令和4年八幡浜市議会5月臨時会会議録第1号

公開日 2022年09月20日

令和4年八幡浜市議会5月臨時会会議録第1号

 

議事日程 第1号

 

令和4年5月23日(月) 午前10時開議

 

第1

会議録署名議員の指名

 

第2

会期の決定

 

第3

報告第 3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)

報告第 4号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)

報告第 5号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)

報告第 6号 専決処分の報告について(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について)

  (提出者の説明、質疑、討論、採決)

第4

報告第 7号 専決処分の報告について(八幡浜市五反田地区内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)

       (提出者の説明、質疑)

第5

議案第38号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)

  (提出者の説明、質疑、討論、採決)

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本日の会議に付した事件

 

日程第1

会議録署名議員の指名

 

日程第2

会期の決定

 

日程第3

報告第3号~報告第6号

 

日程第4

報告第7号

 

日程第5

議案第38号

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出席議員(16名)       

 

  1番  井  上     剛  君

  2番  攝  津  眞  澄  君

  3番  平  野  良  哉  君

  4番  田  中  繁  則  君

  5番  遠  藤     綾  君

  6番  菊  池     彰  君

  7番  西  山  一  規  君

  8番  佐 々 木  加 代 子  君

  9番  竹  内  秀  明  君

 10番  平  家  恭  治  君

 11番  石  崎  久  次  君

 12番  樋  田     都  君

 13番  新  宮  康  史  君

 14番  上  田  浩  志  君

 15番  宮  本  明  裕  君

 16番  山  本  儀  夫  君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 

 市長          大 城 一 郎 君

 副市長         菊 池 司 郎 君

 教育長         井 上   靖 君

 総務企画部長      藤 堂 耕 治 君

 市民福祉部長      二 宮 恭 子 君

 産業建設部長      垣 内 千代紀 君

 総務課長        宮 下 栄 司 君

 税務課長        河 野 久 志 君

 政策推進課長      松 良 喜 郎 君

 財政課長        明 礼 英 和 君

 子育て支援課長     岡 本 正 洋 君

 保健センター所長    小 野 嘉 彦 君

 商工観光課長      萩 森 久 人 君

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会議に出席した議会事務局職員

 

 事務局長        田 本 憲一郎 君

 事務局次長兼議事係長  菊 池 文 孝 君

 調査係長        黒 田 昌 利 君

 書記          田 中   聡 君

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   午前10時00分 開会       

○議長(平家恭治君)  おはようございます。

 開会に先立ちまして、去る4月1日付で人事異動がありましたので、この際、新任部課長等の自己紹介をいたします。

(新任部課長等の自己紹介)

○議長(平家恭治君)  以上で新任部課長等の自己紹介を終わります。

 本日の会議に直接関係のない理事者の方は退席を願います。

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○議長(平家恭治君)  ただいまより令和4年第2回八幡浜市議会臨時会を開会いたします。

 市長から今議会招集の挨拶があります。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

 本日、令和4年第2回市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 まず、今年のゴールデンウイークは3年ぶりに行動制限がなかったため、人流の増加に伴う新型コロナウイルス感染者数の増加を心配しておりました。しかしながら、市内においては今月12日にクラスターが確認されて以降、感染者数に大きな増加はなく、皆さんの協力と努力により感染状況は落ち着きつつあります。改めて市民の皆様の御理解と御協力に感謝を申し上げますとともに、引き続き手洗い、消毒、マスクの着用、3密回避等の基本的な自己防衛を徹底し、八幡浜市民が心を一つにして当たり前の日常を取り戻していきたいと思います。よろしくお願いします。

 さて、県では先月1日から新型コロナウイルス対策の独自の警戒レベルがオミクロン株感染拡大特別警戒期間から感染警戒期に移行され、新型コロナウイルスによる厳しい状況が緩和されつつあるものの、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた業種、そこで働く方々など、生活や経済への影響は依然として続いている状況があります。また、世界情勢に伴う原油価格や物価のさらなる高騰が懸念される中で地域経済をどのように活性化させていくのか、生活支援と併せて取り組んでいかなければならないものと思っています。

 このような中、先月26日、政府がコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策を決定しました。当市におきましても迅速に生活支援を実施するため、本日臨時会の開催をお願いし、プレミアム率100%の商品券を市民対象に1人2冊、2万円分、1冊1万円までの発行をするスーパープレミアム付商品券事業のほか、低所得の子育て世帯に対する児童1人当たり一律5万円を支給する特別給付金給付事業に関する予算を計上させていただいております。

