公開日 2024年03月04日
令和5年八幡浜市議会12月定例会会議録第3号
議事日程 第3号
令和5年12月13日(水) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
同意案第8号 日土財産区管理委員の選任について
(質疑)
第3
議案第52号 指定管理者の指定について
議案第53号 指定管理者の指定について
議案第54号 指定管理者の指定について
議案第55号 指定管理者の指定について
議案第56号 八幡浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第57号 八幡浜市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第58号 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第59号 八幡浜市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について
議案第60号 八幡浜市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について
議案第61号 八幡浜市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第62号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第7号)
議案第63号 令和5年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第64号 令和5年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議案第65号 令和5年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第66号 令和5年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)
議案第67号 令和5年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)
議案第68号 令和5年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号)
議案第69号 令和5年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第70号 令和5年度八幡浜市簡易水道事業会計補正予算(第1号)
議案第71号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第2号)
(質疑、委員会付託)
第4
議案第72号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第8号)
(提出者の説明、質疑、委員会付託)
第5
議員提出議案第1号 議会改革特別委員会の設置について
(提出者の説明、質疑、討論、採決)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
同意案第8号
日程第3
議案第52号~議案第71号
日程第4
議案第72号
日程第5
議員提出議案第1号
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出席議員(16名)
1番 井 上 剛 君
2番 攝 津 眞 澄 君
3番 平 野 良 哉 君
4番 田 中 繁 則 君
5番 遠 藤 綾 君
6番 菊 池 彰 君
7番 西 山 一 規 君
8番 佐 々 木 加 代 子 君
9番 竹 内 秀 明 君
10番 平 家 恭 治 君
11番 石 崎 久 次 君
12番 樋󠄀 田 都 君
13番 新 宮 康 史 君
14番 上 田 浩 志 君
15番 宮 本 明 裕 君
16番 山 本 儀 夫 君
―――――――――――――――――――――
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 菊 池 司 郎 君
教育長 井 上 靖 君
代表監査委員 若 宮 髙 治 君
総務企画部長 藤 堂 耕 治 君
市民福祉部長 福 岡 勝 明 君
産業建設部長 垣 内 千代紀 君
市立病院事務局長 井 上 耕 二 君
総務課長 宇都宮 久 昭 君
税務課長 田 本 憲一郎 君
政策推進課長 松 良 喜 郎 君
財政課長 明 礼 英 和 君
社会福祉課長 二 宮 恭 子 君
子育て支援課長 岡 本 正 洋 君
市民課長 倭 村 祥 孝 君
保内庁舎管理課長 二 宮 万裕美 君
生活環境課長 菊 池 和 幸 君
保健センター所長 小 野 嘉 彦 君
人権啓発課長 山 本 真 君
水産港湾課長 山 中 貞 則 君
建設課長 宮 下 栄 司 君
農林課長 松 本 有 加 君
商工観光課長 萩 森 久 人 君
下水道課長 菊 池 利 夫 君
水道課長 山 本 覚 君
会計課長補佐 徳 田 史 君
学校教育課長 梶 本 教 仁 君
生涯学習課長 宇都宮 一 幸 君
監査事務局長 坂 井 浩 二 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 水 岡 能 成 君
事務局次長兼議事係長 菊 池 文 孝 君
調査係長 黒 田 昌 利 君
書記 北 本 真紗美 君
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午前 9時59分 開議
○議長(樋󠄀田 都君) おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(樋󠄀田 都君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において4番 田中繁則議員、13番 新宮康史議員を指名いたします。
