公開日 2018年11月22日
平成30年八幡浜市議会9月定例会会議録第4号
議事日程 第4号
平成30年9月12日(水) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
報告第13号 専決処分の報告について(市営住宅明渡等請求に係る和解について)
報告第14号 専決処分の報告について(八幡浜市保健福祉総合センター駐車場内において発生した接触事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
報告第15号 専決処分の報告について(川之石分団1部詰所隣家のガラス破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
(質疑)
第3
報告第20号 平成29年度八幡浜市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
報告第21号 宇和海文化都市開発株式会社の経営状況について
(質疑)
第4
認定第 1号 平成29年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
(質疑、委員会付託)
第5
認定第 2号 平成29年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について
認定第 3号 平成29年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について
(質疑、委員会付託)
第6
報告第16号 専決処分の報告について(八幡浜港フェリー岸壁築造工事(その4)請負契約の締結について)
報告第17号 専決処分の報告について(八幡浜市情報通信関連企業誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第18号 専決処分の報告について(平成30年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号))
報告第19号 専決処分の報告について(平成30年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号))
議案第71号 八幡浜市防災行政無線デジタル同報系システム整備工事請負契約の締結について
議案第72号 権利の放棄について
議案第73号 字の名称を廃止することについて
議案第74号 字の区域及び名称を新たに画することについて
議案第75号 八幡浜市地番整理事業の実施に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
議案第76号 八幡浜市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第77号 平成30年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)
議案第78号 平成30年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第79号 平成30年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議案第80号 平成30年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第81号 平成30年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第82号 平成30年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)
(質疑、委員会付託)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
報告第13号~報告第15号
日程第3
報告第20号、報告第21号
日程第4
認定第1号
日程第5
認定第2号、認定第3号
日程第6
報告第16号~報告第19号、議案第71号~議案第82号
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出席議員(16名)
1番 高 橋 時 英 君
2番 遠 藤 綾 君
3番 菊 池 彰 君
4番 西 山 一 規 君
5番 佐 々 木 加 代 子 君
6番 竹 内 秀 明 君
7番 平 家 恭 治 君
8番 河 野 裕 保 君
9番 石 崎 久 次 君
10番 樋 田 都 君
11番 新 宮 康 史 君
12番 上 田 浩 志 君
13番 井 上 和 浩 君
14番 宮 本 明 裕 君
15番 山 本 儀 夫 君
16番 大 山 政 司 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 橋 本 顯 治 君
教育長 井 上 靖 君
代表監査委員 中 島 和 久 君
総務部長 新 田 幸 一 君
企画財政部長 今 岡 植 君
市民福祉部長 舛 田 昭 彦 君
産業建設部長 菊 池 司 郎 君
市立病院事務局長 久保田 豊 人 君
総務課長 藤 堂 耕 治 君
税務課長 井 上 慶 司 君
政策推進課長 垣 内 千代紀 君
財政課長 井 上 耕 二 君
社会福祉課長 福 岡 勝 明 君
子育て支援課長 松 本 有 加 君
市民課長 坂 井 浩 二 君
保内庁舎管理課長 高 島 浩 君
生活環境課長 山 本 真 君
保健センター所長 二 宮 恭 子 君
人権啓発課長 藤 原 賢 一 君
水産港湾課長 倭 村 祥 孝 君
建設課長 宮 下 研 作 君
農林課長 菊 地 一 彦 君
商工観光課長 河 野 久 志 君
下水道課長 矢 野 武 君
水道課長 菊 池 利 夫 君
会計管理者 中 岡 勲 君
学校教育課長 菊 池 敏 秀 君
生涯学習課長 小 野 嘉 彦 君
監査事務局長 菊 池 茂 孝 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 菊 池 和 弥 君
事務局次長兼議事係長 田 本 憲一郎 君
調査係長 堀 口 貴 史 君
書記 楠 政 道 君
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午前10時00分 開議
○議長(新宮康史君) それでは、皆さんおはようございます。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(新宮康史君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において2番 遠藤 綾議員、15番 山本儀夫議員を指名いたします。
遠藤議員から、きのうの一般質問での発言について取り消しの申し出がありますので、発言を許可します。
遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君 昨日の私の一般質問において、一部不穏当な発言が含まれておりました。その部分の取り消しをお願いいたします。
○議長(新宮康史君) この際お諮りいたします。