 それでは、臨時会について申し上げます。

 本臨時会におきましては、報告5件、先ほど申し上げた2事業の予算案1件、合わせて6件の審議をいただくものでございます。

 議案の詳細につきましては後ほど御説明いたしますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。

 以上、申し述べまして、招集の挨拶といたします。

○議長(平家恭治君)  議長において、この際、諸般の報告を行います。

 3月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付いたしております報告書をもってこれに代えます。

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○議長(平家恭治君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(平家恭治君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において4番 田中繁則議員、13番 新宮康史議員を指名いたします。

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○議長(平家恭治君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

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○議長(平家恭治君)  日程第3 報告第3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)ないし報告第6号 専決処分の報告について(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について)、以上4件を一括議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 総務企画部長。

○総務企画部長(藤堂耕治君)  まず、議案書を開いていただき、目次のところをお願いします。

 これから説明をいたします報告第3号から報告第6号までの4件につきましては、いずれも税制改正に関するもので、議会の承認を要する報告となります。一括して提案をさせていただきます。

 なお、税制改正につきましては、ほぼ毎年行われており、年度初めの4月1日からの施行となりますが、改正となる地方税法等が公布されるのが年度末の3月31日などぎりぎりで、議会を招集する時間的余裕がないため、県内他市同様、例年専決処分で対応している状況です。

 説明に当たりましては、この議案書と別冊でお配りをしております議案説明資料で説明をいたしますので、御準備をお願いします。

 それでは、議案書の1ページをお願いします。

 報告第3号 専決処分の報告について、次の2ページの専決第3号をお願いします。

 地方税法等の一部を改正する法律が令和4年3月31日に公布されたことに伴い、八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。

 それでは、別冊でお配りをしております議案説明資料をお願いします。

 資料の1ページをお開き願います。

 それでは、主な改正内容について順次説明します。

 まず、市民税についてです。

 1ページ、一番下段のイメージ図を御覧ください。

 株式等の配当所得等に係る課税方式については、一定の税率で所得税と住民税を証券会社等が源泉徴収し納税が完結する申告不要方式と確定申告をして税額を決定する方法があり、後者はさらに配当を給与など他の所得と合算する総合課税方式と給与などと分けて手続をする申告分離課税方式があります。

 今回の改正は、現行の制度では所得税、住民税において、それぞれ異なる申告方式の選択が可能となっているため、それぞれの課税方式における税率等を踏まえ、所得税では総合課税方式、住民税では申告不要方式を選択するケースがあり、課税の公平性の観点から所得税と住民税の課税方式を一致させようとするもので、例えば所得税で総合課税方式を選択すれば住民税においても総合課税方式となるよう改正をするものです。

 なお、この改正は令和6年度分以後の個人住民税から適用されます。

 次に、2ページをお願いします。

 上から5段目になります、附則第7条の3の2、住宅借入金等特別税額控除の延長見直しについてです。

 まず、現行の制度では、所得税において、住宅ローン控除の対象となる方は所得税から控除し切れなかった額について、一定額を限度に翌年度の個人住民税から控除できる措置が講じられています。

 今回の改正は、住宅ローン控除の適用期限を4年延長し、令和7年末までの入居者を対象とするとともに、その下の表ですが、住民税における控除限度額を所得税の課税総所得金額等の7%、最高で13万6,500円から5%、最高で9万7,500円に縮減するものです。

 なお、この改正は、所得税の控除率が年末における借入残高の1%から0.7%に縮減されたことに伴うものです。

 次に、同じく2ページの市民税の一番下の段の第18条の4及び次の3ページの固定資産税の一番上の段、第73条の2についてです。

 これは、いずれも手数料の改定となっていますが、内容はDV被害者等保護のための住所情報の公開に関する見直しです。

 具体的には、住所を明らかにされることにより人の生命もしくは身体に危害を及ぼすおそれがある場合などにおいては、その方からの申出により証明書等に住所を公開せず、住所に代わる事項を記載した証明書等を交付できるようにするものです。

 3ページの固定資産税の場合で申し上げますと、登記所すなわち法務局に対してDV被害者等である旨を申し出た場合、登記事項証明書、登記簿謄本は誰でも取得可能なものでありますから、ここには本当の住所ではなく住所に代わる事項としてその方が申し出た住所、例えばDV被害者の支援をしている団体の住所などを記載できるようにするものです。