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○議長(樋󠄀田 都君) 日程第2 同意案第8号 日土財産区管理委員の選任についてを議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております同意案第8号については、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております同意案第8号については、委員会付託を省略することに決しました。
なお、討論、採決は議会最終日に行うことといたしております。
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○議長(樋󠄀田 都君) 日程第3 議案第52号 指定管理者の指定についてないし議案第71号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第2号)、以上20件を一括議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑は議案目次の順序に従い、分割して行います。
まず、議案第52号 指定管理者の指定について、議案書3ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第53号 指定管理者の指定について、議案書5ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第54号 指定管理者の指定について、議案書7ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第55号 指定管理者の指定について、議案書9ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第56号 八幡浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、議案書11ページから42ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第57号 八幡浜市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案書43ページであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第58号 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案書45ページから47ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第59号 八幡浜市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、議案書49ページから50ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第60号 八幡浜市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について、議案書51ページから52ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第61号 八幡浜市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案書53ページから54ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第62号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第7号)、議案書55ページから148ページまでであります。
質疑はありませんか。
山本儀夫議員。
○山本儀夫君 1点のみお尋ねいたします。
129ページ、教育費の社会教育費、7目文化振興費、12節委託料1,166万5,000円、旧図書館保存活用事業実施設計委託料1,166万5,000円というふうに計上をされております。本案につきまして、今回、旧図書館をそのまま移築してコミカンの前にという、西村邸に隣接する土地に移築しようとしておる原案であると思います。私、少し理解ができてなかったもので、委託料の1,100万円というのがどういう積算で、どういう内容によってここまでの積み上げ方をしたのか、いま一度お尋ねをいたします。
○議長(樋󠄀田 都君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(宇都宮一幸君) お答えします。
この1,166万5,000円の内訳といたしましては、実施設計費用ですが、内容としては意匠設計、また構造設計、また電気設備設計、機械設備設計。この内訳といたしまして、合計額が約920万4,000円ほど。あと、諸経費につきまして、こちらのほうが10%ということで92万円。構造実験費といたしまして、耐震性等を事前に調査する必要性があるため、この実験費といたしまして99万円。そして最後に、その実施設計の報告書作成費といたしまして55万円の内訳となっております。
以上です。
○議長(樋󠄀田 都君) 山本儀夫議員。
○山本儀夫君 今、中身についてはとうとうと課長のほうから御案内がありました。
だとすれば、設計にもろもろかかって積み上げた結果1,100万円云々ということになった次第やということであることは分かりましたが、次に建設費になろうかと思いますが、恐らくでありますが、次に来る建築費は設計委託料に対しての大体10倍から15倍であると。ということは、建築費、移築費、建設費、そして今回建設するに当たっては、恐らく1億円超えの移築になるんではなかろうかと思っておりますが、予算的にはそういう解釈でよろしいかどうか、お尋ねをいたします。
○議長(樋󠄀田 都君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(宇都宮一幸君) お答えします。
今、山本議員がおっしゃられましたように、通常であれば設計費の10倍程度になるかと思います。今のところ、実施設計が終わっておりませんのでまだ正確な金額は申し上げられませんが、言われたとおり約1億円から1億5,000万円になるのではと想定しております。
以上です。
○議長(樋󠄀田 都君) 石崎久次議員。
○石崎久次君 先輩議員と同じ質問事項の内容です。同じく委託料についての質問ではありますが。
