令和6年八幡浜市議会6月定例会会議録第3号

公開日 2024年09月05日

令和6年八幡浜市議会6月定例会会議録第3号

議事日程 第3号

令和6年6月19日(水) 午前10時開議

第1
会議録署名議員の指名

第2
報告第 9号 令和5年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書
報告第10号 令和5年度八幡浜市下水道事業会計予算繰越計算書
報告第11号 令和5年度八幡浜市水道事業会計予算繰越計算書
報告第12号 令和5年度八幡浜市簡易水道事業会計予算繰越計算書
報告第13号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計予算繰越計算書
報告第14号 債権の放棄について
       (質疑)
第3
同意案第1号 教育委員会委員の任命について
       (質疑)
第4
報告第 5号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 6号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 7号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 8号 専決処分の報告について(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について)
議案第51号 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第52号 八幡浜市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第53号 八幡浜市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例及び八幡浜市地域包括支援センターの運営及び人員に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第54号 令和6年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)
       (質疑、委員会付託)
第5
議案第55号 旧八幡浜北環境センター一部解体等工事請負契約の締結について
   (提出者の説明、質疑、委員会付託)
―――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件

日程第1
会議録署名議員の指名

日程第2
報告第9号~報告第14号

日程第3
同意案第1号

日程第4
報告第5号~報告第8号、議案第51号~議案第54号

日程第5
議案第55号

日程追加
副議長不信任
―――――――――――――――――――――
出席議員(16名)       

  1番  井  上     剛  君
  2番  攝  津  眞  澄  君
  3番  平  野  良  哉  君
  4番  田  中  繁  則  君
  5番  遠  藤     綾  君
  6番  菊  池     彰  君
  7番  西  山  一  規  君
  8番  佐  々  木  加  代  子  君
  9番  竹  内  秀  明  君
 10番  平  家  恭  治  君
 11番  石  崎  久  次  君
 12番  樋  田     都  君
 13番  新  宮  康  史  君
 14番  上  田  浩  志  君
 15番  宮  本  明  裕  君
 16番  山  本  儀  夫  君
―――――――――――――――――――――
欠席議員(なし)
―――――――――――――――――――――
説明のため出席した者の職氏名

 市長          大 城 一 郎 君
 副市長         菊 池 司 郎 君
 教育長         井 上   靖 君
 代表監査委員      若 宮 髙 治 君
 総務企画部長      藤 堂 耕 治 君
 市民福祉部長      福 岡 勝 明 君
 産業建設部長      垣 内 千代紀 君
 市立病院事務局長    井 上 耕 二 君
 総務課長        宇都宮 久 昭 君
 税務課長        田 本 憲一郎 君
 政策推進課長      松 良 喜 郎 君
 財政課長        松 野 好 眞 君
 社会福祉課長      二 宮 恭 子 君
 子育て支援課長     河 野 光 徳 君
 市民課長        倭 村 祥 孝 君
 保内庁舎管理課長    二 宮 万裕美 君
 生活環境課長      岡 本 正 洋 君
 保健センター所長    明 礼 英 和 君
 人権啓発課長      菊 池 和 幸 君
 水産港湾課長      山 中 貞 則 君
 建設課長        宮 下 栄 司 君
 農林課長        松 本 有 加 君
 商工観光課長      萩 森 久 人 君
 下水道課長       菊 池 利 夫 君
 水道課長        山 本   覚 君
 会計管理者       河 野 久 志 君
 学校教育課長      梶 本 教 仁 君
 生涯学習課長補佐    二 宮 健侍郎 君
 監査事務局長      坂 井 浩 二 君
―――――――――――――――――――――
会議に出席した議会事務局職員       

