令和6年八幡浜市議会2月臨時会会議録第1号

公開日 2024年06月11日

令和6年八幡浜市議会2月臨時会会議録第1号

議事日程 第1号

令和6年2月5日(月) 午前10時開議

第1
会議録署名議員の指名

第2
会期の決定

第3
報告第1号 専決処分の報告について(市営西之河内団地敷地内において発生した車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
報告第2号 専決処分の報告について(八幡浜市五反田地区内において発生した衝突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
報告第3号 専決処分の報告について(八幡浜市保内町川之石地区内において発生した落石事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
      (提出者の説明、質疑)
第4
議案第1号 八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について
議案第2号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第9号)
   (提出者の説明、質疑、討論、採決)
―――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件

日程第1
会議録署名議員の指名

日程第2
会期の決定

日程第3
報告第1号~報告第3号

日程第4
議案第1号、議案第2号
―――――――――――――――――――――
出席議員(15名)       

  1番  井  上     剛  君
  2番  攝  津  眞  澄  君
  3番  平  野  良  哉  君
  4番  田  中  繁  則  君
  5番  遠  藤     綾  君
  6番  菊  池     彰  君
  7番  西  山  一  規  君
  8番  佐  々  木  加  代  子  君
  9番  竹  内  秀  明  君
 10番  平  家  恭  治  君
 12番  樋  田     都  君
 13番  新  宮  康  史  君
 14番  上  田  浩  志  君
 15番  宮  本  明  裕  君
 16番  山  本  儀  夫  君
―――――――――――――――――――――
欠席議員(1名)

 11番  石  崎  久  次  君
―――――――――――――――――――――
説明のため出席した者の職氏名

 市長          大 城 一 郎 君
 副市長         菊 池 司 郎 君
 教育長         井 上   靖 君
 総務企画部長      藤 堂 耕 治 君
 市民福祉部長      福 岡 勝 明 君
 産業建設部長      垣 内 千代紀 君
 総務課長        宇都宮 久 昭 君
 政策推進課長      松 良 喜 郎 君
 財政課長        明 礼 英 和 君
 社会福祉課長      二 宮 恭 子 君
 子育て支援課長     岡 本 正 洋 君
 市民課長        倭 村 祥 孝 君
 保健センター所長    小 野 嘉 彦 君
 建設課長        宮 下 栄 司 君
―――――――――――――――――――――
会議に出席した議会事務局職員       

