令和5年八幡浜市議会6月定例会会議録第5号

公開日 2023年09月05日

 

令和5年八幡浜市議会6月定例会会議録第5号

議事日程 第5号

令和5年6月23日(金) 午前10時開議

第1
会議録署名議員の指名

第2
同意案第2号 教育委員会委員の任命について
       (討論、採決)
第3
同意案第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意案第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意案第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
       (討論、採決)
第4
同意案第6号 農業委員会委員の任命について
       (討論、採決)
第5
同意案第7号 日土財産区管理委員の選任について
       (討論、採決)
第6
議案第38号 八幡浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定について
議案第39号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について
議案第40号 八幡浜市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について
議案第41号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)
議案第42号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)
  (委員長報告(質疑)、討論、採決)
―――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件

日程第1
会議録署名議員の指名

日程第2
同意案第2号

日程第3
同意案第3号~同意案第5号

日程第4
同意案第6号

日程第5
同意案第7号

日程第6
議案第38号~議案第42号
―――――――――――――――――――――
出席議員(16名)       

  1番  井  上     剛  君
  2番  攝  津  眞  澄  君
  3番  平  野  良  哉  君
  4番  田  中  繁  則  君
  5番  遠  藤     綾  君
  6番  菊  池     彰  君
  7番  西  山  一  規  君
  8番  佐  々  木  加  代  子  君
  9番  竹  内  秀  明  君
 10番  平  家  恭  治  君
 11番  石  崎  久  次  君
 12番  樋󠄀  田     都  君
 13番  新  宮  康  史  君
 14番  上  田  浩  志  君
 15番  宮  本  明  裕  君
 16番  山  本  儀  夫  君
―――――――――――――――――――――
欠席議員(なし)
―――――――――――――――――――――
説明のため出席した者の職氏名

 市長          大 城 一 郎 君
 副市長         菊 池 司 郎 君
 教育長         井 上   靖 君
 代表監査委員      若 宮 髙 治 君
 総務企画部長      藤 堂 耕 治 君
 市民福祉部長      福 岡 勝 明 君
 産業建設部長      垣 内 千代紀 君
 市立病院事務局長    井 上 耕 二 君
 総務課長        宇都宮 久 昭 君
 税務課長        田 本 憲一郎 君
 政策推進課長      松 良 喜 郎 君
 財政課長        明 礼 英 和 君
 社会福祉課長      二 宮 恭 子 君
 子育て支援課長     岡 本 正 洋 君
 市民課長        倭 村 祥 孝 君
 保内庁舎管理課長    二 宮 万裕美 君
 生活環境課長      菊 池 和 幸 君
 保健センター所長    小 野 嘉 彦 君
 人権啓発課長      山 本   真 君
 水産港湾課長      山 中 貞 則 君
 建設課長        宮 下 栄 司 君
 農林課長        松 本 有 加 君
 商工観光課長      萩 森 久 人 君
 下水道課長       菊 池 利 夫 君
 水道課長        山 本   覚 君
 会計管理者       河 野 久 志 君
 学校教育課長      梶 本 教 仁 君
 生涯学習課長      宇都宮 一 幸 君
 監査事務局長      坂 井 浩 二 君
―――――――――――――――――――――
会議に出席した議会事務局職員

