公開日 2024年12月05日
令和6年八幡浜市議会9月定例会会議録第5号
議事日程 第5号
令和6年10月7日(月) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
認定第1号 令和5年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
(委員長報告(質疑)、討論、採決)
第3
認定第2号 令和5年度八幡浜市下水道事業会計決算の認定について
認定第3号 令和5年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について
認定第4号 令和5年度八幡浜市簡易水道事業会計決算の認定について
(委員長報告(質疑)、討論、採決)
第4
認定第5号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について
(委員長報告(質疑)、討論、採決)
第5
議員提出議案第1号 八幡浜市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について
議員提出議案第2号 八幡浜市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
議員提出議案第3号 防災・減災、国土強靭化対策の更なる推進を求める意見書の提出について
(提出者の説明、質疑、討論、採決)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
認定第1号
日程第3
認定第2号~認定第4号
日程第4
認定第5号
日程第5
議員提出議案第1号~議員提出議案第3号
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出席議員(16名)
1番 井 上 剛 君
2番 攝 津 眞 澄 君
3番 平 野 良 哉 君
4番 田 中 繁 則 君
5番 遠 藤 綾 君
6番 菊 池 彰 君
7番 西 山 一 規 君
8番 佐 々 木 加 代 子 君
9番 竹 内 秀 明 君
10番 平 家 恭 治 君
11番 石 崎 久 次 君
12番 樋 田 都 君
13番 新 宮 康 史 君
14番 上 田 浩 志 君
15番 宮 本 明 裕 君
16番 山 本 儀 夫 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 菊 池 司 郎 君
教育長 井 上 靖 君
代表監査委員 若 宮 髙 治 君
総務企画部長 藤 堂 耕 治 君
市民福祉部長 福 岡 勝 明 君
産業建設部長 垣 内 千代紀 君
市立病院事務局長 井 上 耕 二 君
総務課長 宇都宮 久 昭 君
税務課長 田 本 憲一郎 君
政策推進課長 松 良 喜 郎 君
財政課長 松 野 好 眞 君
社会福祉課長 二 宮 恭 子 君
子育て支援課長 河 野 光 徳 君
市民課長 倭 村 祥 孝 君
保内庁舎管理課長 二 宮 万裕美 君
生活環境課長 岡 本 正 洋 君
保健センター所長 明 禮 英 和 君
人権啓発課長 菊 池 和 幸 君
水産港湾課長 宮 岡 昭 彰 君
建設課長 宮 下 栄 司 君
農林課長 松 本 有 加 君
商工観光課長 萩 森 久 人 君
下水道課長 菊 池 利 夫 君
水道課長 山 本 覚 君
会計管理者 河 野 久 志 君
学校教育課長 梶 本 敎 仁 君
生涯学習課長 山 中 貞 則 君
監査事務局長 坂 井 浩 二 君
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会議に出席した議会事務局職員
事務局長 水 岡 能 成 君
事務局次長兼議事係長 窪 田 安 真 君
調査係長 黒 田 昌 利 君
書記 北 本 真紗美 君
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午前10時00分 開議
○議長(樋田 都君) おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、タブレットに配付してあるとおりであります。
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○議長(樋田 都君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において6番 菊池 彰議員、10番 平家恭治議員を指名いたします。
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○議長(樋田 都君) 日程第2 認定第1号 令和5年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本件に関し、決算審査特別委員長の報告を求めます。
攝津眞澄委員長。
〔決算審査特別委員長 攝津眞澄君登壇〕
○決算審査特別委員長(攝津眞澄君) それでは、決算審査特別委員会の報告を申し上げます。
認定第1号 令和5年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、付託されておりました当委員会は、9月25日、26日、30日の3日間にわたり理事者の出席を求め、慎重に審査を行いました。
その結果、当委員会は認定第1号を全会一致で認定することに決しました。
その審査の概要について御報告いたします。
令和5年度の一般会計の決算は、予算総額247億5,609万円に対して、歳入総額234億2,514万4,457円、執行率94.6%、歳出総額222億5,660万4,391円、執行率89.9%で、収支差引き11億6,854万66円の黒字であります。これから翌年度へ繰り越すべき財源1億5,610万9,000円を差し引いた実質収支額は10億1,243万1,066円の黒字決算であります。