 市におきましても固定資産課税台帳、名寄帳等には登記上の住所が掲載されることとなりますので、このような場合には法務局と同様に住所に代わる事項を記載したものが掲載されるようになります。

 続いて、同じく固定資産税ですが、その下段、附則第10条の2についてです。

 貯留機能保全区域とは、河川整備のみでは浸水被害の防止が困難なことから河川に隣接する低い土地など、雨水等を一時的に貯留する機能を有する土地を知事が指定するものです。

 指定を受けると、土地の所有者には県との事前調整など一定程度の負担が生じることから、特例措置として土地に係る課税標準額を最初の3年度分について4分の3を乗じた額に縮減しようとするものです。ただし、本市においては、これに該当する土地は現在のところありません。

 最後に、同じく固定資産税についてですが、このページの上から4段目、附則第12条についてです。

 その下の固定資産税の課税の仕組み、令和3年度から5年度と書かれているイメージ図を御覧ください。

 今回の改正は、令和4年度課税の話ではありますが、さきに3年に1度の評価替えである令和3年度の改正について説明します。

 令和3年度の評価替えにおいては、その基準日が一定の作業期間を考慮して令和2年1月1日となっており、新型コロナウイルス感染症拡大前であったことから、都市部を中心に地価の上昇が見られていました。しかし、令和3年度課税時点においては、新型コロナウイルス感染症が拡大するさなかで足元の経済情勢を鑑みると、税負担が過重となることが懸念され、前年度の税額に据え置くという特別措置が講じられたところです。

 その際に、令和4年度、5年度においては5%ずつ引き上げる予定としていましたが、今回の令和4年度の改正では、景気回復に万全を期すために、商業地等について税額が増加する土地については、本来評価額の5%の増額となるところを令和4年度に限り2.5%と上昇幅を半減させるものです。ただし、地価下落傾向が続いている本市においては、特殊なケースを除けばこのような事例に該当する土地はありません。

 なお、議案書15ページ以降の附則において施行期日、経過措置を定めております。

 続きまして、議案書のほうの19ページをお開き願います。

 報告第4号 専決処分の報告について、次の21ページの専決第4号をお願いします。

 地方税法等の一部を改正する法律が令和4年3月31日に公布されたことに伴い、八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。

 また、議案説明資料のほうの4ページをお願いします。

 今回の改正は、先ほどの市税条例における固定資産税の改正を都市計画税においても適用しようとするもので、改正内容の上から5段目、附則第9項の貯留機能保全区域の指定を受けた土地の課税標準の特例措置及び、その2つ下の段の附則第11項の商業地等に係る課税標準額の上昇幅を半減する改正で、これ以外のものは項ずれに伴う改正です。

 なお、議案書23ページから24ページ、附則において施行期日と経過措置を定めております。

 続きまして、議案書の25ページをお開き願います。

 報告第5号 専決処分の報告について、次の27ページの専決第5号をお願いします。

 地方税法等の一部を改正する法律が令和4年3月31日に公布されたことに伴い、八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。

 また、議案説明資料の5ページをお願いします。

 今回の改正は、国民健康保険税の課税限度額を引き上げるもので、これは医療給付費が増加している中、所得の高い人の上限を引き上げることで相対的に中間所得層の税負担が上がらないよう調整しようとするものです。

 一番下の米印、参考の表を御覧ください。

 国民健康保険税は、国保加入者の医療費の財源となる基礎課税分、75歳以上の方を対象とした後期高齢者医療制度の医療費の財源となる後期高齢者支援金課税分、40歳から64歳の方が介護保険の保険料として納付する介護納付金課税分の3つの区分で構成されています。

 それぞれの区分の課税限度額は、地方税法施行令に定める金額を上限として条例で定めることとされており、政令の改正に合わせて限度額を段階的に引き上げ、必要な保険税収入を確保するとともに、高所得者と中間所得者との負担のバランスを調整しています。

 具体的には、基礎課税分が63万円から2万円引き上げ65万円に、後期高齢者支援金課税分が19万円から1万円引き上げ20万円に、介護納付金課税分は17万円に据置き、総額では3万円増の102万円となります。

 なお、議案書28ページ、附則において、施行期日と適用区分を定めております。

 続きまして、議案書29ページをお開き願います。

 報告第6号 専決処分の報告について、次の31ページの専決第6号をお願いします。

 租税特別措置法等の一部を改正する法律が令和4年3月31日に公布されたことに伴い、過疎地域自立促進特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。