私たちが松村正恒氏っていうお名前をお伺いしたのが、平成24年に日土小学校が国の重要文化財に指定をされましたよと。それはなぜかなっていうと、モダニズム建築で、なおかつそこに現在も学校として使用している、そういう付加価値がついて国の重要文化財になりましたよっていうことで、当時2億円から3億円ぐらいかけて改修をされて、私たちも現場へ行きました。すごくいい建物だなっていう感心をした記憶が残っております。
平成26年9月で旧八幡浜市立図書館の現況調査委託料が251万5,000円設定をされまして、この期間に、現学校教育課長が担当であられましたけれど、現地で説明をしていただきました。私が一番先に行って待っておりましたら、課長が来られて、皆さん来られたんで中に入りましょうということで入ろうとしましたが、鍵が合わないのか何か、入るまでに大分時間がかかりました。建てつけも悪いのかなと思いました。次に、階段を上がっていこうとすると雨漏りがしてて、片方はバケツを置いて、こっちは危険ですからということで、2階へ上がりました。2階へ上がりますと、左手にいったら倉庫ですね、もう何を置いてるんかなという分からんようなものがいっぱいあって、右側の奥まで歩きますと光が入ってきて、あ、なかなかいいあれかなっていう感じがしたのを覚えています。
この移築をされるまでの経過を見ますと、なぜ移築に至ったのか、まずこれをお伺いしたいんですが、旧図書館が昭和26年(1951年)に本町に移転されました。普通だったら移築する前に壊すんですよね、新しいものを建てると。例えば、当時の補助金がどうだったのかっていうのは、私もその年に生まれてるわけじゃありませんから分かりませんけれど、建物を壊すと建てたときに国から補助金をいただいていればお返しせないかんから、取りあえずどっか移動しようかなと。そして間もなく、また現在地に移築されました。これも、そういう原因があるのかなと思いますが、移築に至って、いまだに移築した理由ですよね、ここが説明をされてませんので、1点そこをお伺いしたいと思います。
それと、今日もこちらへ来る前に見てまいりました。平成26年に、先ほど言いましたように現況調査がありましたけれど、何かされたのかな。当時実地視察をさせていただいたときに、壁が落ちてるやないのとか、雨どいが片方ちょっとおかしいよっていうふうに指摘もさせていただきましたけど、壁の部分は今日行って直ってるのを見ましたけれど、雨どいなんか2階の右の部分はまだついてません。ここを今回、文化財文化財と言われるけど、いまだに八幡浜市指定の文化財にもなっていないもの、そしてきれいに保存をしているのかな。現況調査をした後に、これを保存するための予算を組んでもないんですよね。現況を見ると、今、玄関口はシートをかぶったままにもなってる。文化財という言い方を今はしてはないけれど、移築したら市の文化財として登録をしますっていうのを全協でお伺いしましたけど、はっきり言って、この市の文化財でないものを移築して文化財にするっていうところ自体にも疑問がありますので、その点をお伺いしたい。
あともう1点は、もし建設がなされた場合、年間ここに対する経費といいますか、諸経費かかりますよね、いろいろなお金がかかると思うんですが。あと、1階がカフェですから、ここは多分、職員さんがやられるんじゃないと思うんで、どっかに貸出しするのか何かと思うんで、収入も入ってくるのかなと。ですから、ここの年間収支はどうなのかなっていうところをお伺いしたい。
もう1点は、一昨日、教育長のほうから、先輩議員の答弁にありましたけど、私はここをするより、市民の皆さんからいえば二宮忠八翁のことについてはどないなっとるんですかとよく言われます。私もそっちのほうが先じゃないかなと思うんです。一昨日の答弁をお伺いしますと、二宮忠八翁誕生地整備活用検討委員会というのがあったらしいですね。その中で、既存の建物を改修し、資料展示及び交流スペースとすること、さらには将来隣接している残りの土地を、購入機会があれば顕彰などのために積極的に購入するようにという提案がなされてるわけです。平成16年になされてるのでもう20年になろうかとしてますけれど、一向に進みません。ここについてはどういう状況になっているのか。
また、先ほど言いました移築計画がありますけど、市民の皆さん、もう十何年たってますから、いろんな人にお伺いするんですが、松村正恒さんというお名前自体を一般の方ほとんどもう忘れられとります。二宮忠八さんの名前はほとんど皆さん知っておられます。やっぱり施策っていうのは優先順位があるんじゃないですかということ。一部の人たちがよく知っているお名前と、八幡浜が生んだ飛行機の父と言われる、世界中の飛行機乗りだったら名前知ってますよね。今現在、京都の八幡市の中学生との交流なんかも毎年してます。その上に、毎年飛行大会をやってますよね。その中で、愛媛大学にもたしか、一度私も見に行きましたけど、飛行機をつくる委託をして飛ばしましたよね。風が吹き過ぎて実際は飛ばせなかったけれど、飛んだけど浮いた程度でしたけど、そこも見に行きました。平成2年に1億1,000万円でこの基金を作って現在まで来てます。残高は三千数百万円しか残ってませんけれど、この土地を購入することに対して二千数百万円のお金ももう投資してるんです。そういうところをなぜ優先してやらないのかっていう点についてもお伺いをしたいと思います。
○議長(樋󠄀田 都君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(宇都宮一幸君) まず、1点目の移築に至った経緯ですが、こちらにつきましては、今のところ資料等は持ち合わせておりません。また、詳細につきましては、後ほど調べた上で予算委員会のほうで報告させていただきたいと思います。
2点目なんですけど、現況調査をした後に市の文化財として指定せずそのまま放置して、移転した後に市の指定文化財として考えているといったことに対する答弁なんですけど、現況調査をした内容といたしましては、基本的に旧図書館の現状を可能な限り客観的に把握し、使い続けることができるかどうかを判断するために現況調査をしたもので、その段階では市指定文化財にするかどうかの討論はされておりません。移築した後は、市の指定文化財として指定できるような保存活用をしていきたいとは考えております。