次に、特別会計の8会計は、予算総額107億9,745万6,000円に対して、歳入総額99億2,096万634円、執行率91.9%、歳出総額98億2,916万1,149円、執行率91.0%で、実質収支では、国民健康保険事業特別会計をはじめ3会計で黒字決算であり、その他の会計は収支差引きゼロであります。
以下、審査の過程において論議されました主な事項について申し上げます。
初めに、一般会計歳出のうち、3款民生費、1項社会福祉費、12目老人対策費、12節委託料、診療バス事業について。委員より、診療バスの利用手続及び実績、また高齢者外出支援事業との違いは何かとただしたのに対し、理事者より、診療バスの利用は年度初めに申請書を提出、登録いただく必要がある。利用実績として、令和5年度の登録人数は33人であり、延べ1,018人の方に利用いただいている。この事業は、磯津診療所が閉所になったことへの支援措置として始まった。その後、磯津方面のバス路線の廃止を受け、交通手段を持たない方へも範囲を広げて支援している。なお、重複サービスになるという観点から、診療バス利用者に対しては高齢者外出支援事業の外出支援助成券は配付していないとの答弁でありました。
続きまして、同じく一般会計歳出のうち、3款民生費、1項社会福祉費、33目生活困窮者自立支援事業費、12節委託料、生活困窮者自立相談支援事業、就労準備支援事業、家計改善支援事業について。委員より、事業の趣旨及び実績、また具体的にどのような支援があったかとただしたのに対し、理事者より、この事業は、自立した生活のためどのような支援が必要か、あらゆる可能性を探り、課題解決に向けた支援を行う事業である。令和5年度の新規相談件数は、生活困窮者自立相談支援事業が301件、就労準備支援事業が165件、家計改善支援事業が63件であった。具体的な支援としては、相談者ごとに受けられる支援を探り、関係機関へつなぐ役割のほか、手帳の取得、障害年金の受給、病院受診への同行など、自立した生活ができるための寄り添った支援を行っているとの答弁でありました。
さらに、委員より、行政としてきめ細かい支援に努めていっていただきたいとの要望がありました。
続きまして、同じく一般会計歳出のうち、6款農林水産業費、1項農業費、4目農業振興費、14節工事請負費、みかんの里宿泊・合宿施設マンダリン個室化改修工事費及び18節負担金、補助及び交付金、新規就農総合支援事業補助金について。委員より、マンダリンの現在の個室状態、活用状況及び今後の利用についてはどう考えているのかとただしたのに対し、理事者より、マンダリンは、令和5年度に改修工事を行い、一室を壁で4部屋に個室化し、収穫時期には満室となる状況である。アルバイター確保支援として重要な施設であるため、今後もマンダリンを活用し、アルバイターの確保に努めていきたいとの答弁でありました。
さらに、委員より、アルバイターが利用しない農繁期以外の利用についてはどう考えているのかとただしたのに対し、理事者より、アルバイター以外ではスポーツイベントや合宿などで利用していただいている。ただし、常に利用されている状況ではないため、広く周知を行い、利用率を高めていきたいとの答弁でありました。
さらに、委員より、今年度、敷地内に弓道場を整備するため、今後、弓道の試合関係でもマンダリンを有効利用していただきたい。また、その場合、マンダリンでの食事の提供についてはどう考えているのかとただしたのに対し、理事者より、施設の管理はJAに任せており、アルバイターがマンダリンを利用する際も含め、食事の提供ができていないことは課題であると考えている。市としても、今後改善できないか検討していきたいとの答弁でありました。
さらに、委員より、新規就農者の支援については人口減少対策としての移住促進につながると考えるが、今後どういうビジョンで行っていくのかとただしたのに対し、理事者より、現在、川上地区、真穴地区などでは若い方がIターン、Uターンし、新たに就農している。市としては、今後もかんきつ産地のPRをしながら、移住促進や後継者不足の解消に向けた支援、さらにはみかんアルバイター確保のための支援を継続して行いたいと考えている。また、併せて国に対して就農支援補助事業の継続も要望していきたいと思うとの答弁でありました。
さらに、委員より、若い方には移住し新規に就農をしていただきたいが、そのためには市に移住したいと思う魅力が必要だが、どう考えるかとただしたのに対し、理事者より、これまでに市内の農家、JAが築いてきたブランドにより、今も八幡浜市で就農を希望する方は多い。ただし、農家になるための研修生の支援チームが市内の五、六地区にあるが、体制が十分とは言えず、現在研修待ちの状況である。今後は研修希望者が即研修に入れる体制づくりや研修用農地の確保に努めるとともに、就農後、倉庫やトラックを確保しやすくなる仕組みも考えていきたいとの答弁でありました。
続きまして、同じく一般会計歳出のうち、8款土木費、1項土木管理費、3目建築総務費、18節負担金、補助及び交付金、老朽危険空家除却事業補助金について。委員より、老朽危険空き家は老朽危険空家除却事業補助金を活用して取り壊しているとのことであるが、現状ではあと何軒取り壊す必要があるのかとただしたのに対し、理事者より、老朽危険空家除却事業補助金は、例年50件程度の申請があり、そのうち約35件分について補助金の交付決定を行い、対象となった危険空き家はその年度内に除却されている。市内の空き家については令和3年度に実態調査を実施しており、空き家の総数として1,834軒を把握している。また、調査の中で、空き家の状態をA、B、C、Dの4段階で評価したところ、状態の一番悪いDランクは168件、その次のCランクは356件であった。このC、Dランクの空き家が除却の対象になると考えるが、現時点で何軒除却の必要があるか正確な数までは把握できていない。次回、令和8年度に実態調査を行う予定であり、その際、可能な限り危険空き家の現状を把握したいと考えているとの答弁でありました。
さらに、委員より、空き家の除却については最優先で取り組むべき事業である。なるべく早く除却の必要な空き家の数を把握し、計画的に除却を進めていただきたいとの要望がありました。
