令和3年八幡浜市議会5月臨時会会議録第1号

公開日 2021年09月08日

令和3年八幡浜市議会5月臨時会会議録第1号

 

議事日程 第1号

 

令和3年5月17日(月) 午前10時開議

第1
会議録署名議員の指名

第2
会期の決定

第3
報告第 7号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)
報告第 8号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 9号 専決処分の報告について(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の制定について)
報告第10号 専決処分の報告について(令和3年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号))
  (提出者の説明、質疑、討論、採決)
第4
報告第11号 専決処分の報告について(南環境センター場内通路において発生した衝突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
       (提出者の説明、質疑)
第5
議案第43号 八幡浜港フェリー岸壁築造工事(その8)請負契約の締結について
議案第44号 令和3年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)
  (提出者の説明、質疑、討論、採決)
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本日の会議に付した事件

日程第1
会議録署名議員の指名

日程第2
会期の決定

日程第3
報告第7号~報告第10号

日程第4
報告第11号

日程第5
議案第43号、議案第44号
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出席議員(15名)       

  2番  遠  藤     綾  君
  3番  菊  池     彰  君
  4番  西  山  一  規  君
  5番  佐 々 木  加 代 子  君
  6番  竹  内  秀  明  君
  7番  平  家  恭  治  君
  8番  河  野  裕  保  君
  9番  石  崎  久  次  君
 10番  樋  田     都  君
 11番  新  宮  康  史  君
 12番  上  田  浩  志  君
 13番  井  上  和  浩  君
 14番  宮  本  明  裕  君
 15番  山  本  儀  夫  君
 16番  大  山  政  司  君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名