 事務局長        水 岡 能 成 君
 事務局次長兼議事係長  菊 池 文 孝 君
 調査係長        黒 田 昌 利 君
 書記          北 本 真紗美 君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   午前10時00分 開議       
○議長(平家恭治君)  皆さん、おはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、議長において2番 攝津眞澄議員、15番 宮本明裕議員を指名いたします。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  日程第2 同意案第2号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより同意案第2号を採決いたします。
 この採決は無記名投票をもって行います。
 議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○議長(平家恭治君)  ただいまの出席議員は15人であります。
 投票用紙を配付させます。
(投票用紙配付)
○議長(平家恭治君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君)  配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○議長(平家恭治君)  異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。本案に同意する議員は賛成、同意しない議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
 なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により不同意とみなします。
 点呼を命じます。
○議会事務局次長兼議事係長(菊池文孝君)
(点呼・投票)
○議長(平家恭治君)  投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君)  投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○議長(平家恭治君)  開票を行います。
 会議規則第31条第2項により、立会人に15番宮本明裕議員、16番山本儀夫議員を指名いたします。
(開  票)
○議長(平家恭治君)  投票の結果を報告いたします。
 投票総数 15票
 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち
 賛成 15票
 反対 0票
 以上のとおり賛成が全員であります。よって、同意案第2号は原案のとおり同意することに決しました。
 休憩いたします。
   午前10時11分 休憩
―――――――――――――――――――――
   午前10時12分 再開
○議長(平家恭治君)  再開いたします。
 ただいま教育委員会委員に同意されました佐々木広光さんから御挨拶があります。
〔佐々木広光君登壇〕
○佐々木広光君  ただいま御紹介いただきました佐々木広光でございます。
 このたび私の同意案件に関しまして議会の皆様の御同意をいただき、誠にありがとうございます。御覧のとおりの若輩者ではございますが、皆様方のお力添えをいただきながら、私なりに精いっぱい職責を果たしてまいりたいと思います。今後とも御支援、御鞭撻を賜りますよう、高いところからではございますが、お願い申し上げまして、お礼の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  日程第3 同意案第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてないし同意案第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、以上3件を一括議題といたします。
 これより適宜分割して討論、採決に入ります。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  まず、同意案第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任についての討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより同意案第3号を採決いたします。
 本件は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平家恭治君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、同意案第3号は原案のとおり同意することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  次、同意案第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任についての討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより同意案第4号を採決いたします。
 本件は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平家恭治君)  御着席願います。
 起立全員であります。よって、同意案第4号は原案のとおり同意することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  次、同意案第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任についての討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより同意案第5号を採決いたします。
 本件は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平家恭治君)  御着席願います。
 起立全員であります。よって、同意案第5号は原案のとおり同意することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  日程第4 同意案第6号 農業委員会委員の任命についてを議題といたします。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより同意案第6号を採決いたします。