続きまして、同じく一般会計歳出のうち、9款消防費、1項消防費、2目非常備消防費、8節旅費、女性消防団研修旅費について。委員より、現在、女性消防団員は何名いるのかとただしたのに対し、理事者より、全体の消防団員数が694人であり、そのうち14名が女性消防団員である。昨年度から3名増加しているとの答弁でありました。
また、委員より、女性消防団員は防災士の資格を持っているのかとただしたのに対し、理事者より、基本的には防災士の資格を取っていただくこととしているが、まだ資格を取られていない方は今後講座を受講していただくこととしているとの答弁でありました。
さらに、委員より、女性消防団研修旅費の使途は何かとただしたのに対し、理事者より、昨年度石川県で行われた全国女性消防団活性化大会に八幡浜市消防団の代表として消防団長、副団長、女性消防団員5名、計7名が参加した費用である。これは全国で活動している女性消防団員が集まる大会であり、会場において八幡浜市ブースを設置し、当市の女性消防団の活動紹介のほか、ミカンを配布したり啓発グッズをお渡ししたりすることで当市のPRを行ったものであるとの答弁でありました。
また、別の委員より、女性消防団に割り当てられている定数は16名であるが、定員増は考えていないのかとただしたのに対し、理事者より、女性消防団員の定数増については改めて検討させていただきたいと思っている。現在、女性消防団は防火等の啓発を含めた消防行政の進展はもとより、防災力の向上にも努めるなど非常に頑張っていただいており、今後もっと活動の場を広げていってほしいと思っているとの答弁でありました。
さらに、別の委員より、今後もどんどん女性消防団員を募集していただき、活躍している姿をぜひ見せていただきたいとの要望がありました。
続きまして、同じく一般会計歳出のうち、10款教育費、3項小学校費、2目小学校教育振興費、18節負担金、補助及び交付金、修学旅行費補助金及び4項中学校費、2目中学校教育振興費、18節負担金、補助及び交付金、修学旅行費補助金について。委員より、修学旅行への補助制度は平成14年度から開始されており、小学生一人当たり3,000円、中学生一人当たり5,000円の補助が行われているが、制度開始からこれまで補助額の変更はされていないようである。昨今のインバウンド需要や物価高騰の影響を鑑み、保護者等の負担軽減を図るためにも補助額の見直しをしていただきたいとの要望がありました。
続きまして、同じく一般会計歳出のうち、10款教育費、5項社会教育費、7目文化振興費、12節委託料、市民ミュージカル事業委託料について。委員より、このミュージカル事業は何回目の公演で、どういう内容であったかとただしたのに対し、理事者より、令和5年度は3回目の公演であり、「激動の力士 前田山」を行った。過去には令和元年度に「北針」、平成28年度に「二宮忠八物語」を行っている。今回の公演については、総出演数が83名、そのうち特別出演として市長、教育長、喜須来小学校5・6年の有志43名が出演しているとの答弁でありました。
さらに、委員より、市としてこの事業を分析・評価する中で、事業による効果、今後の存続についてはどう考えているのかとただしたのに対し、理事者より、ミュージカルの出演者数はこれまでの各公演でおよそ100人程度の方に出演していただいている。このミュージカルに関わろうとする思いが出演者の数にも表れており、毎回満席に近い御来場をいただいていることから、観客の皆さんも大変満足されていると考えている。文化事業の経済的効果を推しはかることは難しいが、関わる人たちは心の豊かさを得ることができるため、市として今後も事業継続していきたいとの答弁でありました。
続きまして、同じく一般会計歳出のうち、10款教育費、6項保健体育費、3目学校給食費について。委員より、学校給食の地産地消における予算面や提供頻度について教えていただきたいとただしたのに対し、理事者より、昨年度の学校給食に係る費用は約1億1,000万円であり、保護者等から給食費として一食当たり幼稚園・小学校は245円、中学校は270円を負担していただき、約1億円を集金している。差額の約1,000万円は学校給食食材購入支援事業補助金792万3,060円と学校給食地産地消推進事業補助金264万1,859円等で賄っている。地産地消の給食の日には献立表にタイのマークをつけており、子供たちにも分かるようにしている。昨年度、タイ、ブリ、アオノリ等の水産物を5回、各共選のミカン、紅まどんな、甘平、デコポン等のかんきつ類を15回、地元養豚組合の豚肉を4回提供している。その他、魚食文化継承事業として水産港湾課からマダイ等の提供も受けているとの答弁でありました。
また、別の委員より、中学校の統合後、学校給食の配送はどうなるのかとただしたのに対し、理事者より、学校給食は現在7台のトラックで配送している。食中毒防止等学校給食の安全性を確保し、調理後2時間以内喫食を守るために配送計画を立てている。今後、統廃合で学校数が減るため、配送計画の見直しを行うこととしているとの答弁でありました。
さらに、委員より、愛媛県内の食文化を教えることも大切であるため、県内の地産地消を進めるという考えはないのかとただしたのに対し、理事者より、現在、八幡浜市産品の地産地消を実施しており、県内他市町産品の地産地消の取組事例はないが、えひめ・おおいた交流事業の中で、それぞれの地域の特色ある給食メニューを児童・生徒が体験し、食文化の相互理解の推進を図っている。具体的には昨年度、大分市の御当地給食メニュー「とりめし」を献立にして提供した事例があるとの答弁でありました。
最後になりますが、昨年度より決算審査特別委員会を9月定例会の会期中に実施しています。この趣旨を踏まえ、理事者におかれましては、活発な議論の中で委員より出された指摘や意見・要望などを、間もなく始まる次年度の予算編成をはじめ、今後の市政運営に十分生かしていただきますようよろしくお願いいたします。
以上で決算審査特別委員会の報告を終わります。