 市長          大 城 一 郎 君
 副市長         橋 本 顯 治 君
 教育長         井 上   靖 君
 総務企画部長      藤 堂 耕 治 君
 市民福祉部長      二 宮 恭 子 君
 産業建設部長      菊 池 司 郎 君
 総務課長        宮 下 栄 司 君
 税務課長        河 野 久 志 君
 政策推進課長      垣 内 千代紀 君
 財政課長        明 礼 英 和 君
 子育て支援課長     岡 本 正 洋 君
 生活環境課長      小 野 嘉 彦 君
 保健センター所長    久保田 豊 人 君
 水産港湾課長      宇都宮 一 幸 君
 商工観光課長      松 良 喜 郎 君
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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長        田 本 憲一郎 君
 事務局次長兼議事係長  田 中 由 加 君
 調査係長        黒 田 昌 利 君
 書記          田 中   聡 君
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   午前10時00分 開会       
○議長(石崎久次君)  皆さんおはようございます。
 それでは、去る4月1日付で人事異動がありましたので、この際、本日出席の新任の部課長等の自己紹介をいたします。
(新任部課長等の自己紹介)
○議長(石崎久次君)  以上で新任部課長等の紹介を終わります。
 本日の会議に直接関係のない理事者の方は退席を願います。
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○議長(石崎久次君)  それでは、ただいまより令和3年第2回八幡浜市議会臨時会を開会いたします。
 市長から今議会招集の挨拶があります。
 市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君)  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 本日、令和3年第2回市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。
 初めに、私ごとになりますが、先の任期満了に伴う市長選挙におきまして、多くの市民の皆様をはじめ各方面から力強く温かい御支援を賜り、4期目の市政を担わせていただくことになりました。改めまして、身が引き締まる思いであります。
 八幡浜市のさらなる発展のため、市民の皆様からの期待と信頼に応えるために、まずは新型コロナウイルス感染症対策を最優先し、市民の命と安全な暮らし、疲弊する地域経済をしっかり支えるため、必要な対策を講じてまいります。その上で、さらなる決意と情熱を持って、わくわくする八幡浜の実現に向けて、引き続き全身全霊で市政のかじ取りに取り組んでまいる所存であります。
 次に、1951年の統計開始以降、最も早く、一昨日に四国地方が梅雨入りし、本格的な出水期を迎えました。近年、豪雨災害は激甚化、頻発化しております。市民の皆様におかれましては、土砂災害、洪水ハザードマップ等を参考にしていただき、災害から命を守るために適切な準備、行動を心がけてくださいますようお願いします。市としましても、引き続き消防団をはじめとした関係諸団体との連携を密にし、防災対策に終わりはないとの信念の下、一層の充実強化に取り組んでまいります。
 それでは、臨時会について申し上げます。
 本臨時会におきましては、報告5件、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により深刻な経営状況にある市内の宿泊、旅行業を支援する宿泊・旅行業緊急支援事業補助金を含む予算案1件、その他1件、合わせて7件について御審議をいただくものでございます。
 現在の変異株の猛威による新型コロナウイルス感染症の全国的な感染急拡大により、愛媛県もまん延防止等重点措置の適用を国に対し要請し、4月23日に適用対象に追加され、先般4月25日から5月11日までであった期間が5月31日まで延長されました。これに伴い、愛媛県独自の警戒レベル、感染対策期も5月31日まで延長され、酒類を提供する飲食店に対する営業時間の短縮要請も延長されることになったところであります。
 本臨時会では、市独自の施策である宿泊・旅行業緊急支援事業補助金のほか、営業時間を短縮した店舗への協力金、飲食店の時短要請や感染対策期間等の影響を受ける事業者に対して、県と市が連携した応援金の給付など、厳しい状況にある市内の事業者を支援するための予算を計上させていただいております。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により疲弊する市内の事業者を継続して守っていくことが、コロナ後の本市の発展にとって重大な課題であるということを念頭に、今後も感染対策と併せて強力に取り組んでいかなければならないものと思っています。
 議案の詳細につきましては後ほど説明いたしますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
 以上、申し述べまして、招集の挨拶とします。
○議長(石崎久次君)  議長において、この際、諸般の報告を行います。
 3月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付してあります報告書をもってこれに代えます。
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○議長(石崎久次君)  これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(石崎久次君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、議長において6番 竹内秀明議員、13番 井上和浩議員を指名いたします。
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○議長(石崎久次君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。
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○議長(石崎久次君)  日程第3 報告第7号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)ないし報告第10号 専決処分の報告について(令和3年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号))、以上4件を一括議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君)  議案書の1ページをお開き願います。
 まず、これから説明をいたします報告第7号から報告第9号までの3件につきましては、いずれも税制改正に関するものです。一括して提案をさせていただきます。
 なお、税制改正につきましては、ほぼ毎年行われており、年度初めの4月1日からの施行となりますが、改正となる地方税法等が公布されるのが年度末の3月31日などぎりぎりで、議会を招集する時間的余裕がないため、県内他市同様、例年専決処分で対応している状況です。