3点目の、建設がなされた場合、カフェを運営するときとかの年間収支、収入・支出の関係なんですが、今のところそこら辺詳細まで検討できておりませんので、またあらかた予算委員会のほうでこちらのほうも御報告させていただきたいと考えております。
で、忠八翁の生誕地、こちらの関係につきましては、二宮忠八のほうが八幡浜市の市民が知っているのになぜ何もしていない状態なのかということにつきまして、基本的には一般質問の中で教育長が御説明したとおりではあるんですが、議員がおっしゃられるとおり、当初は整備活用検討委員会のほうから既存の建物を改修して資料展示及び交流スペースとすることということで、土地の購入機会があれば積極的に購入しなさいという形で答申を受けております。その後、一部難航していた土地も令和2年5月に売買が成立しまして、今現在約70坪の土地を所有している状況です。当初、こちらにつきましては、先ほど申し上げました資料展示とか交流スペース、また二宮忠八を顕彰するような施設、そちらのほうも計画もありましたが、今のところ市の文化ゾーンの一角として地域の活性化につながるような利用をする必要があると考えております。また顕彰協議会や市民の皆様から意見を聞きながら、なるべく早急にそこを検討していきたいと考えております。
以上です。
○議長(樋󠄀田 都君) 石崎久次議員。
○石崎久次君 私の2点目だったかと思いますが、将来的な1年間の経費についての詳細は今分かりませんて言われますけど、予算を通せば自動的にそういうものが分からないと、我々はどういう判断をするんですか。例えば、1年間にその建物に対して税金を毎年1,000万円ずつ出すって後になって言われてじゃ、設計をする予算を認めたら税金の垂れ流しじゃないですか。
そういうことがないように、もし建った場合は1年間でこれだけ、水道光熱費もありますらいね。例えば、2階の資料館なんかきれいにせないかんから掃除の委託料とか、そういう部分もありますよね。あと、警備の部分もありますよね。夜の警備とか。そういう部分の経費が幾らぐらいかかりますよと。例えば、カフェだったらどっかに委託して売上げの中で一部を見ていただく、だから差額が幾らぐらいになるんですというものがなければ、こういう予算を出されたときに我々議員としての、将来市民に対して、今判断せないかんわけですよ、この議会最終日までに。その内訳が今分かってないっていうこと自体が私は疑問でならない。やはりそういう一番大事なところをきちっと押さえてないといけないんじゃないかと思いますよ。
それと、忠八翁の件も、今答弁の中で優先事項の中にも入ると思いますということであれば、御課の中でどなたかちゃんと決めて、やる段取りをすべきじゃないですか。そういう思いも持っていただかないと。ただ、平成27年に、御課じゃなくてその前は商工観光課が担当だったんですよね、それから移管されて。令和2年5月に新しく、前の「らく楽」さんというところですかね、70平米近くを買われたわけですけれど、その前の土地160平米ぐらいは現在生涯学習課の担当になってないでしょ。今も普通財産で財政課にあるじゃないですか。こういう段階でやりましょうって言ったって、やろうという意欲が見えないですよね。まず自分のところに移管をして、政策を練って、こうやりましょうというところがまず見えないじゃないですか。そういうところに私は疑問を感じるし、市民が聞きますと、やっぱりがっくりするんじゃないんですか。その点についていかがですか。
○議長(樋󠄀田 都君) 市長。
○市長(大城一郎君) 石崎議員さんがおっしゃるのももっともだと思います。
今回の旧八幡浜図書館の移築に関しては、実施設計といった段階で、どのように作っていけば市民の方々に、多くの方に利用されていくか、愛される施設になるか、その上で松村建築を理解していただくか、そのような思いで実施設計に取り組んでいるところであります。いろんな公共施設があります。例えばコミカンにしても、設計する段階で1年間の経費がどれだけかかって、これだけで、こういう運営をしていきますというような詳細まで詰めていれたかどうかは分かりませんが、コミカンにしても、どのような施設にして、どういった形で市民の方々に、より多くの市民の方々に使っていただき、愛される施設になるかというようなことを考えてやってまいりました。そういった意味におきまして、最後まで詳細まで詰められたらいいわけなんですが、それもやっていきます。今のうちは、実施設計の中でこの旧図書館が八幡浜市にとってどのような存在になり得るのか、そして多くの市民に愛される施設になるのか、その上で名誉市民である松村正恒先生を理解してもらえるのか、そういったことに重きをおいてやってきているとこでありますので、石崎議員のおっしゃる建ってからの運営経費(ランニングコスト)につきましては今後できる限り調査をしていきたいと思います。
それと、名誉市民に対しましては、優先順位とか優劣とかはつけられないと私は思っております。名誉市民に認定した時期は異なりますが、それぞれの方において、やっぱり八幡浜市にとってすばらしい人であって、先人としてそれなりに顕彰していくべきだと思っております。
二宮忠八翁の生誕地につきましては、いろいろな過程においてほかの文化財等々の絡みもあって、なかなか実行していくのが遅れております。今はできてないけれども、これから未来において、本当に二宮忠八の生誕地が後世にとっても誇れるような土地にしたいと思いながらずっと構想を練っているわけでありますが、まだ具体的なところまでいってないというのが事実であります。
松村正恒さんの旧図書館についてはコミカンの前に移築するということも、移築といっても全て持ってくるわけではないので、新しく再築をするところもあって、なるべくお金をかけない形で松村正恒の建築様式を残していくというような形でやっていきたいと思っておりますので、それぞれの先人の方、名誉市民の方々に対して優先順位とかなしに平等に思っておりますので、そこだけは理解していただいたらと思います。
○議長(樋󠄀田 都君) 石崎久次議員。