 事務局長        水 岡 能 成 君
 事務局次長兼議事係長  窪 田 安 真 君
 調査係長        黒 田 昌 利 君
 書記          北 本 真紗美 君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   午前10時00分 開議
○議長(樋田 都君)  おはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、タブレットに配付してあるとおりであります。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、議長において7番 西山一規議員、8番 佐々木加代子議員を指名いたします。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  日程第2 報告第9号 令和5年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書ないし報告第14号 債権の放棄について、以上6件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 質疑は議案目次の順序に従い、分割して行います。
 まず、報告第9号 令和5年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書、議案書47ページから51ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、報告第10号 令和5年度八幡浜市下水道事業会計予算繰越計算書、議案書53ページから55ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、報告第11号 令和5年度八幡浜市水道事業会計予算繰越計算書、議案書57ページから59ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、報告第12号 令和5年度八幡浜市簡易水道事業会計予算繰越計算書、議案書61ページから63ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、報告第13号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計予算繰越計算書、議案書65ページから67ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、報告第14号 債権の放棄について、議案書69ページから70ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 山本儀夫議員。
○山本儀夫君  1点のみお尋ねをいたします。
 69ページ、報告第14号、これ、債務者の名前が「債務者」という言葉だけで掲載されております。以前は、いつだったかはちょっと私記憶が定かではないんですけども、債務者の名前を掲載しておった時期がずっと続いておったと思いますが、何か法的な問題があってこういう「債務者」という名前だけで掲載されておるのか。これは何か法的な問題があったのかどうかだけお尋ねをいたします。
○議長(樋田 都君)  休憩いたします。
   午前10時03分 休憩
―――――――――――――――――――――
   午前10時03分 再開
○議長(樋田 都君)  再開いたします。
 市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(井上耕二君)  山本議員の御質問にお答えいたします。
 個人情報保護法の関係で個人の氏名については「債務者」という形で表現をしております。ただ、詳細についてまた別途予算委員会で調査した分を御回答させていただきたいと思います。
 以上です。
○議長(樋田 都君)  山本儀夫議員。
○山本儀夫君  私がお尋ねしたかったのは、この議案書の中に「債務者」というだけであって、いつからこういう「債務者」に変更になったのか。そして、恐らく十数件一緒の人がおられるということはお聞きをしております。個人情報保護法というのが非常にいろんな場面であまり個人名を出さないというのは、私自身も十二分に理解はしておりますけれども、ただ今までと違った点というのが、なぜ「債務者」だけになったのかというのが、いつからこういう「債務者」の言葉のみにしたのかどうかを本会議ではお尋ねをいたします。
○議長(樋田 都君)  市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(井上耕二君)  今の御質問については、また調査しまして、予算委員会のほうで御回答させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(樋田 都君)  ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  これをもって質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております6件については、承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  日程第3 同意案第1号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
 議案書71ページであります。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております同意案第1号については、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております同意案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。