 説明に当たりましては、議案書と別冊でお配りをしております議案説明資料で説明をいたしますので、御準備をお願いします。
 それでは、報告第7号 専決処分の報告について、議案書3ページの専決第5号をお願いします。
 地方税法等の一部を改正する法律が令和3年3月31日に公布されたことに伴い、八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。
 別冊でお配りしております議案説明資料をお願いします。
 資料の1ページをお開き願います。
 今回の主な改正は、改正概要のところにありますように、1点目は個人住民税の見直しで、住宅ローン控除に係るものです。
 2点目は、軽自動車税の見直しで、環境性能割の税率区分の見直し及び臨時的軽減措置の延長です。
 3点目は、固定資産税の見直しで、土地に係る固定資産税の負担調整措置の延長を図るものです。
 それでは、主な改正内容について、アンダーラインを引いているところを順次説明をいたします。
 まず、市民税についてです。
 この1ページの表の一番上の段になりますが、住宅ローン控除の特例の延長等について説明します。
 住宅ローン控除の特例については、13年間にわたり所得税額から控除し切れなかった額を控除限度額の範囲内で翌年度の個人住民税から控除できるようになっておりますが、その期間は令和2年12月末までに入居された方を対象としていました。今回の改正で、令和4年12月末までの入居者に延長するとともに、この延長により新たに対象となった方については、合計所得1,000万円以下であれば、床面積50平方メートル以上から40平方メートル以上に緩和されます。これらの改正は、コロナショックを背景とした住宅取得環境の厳しさに対応し、幅広い購買層に対して住宅投資を喚起する観点から見直しを行うものです。
 2ページをお願いします。
 次に、軽自動車税についてです。
 まず、表の中段あたり、軽自動車税環境性能割の臨時的軽減の延長について説明します。
 まず、軽自動車税環境性能割とは、従前の自動車取得税に当たるもので、自動車取得税が消費税引上げ時の令和元年9月30日をもって廃止されたことに伴い、市税として令和元年10月1日から導入となったもので、軽自動車の取得時に課税されるものです。税率は、環境性能が優れた車ほど軽減される仕組みとなっておりますが、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策により、令和3年3月末までに軽自動車を取得した場合には、環境性能割の税率を1%分軽減する特例措置が講じられてきました。今回の改正では、その適用期限を9か月延長し、令和3年12月31日までとするものです。
 次に、その下の段の軽自動車税の種別割のグリーン化特例(軽課)の見直しについて説明します。
 まず、種別割とは、従前の軽自動車税に当たるもので、またグリーン化特例とは、排出ガス性能、燃費性能に優れた軽自動車に対して性能に応じて軽自動車税を軽減するものです。今回の改正では、50%軽減及び25%軽減の対象を令和3ないし4年度に取得する営業用乗用車に限定した上で、令和3年3月31日までとされていた特例の期限を2年間延長して、令和5年3月31日までとするものです。
 続いて、2ページの一番下の段から次のページにかけての固定資産税についてです。
 土地に係る固定資産税の負担調整措置の延長について説明します。
 土地に係る固定資産税については、3年に1度の評価替えにより価格の見直しを行いますが、その際地価の急激な変動に連動して税負担が急激に変動することを抑えるため、負担調整措置が講じられてきたところです。今回の改正では、この負担調整措置を令和3年度から5年度までの間も継続するとともに、3ページ上となりますが、令和3年度に限り、負担調整措置等により税額が上昇する土地については、前年度の税額に据え置く措置を講ずることとしております。
 なお、議案書17ページ以降の附則において、施行期日と経過措置を定めております。
 続きまして、議案書のほうの21ページをお開き願います。
 報告第8号 専決処分の報告について、23ページの専決第6号をお願いします。
 地方税法等の一部を改正する法律が令和3年3月31日に公布されたことに伴い、八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。
 今回の改正は、先ほどの市税条例における固定資産税についての改正を都市計画税においても適用しようとするものです。
 なお、議案書26ページ、附則において、施行期日と経過措置を定めております。
 続きまして、議案書27ページをお開き願います。
 報告第9号 専決処分の報告について、29ページの専決第7号をお願いします。
 過疎地域自立促進特別措置法が令和3年3月31日に失効し、新たに過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が同日に公布され、同年4月1日に施行されたことに伴い、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。
 また、議案説明資料のほうの5ページをお開き願います。
 今回の改正は、改正概要のところにありますように、過疎地域内の産業の振興をより効果的に促進するために、新たに制定されました過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づいて、固定資産税の課税免除の対象となる業種及び設備投資の追加並びに適用期間の延長などを定めるため、現行条例を全部改正するものです。
 具体的には、改正内容の表の2段目、第1条、対象業種の追加については、左側の改正後(新条例)の欄に記載のとおり、インターネット付随サービス業や通信販売などの情報サービス業を追加します。
 その下、同じく第1条、対象となる設備投資の追加は、これまでの新設、増設のみから、設備の取得または製作もしくは建設が追加され、建物等については、増築、改築、修繕または模様替えのための工事による取得または建設を含むこととします。
 次の第2条第1号、適用期間の延長は、令和6年3月31日まで3年間延長し、その下、同条第2号、取得価額要件の改正は、現行の取得価額の合計が2,700万円を超えるものから、業種、資本金の規模に応じて表に記載のとおり緩和される方向で改正します。
 なお、市町村が条例に基づいて課税免除を行った場合に、交付税でその減収補填を受けるためには、産業振興を促進する区域や業種などの産業振興促進事項を市町村過疎計画に記載する必要がありますので、現在同計画の策定を行っているところです。
 なお、議案書31ページ、附則において、施行期日と経過措置を定めておりますが、附則第3項で、施行日から市町村計画策定までの間に取得されたものも課税免除の対象とすることとしております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  財政課長。
○財政課長(明礼英和君)  議案書33ページをお願いいたします。
 報告第10号 専決処分の報告について説明いたします。
 本件は、新型コロナウイルス感染症対策のために早急な対応が必要となる事業に係る予算について補正する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により令和3年4月1日付で専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。