遠藤 綾議員から、不穏当な発言について取り消したい旨の申し出がありました。この発言の取り消しを許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 御異議なしと認めます。よって、遠藤 綾議員の発言の取り消しを許可することに決定いたしました。
(「議長」「議長は何か言え」「内容」と呼ぶ者あり)
山本儀夫議員。
○山本儀夫君 今、議長の許可を得て、遠藤議員から申し入れが、一部発言の削除を多分求めたのではないかなというふうに理解いたします。どの部分をどのような文言で取り消し、さらにつけ加えるのか、あるいはつけ加えられないのか、表現の文言を求めます。
(「当然や。議長何しとんや」「ええかげんにせえ」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 休憩します。
午前10時02分 休憩
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午前10時03分 再開
○議長(新宮康史君) 再開します。
大変失礼しました。改めて遠藤議員からこの部分についての発言がございますので、遠藤議員よろしくお願いします。
遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君 私の一般質問、大綱第3の人口減少と学校統廃合についてのくだりの中で、五反田地区のある方が、車がない方がいると。その後言い直したわけですが、そこの言葉について不穏当であるということに思いますので、その不穏当な言葉の部分を……。
(「不穏当なところ言うがよ」「ちょっと休憩」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 休憩します。
午前10時04分 休憩
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午前10時04分 再開
○議長(新宮康史君) 再開します。
この不穏当な発言の取り消しにつきまして、改めて、この際お諮りをいたします。
遠藤 綾議員から不穏当な発言について取り消したい旨の申し出がございました。この発言の取り消しを許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 御異議なしと認めます。よって、遠藤 綾議員からの発言の取り消しを許可することに決定いたしました。
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○議長(新宮康史君) 日程第2 報告第13号 専決処分の報告について(市営住宅明渡等請求に係る和解について)ないし報告第15号 専決処分の報告について(川之石分団1部詰所隣家のガラス破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、以上3件を一括議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。
報告第13号 専決処分の報告について(市営住宅明渡等請求に係る和解について)、議案書1ページから4ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、報告第14号 専決処分の報告について(八幡浜市保健福祉総合センター駐車場内において発生した接触事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、議案書5ページから7ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、報告第15号 専決処分の報告について(川之石分団1部詰所隣家のガラス破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、議案書9ページから11ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております3件は承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。
次、議案書81ページをお開きください。
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○議長(新宮康史君) 日程第3 報告第20号 平成29年度八幡浜市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について及び報告第21号 宇和海文化都市開発株式会社の経営状況について、以上2件を一括議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。
まず、報告第20号 平成29年度八幡浜市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について、議案書81ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、報告第21号 宇和海文化都市開発株式会社の経営状況について、議案書83ページと別冊であります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております2件も承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。
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○議長(新宮康史君) 日程第4 認定第1号 平成29年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
議案書85ページと別冊であります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については、14人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、14人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
お諮りいたします。
ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び本件の監査を行った山本儀夫議員を除く議員全員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 御異議なしと認めます。よって、議長及び本件の監査を行った山本儀夫議員を除く議員全員を決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。
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○議長(新宮康史君) 日程第5 認定第2号 平成29年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について及び認定第3号 平成29年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について、以上2件を一括議題といたします。
