一般質問(一問一答方式) H29.6 石崎久次 議員

公開日 2022年01月12日

〔石崎久次君登壇〕

 

○石崎久次君  少し早く終わりましたんで、前の方が、心の準備ができておりません。私も簡潔に終われるように頑張りたいと思います。
 それでは、私は、質問通告書に従いまして、大綱1点、愛顔をつなぐえひめ国体、また障害者のスポーツ全国大会えひめ大会についてを質問いたします。市長並びに関係理事者の誠意ある答弁を求めるものでございます。
 秋には、本県では64年ぶりに国体と障害者の全国大会が開催されようとしております。全国各地より大勢の方々がこの八幡浜市にも来ていただけるものと思います。大変期待をしているところであります。
 生涯学習課内において、この大会を成功させ、盛り上げるために国体準備室が設置され、その後、職員も増員され、現在、国体推進室として準備が着々と進んでいることと思います。
 そこで、確認の意味も合わせまして、何点か質問をさせていただきます。
 その前に、先ほど食事が終わりまして、議員控室で何人かの議員の方に聞いてみました。皆さん、国体いつあるか御存じですかと言ったら、わかっとるよと、10月よと言う。じゃあ、いつソフトボール、いつバレー、障害者、誰も答えられませんでした。このことから言いましても、意外とこの国体があるということ、また八幡浜大会がどこであるということはわかってるんですが、なかなか周知ができてない、そういう思いがありまして、私もこの質問を、9月でやったんではちょっと遅いと思いましたんで、改めてこの6月にやらさせていただきたいと思いまして、こういう機会を設けさせていただきました。
 それでは、具体的に質問に入らせていただきたいと思います。
 1点目、大会を開催されるに当たっての予算をお伺いいたします。そして、その内訳としまして、設備等今後も市民の皆様が継続して利用できる施設、整備は幾らか、それ以外が幾らかっていう、具体的に御説明を願いたいと思います。
○議長(上田浩志君)  市長。
○市長(大城一郎君)  お答えをさせていただきます。
 その前に、10月1日から3日までがソフトボールで、6日から9日までがバレーボールの大会をするようにしております。残念に思いました。周知不足、市内でもそういった看板が少ないのかなというなところも反省しておりまして、今後、より一層アピール、PRしていきたいなと思っております。
 まず、ソフト面といたしましては、平成28年度までの総額で約4,800万円の支出となっており、主な内訳といたしまして、歓迎装飾品の製作やチラシ等の広報啓発費用として約500万円、昨年度開催しましたリハーサル大会の運営経費として約2,900万円、その他臨時職員賃金やイベント開催費等として1,400万円となっております。
 次に、競技会場施設や附帯施設などのハード面の整備として、平成28年度までに総額で約6億6,000万円の支出となっており、主な内訳として、既に完成をしたソフトボール専用球場であります王子の森スタジアムを含む「王子の森公園改修事業」が約4億円、「市民スポーツセンター改修事業」が約2億6,000万円となっております。
 なお、これらの事業実施に当たっては、県からの補助金や起債等を積極的に活用し、可能な限り一般財源からの負担を少なくしております。
 また、今年度については総額で約9,000万円の支出を見込んでおりますが、当市としましては、広報啓発活動や開催準備業務に関して安易に業者等に委託するのではなく、職員の創意工夫によって効率的な実施に努めているところであり、今後も開催経費の削減に努めながら準備を進めてまいりたいと考えております。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  今市長のほうから予算について御説明がありました。確かに王子の森公園等々については追加、追加という形もありましたけれど、実際に今後全国の方からそういう形で大会を催すとか、あと八幡浜市はソフトボールとかその競技人口が多いわけですから、ハード面に関しては私はもう仕方ない、そういうことがあったとしても、今後とも市民の皆さんに喜んでいただけるとか、全国のいろんな方々を呼び込んでいくっていうことの一つのきっかけになる、ハード面としては、私はこれはもう仕方ないじゃなくて、逆にこれぐらいお金使ったほうがよかったのかなという、そういう思いであります。