 なお、討論、採決は議会最終日に行うことといたします。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  日程第4 報告第5号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)ないし報告第8号 専決処分の報告について(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について)、議案第51号 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてないし議案第54号 令和6年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)、以上8件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 質疑は議案目次の順序に従い、分割して行います。
 まず、報告第5号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書1ページから30ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  報告第5号についてお伺いいたします。
 今回の報告第5号ですが、その内容につきまして、1つは定額減税の実施、2つ目には固定資産税のわがまち特例規定の新設ということで、再エネ、特定バイオマス発電を行った場合の7分の6と定めるということで、これはこういったバイオマス事業を行った場合に固定資産税が7分の6になるということでいいのか。
 そしてもう一つ、わがまち特例、都市再生特別措置法により規定される一体型滞在快適性等向上事業により整備された固定資産税2分の1と定めるというふうにあります。
 わがまち特例については、あまりなじみがないので調べますと、全国でこういった取組がされていて、これまで国が一律に定めていたものをその自治体ごとの実情に合わせて定めていいという内容というふうになっていて、いろんなところでされているようですが、今回この2つになった理由、そしてその場合、この減額の財源については国から来るという理解でよろしいでしょうか。
○議長(樋田 都君)  税務課長。
○税務課長(田本憲一郎君)  お答えいたします。
 まず、1点目の再生エネルギーの件と都市再生特別措置法に想定する2分の1のわがまち特例のほうは遠藤議員さんの言われるとおりで間違いありません。本市において該当する案件もありません。
 それから、この2点がなぜ今回わがまち特例になったかというのは、これは地方税法の改正により全国統一で行っております。それで、7分の6という減免と2分の1という減免につきましては、各自治体によって法定の範囲内で定めれることになっておりますが、当市においては該当事例もありませんので標準の割合を定めております。
 以上です。
○議長(樋田 都君)  遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  わがまち特例の2つ目の一体型滞在快適性等向上事業、これを全国の事例で調べますと、駅前を芝生化したり、歩いていける居心地のいいまちづくりということで、これまで車社会中心だったところを人が歩いていけるようなまちづくりにするということで、これができたら非常にいいなという感じがいたしましたが、これをするには土地所有者だけでは負担が重く、官民一体での取組がどこでもされているようですが、今後、市としてはこういったことを積極的に行っていきたいような方向性はあるのでしょうか。ぜひやっていただきたいというのは私の意見ですけれども、いかがでしょうか。
○議長(樋田 都君)  総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君)  今、議員がおっしゃられました一体型滞在快適性等向上事業、これにつきまして今詳細は把握しておりませんが、現段階でそのようなことを市のほうが実施する計画は今のところ持ち合わせておりません。
 以上でございます。
○議長(樋田 都君)  ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、報告第6号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書31ページから37ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、報告第7号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書39ページから42ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてお伺いいたします。
 この中で後期高齢者支援金等課税限度額22万円を24万円にということで、その内容についてですが、これによって対象となる方というのはどういう所得の方で、八幡浜市ではどれぐらいの層の方を想定されているのでしょうか。お願いします。
○議長(樋田 都君)  休憩いたします。
   午前10時13分 休憩
―――――――――――――――――――――
   午前10時14分 再開
○議長(樋田 都君)  再開いたします。
 税務課長。
○税務課長(田本憲一郎君)  具体的な数字につきましては、ここでは詳細が分かりませんので、予算委員会で御説明したいと思います。すいません。
 以上です。
