公開日 2022年09月20日
令和4年八幡浜市議会6月定例会会議録第4号
議事日程 第4号
令和4年6月15日(水) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
報告第 8号 令和3年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書
報告第 9号 令和3年度八幡浜市一般会計事故繰越し繰越計算書
報告第10号 令和3年度八幡浜市下水道事業会計予算繰越計算書
報告第11号 令和3年度八幡浜市水道事業会計予算繰越計算書
報告第12号 令和3年度市立八幡浜総合病院事業会計予算繰越計算書
報告第13号 債権の放棄について
(質疑)
第3
同意案第1号 教育委員会委員の任命について
(質疑)
第4
議案第39号 喜須来小学校校舎長寿命化改良建築主体工事請負契約の締結について
議案第40号 八幡浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第41号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)
(質疑、委員会付託)
第5
議案第42号 八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事請負契約の締結について
(提出者の説明、質疑、委員会付託)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
報告第8号~報告第13号
日程第3
同意案第1号
日程第4
議案第39号~議案第41号
日程第5
議案第42号
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出席議員(16名)
1番 井 上 剛 君
2番 攝 津 眞 澄 君
3番 平 野 良 哉 君
4番 田 中 繁 則 君
5番 遠 藤 綾 君
6番 菊 池 彰 君
7番 西 山 一 規 君
8番 佐 々 木 加 代 子 君
9番 竹 内 秀 明 君
10番 平 家 恭 治 君
11番 石 崎 久 次 君
12番 樋 田 都 君
13番 新 宮 康 史 君
14番 上 田 浩 志 君
15番 宮 本 明 裕 君
16番 山 本 儀 夫 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 菊 池 司 郎 君
教育長 井 上 靖 君
代表監査委員 中 島 和 久 君
総務企画部長 藤 堂 耕 治 君
市民福祉部長 二 宮 恭 子 君
産業建設部長 垣 内 千代紀 君
市立病院事務局長 福 岡 勝 明 君
総務課長 宮 下 栄 司 君
税務課長 河 野 久 志 君
政策推進課長 松 良 喜 郎 君
財政課長 明 礼 英 和 君
社会福祉課長 松 本 有 加 君
子育て支援課長 岡 本 正 洋 君
市民課長 倭 村 祥 孝 君
保内庁舎管理課長 二 宮 万裕美 君
生活環境課長 菊 池 和 幸 君
保健センター所長 小 野 嘉 彦 君
人権啓発課長 山 本 真 君
水産港湾課長 宇都宮 一 幸 君
建設課長 宮 下 研 作 君
農林課長 宇都宮 久 昭 君
商工観光課長 萩 森 久 人 君
下水道課長 菊 池 利 夫 君
水道課長 山 本 覚 君
会計管理者 坂 井 浩 二 君
学校教育課長 梶 本 教 仁 君
生涯学習課長 井 上 耕 二 君
監査事務局長 菊 池 敏 秀 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 田 本 憲一郎 君
事務局次長兼議事係長 菊 池 文 孝 君
調査係長 黒 田 昌 利 君
書記 田 中 聡 君
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午前10時00分 開議
○議長(平家恭治君) 皆さん、おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(平家恭治君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において1番 井上 剛議員、16番 山本儀夫議員を指名いたします。
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○議長(平家恭治君) 日程第2 報告第8号 令和3年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書ないし報告第13号 債権の放棄について、以上6件を一括議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑は議案つづりの順序に従い、分割して行います。