 もう一点、今までに使ってきた28年度までの4,800万円に関しても逆に少なかったのかなと。逆に、ことしになって平成29年度として使っていく今度の予算が倍の9,000万円ぐらい。本来からいえば、一番自分たちが楽しめる、今の中でスポーツのレベルとして全国大会のトップクラスの人たちがこの地域に集まってくる中で、私たちが足をどっかへ運んでいって、またお金も出さずに楽しめる、そういう大会でありますから、市民の皆さんが本当にここに参加したいな、こういうのを見に行きたいなと思う広報活動をきちっと早目にやっていくっていうことが私はいかに大切かということをつくづく感じておりますので、平成29年度の予算ではありますけれど、特に前倒し前倒しで皆さんが、あっ、うん、わかった、あそこへ行かなくちゃいけないなという、そういう思いになってもらえるように、そういうお金の使い方を上手に考えていただきたいと思います。
 続きまして、第2点目、生涯スポーツ社会の実現を目指す大会とする目標を掲げられておりますが、そのためにこれまでどのような環境づくりを市民に向けてしてこられたのかをお伺いしたいと思います。
○議長(上田浩志君)  教育長。
○教育長(井上 靖君)  国体の正式競技でありますソフトボールとバレーボールにつきましては、一昨年度より小・中学生を中心としたスポーツ教室を開催してまいりました。
 今年度は、大会前の記念イベントとしまして、一昨日、6月10日に、いわて国体で3位になりました、今回の国体にも愛媛代表として出場する愛媛ウエストの皆さんによる夢の小学生ソフトボール教室、7月8日は、元全日本代表の山本隆弘氏による夢の中学生バレーボール教室、さらに8月11日には、小・中・高校生を対象とした、一般の方も参加できますが、元全日本代表の大山加奈さんによるバレーボール教室を開催するなど、大会の開幕に向けましてムードの盛り上がり、また環境づくりに努めてきているところです。
 また、国体のデモンストレーションスポーツであるカローリングにつきましては、子供からお年寄りまで幅広い世代が参加できる競技であるため、昨年の8月28日に1年前イベントを開催しておりますけども、3月には福祉交流カローリング大会、4月の八日市では新町ドームにおきまして体験会など、新たな生涯スポーツとして普及、振興に努めてきているところでございます。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  3点目、遍路文化によって培われたお接待の心で全国から訪れる方々を温かくお迎えし、訪れた方々の記憶に八幡浜市の地がいつまでも残る受け入れをしますとありますが、具体的にはどのようなことを考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  まず、大会前の準備としまして、選手が最高の環境でプレーができる、来場者が気持ちよく観戦できるよう競技施設を改修してまいりました。また、競技会場周辺のクリーン運動を実施するなど、環境美化にも取り組みます。
 次に、大会期間中は競技会場周辺に小・中学生が作成した手づくり応援のぼり旗、小・中学生と高校生が栽培した歓迎プランターを配置、保育所、幼稚園児が作成した応援塗り絵を掲示して、選手や来場者を歓迎します。
 また、おもてなし広場では、ちゃんぽんやじゃこ天など、お客様の目の前でつくった料理を無料で振る舞うことで、味と一緒におもてなしの気持ちを伝え、なおかつ選手には市内温浴施設の優待券を配付して、お接待の心を肌で感じていただくなど、さまざまな趣向を凝らして八幡浜の地にいつまでも記憶に残る取り組みをしたいと考えております。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  来ていただいた方に今の方法は確かに大変いいことだと思います。
 ただ、今度迎える側からして、自分たちの子供たちがお迎えする言葉を書いたとか、絵を描いた、じゃあどこへ私のやつはあるんだろうかと、子供たちにもやっぱりそういうことに対しても積極的な参加、書いてくださいって言ったんじゃあはっきり言うたら子供たちは受動的になるんですよね。やはり自分たちが書いたものがどこにあって、私たちは何を応援するんだろうかと、そういう気持ちになって子供たちに参加していただく。そこで、子供たちっていうのは、いろいろと発想が我々と全然違って次なるものが生まれます。私もこういう人たちと会って、こういう人間になってみたいとかというものがありますので、子供たちには何かをお願いするのも大事なことだろうと思うけれど、子供たちに次になることは何なのか、あなたたちはあなたたちの描いたものはここにあるんですよと、あなたたちが応援する方はこういう方々なんですよと、そこでこういうスポーツがあるから楽しんでくださいね。自分がそこで本当に印象に残ったら意外とその道に進む子供たちっていうのは結構いると思うんですよ。楽しみ方、その人たちに来ていただいて、印象に残るんだけど、この64年ぶりにもう一回八幡浜の地であったということを子供たちの意識の中に、私たちは次のときはもうありませんから、子供たちの場合には次の子供たちに残してあげたい、その心に残るものが子供たちの中に生まれれば、新しいスポーツを通して八幡浜市の歴史が変わってくるっていうこと、一つの歴史をこのことから始めるという意図が私は生まれると思うんですよ。