 事務局長        水 岡 能 成 君
 事務局次長兼議事係長  菊 池 文 孝 君
 調査係長        黒 田 昌 利 君
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   午前10時00分 開会
○議長(樋田 都君)  おはようございます。
 ただいまより令和6年第1回八幡浜市議会臨時会を開会いたします。
 市長から今議会の招集の挨拶があります。
 市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君)  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 本日、令和6年第1回市議会臨時会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。
 初めに、元日に最大震度7を観測した令和6年能登半島地震につきまして、この災害によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
 本市では、被災地からの要請に基づき、市立八幡浜総合病院災害派遣医療チーム(DMAT)が出動したほか、トイレカーの貸出し、職員の派遣による避難所支援などを行っているところです。引き続き、関係機関と協力しながら、可能な限りの支援を行い、被災地の復旧・復興に尽力したいと思います。
 それでは、臨時会について申し上げます。
 本臨時会におきましては、報告3件、条例1件、予算1件、合わせて5件の御審議をいただくものでございます。
 現在、本市では、昨年の12月議会において、電力・ガス・食料品等の価格高騰による影響が特に大きい世帯への支援として、令和5年度の住民税非課税世帯に対して、国の交付金を活用し一世帯当たり7万円を追加給付するための予算を可決いただき、既に給付した3万円と合わせて10万円の給付を行っているところです。
 今般、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金(給付金・定額減税一体支援枠)の創設を受け、住民税非課税世帯向けの一世帯当たり7万円の給付金の対象とならず、定額減税の恩恵も受けられない世帯を迅速に支援するため、本日、臨時会の開催をお願いし、個人住民税均等割のみの課税世帯に対し一世帯当たり10万円と、住民税非課税世帯及び個人住民税均等割のみ課税世帯のうち、18歳以下の児童を扶養する子育て世帯に対し、児童一人当たり一律5万円を加算給付する予算を計上させていただいています。
 また、併せまして、今年度のふるさと納税の寄附額が見込みを上回る伸びとなり、予算の不足が見込まれることから、返礼品の購入や送付に要する経費等を増額する予算を計上させていただいています。
 諸議案の内容等につきましては、後ほど御説明しますが、何とぞ慎重審議賜りまして御賛同いただきますようお願い申し上げます。
 なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、「『市立八幡浜総合病院経営強化プラン』の策定について」ほか2件について御説明申し上げ、議員の皆様の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願いします。
 以上、申し述べまして、招集の挨拶とします。
○議長(樋田 都君)  議長において、この際、諸般の報告を行います。
 12月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付いたしております報告書をもってこれに代えます。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、議長において6番 菊池 彰議員、10番 平家恭治議員を指名いたします。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  日程第3 報告第1号 専決処分の報告について(市営西之河内団地敷地内において発生した車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)ないし報告第3号 専決処分の報告について(八幡浜市保内町川之石地区内において発生した落石事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、以上3件を一括議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君)  議案書の1ページをお開き願います。
 報告第1号 専決処分の報告について説明します。
 次の3ページをお願いします。
 専決第1号 市営西之河内団地敷地内において発生した車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により、令和6年1月11日に専決処分しましたので、同条第2項の規定により、これを報告するものです。
 今回の専決処分は、令和5年12月6日午前9時頃、八幡浜市保内町宮内にある市営西之河内団地2棟の外壁の一部が剥落し、同団地敷地内に駐車していた団地住民所有の自動車の屋根に損害を与えたものです。
 原因としては、当団地が建築後37年を経過しており、経年劣化により外壁の一部が剥落したものと思われます。
 市が管理している市営住宅の外壁の剥落により相手方の車両に損害を与えたため、民法第717条第1項の規定により、市は車両の損害額の全額である9万1,300円を相手方に支払うこととした示談書を締結し、損害賠償額が決定したものです。
 説明は以上でございます。
○議長(樋田 都君)  市民福祉部長。
○市民福祉部長(福岡勝明君)  議案書の5ページをお願いします。
 報告第2号 専決処分の報告について説明します。
 7ページをお願いします。
 専決第2号 八幡浜市五反田地区内において発生した衝突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により、令和6年1月15日に専決処分しましたので、同条第2項の規定により、これを報告します。