○石崎久次君 市長が言われます、八幡浜名誉市民に優劣をつけるつもりは全くありません。ただ、市民の皆さんからいうと、はっきり言って、どちらがという話じゃなくって、どちらが有名かっていう話ですよね。それも、例えば、言いましたように、平成2年からそういうものができてるっていうこと自体も知ってるし、毎年飛行大会もしてるという中において、知らない人がほとんどいない中で、計画があったのに前へ進まないっていうところの問題で、ここにやっぱり疑問があるっていうところと、あともう一つは、日土小学校みたいなすばらしいものを造った方ですから確かにいいものができるんだろうとは思うんですけれど、今の段階でなぜこんなに時間がかかったのか、ここの段階ですね。私に相談があった話の中では、そっち造ったらまた駐車場がなくなるから、また八幡浜市がどっか買うんじゃないの、そういうね、造ればまたそこの駐車場が減るから、また駐車場が要るじゃない。新川沿いの駐車場もなくなりますんでね。そういう心配もされてる方がおられるということは、確かに私もそうなのかなっていうふうに思っております。
課長にも、今度予算委員会がありますから、そのときにもう一回、その中に、例えばどれぐらいの人に利用していただこうと思ってるのか。あと例えば、市内の人は当然ですけれど、市外のそういう人たちにどうやって集まっていただこうとしているのか。それともう一つは、資料を展示するわけですから、そこにお金をいただく、例えば資料館とか何かだったらいただきますよね。こういう発想があるのかどうかとか。その点を、次また質問はしますけれど、事前にお話をしときますんで、それを持って予算委員会に出席を願いたいと思います。
以上です。
○議長(樋󠄀田 都君) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) ないようですので、次、議案第63号 令和5年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案書149ページから168ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第64号 令和5年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案書169ページから184ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第65号 令和5年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案書185ページから208ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第66号 令和5年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)、議案書209ページから222ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第67号 令和5年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)、議案書223ページから239ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第68号 令和5年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号)、議案書241ページから254ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第69号 令和5年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)、議案書255ページから269ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第70号 令和5年度八幡浜市簡易水道事業会計補正予算(第1号)、議案書271ページから280ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 次、議案第71号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第2号)、議案書281ページから305ページまでであります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております20件については、配付しております議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
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○議長(樋󠄀田 都君) 日程第4 議案第72号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君) それでは、本日お配りをしております追加議案書のほうをお願いいたします。また同時に、これも同じく別冊で配付をしております補正予算資料(一般会計補正第8号)と書かれてある分も併せて御準備をお願いします。
それでは、追加議案書の1ページから17ページ、議案第72号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第8号)について、別冊の12月補正予算資料のほうで御説明をいたします。
予算資料の1ページをお開き願います。
まず初めに、本日の追加提案となりましたのは、11月2日に閣議決定されましたデフレ完全脱却のための総合経済対策の裏づけとなる国の補正予算が11月29日に成立したことを受けまして、住民税非課税世帯に7万円を給付する事業などについて速やかに事業を実施し、必要な支援を対象者などに早く届けるため、今議会に追加で予算計上するものです。
今回の補正は一般会計のみの補正で、1ページ一番上の行の真ん中あたり、今回補正額の欄にありますように4億9,259万3,000円を追加するもので、累計では、その右の合計欄のとおり236億9,565万1,000円、特別会計、企業会計を合わせた総合計では、一番下の行のとおり461億529万9,000円となります。
2ページをお願いします。
それでは、今回の補正予算の事業概要について説明します。
今回の補正予算は、ここに記載のとおり、エネルギー価格・物価高騰対策関連の4事業となります。
3ページの中段、参考のところを御覧ください。