まず、報告第8号 令和3年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書、議案書1ページから5ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) 次、報告第9号 令和3年度八幡浜市一般会計事故繰越し繰越計算書、議案書7ページから9ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) 次、報告第10号 令和3年度八幡浜市下水道事業会計予算繰越計算書、議案書11ページから13ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) 次、報告第11号 令和3年度八幡浜市水道事業会計予算繰越計算書、議案書15ページから17ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) 次、報告第12号 令和3年度市立八幡浜総合病院事業会計予算繰越計算書、議案書19ページから21ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) 次、報告第13号 債権の放棄について、議案書23ページから27ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております6件については、承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。
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○議長(平家恭治君) 日程第3 同意案第1号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
これより質疑に入ります。
議案書29ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております同意案第1号については、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) 御異議なしと認めます。よって、同意案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。
なお、討論、採決は議会最終日に行うことといたします。
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○議長(平家恭治君) 日程第4 議案第39号 喜須来小学校校舎長寿命化改良建築主体工事請負契約の締結についてないし議案第41号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)、以上3件を一括議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑は議案つづりの順序に従い、分割して行います。
まず、議案第39号 喜須来小学校校舎長寿命化改良建築主体工事請負契約の締結について、議案書31ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) 次、議案第40号 八幡浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案書33ページから34ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) 次、議案第41号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)、議案書35ページから72ページまでであります。
質疑はありませんか。
石崎久次議員。
○石崎久次君 今回は、6月補正予算、全て一般会計の補正予算のみでございますが、この中に過疎対策債、合併特例債、公共事業等債、あと防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債等々ありますが、この6月補正における、今のこの時点で分かります、その一般財源の金額は分かるんですけれど、こういう地方債を発行しますと、将来においての一般財源を使っての処理がなされると思います。この金額が、6月補正において、将来見込める一般財源の必要金額が出ておりませんので、そこをお示しいただきたいのと、あと地方債の各事業債の償還期限、あとそれの補助率を分かりましたら教えていただきたいと思います。
○議長(平家恭治君) 財政課長。
○財政課長(明礼英和君) お答えします。
1点目の今回発行する地方債の将来の一般財源に関する金額につきましては、手元に詳細なものを持ってませんので、予算委員会で答えさせていただけたらと思います。
あと、2点目の各事業債の充当率、交付税措置率、償還期限につきまして答えさせていただきます。
41ページの公共事業等債につきましては、充当率が90%、そのうち通常分が50%の交付税率はゼロ、財対分が40%の交付税率が50%ですので、事業費に対して20%が交付税措置されるという形になります。償還期限につきましては、基本3年据置きの15年償還で起債を借りております。
その次の防災・減災・国土強靱化緊急対策事業につきましては、充当率100%の交付税措置率は50%。こちらも3年据置きの15年償還で主に起債を借りております。
42ページをお願いいたします。
合併特例事業債、こちらにつきましては、充当率95%。若干事業によりまして償還期限は変わるんですけれども、基本的には3年据置きの15年償還で多く借りております。
緊急防災・減災事業につきましても、充当率100%の交付税措置率70%。こちらも主に3年据置きの15年償還。
過疎対策事業債は充当率100%。基本3年据置きの12年償還で起債を借りております。
以上でございます。