 今回の改正は、租税特別措置法第12条及び第45条にそれぞれ項が新設されたことに伴い、同法を引用している本条例第3条に項ずれが生じたため、これを改めるものです。

 なお、附則において、この条例は令和4年4月1日から施行することとしております。

 以上でございます。

○議長(平家恭治君)  これより質疑に入ります。

 質疑は適宜区切って行います。

 まず、報告第3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)、議案書1ページから17ページまでであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  次、報告第4号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書19ページから24ページまでであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  次、報告第5号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書25ページから28ページまでであります。

 質疑はありませんか。

 遠藤 綾議員。

○遠藤 綾君  この報告第5号の当市における値上げに該当する人というのは、どれぐらいの割合がいるのでしょうか。

○議長(平家恭治君)  税務課長。

○税務課長(河野久志君)  お答えします。

 限度額の見直しについて、どのくらいの世帯が対象になるかということですが、まず医療分と支援金分と介護分ということで、それぞれ世帯数が変わってまいります。

 まず、例えば世帯主が45歳、無職の妻で子供2人の4人世帯というシミュレーションでお答えしますと、まず基礎課税分では限度額に到達する給与収入が現行の939万円から引上げ後は965万円程度となります。また、後期高齢者支援金分の場合は、現行の798万円から837万円となります。それに伴って限度額の引上げ前の超過世帯数は、基礎課税分で221世帯から引上げ後は206世帯、率でいいますと4.04%から3.77%となります。それから、後期高齢者支援金分では、322世帯から296世帯、率でいいますと5.89%から5.41%へと減少いたします。

 以上でございます。

○議長(平家恭治君)  よろしいですか。

 遠藤 綾議員。

○遠藤 綾君  対象は若干減るが額が増えるということで、税額はやはり全体的には増えるということになるんですか。当初の狙いどおりの効果になってるということですか。

○議長(平家恭治君)  税務課長。

○税務課長(河野久志君)  保険料率は変わっておりませんので、限度額の上限が増えるということになりますと、この引上げにおいて中間所得層が、もし限度額を引き上げずに保険料率だけを上げると、必要な保険料を確保するためには中間所得層の負担が重くなると、今回は限度額を引き上げるとしたら、高所得者の方に多くの負担をいただくことになりますけども、その分中間所得層の方にとっては公平といいますか、バランスを保つといったようなためにこういった引上げがほぼ毎年行われてる状況がございます。

○議長(平家恭治君)  よろしいですか。

 ほかにありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  次、報告第6号 専決処分の報告について(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書29ページから31ページまでであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま一括議題となっております報告第3号ないし報告第6号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  御異議なしと認めます。よって、報告第3号ないし報告第6号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

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○議長(平家恭治君)  まず、報告第3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより報告第3号を採決いたします。

 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、報告第3号は原案のとおり承認することに決しました。

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○議長(平家恭治君)  次、報告第4号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより報告第4号を採決いたします。

 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、報告第4号は原案のとおり承認することに決しました。

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○議長(平家恭治君)  次、報告第5号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより報告第5号を採決いたします。

 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、報告第5号は原案のとおり承認することに決しました。

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○議長(平家恭治君)  次、報告第6号 専決処分の報告について(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより報告第6号を採決いたします。

 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、報告第6号は原案のとおり承認することに決しました。

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○議長(平家恭治君)  日程第4 報告第7号 専決処分の報告について(八幡浜市五反田地区内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市民福祉部長。

○市民福祉部長(二宮恭子君)  議案書33ページをお願いします。

 報告第7号 専決処分の報告について、35ページをお願いします。

 専決第7号 八幡浜市五反田地区内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により令和4年4月15日に専決処分をしましたので、同条第2項の規定によりこれを報告します。

 今回の専決処分は、令和4年3月7日午前10時30分頃、八幡浜市五反田1番耕地928番地1地先において、市所有の原動機付自転車が対向車を待つため停車していた相手方車両の後方に追突し、損害を与えました。このため、相手方車両の修理損害額の全額を市が相手方に支払うこととした示談書の締結を行い、市の負担として6万3,052円の損害賠償金が決定したものです。