 別冊で配付しております令和3年度補正予算資料で説明いたします。
 資料の4ページをお願いいたします。
 今回の補正は、一般会計のみとなっており、一番上の行の真ん中あたり、今回補正額の欄にありますように、歳入歳出それぞれ3,013万4,000円を追加し、累計では、その右の合計欄のとおり、212億948万2,000円、一番下の行となりますが、全ての会計における予算総額は412億8,651万3,000円となります。
 次の5ページにそれぞれの事業の概要を掲載しております。
 まず、高齢者施設等入所に係る新型コロナウイルス感染症検査費用助成事業は、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い高齢者の施設等での集団感染を防止するため、高齢者施設等への入所が決定した65歳以上の高齢者がPCR検査等を希望する場合に、PCR検査は1件当たり2万円、抗原定量検査は7,500円の検査費用を助成するもので707万5,000円。
 低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金給付事業は、児童扶養手当受給者等低所得の独り親世帯を対象に、昨年度から3回目の給付となるもので、これまでは1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円でしたが、今回は児童1人当たり一律5万円を給付するもので2,305万9,000円です。
 なお、児童扶養手当受給者181世帯、300人に対し、既に4月30日に支給したところです。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑は適宜区切って行います。
 まず、報告第7号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)、議案書1ページから19ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 山本儀夫議員。
○山本儀夫君  1点お尋ねをいたします。
 専決処分で、等々と、市税条例云々とありまして、都市計画税の問題につきまして1点お尋ねをいたします。
○議長(石崎久次君)  山本議員、この次が都市計画税になります。
○山本儀夫君  こっち。次。
○議長(石崎久次君)  次です。
○山本儀夫君  そしたら、失礼しました。進めてください。
○議長(石崎久次君)  改めまして、次、報告第8号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書21ページから26ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 山本儀夫議員。
○山本儀夫君  先ほどは大変失礼いたしました。
 朝から、私、早起きしましたもので、頭が少し鮮明になっておりませんことをお許しをいただきたい。
 専決第6号 八幡浜市都市計画税条例の一部改正ということであります。
 本件につきましては、大変長期にわたっての重要事案であり、非常に税の不公平是正を私はずっと席を同じゅうして感じておりました。時はまさに平成17年、そして遡ること16年、1年半ほどをかけて当時の旧保内町と旧八幡浜市で合議をされ、そして二宮町政そして高橋市政の間で合併が無事に平成17年に結末を迎えました。るるございますけれども、以来17年から18年という時間の経過がなされてきました。
 その前に、第4期の大城市政が誕生いたしました。私は、ちょうど幸か不幸か、旧平田市政のときに4期目を迎えられた平田市政のことを思い出しております。今回、たまたま大城市政が4期目を迎えられたことは誠におめでとうございます。心からお祝いをまず申し上げたいと思います。
 先ほど、戻りますけれども、約18年の懸案事項でありました、専決で第6号になりましたけれども、都市計画税についての税は、私は、ずっと不公平税制であると、税の公平さに欠けるのではないかなということを当時の町長さんともお話をした経緯もございます。百数十項目にわたる合併時におきましての審議は、約1年半ほど続きましたけれども、非常に税についてとそして条文、条例そして詳細にわたります細部にわたってやりますと、合併にたどり着くまでには随分と時間がかかりますよということを当時の町長さんにもお話をさせていただいた経緯がございます。これは、後日また発言の機会を設けたいと思いますので、その分につきましては後ほどにさせていただきます。
 若干の質疑ですけれども、今回の専決第6号の都市計画税条例の中身については、何も変化がないのかあるのか。変化があるとすれば何なのかということが1点。大体、約七、八千万円の都市計画税が常に八幡浜市に入ってきております。そこで、流用といいますか、目的税ではありませんので、各種諸事業に対してこのお金を流用しているのかなというふうに感じておりますが、旧八幡浜市の分についての税が大体7,000から8,000、9,000、よく言って8,000万円台だったと思いますけれども、常に言われますのが、代替財源をどうするかというのが時の市政の事案の懸案の分であろうなというふうにあります。代替財源を議論しますと、なかなかたどり着けれないのかなと。旧保内町には都市計画税は入っておりません。旧八幡浜市にとっては、都市計画税は常に課税されておる状況下でもございます。そういった不公平税制の中で、不公平税制ということで、これがなければ合併がなかなか私は遅々として進まなかったのではないかなと当時を振り返りますが、先ほど申し上げましたように、細部にわたっては改めて申し上げる機会はあろうかと思いますので、今回何が変わったのか、内容的に。ぱっと今日出されて、条文を私ちょっと読みよるのに正直言って時間がございませんので、変化があるのかないのかと内容的なものの要点だけをお示しをいただきたい。
○議長(石崎久次君)  総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君)  御質問にお答えしたいと思います。
 まず、都市計画税のところで少し説明を省略をさせていただきましたが、固定資産税のところで説明させていただきましたように、固定資産税の課税につきましては、負担調整措置ということを設けておりまして、それについては今後も継続をしてやっていくということでございます。
 それともう一点、今回3年に1度の評価替えということがございまして、令和3年度については、負担調整措置により土地の税額が上がるというケースについても、前年度の令和2年度の税額に据え置くということでございます。
 後段のこの制度を何で国のほうが税制改正で設けたのかといいますと、令和3年度は、評価替え、いわゆる基準年度ということで、正確には令和2年1月1日、作業期間がありますので若干タイムラグがありますけれども、令和2年1月1日時点の地価公示価格等を基準とした新たな評価額によって課税がされるということになります。このことは、新型コロナ感染拡大前に都市部を中心とした地価の上昇が見られたことから、足元の経済情勢を鑑みて、税負担が過重となるということが懸念をされたことから、このような措置が取られたということでございまして、もともと地価下落の続く本市においては、このような事例は基本的には発生をしておりませんので、特に今回の税制改正によって都市計画税の負担が変わるということではありません。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  山本儀夫議員。