今回の4つの事業につきましては、原則として国からの物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して実施するものです。
まず、この交付金について説明します。
低所得世帯支援枠分は、住民税非課税世帯への7万円給付事業のためのもので3億5,288万9,000円です。
次に、推奨事業メニュー分は、国が定めた事業メニューの中から各自治体が独自にメニューを決めて実施するもので、本市への配分額は1億430万9,000円となっています。この配分額を4つの事業に充当し、不足する額、下の表の一般財源のところの上から2つ目、3,539万5,000円については、左のページの②子育て世帯への臨時特別給付金事業の右下、財源内訳のところに一般財源分として記載しておりますが、普通交付税の追加交付分を充当することとしています。もちろん決算で不用額が発生すればこの額は小さくなります。
4ページをお願いします。
これよりそれぞれの事業について説明します。
「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業(令和5年度追加分)」は、令和5年6月から住民税非課税世帯等に対する緊急支援給付金として実施した一世帯当たり3万円給付事業に続き、前回と同様に低所得世帯に対し一世帯当たり7万円を追加給付するものです。
支給対象世帯は、令和5年12月1日に本市に住民登録があり、令和5年12月1日の住民登録上の世帯に属する全ての世帯員が令和5年度住民税非課税の世帯です。給付金の支給額は一世帯当たり7万円です。
支給手続は、前回と同様で①②に記載のとおりでありますが、例えば①にありますように、世帯全ての方が令和5年6月1日以前から八幡浜市に住所がある場合で前回給付金の支給を受けた世帯については、返信不要で前回給付金の支給口座に振り込みます。
スケジュールとしては、令和6年1月上旬に対象者へ案内・確認書を送付し、1月下旬から随時支給する予定で、次の5ページ、申請期限は令和6年3月29日とします。
補正予算額としては、3億8,788万9,000円です。内訳としては、事業費が3億8,500万円、事務費が288万9,000円です。
給付金の積算については、前回事業の実績から、5,500世帯としています。
なお、今回の給付金では、6月の3万円給付の際には対象者として含まれました、課税者からの被扶養者のみの世帯(約500世帯)については、国の方針により低所得世帯支援枠の対象とはならないため、市の推奨事業メニューを活用して独自に支給することとしています。
参考としまして、これまでの事業の実績を記載していますので、後ほど御参照願います。
6ページをお願いします。
ここからは、完全に推奨事業メニュー分として市が独自に決定した事業となります。
「子育て世帯への臨時特別給付金給付事業」は、食費など物価高騰が続く中、子育て世帯を支援するため、原則として高校生以下を対象に一人当たり2万円を支給するもので、市独自の取組としては初めてとなります。対象児童、あるいは所得制限を含めた支給対象者などについては、令和3年度に国の事業として実施した子育て世帯への臨時特別給付金と同様としています。対象児童は①から③に記載のとおりですが、②にありますように、「新生児」については来年4月1日までに生まれた児童を対象とします。支給対象者についても記載のとおりですが、一部所得制限を設けています。例えば、子供2人と年収103万円未満の配偶者で構成する4人世帯の場合であれば、主たる生計維持者の収入が960万円以上であれば支給の対象外となります。支給額は対象児童一人につき2万円で、対象児童数は令和5年3月31日現在のゼロ歳から17歳人口を参考に3,700人と見積もっています。
補正予算額は、システム改修等の事務費も合わせ、全体で7,572万4,000円です。
支給方法及びスケジュールについては、(1)公務員を除く本市の児童手当の受給者である場合は、申請不要プッシュ型で令和6年2月末に支給する予定です。(2)②の新生児については、児童手当受給手続が完了次第、2月末以降、申請不要プッシュ型で順次支給します。(3)、(1)(2)以外の高校生などを扶養する支給者等については、2月に申請の案内文書を送付し、申請を受け付け次第、順次支給します。
なお、事業全体の完了は4月末を予定しています。
7ページをお願いします。
「医療・福祉施設等食材費高騰対策緊急支援事業」は、物価高騰が長期化する中、食材費高騰の影響を受けながらもサービス維持に向け運営を続けている医療施設、高齢者福祉施設及び障害福祉施設に対し支援金を支給するものです。
支給対象施設及び支給額は、令和6年1月1日時点において八幡浜市内に所在し、令和5年7月から12月までの毎月または特定の月に食費の全部または一部を負担し食事を提供した、ページ中段の表の区分欄の施設または事業所を運営する法人に対して、右端の支給額欄に記載の額を支給します。
支給額の設定につきましては、愛媛県が今年度6月補正予算にて実施した医療・福祉施設食材費高騰対策応援金の支給単価を基本に、今回対象期間を6か月としましたので、入院・入所系施設は一定員または一病床につき6,000円、通所系施設は一定員につき2,000円としています。
8ページをお願いします。
補正予算額は916万4,000円です。
なお、施設区分により予算科目を分けており、医療施設については保健センター所管の医療対策費に339万6,000円、高齢者福祉施設については同じく保健センター所管の介護保険対策費に548万円、障害福祉施設については社会福祉課所管の障害者福祉費に28万8,000円を計上しています。
9ページをお願いします。
「漁業用燃油及び飼料高騰対策緊急支援事業」は、漁業用燃油及び養殖用配合飼料価格の高騰により厳しい経営状況にある漁業者の経営コストの削減や収益確保の取組を支援するものです。
まず、漁業経営セーフティーネット構築事業とは、燃油価格や配合飼料価格の上昇に備えて、漁業者と国が毎年計画的に1対1の割合で資金を積み立て、燃油価格などの価格が、直近7年間の平均価格を基に定めた補填基準価格を超えた場合に、補填基準価格を超えて購入した燃油代金等を補填金として漁業者に支払う仕組みです。
なお、この積立金は、基金や保険のようにプール方式で運用しているのではなく、預貯金のように事業者ごとに積立残高が管理されています。