 なお、この損害賠償は公益社団法人全国市有物件災害共済会で全額補填されます。

 以上です。

○議長(平家恭治君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 菊池 彰議員。

○菊池 彰君  市の職員の方のこういった事故の報告なんですが、年間3件から4件あるのではないかと思っておりますが、私は2点お伺いします。

 まず、こういった事故を起こされた職員の方、そして市の職員の方に向けての交通安全への取組はどうなってるのかというのが1点と、あとこういった事故が発生しますと、保険料の掛金が民間ですと値上げになるわけですけど、こういった面についてはどうなっているのか、この2点についてお伺いいたします。

○議長(平家恭治君)  総務企画部長。

○総務企画部長(藤堂耕治君)  市全体に関わることですので、私のほうから答弁をさせていただきます。

 まず最初に、職員の交通事故を減らすために市としてどのような取組をされているのかということについてお答えをいたします。

 職員に対しましては、常日頃より公私を問わず交通法規を遵守し、安全運転に努め、市民の模範となるよう庁議、部内会議、各職場における朝礼など、あらゆる機会を捉えて注意喚起をしているところです。

 しかしながら、今議会におきましてもまた1件の専決処分を報告しなければならず、改めて重く受け止めている次第であります。

 なお、交通事故につきましては公用、私用を問わず、正職員だけでなく会計年度任用職員等も含め、全ての職員について、たとえ軽微な事故であったとしても総務課に報告をさせ、それは全て市長まで報告し決裁をするようにしており、市職員として緊張感を持って運転に臨むよう指導をしているところですが、なかなかなくならないのが実情です。

 それで、御質問の交通事故防止対策としてどういうことをやってるかということですが、平成27年度からは八幡浜教習所へ実際に行って運転技能講習を受けさせております。もちろん全職員というわけにはいきませんので、事故を起こした職員と新採職員、35歳になる職員に受講をさせているところですが、実際に参加した職員に聞いてみますと、教習所の先生が横に乗って運転をするということで、先生から具体的にこういうところを直すべきみたいな指導を受けることで、自分の運転を見直すよい機会になったというような感想も聞いておりますので、しばらくはこのような方法を続けていきたいというふうに思っております。また、これに限らず今後もあらゆる角度から検討して、職員による交通事故が減っていくように、できればなくなるように努力をしていきたいというふうに考えております。

 2点目の事故をしても保険代は上がらないのかという御質問だったと思いますが、お答えをします。

 民間の自動車保険は事故をしたら翌年度の保険料が上がるという仕組みになっているものと思われますが、本市の公用車が加入をしております公益社団法人全国市有物件災害共済会については、対人、対物等交通事故をしたことで翌年度の保険料が上がるという仕組みにはなっておりません。ただし、正確に申し上げますと、財政課が管理をしているラッピングバス等、ほんの一部の公用車につきましては公用だけではなしに公民館や各種団体等に貸出しを行っている関係で民間の自動車保険に入っておりまして、これらの車両については事故をすれば保険料が上がるということにはなりますが、ほとんどの車両は市有物件の保険に入っておりますので、事故を起こしても保険料が上がるということには制度上なっておりません。

 ただし、先ほども申し上げましたが、保険料が上がらないから事故があってもいいということではもちろんなくて、公用車による事故が少しでも減るように今後も真摯に努力をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。

○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。

○菊池 彰君  市の交通安全の取組、十分に分かりました。ありがとうございました。

 今後、こういった報告がないことを願っております。

○議長(平家恭治君)  ほかにありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております報告第7号については、承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。

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○議長(平家恭治君)  日程第5 議案第38号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 財政課長。

○財政課長(明礼英和君)  議案書の37ページから55ページ、議案第38号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)について、別冊でお配りしております令和4年度5月補正予算資料のほうで説明をいたします。

 資料の2ページをお開き願います。

 今回の補正は、一般会計のみの補正で、一番上の行の真ん中あたり、今回補正額の欄にありますように7億318万7,000円を追加し、累計ではその右の合計欄のとおり226億9,790万4,000円、一番下の行となりますが全ての会計を合わせた予算総額は436億7,201万4,000円となります。

 3ページをお願いします。

 それでは、補正予算の事業概要と6月定例会での予算計上ではなく今臨時会に補正予算を提案した理由について併せて説明します。

 提案する補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策関連の2つの事業です。

 先月下旬の国のコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策の決定を受け、原油価格や物価高騰のあおりを受ける市内の生活困窮者や中小事業者のための支援策を早急に講じるため、今臨時会に予算計上するものです。

 4ページをお願いします。

 それでは、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金給付事業について説明します。

 この事業は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、食費等の物価高騰等に直面する低所得の子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行う観点から、子育て世帯生活支援特別給付金を支給するものです。