○山本儀夫君  説明は分かりました。
 副市長にお尋ねをいたします。
 都市計画税の方向づけ、将来的に税の公平さの観点からすると、もうナッシングでいいんじゃなかろうかなと私個人的には思っておりますが、旧保内町は当然取っておりませんので、課税しておりませんので、旧八幡浜市のほうもそれをナッシングとするのが私はベターじゃないかなと思いますし、代替財源については、私はふるさと納税がここまで伸びるとも思ってもおりませんけれども、税の収入は大きいほうがいいとは思いますけれども、まず税の公平さからいきますと、もう17年ということになってきますと、フラットにしていいんじゃなかろうかなと私個人には思いますが、御所見を伺いたい。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  都市計画税につきましては、これまで山本議員から何度も御質問いただいてお答えをしてきたところであります。山本議員が言われるとおり、保内にはかかってないけど八幡浜にはかかっている。おかしいのではないかという議論は、正論としてそのまま成り立つと思います。
 ただ、合併当時、これとそれから消防関係の2つを後の問題に残して、取りあえず大きい問題である合併を急ごうということで、その段階で処理できなんだことが現在に至っているっていうのは認識をしております。
 いずれにせよ、山本議員が言われてましたように、代替財源をどうするかというのが、なしでいいのか、何らかの代替財源を見切った段階で八幡浜市の都市計画税をゼロにするのかといったようなところを、今、ずっと問題意識としては考えておりますので、それも含めて、それがふるさと納税がええのか、別の形で考えていることもありますので、それも含めて問題意識として持っておきたいと思います。基本的な方向としては、保内町にかけるのではなしに八幡浜市をゼロにするという山本議員が言った方向でいいのではないかと思っています。
○議長(石崎久次君)  山本儀夫議員。
○山本儀夫君  誠に心地よい答弁をいただきまして、ありがとうございました。
 そういった方向づけで内部調整を、また市長はじめひとつ御検討をいただき、できるだけ早く結論を出していただくことを望んで質疑を終結いたします。
○議長(石崎久次君)  次、報告第9号 専決処分の報告について(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の制定について)、議案書27ページから31ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  次、報告第10号 専決処分の報告について(令和3年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号))、議案書33ページから48ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 西山一規議員。
○西山一規君  説明資料のほうで5ページになるかと思いますが、こちらの文書を見ますと、PCR検査等を希望する場合にとなっておりますが、こちら、市としてどのようにお考えになられているのかというのを確認したいんですけれども、これは、希望される方は受けていいですよという単純なものなのか。基本的に皆さん受けていただきたいんですが、希望されない方は受けなくても結構ですというような意味なのか。
 それと、こちらが、通常この高齢者施設ではないPCR検査であれば、症状が出て発熱等があって疑いがある場合にPCR検査を受ける。それと、陽性者がいた場合に、その周辺の囲い込みのために濃厚接触者がPCR検査を受けるということで今やっていると思いますが、そういったことを、私もはっきりと頭に入ってないんですけど、八幡浜保健所を中心にやられているのかなと思っておりますが、こちらのPCR検査、1回2万円という検査は、同じように八幡浜保健所というか従来行われているPCR検査と同じシステムでそこの中に追加されるのか。あるいは、全く別で、施設の中で例えば検体を採取してやると、何か民間的なものをやられるのか。その辺の違いがあるのかどうか伺います。
○議長(石崎久次君)  保健センター所長。
○保健センター所長(久保田豊人君)  お答えいたします。
 まず、1点目の問題でございます。
 この制度につきましては、現在、施設等に対して新たに新規に入所される方が、本人の希望もあるでしょうし、施設側の希望もあるかもしれません。につきまして、ただ私どものほうでは、誰が入るかっていうのは分かりませんので、申請等があれば、こういう形で実質的には無料で受けることができるという制度でございます。国といいますか、県、市の方針としても、当然先ほど申しましたように、クラスターを避けるという観点から、高齢者施設でのそういう予防策、検査をするっていうのは推奨しておりますので、私どもとしては、こういう制度がある以上積極的に受けていただきたいというふうに思っております。
 それから、2点目の御質問でございます。
 この制度につきましては、先ほど申しましたように、あくまで任意で自費で受ける検査ということでございまして、議員御質問の例えば症状が出て濃厚接触者として調査する。そういう場合は、保健所が実際調査しまして、行政検査という形で調査して無料で受けれます。ですから、その場合については、基本的には保健所で受けるという調査で、それを取って県の衛生研究所等へ送るという制度でございます。したがいまして、うちの補正予算につきましては、任意なので、あくまでも民間病院で自らが受けるというものの検査を想定いたしております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  よろしいですか。
 これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま一括議題となっております報告第7号ないし報告第10号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  御異議なしと認めます。よって、報告第7号ないし報告第10号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
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○議長(石崎久次君)  まず、報告第7号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより報告第7号を採決いたします。
 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○議長(石崎久次君)  挙手全員であります。よって、報告第7号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(石崎久次君)  次、報告第8号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 報告第8号を採決いたします。
 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○議長(石崎久次君)  挙手全員であります。よって、報告第8号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(石崎久次君)  次、報告第9号 専決処分の報告について(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の制定について)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより報告第9号を採決いたします。