○議長(樋田 都君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
石崎久次議員。
○石崎久次君 委員長におかれましては、また決算委員の皆様におかれましては、大変御苦労をされて十分審議された内容だと思います。ただ、今の委員長の御報告の中にありましたように、今回、9月議会の中で決算委員会をしようという趣旨として来年度予算に反映をしようという中で、小・中学校の修学旅行に対する3,000円、5,000円を増額すべきではないかという要望があったという話は聞きましたけれど、それに対する理事者側の答弁等がありませんでした。そういうところは決算委員会の中であったのかどうか。
そして、もう1点お伺いしたいのは、1月1日の能登地震を踏まえ、八幡浜市も3回ぐらいあちらのほうに応援を出してます。2回目の市議会協議会の中でいろいろ我々も報告を聞いたわけですが、その中に、危機管理が本来の仕事なんですが、水道課の若い子からあったときに、身をもって何を感じましたかというところに、たしか、給水車が絶対必要だと思いますという話があったと思います。そういうところが、こういう決算委員会として要望をしますとか、委員会の中でそういう話も出なかったのかどうか、その点についてお伺いをいたします。
○議長(樋田 都君) 攝津委員長。
○決算審査特別委員長(攝津眞澄君) 修学旅行の件に関しましては、決算審査の中には期していることはなくて、一応要望ということで出させていただいて、理事者からの御意見は特に伺ってはおりません。
能登の給水車におきましては、給水車の意見としては今回は挙がっておりません。
以上です。
○議長(樋田 都君) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより認定第1号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋田 都君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、認定第1号は認定することに決しました。
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○議長(樋田 都君) 日程第3 認定第2号 令和5年度八幡浜市下水道事業会計決算の認定についてないし認定第4号 令和5年度八幡浜市簡易水道事業会計決算の認定について、以上3件を一括議題といたします。
本件に関し、総務産業委員長の報告を求めます。
井上 剛委員長。
〔総務産業委員長 井上 剛君登壇〕
○総務産業委員長(井上 剛君) それでは、総務産業委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました認定第2号、認定第3号及び認定第4号の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、全て全会一致で認定しております。
以下、審査の概要について申し上げます。
初めに、認定第2号 令和5年度八幡浜市下水道事業会計決算の認定についてであります。
まず、水洗化率の状況でありますが、八幡浜処理区が0.64ポイント増の93.42%、保内処理区が2.40ポイント増の76.64%、真穴処理区が1.92ポイント増の94.71%、磯崎・喜木津処理区が0.06ポイント増の91.32%となっております。
次に、決算の状況であります。
収益的収支につきましては、営業収益から営業費用を差し引いた営業損失が9億3,939万4,959円、営業外収益から営業外費用を差し引いた利益が10億306万38円であり、営業損失と合わせた経常利益は6,366万5,079円となっております。これに特別損益を合わせた単年度収益的収支は、6,348万1,139円の純利益を計上しております。
次に、資本的収支につきましては、収入が6億2,243万1,354円であるのに対し、支出が11億7,443万1,818円であり、不足額5億5,200万464円に関しましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金及び当年度未処分利益剰余金で補填しております。
次に、審査の過程において論議されました主な事項について御報告申し上げます。
委員より、ゲリラ豪雨が来た際に合流区域のマンホールから水が噴き出し、仮に蓋が飛ぶことがあれば危険であり、また蓋が外れてしまうと誤って穴に落ちる可能性もあるが、現在、合流区域のマンホールに関しては安全性のあるものが設置されているのかとただしたのに対し、理事者より、マンホールについては、過去には下水道管が満管になれば管内の圧力で蓋が飛んだこともあったが、平成に入って以降は、特に雨水が入る合流管や雨水専用管は一定量たまったらロックがかかり、若干浮き上がることでエアが抜ける浮上防止型を設置している。また、令和2年度からストックマネジメント事業をしており、合流区域のマンホールでは約101基の状態が悪いという結果になっているため、令和5年度時点で70枚ほどの蓋の交換をしている。なお、交換した蓋は浮上防止型であり、かつ転落防止用のはしごをかけており、万が一蓋が飛んだとしても転落しない構造になっているとの答弁でありました。
さらに、委員より、現在でも安全性のあるマンホールに交換できていないものがあるならば、計画を前倒しにして令和6年度中に実施をすべきではないかとの要望に対し、理事者より、合流区域ではストックマネジメントで既にかなりの枚数を交換しているが、今後も水道事業などの舗装復旧工事とも調整を取りながら交換を進めていきたいとの答弁でありました。
次に、認定第3号 令和5年度八幡浜市水道事業会計決算の認定についてであります。
まず、令和6年3月末の給水人口は、前年度比568人減の2万9,018人で、給水戸数は、前年度比111戸減の1万4,743戸であります。