 令和3年度においても子育て世帯生活支援特別給付金を支給しており、今回の給付金も同様のものとなります。

 支給対象者は、(1)令和4年4月分の児童扶養手当受給者等、いわゆる低所得の独り親世帯と(2)(1)以外の令和4年度分の住民税均等割が非課税の子育て世帯で、ともに新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変した方なども対象となります。

 対象児童は、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある児童、障害児の場合は20歳未満で、国の取扱いでは令和4年4月1日から令和5年2月末までに出生の新生児も対象となっています。しかし、本市としましては、令和5年3月1日から4月1日出生の新生児で対象となる場合は市単独事業で対応することとします。

 支給額は、児童1人当たり一律5万円。

 次のページをお願いします。

 支給予定は、低所得の独り親世帯は申請不要のプッシュ型で6月20日頃までに、その他低所得の子育て世帯については令和4年度の課税状況が判明した後、住民税均等割が非課税である者に対して、こちらも申請不要のプッシュ型で6月末までに支給する予定です。それ以外の新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変した者などは、申請が必要で、申請受付を審査の上、速やかに支給します。

 補正予算額は、3,805万1,000円で、財源は全額国費です。

 事業の内訳としましては、独り親世帯分が給付金1,700万円とシステム改修などの事務費56万1,000円、合わせて1,756万1,000円で、給付金の積算としては、昨年度に実施した事業の実績より、対象児童を340人と見積もっております。

 また、その他世帯分は、給付金2,000万円、事務費49万円、合わせて2,049万円で、給付金の積算としては、こちらも昨年度の実績より、対象児童を400人と見積もっております。

 6ページをお願いします。

 参考としまして、昨年度までに実施した子育て世帯関連給付金事業の実績を記載しておりますので御参照ください。

 7ページをお願いします。

 続きまして、スーパープレミアム付商品券(第3弾)事業は、新型コロナウイルス感染症の感染長期化並びに原油価格、物価高騰により低迷する市内経済の活性化と生活支援を図るため、3回目となるプレミアム率100%の商品券を発行するものです。

 商品券の使用期間は、7月15日から11月30日の約4か月半を予定しています。

 当該商品券は、購入しやすいよう500円券20枚つづりとし、1冊1万円分を5,000円で販売します。

 購入は1人2冊までとし、購入対象者は令和4年5月31日現在で市の住民基本台帳に登録されている者とします。

 発行冊数は6万4,000冊とし、販売総額は3億2,000万円、全て販売し、消費された場合の経済効果は6億4,000万円となります。

 1冊20枚の商品券の内訳としては、地元商店街をはじめ市内の小規模店舗で使用可能な地域応援券が12枚、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターを含め市内の取扱店ならどこでも使用可能な共通券が8枚となっています。

 販売方法は、市から各世帯へ簡易書留により購入引換券を郵送します。購入希望者は、郵送された購入引換券を持って、購入引換え窓口で商品券を購入していただきます。なお、購入の際には身分証明書による本人確認が必要となります。また、代理人による購入や分割での購入も可能とします。

 購入引換券の発送時期は、6月下旬を予定しております。

 購入引換え窓口は、八幡浜商工会議所、保内町商工会の2か所で、引換え期間は7月15日から9月30日までの土日を除く午前9時から午後6時までの予定です。引換え開始直後の混乱を避けるため、引換え初日と7月の土日、祝日はフジグラン北浜店に特設会場を設置する予定です。

 8ページをお願いします。

 取扱店の登録等については、予算成立後の6月上旬以降に随時受付を行っていく予定としており、これまでの商品券同様、取扱店一覧チラシや取扱店ステッカー等を作成します。

 補正予算額としましては、6億6,513万6,000円で、その内訳としては換金交付金が6億4,000万円、印刷業務、引換え、換金等の委託料が1,481万4,000円、その他事務経費が1,032万2,000円です。財源につきましては、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3億2,000万円と商品券販売収入3億2,000万円を充当し、不足額2,513万6,000円については財政調整基金を取り崩して対応する予算としています。

