーナフロアの全面張りかえ、空調設備の導入、トイレの洋式化、バリアフリー化などを行うもので2億7,666万6,000円、保内中・青石中統合事業は、来年4月の統合を控え、保内中学校の体育館ステージ、駐輪場など施設の改修を行うもので3,323万2,000円、スクールバス購入事業は、同じく来年4月の双岩中と八代中の統合に際し、旧双岩中学校生徒の通学支援のため、スクールバスを購入するもので695万4,000円、八幡浜市地域型放課後児童見守り事業補助金は、放課後児童クラブの設置されていない双岩地区、日土地区において、地元主体で実施する見守り事業に対して補助するもので87万1,000円。
9ページをお開き願います。
「生涯活躍のまちづくり」推進事業は、本市出身者など都市部のアクティブシニア(元気な高齢者)の移住を促進するためのビジョン策定に向けた調査分析を行うもので476万3,000円、ICTを活用した結婚支援事業は、独身男女の婚活を支援するため、えひめ結婚支援センターの婚活システム導入などに係る費用で376万8,000円、旅客船「ぱしふぃっくびいなす」入港歓迎イベント補助金は、7月14日の八幡浜港への入港に際し、乗船客を歓迎するため、みなとまちづくり協議会が実施するイベントに対する補助金で30万円、1つ飛んで、「シーロード八幡浜」浮消波堤撤去・解体工事は、1月の暴風波浪によりアンカーチェーンが切断され、水没している浮き消波堤(3号堤)の撤去、解体を行うもので8,594万9,000円などであります。
10ページをお願いいたします。
次に、特別会計補正予算について御説明いたします。
まず、国民健康保険事業会計108万円の追加は、平成30年度から国民健康保険事業の運営主体が県となるため、その準備作業としてことし10月から新たなシステムのテスト運用が始まります。ついては、県のシステムと本市のシステムとの間でデータ連携を図る必要があり、そのためのシステム改修費を追加するもので、財源は全額国の補助金であります。
介護保険会計は115万3,000円を追加するものです。そのうち地域支援事業費10万8,000円については、介護保険制度改正に伴う総合事業の実施に伴い、生活支援サービスの担い手など地域における調整や方向性を検討する地域支え合い協議会設置のための委託経費であります。諸支出金償還金104万5,000円については、介護給付費負担金等の平成27年度分が確定したことに伴い精算を行うもので、社会保険診療報酬支払基金へ返還するものであります。
公共下水道事業会計は8,233万3,000円を減額するものです。これは、国庫補助金の内示減に伴い、補助事業である未普及解消下水道事業費から公共下水道単独事業費へ予算を振りかえて実施することに伴う事業費の減額が主な理由であります。
11ページをお開き願います。
債務負担行為の追加について御説明いたします。
現在の八幡浜市情報システムは、今年度末で5年間のリース契約が終了しますので、平成29年度から新たなシステムを7年リースで導入するため、平成29年度から35年度までのリース料として合計4億76万4,000円、保守委託料として1億2,787万6,000円をそれぞれ限度額として債務負担を行うものであります。
なお、現在は基幹系と情報系の2系統の運用としていますが、平成29年度からはマイナンバー制度導入等に伴いセキュリティーを強化する必要があることから、基幹系を個人番号利用事務系、情報系をLGWAN接続系とし、新たにインターネット接続系を加えた3系統での運用とするものであります。
なお、12ページから14ページに一般会計及び特別会計における投資的事業の詳細について、15ページ、16ページに一般会計歳入歳出の状況を添付いたしておりますので、御参照のほどお願いいたします。
以上であります。
○議長(上田浩志君) 総務企画部長。
○総務企画部長(新田幸一君) 本日別紙でお配りをしております追加議案をお願いいたします。
議案第61号 愛宕中学校第2校舎大規模改修建築主体工事請負契約の締結についてという分でございます。
御説明いたします。
本件は、去る5月31日、愛宕中学校第2校舎大規模改修建築主体工事の一般競争入札を執行し、その結果1億6,146万円で八幡浜市郷1番耕地12番地1、堀田建設株式会社が落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
愛宕中学校第2校舎は昭和51年建築で、耐震基準を満たしていない上、老朽化も著しいので、生徒の安全を確保するとともに、地域の避難所としても活用できるよう、平成27年度の耐震補強工事に引き続き大規模改修工事を行うものです。
構造規模としては、鉄筋コンクリート造4階建て、延べ床面積2,354.48平米で、工事の主な内容は、屋上防水、アルミ製建具等の外部改修工事と既設室内の床、内壁、天井及びアルミ製学校間仕切り等の内部改修を実施するもので、完成は平成29年2月28日を予定をしております。
なお、お手元に参考資料として入札結果調書と工事概要をお配りをしておりますので、御参照ください。
以上です。
○議長(上田浩志君) ただいま議題となっております21件についての本日の審議はこの程度にとどめます。
お諮りいたします。
議事の都合により、明8日から12日までの5日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田浩志君) 御異議なしと認めます。よって、明8日から12日までの5日間は休会することに決しました。
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○議長(上田浩志君) これにて本日の会議を閉じます。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
明8日から12日までの5日間は休会であります。13日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。
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○議長(上田浩志君) 本日はこれにて散会いたします。
午前11時30分 散会