別冊となっております平成29年度八幡浜市水道事業会計決算書及び平成29年度市立八幡浜総合病院事業会計決算書をごらん願います。
これより質疑に入ります。
質疑は議案ごとに行います。
まず、認定第2号 平成29年度八幡浜市水道事業会計決算の認定についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております認定第2号については、総務産業委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 御異議なしと認めます。よって、認定第2号については総務産業委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
次、認定第3号 平成29年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております認定第3号については、民生文教委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 御異議なしと認めます。よって、認定第3号については民生文教委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
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○議長(新宮康史君) 日程第6 報告第16号 専決処分の報告について(八幡浜港フェリー岸壁築造工事(その4)請負契約の締結について)ないし報告第19号 専決処分の報告について(平成30年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号))、議案第71号 八幡浜市防災行政無線デジタル同報系システム整備工事請負契約の締結についてないし議案第82号 平成30年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)、以上16件を一括議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。
報告第16号 専決処分の報告について(八幡浜港フェリー岸壁築造工事(その4)請負契約の締結について)、議案書13ページから15ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、報告第17号 専決処分の報告について(八幡浜市情報通信関連企業誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について)、17ページから21ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、報告第18号 専決処分の報告について(平成30年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号))、23ページから56ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、報告第19号 専決処分の報告について(平成30年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号))、57ページから80ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案書91ページをお開きください。
議案第71号 八幡浜市防災行政無線デジタル同報系システム整備工事請負契約の締結について、議案書91ページであります。
質疑はありませんか。
高橋時英議員。
○高橋時英君 失礼します。本件につきましては、低入札価格調査制度対象案件というふうになってます。全てが調査基準価格を下回っております。参加した11業者中6番目の業者が採用となっておりまして、この業者を落札者とした経緯、理由をお伺いしたいと思います。
入札については、価格だけではなくて、工事や製品の品質なども気にしないといけないと思います。そのための予定価格であり、基準価格だと思います。システム全体の品質や安全性は大丈夫なのか、その点も踏まえてお伺いをします。
○議長(新宮康史君) 財政課長。
○財政課長(井上耕二君) 今回の入札についてですけれども、今回は低入札価格調査制度の採用の中で、契約の内容に適合した履行がなされていないおそれがあると認められる場合の基準であります調査基準価格未満の入札が11社になっております。
それで、上位者から失格判断基準、これは数値的判断基準といいますが、の確認を行いました。工事の各費目の基準がそれぞれ定められておりまして、直接工事費でしたら85%以上、共通仮設費でしたら80%以上、現場管理費では70%以上、一般管理費で30%以上を全て満たしていなければ失格となります。今回の場合は、その基準を満たしていたのが1社のみとなって、そういう形となりました。
落札した業者につきましては、他市の事業も行っていますし、完全に問題なく遂行されておりますので、そういうことも含めましてこういう形となりました。
以上です。
○議長(新宮康史君) 高橋時英議員。
○高橋時英君 この件に関しましては、今後保守契約とかも絡んできて、全国的に見ても低入札っていう方向にあるんだと思います。その辺も影響をしてると思いますので、この件につきましては、私、民生文教委員会ですから携われないんですが、委員会においていろいろな角度から議論がなされますようお願いをしたいと思います。
以上です。
○議長(新宮康史君) ほかに。
石崎久次議員。
○石崎久次君 今、同僚議員から私の質問とはちょっと違う観点での質問がありましたけれど、正しい質問だったと思います。
私のほうからは、1件のみ辞退という形はありますけど、全てが低入札であったということは、予定価格が本当に積算根拠が正しかったのかどうか、ここの点がまず1点問題となります。それと、この積算価格を判断する基準として、八幡浜市に判断する能力があるのか、または3点目、金額が高額でありますから、例えばダブルチェック機能で、この積算が正しい金額であったかという判断が別なところからもやられているのかどうか。もう一点、この入札に参加された中で、1件のみ大手のところの八幡浜営業所が参加されてますけれど、八幡浜市のほとんどの業者さんが入札に参加できてないのか、していないのかわかりませんけれど、何か特別な条件があったのではないかと推測もされますので、入札に参加する条件として何か特別なものがあったのかどうか、この点についてお伺いをいたします。
○議長(新宮康史君) 総務課長。
○総務課長(藤堂耕治君) 予定価格につきましては、基本的に市のほうで検証しまして、当然専門的な業者のほうとも確認をしながら積算をしておりますので、予定価格については特に問題ないものというふうに理解をしております。
防災行政無線のデジタル化工事につきましては、非常に競争原理が働いているような状況の中で、他市においても低入札は結構出ておりますので、特に予定価格が問題だったというふうには理解をしておりません。