 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○議長(石崎久次君)  挙手全員であります。よって、報告第9号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(石崎久次君)  次、報告第10号 専決処分の報告について(令和3年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号))の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより報告第10号を採決いたします。
 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○議長(石崎久次君)  挙手全員であります。よって、報告第10号は原案のとおり承認することに決しました。
—————————————————————
○議長(石崎久次君)  日程第4 報告第11号 専決処分の報告について(南環境センター場内通路において発生した衝突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 市民福祉部長。
○市民福祉部長(二宮恭子君)  議案書49ページをお願いします。
 報告第11号 専決処分の報告について御説明いたします。
 51ページをお願いします。
 専決第9号 南環境センター場内通路において発生した衝突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により令和3年5月6日に専決処分しましたので、同条第2項の規定によりこれを報告します。
 今回の専決処分は、令和3年3月30日午後1時25分頃、八幡浜市若山9番耕地40番地、南環境センターの場内通路において、市所有フォークリフトが可燃ごみを積載し、リサイクルプラザ前を北側から可燃ごみの搬入口に進入していた際に、同車両の前方に積載していたごみ運搬用容器の一部が停車中であった相手方の所有する車両の前方部分に衝突し、損害を与えました。このため、相手方車両の修理損害額及び費用弁償の全額を市が相手方に支払うこととした示談書の締結を行い、市の負担として18万5,854円の損害賠償額が決定したものです。
 なお、この損害賠償は公益社団法人全国市有物件災害共済会で全額補填されます。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております報告第11号については、承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。
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○議長(石崎久次君)  日程第5 議案第43号 八幡浜港フェリー岸壁築造工事(その8)請負契約の締結について及び議案第44号 令和3年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)、以上2件を一括議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君)  議案書53ページをお開き願います。
 議案第43号 八幡浜港フェリー岸壁築造工事(その8)請負契約の締結について説明します。
 本件は、去る4月27日、八幡浜港フェリー岸壁築造工事(その8)の一般競争入札を執行し、その結果、8億8,770万円、落札率91.9%で、八幡浜市郷1番耕地12番地1、堀田建設株式会社が落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものです。
 別冊でお配りしております議案説明資料のほうをお願いします。
 6ページをお開き願います。
 参考資料として、6ページに工事概要、7ページに入札結果調書、8ページに出島周辺の施工平面図、9ページに工事施工箇所である新桟橋の平面図及び縦断図を添付しておりますので、御参照願います。
 なお、この八幡浜港フェリー埠頭再整備事業は、出島に耐震性能を有したフェリー桟橋を建設しようとするもので、令和3年度、今年度中の完成を目指し、平成28年度から工事を実施してきたものです。
 今回の工事は、6ページ、一番下の8、工事概要にありますように、フェリー桟橋の上部工23.1メートル、基礎捨て石工として容量3万3,748立方メートル、防舷材等の防衝工16基、電気防食工201基、車止め等の附属工1式を施工するもので、完成は令和4年3月31日を予定しております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  財政課長。
○財政課長(明礼英和君)  議案書55ページから72ページ、議案第44号 令和3年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)について、別冊で配付しております令和3年度補正予算資料で説明をいたします。
 資料の13ページをお開き願います。
 今回の補正は、一般会計のみの補正で、一番上の行の真ん中あたり、今回補正額の欄にありますように3億9,884万7,000円を追加し、累計ではその右の合計欄のとおり216億832万9,000円、一番下の行となりますが、全ての会計における予算総額は416億8,536万円となります。
 14ページをお願いします。
 それでは、補正予算の事業概要と、6月定例会での予算計上ではなく、今臨時会に補正予算を提案した理由について併せて説明します。
 まず、新型コロナウイルス感染症対策関連事業です。
 新型コロナウイルス感染症対策のために必要な予算のうち、早急な対応が必要となる事業に係る予算について補正する必要が生じたため、今臨時会に予算計上するものです。
 宿泊・旅行業緊急支援事業補助金は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の長期化やGo To トラベル事業の停止等により深刻な経営状況にある市内の宿泊、旅行業者に対して、補助金を交付することにより事業の維持継続を支援するもので2,800万円。補助対象者は、市内に本社を有する宿泊業者または旅行業者で、補助金の額は、令和3年1月以降12月まで、1か月ごとに前年または前々年の売上高の減少率により算定するもので、法人は月に30万円、年間で200万円、個人事業主は月に15万円、年間で100万円を上限としています。
 新型コロナウイルス感染症対策営業時間短縮等協力金事業は、愛媛県が4月26日月曜日から5月19日水曜日までの間、県内全域の酒類を提供する飲食店等に対し、営業時間短縮を要請したことに伴い、要請に応じ、期間内の全ての日において営業時間短縮に協力した店舗に協力金を支給するもので1億8,043万5,000円。要請期間の営業時間は5時から21時まで、ただし酒類の提供時間は20時30分までで、1店舗当たりの協力金の額は、前年度または前々年度の売上高に応じて1日当たり2万5,000円から7万5,000円です。