配水量につきましては、前年度比3万9,000立米減の404万5,000立米、給水量は前年度比8万6,000立米減の315万立米、有収率につきましては、路面に現れない地中内での場所の特定が難しい漏水が多発したこと等により、前年度比1.3ポイント減の77.9%となりました。
また、令和5年度の事業内容につきましては、大黒町・天神通り配水管更新(耐震化)工事(1工区)ほか2件の上水道老朽管更新(耐震化)工事、高野地地区管路布設工事(その1)ほか3件の上水道未普及地域等解消工事及び愛宕第4配水池築造工事ほか15件の建設改良工事が実施されております。
次に、決算の状況であります。
収益的収支につきましては、事業収入8億4,635万6,888円に対し、事業費用7億5,729万2,775円で、収支差引き8,906万4,113円のプラスとなり、単年度黒字となりました。その結果、前年度繰越利益剰余金5,711万3,145円を加え、当年度未処分利益剰余金は1億4,617万7,258円となりました。
次に、資本的収支につきましては、翌年度への繰越工事資金を除く資本的収入が3億1,290万6,780円であるのに対し、資本的支出が、建設改良費2億8,472万80円、企業債償還金1億5,975万499円等により、1億3,206万3,799円の資金不足となりましたが、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で補填されております。
次に、審査の過程において論議されました主な事項について御報告申し上げます。
委員より、当年度純利益が出ている理由について、水道の給水収益は人口減少で増えていない中で約8,900万円の経常利益が出ているということは、何か行うべき工事が実施できていないためにこれだけの利益が出たのかとただしたのに対し、理事者より、利益の要因は営業外収益によるところが大きく、単純に営業の利益である水道料金から営業費用を引いた部分の営業損失は約5,800万円であるが、営業外収益の他会計補助金と雑収益として上水の7次拡張計画で整備した八幡浜環境センター等の水道施設の起債償還分である約8,700万円を一般会計から繰入れしているため、営業外収益を含めると当年度純利益は黒字となるとの答弁でありました。
さらに、委員より、現在、当年度未処分利益剰余金は約1億5,000万円あるが、いずれこの金額がなくなるとした場合に、市の方針としてどこで収益を確保する予定でいるのか。他市は水道料金を少しずつ上げている状況があるが、当市はいつの段階でやるのか。どういった方向性で水道事業を維持していこうと考えているのかとただしたのに対し、理事者より、このままいけば数年後に営業外収益を含めても赤字へ転落すると見込まれる。これまで収入を増やす努力と経費を減らす努力で何とか黒字を保ってきたが、これからも人口減少が進む中ではどうしても料金改定を検討せざるを得ない状況にある。過去には数年に一度料金改定をしていたが、近年はコロナ等様々な事情があり、かなりの年数、料金改定をしておらず、数年のうちには見直しが必要と考えている。なお、料金改定に当たっては、市民の皆さんの負担が増えることになるので、御理解いただけるよう十分に説明を尽くしていきたいとの答弁でありました。
さらに、委員より、独居老人は基本料金の8立米も使わない方も多くいるため、料金改定を検討する際は、現在の基本料金の下の部分をつくるなど、市民の負担が少しでも軽減できる方法を検討してほしいとの要望がありました。
次に、認定第4号 令和5年度八幡浜市簡易水道事業会計決算の認定についてであります。
まず、令和6年3月末の給水人口は、前年度比29人減の1,040人で、給水戸数は、前年度比1戸減の478戸であります。
配水量につきましては、前年度比2,283立米減の11万2,173立米、給水量は前年度比4,441立米減の9万3,446立米、有収率につきましては、前年度比2.2ポイント減の83.3%となっております。
また、令和5年度の事業内容につきましては、高野地地区管路布設工事が行われております。
次に、決算の状況であります。
収益的収支につきましては、簡易水道事業収益2,081万9,383円に対し、簡易水道事業費用1,906万5,153円で、差引き当年度純利益が175万4,230円となりました。
次に、資本的収支につきましては、翌年度への繰越工事資金を除く資本的収入が1,135万7,160円に対し、資本的支出が、建設改良費888万円、企業債償還金259万7,160円により12万円の資金不足となりましたが、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填されております。
以上、審査の概要を申し上げまして、総務産業委員会の報告を終わります。
○議長(樋田 都君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより適宜分割して採決を行います。
念のため申し上げます。
委員会の審査の結果は、タブレットに配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君) まず、認定第2号 令和5年度八幡浜市下水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋田 都君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、認定第2号は認定することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君) 次、認定第3号 令和5年度八幡浜市水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋田 都君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、認定第3号は認定することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君) 次、認定第4号 令和5年度八幡浜市簡易水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋田 都君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、認定第4号は認定することに決しました。