○議長(樋田 都君)  ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、報告第8号 専決処分の報告について(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書43ページから45ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、議案第51号 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案書73ページから78ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 石崎久次議員。
○石崎久次君  まず、この条例変更は、前回の議案説明でお伺いしましたから内容のことは分かってるんですけれど、ただこの国民保険税の対象者となりますと、個人事業主と、あと年金受給者という形になると思います。政府のほうは賃上げとか今度の定額減税によって少し所得が増えてくるからよくなるんじゃないかってことはありますけども、個人事業主の場合は結局自分の中での頑張りですから、給料が上がるっていうこと自体の部分はまずない。あと、年金受給者においては、給料が上がることはまずありません。
 ただ、年金が上がるっていうのは、この春にありましたけれど、それも物価が上がった分の2分の1、マクロスライドですから、実際負担が増えてるという状況の中において、こういうふうに将来を見越して国民保険税を半分取りあえず上げときましょうかっていうことになってくると、そこにおられる方々は実際これからも物価が上がっていく中で生活苦という部分が今後とも出てくる可能性は大変大きいと思うし、その一かどの人間の数といいますか、市民の数も結構八幡浜市内にはおられると。そのときにやはり対策を打ってあげないといけないんじゃないかっていう、はっきり言うたら政治は弱者を守っていくというところになってくると思う中で、確かに国がやってる政策の中でうまくいけばいいんですが、やってる中でどんどん悪くなってくるのは、少しでも八幡浜市自体が守ってあげないといけないっていう部分が私は見えてくるんじゃないかと思います。
 ですから、ここでお伺いしたいのは、そういう状況をどう把握されるのかということと、そういうときにどういう支援をしてあげれるのかっていうところを前もって準備をしておくっていうことも大変重要なことではないかと思いますし、これをなぜここの席で質問させていただいたかというと、委員会ではこういう話はなかなかできないと思いますので、市長、副市長の御回答をいただきたいと思います。
○議長(樋田 都君)  市長。
○市長(大城一郎君)  石崎議員さんのおっしゃることはもっともだと思います。市としてもある程度の方向性はあるんですが、この国保に関しましては、国保の審議会に市長から諮問をして、その中で社会情勢のことをいろいろと勘案して答申をいただくようになっておりますので、あまり私のほうからもこういったことをこういうふうにというようなことが言いづらいとこもありますので、市民の方々、代表者の方々にいろいろと八幡浜市民のことも考えながら、その諮問に対する答申のほうを考えていただきたいと思います。
○議長(樋田 都君)  石崎久次議員。
○石崎久次君  ここに住まわれている八幡浜市民の皆さんに、自分で一生懸命稼いでいる方は何とかっていうところで皆さん頑張ってくださいよで僕は構わないと思うんだけど、一生懸命働いてきてやっと年金で暮らそうかと思ったら、どんどんどんどん物価が上がっていく中で、物価は上がるけど、それに結局年金っていうのは追いついていかない。財布からどんどん、貯金からどんどん、将来不安が出てくると思うんですよ。今もうお年寄りは大体そういう不安を持って暮らされてます。そういう方々に、皆さん今まで頑張ってこられたんですから、安心して今までどおり八幡浜にいてくださいよという安心感を与えるっていうことがやっぱり行政として政治として大変大事だと思いますので、その辺を。私がお伺いしたいのは、そういうふうな表現を、市民の皆さんこれ見られてますから、そういう皆さんに安心していただくっていうことが市長の責任、副市長の責任だと思いますので、その辺の発言を私はいただきたかったわけです。もう一回お願いできますか。
○議長(樋田 都君)  市長。
○市長(大城一郎君)  国保に関してはいろいろと問題もありますので、その辺を十分に精査しながらではありますが、市民の方々が安全で安心して暮らせるような方向で考えていきたいと思います。
○議長(樋田 都君)  ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、議案第52号 八幡浜市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案書79ページから80ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、議案第53号 八幡浜市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例及び八幡浜市地域包括支援センターの運営及び人員に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案書81ページから82ページであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  次、議案第54号 令和6年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)、議案書83ページから128ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  私は一般会計補正予算について、その中の一つの「予防接種事業」についてお伺いいたします。
 「令和6年度からB類定期予防接種の対象となり、10~12月の期間で接種することとなる」ということですが、このB類というものは、調べますと、個人予防に重点を置き、努力義務なし、本人が希望する場合に実施、費用については個人負担もあるというような内容が出てきました。季節性インフルエンザや高齢者の肺炎球菌感染症などが今対象となっているということです。