 えひめ版応援金事業は、時短要請期間や感染対策期間等の影響を受ける事業者に対し、感染対策期を乗り越え、さらには縮小期以降の反転攻勢時にも効果が持続する形で支援するため、3密回避の徹底をはじめとする経費への補助を応援金として県と市が共同で支給するもので1億2,100万円。令和3年1月から5月のうち、任意の月の売上げが前年または前々年同月比で30%以上減少している事業者が対象で、補助金額は法人20万円、個人事業主10万円で、1事業者につき1回限り、先ほどの時短等協力金の受給者は対象外としております。
 15ページをお願いします。
 低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金給付事業は、低所得の子育て世帯に対する実情を踏まえた生活支援として、4月1日の専決補正予算に続いて、今回は、初めて住民税非課税世帯など独り親以外のその他世帯に対し、児童1人当たり一律5万円を支給するもので5,081万8,000円。6月末をめどに支給事務を進める予定です。
 高齢者福祉施設等における新型コロナウイルス感染症検査費用補助事業は、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い高齢者福祉施設等での集団感染を防止するため、施設等の事業者が職員に対して県の補助対象となる自主検査を実施した場合に、県の補助に上乗せして市からも補助金を交付するもので1,800万円。なお、1回の検査につき、PCR検査1万5,000円、抗原検査4,500円を上限に補助します。
 なお、この5事業の財源につきましては、国、県からのコロナ関連交付金等と新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当し、不足額については、財政調整基金を取り崩し、充当することとしております。
 ただいま説明いたしましたそれぞれの事業の参考資料を16ページから21ページに添付しておりますので、後ほど御参照ください。
 次に、新型コロナウイルス感染症対策関連事業以外の予算となります。
 公営住宅システム改修事業は、所得税法等の改正を踏まえ、公営住宅法施行令の一部が改正されたことに伴い、新たに独り親控除の追加等、本年7月1日以後の公営住宅の入居者の収入の計算における控除の改正をシステムに反映させる必要があるため、システム改修費を今臨時会に予算計上するもので59万4,000円です。
 なお、22ページ、23ページに一般会計補正予算の歳入歳出の状況を掲載しておりますので、御参照のほどお願いします。
 最後に、24ページから29ページにかけて、参考としまして、新型コロナウイルス感染症対策関連事業一覧表を掲載しております。
 28ページをお願いします。
 一番下の行にありますように、新型コロナウイルス感染症対策関連事業の今年度の事業費の合計は8億1,377万6,000円となっております。
 説明は以上でございます。
○議長(石崎久次君)  説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑は適宜区切って行います。
 まず、議案第43号 八幡浜港フェリー岸壁築造工事(その8)請負契約の締結について、議案書53ページであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  次、議案第44号 令和3年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)、議案書55ページから72ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 竹内秀明議員。
○竹内秀明君  議案書69ページ、18節、新型コロナウイルス感染症対策営業時間短縮等協力金の1億8,000万円についてです。
 当初、時短要請は4月26日から5月19日まであったと思いますが、この協力金の支払いに当たって、お店等がしなければならない手続と実際に申し込んでからいつ協力金が支払われるのか。お店側、とても最後のほうにもろうたんではなかなか営業しにくい。できれば早くもらいたいという声が聞こえておりますが、その点どうなっているのか。
 また、要請期間がさらに延長され、5月31日までとなっていると思いますが、20日から31日までの分に関してはどのように考えておられるのか。
 それともう一つ、69ページの18節、えひめ版応援金事業費、今年1月から5月までの売上げが前年もしくは前々年売上げの30%以上ダウンとしている個人または企業に10万円もしくは20万円補助するものであると理解していますが、これも先ほどと同様に、どのような手続をしていつ支払われるのかお伺いいたします。
○議長(石崎久次君)  商工観光課長。
○商工観光課長(松良喜郎君)  そうしましたらまず、時短営業のほうから説明します。
 まず、申請書類ですけれども、先週、県のほうが申請様式を定めました。ですので、19日の第1弾の時短が終了するまでには協力店舗のほうには郵送で申請書類等を発送します。
 じゃあ、いつぐらいにお金が支払われるのというところなんですけれども、支払い時期につきましては、食うぽん券やスーパープレミアム商品券の支払いとは異なって、申請内容の確認が必要となります。少し時間をいただきたいとは思いますけれども、提出された書類がもう完璧な状況でしたら、曜日の関係等もありますが、10日から14日を見込んでおります。
 第2弾の予算はどうなっているかという御質問ですけれども、第1弾の金額なんですが、補正予算資料の17ページをお開きください。
 5の協力金の額という欄があります。その表の真ん中に1日当たりの協力金、下限が2万5,000円、上限が7万5,000円となっております。予算組みに関しましては、見込みの150店舗掛ける中間の5万円で計上しております。多分この第1弾の予算で賄えるんではないかなとは思ってはおるんですけれども、一応20日以降の分につきましては、6月補正のほうで、もしかしたら6月中も時短が延長する可能性もありますので、6月補正のほうで計上しております。
 そして、えひめ版協力金なんですけれども、これは、ざっくりとした概要は決まってるんですけれども、実は詳細に関してはまだ県と調整している段階で、多分皆さんにお知らせするのが中旬以降になるのではないかなと思っております。ですので、支払いがいつになるかというのはまだはっきりとはお答えできませんが、なるべくもう申請したら早く払えるように努力はしたいと思っております。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  よろしいですか。
 ほかに。
 菊池 彰議員。
○菊池 彰君  予算説明資料の17ページ、見回り協力謝礼の件でお伺いします。
 市の職員さん、また商工会議所、商工会の方で見回りされるわけですけど、大体何人の何班体制で回られるのか。
 また、この金額ですので1回だけではないと思うんですが、この期間中何回見回りをされる予定であるのか、その点についてお伺いいたします。
○議長(石崎久次君)  商工観光課長。
○商工観光課長(松良喜郎君)  見回りなんですけれども、商工会議所、商工会、あと八幡浜支局のほうにも協力をお願いしております。1週間のうち、日曜日、月曜日はお店が休んでいる店舗が多いので、その2日間は外して、5日のうち1日だけは全体で回ります。全店舗回ります。それ以外はエリアを区分けしてピンポイントで回るようにしております。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  大体何班体制ですか。人数、その辺についてお伺いします。
○議長(石崎久次君)  商工観光課長。