 9ページをお願いします。

 こちらも昨年12月に発行したやわたはまわくわく券との変更点と、これまでに実施した商品券事業の実績を記載しています。

 なお、10ページ、11ページに一般会計補正予算の歳入歳出の状況を記載しておりますので、御参照のほどお願いします。

 最後に、12ページから15ページに参考として新型コロナウイルス感染症対策関連事業一覧表を記載しています。

 14ページをお願いします。

 今回の事業がこのページの一番上の行と下から3行目に追加され、新型コロナウイルス感染症対策関連事業の今年度の事業費合計としては一番下の行にありますように9億9,456万6,000円となります。

 説明は以上でございます。

○議長(平家恭治君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 菊池 彰議員。

○菊池 彰君  今回のスーパープレミアム商品券の件について質問をさせていただきます。

 今回は、各個人への引換券を送るということで、急いで交換する必要もないということで喜んでおられる方も出ると感じております。ただ、今回の購入引換えの窓口が前回と比べて減っておりますし、フジのスーパーも短期間でございます。私、第2弾のときに真穴、川上、双岩、日土、磯津の市の出張所もこういった交換ができないかということを質問させていただきました。そのときは、やはり高額なお金でもありますし、1人で対応ですので大変なのでちょっと難しいと考えますという答弁でした。私も事務経費をかけずに、なおかつ地域の方に喜んでいただけるようなやり方ということで、それぞれの地域で2日ないし3日、応援職員の方で対応していただいたら、それぞれの周辺部の方にも喜んでいただけるのではないかと思うんですが、そういったことは可能でしょうか、その辺の返答をいただきたいと思います。

○議長(平家恭治君)  商工観光課長。

○商工観光課長(萩森久人君)  失礼します。ただいま御質問いただきました支所等々で販売ができないかということで、以前も回答させていただいておると思いますが、どうしても高額であることから支所での販売はいたしておりません。なお、その代わりといたしまして、今回は平日であれば商工会議所、商工会で朝9時から夕方の18時まで対応いただけるのと、引換え型ですので前回のわくわく券のようにわっと押し寄せることはないとは考えておるんですけども、とはいえ最初にいただいたときに前回のわくわく券のようなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんので、今回は7月中の3回の週末をフジで開催することで、一応そこでやることで周知ができて、混乱は防止できるのかなと思いますので、現状この方式でやらせていただけたらと考えております。

 以上です。

○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。

○菊池 彰君  今、前回と同じ答弁だったと思いますが、やはり周辺部から市の中心部まで大体遠いところですと12キロぐらいは、穴井また日土のほうではありますんで、なおかつ商工会議所、なかなか場所として車を止めて上へ上がってということもありますんで、先ほど申しました応援の職員さん、もし1つの出張所に1人が常駐でございますけど、半日の業務ですんで、その時間帯に3人ぐらい来ていただいたら、大金になるとは思うんですけど、セキュリティーの分もあるかもしれませんが、前向きに今後内部で検討していただいたらと思いますので、これは要望とさせていただきます。

○議長(平家恭治君)  市長。

○市長(大城一郎君)  今回は、引換券をこちらから送付するような形で取り組んでおります。そして、代理人による購入も可ということで、もし車に乗れないとか免許返納された方でも信頼の置ける人に頼むなりして代理人での購入もいいので、そういったところも上手に活用していただいたらと思いますんで、よろしくお願いします。

○議長(平家恭治君)  ほかにありませんか。

 石崎久次議員。

○石崎久次君  このプレミアム商品券自体を否定するものではありませんけれど、今ロシアのウクライナ侵攻を含め原油高と原材料の高騰等によりまして毎月、毎月公共料金が上っております。また、食材、油であったり小麦であったり、物すごく値上がりをしております。

 八幡浜市の高齢化率も40%を超してきております。その中で年金を受け取られてる方が物価スライドに合わせて、本来からいえば年金も上がるわけでありましたが、過去においてマクロスライド、物価の上昇率に対して半分しか上がらないというこの現状が数年続いており、手取りが実際少なくなっている。物すごく毎月、毎月のように上がっている現状を見ますと、プレミアム商品券で経済を活性化する方法と、もう一つ逆にそういう困ってるお方は必ず分かるわけですから、そういう方には、例えば過去に10万円を振り込んだ口座番号も分かっておりますんで、これと合わせてプレミアム商品券は商品券として送っていい人たちの部分と、いや現金ですぐに対応してあげないといけない部分のところを予算の中でそういうことができなかったのか、そういう検討をどうしてしなかったのかなと私はそういう疑問を抱いているわけでありますが、その点についてお伺いをいたします。