 そこを考えて、課長、もう少し具体的に、もう一つは先に進んで、そしてその子たちと一緒になって自分たちが進めた。今度、進める人間も、国体推進室の人だけじゃなくて、確かにこの皆さんが一緒になってやるとは思うんだけど、その人たちもこの子供たちと一緒になってできたと、この子供たちに喜んでもらったなという、我々が喜ぶぐらいの気持ちにならないと私はこの国体というのは成功しないんじゃないかなあと思います。もう一度よろしいですか。
○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  子供たちには、議員さん言われたようにつくるほうをまずしていただきました。
 この後にまたお話しするんですけども、今度当日、各学校に声かけをして、小・中・高校生も含めてなんですけども、ぜひ見ていただくような形で会場を用意しておりますので、そこで何とかいい国体にして、印象に残るものにしたいと考えております。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  そのようにお願いします。
 ただ、会場に入り切れないですよね。その辺も、会場の定員っていうのがあるんですよね。みんなで見に行っても見えないという、そこら辺もありますので、少し整理をして、やはりできたらこの日、この日、3日間ありますという中で、ある程度の配慮をしていただいたら皆さんが楽しんで見ていただけるんじゃないかということも1点お話ししておきます。
 4点目、全国から本当に多くの方々に来ていただきたいと思います。この期間中の当市を訪れていただく人の数については2万人を想定していると承知しておりますが、間違ってはいませんでしょうか、お伺いします。
○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  来場者につきましては、岩手とか和歌山など先催県のソフトボールとバレーボールの例によりますと、両競技とも1日当たり3,000人程度の来場者があったと聞いております。そのため、当市では、開催される両競技、7日間の来場者は延べ2万人以上と想定しております。
 また、宿泊者数につきましては、選手、監督や大会関係者などソフトボール競技が約200名、バレーボール競技が約250名の両競技で約450名が、市内のホテル、旅館、みかんの里「マンダリン」に宿泊いただく予定になっております。宿泊は愛媛県と市町が合同で委託する業者が手配するため、今後は委託業者や宿泊施設と連携をとりながら、食事の提供を含む快適な受け入れ態勢を整備できるよう準備を進めていきます。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  次に質問しようとする内容も少し今触れていただきましたんで、宿泊の予約につきましても、まだ3カ月以内になってませんので、なかなかホテル業者の状況っていうのは把握できないと思います。
 ただ、今言われました2万人超えで、1日多分3,000人って言われたんですかね。3,000人ってなると、八幡浜市の宿泊所としてのパワーっていうんですか、八百数十人っていうぐらいのもんだと思うんですけれど、あとの方に対してのフォロー的な、例えば近くのところにありますよというても、えひめ大会ですから愛媛各地で大会が開催されるわけですね。ですから、大洲市に泊まってもらってきていただくとか、あるかもしれないけど、大洲市は大洲市の大会でそれを見に来る方もおられるわけだから、今の中での民泊とか、マンダリンもそれに近いとは思うんですけれど。過去に娘さんが沖縄大会に出場されて、応援に行きたいけど、ホテルが全部埋まってたと、どうしたらいいんだろうなったら、大会関係の方々のいろんなつてを使って行くと、もう雑魚寝ぐらいしかできませんけれど、食事はもうどっかで自分でとってください、ただ移動とかなんかは大変ですから、もうこの地域に泊まってくださいと、泊まるとこだけ用意しましょという。ここに空き家とかなんかをうまく利用する。八幡浜市も空き家バンクじゃないけれど、空き家調査もやってます。そういうところを考えておられるのか、またそこまでは頭は回ってないのか、その辺はいかがなんでしょうか。
○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  民泊に対してはうちのほうは考えておりません。