 本件は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平家恭治君)  御着席願います。
 起立全員であります。よって、同意案第6号は原案のとおり同意することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  日程第5 同意案第7号 日土財産区管理委員の選任についてを議題とします。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより同意案第7号を採決いたします。
 本件は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平家恭治君)  御着席願います。
 起立全員であります。よって、同意案第7号は原案のとおり同意することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  日程第6 議案第38号 八幡浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定についてないし議案第42号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)、以上5件を一括議題といたします。
 これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。
 まず、総務産業委員会、佐々木加代子委員長。
〔総務産業委員長 佐々木加代子君登壇〕
○総務産業委員長(佐々木加代子君)  それでは、総務産業委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、全て全会一致で原案のとおり可決しております。
 以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。
 初めに、議案第38号 八幡浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定についてであります。
 委員より、独自利用事務について、八幡浜市としては外国人の生活保護に関するものを入れているが、それ以外の独自利用事務というものにはどのようなものがあるのかとただしたのに対し、理事者より、まずこの条例は番号法に規定されている法定事務以外でマイナンバーを利用する事務について、独自利用事務としてこの条例を定めるということである。本市において実際に外国人で生活保護を受給されている方がおられ、令和5年度中にマイナンバーカードを利用した医療扶助のオンライン資格確認を導入するため、その必要性の中で条例を制定するものである。この業務以外の独自利用事務については、今後各課のほうで直接法定事務に類する事務を行っていて、マイナンバーを利用するという事例が発生したら条例改正を行い、独自利用事務として追加していくこととなる。他市の事例では、子供医療費、重度心身障害者の医療費、ひとり親家庭の医療費、高齢者の医療費などの福祉系の助成事業に関する事務や、就学援助費の支給、特別支援教育就学奨励金の支給などの教育委員会系の事務について定めているところがあるとの答弁でありました。
 また、別の委員より、マイナンバーカードを持っていない外国人もいると思うが、生活保護申請の際に、強制はできないと思うが、マイナンバーカードの取得をお願いすることはできるのか。そうでない場合、マイナンバーカードを持たない外国人もいるのではないかとただしたのに対し、理事者より、番号法に関する事務は法定受託事務ということであり、自治事務ではないため市町村に裁量権はない。国は、現在の健康保険証を廃止してマイナンバーカードを代わりに使うマイナ保険証を実施すると言っているが、あくまでマイナンバーカードの取得は任意ということであり強制ではないと理解している。なお、令和5年3月31日現在で本市の外国人294人中カード保持者は99人であるとの答弁でありました。
 また、別の委員より、生活保護法第1条により外国人は法の適用対象とならないとあり、当分の間は生活保護の決定実施の取扱いに準じて必要な保護を行うということであるが、この当分の間の基準は何かとただしたのに対し、理事者より、当分の間に関しては過去に国会でも質疑があり、「当分の間とは、具体的な期間を定めているものではなく、各自治体がそのときの状況に応じて判断して保護を行うべきである」という答弁がされており、明確に具体的な期限が決まっているものではないと理解しているとの答弁でありました。
 さらに、委員より、ある程度の明確な八幡浜市の基準を定めることは制度上難しいのかとただしたのに対し、理事者より、外国人の保護は、生活保護に準ずる事務として昭和29年に国から出ている通達に基づいて取り扱っており、市町村のレベルで変えるということは現実的ではないと考えるとの答弁でありました。
 続きまして、議案第39号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
 委員より、この条例制定以降に実際に奨励金が交付された事業者数、また交付後に既に事業を取りやめ撤退した事例はあるのかとただしたのに対し、理事者より、企業等誘致促進条例を適用した事例は現在まで16件である。古くは平成6年が1件目になる。現在までに撤退した事業所はないと理解しているとの答弁でありました。
 さらに、委員より、昨今の様々な類いの交付金、補助金の不正受給のニュースをよく耳にするが、不正防止のための雇用の実態等の継続的な調査等はどのように行うのかとただしたのに対し、理事者より、市内事業所であるため、市の担当者が会社へ訪問したり、雇用に関する書類で審査するとの答弁でありました。
 さらに委員より、南予でも、ある地域ではこういった奨励金をもらった後、すぐ撤退した例も聞いたことがあるが、例えば、限度額いっぱいの奨励金を受給した事業者が開業後1年とかのごく短期間で撤退した場合に、市としては奨励金の効果が認められないと判断し奨励金の返還請求などの考えはあるのかとただしたのに対し、理事者より、開業に当たって事業者は、不動産、機械などかなりの資本投資を行うほか、条例の適用に当たっては市と事業者でいろいろと協議していくことから、急な撤退や悪意を持っての撤退はまずないと考えているとの答弁でありました。
 続きまして、議案第40号 八幡浜市駐車場条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