 それで、新型コロナワクチンの接種については、最近いろいろ副反応などについてネットなどを見ると様々な情報が出ております。
 それで、それを全て見ているわけではないんですけれども、その中でお医者さんのグループとか研究者の人たちがこういった新型コロナワクチンの副反応などについて事実を基に研究して様々な事例をネットで公表しているというものがありまして、一般社団法人ワクチン問題研究会というところに様々な事例が載っております。
 この内容を見ますと、世界で3,000以上もの新型コロナワクチンの内容についての研究が発表され、200以上の健康被害が報告されております。ですので、一概にこれは都市伝説とかそういう陰謀論とかということで片づけることはできないような形になっているのではないかと。市民の方も不安を持っている状態ではないかと思います。
 それでお伺いしたいのですが、市としては、このワクチン接種については義務ではないと思いますので、どのように市民の方に御案内などをし、接種券は自動的に配られるのか。もしくは自治体によっては申請した方だけに接種券を配るというところもあるようですが、市としてのお考えはどのようになってますでしょうか。
○議長(樋田 都君)  保健センター所長。
○保健センター所長(明礼英和君)  お答えいたします。
 定期接種の方法につきましては、まだ詳細のほうはこれからなんですけれども、基本的には高齢者の季節性インフルエンザの予防接種と同様、9月~12月にかけて各医療機関のほうに行っていただきまして打っていただくというようなことを考えております。また、それにつきましての周知の方法につきましても、広報の10月号及び、また詳細につきまして決まりましたら速やかに市のホームページ等で案内する予定で考えております。
 以上でございます。
○議長(樋田 都君)  遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  まだはっきり決まってないようですが、もし御案内されるのであれば、こういった効果と、そしてあるいは事実関係を基に言われているリスク、こういったものもあるので体調が悪くなった方はここへ御連絡くださいとか、そういう配慮もしていただいて、できましたら希望される方が申込みする形がいいんじゃないかななどと思っておりますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。
○議長(樋田 都君)  次。
 菊池 彰議員。
○菊池 彰君  議案書116ページ、木造住宅の耐震改修工事の件についてお伺いします。
 まず、今回、500万円近くの増額でございますけれども、この内容と、能登半島地震また豊後水道地震の後の耐震診断の問合せ状況について、まず1点目お伺いします。
 2点目といたしまして、3月議会の建設課長の答弁の中での数値でございますが、本市の住宅の耐震化率は、平成30年の調査で住宅全体で74.8%となっておりますが、令和7年度は90%を目標にしております。住宅の改修の関係で、これは平成23年4月から本年1月までの数値でありますけれども、107件の耐震の診断で36件の実施率33.6%であります。市民が耐震化を思いついて診断をしていただいても、高額な耐震の改修費用、平均的な金額が150万円前後と言われておりますけれども、やはり予算が足りなくて諦める市民が多いのではないかなと推察をしております。
 現在の耐震化の補助金の関係は、国・県・市合わせて上限100万円、補助率が5分の4、また耐震診断後の設計費用を20万円を上限として3分の2の助成があると認識をしております。
 地震で家が潰れますと、避難そのものができない。火災や津波が襲ってきますと、本当に人命を失う、そういった危惧がございます。現在、市民の方は防災意識が高まっておりますので、啓発活動をして、この補助金の上に市単独の上乗せができないものであろうか。そうすれば、少しでも耐震化、耐震補強ができると思っておりますので、その辺の考えについてお伺いします。
 以上です。
○議長(樋田 都君)  建設課長。
○建設課長(宮下栄司君)  まず1点目、補正予算の金額に対する根拠でありますが、具体的には、委託料で計上している耐震派遣診断につきまして今回10件分追加し、合計で30件に。また、補助金で計上している耐震改修設計補助、一件20万円になりますが、これも7件分追加し、合計10件に。さらに、耐震改修工事等補助、これ一件100万円が上限ですが、これを3件分追加して、合計10件に拡大しており、ここの金額、委託料が50万9,000円、補助金が440万円で、合計490万9,000円になっております。
 相談件数についても問合せのほうがありましたが、実際に4月の新年度に入って以降、40件ほどの問合せ、相談のほうを受けております。そのうち半数の20件につきまして申請のほうに結びついておる相談内容となっております。
 それと、市単独で補助金を上乗せしてはどうかという御提案をいただきましたが、これにつきましては現段階では考えておりません。
 ただし、議員の御提案については、耐震改修工事を実施する際の市民の費用負担を軽減することにつながります。これに関して言えば、今年度から耐震改修工事をする前に必要となる改修設計費に対する補助制度、最大20万円を導入しておりまして、既に3件の予算枠に対して3件の満杯の申請を受けておりまして、今回補正予算でプラス7件追加して、合計10件に拡大するということであります。
 これにより、ここ数年、1件~3件の件数にとどまっております耐震改修工事、これがどのくらい増加するか、この推移を見守りながら、上乗せ分については他市の状況も勘案しながら検討していきたいと考えております。
 以上です。