 まず、先ほども説明しましたけども、選手、監督、大会関係者のソフトボール200名とバレーボール250名を中心に考えております。それであれば、市内のホテル、旅館、みかんの里マンダリンで十二分だと考えております。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  先ほど私の質問中で十分に満足して帰っていただいて、八幡浜の地をいつまでも記憶に残し、という思い、それは選手、監督、コーチ、関係者には伝わるかもしれないですけれど、それ以外の方のほうが多いんですよね、はっきり言いまして。3,000人のうち来られる方が、関係者で言ったら200人とかそんなもんでしょ。だったら、実際に二千何百人の方が余ってしまうという発想ですよね。ですから、市の中では受け入れはできないけれど、たしかこれにはいろんな各種団体、旅館業の方々とかいろんな方々が今回、もう何年も前からそういう協議会をつくってやっておられるわけですね。となると、こういう発想はもう前もってできてないとだめだと思うんですよ。
 ですから、自分たちはもうそこでしかできませんと、これは結構だと思うんですよ。ただし、そこのほかの部分に関して、ほかの部分っていうのは、実際にはホテルに泊まれないであろうという人に対してのフォローする、受け付ける部分に関してはここの部署がやりますよとかしながら、そこをどんどん探していって、できるだけ多くの方に来ていただいて、ここのおもてなしの心、確かに全てはできないし、お金もそういただくわけではない。確かに沖縄行ったときも1,000円とか、宿泊料の布団代ですとか、そういう程度ぐらいしかもらえません。食事もだから申しわけない、ただし食事のおいしいところはここですよとか、提案しながらとか。終わった後にどうだったですかと言いながらお酒を一緒になって地元の人と酌み交わしながらとか、お互いに来た人同士がそこで会ってみて、ああ、おたく、どこどこの県の方ですかという話の中で、ああ、ここはいろんな人たちが集まれて落ちつく場所だな、そういう思いがいい場所だなっていうふうに私はなると思うんですよ。ただ競技を見に来て、競技を見たら、はい、帰ってくださいって、これでは本当に八幡浜がよかったなっていうんじゃなくって、お金を出して東京ドームへ野球見に行くんと大した変わりないんですよ。
 やっぱり一番大事なのは、本当にここがいい、ここが気に入ったからまた来たいなと思う心をこの大会を通してその方々に持っていただくっていうことなんです。そこがやはり行政だけではできないんであれば、まだ6月ですね、予約を始めるのはあれだけど、どっかにそこがないかを、そら100人しかできないかもしれん、200人しかできないかもしれないけど、そういうところを見つけようとする努力をされるのか、今後とも一生懸命やってみようかという意欲があるのか、その点いかがですか。
○議長(上田浩志君)  市長。
○市長(大城一郎君)  担当課のほうで今そこまで詰めれてないところがありますので、方向性として私のほうから答弁をさせていただきます。
 過去にもいろんなスポーツに関する大会があってまいりました。そして、大学生の大会であったり、小学生の大会であったり、八幡浜市で開催して、いい思いをして帰ってもらった経験もあります。
 その中で、宿泊に関しても八幡浜は少ない、原発の関係で少なかった時期もありますし、そういったときに地域で名乗りを上げていただいて、公民館で宿泊をしていただく。そして、そのチームは本当に八幡浜市のことをいい印象で帰っていただいたというふうな経験もありますので、今石崎議員が言われたように、八幡浜市でいい思いをして帰ってもらうためにどのようなことができるのか。当然公民館で宿泊とか、民泊ができなかったら、準公営のところを貸し出すとか、そういったことも今後考えていきたいと思います。
 なるべく来ていただいた選手、監督、コーチ、そして応援団の方々に八幡浜市のいいところを感じ取って帰っていただく、そういうふうな国体にしていきたいなと思っております。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  前向きなお答えをいただいたと思うんですが、その中にやはり準公的なところ、例えば運動公園とかいろいろありますよね。そこにはテントを用意するとか、10月ぐらいですから寒くはないし、この地域の一番いい季節だと思いますので、発想をいろいろと持っていただいて、どうしたら本当に喜んでいただけるのか、都会にない田舎のよさっていうのは自然もありますので、その辺も合わせて考えていただいたらと思います。
 次に進みます。
 5点目、医事、衛生についても防疫対策及び医療救護体制の確立を図るとありますので、これも具体的に説明をいただきたいと思います。
○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  医事に関しましては、各競技会場に救護所を設置し、看護師を配置して、負傷者や体調不良の方の救護に当たります。また、医療機関や消防署と連携をとりながら、患者の受け入れ態勢整備に努めます。