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○議長(樋田 都君) 日程第4 認定第5号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定についてを議題といたします。
本件に関し、民生文教委員長の報告を求めます。
佐々木加代子委員長。
〔民生文教委員長 佐々木加代子君登壇〕
○民生文教委員長(佐々木加代子君) それでは、当委員会に付託されました認定第5号 令和5年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について、審査が終了しましたので、その結果並びに概要を御報告申し上げます。
9月13日に開催しました民生文教委員会において、慎重に審査を行った結果、本決算は全会一致をもって認定することに決しました。
以下、審査の概要を申し上げます。
令和5年度決算につきまして、病院事業収益は47億3,758万4,000円、前年度比7億9,946万2,000円、14.4%の減となっています。
内訳は、医業収益は37億6,121万4,000円、前年度比2億3,153万3,000円、5.8%の減です。減収の主な要因は、患者数の減少及び新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬の特例措置の縮小・廃止に伴い、前年度比2億3,068万3,000円の減となったことです。また、医業外収益は9億7,637万円、前年度比5億6,792万9,000円、36.8%の減となっております。減収の主な要因は、新型コロナウイルス病床確保料補助金の縮小等により、前年度比4億7,369万4,000円の減となったことです。
次に、支出です。
病院事業費用は47億7,115万5,000円、前年度比8,936万5,000円、1.8%の減となっています。
内訳は、医業費用は46億8,302万円、前年度比5,500万5,000円、1.2%の減、医業外費用は8,813万5,000円、前年度比3,436万円、28.1%の減です。
以上の結果、令和5年度の当期純損失は3,435万2,000円の赤字となりました。なお、当期純損失は利益積立金を充てることとしております。
以上、決算の概要につきまして申し述べましたが、次に審査の過程において論議されました主な事項について報告いたします。
委員より、令和4年度と比較した患者数減少の原因と分析、また今後の対応についてただしたのに対し、理事者からは、大きい要因としては、新型コロナによる入院患者数が約1,000人減少したことだが、このほかに特定の診療科において患者数が減っていることも挙げられる。今後については、実績のある医師がいることを市民にアピールしていきたいとの答弁でありました。
また、別の委員より、修学資金貸付金について、令和5年度返済免除が決定した看護師の人数をただしたのに対し、理事者からは、返済免除は修学資金の貸与年数を勤務することが条件であり、例えば貸与期間が5年の場合は、5年間勤務することで返済免除が決定する。令和5年度は1名、令和4年度は4名であったとの答弁でありました。
また、別の委員より、今後の病院経営について、現在の経営方針を継続するのか、それとも終末期医療の導入など、自治体の医療機関として生き残れる方法を取り入れていくのかとただしたのに対し、理事者からは、収益が期待できる地域包括ケア病床や手術支援ロボットを導入し、実績のある医師に来てもらうといった対策を講じながら現状の経営形態を続けていきたいと考えているとの答弁でありました。
さらに、委員より、今後さらに人口減少が進む中、地域の病院を残すためにも思い切った施策を検討してほしいとの要望がありました。
以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。
○議長(樋田 都君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより認定第5号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋田 都君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、認定第5号は認定することに決しました。
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○議長(樋田 都君) 日程第5 議員提出議案第1号 八幡浜市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定についてないし議員提出議案第3号 防災・減災、国土強靭化対策の更なる推進を求める意見書の提出について、以上3件を一括議題といたします。
提出者の説明を求めます。
井上 剛総務産業委員長。
〔総務産業委員長 井上 剛君登壇〕
○総務産業委員長(井上 剛君) それでは、議員提出議案第1号 八幡浜市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。
本件につきましては、適正な議員定数について議会改革特別委員会等で調査研究する中で、定数削減の方針を決定し、去る8月20日に開催された市議会協議会において全議員で協議し、決定したものでございます。
改正内容につきましては、本則に定めております八幡浜市議会の議員の定数を「16人」から「15人」に改正するものであります。
提案理由につきましては、八幡浜市議会改革の一環として、八幡浜市議会の定数を現行より1人削減するためでございます。
なお、この条例は附則において、施行期日は公布の日から施行し、経過措置として次の一般選挙から適用するものとしております。