次に、補助内容です。
補助対象者は、令和6年度に漁業経営セーフティーネット構築事業の加入を継続する者、または令和6年度に新規に加入する者とします。
補助対象経費は、令和5年1月1日から12月31日までに購入した漁業用燃油及び養殖用配合飼料のうち補填基準価格を超えて購入した分となります。
補助金の額としては、令和5年1月から12月までの間に漁業者が支払いを受けた補填金のうち、自己資金による積立分の額に3分の1を乗じた額の合計額となります。
少し分かりづらいと思いますので、次の10ページの4、事業を実施した場合の漁場者の負担の一例で説明します。
まず、燃油価格などの上昇に備えて必要額を確保しておくために、漁業者と国が1対1の割合で資金を積み立てておきます。仮にその額を500万円とし、セーフティーネットの発動によって補填金として300万円が漁業者に支払われたとします。補填金として取り崩された積立金300万円を補うために、翌年度同額を積み立てることとなりますが、通常であれば国が2分の1の150万円を、残りの2分の1を漁業者が負担します。この負担を軽減するため、そのうちの3分の1を県が、同じく3分の1を今回市が負担しようとするものです。このことにより、漁業者の積立金は本来150万円ですが、県と市の補助金により漁業者の負担金は50万円で済むこととなります。
漁業経営セーフティーネット構築事業は、漁業用燃油と養殖用配合飼料に事業の区分が分かれており、それぞれの補助金の上限額は一漁業者当たり200万円とします。
事業のスキームとしましては、図にありますように、補助金は八幡浜漁業協同組合が事業主体(窓口)となって漁業者からの申請を取りまとめて行い、市からの補助金交付に基づいて、漁業者に補助金を支払い、令和6年度積立金に充当するという流れになります。
補正予算額は1,981万6,000円です。
内訳は、燃油が対象となる漁業者が20漁業者で338万8,000円、飼料が9漁業者で1,642万8,000円です。
それぞれの事業の具体的な説明は以上です。
なお、12ページ13ページに一般会計補正予算の歳入歳出の状況を記載しておりますので、御参照願います。
また、14ページから17ページに参考として今回の事業を含めたエネルギー価格・物価高騰対策関連事業一覧表を掲載しています。
16ページをお願いします。
この事業の本年度の事業費合計としては、一番下の行にありますように、12億279万1,000円となります。
説明は以上でございます。
○議長(樋󠄀田 都君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君 最初の「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業」についてですが、市民の方から、年を越す前に今年中にもらえないか、いつになるのかという問合せが来ておりまして、これを見ますと1月下旬ということなんですが、プッシュ型で以前振込み実績のある方には先に、今年中にもらえないかという御要望が来ておりましたので、そういったことはできないものか。いろいろ人によって手続などが必要な方もいますが、プッシュ型の方は早くできないものかという問合せがありましたのでお聞きしたいと思います。
○議長(樋󠄀田 都君) 社会福祉課長。
○社会福祉課長(二宮恭子君) 私どもも、この事業を見たときに年内に支給ができたらいいなというふうには考えておりました。そういった中で、先ほど概要説明の中でありましたように、前回6月に3万円を給付した方に7万円の追加ということの話が国のほうからあって、報道等ではかなり出ておりました。が、先ほどの説明がありましたように、実際3万円をいただいた方の中に、八幡浜市では課税世帯に扶養されている世帯が含まれております。最終的にその調整をすることに注力をしておりましたので、何とかその3万円プラス7万円、全員に出せないかなということをいろいろ調整をしていましたので、なかなかプッシュ型で先にそれを決定をするということができませんでした。この推奨メニューの中で、課税世帯に扶養されている世帯にも出してよいというような国からの通達が来たのがもう11月の末でありまして、年内の支給、全員ということには至りませんでしたので、このような事態になりました。
○議長(樋󠄀田 都君) ほかにありませんか。
佐々木加代子議員。
○佐々木加代子君 私も遠藤議員と同様で、何人かの市民の方から、年内支給っていうのが例えば新聞とかテレビとか、そういうので一部報道があったりとか、いろんな情報を入手された方から、年内には出るんですよねっていうお問合せが何件かありました。私としても、年内支給が一番皆様にとっても年を越すためにはいいのかなというふうに思ってましたので、期待をすごく込めてはおりましたが、いろいろな事情で1月にずれ込むというお話も聞いておりましたので、それはそれで仕方ないのかなというふうに思っておりましたが、今回、このスケジュールを見て、結局1月の末にならないと手元には届かないという、ちょっとスケジュールがアバウトなので、やはり一日も早く出していただきたいという思いの市民の方は大勢いらっしゃるのかなという思いがありますので、下旬という形にはなっておりますが、一日でも早いという感覚での準備をお願いをしておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(樋󠄀田 都君) 市長。
○市長(大城一郎君) おっしゃるとおりです。
我々も、一日でも早く支給したかったわけなんですが、これは国に言ってまいります。国が、二転三転、方向転換するもので、扶養になっていることは今回出せないということになったので。前回と同じなら年内にできます。ちょっと変わった点がありますのでシステム改修が必要になってくるわけでありまして、そのシステム改修に時間がかかるということでこのような形になっておりますので、これはやっぱり国のほうで、やると言ったらやる、もう二転三転しないような形で、国に対してもこちらからも声を上げていきたいと思っております。