 食品衛生に関しましては、保健所を初め各関係団体からもう既に助言をいただいております。宿泊施設や売店出店者等に対する衛生管理に取り組んでまいります。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  そのように安全対策を考えてください。
 次に、大会期間中の関係施設における治安の確保や災害防止、非常時における緊急対応に万全を期すため、警察、消防等関係機関との緊密な連携が大切と思われますが、具体的にこの期間中の対応等はどうなされようとしているのか、お伺いをしたいと思います。
○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  警備に関しましては、八幡浜警察署の担当部局と連携をとりながら、各会場の必要箇所にIDチェックの係員や警備員を配置します。また、消防については、消防署の協力をいただきながら、宿泊施設に対する消防点検、会場の巡回を実施、これらにより、また必要があれば他の対応も検討して、犯罪防止、火災防止に努めてまいります。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  結局不特定多数の方が一つの会場に集まられます。よく一番私が心配するのは、今で言えばテロですけれど、テロまで考え出したらこれは仕方がないことです。
 ただし、犯罪の中には、やはりよそから来られる方っていうことがわかったら、そこには大体お金を持ってこられるんですよね。過去において、私も西予市のれんげ祭りに行ったときに少し危ないときがありました。一番来られた方が困るのは、結局自分の財布がとられるのが一番困るんですよ、帰るに帰れないし、どこに泊まっていいか、お金がないと、財布の中に大体カードなんかも入れておられますんで。警察の方も含めて巡回というんですかね、見える警備をしていただきたい。ここにありますよ、ここに置いてますよ、これは僕は先ほど言った医事とか何かには構んと思うんですよね、医療体制はここへ来てくださいで構んと思うんだけど、警備とか安全対策というのは常に人が回ってるなと、人の目が気になって犯罪を起こささないっていうことが一番で、起きてからどうするっていうんじゃないんですよね。起こささないようにするためには、その犯罪を起こそうかと思う人に対して、ここはもう来てもできないなと思うぐらいの警備体制、安全対策を先にとって、常に巡回してますよというのを見せることによって、それは確かに警察の方だけではなくって、いろんな方ができると思うんですよ、2人体制でやるとか。やっぱり警察の方だったら1人で見ていっても、剣道とか柔道とかよくやられてますけれど、捕まえることもできると思うんですけど、普通の方が警備で1人で回ってたら、相手のほうが強い場合もありますんで、例えば2名体制で組むとか。じゃあ何分置きぐらいにやっていこうかとか、ここはどういう経路でやっていこうとか、そういう具体性をやはりこの警備の段階では持っていただきたい。そういう準備を、その人たちと打ち合わせする中に細かい打ち合わせが、その当日になってやりましょうじゃなくって、もうデモンストレーションじゃないですけれど、どうなったときにはどうするんだと、ここに入り切らなくなったときにはどうするんだという話し合いを事前に持っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  そういうふうにしたいと思ってます。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  そういうふうにしていただければ、チェックもさせていただきますよ。
 それでは次に、小・中学校、各地区公民館等にも応援を依頼されていると承知しておりますが、具体的に小・中学校に対してどのような依頼をされているのかをお伺いしたいと思います。
○議長(上田浩志君)  教育長。
○教育長(井上 靖君)  市民総参加のもと、一丸となって喜びと感動を共有できる魅力あふれる大会の実現を目指すということを本市の推進計画の中でうたっておりますので、その趣旨にのっとりまして、えひめ国体及びえひめ大会の学童応援を計画しております。
 具体的な学校応援につきましては、国体推進室の職員が各学校に出向いて、校長会でもお願いはしてきましたけども、一校一校に出向いて調整をして、原案を出して、応援計画をつくりました。
 小学校におきましては、平日、教育活動に位置づけまして、応援を行います。中学校につきましては、休日の部活動の一環として実施するもので、繰りかえ休業等は考えておりません。子供たちにとって選手の懸命なプレーを見て、スポーツの魅力や感動を味わうとともに、おもてなしの心を育てる貴重な経験となればと考えております。