○議長(平家恭治君) 石崎久次議員。
○石崎久次君 今まで私たちも気がついてはなかったんですが、やはり1年間通して一般財源が、こういう起債に関してはよく出てくるんですけれど、それが何年でなってるのか。毎年毎年いろんな事業をしますと、こういう起債を発行します。そして、それに対して一年一年積み重なっていくわけですけれど、これが大体15年であれば15年分の一般財源が必要になってくる。ここにおいての精査をしていかないといけないというところもありますので、ぜひその辺の資料をいま一度予算委員会に出していただきたいと思います。
○議長(平家恭治君) 総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君) 先ほどの財政課長の答弁で答弁漏れがありましたので、補足をさせていただきます。
42ページ、合併特例債は起債充当率95%、交付税措置率70%です。
その2つ下、過疎対策事業債、起債充当率100%、交付税措置率70%ですので、よろしくお願いします。
以上です。
○議長(平家恭治君) ほかにありませんか。
上田浩志議員。
○上田浩志君 61ページ、2目商工振興費について質疑をいたします。
この事業名は、補正予算資料によると、八幡浜ちゃんぽんを活用した誘客事業とあります。
そこで、誘客事業の誘客の意味を調べてみますと、客を誘い入れること、客を招き寄せることというふうにありました。
そこで、民間企業が製造販売する八幡浜ちゃんぽん御当地カップ麺を活用し、知名度を上げ、八幡浜市の魅力を県内外に広くPRするとのことですが、なぜこの事業が誘客につながるのか、事業の全体像を分かりやすく説明していただければというふうに思います。
あわせて、御当地カップ麺の製造元は茨城県とのことですが、この八幡浜ちゃんぽんを作った経緯、それからJALの機内誌に八幡浜港と八幡浜ちゃんぽんの記事を掲載するとのことですが、経済効果など見込めるのかお伺いをいたします。
○議長(平家恭治君) 商工観光課長。
○商工観光課長(萩森久人君) 失礼します。お答えいたします。
まず、議員御質問いただきました2点目の経緯でございますが、こちらはJALより八幡浜市のほうに派遣されておる水産港湾課志田補佐による企画でして、八幡浜の知名度アップのためにいろいろ検討していただいとる中のアイデアの一つとして生み出されたものです。
次の誘客につきましては、このカップ麺につきましては、八幡浜御当地カップ麺という形で売り出される予定ですが、こちらは議員がおっしゃられたように茨城県に本社がございます、全国展開している大手食品メーカーであるヤマダイ株式会社が製造販売しますので、そのカップ麺を使用いたします。
なお、このヤマダイは自社の商品としてカップ麺を作られますので、市が委託料を払ってとかそういうのではなくて、自分のところの商品として全国に展開を予定されております。市としましては、そういった形で市の名前が売れていくのは非常にありがたいことだと考えております。
ヤマダイは御当地ラーメンを非常に得意とされとる会社でして、八幡浜市内でも大手スーパーあるいはドラッグストアに御当地ラーメンをかなりな数を置かれておるところです。例えば、徳島ラーメンであるとか和歌山ラーメンであるとか、そういうネーミングで市内のスーパー、ドラッグストアとかでも購入することができます。
八幡浜ちゃんぽんをヤマダイが製造するに当たっては、市内のちゃんぽん屋さんの方々にも味見といいますか、いろいろ試作段階で食していただいて、その御意見なども取り入れて製造をされる予定となっております。
続きまして、市としましては、この新しい八幡浜のカップラーメンができましたら、そちらを一部市のほうでも購入して、市でやるイベント、市内でやるイベントであったり、市外の大きいイベントなどで市のほうでも販売して、知名度アップに使いたいと考えております。
あと、今DXの時代ですので、SNS、具体的にはインスタグラムですね、ちゃんぽんの写真を撮って、それをネット上に掲載していただくようなことをしていただいた方に対する商品にもこれを使おうと考えております。
次に、これはデジタルによる発信なども面白いんですけども、やっぱり紙媒体で見たいという方もいらっしゃいますので、飛行機の機内誌でございますが、そちらにちゃんぽんをはじめとした八幡浜の魅力を伝える記事を作成し掲載する予定としております。全国を飛び回る飛行機の機内誌ですので、飛行機をよく利用される出張族、あるいは旅行好きな方の目に留まりましたら、空の玄関口である松山空港に降り立った方がJRやレンタカーで海の玄関口である八幡浜へいらしてくだされば、さらに九州への旅行へとつながるスケールの大きい旅行が楽しめるのではないかと考えております。
このように、今回の取組は、八幡浜ちゃんぽんを切り口として、イベントで直接カップ麺を販売するリアルな取組とデジタル上の拡散を狙ったDXの取組、そうしまして新聞や機内誌による、紙媒体による複合的な取組を行うことで、八幡浜ちゃんぽんをはじめ八幡浜の魅力を高めることを考えております。
なお、こちらの経済効果についてでございますが、現在コロナ前と比較しまして、八幡浜の観光客は依然としてまだ2割少ない状態です。フェリーの利用者もまだ半分程度の状況です。これを元の状態、コロナ前に戻すのが一番の経済効果であるかなと考えております。
以上でございます。