○議長(樋󠄀田 都君) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第72号については、予算委員会に付託いたします。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋󠄀田 都君) 日程第5 議員提出議案第1号 議会改革特別委員会の設置についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
西山一規議員。
〔西山一規君登壇〕
○西山一規君 ただいま提案をされました議員提出議案第1号 議会改革特別委員会の設置について提案説明をさせていただきます。
本年12月5日の市議会協議会で検討しましたが、市長・市議会議員の同時選挙及び議員定数調査特別委員会の最終報告のとおり、令和7年の選挙に向けて議員間での議論を重ねていくことが必要と考えます。
そして、市の人口減少の歯止めが利かず、令和3年8月に3万2,075人が令和5年8月には3万800人と減っている。報酬審議会では、議員定数はどうなってるかというのが話に上がっている。適正な議員定数以外の案件も、議会改革にも必要なものはこの特別委員会で検討できる。議員定数については令和6年6月を目途に結論を出す。このため、特別委員会を設置し、調査・研究を行いたいと考えております。
特別委員会の名称は、議会改革特別委員会。
定数は、議長を除く15名。
付議事件は、適正な議員定数等、議会改革に関する調査・研究について。
設置期間は、設置の日から調査終了の日まで。なお、閉会中も調査・研究を行う。
以上、八幡浜市議会委員会条例第6条の規定により、特別委員会を設置することを提案いたします。
よろしく御賛同のほどお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(樋󠄀田 都君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第1号については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより議員提出議案第1号を採決いたします。
起立しない議員は反対とみなします。
本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋󠄀田 都君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
ただいま設置されました議会改革特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において議長を除く全議員を指名いたします。
この後休憩いたしまして、ただいま設置いたしました議会改革特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行いますので、直ちに全員協議会室へ御参集ください。
暫時休憩いたします。
午前10時57分 休憩
―――――――――――――――――――――
午前11時21分 再開
○議長(樋󠄀田 都君) 再開いたします。
ただいま開催いたしました議会改革特別委員会で互選の結果、委員長に山本儀夫議員、副委員長に石崎久次議員が当選されましたので、御報告いたします。
ただいま議会改革特別委員長に当選されました山本儀夫議員は、登壇して挨拶をお願いいたします。
議会改革特別委員長、山本儀夫議員。
〔議会改革特別委員長 山本儀夫君登壇〕
○議会改革特別委員長(山本儀夫君) ただいま議会改革特別委員会の委員長を務めよという任を与えられました。まさに青天のへきれきであり、不惜身命まではいかずとも、百花斉放、あるいは百家争鳴。過去の総括も含め、共に市民が世界の動向を把握し、新しい時代をいかに迎えるか、いかにあるべきかを真剣に議論をしていただきたい。
転じて、足元を見ますと、世界は戦争を経験し、紛争が絶え間なく広がり、ウイルス、目に見えない悪魔、そういう時代に遭遇し、今後の子孫に引き継ぐ事案ではなく、定数そして議員の身分に係る問題であり、重大かつ重要な案件だと認識をいたしております。
もとより、自身は浅学非才、任に非ずは承知をしておるつもりでございます。
今、東京の永田町では大変な事態、同時に日本中がてんやわんやの時期に入って遭遇してしまったと。国民は、また地方の市民、村民、町民は、不安定な時代で政治家を、また東京を見詰めていることであろうと。とりわけ理事者におかれましては、予算措置の問題がこれからどう展開していくのか、あるいはこれからの来年度に向けた予算編成に向けても大変な御苦労をされることであろうと拝察をいたします。
弱者に対する目線を忘れず、市政発展のために、理事者も、そして私ども議員、議会も一人残らず、皆さんで御協力を賜りながら前向きな八幡浜市になっていただくことを御祈念申し上げて就任の御挨拶といたします。ありがとうございました。
○議長(樋󠄀田 都君) お諮りいたします。
議事の都合により、明日14日から21日までの8日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋󠄀田 都君) 御異議なしと認めます。よって、明日14日から21日までの8日間は休会することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋󠄀田 都君) これにて本日の会議を閉じます。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
明日14日から21日までの8日間は休会であります。
なお、この休会中に各常任委員会を開き、先ほど付託いたしました案件の審査を行うことになっております。
各常任委員会の開催日時と場所をお知らせいたします。
総務産業委員会は14日午前10時より、民生文教委員会は15日午前10時から、予算委員会は18日午前9時から、場所はいずれも全員協議会室でありますので、よろしくお願い申し上げます。
なお、予算委員会の18日9時というのは、皆さん記憶にとどめておいていただきたいと思います。
22日は午前10時から会議を開き、委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決を行うことになっております。
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○議長(樋󠄀田 都君) 本日はこれにて散会いたします。
午前11時27分 散会