 今回の専決処分は、令和5年12月8日午前10時42分頃、八幡浜市五反田1番耕地36番地2先路上において、市所有車両が駐車のため車を切り返していたところ、アクセルとブレーキを踏み間違え、駐車中であった相手方の所有する車両の側面部分に衝突し、損害を与えました。このため、相手方車両の修理損害額及び費用弁償の全額を市が相手方に支払うこととした示談書の締結を行い、市の負担として30万3,171円の損害賠償額が決定したものです。
 なお、この損害賠償は公益社団法人全国市有物件災害共済会で全額補填されます。
 説明は以上です。
○議長(樋田 都君)  産業建設部長。
○産業建設部長(垣内千代紀君)  議案書の9ページをお願いします。
 報告第3号 専決処分の報告について説明します。
 次の11ページをお願いします。
 専決第3号 八幡浜市保内町川之石地区内において発生した落石事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により、令和6年1月24日に専決処分しましたので、同条第2項の規定により、これを報告します。
 今回の事案は、令和5年8月14日午後1時頃、八幡浜市保内町川之石9番耕地11番地1の付近(市道和田町伊方線)の路上において、走行中の相手方普通自動二輪車に、市道脇斜面で発生した落石が接触し、同車両が転倒したため、車両が破損するという損害を与えました。
 このため、相手方車両の修理損害額の全額を市が相手方に支払うこととした示談書の締結を行い、市の負担として39万6,330円の損害賠償額が決定したものです。
 なお、この損害賠償は道路賠償責任保険で全額補填されます。
 また、この事故に係る人身損害部分の相手方治療費等につきましては、現時点では確定していないため、確定次第速やかに和解等の手続を行う予定です。
 以上です。
○議長(樋田 都君)  これより質疑に入ります。
 質疑は適宜区切って行います。
 まず、報告第1号 専決処分の報告について(市営西之河内団地敷地内において発生した車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、議案書1ページから3ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  今回の、団地の壁面の剥落によって止めていた車の損傷が起こったということですが、これは市が管理する団地であるということで責任があると思いますが、この団地の管理、それから点検、そういったものがどのような頻度で行っていて、適切であるかについて、こういうことが起こりましたので、改めて見直す必要があるんじゃないかと思いますが、そのあたりはいかがお考えでしょうか。
○議長(樋田 都君)  財政課長。
○財政課長(明礼英和君)  お答えをいたします。
 今回事故のありました西之河内団地1棟・2棟につきましては、新耐震基準が適用されており、建物の老朽化につきましても他の団地と比べて改善事業の緊急性が低いことから、長寿命化計画には含まれておらず、大規模改修である外壁改修工事等は行う予定としてはありませんでした。
 なお、通常の修繕につきましては、住宅を訪問した際に行う調査及び団地住民の連絡等により随時対応していますが、今回の外壁につきましては、把握ができていない状況でございました。
 以上です。
○議長(樋田 都君)  遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  把握ができていなかったということなので、点検のやり方なども今後改めて見直していっていただきたいと思います。
○議長(樋田 都君)  ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、報告第2号 専決処分の報告について(八幡浜市五反田地区内において発生した衝突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)であります。議案書5ページから7ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、報告第3号 専決処分の報告について(八幡浜市保内町川之石地区内において発生した落石事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)であります。議案書9ページから11ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 新宮康史議員。
○新宮康史君  事故についてちょっと心配があるのでお伺いします。
 まず、相手方の年齢とかも全然書いてないんですけど、どの程度かということと、あと普通自動二輪車で、いわゆるバイクで40万円近いというたら結構全損みたいな形になると思うんですけども、今の報告では人身部分はまだ和解してないということなんですけど、非常に心配なんですけど、その見込みと、けがの程度というか、その辺が分かったら教えてください。
○議長(樋田 都君)  建設課長。
○建設課長(宮下栄司君)  お答えします。
 人身のけがの程度につきまして、相手方は左足首を骨折されておられます。現在ほぼ完治の状態ではありますが、あと一回、経過観察後の通院が残っとるような状態で、その通院が終わり次第、示談に向けての調整に入りたいと考えております。
 オートバイについては、落石がオートバイの車両に直接当たっておりまして、右サイドのカウルとか、ミラー、ブレーキレバー、ハンドル等が破損をしておりまして、この修理額になっております。
   (「年、年」と呼ぶ者あり)
 年齢は大学生でありまして、21歳となっております。
 以上でございます。
○議長(樋田 都君)  新宮康史議員。
○新宮康史君  こういう事故を起こさないほうがいいんですけど、若いから特に心配することはないと思うんですけど、後遺症が残らないようにきちっとした対応をしていただきたいと思います。
 以上です。
○議長(樋田 都君)  了解しました。
 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  それでは、質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております3件については、承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  日程第4 議案第1号 八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第2号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第9号)、以上2件を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 市民福祉部長。