○議長(平家恭治君) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております3件については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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○議長(平家恭治君) 日程第5 議案第42号 八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事請負契約の締結についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君) それでは、本日お配りをしております追加議案書、A4の1枚物でございます、それと別冊となっております議案説明資料、下に追加議案分と書いてある分でございます、その準備をお願いいたします。
1枚物の追加議案書のほうをお願いします。
本日、追加議案として提案をさせていただきました議案第42号 八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事請負契約の締結について説明します。
まず初めに、本日の追加議案となりましたのは、本件工事に係る入札の執行が6月7日のため、議会初日には提案することができなかったためです。
本件は、去る6月7日、八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事の一般競争入札を執行し、その結果、2億1,230万円、落札率97.1%で、愛媛県西宇和郡伊方町小中浦甲24番地、伊方電気工事株式会社が落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものです。
それでは、議案説明資料、追加議案分のほうをお願いします。
1ページをお開き願います。
参考資料としまして、1ページに工事概要、2ページに入札結果調書、3ページに位置図、4ページに1階平面図、5ページに2階から4階の平面図を添付しておりますので、御参照願います。
1ページにお戻り願います。
この八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事は、地中熱を利用した空調熱源システムを導入し、老朽化した空調機器の更新を図るとともに、本市における大型施設への再エネ導入のモデルケースとして、1階ロビーに地中熱システムの稼働状況が分かるモニターを設置し、エネルギーや地球温暖化対策に対する市民等の理解促進を図るものです。
今回の工事内容は、1ページ一番下の8、工事概要にありますように、地下水熱を含む地中熱を利用したヒートポンプ冷暖房空調システムを2階サブアリーナ及び1階ロビーを対象に導入するものです。
まず、①地中熱交換器設置工事として、地中熱用交換井戸、50メートルの深さで27本の作成を行うことによる地中熱交換器の設置。
②熱源設備工事として、サブアリーナ用空調の地中熱用ヒートポンプチラーの設置及びエアハンドリングユニット改修、1階ロビー用空調の地中熱用ヒートポンプビルマルチエアコンの設置。
③中央監視・自動制御設備工事として、見える化モニター、制御用PC、データ収集PLCの設置。
このほか、④、⑤として、管工事及び電源工事を行います。
なお、完成は令和5年1月31日を予定しております。
以上でございます。
○議長(平家恭治君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
山本儀夫議員。
○山本儀夫君 若干の質疑をさせていただきます。
ただいま上程されました議案第42号 八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事請負契約の締結についてであります。
約2億円という金額がお隣の伊方町の、私は存じ上げておりませんけれども、伊方電気工事さんが落札をされました。別紙で先ほど総務部長より説明がありましたけれども、市内の業者がまずいないのは非常に残念であるなというのが1点、それは感情の思いでございます。
去る6月7日に入札が執行され、お隣の伊方町の伊方電気工事さんが落札をされたということでありますけれども、1点目は、伊方電気工事さんは過去に地中熱を利用して公共施設への工事請負をした経験があるや否やが1点。
さらに、県内であるいは全国で地中熱を利用して公共施設の中に導入された箇所はあるや否や。
さらに、伊方電気工事さんは、下請あるいは孫請か分かりませんけれども、八幡浜市内の業者に対しまして要請をしているのかどうか。
そして、1億5,000万円以上は議会議決の必要性があるというのはうたわれておるところでございますが、これはどの程度八幡浜市にお金が落ちるのか、積算をしておられると思いますので、まず何社あるいは金額等々が示されればありがたいなと、このように1点目は思います。
そして、私は、この図面を、4ページ、5ページずっとありますけれども、この北浜地区の黒湯温泉が、昔はテニスコートでありましたけれども、あそこは黒湯温泉が今白湯温泉になり、そして黒が白になったなというのが、私がたまたま行ったときに市民から、これは黒湯で来たんやけれども白になっとんな、これはどういうことという。ある泉質が恐らく枯渇をしたであろうというふうに認識はしております。