○議長(平家恭治君)  副市長。

○副市長(菊池司郎君)  今、石崎議員のほうから御質問をいただきました。

 私どもも経済対策そして物価高騰等どう対応するかということでいろいろ皆様方にもお願いをしまして、特に困っておるところ、業種があればそれなりの支援策を考えなければならないということでアンテナを張っておりましたが、今回6月議会を迎える前にもう一度確認しましたけれども、いろんな団体からは特にこの分が、この業種が、この部分をどうにかしてくれというのがまだ入ってまいりませんでした。しかし、現実には今言われましたように、物価がガソリンを筆頭に上がったり食材も上がっております。それで、皆さんに少しでも経済の支えになるためには、このプレミアム商品券がいいだろうと、一時はコロナの関係で飲食も大変だぞということで食うぽん券もどうであろうかというようなこともありましたけれども、それも含めまして皆さんにしばらくの間の支えとして一番即効性があって実績のあるこの商品券事業をまず今から、準備1か月半ぐらいかかりますから、議会前に対応しようと。

 一方、ここらの国内の情勢、世界の情勢も踏まえて、7月には参議院選挙が終わりますと国のほうも経済対策として補正予算を考えておるということですので、そのときには具体的な弱っておる事業、業種も含めての経済、新たな支援策が出てこうと思いますので、それも視野に入れてこれから情報収集をして対策をしたいと考えております。

 以上です。

○議長(平家恭治君)  石崎久次議員。

○石崎久次君  いろんな団体等々の要望もなかったということでありますけれど、愛媛県を取りますとトラック協会から県知事に実際に行っております。

 ただ、私の言いたいのは団体というわけじゃなくって、一番弱ってる方というのは声を発しられない方、お年寄りの方々だと思うんですよ。その方々は、ほとんどの方が年金受給者であり、一番経済的に苦しい状況にあると。例えば、このプレミアム商品券を公共料金、電気、ガス、水道とかそういう部分にも対応できないかとか、ひとつそういう検討も考えていただきたいし、7月にまた補正をされるんであれば、それは結構なことだと思います。

 政治がせなくちゃいけない中においては、やはり一番弱者である、見捨ててはいけない、ここにすぐ手を差し伸べなければいけない、そういう方にどう機転を利かせてすぐにお金を回して、今の状況を何とか保ってくださいよという、ここが一番大事な部分だと思いますんで、今後の検討としてぜひそこに重点を置いた施策を考えていただきたいと思います。市長、御返答お願いいたします。

○議長(平家恭治君)  市長。

○市長(大城一郎君)  石崎議員おっしゃるところ、納得するところがあります。

 今回は、先ほど副市長が答弁したとおり、いち早く全ての人に平等に手助けできるような形で商品券事業にしました。その中で、先ほど公共料金にもというようなことも言われましたんで、今後の対応策として検討していきたいと思います。

○議長(平家恭治君)  ほかにありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第38号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  御異議なしと認めます。よって、議案第38号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第38号を採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。

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○議長(平家恭治君)  これにて本日の会議を閉じます。

 閉会に当たり、市長から挨拶があります。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

 御提案申し上げました全議案に対し、適切なる御決定、御承認をいただき誠にありがとうございました。

 さて、今月8日に任期満了に伴う大洲市長選挙が告示され、現職の二宮隆久氏が無投票で再選され、20日から2期目のスタートを切られました。大洲市は、隣町ということで八幡浜・大洲圏域の2次救急医療体制や高規格道路などの重要な施策に関連して連携しており、今後さらに結びつきを深め、地域の発展に尽力していきたいと思います。

 また、夏には参議院議員通常選挙、7月10日投開票見込みでありますが、秋には愛媛県知事選挙が行われる予定です。国政、県政は市政と密接に関係しており、私たちの代表を選ぶ大事な選挙になります。市民の皆様におかれましては、大切な権利を行使し、未来に続く歴史を刻む選挙となるよう、まずはテレビやインターネットなどの情報に接し、興味を持っていただきたいと思います。

 結びに、暦の上では小満を迎え、初夏で暑さを感じる気候となりました。また、来月には定例会が予定されています。議員各位におかれましては、健康に御留意をいただき、市政発展のために引き続き御活躍いただきますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とします。ありがとうございました。

○議長(平家恭治君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。

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○議長(平家恭治君)  これをもって令和4年第2回八幡浜市議会臨時会を閉会いたします。

   午前11時02分 閉会

お問い合わせ

議会事務局
住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
TEL:0894-22-5998
FAX:0894-22-5963
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