 なお、組み合わせの抽せん会が9月9日となっておりますので、その抽せん会の後、実際に自分たちがどこのチームを、どんな選手を応援するのかっていうのは決まりますので、それをもとに、昨年行われましたリハーサル大会の反省も生かし、先ほどの石崎議員さんの御助言等も勘案しながら、統率のとれた、勝ったチームも負けたチームも八幡浜の子供たちはすばらしかったね、八幡浜の大人たちはよかったねって言ってもらえるような応援になるようにしていきたいと思います。
 地区公民館につきましても、地元の小・中学生の日程に合わせた形での応援を依頼する予定です。子供たちからお年寄りまで地域が一体となって応援できるよう、準備を進めているところです。
 また、より気持ちのこもった応援ができるように、各試合の組み合わせが決定次第、先ほども申しましたが、応援するチームや選手の情報をお知らせしたいと考えております。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  また先に進んでしまったんで、ただ1点気になるのは、授業の一環であるということ、これも確かに正しいことだと思うんですよ。子供たちにすばらしいスポーツを通して教育を進めるということは決して間違ってるとは思いません。ですから、その中で振りかえ休日等は考えてないということとか、あと代替え授業を持つとか、そういうことも考えてないというのも私は構んと思うんですよ。
 ただ、それがはっきりしているっていうことが大事なことであって、我々のほうから見ると、そういう計画を組んでいる中でどうなってるのかなと、休日に子供たちに見せて、子供たちの中で、いや、本当やったらバレーじゃなくてソフト見たかったなあという子供もおられるし、その辺は少し考えないかんのかなあという、そこら辺もあります。
 それともう一点、ちっちゃい学校だったら全員で見に行けるんだけど、例えばバレーボールの大会がありますよと、あそこの席が何ぼあるかなあというと、大きい学校、1年生から3年生までと、高校生1年生から今6クラスぐらいですかね、八高で、工業高校になると、全員は座れないっていうのは当然考えられる。その中で、見られない子をどないすんかなということも一緒だと思うんですよ。
 ですから、例えばバレーボールだったら2階の座席のところと、あとは立ち見ですかね、もう一つ王子の森公園であればスタンドの後ろですね、横に見れたらもうみんな立って見ないかん。この辺の全ての子供たちがある程度同じような条件といったらおかしいんですかね、難しかもしれないんだけど、そういう見れる状況をつくってあげないと、せっかくのこの機会にそういうことを見ていい勉強をしようやと、これが本当の一つの課外授業としてすばらしいもの、心に残るものをしていこうという中で、やはり自分は一生懸命応援する、子供たちがここにいるけれど、あっちの子供たちは遠くのほうからじっと見て、誰が誰かもわからないようなっていうことにならないように、そこら辺を配慮していただくことによって、子供たちの一般の大人もそうですけれど、大人は少し遠慮していただく面も逆にあってもいいのかなと思うんだけど、そういう面の配慮を、教育長、この機会を通して少し考えていただいとったほうが、今のあれでいくと、子供たちが出てもらいますっていうだけだけど、それではやっぱりなかなかあるんで、例えば1試合1試合とか、何かのときにローテーションを組むとか、そういう内容をしていかないと、やっぱり子供たちの中でも1年生が前で、3年生が後ろだったけど、これを逆にするとか、そういうことも一緒になって考えていただいて、本当に子供たちに勉強になるっていうことと心わくわく、すごいなあという思いを持ってもらうためのシチュエーションづくりっていうのも我々の仕事だと思うし、特に教育長の仕事だと思いますが、いかがですか。
○議長(上田浩志君)  教育長。
○教育長(井上 靖君)  実際に昨年度のリハーサル大会を見てますと、双岩小学校などのように小規模校は全校で行きましたし、その他の学校については上学年だけというふうな参加でもありました。
 そして、スポーツパークで応援などは、ソフトボールの、比較的応援もしやすい状況だったんですが、やはり応援リーダーがいないとなかなか盛り上がらないような状況もありました。先生方は応援する力を持ってらっしゃるんですけど、何も打ち合わせしてなくて、さあ、どうするんだっていう、そういう戸惑いなどもあったりして、不十分な点もありましたので、先ほどその反省を生かすというようなことを言いました。
 また、王子の森スタジアムにつきましては、ちょうどリハーサル大会は雨が降ってまいりまして、バックスタンドを小学生が占めたものですから、一般のお客さんが今度は入れないというふうな御迷惑をかけたような状況もありますし、本番では1塁側、3塁側、特設のスタンドができ上がりますよね。ですから、そこら辺を確保しながら、しっかり応援もしていきたいし、全員が見れるような環境にしたいなと考えています。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  子供たちも大変大切なことです。