ここの北浜地区は、何かしら非常に不安といいますか、私のよぎった心の中というのを今日は少し吐露させていただきますけれども、温泉開発で、とある市政時において温泉が出なかったと、そして約1億円以上のお金がそのままどこかへ行ってしまったと。その際において私は賛成をしましたもので、ついこの事案を私なりに走馬灯のようにいささか危惧をしております。
今回、議案第42号で市民スポーツセンターの地中熱が、このシステムが成功すればいいなと心のうちでは思っておりますけれども、まず先ほど申し上げましたように、市内の業者に恩恵があるのかどうか、税が落ちるのかどうかというのを特に危惧をしております。先ほど申し上げましたように、県内あるいは四国あるいは全国で地中熱の先進地があるとすればお示しをいただきたい、このように思います。
○議長(平家恭治君) 財政課長。
○財政課長(明礼英和君) お答えします。
私のほうから、1点目の落札業者におけます実績工事についてお答えさせていただきます。
伊方電気工事株式会社は、令和元年度に伊方町観光交流拠点施設省エネ・創エネ設備整備工事において、はなはなですか、地中熱システムの施工実績がありますので、今回、入札審査委員会等で施工可能であると判断いたしました。
以上でございます。
(「はなはなの1件」と呼ぶ者あり)
1件でございます。
○議長(平家恭治君) 総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君) 2点目の御質問の市内にどのくらいのお金が落ちるのかということについてお答えをしたいと思います。
今回の工事につきましては、基本的に空調機器の工事ということで、管工事に当たるということがございまして、本市には管工事の業者で特定建設業の許可を得ている業者がなかった関係で、市内の業者から入札の申込がないという状況でございました。
それで、市内に対する配慮といたしまして、今回は元請の業者が最終契約金額の10%以上、仮にこのまま変更がなく、今回の契約金額が2億1,230万円ですので、その1割以上、2,123万円ですか、以上は市内に下請として発注をすることが確約できるものという制約を課した上で入札に応じていただいているということでございます。
以上です。
○議長(平家恭治君) 市長。
○市長(大城一郎君) 最後に、温泉のことということで、温泉に対する危惧をされているということですが、今回の井戸につきましては50メートルという深さであります。温泉は950メートルの深い層から温泉をくみ上げておりますし、今回の井戸に関しましては地下水をくみ上げるといったような形ではございません。底にパイプを通して、地下水でそのパイプを冷やすというような効果を狙った措置でありますので、温泉には関係ないと思っております。
(「県内とか出せるやろ」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) 財政課長。
○財政課長(明礼英和君) お答えいたします。
手持ちの資料なので全ては網羅できてないんですけれども、県内業者の主な実績としましては、県内に、伊方電気工事株式会社を含めまして、こういった地中熱の実績工事をしたことがある業者が5社ありまして、その中で一部、株式会社中電工さんが平成26年に伊予市本庁舎改築空気調和設備工事で同様の工事をしておる実績があります。あと、ほかに松山の会社にはなるんですけれども、これは県外で、病院とか文化施設地中熱利用整備工事、また新庁舎に関する地中熱利用工事の実績がある業者が2社県内にはあります。
数でいいますと、伊方電気工事さんが1件、中電工さんが3件、ダイダン株式会社さんが7件、高砂熱学工業株式会社さんが2件の実績数があると、今現在そういうふうな数字になっております。
以上です。
○議長(平家恭治君) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第42号については、総務産業委員会に付託いたします。
お諮りいたします。
議事の都合により、明日16日から23日までの8日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君) 御異議なしと認めます。よって、明日16日から23日までの8日間は休会することに決しました。
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○議長(平家恭治君) これにて本日の会議を閉じます。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
明日16日から23日までの8日間は休会であります。
なお、この休会中に各常任委員会を開き、先ほど付託いたしました案件の審査を行うことになっております。
各常任委員会の開催日時と場所をお知らせいたします。
総務産業委員会は16日、民生文教委員会は17日、予算委員会は20日、いずれも午前10時から全員協議会室で開催いたします。
24日は午前10時から会議を開き、委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決を行うことになっております。
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○議長(平家恭治君) 本日はこれにて散会いたします。
午前10時31分 散会