 委員より、駅前駐車場が無料になり管理や監視もできないような状況になると長期間そこに止める車が増えてくると考えるが、その点はどう考えるかとただしたのに対し、理事者より、まず看板で、ここは短時間の駐車であることを明示し、また現在も防犯カメラを設置しているため、ある程度そのカメラでデータ収集は行える。さらに、駅前駐車場は指定管理者の管理の範囲であるため指定管理者が定期的に回り、置きっ放しの車があれば市に連絡が入り、警告文を貼るなどの対応を行うことになるとの答弁でありました。
 また、別の委員より、仮に、これまでJRの「車deトレイン」を利用していた方が、それを申請せずに無料の駅前駐車場に止めてJRに乗るようなことがあった場合、車deトレインの駐車場は空いているが駅前駐車場は空いていないという状況が起こるのではないかと考えるが、JRとその協議は行っているのかとただしたのに対し、理事者より、車deトレインは現在、比較的たくさんの方が利用されており、駐車台数は28台である。JRとはこの件について協議しており、今後、もしそのような状況になったときは駅前駐車場の見回り回数を増やすなどの対応を行いたい。また、場合によっては車deトレインの運用方法を見直すことができないかJRと協議し、改善できるよう努めていきたいとの答弁でありました。
 最後に、その他として、理事者より、八幡浜市販路開拓支援事業に関する説明があり、日本最大級の商談会であるスーパーマーケットトレードショーに参加した市内事業者から意見のあった、議員による商談会の視察実施と併せ、市内事業者の販路開拓に向けたさらなる支援の必要性や小規模事業者への商談会の周知方法などについても論議した次第であります。
 以上、審査の概要を申し上げまして、総務産業委員会の報告を終わります。
○議長(平家恭治君)  次、予算委員会、上田浩志委員長。
〔予算委員長 上田浩志君登壇〕
○予算委員長(上田浩志君)  それでは、予算委員会の報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、補正予算案2件についてであります。これらの案件の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、全会一致で原案のとおり可決した次第であります。
 以下、審査の過程において論議されました主な項目について、その概要を申し上げます。
 初めに、議案第41号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)。歳出、3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、18節負担金、補助及び交付金、「若年出産世帯応援補助金」について、委員より、この事業について、対象者の漏れがないように、自然な形で補助金を受けられるよう、具体的にはどのような方法で支援するのかとただしたのに対し、理事者より、全年齢を対象とした「出産・子育て応援交付金事業」で、保健師は妊娠時や出産後の面談や訪問等により対象者を把握することができる。その際に事業の案内も行うことで漏れなく支援できると考えているとの答弁でありました。
 また、別の委員より、支給対象を夫婦とも29歳以下とした理由は何かとただしたのに対し、理事者より、国や県の結婚と子供の数に関する調査結果に基づいて、県が経済的負担がより大きいと考えられる年齢として29歳以下を対象としているとの答弁でありました。
 さらに、別の委員より、最近の傾向として、県が実施する事業にのっとって実施するイメージが強いが、県の立場での考え方と、本市が独自で考えることに違いが生まれるのは当然である。県が提示する事業にプラスして、住んでいる人の感覚で、この町に住みたいと思う事業を考え、人口を増やす、出産しやすい環境を整えていくよう取り組んでいただきたいとの要望がありました。
 続きまして、歳出、7款商工費、1項商工費、3目観光費のうち、八幡浜の良さを伝える旅行商品の造成・販売・宣伝活動事業関係予算について、理事者より、昨年度のツアー参加者アンケートではフェリーの評判が大変よく、ミカンと魚だけでなくフェリーも観光客を引きつける素材であることを確認したところである。今年度は、九州から八幡浜を経由し、松山空港からお帰りいただく。八幡浜を最終日とすることで、お土産をたくさん買っていただける利点がある。今回もアンケートを行い、八幡浜の強みや不足している点を集約し、今後に生かしていきたいとの説明に対し、委員より、旅行のメニューを造成する際には食事が重要と思うが、何かそういう企画があるのかとただしたのに対し、理事者より、フグ、ハモ、タイといった海の幸を目玉として打ち出したいとの答弁でありました。
 また、別の委員より、この旅行商品の販売価格は幾らかとただしたのに対し、理事者より、九州と八幡浜にそれぞれ1泊する2泊3日の行程で、約5万円から6万円であるとの答弁でありました。
 また、別の委員より、八幡浜で観光してお土産も買っていただくために、ホームページやパンフレットなど印刷物を観光客向けにリニューアルしてはどうかとただしたのに対し、理事者より、印刷物は、残部が減って新しくするときに、知恵を出し合って、よりよいものになるよう工夫していきたいとの答弁でありました。
 さらに、委員より、みなっとだけでなく商店街にも人が流れるよう工夫していただきたいとの要望がありました。
 続きまして、議案第42号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)。歳出、1款資本的支出、1項病院整備事業費、2目建設改良費のうち、医師住宅整備事業関係予算について、委員より、今回の工事は、建築主体工事、電気設備工事及び機械設備工事について分離発注を行う予定であるが、一括発注の考えはなかったのかとただしたのに対し、理事者より、分けることによって市内業者の受注機会の拡大を図ることとした。ただし、解体工事及び外構工事については各工事が密接に関連し、解体工事の瑕疵責任、避難安全性の確保など、工事管理上の施工者責任を明確にしておく必要があるため、建築主体工事と一括して事業を実施したいとの答弁でありました。
 また、別の委員より、医師住宅の建て替えに当たり、隣接する住宅との距離など、入居予定者と近隣住民への配慮が必要であるが、後から問題にならないよう住民への説明は行っているのかとただしたのに対し、理事者より、1階には庭を設ける予定で、隣接住宅と距離を確保している。また、これまで住民への説明は行っていないが、建築が決まれば丁寧に対応していきたいとの答弁でありました。