 ただ、もう一つは、子供たち以上に市民の方々の数のほうが多いわけですね。ですから、公民館に10人とか20人というのもありますけど、行きたいなという方々がおられると思う。じゃあ、ここに今やられてる方々のスポーツを楽しむというか、競技をされてる方、どこの県の方で、その特産は何だとか、そういう全ての情報を早目に、9月6日に組み合わせ抽せんがあります。その時点になれば次の策は打てると思うんですね。できるだけいろんな方々に、市民の方々にそういう情報を流して、あっ、ここに親しみ持った応援ができるような体制をぜひつくっていただきたいと思います。これは要望にしておきたいと思います。
 次に、この大会を機に初めて当市に来られる方も数多くおられると思います。そのほとんどの方は八幡浜市ってどんなところだろうと、どんなおいしいものが食べられるんだろうかと期待をされていると思います。
 そこで、県内各地ではそのところどころの名産品をお弁当にして食べていただこうという取り組みがなされるようであります。当市では、どんな特色あるおいしいものを提供したいとお考えなんでしょうか。また、弁当以外にも何かありましたら私もぜひ食べてみたいと思いますので、この機会に八幡浜市の新メニュー等のお考えがありましたら、お伺いしたいと思います。
○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  まず、弁当についてお答えします。
 大会で選手、監督に召し上がっていただくお弁当は、リハーサル大会で実績のある市内業者から調達する予定にしております。
 弁当のメニューに関しましては、選手の栄養バランスを考えた内容にするとともに、水産加工品やかんきつなど、地元産品を使用した八幡浜らしい弁当を提供できるよう、弁当調達業者と協議をしております。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  市長。
○市長(大城一郎君)  八幡浜市の新メニューということで、この際ということで質問がありましたので、お答えをしたいと思います。
 当市ではここ近年、地域資源を生かしたかんきつや海産物の加工品、おかしや地酒など魅力的な新商品が次々と開発をされて、発表もされているところです。この大会に向けての新しい商品等を特に開発する予定はございませんが、今までに開発された商品については、この機会に活用できないかを検討していきたいし、PRにも努めていきたいと考えております。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  八幡浜市の特産品を特にその場でPRをある程度できるような、確かにテナントでというのもありますけれど、できたら宿泊していただいたりとか、翌日の朝に何か食べていただきたい、その中にやっぱりそういうものが入っていく。じゃあ、それはどこで食べれるんだろうかという、そういう提案はその会場であったりとか、どこに行ったらわかるんだろうかとか、そういう情報提供を密にしていただきたいということと、そこの場で本当にわかるもの、聞いたときにすぐ御案内ができますよと、ここですよという話ができるようなものをきちっとつくっていただきたい。これは要望じゃなくて、当たり前のようにしていただきたい。
 あと一点、先ほど言いました弁当の件ですけれど、この前テレビを見てましたら、伊予市の高校生であるとか、あと宇和島市の高校生であるとか、何度も何度も試作品をつくって、大会に参加される方に食事をしていただいて、おいしい、まずいじゃなくて、これが本当に自分たちが食べてみて、ここらしさが出てるなとかというのがきちっと確かめてやってる面があるんですよ。
 ですから、弁当の業者さんにお願いするっていうたって、お弁当業者さんは似たようなもん、全く同じだったら何の問題もないんですよ。ただ、日がわりの弁当が毎回、毎回、そのチームごとによって違ったと、逆に違ってた場合に横見ることはないと思うんやけど、比べられたときに、あれ、同じ値段だけど、違うなとか、業者さんに言うて余り違い過ぎるっていうことがないように、ある程度こういうときに関しては統一性を持たせたものをきちっと、こういうものとこういうものとこういうものは少なくとも入れてくださいねと、こういうものは入れますか、金額内でおさまりますかとか、そういうきちっとした打ち合わせのもとで、ある程度八幡浜市らしさのお弁当っていうのをできることであれば進めていただいたら、より八幡浜のよさが相手に伝わると思いますんで、その点も多分していただけるという、うなずかれておりますから、そういうふうになってくると思います。ぜひそのような配慮をお願いしたいと思います。