○市民福祉部長(福岡勝明君)  議案書13ページをお願いします。
 議案第1号 八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
 今回の改正は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令が令和5年12月6日に公布されたことに合わせて八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例を制定するものです。
 議案書13ページから14ページに改正前と改正後の新旧対照表を掲載しておりますが、別冊でお配りしております議案説明資料で説明します。
 議案説明資料の1ページをお願いします。
 改正は、大きく3点あります。
 1点目は、戸籍謄本等の広域交付に係る手数料です。
 令和6年3月1日から戸籍謄本等の交付が本籍地以外の窓口でも可能となります。必要な戸籍の本籍地が全国各地にあっても、1か所の市町村等の窓口でまとめて請求できるようになります。
 現在の手数料徴収条例には広域交付の規定がないため、新たに広域交付事務に係る手数料を規定するものです。
 表の番号①、③に記載している手数料で、本籍地で交付する場合と同額となります。ただし、全部事項証明、謄本のみの交付となります。また、請求者は、本人以外に配偶者、直系親族の方に限定されます。
 2点目は、戸籍・除籍電子証明書提供用識別符号の発行に係る手数料です。
 2ページの図を御覧ください。
 戸籍電子証明書提供用識別符号とは、戸籍を電子証明書として確認を行うために用いるパスワードのことです。
 識別符号の取得により、行政機関へ紙での戸籍の提出を省略することができます。市民がオンライン等で請求し、市町村等においてパスワードを発行され、そのパスワードを行政機関に提出することで、自らや父母等の戸籍情報を行政機関が参照できるというものです。
 1ページにお戻りください。
 表の番号②、④に記載している戸籍電子証明書提供用識別符号の手数料は一件につき400円、除籍電子証明書提供用識別符号の手数料は一件につき700円です。
 ただし、マイナポータルを通じ請求、発行を行う場合、または同一事項の戸籍謄抄本、戸籍証明書と同時に請求する場合は手数料を徴収しないこととされています。
 なお、識別符号の有効期限は発行日から3か月以内としています。
 3点目は、届書等情報内容証明書の交付に係る手数料です。
 表の番号⑤に記載している電子化された届書等情報内容証明書の交付に係る手数料は一通につき350円です。
 請求は、遺族年金や簡易生命保険の請求等、利害関係人の特別な事由がある場合に限られます。
 表の番号⑥は電子化された届書等情報の閲覧に係る手数料で一件につき350円です。
 こちらも、請求は利害関係人の特別な事由がある場合に限られます。
 議案書にお戻りいただいて議案書15ページをお願いします。
 なお、附則で、この条例は令和6年3月1日から施行するものとしています。
 説明は以上で終わります。
○議長(樋田 都君)  財政課長。
○財政課長(明礼英和君)  議案書の17ページから34ページ、議案第2号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第9号)につきまして、別冊でお配りしております令和5年度補正予算資料(2月補正)の資料のほうで御説明をいたします。
 資料の2ページをお開き願います。
 今回の補正は一般会計のみの補正で、一番上の行の真ん中あたり、今回補正額の欄にありますように、3億2,975万3,000円を追加するもので、累計ではその右の合計欄のとおり240億2,540万4,000円、特別会計、企業会計を合わせた総合計では、一番下の行のとおり、464億3,505万2,000円となります。
 3ページをお願いします。
 それでは、今回の補正予算の事業概要と、3月定例会での予算計上ではなく、今臨時会に補正予算を提案した理由について併せて説明をいたします。
 まず、「低所得者支援臨時給付金給付事業」は、国の経済対策に基づく物価高騰対応として、国の交付金を活用し、物価上昇の影響が特に大きい世帯に対する支援を早急に講じるため、今臨時会に予算を計上するものです。
 また、「ふるさと納税事業」は、寄附額の増加に伴い、寄附者への返礼品代金や事業者への業務委託料等の支払いなど、こちらも早急な対応が必要となる関連経費について今臨時会に予算計上をするものです。
 4ページをお願いします。
 こちらの資料により事業の概要について説明いたします。
 まず、「低所得者支援臨時給付金給付事業(均等割のみ課税世帯及びこども加算分)」は低所得者支援及び定額減税を補足する給付として、個人住民税均等割のみの課税世帯に対し一世帯当たり10万円と、個人住民税非課税世帯及び住民税均等割のみ課税世帯のうち18歳以下の児童を扶養する子育て世帯への児童一人当たり一律5万円を加算給付するものです。
 昨年12月議会で追加提案しました電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業(令和5年度追加分)は住民税非課税世帯が対象でしたが、今回はこれまで給付の対象となっていなかった住民税均等割のみ課税世帯が対象となります。
 支給対象は、(1)令和5年度個人住民税均等割のみ課税世帯は、令和5年12月1日に本市に住民登録があり、令和5年12月1日の住民登録上の世帯に属する全ての世帯員が令和5年度住民税非課税以外の世帯であって、個人住民税所得割が課されていない者のみで構成される世帯です。
 次に、(2)こども加算は、令和5年度における個人住民税非課税世帯及び均等割のみ課税世帯の世帯主で、給付金の支給額は、当該支給対象世帯において扶養されている18歳以下の児童一人当たり5万円です。
 ともに、課税者からの被扶養者のみの世帯についても支給対象としています。