 さらに、別の委員より、医師住宅は、医師が仕事で疲れた体や精神を癒やす場であるので、3D画像や模型など建物デザインをイメージできるものによって十分な検討を行い、満足感の高い住宅となるよう進めていただきたいとの意見がありました。
 以上、審査の主な概要を申し上げます。
 終わりに、今回の議案第42号の審議に先立ち、議員全員で現地視察を行いました。そこで経営管理者の話を聞き、実際の現場を見ることで理解を深め、よりよい議論をすることができました。
 また、愛宕山プロジェクトの一環である愛宕緑ヶ丘線に移動して現地を確認しました。翌日、改めて対岸からその場を見ると、2つに重なった七色の帯が愛宕山全体を覆うように映っており、わくわく感を覚えたところです。
 ただ、その夕方、愛宕山から流れてくるミュージックサイレンの寂しそうなメロディーを聞き、仮に、この音楽が市民の皆様からのメッセージとするならば、今後においても予算委員会での議論が大事であることを申し上げ、委員長報告とさせていただきます。
○議長(平家恭治君)  以上で各委員長の報告は終わりました。
 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。
 まず、総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君)  次、予算委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平家恭治君)  以上で委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありませんので、討論を終結いたします。
 これより適宜分割して採決を行います。
 念のため申し上げます。
 各委員会の審査の結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  まず、議案第38号 八幡浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定についてを採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平家恭治君)  御着席ください。
 起立多数であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  次、議案第39号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平家恭治君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  次、議案第40号 八幡浜市駐車場条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平家恭治君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  次、議案第41号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平家恭治君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  次、議案第42号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平家恭治君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  これにて本日の会議を閉じます。
 閉会に当たり、市長から挨拶があります。
 市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 去る6月5日に開会をしました本議会におきまして、御提案申し上げました全議案に対し、適切なる御決定、御承認をいただきまして、誠にありがとうございました。
 会期中に議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、真摯に受け止め、予算の執行等には慎重を期してまいる所存であります。
 さて、本年4月に、議長を先頭に市内の中学生6名も同行し、イギリスのダルメインで開催された世界マーマレード大会の視察を行いました。中学生をはじめとした派遣団の現地での貴重な経験や習得した学びを広く市民の皆様にお伝えすべく「広報やわたはま(6月号)」において特集記事を掲載するとともに、来月6日19時からゆめみかんサブホールにて報告会を実施します。本場のマーマレード大会に参加した経験、地元の中学生との交流事業の体験等、中学生の生の声を聞くことができます。たくさんの方の御参加をお待ちしています。
 次に、来月30日には、ゆめみかん開館25周年記念行事の一環として、3作目となる市民ミュージカル「激動の力士 前田山」を公演します。これまで約40回の稽古を経て、本番までのこれから1か月が総仕上げとなりますが、大好評だった「二宮忠八物語」「北針」と同じ制作陣と、めきめきと腕を上げつつある市民キャストにより、すばらしい舞台になると確信しています。チケットの販売は先週12日から行っており、料金は一枚500円です。ゆめみかんやComican(コミカン)、八幡浜みなっと・みなと交流館などでお買い求めいただけますので、ぜひチケットを手に当日を楽しみにしていただければと思います。
 終わりに、じめじめとした梅雨空の下、気温、湿度とも安定しない日が続き、体調を崩しやすい時期となります。議員各位におかれましては、健康には十分御留意いただき、市政発展のため、なお一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とします。誠にありがとうございました。
○議長(平家恭治君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
―――――――――――――――――――――
○議長(平家恭治君)  これをもって令和5年第3回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。
   午前10時44分 閉会

お問い合わせ

議会事務局
住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
TEL:0894-22-5998
FAX:0894-22-5963
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