 それでは最後に、わざわざ八幡浜市に来ていただいた方々にまた八幡浜市に来てみたいなと思って帰っていただきたいと思います。それが、今後の交流人口の増加であるとか、経済効果が増すことであろうと思われますが、何か特別な施策などはあるのでしょうか、お伺いしたいと思います。
○議長(上田浩志君)  産業建設部長。
○産業建設部長(菊池司郎君)  先ほども申し上げましたように、愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会では、選手や大会関係者、一般観客など2万人を超える方々が八幡浜市を訪れる見込みです。
 八幡浜市では、各会場におもてなし広場を設置して、ちゃんぽんの振る舞いや水産加工品やかんきつなど、地域の魅力あふれる特産品を販売するとともに、観光パンフレットを配布し、みなっとなど市内の観光名所や伝統文化を積極的に紹介する予定です。大会を一過性のイベントとするのではなく、八幡浜市の魅力を全国に発信する絶好のチャンスと捉え、一人でも多くの方に八幡浜市のファンになっていただき、大会終了後も八幡浜市に足を運んでもらえるように取り組みたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  具体的なものはないんですか、具体的なものがあればお伺いしたいと言ったはずですが。
○議長(上田浩志君)  産業建設部長。
○産業建設部長(菊池司郎君)  具体的には、先ほども申しましたように、各会場におもてなし広場を設置するということ、ここで特産品等、そして観光名所を案内をするということ、ここでPRをさせていただきたいということで、それぞれのところへ行ったところで、またそれなりのPRをしていただくように事前に周知はしておきたいと思っております。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  それはそれでじゃあ期待をしておきましょう。
 また来ていただきたいって思う方策の中に、例えば今回はすぐ帰らないかんけれどっていう中に、八幡浜はいいなって思ったときに、例えば私の提案ですけれど、パンフレットを統一のをつくるとして、そして来ていただいた人には1年以内に持ってきていただいたら宿泊料を1割引きますよとか、何らかの人がどんどん入ってくることによって宿泊するホテルであり何なりは常に潤うわけですね。次を見越した施策をその期間中に打つっていうことが次の交流人口なり泊まっていただける、はっきり言ったらそこにお金を落としていただける、次の施策になると思うんですよ。やはり次を考えるためには今を考えるっていうことも大事だと思いますんで、その辺も考慮に入れていただいたらと思います。
 通告はしてませんが、1点だけ、次回の一般質問でしようかなと思います中に、国体推進室、準備室から人数もふえられましたね、何人に今なられてますか。
○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  私は兼務ですが、室長、職員が5名、臨時の方が4名です、10名で行っております。
○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  次は答え要りません。私が言いたいのは、今年度採用の人数も全部で19名、看護師さんとか何かを別にした場合、退職者も多いっていう中に、この国体が終わればこの方々の中で兼務をされている方以外は少し国体からは引かれるわけですから、ある程度いろんなところに割り振りができる形ができてくる。人件費云々ということじゃなくて、人材の適材適所を合わせて、いろんなことの経験をした中で次の段階に人が移っていくっていうことの、人の能力アップをいろんなことでできてくると思うんですよ。ですから、人の適材適所に合わせたことと、新しく人を採用するということの大切さのバランスを考えていただきたいということと。
 1点、これはもう市内の業者さんからあるんですが、特別枠で今回3人の方ぐらい、技術職として入れられるというふうになってるんですが、30代、40代のやっと自分たちの商売上でお金になろうとする人たちが、自分の会社より八幡浜市の市役所のほうが退職金とかいろんな面からいうといいという評価になってるんですよ、自分たちのところの職員がそこの市のほうを受けないかと心配になっている点をまず御理解もしていただきながら、9月の一般質問をまたやりたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
 以上で終わります。

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