○議長(樋田 都君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  能登半島地震、また豊後水道地震の後にそれぞれの自治体でこういった補助金の上乗せがあるのかないかということで私も調べてみましたら、この愛媛県内においても2つの市と町で、これは耐震設計終了後1年以内に耐震化をされたということの条件付で上限として50万円。だから100万円のところが150万円の助成をしている自治体がございます。
 3月議会でも申し上げましたが、和歌山県の岸本知事が耐震化に肝煎りで、各市町に2026年度までには100%を目指しなさいということでハッパをかけておられますので、田辺市とかその辺が150万円とかなり増額をされておりますので、私は大城市長の肝煎りで八幡浜市もこういった地震があっても家屋が潰れて人命を失わないように、耐震化をどうか進めていただきたいと考えておりますので、耐震化の補助金の増額をしていただきたいと思いますので、大城市長に一言いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○議長(樋田 都君)  市長。
○市長(大城一郎君)  その部分も併せて検討させていただきます。
   (「はい、分かりました」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  これをもって質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております8件については、タブレットに配付しております議案付託表のとおりであります。それぞれの所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  日程第5 議案第55号 旧八幡浜北環境センター一部解体等工事請負契約の締結についてを議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君)  それでは、本日机上にお配りをしております追加議案書とタブレットのほうへデータでお送りをしております議案説明資料(追加議案分)を御準備お願いいたします。
 追加議案書の1ページをお開き願います。
 本日追加議案として提案させていただきました議案第55号 旧八幡浜北環境センター一部解体等工事請負契約の締結について説明します。
 まず初めに、本日の追加議案となりましたのは、本件工事に係る入札の執行が6月6日のため、議会初日には提案することができなかったためです。
 本件は、去る6月6日、旧八幡浜北環境センター一部解体等工事の一般競争入札を執行し、その結果、1億7,981万9,400円、落札率78.0%で、松山市溝辺町甲233番地20、株式会社神開発が落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものです。
 それでは、タブレットのほうの議案説明資料のほうをお願いします。
 1ページをお願いします。
 参考資料としまして、1ページに工事概要、2ページに入札結果調書、3ページに位置図、4ページに旧八幡浜北環境センターの写真及び建物配置図を添付しておりますので、御参照願います。
 なお、旧八幡浜北環境センターは、平成14年度に焼却炉の使用を停止し、それ以降は不燃物の収集・分別業務を実施しておりましたが、令和3年度末に閉鎖したことに伴い、今年度、煙突、管理棟、関連施設など一部施設の解体撤去工事を行うものです。
 工事に当たりましては、ダイオキシン類、アスベストなどの各種有害物質のばく露防止対策を徹底するとともに、周辺環境への漏えい防止対策を考慮して実施します。
 なお、完成は令和7年2月28日を予定しております。
 以上でございます。
○議長(樋田 都君)  これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 西山一規議員。
○西山一規君  今説明がありました「ダイオキシン類、アスベスト等のばく露防止対策を徹底する」という説明がありましたけれども、これはもう既に、ダイオキシンは恐らく焼却炉ですからあるかとは思います。アスベスト等については含まれているということが分かってこうなっているのか、それとも、よくあるパターンで、後で分かって追加の費用がかかるということになるのか。現時点でアスベストをきちんと把握されてて、それ以上追加されることはないというふうな数字でしょうか。それを伺います。
○議長(樋田 都君)  総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君)  ただいま御質問いただきましたアスベストにつきましては、その建材等にアスベストの使用が既に確認をされております。その上で工事の入札を行っております。
○議長(樋田 都君)  ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  これをもって質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第55号については、総務産業委員会に付託いたします。
   (「議長」と呼ぶ者あり)
 上田浩志議員。
○上田浩志君  令和5年8月の臨時会、9月の定例会、12月の定例会に続き、副議長不信任動議を提出させていただきます。
   (「賛成」と呼ぶ者あり)
 お取り計らいのほどお願いいたします。
○議長(樋田 都君)  ただいま上田浩志議員から副議長不信任の動議が出されました。
 所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
 お諮りいたします。
 この際、本動議を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  御異議なしと認めます。よって、この際、本動議を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 地方自治法第117条により竹内秀明副議長の退席を願います。