○商工観光課長(松良喜郎君)  県は4人、支局、商工会議所、商工会は各2人ずつ、市の商工観光課は8人で回っております。
   (「分かりました」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  ほかに。
 大山政司議員。
○大山政司君  予算案とは直接関係がありませんが、八幡浜市の新型コロナウイルス感染病対策についてお尋ねをいたします。率直な答弁をよろしくお願いします。
 数日前に、友人より、当市の新型コロナ対応が、3月と4月には市民に対して防災無線や各家庭に設置されている戸別受信機により市民への周知がされました。その周知の内容には、八幡浜市長の大城ですという呼びかけもありました。市長、覚えておられますか。
 そこで、友人から、新型コロナの対応に対する市民への周知は、市長選挙が終わるまでは行われましたが、市長選挙が終わると、防災無線、戸別受信機で聞かれなくなったのはなぜでしょうかという率直な問合せがあったわけなんです。私も、この件についてはよう説明しませんでしたが、この際、明らかにしていただきたい。
○議長(石崎久次君)  市長。
○市長(大城一郎君)  選挙期間中におきましては、私から、自ら放送するのは控えておりました。そういうことで、コロナウイルス対策室のほうから引き続いてコロナウイルスの感染症に対するマイク放送は行っております。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  私も、そういう友人からの問いに対して、私も友人がおりますし、近所いろいろありますが、ほとんど放送されてないという事実が分かったわけなんです。極端な話、ここ5日間でされましたか。されたら、何月何日にしましたとここで明らかにしてください。
○議長(石崎久次君)  保健センター所長。
○保健センター所長(久保田豊人君)  お答えいたします。
 今、市長も御答弁いたしましたが、従来、今年初めからいろいろと放送しておりましたが、折り目折り目といいますか、節目節目で放送しております。今、手元に何回したかっていうのはすぐには出てきませんが、1週間に1回とか10日に1回程度は放送いたしております。特にいわゆる知事発表等がありまして、県外への自粛の要請があったり等、それからそこら辺、宣言等がありましたときには随時放送しているのが現状でございます。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  3回目行くとですが、これ、どうしても聞かにゃいかん。この5日間、1週間でされたんですか。されんのですか。そこをはっきりしてください。
○議長(石崎久次君)  保健センター所長。
○保健センター所長(久保田豊人君)  この1週間はいたしておりません。
   (「理由は」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  コロナ対策は非常に大事なことでありますので、県知事から直接大城市長にこれこれこういう状態だから特に八幡浜市も注意してほしいとか、県下各市町にそういう連絡は直接電話であるときがありますので、そんなけじめのときを含めて、もしくは新しい宣言が出されたと、そういうときも含めて、どういうタイミングで誰が放送するのがいいかということは、当然大山議員の言われたようなこともありますので、中で十分考えまして、市長が直接やるべきときと選挙が近くなってまいりますとそうではなしにコロナウイルス対策室の名前でやるほうがいいだろうと、そういう注意は十分払ってきたつもりであります。
 それで、現在、緊急事態宣言が延長されて、八幡浜市でもここしばらくの間で1人また1人ということで感染者が出て、ただしその感染者が広がる状態ではなかった。その1人の方だけで、濃厚接触者含めてそれ以外の方、みんな陰性であったという状況でありますので、今どう放送する、どういう内容がいいのかなと考えておりまして、今週の金曜日ぐらいに次のステップで何らかの市民に情報提供したほうがいいのかなみたいなことはこの間も話したところでありますので、大山議員言われたように、これからまた放送はそういう格好で折り目折り目を捉えてやっていきたいと思います。
○議長(石崎久次君)  ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま一括議題となっております議案第43号及び議案第44号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  御異議なしと認めます。よって、議案第43号及び議案第44号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
—————————————————————
○議長(石崎久次君)  まず、議案第43号 八幡浜港フェリー岸壁築造工事(その8)請負契約の締結についての討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第43号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○議長(石崎久次君)  挙手全員であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
—————————————————————
○議長(石崎久次君)  次、議案第44号 令和3年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第44号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○議長(石崎久次君)  挙手全員であります。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。
—————————————————————
○議長(石崎久次君)  これにて本日の会議を閉じます。
 閉会に当たり、市長から挨拶があります。
 市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 御提案申し上げました全議案に対しまして、適切なる御決定、御承認をいただき、誠にありがとうございました。
 さて、県では、先月8日から新型コロナウイルス対策で3段階ある独自の警戒レベル最大の感染対策期に移行し、5月末まで県内全域で感染対策を継続しています。新型コロナウイルスは、県内だけでなく、隣接県においても感染が拡大している状況であり、市民の皆さんにおかれましても、警戒レベルを緩めることなく、引き続き不要不急の外出を控え、手洗い、うがい、3密回避などの日常の感染対策の徹底に努めていただくようお願いしたいと思います。
 結びに、来月には定例会も控えており、議員各位におかれましては、お忙しい日々が続くことと存じますが、健康に御留意いただき、市政発展のために引き続き御活躍いただきますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。どうもありがとうございました。
○議長(石崎久次君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
—————————————————————
○議長(石崎久次君)  これをもって令和3年第2回八幡浜市議会臨時会を閉会いたします。
   午前11時13分 閉会

 

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