以上です。
○議長(新宮康史君) 石崎久次議員。
○石崎久次君 それでは、今回この入札を落札された業者さんかどうかはわかりません、ただ入札に参加された業者さんから八幡浜市の業者さんに対しまして、私がとったときには下請をしていただけないかっていう御連絡が多数生まれているという情報は入っております。そのときに、今言われましたように積算根拠が正しいという判断のもとであれば、この低入札でとったところであれば利益がほとんど出ないっていう計算になるわけですね。当然御理解いただけると思います。その利益を取れていない元請さんが下請さんに出す場合、さらにこのとられた金額より低い金額で発注をするわけです。
ということは、この低入札の入札自体をこのまま通しますと、議会の、我々議員がこれを認めることになりますと、市内の業者さんに対しまして、例えば赤字でもあなた方受けなさいというのを、我々が逆に指導をしているように受けとめられかねないわけですね。やはり適正な単価で、適切な工事をしていただいて、ある程度利益を取っていただくっていうのが入札制度であり、公共工事だと私は思います。したがって、これを、最初の予定価格が12億4,618万円ですか、全て一括で発注をされておりますが、この中に、配っていただきました資料を見ますと、いろんな細分化して別々に入札する可能性だってできたわけだと思います。例えば、戸別受信機を1万7,000個、各家庭に取りつける。この工事なんていうのはまず普通の電気屋さんだったら普通にできると思います。
ですから、この入札が確かに公平に行われたかもしれませんけれど、やはり地元業者さんを、地元の地域産業を守っていく、そういう観点からいいますと、やはり難しい工事に関しては確かに大手さんの技術をお願いせないかんかもしれませんけれど、簡単な、地元企業さんでもできるものは地元企業さんで入札をさせて、適正な価格でとっていただく。これが大原則だと私は思いますので、入札を改めてやり直すっていうお考えはないのか、その点についてお伺いをいたします。
○議長(新宮康史君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) 地元の業者のために利益を出すべきであるという石崎議員のお話は非常にもっともだと思います。
今回の入札執行に当たっても、地元業者には、今石崎議員お話しになったような地元でできる工事については、これが約3億円ほどあるんですけれども、これについては地元の下請を必ず使うことと、地元業者を使うことということで、入札の段階から条件設定をしたところであります。それで、これだけ安くできたのに地元に利益の分が出るんかというお話でしたけれども、今総務課長もお話ししましたように、この業界ではすごい競争原理が働いておりまして、特に各家庭につける戸別の受信機がありますけれども、これは今までですと1個3万円から5万円ぐらいしてたんですけれども、最近では1万円からそれ以下でできるというような積算になっておりまして、このところで十分競争原理が働く余地があるのかなと思っています。この入札自身は適正に執行しておりますし、落札した業者も権利がありますので、その一事をもってこの入札を、効力をなくすることはできないと思います。
ただ、石崎議員言われたように、八幡浜市としては地元でできる工事は地元にさせてくれないと、それではだめなんだということをそもそも入札の段階からオープンにしているわけです。ほれで、地元の業者に対して赤字の出るような下請ではいかんというような話も実際しておりまして、この間も日立国際の東京の本社から一定の部、職の者が来ていただいて、とにかく八幡浜市の関心は、地元の業者に、もちろん工事がきちんとできることは大事ですけれども、そういうな金額で下請がいるんだと、それは3億円以上あるじゃないですかという話を十分しております。その中で、地元の電気工事組合とその会社の話をしていただいて、今最終的に、実際に地元の業者に利益が出るような格好で下請はできるんかどうかということをもう少し詰めをしております。もし、それができないのであれば議会において否決もあり得るんだというふうなことを日立国際に話をしておりますので、最終のところもう少し詰めて、地元の業者のためになるように、この工事がですね、やっていきたいと思います。
以上です。
○議長(新宮康史君) 石崎久次議員。
○石崎久次君 今の副市長の説明よくわかりました。ただ、我々も最終的な判断は10月12日までにしなくてはなりません。ですから、そちらのほうの電気工事組合と入札をとられたところがきちっと話ができて、地元業者さんが納得できるような形をその期日までには出していただかないと、我々の判断もできないと思います。その点を理事者のほうから、もう一度改めてきちっと説明を繰り返し繰り返ししていただいて、報告のほうをいただければと思います。
以上です。
○議長(新宮康史君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) 非常に大事な話でありますので、今石崎議員言われたように、何らかの形で、理事者のほうで話してきたことをぜひ御報告をさせていただきたいと思います。
○議長(新宮康史君) 宮本明裕議員。
○宮本明裕君 直接予算のことではないんですけども、関連ですが、日本全国、現在、防災というのは非常に関心があります。先般も洪水のときに私も驚いたんですが、本当、川の水がどっどっどっどっうちの町に流れていったんですね。テレビの放映の中で、洪水警報、洪水警戒、洪水勧告とかね、注意だとかいろいろ言葉がありますけども、例えば要介護1なら要介護1、2、3、4とかといってわかりやすく数字であらわすような形のほうが私はいいんじゃないかと思うし、テレビでもそういう報道をなされた番組がございました。
関連の質問ですけど、それにお答え願いたいのと、もう一点は、北海道が今度停電なりましたね。停電なったときにこういう防災関係の機能するのかどうか、それをちょっとお聞きできたらなと思います。
○議長(新宮康史君) 総務課長。
○総務課長(藤堂耕治君) 宮本議員の、関連の御質問にお答えをしたいと思います。
確かに市民のほうから、非常に今現在避難情報としましては、自治体の出す、きのうも一般質問で答弁をさせていただきましたが、まず避難準備・高齢者等避難開始、これが最初になります。次が、避難勧告。そして、避難指示(緊急)という3つに分かれております。これは各自治体でこの文言が変えられるものではなく、法律に基づくものなので、全国全くどの自治体も同じになります。
避難準備・高齢者等避難開始は、まず避難勧告や避難指示が予想される場合に高齢者、障害者、幼児らは避難を始めてほしい、あるいはその準備をしてほしいということになります。避難勧告につきましては、災害によって人的被害が発生する可能性が高い状態なので、速やかに避難をしてください。外出が危険な場合は、自宅のより安全な場所に避難をしてください。避難指示は、もう災害が発生または人的被害の危険性が非常に高いので、速やかに避難してくださいというようなことで、内閣府のガイドラインのほうから出ております。
それで、なかなかこの言葉が市民の方に浸透しづらいということは私も同感で持っておりまして、昨日も答弁しましたが、いろんな自主防災会の会合であったり、その他会合を捉えてこのことの説明は今後もしてまいりたいというふうに思っております。それと、停電が……。