〔竹内秀明君退席〕
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  日程追加 副議長不信任の件を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 上田浩志議員。
○上田浩志君  八幡浜市議会は、平成21年から歴代の正副議長は2年で交代しており、今般も特段の協議もないことから、慣例に従い後継に引き継ぐものと思われました。ルールは時々の諸情勢によって見直されることも当然のごとくあり得ると考えられます。
 しかし、今回の場合は、申合せ事項も改めてから続投こそがふさわしいと考えるならば、市議会協議会などにおいて副議長の任期の在り方について議論しなければならなかったはずであるが、今日まで新たな在り方の合意もないまま続投の意が表明されました。
 議会は、話合いや合議が最も大切とする中、特段の協議もないまま副議長続投が地方自治法に照らして問題ないとする考えならば、これまで血のにじむ思いで努力し、市民の信頼を得てきた先輩議員の思いも無にし、議員間の信頼と合意で作り上げた八幡浜市議会の慣例を無視するものであり、また多くの議員から信任を得ないままの副議長の続投はこれまで歩んできた議会改革と逆行することになりかねません。
 議員は、市民から選ばれ、その代表者であり、市民に模範を示す立場にあります。今回の不信任を八幡浜市民の声として重く受け止め、一日も早く正常な議会を取り戻すために竹内副議長の辞任を求めます。
 終わりに、過去3回提出された副議長不信任の可決を仮にスポーツに例えるとするならば、ラグビーにおいて味方にボールを前に投げてトライしてもその得点は認められません。バスケットボールにおいては、ボールを持ったまま3歩以上歩いてもゴールは認められません。また、野球においても打者がバッターボックスから出てホームランを打っても得点は認められません。
 以上、慣例もルールも守らないと認められないということを申し添え、副議長不信任案といたします。
○議長(樋田 都君)  これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております副議長不信任の件は、委員会付託を省略し、討論に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  御異議なしと認めます。よって、本件については、委員会付託を省略し、討論に入ることに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより本件を採決いたします。
 本件は無記名投票をもって行います。
 議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○議長(樋田 都君)  ただいまの出席議員数は9人であります。
 投票用紙を配付いたします。
(投票用紙配付)
○議長(樋田 都君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○議長(樋田 都君)  異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。本件に賛成の議員は「賛成」と、反対の議員は「反対」と記載の上、点呼に応じて投票願います。
 なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により反対とみなします。
 点呼を命じます。
○議会事務局次長兼議事係長(窪田安真君)
(点呼・投票)
○議長(樋田 都君)  投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○議長(樋田 都君)  開票を行います。
 会議規則第31条第2項により、立会人に1番井上 剛議員、7番西山一規議員を指名いたします。
(開  票)
○議長(樋田 都君)  投票の結果を報告いたします。
 投票総数 9票
 これは先ほどの出席議員数に符合しております。
 そのうち
 賛成 9票
 反対 0票
 以上のとおり賛成が全員であります。よって、本件は可決されました。
 竹内秀明副議長の入場を許します。
〔竹内秀明君入席〕
○議長(樋田 都君)  お諮りいたします。
 議事の都合により、明日20日から27日までの8日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君)  御異議なしと認めます。よって、明日20日から27日までの8日間は休会することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  これにて本日の会議を閉じます。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 明日20日から27日までの8日間は休会であります。
 なお、この休会中に各常任委員会を開き、先ほど付託いたしました案件の審査を行うことになっております。
 常任委員会の開催日時と場所をお知らせいたします。
 総務産業委員会は20日、民生文教委員会は21日、予算委員会は24日、いずれも午前10時から全員協議会室で開催いたします。
 28日は午前10時から会議を開き、委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決を行うことになっております。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君)  本日はこれにて散会いたします。
   午前10時52分 散会

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