御賛同のほどをよろしくお願い申し上げます。
続きまして、議員提出議案第2号 八幡浜市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。
本件につきましては、議員定数を15人に改正した際の各常任委員会の委員定数について、去る9月2日に開催された議会改革特別委員会において全議員で協議し、決定したものでございます。
改正内容につきましては、第2条第2項第2号に定めております民生文教委員会の委員定数を「8人」から「7人」に改正し、また同条同項第3号に定めております予算委員会の委員定数を「16人」から「15人」に改正するものであります。
提案理由につきましては、八幡浜市議会改革の一環として、常任委員会の定数を現行より1人削減するためでございます。
なお、この条例は附則において、公布の日以後最初に行われる八幡浜市議会議員の一般選挙により選出される議員の任期が始まる日以後、最初に招集される市議会の招集の日から施行するものとしております。
御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
続いて、議員提出議案第3号 防災・減災、国土強靭化対策の更なる推進を求める意見書の提出について説明をさせていただきます。
お手元に配付しております意見書の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。
防災・減災、国土強靭化対策の更なる推進を求める意見書。
近年、気候変動の影響により全国各地で水災害が激甚化・頻発化しているほか、本年1月に最大震度7を観測し甚大な被害をもたらした能登半島地震では、家屋の倒壊や火災、津波、土砂崩れなどで多くの方がお亡くなりになるとともに、地盤の液状化や隆起等により、道路や港湾、上下水道等のインフラ施設にも大規模な被害が発生した。加えて、山がちな半島部では道路の寸断により集落の孤立が相次ぎ、救助活動や救援物資の輸送が難航したところである。
切迫する南海トラフ地震への備えが急務となっている本市においては、能登地域と同様に中山間地域に集落が点在するなど共通点も多いことに加え、本年4月の豊後水道を震源とする地震の発生及び8月の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表などにより、市民の地震や津波に対する危機感が一層高まっている。
また、道路、河川、港湾等のインフラ施設は高度経済成長期に整備されたものが多く、今後老朽化が進行し、修繕の必要な施設が急増することから、不具合が生じてから対策を行う事後保全型から脱却し、戦略的な維持管理・更新に向け、長寿命化計画に基づく予防保全型メンテナンスへの移行を推進していく必要がある。
政府は、先般閣議決定した骨太の方針において、改正国土強靱化基本法に基づき法定化された「国土強靱化実施中期計画」に向けた検討を最大限加速化し、今年度の早期に策定に取りかかることを示したところである。
このような中、本市においても、今後想定される南海トラフ地震など大規模災害から市民生活や地域社会を守り、活力ある地域づくりを進めるため、災害に強い強靱なまちづくりに取り組んでおり、国による令和7年度までを期間とする「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」終了後も切れ目なく、各分野における対策を着実に推進していく上で、十分な予算を安定的かつ継続的に確保する必要がある。
よって、国においては、次の事項について措置されるよう強く要望する。
記
1、昨今の自然災害の激甚化・頻発化や加速度的に進行するインフラ施設の老朽化を踏まえ、5か年加速化対策終了後も中長期的かつ明確な見通しの下、国土強靱化の取組を安定的・継続的に推進できるよう、「国土強靱化実施中期計画」を速やかに策定し、必要かつ十分な事業量を確保すること。
2、「国土強靱化実施中期計画」の策定に当たっては、能登半島地震の検証を踏まえ、国土強靱化の対象事業を拡大するとともに耐震化のさらなる強化や災害時における代替路線の整備の加速化、市街地等の緊急輸送道路における無電柱化の早期達成を図ること。
3、令和7年度で終了することとされている緊急防災・減災事業、緊急自然災害防止対策事業等については、地方公共団体の取組状況を踏まえ適切に検討を行い、延長するとともに、地方の実情に沿った、より活用しやすい地方債制度にする等、地方財政措置を拡充すること。
4、大規模災害発生直後の被災者の避難所生活及び生活再建の迅速かつ円滑な支援のため、諸外国の災害時の迅速な対応の事例を踏まえ、必要な人員体制、物資、資機材の確保及び財源の充実を図ること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和6年10月7日。
なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、内閣官房長官、国土強靱化担当大臣、内閣府特命担当大臣(防災)となっております。
よろしく御賛同のほどお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(樋田 都君) これより質疑に入ります。
質疑は適宜分割して行います。
まず、議員提出議案第1号 八幡浜市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) 次、議員提出議案第2号 八幡浜市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) 次、議員提出議案第3号 防災・減災、国土強靭化対策の更なる推進を求める意見書の提出について質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております3件については、八幡浜市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略します。