(宮本明裕君「停電のときに機能するかどうか」と呼ぶ)
○議長(新宮康史君) 副市長。
○副市長(橋本顯治君) 完全に、北海道のように停電になったときに、この緊急防災行政無線のデジタル化されたものが機能するかどうかですけれど、市役所のほうは停電時の電源がありますので、電波を出すことは当然可能です。受けるほうで仮に電源のスイッチを切っていたとしても、中にある電池で自動的に起動してできるというところまでは一応やるんですけれども、その電池まで弱っとったときにはちょっとどうかなっていうのはありますので、ただ基本的には電気はなくなっても電池がある間は起動するような、そういうシステムを一応想定はしております。
○議長(新宮康史君) ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第72号 権利の放棄について、93ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第73号 字の名称を廃止することについて、95ページから108ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第74号 字の区域及び名称を新たに画することについて、109ページから124ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第75号 八幡浜市地番整理事業の実施に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、125ページから127ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第76号 八幡浜市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、129ページから131ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第77号 平成30年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)、133ページから178ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第78号 平成30年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、179ページから197ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第79号 平成30年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、199ページから208ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第80号 平成30年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)、209ページから222ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第81号 平成30年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、223ページから233ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 次、議案第82号 平成30年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)、235ページから241ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております16件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
この後休憩いたしまして、先ほど設置いたしました決算審査特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行います。決算審査特別委員は第2委員会室へ御参集願います。
休憩いたします。
午前10時34分 休憩
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午前11時07分 再開
○議長(新宮康史君) それでは、再開いたします。
ただいま開催いたしました決算審査特別委員会で互選の結果、委員長に宮本明裕議員、副委員長に佐々木加代子議員が当選されましたので、御報告申し上げます。
ただいま決算審査特別委員長に当選をされました宮本明裕議員は、登壇して挨拶をお願いします。
決算審査特別委員長、宮本明裕議員。
〔決算審査特別委員長 宮本明裕君登壇〕
○決算審査特別委員長(宮本明裕君) 図らずも委員長に推薦をいただきまして光栄でございます。私も5期ぐらいまでは毎年、決算委員会には委員として出ておりましたし、勉強になるのは決算委員会に出ることだと思います。その中で、私のときに年明けに必ず決算委員会をやってたんですよ。そうすると、次年度の予算に反映ができないというようなことで、できるだけ決算を年度内に、12月までに要求もしくは決算の中で指摘をして予算に反映してもらうというようなことで早めた経緯がございます。そういったこともございますので、ぜひお若い期の方もたくさんおられると思いますけども、市のいろんなことを指摘をされたり、要望をされたり、決算委員会を実のある決算委員会にしたいと思います。皆様の御協力よろしくお願いをいたします。
○議長(新宮康史君) お諮りいたします。
議事の都合により、明13日から24日までの12日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君) 御異議なしと認めます。よって、明13日から24日までの12日間は休会することに決しました。
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○議長(新宮康史君) これにて本日の会議を閉じます。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
明13日から24日までの12日間は休会であります。
なお、この休会中に各常任委員会を開き、先ほど付託いたしました案件の審査を行うことになっております。
各常任委員会の開催日時と場所をお知らせいたします。
総務産業委員会は13日午前10時から第2委員会室、民生文教委員会は14日午前10時から第2委員会室、予算委員会は18日午前10時から全員協議会室で開催します。
25日は午前10時から会議を開き、議案第73号、議案第74号、議案第75号及び議案第80号の採決を行うことになっております。
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○議長(新宮康史君) 本日はこれにて散会いたします。
午前11時11分 散会