 支給手続としては、これまでの住民税非課税世帯に対する給付金事業と同様に、(1)、次のページの(2)ともに、記載のとおり条件に応じた手続となります。
 スケジュールとしましては、令和6年3月上旬に対象者へ案内、確認書を送付し、4月上旬から随時支給する予定です。
 支給開始時期の関係から、併せて繰越明許費の補正も計上しております。
 補正予算額は1億3,037万円です。
 財源は全額国費で、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を充当します。
 給付金の積算につきましては、①均等割のみ課税世帯の対象世帯は1,000世帯、②こども加算の非課税世帯の対象者は430人、均等割のみ課税世帯の対象者は150人としています。
 6ページをお願いします。
 「ふるさと納税事業」は、令和5年度当初予算で寄附金収入として、前年度実績より歳入予算を20億円と見込み、寄附金に対する必要経費11億3,376万1,000円を歳出予算に計上していました。
 昨年の10月1日、ふるさと納税制度の改正に伴い、10月以降の寄附に対しては全ての経費を含めて寄附額の5割以下に抑える見直しがあったため、制度改正前の9月に寄附が集中しました。
 10月から12月の寄附額は前年より減少したものの、9月の前倒し寄附による増額等の影響により、12月末現在で20億50万6,000円と既定予算を上回ったことから、寄附者への返礼品代金や事業者への業務委託料等の支払いに対応するため歳入予算を4億円増の24億円とし、関連経費を1億9,938万3,000円増額するものです。
 なお、参考としまして、過去5年間の寄附額の実績について記載しておりますので、御参照ください。
 今回、ふるさと納税による寄附金を4億円追加計上することに伴い、財政調整基金繰入金を2億61万7,000円減額し、6億5,221万2,000円としています。
 なお、8ページ、9ページに一般会計補正予算の歳入歳出の状況を記載しておりますので、御参照願います。
 また、10ページから13ページに参考として今回の事業を追加しました、エネルギー価格・物価高騰対策関連事業一覧表を記載しています。
 12ページをお願いします。
 エネルギー価格・物価高騰対策関連事業の今年度の事業費合計としては、一番下の行にありますように13億3,316万1,000円となります。
 説明は以上でございます。
○議長(樋田 都君)  これより質疑に入ります。
 質疑は適宜区切って行います。
 まず、議案第1号 八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案書13ページから15ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、議案第2号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第9号)、議案書17ページから34ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第1号及び議案第2号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  御異議なしと認めます。よって、議案第1号及び議案第2号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  まず、議案第1号 八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第1号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋田 都君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  次、議案第2号 令和5年度八幡浜市一般会計補正予算(第9号)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第2号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋田 都君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  これにて本日の会議を閉じます。
 閉会に当たり、市長から挨拶があります。
 市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 御提案申し上げました全議案に対し、適切なる御決定、御承認をいただき、誠にありがとうございました。
 さて、先月19日には、自主防災連絡協議会をはじめとした多くの皆様にお集まりをいただき、防災意識向上プロジェクト語り部講演会を開催しました。講師として、東日本大震災の伝承活動や防災教育に取り組む宮城県東松島市の市民グループ「SAY’S東松島」の山縣嘉恵代表をお招きし、震災での経験から平時の備えの大切さ、避難行動の後の避難生活についてなど、貴重なお話を聞かせていただきました。
 当管内においても、近い将来、南海トラフ巨大地震の発生が危惧されており、今後も関係機関と連携を図り、防災・減災対策にしっかりと取り組んでまいります。
 結びに、暦の上では立春を迎え、風や日差しに次第に春の気配を感じ始める頃となりました。また、今月末には定例会が予定されています。議員各位におかれましては、健康に御留意いただき、市政発展のため引き続き御活躍いただきますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とします。ありがとうございました。
○議長(樋田 都君)  これをもって今議会の日程は全部終了いたしました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  令和6年第1回八幡浜市議会臨時会を閉会いたします。
   午前10時36分 閉会

お問い合わせ

議会事務局
住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
TEL:0894-22-5998
FAX:0894-22-5963
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