これより適宜分割して討論、採決を行います。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君) まず、議員提出議案第1号 八幡浜市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第1号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋田 都君) 御着席ください。
起立多数であります。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君) 次、議員提出議案第2号 八幡浜市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第2号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋田 都君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君) 次、議員提出議案第3号 防災・減災、国土強靭化対策の更なる推進を求める意見書の提出についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(樋田 都君) これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第3号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(樋田 都君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決いたしました。
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○議長(樋田 都君) これにて本日の会議を閉じます。
閉会に当たり、市長から挨拶があります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る9月2日に開会をしました本議会におきまして、御提案申し上げました全議案に対し、適切なる御決定・御承認をいただきまして、誠にありがとうございました。
会期中に議員各位から賜りました御意見・御要望等につきましては、真摯に受け止め、予算の執行等には慎重を期してまいる所存であります。
初めに、去る9月21日に石川県能登半島を襲った集中豪雨により、亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。本年、元日に発生した地震による復興も道半ばにして今回の災害となり、被災地の皆様の状況を思うと胸が潰れる思いです。当市といたしましても、被災地の一日も早い復旧・復興に向け、できる限りの支援をしていく所存です。
このような中、10月1日に開会した臨時国会にて石破 茂氏が第102代内閣総理大臣に指名され、新内閣が発足しました。この新内閣の中には、愛媛県第2区から選出されている村上誠一郎衆議院議員が総務大臣として任命されたほか、愛媛県第4区の長谷川淳二衆議院議員が総務大臣政務官、愛媛県第1区の塩崎彰久衆議院議員が厚生労働大臣政務官にそれぞれ再任されております。新政府においては、激甚化する自然災害への対策はもとより、全国的に進む人口減少、長引く物価高騰などの国内の問題や日本を取り巻く国際的な政治や経済の問題など、多くの課題解決に向け、強いリーダーシップを発揮されることを期待いたします。
なお、現在、臨時国会開会中ですが、石破総理は会期末となるあさって10月9日に衆議院を解散すると報道されており、15日に衆議院選挙公示、27日投開票が予定されています。市としましては、選挙実施のための補正予算が必要となりますが、臨時議会を開催する時間的余裕もないことから9日に専決処分させていただくつもりです。何とぞ、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
さて、市内の話題に目を向けますと、去る9月7日・8日に「T-FIVECUP2024四国大会」が開催されました。この大会は男子バレーボール元日本代表の山本隆弘さんが主催する小学生対象のバレーボール大会で、当市での開催は8回目です。市内の3チームを含む過去最多32チームが出場する中、見事、真穴ジュニアバレーボールクラブが女子の部で準優勝に輝き、来年3月に宮城県で開催される全国大会への切符を手にしました。全国大会での活躍も大いに期待しているところです。
次に、私が公約として掲げている5つのプロジェクトの一つ、四国電力跡地プロジェクトの進捗について紹介します。
市民の皆様から特に要望の多かったファストフード店「マクドナルド」の誘致ですが、店舗開設の準備が順調に進んでおります。9月下旬には看板も取り付けられたほか、店舗の外観も完成しつつあり、市民の皆様もわくわくされているのではないかと思っているところです。このマクドナルド八幡浜店は、来る11月11日にオープンする予定です。皆様方もぜひ足を運んでいただき、本市の新たなにぎわい空間を体験していただければ幸いです。また、その他のプロジェクトにつきましても早期実現に向けて全力で取り組んでまいります。
結びに、議員各位におかれましては、季節の変わり目となるこれからの時期、くれぐれも健康には御留意いただき、市政発展のため、なお一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とします。誠にありがとうございました。
○議長(樋田 都君) 以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
―――――――――――――――――――――
○議長(樋田 都君) これをもって令和6年第4回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。
午前11時10分 閉会